JP3706289B2 - 梱包材及びその使用方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンター、静電式複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる現像カートリッジ、プロセスカートリッジ等の再利用が可能なユニット又は製品を輸送する際に使用する梱包材及び梱包方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンター、静電式複写機、ファクシミリ等の画像形成装置は、トナーを用いて紙等の記録媒体上へ文字や画像をプリント又はコピーすることが多い。このトナーは、画像形成装置のホッパ型容器に収められており、プリント又はコピー枚数の増大と進展に従って消耗する。一般に、画像形成装置は再充填可能なトナーホッパを備えており、残量が少なくなったときにトナーを再充填することができる。しかし、トナーが微小な粉末状の物質であることから、再充填プロセスでは汚れやすく作業が難しいため、専門の技術員による作業を必要とし、保守コストが増大する。
【0003】
この問題に対して、トナー攪拌ローラー、トナー補給ローラー、シール材、現像ローラー、トナー回収容器、トナー濃度検知センサー等を備えた使い捨ての現像カートリッジを使用することがある。しかし、使い捨ての現像カートリッジを使用する場合、現像ローラーやトナー濃度検知センサーの寿命はトナーの寿命よりも長いため、トナーがなくなりカートリッジを処分するときに使用可能な部品も処分する必要があり、資源保護あるいは環境保護の観点からの対策が望まれる。また、このような現像カートリッジの設計及び生産に費用がかさむとともに、ゴミ処理の費用が発生し、消費者コストに加算される。
【0004】
そこで、使用済の現像カートリッジに対して、不用トナーの回収及び清掃、消耗の激しい部品及び破損部品の交換、トナーの再充填を行うことにより、再生リサイクル済カートリッジとして再利用すれば、資源保護や環境保護の観点において有効である。また、この方式を用いると、新規カートリッジを購入するよりもコストにおいてメリットが得られる。
【0005】
上記の方式で再利用を行って一つの現像カートリッジの使用回数を増加させ、再生リサイクルをより効率的に行うためには、使用済時点での良好な状態をできる限り維持して、使用済の現像カートリッジを再生リサイクル業者へ返送することが重要である。この場合、ユーザーは、適切な梱包材を用いて適切な梱包を行うことを要求され、梱包時に必要な梱包材や緩衝材を手配したり、購入時に使用されていた梱包材や緩衝材又は購入時に同梱されていた梱包材や緩衝材を返送時まで保管しておく必要がある。また、この梱包材と緩衝材を用いて適切な手順と方法で梱包する必要がある。さらに、ユーザーは、適切な返送先を調べて、正確な宛名や住所を記載する作業が要求される。
【0006】
この問題への対策として、例えば特開平10−95494号公報には、返送先の住所が記載された梱包材としてのバッグをカートリッジ内に収納しておくことによって、梱包材の確保と返送先の宛名の記載を容易にする方法が開示されている。また、特開平7−187240号公報には、パイプで連結された空気マットを緩衝材とした梱包材を用い、梱包材を保管するときの空間を低減すると共に梱包材の汎用性を向上させて梱包材の再利用を図った梱包方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前者の方法では、カートリッジ内に収納しておく梱包材として強靭で可撓性のバッグが好ましいものとして記載されている。しかし、このような梱包材では、現像カートリッジの使用済時点での良好な状態を維持するために緩衝材が別途必要となると共に確実な梱包を行うための煩わしさが残る。また、後者の梱包材は、折り畳んで小さくすることはできるが、保管するための場所が必要となり、梱包材を紛失しないように管理する必要がある。
【0008】
したがって、再利用が可能なユニット又は製品を梱包して返送するとき、梱包材や緩衝材の手配又は保管と宛名や住所の記載の手間を省くと共に、適切な梱包作業によって短時間で簡単かつ正確に梱包する必要がある。本発明はかかる問題を解決し、再利用が可能なユニット又は製品の返送に際して、効率よく適切な梱包作業ができる梱包材とその使用方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る梱包材では、再利用が可能なユニット又は製品を梱包する梱包材として、流体の注入排出によって膨張収縮するマットを用いるものとした。そして、このマットに流体を注入したときに膨張して袋状あるいは筒状となるようにしておき、その内部にユニット又は製品を入れて梱包するものとした。また、ユニット又は製品を出し入れする開口部にマットと一体になった蓋を設けると、被梱包物の全方向を保護することができる。ここで、注入排出する流体として、エアーを用いれば簡単かつ経済的に梱包作業を行うことができるが、エアー以外の気体又は液体を用いてもよい。以下、エアーが流体を代表するものとして説明する。
【0010】
エアーを注入して膨張したエアーマットは、緩衝材としての機能を備えているため他の緩衝材を必要とせず、梱包時の部品点数を減少させることができる。すなわち、エアーを注入して袋状あるいは筒状に膨らんだエアーマットに被梱包物であるユニット又は製品を入れると、エアーマットの内側の表面が被梱包物に密着する。その結果、内部で被梱包物が動かないため、破損しやすいユニット又は製品であっても確実に保護することができる。さらに、このエアーマットを特定のユニット又は製品に応じた形状とすると、エアーを注入するだけで梱包ができ、特別な知識がないユーザーであっても短時間で簡単かつ適切な梱包を行うことができる。
【0011】
また、このエアーマットはエアーを抜けば小さく折り畳めるため、保管時の小型化と軽量化を図ることができる。したがって、梱包材の管理が容易であり、部品の紛失の恐れを減じると共に梱包材の再利用も行いやすい。
【0012】
なお、エアーマットに緩衝材としての機能に加えて輸送容器としての機能を与えると、梱包後の小型化と軽量化によって輸送時にも省スペース化を図れ、物流効率が向上する。このとき、エアーマットの外周面に送付先の宛名や住所等のユニット又は製品に関連する情報を記載しておけば、必要記載事項の誤記入がなくなるとともにユーザーが送付先の宛名や住所等を記載する手間を省くことができる。さらに、断熱性も有するので、温度に影響を受けやすい製品にも使用可能である。
【0013】
そして、複数のエアーマットを互いに連結させて袋状あるいは筒状の梱包材を形成すると、一部のエアーマットが破損したときにも緩衝材としての機能を完全に喪失することを回避できる。ここで、各エアーマットをエアーマットセルと呼ぶと、エアーマットセルは独立したエアーマットであり、それぞれのエアーマットセルは繋がって梱包材を形成しているが、各エアーマットセル間ではエアーの流通はないので、各エアーマットセルにエアー注入口が備えられている。
【0014】
また、梱包材を複数のエアーマットの層から形成した場合にも同様の効果を得ることができる。そして、最外層のエアーマットと最内層のエアーマットのみにエアー注入口を備えておき、各エアーマットを逆流防止弁を有する通路口で接続すると、各エアーマットにエアーを注入する際の作業効率が向上する。つまり、最外層のエアーマットのエアー注入口にエアーを注入すると、通路口を通って内側のエアーマットにエアーが流入して、全てのエアーマットにエアーが注入される。そして、エアーを抜き出すときに最内層のエアーマットのエアー注入口からエアーを抜き出すと、通路口を通って外側のエアーマットからもエアーが流出する。ここで、逆流防止弁は外側から内側に向かう流れのみを許容するように作動する。なお、一部のエアーマットが破損しても逆流防止弁が作動して内側のエアーマットからエアーが外側に向かって流出することを防止することができる。
【0015】
そして、ユニット又は製品を納入するときにこれらの梱包材で梱包しておき、使用後に再生リサイクルを目的として、このユニット又は製品を所定の返送先へ返送するときにその梱包材で梱包する方法を用いると、ユーザーが適切な梱包材を入手する手間を省くことができる。また、ユニット又は製品を納入するときにこれらの梱包材を同梱しておいても同様の効果を得ることができる。
【0016】
また、ユニット又は製品に梱包材を収納するための収納部を設けておくと、ユニット又は製品の使用時には、梱包材をこの収納部に収納して保管することができる。そして、使用済のユニット又は製品を所定の返送先へ返送するときに、その梱包材を取出して梱包すると、ユーザーが梱包を行うまでに梱包材を紛失することを防止するとともに、梱包材の保管場所を確保する必要がなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る梱包材及び梱包方法の実施の形態について、図面を用いて説明する。この実施の形態の梱包材は、図1に示すように、画像形成装置に用いられる現像カートリッジ等のユニットを運搬するときに使用するものである。例えば、現像カートリッジ1は、現像装置とトナーホッパとトナー回収装置2とが一体化されたものである。現像装置は、感光体へ現像剤を供給する現像ローラーと、現像剤内のトナー濃度を検出するためのトナー濃度検知センサーとを備えている。そして、トナーホッパは、トナーを貯蔵しておくもので、現像装置へトナーを補給するためのトナー補給ローラーを備えている。また、トナー回収装置2は、クリーニング装置によって回収された残留トナーを溜めておくものである。
【0018】
この現像カートリッジ1では、使用済になったときに現像剤がこぼれ落ちないように梱包して所定の再生リサイクル業者へ返送することにより、再生処理されて再利用することが可能となる。そこで、現像カートリッジ1を梱包するために梱包材を用いる。この梱包材は、図1に示すようにエアーマット3を袋状あるいは筒状に成形してなり、現像カートリッジ1を出し入れするための開口10を塞ぐ蓋となる舌片11が一体的に設けられている。エアーマット3の外周面には、エアーの供給および排出を行うための周知の弁付きのエアー注入口4が設けられている。エアー注入口4からエアーマット3にエアーを注入すると、エアーマット3が膨らんで袋状あるいは筒状となり、緩衝材としての機能を備える。
【0019】
そして、このエアーマット3の開口10から現像カートリッジ1を入れた後、段ボール箱あるいは専用容器の外装ケース5に入れて蓋を閉じ、テープで封をして梱包が完了する。また、このエアーマット3は現像カートリッジ1に応じて変形可能であり、膨らんだエアーマット3が内部の現像カートリッジ1に密着して、輸送中にエアーマット3の中で現像カートリッジ1が動いたりエアーマット3から飛び出て破損することを防止できる。
【0020】
別の梱包手順として、エアーを注入する前のエアーマット3に現像カートリッジ1を収納して、その後にエアーを注入してもよい。この場合、エアーを注入する時期としては、現像カートリッジ1を収納したエアーマット3を外装ケース5に入れる前と入れる後のどちらでもよい。さらに、エアーマット3は、袋状や筒状のもの以外にも風呂敷状のもの等を使用でき、エアーを注入する前に現像カートリッジ1を包んでおき、その後エアーを注入すればよい。これらの手順で梱包することによって、ユーザーは短時間で簡単にかつ確実な梱包を行うことができる。
【0021】
ところで、現像カートリッジ1の納入時にこの梱包材で梱包しておくか、あるいはこの梱包材を同梱しておき、現像カートリッジ1を返送するときにこの梱包材を用いて梱包するようにすると、ユーザーは現像カートリッジ1を梱包するために梱包材を入手する必要がなくなる。このとき、エアーマット3は、エアーを抜いておくと十分に小さく折り畳むことができるので保管のためのスペースが少なくてすみ、かつ緩衝材としては一つしかないので紛失する恐れを減じることができる。また、ユーザーと再生リサイクル業者との間で梱包材のやり取りをすることによって、梱包材の再利用を図ることもできる。
【0022】
図2に第二の実施の形態の梱包時の緩衝材と外装ケースの役目を兼ね備えた梱包材を示す。この梱包材は、エアーを注入したときバッグ形状となるバッグ型エアーマット6を用いている。エアーマット6は、ポリエチレン、ビニール等の材料で形成されており、その表面に合成樹脂層、合成ゴム層、不織布等を積層した補強層が形成されている。そして、エアーマット6の開口10を塞ぐ蓋12が一体的に形成され、蓋12の先端に容易に剥離することができる粘着テープ7が取り付けられている。これによって、現像カートリッジ1の収納後に粘着テープ7を用いて簡単かつ確実に密封することができる。なお、粘着テープ7を用いることによって、繰り返して開閉することが可能となり、エアーマット6の再利用に貢献することができる。ここで、粘着テープ7の代わりにファスナーを取り付けてもよい。また、エアーマット6の外周面には、返送先の宛名と住所に関する情報25が印刷等によって直接記載されているか、あるいはそれらが記載された粘着式のラベルが貼付けられている。
【0023】
このエアーマット6は、緩衝材としての機能に加えて輸送容器としての機能を備えており、外装ケース5が不要となるため外装ケース5を保管しておくスペースと管理も不要となる。また、梱包作業を単純化すると共に梱包後の大きさと重量を低減することができ、輸送に非常に有利である。
【0024】
第一、第二の実施の形態では、単一のエアーマットであったが、複数の分離独立したエアーマットセル8から構成してもよい。すなわち、図3に示すように、梱包材は、外周を形成する複数のエアーマットセル8と、蓋となるエアーマットセル8とからなり、必要に応じて底となるエアーマットセル8が設けられ、これらは全て一体的に連結され、全体として袋状あるいは筒状になっている。各エアーマットセル8には、それぞれエアー注入口4が形成され、図4に示す口栓9がエアーマットセル8に取付片16を介して一体的に設けられている。
【0025】
このエアーマット13を膨らますときには、各エアー注入口4からそれぞれのエアーマットセル8にエアーを注入する。すると、これらのエアーマットセル8が膨んで袋状となり、現像カートリッジ1を入れることができる。このように、各エアーマットセル8は互いに独立してエアーの流通がないため、一つのエアーマットセル8が破損しても他のエアーマットセル8からエアーが漏れることはなく、梱包材としての機能を完全に失うことを防ぐことができる。また、図4に示すようにエアーを注入後にエアー口栓9をつめてエアーマットセル8の内部に押し込むことが可能であるので、邪魔な突出物がなくなり、取り扱いが楽となる。
【0026】
図5に示す梱包材は、図3に示した梱包材と同様に複数の部分に分割されているが、エアーマット23が厚み方向に積層された構造となっている。各エアーマット23は互いに独立した空間を形成しているが、通路口18を介して接続されている。そして、最外層のエアーマット23には注入口4が形成され、最内層のエアーマット23にも注入口4が形成され、口栓9がつめられている。また、通路口18には、逆流防止弁21が設けられ、外側からのエアーの流入は許容するが、内側から外側へのエアー流出を防止している。
【0027】
このエアーマット23を膨らますときには、最内層のエアーマット23のエアー注入口4を閉じておいて最外層のエアーマット23のエアー注入口4からエアーを注入する。その結果、最外層のエアーマット23に注入されたエアーは、通路口18を通って内側のエアーマット23に順に流入してエアーマット23全体に注入される。逆に、このエアーマット23を収縮させるときには、最内層のエアーマット23のエアー注入口4を開いて最内層のエアーマット23のエアーを抜き出せば、通路口18を通って外側のエアーマット23からもエアーを抜き出すことができる。
【0028】
このエアーマット23では、一部のエアーマット23が破損しても逆流防止弁21の作用によって、内側に向かってエアーは漏れるだけであり、外部へは漏れないので、梱包材としての機能を完全に失うことを防ぐことができる。また、複数のエアーマット23に一つのエアー注入口4からエアーを注入できるため、効率よく全てのエアーマット23を膨らませることができる。
【0029】
次に、上記の梱包材の収納方法について説明する。各梱包材はエアーを抜くことによって小さく折り畳むことができる。そこで、図6に示すように、現像カートリッジ1に、梱包材を収納するための収納部Aを設けておく。すなわち、現像カートリッジ1の上面に、エアーを抜き出して折り畳んだ状態のエアーマット27を収納可能なスペースである収納部Aと、現像カートリッジ1の本来の動作に支障がないよう収納部Aを覆う収納蓋28とを備えている。また、収納部Aには二つの第一穴29とフック形状の一つのツメ30が設けられており、収納蓋28には二つの突起31と一つの第二穴32が設けられている。そして、突起31を穴29に入れて、ツメ30を穴32にはめ込むと、エアーマット収納用蓋28を現像カートリッジ1に固定することができる。なお、ツメ30を外してエアーマット収納用蓋28を取り外すことによってエアーマット27を現像カートリッジ1から簡単に取り出せる。
【0030】
現像カートリッジ1をこのような構造とすることによって、現像カートリッジ1の使用中に梱包材を現像カートリッジ1の収納部Aに収納しておくことができる。その結果、梱包材の保管場所を確保する必要がなくなると共に梱包材を紛失しないようにするための管理が容易になる。そして、現像カートリッジ1が使用済みとなって現像カートリッジ1を返送するときには、この梱包材を取り出して使用すればよい。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、ユニット又は製品を輸送する際に小さく折り畳めるエアーマットを用いることで、短時間で簡単かつ確実な梱包を行うことができる。また、梱包材の保管のためのスペースが少なくてすむと共に梱包材の部品点数が少ないので、梱包材を紛失する恐れを減じることができ、ユニット又は製品を返送する際に適切な梱包材を入手できないという事態を防止できる。
【0032】
その結果、ユニット又は製品を使用済時点の良好な状態を保持したまま再生リサイクル業者に返送することができ、リサイクル処理が行いやすくなる。したがって、この梱包材を使用することによって、リサイクルに貢献することができ、経済性の面だけでなく資源保護や環境保護の観点からも非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における梱包材を用いた梱包の様子を示す図
【図2】第二の実施の形態における梱包材の斜視図
【図3】複数のエアーマットセルから形成される梱包材の斜視図
【図4】エアー注入口の断面図
【図5】複数のエアーマットを積層した構造の梱包材の断面図
【図6】収納部を備えた現像カートリッジの斜視図
【符号の説明】
1 現像カートリッジ
3 エアーマット
4 エアー注入口
5 外装ケース
6 バッグ形状のエアーマット
8 エアーマットセル
13 エアーマット
18 通路口
21 逆流防止弁
23 エアーマット

Claims (8)

  1. 再利用が可能なユニット又は製品を梱包するための梱包材であって、複数の分離独立したマットセルを一体的に連結して構成され、各マットセルが複数のマットを厚み方向に積層した構造とされ、前記マットは、流体の注入排出によって膨張収縮して互いに独立した空間を形成し、かつ、最外層および最内層のマットに開閉自在な注入口が形成された梱包材。
  2. 全体として袋状あるいは筒状に成形された請求項1記載の梱包材。
  3. ユニット又は製品を出し入れするための開口を塞ぐ蓋がマットに一体的に設けられた請求項2記載の梱包材。
  4. 積層する各マット間を連通する通路口が形成され、該通路口に外側から内側に向かう流体の流れのみを許容する逆流防止弁が設けられた請求項1、2又は3記載の梱包材。
  5. 最外層のマットの外周面に、ユニット又は製品に関連する情報が記載された請求項1〜のうちいずれか一項記載の梱包材。
  6. 請求項1〜のうちいずれか一項記載の梱包材で梱包するか、あるいは前記梱包材を同梱して前記ユニット又は製品を納入し、使用済のユニット又は製品を所定の返送先へ返送する際に前記梱包材を用いて梱包する梱包材の使用方法。
  7. ユニット又は製品に梱包材を収納する収納部が設けられ、収納された後梱包材を前記収納部に収納して保管する請求項記載の梱包材の使用方法。
  8. 請求項1〜のうちいずれか一項記載の梱包材によって梱包されるユニット又は製品であって、前記梱包材を収納するための収納部が設けられた再利用可能なユニット又は製品。
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