JP2002006604A - 現像剤容器の管理方法 - Google Patents

現像剤容器の管理方法

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JP2002006604A
JP2002006604A JP2000187031A JP2000187031A JP2002006604A JP 2002006604 A JP2002006604 A JP 2002006604A JP 2000187031 A JP2000187031 A JP 2000187031A JP 2000187031 A JP2000187031 A JP 2000187031A JP 2002006604 A JP2002006604 A JP 2002006604A
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toner
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container
shaped
bag
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Seiji Terasawa
誠司 寺澤
Fumio Ogata
文男 小形
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーを収納、保管、運搬、販売及び/又は
静電荷像の現像装置へ現像剤を補給する際に使用し、か
つ特に、これらのため回収、再使用するための現像剤容
器の管理方法を提供すること。 【解決手段】 可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の
充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然
落下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取
り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、
トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナー
を充填、排出でき、該袋状容器本体は使用後に減容する
ことができるトナーボトルの管理方法であって、該袋状
容器本体を減容した後回収するのに有効な、回収用取扱
記号が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの
管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電荷像現像用の
トナーを収納、保管、運搬、販売及び/又は静電荷像の
現像装置へ現像剤を補給する際に使用され、かつ、これ
らのため回収、再使用される現像剤容器の管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写方式や静電印刷方
式、静電プリンタ方式等各種の方式で形成される静電像
は、キャリアを含まない1成分現像剤やキャリアとトナ
ーとの混合物からなる2成分現像剤により可視化され、
得られたトナーの可視像を適当な像支持体に転写後又は
転写することなく定着するようになっている。可視化処
理に用いられる現像剤は、可視像形成操作が継続される
ことにより消費され、トナー供給が不足するにつれて、
得られる可視像に各種現像ムラが生じ或いは像濃度が低
下してくる。
【0003】そこで、このような不都合を解消するた
め、通常、画像形成装置中の現像装置に、又は現像剤溜
め部が付属する場合には現像剤溜め部に、トナーが補給
される。トナー補給には通常、トナーボトル或いはトナ
ーカートリッジ等と呼ばれるトナー容器が使用される
が、このトナーボトルは、トナー製造元でトナーが内部
に充填され、トナーの保存、各種各ルートの運搬流通、
画像形成装置中の現像装置へのトナー補給に用いられ、
或る場合にはそれ自身が画像形成装置中の現像部にセッ
トされ現像剤溜め部又は現像剤供給部として使用され
る。この場合にはトナーボトルはトナーカートリッジと
呼ばれることが多い。1成分現像剤による可視化方式の
場合にトナーボトルは即ち現像剤容器であり得る。製パ
ン製菓業におけるパン容器又は菓子容器(これらは生地
の発酵、焼上げのため、また保存、運搬流通のため用い
られ、更に最終的には食器同効物として用いられること
が多い)の場合と同様に、その機能は多岐に亘り、した
がって構造的、材質的、機能的な工夫も多くなされてい
る。
【0004】例えば特開平11−272075号公報に
は、トナー補給や現像剤交換を簡単に行い得る画像形成
装置に適したトナー収納容器の1例として、ポリエチレ
ンやナイロン等の樹脂製で、80〜120μm程度の厚
さを持ったフレキブルシートの単層又は複層から構成さ
れ口金部材を嵌め込んだ袋状容器が記載され、また、特
開平10−274877号公報には、運搬効率がよくリ
サイクル可能な現像剤容器として、図1に示すように、
袋状に形成された袋収納部(102A)と該袋収納部
(102A)に設けられた現像剤供給口(102C)
と、現像剤供給口(102C)を開閉するシャッター部
材(102D)とを有し、現像剤供給口(102C)は
画像形成装置の現像ユニットに設けられた現像剤収納器
結合部の口金に結合し易く離脱させ易い構造を有する現
像剤収納器(102)が記載されている。
【0005】実際、トナーボトルは、普通、プラスチッ
ク材料で作られているため、使用後に廃棄されたときに
は容易に腐敗せず環境保全の見地からも、また資源有効
利用の観点からも、回収再利用されることが好ましく、
したがってトナー製造者としては、そのような回収のた
めの責務を、円滑に遂行できるようなシステムを作るこ
とが製造業者としての当然かつ緊急の社会的課題と考
え、我々はそのようなトナー容器の再資源化システムの
構築に腐心し、構築された1例を既に発表(日本経済新
聞、平成12年4月18日(火曜日)掲載)している。
【0006】現在のメーカーは、供給した製品に関連し
て発生する各種不都合に対しても一定限度の解消責任を
負うことが要請されるので、従来より、我々に限らず、
各種の製品を支障なく解体する際の管理方法及びシステ
ムを提案している。例えば特開平6−168253号公
報には、製品自体に製品の名称、製造メーカ名、型式、
年度、製造番号などからなるコードを表示し、また部品
ごとに構成および材料名称を表示し、これらのデータを
解体の際に利用する製品解体管理方法およびシステムが
開示されている。また、特開平9−155327号公報
には、廃製品に付加された情報とデータベースの情報か
ら、その廃製品の望ましい処理方法を判定して廃製品処
理する処理システムが開示されており、特開平7−16
0325号公報には、複数の要素(部品)から構成され
る物品において、各要素の履歴情報が記憶された記憶手
段を備えるようにし、これを用いて物品の保守を行なう
方法が示されており、特開平8−277020号公報に
は、ICカードを用いて特別管理産業廃棄物管理票制度
のマニフェストとして該ICカード内の情報を使用し、
廃棄物処理におけるマニフェストの改ざん防止および有
資格業者の識別を行なうようにした処理方法およびシス
テムが示されているが、このような従来の方法およびシ
ステムは、何れも製品を保守・解体・廃棄する際の処理
方法およびシステムに係るものであり、トナーボトルの
円滑な回収や全流通システム中での管理までは考えてい
ない。
【0007】特開平5−305791号公報には、事務
用機器などの使用に伴って消費される消耗品の容器を、
ユーザーが大きな手数を要することなく製造者側に回収
することができるようにするため、容器自体或いは容器
包装パッケージもしくは封筒或いはハガキの表面に、製
造者の宛名、内容物名及び輸送に係る必要事項等を予め
印刷記載することが記載されているが、この容器は、イ
ンクジェット記録装置の消耗品としてのインクを供給す
るためのインクカートリッジの容器であって回収時に残
存液体インクのこぼれ出しによるユーザーの衣服等の着
色汚染防止を意図するものではあるが、複雑で、粉体ト
ナーの取り扱いにそのまま適用するには難があり、また
この技術は、インクカートリッジの製造元から流通経路
中の各段階を経てエンドユーザーに至り、再度製造元ま
で回収されるまでの容器の流れを管理することができな
い。
【0008】ところで我々は、最近、トナーボトルにつ
いて、粉体の収納及び取り出しに適し、画像形成装置へ
の装着、取外しに適し、かつリサイクルするのに適した
改良された構造及び機能のものを幾つか開発し、特許出
願するに至った。これらの新規トナーボトルは、本発明
の対象となるものでもあるので、予め、若干詳しく説明
しておくことにする。
【0009】即ち特願平10−179018号明細書及
び図面には、図2に1例が示されるように、「トナーま
たはトナーとキャリアを混合してなる現像剤を収納する
現像剤収納容器であって、密閉された袋状の容器本体
(220)と、一端が容器本体(220)内に入り込
み、他端が容器本体(220)外に飛び出し、トナーま
たは現像剤の出し入れを行なうため、容器本体(22
0)に分離自在に組み込まれた現像剤ガイド部材(22
2)と、前記容器本体(220)の一部に固定され、前
記現像剤ガイド部材(222)を支持する支持部材(2
21)と、該支持部材(221)に設けられた例えばネ
ジ部であってよい係合部(223)と、前記現像剤ガイ
ド部材(222)に連通可能な例えばチューブ状であっ
てよい現像剤連通路(226)が設けられ、前記係合部
(223)に係脱可能な口金部材(224)が設けら
れ、前記剤ガイド部材(222)と前記現像剤連通路
(226)との通連を開閉可能な例えば蓋状部材であっ
てよい開閉部材(250)とを有することを特徴とする
剤収納容器」が開示されている。
【0010】容器本体(220)は、必要不可欠ではな
いが、ブロー成形法などにより成形され、トナー排出部
を設けられた樹脂等から作られた口金部材(224)
に、例えば80〜200μm程度のポリエチレンやポリ
プロピレン、ナイロン、ポリエステル等の樹脂製又は紙
製のフレキシブルなシートを単層または複層にして作ら
れた袋体を固定して好ましく構成することができ、一
方、現像剤ガイド部材(222)は、容器本体(22
0)と同質の材料から形成することができ、又は、付着
トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形成すること
ができる。
【0011】図2に1例が示されるような特願平10−
179018号明細書及び図面に記載の「トナーまたは
トナーとキャリアを混合してなる現像剤を収納する現像
剤収納容器であって、密閉された袋状の容器本体(22
0)と、一端が容器本体(220)内に入り込み、他端
が容器本体(220)外に飛び出し、トナーまたは現像
剤の出し入れを行なうため、容器本体(220)に分離
自在に組み込まれた現像剤ガイド部材(222)と、前
記容器本体(220)の一部に固定され、前記現像剤ガ
イド部材(222)を支持する支持部材(221)と、
該支持部材(221)に設けられた例えばネジ部であっ
てよい係合部(223)と、前記現像剤ガイド部材(2
22)に連通可能な例えばチューブ状であってよい現像
剤連通路(226)が設けられ、前記係合部(223)
に係脱可能な口金部材(224)が設けられ、前記剤ガ
イド部材(222)と前記現像剤連通路(226)との
通連を開閉可能な例えば蓋状部材であってよい開閉部材
(250)とを有することを特徴とする剤収納容器」
は、使用後には、フレキシブルな容器本体(220)
と、支持部材(221)と、現像剤ガイド部材(22
2)とに容易に分解でき、或いは支持部材(221)が
固定され一体化した容器本体(220)と、現像剤ガイ
ド部材(222)とに容易に分解でき、又は容器本体
(220)と、支持部材(221)が固定され一体化し
た現像剤ガイド部材(222)とに容易に分解すること
ができる。
【0012】また、この現像剤収納容器は、容器本体
(220)の入口の上にシート状シール材が添付され、
その上から口金部材(224)が被嵌されているので口
金部材(224)がトナーにより汚染されることがな
く、また、この口金部材(224)は、複写機等への管
状のトナー移送及び充填手段末端と同じ構造のネジが設
けられているので、複写機等へのトナー充填作業の際に
手や衣服を汚すことなく、容器本体(220)の入口に
被嵌されてる口金部材(224)をはずし、次にシート
状シール材を剥ぎとり、口金部材(224)と同じ構造
の末端部を有する管状のトナー移送及び充填手段を接続
して、複写機等へのトナー充填作業を、手や衣服を汚す
ことなく、簡単に行うことができる。必要不可欠ではな
いが、容器本体(220)は、ブロー成形法などにより
成形され、トナー排出部を設けられた樹脂等から作られ
た口金部材(224)に、例えば80〜200μm程度
のポリエチレンやポリプロピレン、ナイロン、ポリエス
テル等の樹脂製又は紙製のフレキシブルなシートを単層
または複層にして作られた袋体を固定して構成すること
ができ、一方、現像剤ガイド部材(222)は、容器本
体(220)と同質の材料から形成することができ、又
は、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形成
することができる。
【0013】特願平10−210085号明細書及び図
面には、図3に1例が示されるように、「トナーまたは
トナーとキャリアを混合してなる現像剤を収納する剤収
納容器(320)であって、袋体であってよい密閉構造
をなす剤収納容器本体(321)に、収納したトナーま
たは現像剤を排出するための剤排出部(322)と、当
該容器本体内に空気の流入を行なうための空気供給部
(330)とが設けられていることを特徴とする剤収納
容器」が記載されている。この現像剤収納容器は、必要
不可欠ではないが、トナー収納容器(320)のトナー
排出部(322)にはトナーガイド口金部材(323)
が、そして空気供給部(330)には空気供給用口金部
材(331)がそれぞれ超音波等により溶着されて一体
的に結合されていてもよい。さらに、袋体(321)は
ポリエチレンやナイロン等の樹脂製で、80〜120μ
m程度の厚みを持ったフレキシブルなシートを単層また
は複層の構成にして作られていてもよく、この袋体(3
21)も超音波等によってその周辺部が溶着されて密閉
構造となっていてもよい。袋体(321)を構成するシ
ートの表面にアルミ蒸着処理することは静電気対策に有
効であり、また、トナーガイド口金部材(323)や空
気供給用口金部材(331)もポリエチレンやナイロン
等の樹脂製にすることができ、袋体(321)と同一材
に設定すれば、リサイクルするのに好都合である。一
方、トナーガイド口金部材(323)は、容器本体(3
20)と同質の材料から形成することができ、又は、付
着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形成するこ
とができる。そして、袋体(321)にはその上部にお
いてトナー排出部(322)と空気供給部(330)の
間に仕切部材(324)が設けられていてよく、仕切部
材(324)は上部から下方へ向かって延び、袋体(3
21)の底部近くまで達して2つの室を形成していてよ
い。この仕切部材(324)の下端と袋体(321)底
部までの開放部分が2つの室をつなげる連通部(32
6)となっていてよい。必要不可欠ではないが、この容
器本体(320)も、ブロー成形法などにより成形さ
れ、トナー排出部を設けられた樹脂等から作られた空気
供給用口金部材(331)に、例えば80〜200μm
程度のポリエチレンやポリプロピレン、ナイロン、ポリ
エステル等の樹脂製又は紙製のフレキシブルなシートを
単層または複層にして作られた袋体を固定して構成する
ことができ、一方、トナーガイド口金部材(323)
は、容器本体(320)と同質の材料から形成すること
ができ、又は、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材
料から形成することができる。
【0014】図3に1例が示されるような特願平10−
210085号明細書及び図面記載の「トナーまたはト
ナーとキャリアを混合してなる現像剤を収納する剤収納
容器(320)であって、袋体であってよい密閉構造を
なす剤収納容器本体(321)に、収納したトナーまた
は現像剤を排出するための剤排出部(322)と、当該
容器本体内に空気の流入を行なうための空気供給部(3
30)とが設けられていることを特徴とする剤収納容
器」も、使用後には、フレキシブルな現像剤収納容器本
体(321)と、現像剤排出部(322)とに容易に分
解でき、また、容器本体の入口の上にシート状シール材
が添付され、その上から口金部材が被嵌されているので
口金部材がトナーにより汚染されることがなく、また、
この口金部材は、複写機等へのトナー充填の際に用いら
れる管状のトナー移送及び充填手段末端と同じ構造で互
換性ある構造、例えばネジ嵌合機構が設けられているの
で、複写機等へのトナー充填作業の際に手や衣服を汚す
ことがない。
【0015】特願平11−282380号明細書及び図
面には、図4に1例が示されるように、「電子写真方式
の画像形成装置に使用する粉体のトナーが収納されるト
ナー収納容器において、平面状に形成され、ほぼ平行で
あってよい少なくとも2つの面(402)、(407)
を、トナー排出部(410)を除いた部分に有すること
を特徴とし、箱型又は6面体等の多面体であり得るトナ
ー収納容器」が記載されている。このトナー収納容器
は、必要不可欠ではないが、正面(402)および背面
(407)は同大、同形であって、下部へ向かうほど横
幅が狭くなる台形に形成されていてよく、これととも
に、例えば6面体の場合、他の4面よりも大きい面積を
有していてよく、他の4面のうち少なくとも1部の面は
曲面であってもよく、トナー排出孔(410)はシール
片によって閉鎖されていてもよい。
【0016】このように構成されたトナー収納容器は、
正面(402)および背面(407)が互いに平行な平
らな面となっているので、積み重ねて保管することがで
き、正面(402)および背面(407)が他の4面よ
りも大きい面積を有しているときには、倒れが生じない
安定した状態で保管できるとともに、これを例えば縦置
きした場合と比較して下部側のトナーが受ける単位面積
当たりの重量が小さくなり、長期保管等によって生じ易
いトナー凝集を軽減することができ、また、例えば図中
に示されるように、台形面を有するものを2個合わせA
4サイズ、A5サイズの如き規格化されたサイズの形で
収納、包装、保管、運搬等をすることができ、且つ、使
用後は折畳んで減容し低物流コストで回収することがで
きる。
【0017】特願平11−363375号明細書及び図
面には、図5に1例が示されるように、トナー排出口
(513)を有するトナー収納容器(502)であっ
て、前記トナー排出口(513)が、例えばチューブ状
であってもよい長尺物(518)と嵌合しその状態を保
持できる嵌合部を有するものであることを特徴とする電
子写真画像形成用トナー収納容器が記載されている。
【0018】この電子写真画像形成用トナー収納容器
は、必要不可欠ではないが、ニューマチックな移送手段
でありうる長尺物(518)と嵌合しその状態を保持で
きる嵌合部に、予め形成したスリット(526a)を有
していてよい弾性材料であり得る密着性向上部(52
6)を持たせることができる。スリット(526a)は
複数設けることができ、スリット(526a)には、例
えば、容器内部のトナーをエアポンプ等のニューマチッ
クな移送手段(吸引や送入空気による移送手段)(51
1)で現像手段へ排出する排出手段の端部を機密保持下
で挿入することができる。また、この排出手段の端部
は、トナー逆送管(512)と、ニューマチック移送力
源(510)を作動させるためのエア管(514)のた
めの連結口を有するトナー排出管(516)とから例え
ば同心円状の2重管様に構成することができる。トナー
排出管(516)は機密保持しつつスリット(526
a)への挿入が容易であるようにするため、先端がトナ
ー排出口(515)を形成し細くなっていてよく、トナ
ー排出口(515)がその部分に形成されていてもよ
く、また、このトナー収納容器(502)は、袋状容器
とすることができ、少なくとも一部に蛇腹構造部(55
3)を設けて減容可能な容器とすることができ、或い
は、折り畳み可能な箱型容器(540)とすることがで
きる。そして、いずれの場合も、枠体状の又は箱型の姿
勢保持手段(548)に嵌合させることより、一定の形
で収納、包装、保管、運搬等をし、回収時には折り畳み
或いは減容することができる。
【0019】特願2000−1806号明細書及び図面
には、図6に1例が示されるように、粉体を収納する変
形可能な袋体(622)と、該袋体(622)の姿勢を
保持する、例えば(a)に示される外箱(650)、
(b)に示される袋体(622)の外部に設けられた支
え手段(660)と内部に設けられた支え手段(66
1)、袋体(622)に添着された(c)に示される補
強部材(662)、(d)に示されるような袋体(62
2)自体の肉厚部(663)、袋体(622)の傾斜面
に設けられた(e)に示されるような補強袋(66
4)、袋体(622)の口金部(621)に嵌め込める
(f)に示されるような支持部材(666)であってよ
い姿勢保持手段とを有することを特徴とする粉体収納容
器(620)が記載されている。
【0020】この粉体例えばトナーの収納容器(62
0)は、必要不可欠ではないが、ブロー成形法などによ
り成形され、トナー排出部を設けられた樹脂等から作ら
れた口金部(621)に、例えば80〜200μm程度
のポリエチレンやポリプロピレン、ナイロン、ポリエス
テル等の樹脂製又は紙製のフレキシブルなシートを単層
または複層にして作られた袋体(622)を固定して構
成することができる。この収納容器(620)は密閉構
造を成し、その底部の口金(621)にはトナー排出部
として自閉弁の弾性体、好ましくは発泡スポンジ等で作
られたシール弁(623)を設けることができ、また、
前記外箱(650)等への装着及び保持のためのガイド
片(625)を設けることができる。
【0021】また、静電気対策や防湿のため袋体(62
2)のシート表面又は裏面にアルミ蒸着処理を施したも
のとすることができる。また、この収納容器(620)
の袋体(622)は、前記姿勢保持手段と共に保形され
た形で収納、包装、保管、運搬、使用等をし、回収時に
は、姿勢保持手段を取外し或いは取外さずに、折り畳み
或いは減容することができる。
【0022】特願2000−35919号明細書及び図
面には、図7に1例が示されるように、粉体を収納する
変形可能な内袋体(720)と、該内袋体(720)を
収納し、かつ、該内袋体(720)よりも剛性の大きい
外容器体(750)とを有し、前記内袋体(720)に
は収納した粉体を排出する排出部を具備することを特徴
とする粉体収納容器が記載されている。
【0023】この粉体例えばトナーの収納容器(72
0)は、必要不可欠ではないが、ブロー成形法などによ
り成形され、トナー排出部を設けられた樹脂等から作ら
れた口金部(721)に、例えば80〜200μm程度
のポリエチレンやポリプロピレン、ナイロン、ポリエス
テル等の樹脂製又は紙製のフレキシブルなシートを単層
または複層にして作られた袋体(722)を固定して構
成することができる。この収納容器(720)は密閉構
造を成し、その底部の口金(721)にはトナー排出部
として自閉弁の弾性体、好ましくは発泡スポンジ等で作
られたシール弁(723)を設けることができ、また、
前記外容器体(750)等への装着及び保持のためのガ
イド片(725)を固定することができる。
【0024】口金(721)は、このスライド板(72
5)より上部側に袋部(722)が固定される。例えば
船形に形成された固定部(726)が設けられ、スライ
ド板(725)の下部側には貫通孔(724)を形成す
るための筒状に形成された排出部(727)が設けられ
ていてもよい。排出部(727)には自閉弁としての弾
性体、好ましくは発泡スポンジ等で作られたシール弁
(723)が設けられていてよく、さらに、口金部(7
21)には排出部(727)を閉塞するキャップ片(7
28)が連結部(729)を介して一体的に設けられて
いてよく、キャップ片(728)には排出部(727)
に嵌まり込む円形の窪み(728a)が形成されていて
よい。
【0025】トナー収納容器(702)の外箱(75
0)は、符号(750a)〜(750h)の面板を備え
た8面体であってあってよく、図7にはその外箱(75
0)を平板上に展開した一例の内面と外面が示されてい
る。各面板(750a)〜(750h)は、面板同志繋
がる繋がり辺と面板同志が分離する分離辺のすべて直線
の辺を持つとともに、各面板は少なくとも1辺の繋がり
辺を有していてよい。したがって、外箱(750)は各
面板(750a)〜(750h)の繋がり辺と分離辺を
適宜選定することで、種々の形状の一枚板状に展開する
ことができるが、繋がり辺を設けたことで展開時に完全
に分離してしまう面板が発生することがない。
【0026】さらに、各面板(750a)〜(750
h)の繋がり辺にはその内面側に、図中に示されるよう
に、折り曲げ角度を規制するためのV字状の溝(75
1)が形成されていてよく、このV字状の溝(751)
は、繋がり辺の曲げる角度に応じてV溝の角度を設定し
ている。すなわち、Vの角度がほぼ90度ならば、Vを
なす面が当接する方向に折り曲げたとき、そのV溝(7
51)を介して繋がっている面板は、折り曲げ角度がほ
ぼ90度に規制することができる。
【0027】逆にVをなす面が離れる方向に折り曲げた
ときには何ら規制がないので面板同志が重なる位置まで
曲げられる。また、各面板(750a)〜(750h)
の分離辺には図に示すように、係止手段として一方の面
板に係止突起(752)、他方の面板に係止孔(75
3)が設けられ、面板同志を係止することができる。し
たがって、面板が一枚の板状に広げた状態から適宜順序
により内面側を折り曲げ、そして、係止突起(752)
を係止孔(753)に係止させていけば、工具等を用い
ることなく、外箱(750)が完成する。
【0028】さらに、外箱(750)は図に示すように
外面を上にして展開しておき、これを図に示すように、
面板(750c)が面板(750f)に重なるように2
つ折りすると、幅方向の長さが半分になり、この2つ折
り重ね体に図に示すように、下に突き出た面板(750
g)を折って重ねれば面積及び厚みを小さくすることが
でき、適宜大きさの封筒に収納することができる。
【0029】また、フィルター(755)は、マシン側
へのトナー補給を行なうために、マシン側からエアーを
カートリッジ内に供給しているが、袋状容器の内圧の上
昇を防ぎ、トナー補給量を安定させる。このフィルター
(755)は、多孔質膜であり、孔径は3μmと非常に
小さい孔径を持ち、この孔径により防塵性と通気性の一
見矛盾する機能を同時に満足している。
【0030】上記特願平11−282380号記載のト
ナーボトル、特願平11−363375号記載のトナー
ボトル、特願2000−1806号記載のトナーボト
ル、特願2000−35919号記載のトナーボトルに
おいても、容器本体の入口の上にシート状シール材が添
付され、その上から口金部材が被嵌されている点、及
び、容器本体の口金部材(キャップ部材)と、トナー移
送及び充填手段末端との、容器本体の入口に体する被嵌
態様の互換性は同様である。
【0031】また、上記特開平11−282380号記
載のトナーボトル、特願平11−363375号記載の
トナーボトル、特願2000−1806号記載のトナー
ボトル、特願2000−35919号記載のトナーボト
ルは、フレキシブルな袋状現像剤収納容器とは限らず、
好ましくはハードケース状のものでもあり得る代わり
に、折り目が設けられ、したがって使用後に折り畳み体
積を減少させて回収することができる。
【0032】さらに、特願平11−363375号記載
のトナーボトルのための箱型や枠型或いは硬質柱状の姿
勢保持手段、特願2000−1806号記載のトナーボ
トルのための姿勢保持手段、特願2000−35919
号記載のトナーボトルのための剛性の大きい外容器体
も、使用後に容器本体から外し、折り畳む等、減容化
し、或いは複数纏めて回収することができ、回収された
後には、残存トナーを比較的容易かつ完全に除去するこ
とができ、トナー除去後は新品同様に(再)使用するこ
とができる。
【0033】以上のように、本発明に用いられる上記新
規なトナーボトルは、トナー容器本体が保形性あるシー
ト材料から形成されたものか、或いは容器本体と、該容
器本体のための保形性外箱等が保形性ある材料から形成
されたものか、或いはまた容器本体と、該容器本体のた
めの保形性外箱等の双方が保形性ある材料から形成され
たものが用いられ、これら容器は、容器本体の充填排出
口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然落下によ
り又はニューマチックな取り出し手段を用い取り出し
て、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、トナー
充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、静電像現像手
段にトナーを充填するため該充填排出口に着脱自在に被
嵌されたトナー取出手段とを有し、該容器本体は使用後
に折り畳むことができるものである。
【0034】また、上記説明から理解されるように、前
記トナーボトルに装着されるトナー取出手段は、熱可塑
性材料から成っていてもよくまた硬質の材料から成って
いてもよく、さらに、このようなトナー取出手段は、こ
のトナーボトルから例えば複写装置にトナーを供給する
際、マシン側にトナー取り込み用のノズルが備えられて
いるときには当然不要であり、装着されていなくてもよ
い。いずれにしても、トナーボトル側に前記トナー取出
手段が装着されている場合に、これが熱可塑性材料から
成り、容器本体が袋状のものであれば、両者を分解する
必要はなく、一方、両者のうちいずれかが又は両者共
に、回収再利用に適した硬質材料から成るときには、分
解、折り畳まれることが、必要不可欠ではないが、好ま
しい。
【0035】すなわち、これら新規な発明に係るトナー
ボトルは、(a)可撓性の袋状容器本体と、該容器本体
の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自
然落下により又はニューマチックな取り出し手段を用い
取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さ
ず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、ト
ナーを充填、排出できるトナーボトルであって、該容器
本体は使用後に減容することができるトナーボトル:
【0036】(b)保形性のあるシート材料から形成さ
れた容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に
挿入されて、内部トナーを自然落下により又はニューマ
チックな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー
移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及
び衣服を汚すことなく、トナーを充填、排出できるトナ
ーボトルであって、該容器本体は使用後に折り畳むこと
ができるトナーボトル:
【0037】(c)可撓性の袋状容器本体と、該容器本
体の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを
自然落下により又はニューマチックな取り出し手段を用
い取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さ
ず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、ト
ナーを充填、排出できるトナーボトルであって、該容器
本体は使用後に減容することができ、該容器本体の外側
にさらに、熱可塑性材料から形成された着脱自在に被嵌
された箱型や枠型或いは柱状の姿勢保持手段又は外箱を
有するトナーボトル:
【0038】(d)可撓性の袋状容器本体と、該容器本
体の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを
自然落下により又はニューマチックな取り出し手段を用
い取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さ
ず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、ト
ナーを充填、排出できるトナーボトルであって、該容器
本体は使用後に減容することができ、該容器本体の外側
にさらに、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料か
ら形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或いは硬
質柱状の姿勢保持手段又は外箱を有するトナーボトル:
【0039】(e)保形性のあるシート材料から形成さ
れた容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に
挿入されて、内部トナーを自然落下により又はニューマ
チックな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー
移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及
び衣服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容
器本体は使用後に折り畳むことができるトナーボトルで
あって、該容器本体は使用後に折り畳むことができ、該
容器本体の外側にさらに、付着トナーを簡単に除去可能
な硬質の材料から形成された着脱自在に被嵌された箱型
や枠型或いは硬質柱状の姿勢保持手段又は外箱を有する
トナーボトル:
【0040】(f)保形性のあるシート材料から形成さ
れた容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に
挿入されて、内部トナーを自然落下により又はニューマ
チックな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー
移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及
び衣服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容
器本体は使用後に折り畳むことができるトナーボトルで
あって、該容器本体は使用後に折り畳むことができ、該
容器本体の外側にさらに、熱可塑性材料から形成された
着脱自在に被嵌された箱型や枠型或いは硬質柱状の姿勢
保持手段又は外箱を有するトナーボトル、に分類するこ
とができる。したがって、これらトナーボトルはそれぞ
れ、それらに特に適した固有の管理方法が必要又は少な
くとも有用なはずである。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】今般、我々は、このよ
うな特願平10−179018号記載のトナーボトル、
特願平10−210085号記載のトナーボトル、特願
平11−282380号記載のトナーボトル、特願平1
1−363375号記載のトナーボトル、特願2000
−1806号記載のトナーボトル、特願2000−35
919号記載のトナーボトルの使い方について検討の結
果、極めて有用な管理及び回収システムを完成した。
【0042】例えば、特願平10−210085号記載
のトナーボトル、特願平10−210085号記載のト
ナーボトル、特願平11−282380号記載のトナー
ボトルらの現像剤収納容器は、分解した後の前記「フレ
キシブルな袋状現像剤収納容器本体」が、使用後に体積
を減少させて回収することができ、かつ、仮りに残存ト
ナーを完全に除去せずとも、これから得られる例えばペ
レットが無害な還元性燃料、例えば冶金分野における好
ましい還元性燃料としての使途に需要が多く、また、前
記「現像剤ガイド部材」や「現像剤排出部材」は、フレ
キシブルな袋状現像剤収納容器から分解後、回収された
場合には、残存トナーを比較的容易かつ完全に除去する
ことができ、トナー除去後は新品同様に(再)使用する
ことができる。一方、その余の上記ハードボトルのよう
なものの場合、分解可能及び折り畳み回収は、種々の点
で特に有利である。容器本体を覆うための外箱の場合も
同様である。
【0043】したがって、本発明の目的は、トナーを収
納、保管、運搬、販売及び/又は静電荷像の現像装置へ
現像剤を補給する際に使用し、かつ特に、これらのため
回収、再使用するための現像剤容器の管理方法を提供す
ることにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明の
(1)「可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の充填排
出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然落下に
より又はニューマチックな取り出し手段を用い取り出し
て、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、トナー
充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナーを充
填、排出でき、該袋状容器本体は使用後に減容すること
ができるトナーボトルの管理方法であって、該袋状容器
本体を減容した後回収するのに有効な、回収用取扱記号
が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの管理
方法」によって解決される。
【0045】また、前記課題は、本発明の(2)「保形
性のあるシート材料から形成された容器本体と、該容器
本体の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナー
を自然落下により又はニューマチックな取り出し手段を
用い取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介
さず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、
トナーを充填、排出でき、該容器本体は使用後に折り畳
むことができるトナーボトルの管理方法であって、該容
器本体を折り畳んだ後回収するのに有効な、回収用取扱
記号が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの
管理方法」によって解決される。
【0046】また、前記課題は、本発明の(3)「可撓
性の袋状容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器
中に挿入されて、内部トナーを自然落下により又はニュ
ーマチックな取り出し手段を用い取り出して、管状のト
ナー移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の
手及び衣服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、
該容器本体は使用後に減容することができ、該容器本体
の外側にさらに、熱可塑性材料から形成された着脱自在
に被嵌された箱型や枠型或いは柱状の姿勢保持手段又は
外箱を有するトナーボトルの管理方法であって、該袋状
容器本体を、又は所望により姿勢保持手段又は外箱を含
めて、減容した後回収するのに有効な、回収用取扱記号
が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの管理
方法」によって解決される。
【0047】また、前記課題は、本発明の(4)「可撓
性の袋状容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器
中に挿入されて、内部トナーを自然落下により又はニュ
ーマチックな取り出し手段を用い取り出して、管状のト
ナー移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の
手及び衣服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、
該容器本体は使用後に減容することができ、該容器本体
の外側にさらに、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の
材料から形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或
いは硬質柱状の姿勢保持手段又は外箱を有するトナーボ
トルの管理方法であって、該袋状容器本体から前記姿勢
保持手段又は外箱を取外し、該袋状容器本体を減容し、
及び/又は、姿勢保持手段又は外箱を折り畳んだ後回収
するのに有効な、回収用取扱記号が付されることを特徴
とする使用済トナーボトルの管理方法」によって解決さ
れる。
【0048】また、前記課題は、本発明の(5)「保形
性のあるシート材料から形成された容器本体と、該容器
本体の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナー
を自然落下により又はニューマチックな取り出し手段を
用い取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介
さず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、
トナーを充填、排出でき、該容器本体は使用後に折り畳
むことができ、該容器本体の外側にさらに、付着トナー
を簡単に除去可能な硬質の材料から形成された着脱自在
に被嵌された箱型や枠型或いは硬質柱状の姿勢保持手段
又は外箱を有するトナーボトルの管理方法であって、該
袋状容器本体から前記姿勢保持手段又は外箱を取外し、
該容器本体を折り畳み、及び/又は、姿勢保持手段又は
外箱を折り畳んだ後回収するのに有効な、回収用取扱記
号が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの管
理方法」によって解決される。
【0049】また、前記課題は、本発明の(6)「保形
性のあるシート材料から形成された容器本体と、該容器
本体の充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナー
を自然落下により又はニューマチックな取り出し手段を
用い取り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介
さず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、
トナーを充填、排出でき、該容器本体は使用後に折り畳
むことができ、該容器本体の外側にさらに、熱可塑性材
料から形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或い
は減容可能な柱状の姿勢保持手段又は外箱を有するトナ
ーボトルの管理方法であって、該容器本体から前記姿勢
保持手段又は外箱を取外し、該容器本体を折り畳み、及
び/又は、姿勢保持手段又は外箱を減容した後回収する
のに有効な、回収用取扱記号が付されることを特徴とす
る使用済トナーボトルの管理方法」によって解決され
る。
【0050】また、前記課題は、本発明の(7)「前記
回収用取扱記号が、回収元又は中間取扱業者へ回収物を
配送するための宛名を含むことを特徴とする前記第
(1)項乃至第(6)項のいずれかに記載の使用済トナ
ーボトルの管理方法」によって良好に解決される。
【0051】また、前記課題は、本発明の(8)「前記
回収用取扱記号が、袋状容器本体、又は箱型や枠型或い
は柱状の姿勢保持手段又は外箱を、付着トナーと共に再
成形するための減容回収の際の取扱情報を含むことを特
徴とする前記第(1)項、第(3)項、第(4)項又は
第(5)項に記載の使用済トナーボトルの管理方法」に
よって良好に解決される。
【0052】また、前記課題は、本発明の(9)「前記
取扱情報が、袋状容器本体からトナー取出手段を取り外
す際の取扱上のトナー汚れ防止のための情報を含むこと
を特徴とする前記第(8)項に記載の使用済トナーボト
ルの管理方法」によって良好に解決される。
【0053】また、前記課題は、本発明の(10)「前
記回収用取扱記号が、保形性あるシート材料から形成さ
れた容器本体又は箱型や枠型或いは硬質柱状の姿勢保持
手段又は外箱を、折り畳むための取扱情報を含むことを
特徴とする前記第(2)項、第(4)項、第(5)項又
は第(6)項に記載の使用済トナーボトルの管理方法」
によって良好に解決される。
【0054】また、前記課題は、本発明の(11)「前
記回収用取扱記号が、トナー容器を分解し、かつ、折り
畳むための説明情報を含むことを特徴とする前記第(1
0)項に記載の使用済トナーボトルの管理方法」によっ
て良好に解決される。
【0055】また、前記課題は、本発明の(12)「前
記折り畳みための説明情報が、目視可能な折り畳み線を
含むことを特徴とする前記第(11)項に記載の使用済
トナーボトルの管理方法」によって良好に解決される。
【0056】また、前記課題は、本発明の(13)「前
記取扱情報が、折り畳まれた回収物を回送する封筒情報
を含むことを特徴とする前記第(1)項乃至第(12)
項のいずれかに記載の使用済トナーボトルの管理方法」
によって良好に解決される。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基いて詳細
に説明するが、これら説明は本発明の本質について理解
を容易にするためのものであって、制限するためのもの
ではない。
【0058】以下、本発明を図面に基いて詳細に説明す
るが、これら説明は本発明の本質について理解を容易に
するためのものであって、制限するためのものではな
い。前記のように、本発明に用いられる現像剤収納容器
は、フレキシブルな袋状現像剤収納容器とは限らずハー
ドケース状のものでもあり得、すなわち、図2に示され
るように、本発明に用いられる現像剤収納容器(トナー
容器)の1つは、前記のように、トナー単独からなる、
またはトナーとキャリアを混合してなる現像剤を収納す
る現像剤収納容器であって、例えば、密閉された袋状の
容器本体(220)と、一端が容器本体(220)内に
入り込み、他端が容器本体(220)外に飛び出し、ト
ナーまたは現像剤の出し入れを行なうため、容器本体
(220)に分離自在に組み込まれた現像剤ガイド部材
(222)と、前記容器本体(220)の一部に固定さ
れ、前記現像剤ガイド部材(222)を支持する支持部
材(221)と、該支持部材(221)に設けられた例
えばネジ部であってよい係合部(223)と、前記現像
剤ガイド部材(222)に連通可能な例えばチューブ状
であってよい現像剤連通路(226)が設けられ、前記
係合部(223)に係脱可能な口金部材(224)が設
けられ、前記剤ガイド部材(222)と前記現像剤連通
路(226)との通連を開閉可能な例えば蓋状部材であ
ってよい開閉部材(250)とを有することを特徴とす
る剤収納容器であり得る。
【0059】また、この容器本体(220)は、必要不
可欠ではないが、ブロー成形法などにより成形され、ト
ナー排出部を設けられた樹脂等から作られた口金部(2
24)に、例えば80〜200μm程度のポリエチレン
やポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等の樹脂製
又は紙製のフレキシブルなシートを単層または複層にし
て作られた袋体を固定して構成することができ、一方、
現像剤ガイド部材(222)は、容器本体(220)と
同質の材料から形成することができ、又は、付着トナー
を簡単に除去可能な硬質の材料から形成することができ
る。
【0060】使用後には、このトナー容器(ボトル)は
フレキシブルな容器本体(220)と、支持部材(22
1)と、現像剤ガイド部材(222)とに容易に分解で
き、或いは支持部材(221)が固定され一体化した容
器本体(220)と、現像剤ガイド部材(222)とに
容易に分解でき、又は容器本体(220)と、支持部材
(221)が固定され一体化した現像剤ガイド部材(2
22)とに容易に分解できる。容器本体(220)は容
易に減容される。
【0061】また、この現像剤収納容器は、容器本体
(220)の入口の上にシート状シール材が添付され、
その上から口金部材(224)が被嵌されているので口
金部材(224)がトナーにより汚染されることがな
く、また、この口金部材(224)は、複写機等への管
状のトナー移送及び充填手段末端と同じ構造のネジが設
けられているので、複写機等へのトナー充填作業の際に
手や衣服を汚すことなく、容器本体(220)の入口に
被嵌されてる口金部材(224)をはずし、次にシート
状シール材を剥ぎとり、口金部材(224)と同じ構造
の末端部を有する管状のトナー移送及び充填手段を接続
して、複写機等へのトナー充填作業を、手や衣服を汚す
ことなく、簡単に行うことができる。
【0062】また、図3に示されるように、本発明の現
像剤収納容器の他の1つは、前記のように、袋体であっ
てよい密閉構造をなす剤収納容器本体(321)に、収
納したトナーまたは現像剤を排出するための剤排出部
(322)と、当該容器本体内に空気の流入を行なうた
めの空気供給部(330)とが設けられていることを特
徴とする剤収納容器であり得る。この現像剤収納容器
は、必要不可欠ではないが、トナー収納容器(320)
のトナー排出部(322)にはトナーガイド口金部材
(323)が、そして空気供給部(330)には空気供
給用口金部材(331)がそれぞれ超音波等により溶着
されて一体的に結合されていてもよい。さらに、袋体
(321)はポリエチレンやナイロン等の樹脂製で、8
0〜120μm程度の厚みを持ったフレキシブルなシー
トを単層または複層の構成にして作られていてもよく、
この袋体(321)も超音波等によってその周辺部が溶
着されて密閉構造となっていてもよい。袋体(321)
を構成するシートの表面にアルミ蒸着処理することは静
電気対策に有効であり、また、トナーガイド口金部材
(323)や空気供給用口金部材(331)もポリエチ
レンやナイロン等の樹脂製にすることができ、袋体(3
21)と同一材に設定すれば、リサイクルするのに好都
合である。一方、トナーガイド部材(323)は、容器
本体(320)と同質の材料から形成することができ、
又は、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形
成することができる。そして、袋体(321)にはその
上部においてトナー排出部(322)と空気供給部(3
30)の間に仕切部材(324)が設けられていてよ
く、仕切部材(324)は上部から下方へ向かって延
び、袋体(321)の底部近くまで達して2つの室を形
成していてよい。この仕切部材(324)の下端と袋体
(321)底部までの開放部分が2つの室をつなげる連
通部(326)となっていてよい。
【0063】このような容器も、使用後には、フレキシ
ブルな現像剤収納容器本体(321)と、現像剤排出部
(322)とに容易に分解でき、また、容器本体の入口
の上にシート状シール材が添付され、その上から口金部
材が被嵌されているので口金部材がトナーにより汚染さ
れることがなく、また、この口金部材は、複写機等への
トナー充填の際に用いられる管状のトナー移送及び充填
手段末端と同じ構造で互換性あるネジが設けられている
ので、複写機等へのトナー充填作業の際に手や衣服を汚
すことがない。容器本体(321)は、使用後に容易に
減容される。
【0064】また、図4に示されるように、本発明発明
に用いられるトナー収納容器の他の1つは、前記のよう
に電子写真方式の画像形成装置に使用する粉体のトナー
が収納されるトナー収納容器であって、平面状に形成さ
れ、ほぼ平行であってよい少なくとも2つの面(40
2)、(407)を、トナー排出部(410)を除いた
部分に有することを特徴とし、保形性のシート材料から
形成された、箱型又は6面体等の多面体であり得るトナ
ー収納容器であり得る。このトナー収納容器は、必要不
可欠ではないが、正面(402)および背面(407)
は同大、同形であって、下部へ向かうほど横幅が狭くな
る台形に形成されていてよいとともに、例えば6面体の
場合、他の4面よりも大きい面積を有していてよく、他
の4面のうち少なくとも1部の面は曲面であってもよ
く、トナー排出孔(410)はシール片によって閉鎖さ
れていてもよい。
【0065】このように構成されたトナー収納容器は、
付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形成する
ことができ、正面(402)および背面(407)が互
いに平行な平らな面となっているので、積み重ねて保管
することができ、正面(402)および背面(407)
が他の4面よりも大きい面積を有しているときには、倒
れが生じない安定した状態で保管できるとともに、これ
を例えば縦置きした場合と比較して下部側のトナーが受
ける単位面積当たりの重量が小さくなり、長期保管等に
よって生じ易いトナー凝集を軽減することができ、ま
た、例えば図中に示されるように、台形面を有するもの
を2個合わせA4サイズ、A5サイズの如き規格化され
たサイズの形で収納、包装、保管、運搬等をすることが
でき、且つ、使用後は折り畳んで減容し低物流コストで
回収することができる。
【0066】また、図5に示されるように、本発明発明
に用いられるトナー収納容器の他の1つは、前記のよう
に、トナー排出口(513)を有する保形成シート材料
から形成されたトナー収納容器(502)であって、前
記トナー排出口(513)が、例えばチューブ状であっ
てもよい長尺物(518)と嵌合しその状態を保持でき
る嵌合部を有するものであることを特徴とする電子写真
画像形成用トナー収納容器であり得る。
【0067】この電子写真画像形成用トナー収納容器
は、必要不可欠ではないが、ニューマチックな移送手段
でありうる長尺物(518)と嵌合しその状態を保持で
きる嵌合部に、予め形成したスリット(526a)を有
していてよい弾性材料であり得る密着性向上部(52
6)を持たせることができる。スリット(526a)は
複数設けることができ、スリット(526a)には、例
えば、容器内部のトナーをエアポンプ等のニューマチッ
クな移送手段(吸引や送入空気による移送手段)(51
1)で現像手段へ排出する排出手段の端部を機密保持下
で挿入することができる。また、この排出手段の端部
は、、トナー逆送管(512)と、ニューマチック移送
力源(510)を作動させるためのエア管(514)の
ための連結口を有するトナー排出管(516)とから例
えば同心円状の2重管様に構成することができる。トナ
ー排出管(516)は機密保持しつつスリット(526
a)への挿入が容易であるようにするため、先端がトナ
ー排出口(515)を形成し細くなっていてよく、トナ
ー排出口(515)がその部分に形成されていてもよ
く、また、このトナー収納容器(502)は、袋状容器
とすることができ、少なくとも一部に蛇腹構造部(55
3)を設けて減容可能な容器とすることができ、或い
は、折り畳み可能な箱型容器(540)とすることがで
きる。そして、いずれの場合も、枠体状の又は箱型の姿
勢保持手段(548)に嵌合させることより、一定の形
で収納、包装、保管、運搬等をし、回収時には折り畳み
或いは減容することができる。さらに、容器内部には、
熱可塑性樹脂材料又は硬質の材料から形成されるトナー
取出手段を挿着することができる。
【0068】また、図6に示されるように、本発明発明
に用いられる収納容器の他の1つは、前記のように、粉
体を収納する変形可能な袋体(622)と、該袋体(6
22)の姿勢を保持する、例えば(a)に示される外箱
(650)、(b)に示される袋体(622)の外部に
設けられた支え手段(660)と内部に設けられた支え
手段(661)、袋体(622)に添着された(c)に
示される補強部材(662)、(d)に示されるような
袋体(622)自体の肉厚部(663)、袋体(62
2)の傾斜面に設けられた(e)に示されるような補強
袋(664)、袋体(622)の口金部(621)に嵌
め込める(f)に示されるような支持部材(666)で
あってよい姿勢保持手段とを有することを特徴とする粉
体収納容器(620)であり得る。さらに、容器内部に
は、熱可塑性樹脂材料又は硬質の材料から形成されるト
ナー取出手段を挿着することができる。
【0069】このトナー収納容器(620)は、必要不
可欠ではないが、ブロー成形法などにより成形され、ト
ナー排出部を設けられた樹脂等から作られた口金部(6
21)に、例えば80〜200μm程度のポリエチレン
やポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等の樹脂製
又は紙製のフレキシブルなシートを単層または複層にし
て作られた袋体(622)を固定して構成することがで
きる。この収納容器(620)は密閉構造を成し、その
底部の口金(621)にはトナー排出部として自閉弁の
弾性体、好ましくは発泡スポンジ等で作られたシール弁
(623)を設けることができ、また、前記外箱(65
0)等への装着及び保持のためのガイド片(625)を
設けることができる。
【0070】また、静電気対策や防湿のため袋体(62
2)のシート表面又は裏面にアルミ蒸着処理を施したも
のとすることができる。また、この収納容器(620)
の袋体(622)は、前記姿勢保持手段と共に保形され
た形で収納、包装、保管、運搬、使用等をし、回収時に
は、姿勢保持手段を取外し或いは取外さずに、折り畳み
或いは減容することができる。
【0071】また、図7に示されるように、本発明発明
に用いられるトナー収納容器の他の1つは、前記のよう
に、粉体を収納する変形可能な内袋体(720)と、該
内袋体(720)を収納し、かつ、該内袋体(720)
よりも剛性の大きい外容器体(750)とを有し、前記
内袋体(720)には収納した粉体を排出する排出部を
具備することを特徴とする粉体収納容器であり得る。
【0072】このトナー収納容器(720)は、必要不
可欠ではないが、ブロー成形法などにより成形され、ト
ナー排出部を設けられた樹脂等から作られた口金部(7
21)に、例えば80〜200μm程度のポリエチレン
やポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等の樹脂製
又は紙製のフレキシブルなシートを単層または複層にし
て作られた袋体(722)を固定して構成することがで
きる。この収納容器(720)は密閉構造を成し、その
底部の口金(721)にはトナー排出部として自閉弁の
弾性体、好ましくは発泡スポンジ等で作られたシール弁
(723)を設けることができ、また、前記外箱(75
0)等への装着及び保持のためのガイド片(725)を
設けることができる。
【0073】口金(721)は、このスライド板(72
5)より上部側に袋部(722)固定される例えば船形
に形成された固定部(726)が設けられ、スライド板
(725)の下部側には貫通孔(724)を形成するた
めの筒状に形成された排出部(727)が設けられてい
てもよい。排出部(727)には自閉弁としての弾性
体、好ましくは発泡スポンジ等で作られたシール弁(7
23)が設けられていてよく、さらに、口金部(72
1)には排出部(727)を閉塞するキャップ片(72
8)が連結部(729)を介して一体的に設けられてい
てよく、キャップ片(728)には排出部(727)に
嵌まり込む円形の窪み(728a)が形成されていてよ
い。
【0074】トナー収納容器(702)の外箱(75
0)は、符号(750a)〜(750h)の面板を備え
た8面体であってあってよく、図7にはその外箱(75
0)を平板上に展開した一例の内面と外面が示されてい
る。各面板(750a)〜(750h)は、面板同志繋
がる繋がり辺と面板同志が分離する分離辺のすべて直線
の辺を持つとともに、各面板は少なくとも1辺の繋がり
辺を有していてよい。したがって、外箱(750)は各
面板(750a)〜(750h)の繋がり辺と分離辺を
適宜選定することで、種々の形状の一枚板状に展開する
ことができるが、繋がり辺を設けたことで展開時に完全
に分離してしまう面板が発生することがない。
【0075】さらに、各面板(750a)〜(750
h)の繋がり辺にはその内面側に、図中に示されるよう
に、折り曲げ角度を規制するためのV字状の溝(75
1)が形成されていてよく、このV字状の溝(751)
は、繋がり辺の曲げる角度に応じてV溝の角度を設定し
ている。すなわち、Vの角度がほぼ90度ならば、Vを
なす面が当接する方向に折り曲げたとき、そのV溝(7
51)を介して繋がっている面板は、折り曲げ角度がほ
ぼ90度に規制することができる。
【0076】逆にVをなす面が離れる方向に折り曲げた
ときには何ら規制がないので面板同志が重なる位置まで
曲げられる。また、各面板(750a)〜(750h)
の分離辺には図に示すように、係止手段として一方の面
板に係止突起(752)、他方の面板に係止孔(75
3)が設けられ、面板同志を係止することができる。し
たがって、面板が一枚の板状に広げた状態から適宜順序
により内面側を折り曲げ、そして、係止突起(752)
を係止孔(753)に係止させていけば、工具等を用い
ることなく、外箱(750)が完成する。
【0077】さらに、外箱(750)は図に示すように
外面を上にして展開しておき、これを図に示すように、
面板(750c)が面板(750f)に重なるように2
つ折りすると、幅方向の長さが半分になり、この2つ折
り重ね体に図に示すように、下に突き出た面板(750
g)を折って重ねれば面積及び厚みを小さくすることが
でき、適宜大きさの封筒に収納することができる。さら
に、容器内部には、熱可塑性樹脂材料又は硬質の材料か
ら形成されるトナー取出手段を挿着することができる。
【0078】また、フィルター(755)は、マシン側
へのトナー補給を行なうために、マシン側からエアーを
カートリッジ内に供給しているが、袋状容器の内圧の上
昇を防ぎ、トナー補給量を安定させる。このフィルター
(755)は、多孔質膜であり、孔径は3μmと非常に
小さい孔径を持ち、この孔径により防塵性と通気性の一
見矛盾する機能を同時に満足している。
【0079】特願平11−282380号記載のトナー
ボトル、特願平11−363375号記載のトナーボト
ル、特願2000−1806号記載のトナーボトル、特
願2000−35919号記載のトナーボトルにおいて
も、容器本体の入口の上にシート状シール材が添付され
うるものであり、その上から口金部材が被嵌されている
点、及び、容器本体の口金部材(キャップ部材)と、ト
ナー移送及び充填手段末端との、容器本体の入口に体す
る被嵌態様の互換性は同様である。
【0080】また、特開平11−282380号記載の
トナーボトル、特願平11−363375号記載のトナ
ーボトル、特願2000−1806号記載のトナーボト
ル、特願2000−35919号記載のトナーボトル
は、フレキシブルな袋状現像剤収納容器とは限らずハー
ドケース状のものでもあり得る代わりに、折り目が設け
られ、したがって使用後に折り畳み体積を減少させて回
収することができる。
【0081】さらに、特願平11−363375号記載
のトナーボトルのための箱型や枠型或いは硬質柱状の姿
勢保持手段、特願2000−1806号記載のトナーボ
トルのための姿勢保持手段、特願2000−35919
号記載のトナーボトルのための剛性の大きい外容器体
も、使用後に容器本体から外し、折り畳む等、減容化
し、或いは複数纏めて回収することができ、回収された
後には、残存トナーを比較的容易かつ完全に除去するこ
とができ、トナー除去後は新品同様に(再)使用するこ
とができる。
【0082】即ち、本発明においては、前記のように、
トナー容器本体が保形性あるシート材料から形成された
ものか、或いは容器本体と、該容器本体のための保形性
外箱等が保形性ある材料から形成されたものか、或いは
また容器本体と、該容器本体のための保形性外箱等の双
方が保形性ある材料から形成されたものが用いられる。
これら容器は、容器本体の充填排出口から容器中に挿入
されて、内部トナーを自然落下により又はニューマチッ
クな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送
手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣
服を汚すことなく、静電像現像手段にトナーを充填する
ため該充填排出口に着脱自在に被嵌されたトナー取出手
段とを有し、該容器本体は使用後に折り畳むことができ
るトナーボトルの管理方法である。
【0083】このようなトナーボトルの1例としては、
可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の充填排出口から
容器中に挿入されて、内部トナーを自然落下により又は
ニューマチックな取り出し手段を用い取り出して、管状
のトナー移送手段を介して又は介さず、トナー充填作業
者の手及び衣服を汚すことなく、静電像現像手段にトナ
ーを充填するため該充填排出口に着脱自在に被嵌された
トナー取出手段とを有するトナーボトルであって、該袋
状容器本体は使用後に減容することができ、該袋状容器
本体と、該トナー取出手段とが同質の材料から形成され
ているトナーボトルが挙げられる。
【0084】そして、上記説明から理解されるように、
本発明においては、前記トナーボトルに装着されるトナ
ー取出手段は、熱可塑性材料から成っていてもよくまた
硬質の材料から成っていてもよく、さらに、このような
トナー取出手段は、このトナーボトルから例えば複写装
置にトナーを供給する際、マシン側にトナー取り込み用
のノズルが備えられているときには不要であり、装着さ
れていなくてもよい。いずれにしても、本発明において
は、トナーボトル側に前記トナー取出手段が装着されて
いる場合に、これが熱可塑性材料から成り、容器本体が
袋状のものであれば、両者を分解する必要はなく、一
方、両者のうちいずれかが又は両者共に、回収再利用に
適した硬質材料から成るときには、分解、折り畳まれる
ことが、必要不可欠ではないが、好ましい。
【0085】このようなトナーボトルの他の1例として
は、保形性のあるシート材料から形成された容器本体
と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入されて、
内部トナーを自然落下により又はニューマチックな取り
出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送手段を介
して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣服を汚す
ことなく、トナーを充填、排出できるトナーボトルであ
って、該容器本体は使用後に折り畳むことができるトナ
ーボトル、が挙げられる。
【0086】さらに、このようなトナーボトルの他の1
例としては、可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の充
填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然落
下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取り
出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、ト
ナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナーを
充填、排出できるトナーボトルであって、該容器本体は
使用後に減容することができ、該容器本体の外側にさら
に、熱可塑性材料から形成された着脱自在に被嵌された
箱型や枠型或いは柱状の姿勢保持手段又は外箱を有する
トナーボトルが挙げられる。
【0087】さらに、このようなトナーボトルの他の1
例としては、可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の充
填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然落
下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取り
出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、ト
ナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナーを
充填、排出できるトナーボトルであって、該容器本体は
使用後に減容することができ、該容器本体の外側にさら
に、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から形成
された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或いは硬質柱状
の姿勢保持手段又は外箱を有するトナーボトルが挙げら
れる。
【0088】さらに、このようなトナーボトルの他の1
例としては、保形性のあるシート材料から形成された容
器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入さ
れて、内部トナーを自然落下により又はニューマチック
な取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送手
段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣服
を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本体
は使用後に折り畳むことができるトナーボトルであっ
て、該容器本体は使用後に折り畳むことができ、該容器
本体の外側にさらに、付着トナーを簡単に除去可能な硬
質の材料から形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠
型或いは硬質柱状の姿勢保持手段又は外箱を有するトナ
ーボトルが挙げられる。
【0089】さらに、このようなトナーボトルの他の1
例としては、保形性のあるシート材料から形成された容
器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入さ
れて、内部トナーを自然落下により又はニューマチック
な取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送手
段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣服
を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本体
は使用後に折り畳むことができ、該容器本体の外側にさ
らに、熱可塑性材料から形成された着脱自在に被嵌され
た箱型や枠型或いは減容可能な柱状の姿勢保持手段又は
外箱を有するトナーボトルの管理方法であって、該容器
本体から前記姿勢保持手段又は外箱を取外し、該容器本
体を折り畳み、及び/又は、姿勢保持手段又は外箱を減
容した後回収するのに有効な、回収用取扱記号が付され
ることを特徴とする使用済トナーボトルの管理方法。
【0090】さらに、このようなトナーボトルの他の1
例としては、保形性のあるシート材料から形成された容
器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入さ
れて、内部トナーを自然落下により又はニューマチック
な取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送手
段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣服
を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本体
は使用後に折り畳むことができるトナーボトルであっ
て、該容器本体は使用後に折り畳むことができ、該容器
本体の外側にさらに、熱可塑性材料から形成された着脱
自在に被嵌された減容可能な箱型や枠型或いは柱状の姿
勢保持手段又は外箱を有するトナーボトルが挙げられ
る。
【0091】本発明においては、このようなトナーボト
ルに、回収用取扱記号が付されるが、この回収用取扱記
号は、その種類を問わないが、トナーボトルの最終使用
者である顧客が、容易に識別できかつその内容を理解す
ることができるように目視できるイメージ情報を少なく
とも含むことが必要である。
【0092】そして、この回収用取扱記号は、回収元又
は中間取扱業者へ回収物を配送するための宛名を含むこ
とができる。また、この回収用取扱記号は、袋状容器本
体、又は箱型や枠型或いは硬質柱状の姿勢保持手段又は
外箱を、付着トナーと共に再成形するための減容回収の
際の取扱情報を含むことが好ましい。さらに、この回収
用取扱記号は、袋状容器本体からトナー取出手段を取り
外す際の取扱上のトナー汚れ防止のための情報を含むこ
とが好ましい。
【0093】さらにまた、この回収用取扱記号は、トナ
ー容器を分解し、かつ、折り畳むための説明情報や、保
形性あるシート材料から形成された容器本体又は箱型や
枠型或いは硬質柱状の姿勢保持手段又は外箱を、折り畳
むための取扱情報を含むことが好ましい。
【0094】また、この分解折り畳みのための説明情報
は、目視可能な折り畳み線を含み、折り畳み方を図解し
た図を含んでいるものであってもよい。さらに、本発明
におけるた回収用取扱記号には、回収元又は中間取扱業
者が利用できる例えばバーコードのような機械読取可能
な情報を有していてもよい。
【0095】図8は、本発明の管理方法におけるトナー
ボトル流通経路に付随する識別記号の流れ、及び、該識
別記号による各種影響、効果を模式的に簡略化して示し
たものである。図8において、トナーメーカーである発
売元から、トナーが充填されたトナーボトルが販売会
社、代理店等のトナー商品流通業者(1)を経由して或
いは経由せずに直接、小売業者等の商品流通業者(2)
に流通し、更に顧客たる最終使用者に販売され、そこで
使用されるが、その結果、例えば典型的には、ハードボ
トル様外箱で覆われた袋状トナー容器は、本発明におけ
る前記識別記号に基いて、ハードボトル様外箱と袋状ト
ナー容器とに分離され、ハードボトル様外箱は折り畳ま
れて回収業者による回収に付され、汚れた袋状トナー容
器は減容されて、例えば回収業者により回収される。
【0096】回収されたトナーボトル等は、例えば製鉄
業における良質な還元性燃料として販売、使用される。
したがって、本発明の管理方法はそれ自身極めて有用で
あるが、他に反射的利点として、図8に示されるように
各種の流通経路、流通段階で、識別記号に起因するトナ
ーボトル回収行程に付随して、トナー製造及び販売業に
有用な種々の情報をも得られることが挙げられる。
【0097】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明より明らか
なように、本発明により、トナーを収納、保管、運搬、
販売及び/又は静電荷像の現像装置へ現像剤を補給する
際に使用し、かつ特に、これらのため回収、再使用する
ためのハードボトル様のトナー容器又は外箱を有する新
規現像剤容器の管理方法の改善が可能となり、特にトナ
ーボトルを簡単確実に保管し、配送すための方法、ま
た、例えば異常に長期間保管されているトナーボトルを
簡単確実に使用に供するための方法、使用済みトナーボ
トルを円滑に回収するための方法、リサイクル使用の回
数をチェックしトナーボトルが寿命に至った否かを判断
する方法が提供されるだけでなく、さらに発売元の組織
中の各関係部署との関係も考慮して、上記各種の情報に
より、トナーボトルの各種流通経路における流れをマク
ロ的に把握することができ、また例えば特異な傾向を把
握することができるので、市場予測のための或いは重点
的な営業活動展開のための基礎データを得ることができ
る等の効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像剤収納容器の1例を表わした図であ
る。
【図2】本発明に用いられる現像剤収納容器の1例を表
わした図である。
【図3】本発明に用いられる現像剤収納容器の他の1例
を表わした図である。
【図4】本発明に用いられる現像剤収納容器の更に他の
1例を表わした図である。
【図5】本発明に用いられる現像剤収納容器のまた更に
他の1例を表わした図である。
【図6】本発明に用いられる現像剤収納容器のまた更に
他の1例を表わした図である。
【図7】本発明に用いられる現像剤収納容器のまた更に
他の1例を表わした図である。
【図8】本発明の管理方法におけるトナーボトル識別記
号の流れを模式的に簡略化して示したものである。
【符号の説明】
102 現像剤収納器 102A 袋収納部 102C 現像剤供給口 102D シャッター部材 220 容器本体 221 支持部材 222 現像剤ガイド部材 223 係合部 224 口金部材 226 現像剤連通路 250 開閉部材 320 剤収納容器 321 剤収納容器本体(袋体) 322 剤排出部 323 トナーガイド口金部材 324 仕切部材 326 連通部 330 空気供給部 331 空気供給用口金部材 402 正面 407 背面 410 トナー排出部 502 トナー収納容器 510 移送力源 511 移送手段 512 トナー逆送管 513 トナー排出口 514 エア管 515 トナー排出口 516 トナー排出管 518 長尺物 526 密着性向上部 526a スリット 540 箱型容器 548 姿勢保持手段 553 蛇腹構造部 620 収納容器 621 口金部 622 袋体 623 シール弁 625 ガイド片 650 外箱 660 支え手段 661 支え手段 662 補強部材 663 肉厚部 664 補強袋 666 支持部材 702 トナー収納容器 720 収納容器内袋体 721 口金部 722 袋体 723 シール弁 724 貫通孔 725 ガイド片(スライド板) 726 固定部 727 排出部 728 キャップ片 728a 円形の窪み 729 連結部 750 外容器体 750a 面板 750b 面板 750c 面板 750d 面板 750e 面板 750f 面板 750g 面板 750h 面板 751 V字状の溝 752 係止突起 753 係止孔 755 フィルター

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の
    充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然
    落下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取
    り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、
    トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナー
    を充填、排出でき、該袋状容器本体は使用後に減容する
    ことができるトナーボトルの管理方法であって、該袋状
    容器本体を減容した後回収するのに有効な、回収用取扱
    記号が付されることを特徴とする使用済トナーボトルの
    管理方法。
  2. 【請求項2】 保形性のあるシート材料から形成された
    容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入
    されて、内部トナーを自然落下により又はニューマチッ
    クな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送
    手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣
    服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本
    体は使用後に折り畳むことができるトナーボトルの管理
    方法であって、該容器本体を折り畳んだ後回収するのに
    有効な、回収用取扱記号が付されることを特徴とする使
    用済トナーボトルの管理方法。
  3. 【請求項3】 可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の
    充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然
    落下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取
    り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、
    トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナー
    を充填、排出でき、該容器本体は使用後に減容すること
    ができ、該容器本体の外側にさらに、熱可塑性材料から
    形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或いは柱状
    の姿勢保持手段又は外箱を有するトナーボトルの管理方
    法であって、該袋状容器本体を、又は所望により姿勢保
    持手段又は外箱を含めて、減容した後回収するのに有効
    な、回収用取扱記号が付されることを特徴とする使用済
    トナーボトルの管理方法。
  4. 【請求項4】 可撓性の袋状容器本体と、該容器本体の
    充填排出口から容器中に挿入されて、内部トナーを自然
    落下により又はニューマチックな取り出し手段を用い取
    り出して、管状のトナー移送手段を介して又は介さず、
    トナー充填作業者の手及び衣服を汚すことなく、トナー
    を充填、排出でき、該容器本体は使用後に減容すること
    ができ、該容器本体の外側にさらに、付着トナーを簡単
    に除去可能な硬質の材料から形成された着脱自在に被嵌
    された箱型や枠型或いは硬質柱状の姿勢保持手段又は外
    箱を有するトナーボトルの管理方法であって、該袋状容
    器本体から前記姿勢保持手段又は外箱を取外し、該袋状
    容器本体を減容し、及び/又は、姿勢保持手段又は外箱
    を折り畳んだ後回収するのに有効な、回収用取扱記号が
    付されることを特徴とする使用済トナーボトルの管理方
    法。
  5. 【請求項5】 保形性のあるシート材料から形成された
    容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入
    されて、内部トナーを自然落下により又はニューマチッ
    クな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送
    手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣
    服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本
    体は使用後に折り畳むことができ、該容器本体の外側に
    さらに、付着トナーを簡単に除去可能な硬質の材料から
    形成された着脱自在に被嵌された箱型や枠型或いは硬質
    柱状の姿勢保持手段又は外箱を有するトナーボトルの管
    理方法であって、該袋状容器本体から前記姿勢保持手段
    又は外箱を取外し、該容器本体を折り畳み、及び/又
    は、姿勢保持手段又は外箱を折り畳んだ後回収するのに
    有効な、回収用取扱記号が付されることを特徴とする使
    用済トナーボトルの管理方法。
  6. 【請求項6】 保形性のあるシート材料から形成された
    容器本体と、該容器本体の充填排出口から容器中に挿入
    されて、内部トナーを自然落下により又はニューマチッ
    クな取り出し手段を用い取り出して、管状のトナー移送
    手段を介して又は介さず、トナー充填作業者の手及び衣
    服を汚すことなく、トナーを充填、排出でき、該容器本
    体は使用後に折り畳むことができ、該容器本体の外側に
    さらに、熱可塑性材料から形成された着脱自在に被嵌さ
    れた箱型や枠型或いは減容可能な柱状の姿勢保持手段又
    は外箱を有するトナーボトルの管理方法であって、該容
    器本体から前記姿勢保持手段又は外箱を取外し、該容器
    本体を折り畳み、及び/又は、姿勢保持手段又は外箱を
    減容した後回収するのに有効な、回収用取扱記号が付さ
    れることを特徴とする使用済トナーボトルの管理方法。
  7. 【請求項7】 前記回収用取扱記号が、回収元又は中間
    取扱業者へ回収物を配送するための宛名を含むことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の使用済トナ
    ーボトルの管理方法。
  8. 【請求項8】 前記回収用取扱記号が、袋状容器本体、
    又は箱型や枠型或いは柱状の姿勢保持手段又は外箱を、
    付着トナーと共に再成形するための減容回収の際の取扱
    情報を含むことを特徴とする請求項1、3、4又は5に
    記載の使用済トナーボトルの管理方法。
  9. 【請求項9】 前記取扱情報が、袋状容器本体からトナ
    ー取出手段を取り外す際の取扱上のトナー汚れ防止のた
    めの情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の使用
    済トナーボトルの管理方法。
  10. 【請求項10】 前記回収用取扱記号が、保形性あるシ
    ート材料から形成された容器本体又は箱型や枠型或いは
    硬質柱状の姿勢保持手段又は外箱を、折り畳むための取
    扱情報を含むことを特徴とする請求項2、4、5又は6
    に記載の使用済トナーボトルの管理方法。
  11. 【請求項11】 前記回収用取扱記号が、トナー容器を
    分解し、かつ、折り畳むための説明情報を含むことを特
    徴とする請求項10に記載の使用済トナーボトルの管理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記折り畳みための説明情報が、目視
    可能な折り畳み線を含むことを特徴とする請求項11に
    記載の使用済トナーボトルの管理方法。
  13. 【請求項13】 前記取扱情報が、折り畳まれた回収物
    を回送する封筒情報を含むことを特徴とする請求項1乃
    至12のいずれかに記載の使用済トナーボトルの管理方
    法。
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