JP3709396B2 - 防滑靴底 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,油又は油分を含有する液体が付着した平滑な床面での作業用防滑靴底に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防滑製靴底としては各種の靴底が提案されている。
例えば静止摩擦係数を大きくするために制振作用の大きなエポキシ化天然ゴムに粒状物を混入させた靴底(例えば、特許文献1参照。)。
又、靴底接地面意匠側に吸水性繊維シートを積層一体化させた靴底(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
(特許文献1) 特開平10−25353号公報(明細書 要約)
(特許文献2) 特開2000−308501号公報(明細書 要約)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
粒状物を混入する方法は、スパイク効果によるものであるため、防滑効果を上げるために硬い素材を用いると床面を傷める恐れがある。又、吸水性素材を積層させる方法は、床面が水で滑り易くなっている場合は効果があるが、油が付着している床面では効果がない。
【0005】
紙をめくったり、ビニル袋を開いたりする時、指を湿らせる。これは素材と指が接した時にできる隙間を湿らせた水で埋めて、素材と水、水と指が引き合うことで滑りにくくしているのである。しかし水を付け過ぎると水が潤滑剤として働いてしまい、滑り易くなってしまう。このように摩擦が生じる固体の界面において、介在する流体の液膜の厚みは大きな影響を与える。
【0006】
滑らかな床を濡れた靴で歩くと、突っかかったと思うと、突然滑ったりするのはこのためである。滑りやつんのめりによる転倒事故は、通常の乾燥時と液体の付着など状況が変わった時とで、滑り易さに差がある靴を履いている時に多く発生する。ある程度の滑り難さと乾燥時と液濡れ時で滑りの差が小さい靴ほど優れた防滑靴といえる。
【0007】
一方、摩擦する固体の界面において、各個体の表面はそれぞれ凹凸を成しているがこの凹凸の大きさが液濡れ時の滑りに大きな影響を与える。
界面に何も介在しない場合、例えば乾燥状態や清浄状態ではもともと靴底は滑り難いので固体の表面凹凸の粗さの程度はあまり考慮しなくても良いが、界面に流体が介在すると表面凹凸の粗さの程度が大きく摩擦抵抗に影響を及ぼしてくる。表面凹凸が大きいと液膜が厚くなり荷重による圧力下で流体が潤滑剤として働き、滑りを生じる。
【0008】
厨房施設や食品工場などの平滑なステンレス床面やウレタン樹脂等の樹脂床面には動植物油やその油分を含んだ水が付着している。このような場所で働く人には作業に応じてその動きに緩急があり優れた作業用防滑靴が望まれている。
本発明は、特に油分を含む流体を有する作業場所に最適に発明された靴を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、靴底の形成において、本発明は、床面に油分を含む流体が付着している厨房施設や食品工場などで使用する作業靴であって、靴底接地部が靴底外周に流体を密閉する周壁の無いブロック意匠パターンを有し、その接地表面の平滑度(凹凸の幅)が十点平均粗さ:Rz=5μm以下である点に特徴を有し、
【0010】
更に、前記ブロック意匠パターンの各ブロックの接地表面のエッジの丸み度合いが50μm以下である点に特徴を有し、
【0011】
更に、前記靴底接地部は靴底外周に流体を密閉する周壁が無く靴底に介在する流体を靴底外へ排出する縦横の溝を有するヘリンボーンのブロック意匠で、ヘリンボーンの凸部幅が3〜5mm、凹部幅が2〜5mm、意匠深さが1.5〜3mmであることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の提供にあたって、平滑な床面と靴底接地面との固体界面に流体が介在する際の滑りについて研究した。
まず靴底の全体構造を研究した。その結果介在する流体をいかに排出するかが重要であることを見出した。床と靴底により液体が閉じ込められ圧力を受けると受けた圧力により反発力が生じ、靴底と床面の接触を妨げ、床面に平行な力が僅かに働いても滑ってしまった。
床面上の液膜がいかに厚くても流体を排出することにより靴底と床面との接触が図れる。
靴底が圧力を受けると同時に界面に介在する流体を排出するには、靴底接地部の靴底外周に流体を密閉する周壁がなく、縦横に排出溝を形成する必要を見出した。
【0013】
次に荷重による圧力下にある流体が介在する場合の靴底表面凹凸の大きさがどのように滑りへ影響を及ぼすか研究し、最適な表面粗さを見出した。
【0014】
固体界面に圧力下にある流体が介在する潤滑モードは大きく3段階に分けられる。その1は、流体潤滑(HDL)及び弾性流体潤滑(EHL)である。
流体潤滑(HDL)は、潤滑剤の内部摩擦(レオロジ特性)による抵抗が支配的な潤滑を示し、液膜の厚さは100μm以上と言われている。弾性流体潤滑(EHL)は、効果的な潤滑膜はあるが、圧力による潤滑膜の粘度が増大し、固体表面が弾性変形する潤滑を示し、液膜の厚さは100〜10μm程度と言われている。
【0015】
その2は、部分弾性流体潤滑(PEHL)又は混合潤滑(ML)である。
固体の凸部は一部で接触し、荷重もそこで支えられる。摩擦抵抗は液膜のせん断と表面凸部の間の相互作用によって生じる。
液膜の厚みは固体の凹凸の凸部の平均偏差ぐらいである。
【0016】
その3は、境界潤滑(BL)である。
荷重は表面凸部の変形を通して支えられる。摩擦現象は流体の粘性からは説明できず、個体間の接触の相互作用と固体と流体の間の相互作用による。
液膜の厚さはゼロへ向かう。
【0017】
本発明の防滑靴底は、潤滑モードとして「部分弾性流体潤滑(PEHL)又は混合潤滑(ML)」を目標とした。防滑を有する表面としての表面凹凸幅は10μm以下に存在する。
試験は靴底の表面凹凸幅10μm以下で行なった。試験結果を表1に示す。
測定機はSurfcorderを使用した。
尚、官能試験は、ステンレス板上にサラダ油をたらし、その上を歩行した。
【0018】
【表1】
Rz※1:十点平均粗さ:基準長さの粗さ曲線において、その平均線から高い方の五個の山および低い方の五個の谷までの距離をそれぞれ平均した値の和。
JIS B 0601:2001による。
【0019】
試験2及び試験3の官能滑り試験においては、サラタ油で覆われたステンレス板上に歩行跡の靴底意匠がくっきりと鮮明に残った。
表1の結果から、防滑靴の靴底表面の平滑度は十点平均粗さが5μm以下、好ましくは3μm以下である必要を見出した。靴底表面の平滑度が十点平均粗さ3μm以下になると靴底表面は光沢を帯びてくる。靴底の金型製造において表面の平滑度が十点平均粗さ5μm以下の金型の製法として放電加工を採用した。電極の表面の最終仕上げは手加工にて行なった。
【0020】
次に、ブロック意匠パターンの各ブロックの接地表面のエッジの影響について研究した。液体で覆われた平滑な床面を歩行する時、接地時及び蹴り出し時には床面上の液体を掻き除く働きが望まれる。そのためには出来るだけシャープなエッジが好ましい。鋳造方式で靴底の意匠金型を製造する場合、接地表面のエッジの丸み度合いは半径500μm程度となる。この程度では液体の掻き取り効果が乏しい。試験1〜4の金型はエッジの丸み度合いを出来るだけシャープにした。
測定した結果は、エッジの丸み度合いは半径30〜50μmであった。
尚、エッジの丸みの測定は100倍顕微鏡で撮影し測定した。
【0021】
床面と靴底面に介在する液体の靴底外への排出、前後左右への動き及び歩行時の安定感を研究し、靴底接地部は靴底外周の周壁が無く靴底に介在する流体を靴底外へ排出する縦横の溝を有するヘリンボーンのブロック意匠で、ヘリンボーンの凸部幅が3〜5mm、凹部幅が2〜5mm、意匠深さが1.5〜3mmであることが最良であるのを見出した。
【0022】
防滑靴底を成形する材料は,耐油性を考慮してアクリロニトリルブタジエン系ゴム(NBR、NIR、NBIR),ポリ塩化ビニル,ポリウレタンが好適であり,その硬さは,48〜62(JIS−A 20℃)が好ましい。やわらか過ぎると安定感に乏しく、硬過ぎると防滑性が低下してくる。
厨房施設や食品工場の床面には、植物油や動物油が付着している。ゴムに耐油性が無いと膨潤したり、痩せて収縮したりする。その為、防滑靴底を形成するゴムは所定の耐油性が必要となる。
サラダ油及び/又はラード油に40℃、22時間浸漬した時の体積変化が±10%以内(JIS K−6258:1993による。)であるのが好ましい。−10%以下になると収縮し硬さが硬くなり、+10%以上になると膨潤し硬さが軟らかくなる。そしていずれも防滑性が損なわれる。
【0023】
平滑な床面で耐油性ゴムを使用した防滑靴底の耐久性、特に接地面の防滑性は床面に油分を含む流体が付着している状況での使用の場合は、水のみが付着している場合の使用と比較して長寿命である。
耐油性ゴムを使用した、油中で使用されるブレーキ、クラッチ等の摩擦材や運動用Oリング等長寿命品が多数ある。これは数μmの油膜がゴム表面が空気と接触するのを阻み、酸化劣化、オゾン劣化から保護しているからと考えられる。
【0024】
【実施例】
本発明の実施例を説明する。
図1は、靴底(1)全面がヘリンボーンのブロック意匠を有する防滑靴底(12)である。ヘリンボーン意匠の凸部(4)の幅(9)が4mm、横溝である凹部(5)の幅(8)が3mm、縦溝(3)の幅も3mmを有し、防滑靴底(12)の素材はNBRゴムを使用し、NBRゴムの硬さは52(JIS−A 20℃)であった。
図2は、爪先部に圧縮EVAのミッドソール(11)のガイド(2)を設けたものである。
図3は、靴底全周に圧縮EVAのミッドソール(11)のガイド(2)を設けたものである。
図4は、圧縮EVAのミッドソール(11)のガイド(2)を設けた付近の一部断面図である。
これら圧縮EVAのミッドソール(11)のガイド(2)はデザインやミッドソール(11)と防滑靴底(12)との接着部分の外観の見栄え等により適宜設ける。
【0025】
図4について詳細に説明する。圧縮EVAのミッドソール(11)のガイド(2)表面と防滑靴底(12)の凸部(4)表面との位置関係は、流体を靴底から排出するために防滑靴底(12)の凸部(4)表面が接地側に対して突出している。靴底全周にガイドがある場合は、流体を密閉させないためにガイドに流体排出のための溝を設ける。実施ではガイド(2)表面と防滑靴底(12)の凸部(4)表面との差(10)を1mmとした。
【0026】
防滑靴底(12)のベース厚み(6)は4mmとし、意匠深さ(7)は2mmとした。
図1、図2及び図3に示す防滑靴底(12)の素材及びヘリンボーン意匠の寸法はいずれも同一である。
【0027】
又、図1はミッドソールがあっても良く、又ミッドソールの無い防滑靴であってもよい。
【0028】
図1、図2及び図3に示した防滑靴底の接地表面の平滑度は十点平均粗さ:Rz=1.6〜2.1μmであった。又、接地表面のエッジの丸み度合いは100倍顕微鏡で測定し19〜25μmであった。
前記図1、図2及び図3に示す防滑靴底を有する靴にてサラダ油をたらしたステンレス板上を歩行したが全く滑らず防滑性は満足するものであった。
【0029】
【発明の効果】
本発明は,厨房施設や食品工場などで使用する作業靴であって、靴底接地部が靴底外周に流体を密閉する周壁の無いブロック意匠パターンを有し、その接地表面の平滑度(凹凸の幅)が十点平均粗さ:Rz=5μm以下であることを特徴とすることにより防滑性が得られ、
加えて、前記ブロック意匠パターンの各ブロックの接地表面のエッジの丸み度合いを半径50μm以下にし、
更に、靴底に介在する流体を靴底外へ排出する縦横の溝を有するヘリンボーンのブロック意匠を有し、ヘリンボーンの凸部幅を3〜5mm、凹部幅を2〜5mm、意匠深さを1.5〜3mmにすることにより優れた防滑性を有する靴を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防滑靴底のブロック意匠パターンの一例であり、ヘリンボーンの例を示す図である。
【図2】爪先部にミッドソールのガイドを設けた靴底の図である。
【図3】靴底全周にミッドソールのガイドを設けた靴底の図である。
【図4】ミッドソールのガイドを設けた付近の一部断面図である。
【符号の説明】
1.靴底
2.ガイド
3.縦溝
4.凸部
5.横溝となる凹部
6.防滑靴底のベース厚み
7.意匠深さ
8.凹部の幅
9.凸部の幅
10.ガイド表面と防滑靴底の凸部表面との差
11.ミッドソール
12.防滑靴底
13.ガイド部溝
Claims (3)
- 床面に油分を含む流体が付着している厨房施設や食品工場などで使用する作業靴であって、靴底接地部が靴底外周に流体を密閉する周壁の無いブロック意匠パターンを有し、その接地表面の平滑度(凹凸の幅)が十点平均粗さ:Rz=5μm以下であることを特徴とする防滑靴底。
- 前記ブロック意匠パターンの各ブロックの接地表面のエッジの丸み度合いが半径50μm以下である請求項1記載の防滑靴底。
- 前記靴底接地部は靴底外周に流体を密閉する周壁が無く、靴底に介在する流体を靴底外へ排出する縦横の溝を有するヘリンボーンのブロック意匠で、ヘリンボーンの凸部幅が3〜5mm、凹部幅が2〜5mm、意匠深さが1.5〜3mmである請求項1又は請求項2記載の防滑靴底。
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