JP3707921B2 - 自動運転ショベル - Google Patents

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動運転ショベルに係わり、特に、所定の掘削制限深さ内において、順次掘削深度を変更しながら掘削することを可能にした自動運転ショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルにおける掘削および掘削深さの制限方法としては、例えば、特公昭63−37210号公報に示されるものが知られている。この掘削制限方法は、目標とする掘削制限深さを設定し、ブーム、アーム、バケットの各回動角度を検出する角度検出器を設けてそれぞれの回動角を検出し、その回動角を基に実際の掘削深さを演算し、また、ブーム、アーム、バケットをそれぞれ回動駆動する油圧シリンダの駆動方向を検出し、この駆動方向と角度検出器の検出結果とからブーム、アーム、バケットのうちで下降駆動しているものを判定し、実際の掘削深さが設定した深さに達したときに、下降駆動している関節の駆動のみを停止させ、掘削深さの制限を行うものである。
【0003】
【発明か解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、各関節の回動角を検出すると共に実際の掘削深さを逐次演算したり、また、各シリンダの駆動方向も検出しなければならず、そのための検出装置や演算装置を設けるため経済的負担が大きく、また検出したデータを処理して所望のデータとするための処理負担も大きく実用的でなかった。
【0004】
本発明の目的は、上記の問題点を考慮して、自動運転ショベルにおいて、処理負担の少ない簡便な手段を用いることによって、掘削深さ制限を越えることなく掘削深度を変更しながら掘削を可能にした自動運転ショベルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、次のような手段を採用した。
【0006】
油圧ショベルと、この油圧ショベルに内蔵され、教示された掘削から放土までの一巡する動作を再生操作により繰り返し行わせる自動運転コントローラと、を備える自動運転ショベルにおいて、
前記自動運転コントローラは、掘削制限深さ、掘削位置データ及び任意に設定可能な掘削深度のシフト量を基に掘削深度の異なる掘削繰り返し可能回数を設定する手段と、
前記一巡する動作のうち、掘削動作の時には前記設定されたシフト量に応じて掘削深度を深めながら再生操作を行い、掘削動作以外の動作の時には前記掘削位置データに従い再生操作を行いながら前記一巡する動作を前記設定された回数繰り返させる手段と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項1に記載の自動運転ショベルにおいて、
前記自動運転コントローラは、前記一巡する動作が前記設定された回数行われたとき、前記掘削深度および前記掘削繰り返し回数のカウントを初期値に設定する手段を備えていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図5を用いて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に関わる自動運転ショベルの作業形態の一例を示す図である。
【0011】
図において、1は掘削から放土までの一連の動作を教示されて、再生操作時には、ストックヤード2に貯留された土石を掘削して旋回し、後述するクラッシヤ3に放土して再び旋回して掘削する一巡する作業を自動的に行う自動運転ショベル、3は自動運転ショベル1から放土された土石を砕石するクラッシャ、4は自動運転ショベル1の再生操作を行うのに適した任意の場所に設置された教示再生装置である。
【0012】
自動運転ショベル1は、走行体10と、走行体10上に旋回可能に設けられた旋回体11と、旋回体11に回動可能に設けられたブーム12と、ブーム12の先端に回動可能に設けられたアーム13と、アーム13の先端に回動可能に設けられたバケツト14と、ブーム12,アーム13,バケット14とをそれぞれ回動動作するためのシリンダ15,16,17と、旋回体11に設けられた運転室18と、教示再生装置4との間で信号の送受信を行うアンテナ19とから構成されている。
【0013】
また、自動運転ショベル1には、旋回体11の旋回角を検出する角度センサ111、旋回体11とブーム12との回動角を検出する角度センサ112と、ブーム12とアーム13の回動角を検出する角度センサ113と、アーム13とバケツト14との回動角を検出する角度センサ114が設けられている。
【0014】
また、クラッシャ3は、走行体30と、ホッパ31と、砕石部32と、コンベア33とから構成されており、34はクラッシャ3によって砕かれた土石を示す。
【0015】
また、教示再生装置4は、支持台40と、支持台40に固定された教示再生装置41とから構成され、自動運転ショベル1のアンテナ19との間で、信号の送受信を行うアンテナ415とを備えている。なお、教示再生装置41は、起動ボタン411、停止ボタン412、非常停止ボタン413、教示時に操作される教示操作部414、および教示結果を表示する表示部4140を備え、教示再生装置41本体は教示再生装置4と機械的かつ電気的に接続可能に設けられる。
【0016】
次に、本実施形態に関わる自動運転ショベルの制御機構を図2に示すブロツク図を用いて説明する。
【0017】
図において、416は再生時に操作される再生操作部、417は教示操作部414または再生操作部416から出力される信号を、後述する自動運転コントローラ50に出力するための所定の信号に生成するためのコマンド生成部、418および54はそれぞれ教示再生装置41と自動運転コントローラ50間の信号を送受信するための無線装置である。
【0018】
なお、コマンド生成部417は、マイクロコンピュータを使用した一般的なコントローラで構成され、入力した信号に相当する指令コードを生成する機能を有する。
【0019】
5は自動運転ショベルに搭載される車内搭載装置を示し、50は自動運転を行うための種々の演算処理を行う自動運転コントローラ、51は自動運転コントローラ50から出力される駆動電流によって駆動される比例電磁弁、52は比例電磁弁51から出力される油圧信号により制御され、アクチュエータに流入する油量または油圧を制御するコントロールバルブ、53は図1に示す自動運転ショベル1の各部を作動するためのシリンダ15、16、17等のアクチユエータ、414’は教示操作部である。なお、図2において、図1に示すものと同一符号のものは説明を省略する。
【0020】
教示時は、通常、運転室18内に装着される教示操作部414’からの操作によって教示が行われ、自動運転コントローラ50はその操作に従って、各角度センサ111〜114からの検出値を入力して演算し、後に説明するように所定の記憶量域に教示位置データおよび教示コマンドとして記憶する。なお、図において、教示操作部414は、運転室18内の教示操作部414’からはずされて、教示再生操作装置41に装着されているときの状態を示す。再生時は、再生操作部416から起動ボタン411をオンすることによって、コマンド生成部417において生成された所定の信号をアンテナ415および19を介して自動運転コントローラ50に送信し、再生処理を開始する。自動運転コントローラ50において再生処理が開始されると、記憶されている教示位置デ一夕が逐次呼び出され、角度センサ111〜114から得られた現在位置情報と対比しながら、この教示位置データに合致するように、旋回体11、ブーム12、アーム13、バケット14をそれぞれ作動するための比例電磁弁51に駆動電流を出力する。比例電磁弁51から出力された信号はさらにコントロールバルブ52を介して、各アクチユエータ53を制御して自動運転ショベル1の自動運転が行われる。
【0021】
次に、本実施形態に関わる自動運転ショベルにおける機能構成を図3に示すブロック図を用いて説明する。
【0022】
501は角度センサ111〜114において検出された角度信号を現在の位置データに演算する現在位置演算部、502は教示時、教示操作部414または414’からの操作により、教示コマンドと、現在位置演算部501から得られた自動運転ショベル1の現在位置を、教示位置データとして出力する教示処理部、503は教示処理部502から出力された教示コマンドを格納する教示コマンド格納部、504は教示処理部502から出力された教示位置データを格納する教示位置格納部、505は再生操作部416からの起動信号により起動されたとき、教示コマンド格納部503に格納されている教示コマンドを逐次解釈して、教示位置格納部504から所定の教示位置データの出力を指示するコマンドインタプリタ部、506はコマンドインタプリタ部505からの指令に応じて教示位置格納部504から教示位置データを出力処理する教示位置出力部、507は自動運転ショベル1が各教示位置間を円滑に動作するように、教示位置出力部506の教示位置データから、教示位置データ間の補間した教示位置データを作成し出力するサーボ前処理部、508はサーボ前処理部507から出力された、補間された教示位置データと、現在位置演算部501から出力される現在位置データとを対比して、自動運転ショベル1の各部を所定の位置に制御するための駆動電流を出力するサーボ制御部、509は1サイクルの動作の終了後に、ブーム下げ等によってフロントを下方にシフトさせて、前回よりも下方を掘削するためのフロントのシフト量αが記億されるシフト量格納部、510は掘削の制限深さHを設定するための制限深さ設定部、511は教示位置格納部504のからの教示された掘削位置データとシフト量格納部509のシフト量αと制限深さ設定部510からの掘削制限深Hとから、何サイクルの掘削動作が可能かを演算する掘削回数演算部、512は掘削回数演算部511によって演算された掘削繰り返し可能回数Nを記憶する掘削回数格納部、513は、教示位置格納部504からの掘削位置データ、シフト量格納部509からのシフト量α、および掘削回数格納部512に記憶された掘削繰り返し可能回数Nに基づいて各サイクルにおけるフロント角度を演算するとともに、掘削位置において何サイクルの掘削動作を行ったかをカウントし判定するフロント角度演算および掘削回数判定部である。
【0023】
次に、本実施形態の自動運転ショベルの動作を図3に基づいて説明する。
【0024】
教示操作は、教示操作部414または414’から操作される。通常は、教示操作部414’が自動運転ショベル1の運転室18内に装着され、運転室から教示操作か行われる。教示操作部414’が運転室18に装着され、教示操作が行われると、その指令は教示処理部502に入力され、教示処理部502で現在位置演算部501から現在位置データを入力して、各教示点に対応する教示コマンドと教示位置データを生成する。生成された教示コマンドと教示位置データはそれぞれ、教示コマンド格納部503と教示位置格納部504に格納される。
【0025】
ここで、教示コマンドとは、例えば、v=0.7のような速度の指令命令、moveP1、moveP2、・・・movePnのような位置の動作命令から構成される。ここでvは速度を表すコマンド、moveは動作を表すコマンド、P1・・Pnはラベルを表す。
【0026】
これらの教示コマンドのパラメータは、自動運転ショベルの各部の関節の角度情報を示すラベルに相当し、そのラベル情報は、教示位置データとして教示位置格納部504に格納される。
【0027】
また、この教示の際に、掘削深さ設定部510において掘削制限深さHを予め設定する。これにより、掘削深さ設定部510に記憶されている掘削制限深さHと、教示位置格納部504に記憶されている掘削位置データと、シフト量格納部509に記憶されているシフト量αとを基に、繰り返し掘削可能な回数Nを掘削回数演算部511において演算し、得られた結果を掘削回数格納部512に格納する。
【0028】
再生処理は、起動ボタン411をオンすることによって、コマンドインタプリタ部505が、起動命令により教示コマンド格納部503に格納されている教示コマンドを順次読み出し実行する。教示コマンドがmove命令の場合には、教示位置出力部506に、教示位置格納部504から該当するパラメータを出力し、サーボ前処理部507に転送する。サーボ前処理部507は、コマンドインタプリタ部505から与えられた目標速度で各関節が動作するように角度の補間計算を行い、サーボ制御部508に角度目標値を出力する。
【0029】
掘削位置におけるフロント各部の角度は、フロント角度演算および掘削回数判定部513において演算されたフロント角度が教示位置出力部506に出力される。
【0030】
サーボ制御部508は、現在位置演算部501で演算された現在位置を基に、一般的なフィードバック制御を行い、比例電磁弁51を駆動するための駆動電流を出力する。これによりコントロールバルブ52が制御されてアクチュエータ53に所定の圧油を供給し、自動運転ショベル1の各関節を駆動する。
【0031】
また、1サイクルの掘削動作が終了する毎に、フロント角度演算および掘削回数判定部513では、掘削回数をカウントし、今回の掘削動作時のフロント角度を設定するためにシフト量αを加算する演算を行い、前回よりも下方の掘削動作を行えるようにする。また、掘削回数をカウントして、繰り返し掘削可能回数よりも少ない場合は、シフト量を加算して掘削深度を深めていく。掘削回数が繰り返し掘削回数に達すると、掘削回数を初期値にセットするとともにフロント角度も初期値にセットする。この結果、自動運転における掘削制限深さH以上に掘削するのを防止することができる。
【0032】
次に、図3に示す掘削回数演算部511における繰り返し掘削可能な回数の演算方法を、図4を用いて説明する。
【0033】
図において、Gは自動運転ショベル1の接地面、L0は接地面Gからブーム12の回転中心まての距離、L1はブーム長さ、L2はアーム長さ、L3はバケツト長さ、また、θ1は水平軸(x)とブーム12とのなす角度、θ2はブーム12とアーム13とのなす角度、θ3はアーム13とバケット14とのなす角度である。また、Hは制限深さ設定部510によって設定される掘削制限深さであり、掘削軌跡1は教示操作によって得られた自動運転における1サイクル目の掘削軌跡、掘削軌跡2および掘削軌跡3はそれぞれ、1サイクルの終了後シフト量格納部509に記憶されているシフト量αのフロントの下げ動作(ここではブーム下げを例とする)を行って、前回よりも下方に掘削する場合の掘削軌跡を示す。
【0034】
掘削軌跡1におけるバケット先端Cの座標(x,y)は、教示位置格納部504に記憶されている教示位置データと、フロント各部の寸法を基に(1)および(2)式の演算によって求めることができる。
【0035】
Figure 0003707921
また、掘削軌跡2および掘削軌跡3におけるバケット先端Cの座標(x,y)は、掘削軌跡1におけるブーム角度θ1にシフト量αを順次足し合わせることによって、それぞれ(3)、(4)式および(5)、(6)式のように求めることができる。
【0036】
x=L1cos(θ1+α)+L2cos(θ1+α+θ2)
+L3cos(θ1+α+θ2+θ3) (3)
y=L1sin(θ1+α)+L2sin(θ1+α+θ2)
+L3sin(θ1+α+θ2+θ3) (4)
x=L1cos(θ1+2α)+L2cos(θ1+2α+θ2)
+L3cos(θ1+2α+θ2+θ3) (5)
y=L1sin(θ1+2α)+L2sin(θ1+2α+θ2)
+L3sin(θ1+2α+θ2+θ3) (6)
ここで、図に示すように、掘削軌跡1および掘削軌跡2は掘削軌跡全域においてy+L0Hであるので、掘削制限深さH以上の掘削を行うことがない。
【0037】
ところが、掘削軌跡3では、yL0>Hとなり、掘削制限深さHよりも深く掘削を行ってしまうことになる。従って、この場合の繰り返し掘削可能な回数は2回と求めることができる。
【0038】
次に、図3に示すフロント角度演算および掘削回数判定部513における処理手順を図5に示すフローチヤートを用いて説明する。
【0039】
図5において点線513に示す範囲がフロント角度演算および掘削回数判定部513における処理を表す。
【0040】
ここで、nは現在の掘削の繰り返し回数、Nは図3に示す掘削回数格納部512に記億されている掘削繰り返し可能回数を表す。
【0041】
まず、自動運転開始時には、ステップ1において現在の掘削繰り返し回数nを1、ブーム角度θ1を教示位置格納部から入手した教示位置データに基づいてθ1にセットする。次に、ステップ2において、掘削繰り返し回数nが掘削繰り返し可能回数Nに達しているか否かを判断し、今の場合、掘削繰り返し回数n=1であるので、ステップ3において、ブーム角度はθ1、その他のフロント各部はそれぞれ教示位置格納部504に格納されている教示位置データ(掘削位置データ)に基づく角度で掘削を行う。次いで教示位置格納部504から教示位置データ(掘削位置データ)を逐次読み出し、ステップ4でホッパ31に放土するために旋回(旋回1)し、ステップ5でホッパ31に放土し、ステップ6では再び掘削するために旋回(旋回2)する。次に、自動運転の一巡後、ステップ7で掘削回数をカウントするために掘削繰り返し回数nに1を加算する。次いで、ステップ8において、掘削深度を深めて掘削するためにブーム角度θ1にシフト量αを加算する。そして再びステップ2からの処理を繰り返す。ステップ2で、掘削繰り返し回数nが掘削繰り返し可能回数Nより大きくなった場合、ステップ1に戻り、再び、掘削繰り返し回数nを1に、またブーム角度θ1をθ1にセットし、再び、ステップ2以降の処理を繰り返す。
【0042】
上記のごとく、本実施形態によれば、前もって、掘削制限深さHに相当する制限量を掘削繰り返し可能回数Nとして設定しておくことができるので、自動運転中に複雑な判定処理を行うこと無しに簡便な手段をもちいることによって、掘削深さの制限を行うことができ、自動運転ショベルの信頼性を向上させることができる。またそれとともに、シフト量αを任意に設定することができるので、掘削深さの制限内で掘削繰り返し可能回数Nを任意に設定することができ、自動運転における効率の良い掘削を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、掘削制限深さに対応して掘削深度の異なる掘削の繰り返し可能回数を設定する手段を設けたので、掘削制限深さに相当する制限量を掘削繰り返し可能回数として設定しておくことができるので、自動運転中に複雑な判定処理を行うこと無しに簡便な手段を用いて掘削深さの制限を行うことができ、自動運転ショベルの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる自動運転ショベルの作業形態の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係わる自動運転ショベルの制御機構を示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係わる自動運転ショベルの機能構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係わる図3に示す掘削回数演算部511における演算方法を説明するための図である。
【図5】本実施形態に係わる自動運転コントローラ50における処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動運転ショベル
3 クラッシャ
4 教示再生装置
5 車内搭載装置
50 自動運転コントローラ
111〜114 角度センサ
414,414’ 教示操作部
416 再生操作部
501 現在位置演算部
502 教示処理部
503 教示コマンド格納部
504 教示位置格納部
505 コマンドインタプリタ部
506 教示位置出力部
507 サーボ前処理部
508 サーボ制御部
509 シフト量格納部
510 制限深さ設定部
511 掘削回数演算部
512 掘削回数格納部
513 フロント角度演算および掘削回数判定部

Claims (2)

  1. 油圧ショベルと、この油圧ショベルに内蔵され、教示された掘削から放土までの一巡する動作を再生操作により繰り返し行わせる自動運転コントローラと、を備える自動運転ショベルにおいて、
    前記自動運転コントローラは、掘削制限深さ、掘削位置データ及び任意に設定可能な掘削深度のシフト量を基に掘削深度の異なる掘削繰り返し可能回数を設定する手段と、
    前記一巡する動作のうち、掘削動作の時には前記設定されたシフト量に応じて掘削深度を深めながら再生操作を行い、掘削動作以外の動作の時には前記掘削位置データに従い再生操作を行いながら前記一巡する動作を前記設定された回数繰り返させる手段と、を備えていることを特徴とする自動運転ショベル。
  2. 請求項1の記載において、
    前記自動運転コントローラは、前記一巡する動作が前記設定された回数行われたとき、前記掘削深度及び前記掘削繰り返し回数のカウントを初期値に設定する手段を備えていることを特徴とする自動運転ショベル。
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