JP3122572U - トナーカートリッジ収納容器 - Google Patents

トナーカートリッジ収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3122572U
JP3122572U JP2006002573U JP2006002573U JP3122572U JP 3122572 U JP3122572 U JP 3122572U JP 2006002573 U JP2006002573 U JP 2006002573U JP 2006002573 U JP2006002573 U JP 2006002573U JP 3122572 U JP3122572 U JP 3122572U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner cartridge
storage container
toner
cartridge storage
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006002573U
Other languages
English (en)
Inventor
希志臣 田村
知美 大柴
さゆり 中野
大村  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006002573U priority Critical patent/JP3122572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3122572U publication Critical patent/JP3122572U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】使用済みのトナーカートリッジの返送にあたり、トナーカートリッジ内の残留トナーが外部に噴出するおそれがなく、また、返送業務処理が簡便なトナーカートリッジ収納容器を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジを収納する容器本体のトナーカートリッジを導入する入口部に封止手段を有する。
【選択図】図2

Description

本考案は電子写真式複写機,レーザービームプリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に用いるトナーカートリッジを輸送する際に使用するトナーカートリッジ収納容器に関する。
電子写真式複写機,レーザービームプリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるトナーカートリッジ、あるいは、感光体と一体になったプロセスカートリッジ(以下これらを総称してトナーカートリッジと記す)は、内部に微粉末状の現像剤であるトナーを収容しており、画像形成装置に使用者により画像形成装置に着脱自在に装着される。
図5はトナーカートリッジの一例を示す図であり、図5(a)は、トナーカートリッジ50の全体図、また、図5(b)はトナーカートリッジ50の断面図である。
図5(b)に示す様に、トナーカートリッジ50は、現像ローラ55、現像ローラ55に隣接するバッファ室56、バッファ室56に隣接するホッパ57を有する。現像ローラ55は、トナーカートリッジ50が画像形成装置に装着されると画像形成装置の感光体に接触または近接配置され、画像形成装置側に設けられたモータにより回転駆動される。
バッファ室56にはトナー規制部材であるブレード58が現像ローラ55に圧接させた状態で配置されている。ブレード58は、現像ローラ55上のトナーの帯電量及び付着量を規制するものである。また、現像ローラ55の回転方向に対してブレード58の下流側に、現像ローラ55上のトナー帯電量・付着量の規制を補助するための補助ブレード59をさらに設けることも可能である。
また、現像ローラ55には供給ローラ60が押圧されている。供給ローラ60は、図示しないモータにより現像ローラ55と同一方向(図中反時計回り方向)に回転駆動する。
ホッパ57にはトナーTが収容され、ホッパ57内にはトナーTを攪拌する回転体3161が設けられている。回転体61には、搬送羽根が取付けられており、回転体61の矢印方向への回転によりトナーTを搬送する。搬送羽根により搬送されたトナーTは、ホッパ57とバッファ室56を隔てる隔壁に設けられた通路を介してバッファ室56に供給される。
トナーカートリッジ50は、画像形成時に現像ローラ55が矢印方向に回転駆動するとともに供給ローラ60の回転によりバッファ室56のトナーTが現像ローラ55上に供給される。現像ローラ55上に供給されたトナーTは、ブレード58、補助ブレード59により帯電、薄層化された後、画像形成装置の感光体との対向領域に搬送され、感光体上の静電潜像の現像に供される。現像に使用されなかったトナーは、現像ローラ55の回転に伴ってバッファ室56に戻り、供給ローラ60により現像ローラ55から掻き取られ回収される。
画像形成装置に装着されたトナーカートリッジは、収容しているトナーが画像形成動作に伴う現像により消費されて減少し、残量が所定の量に到達すると、画像形成装置から取り外されて新しいトナーカートリッジに交換される。
使用済みのトナーカートリッジは、製造者あるいは販売する業者に返送され、部品、あるいはユニットの再使用(リユース)、あるいは、樹脂材料等として再生(リサイクル)に供される。
取り外された使用済みのトナーカートリッジは、通常、画像形成装置の使用者によりトナーカートリッジの製造あるいは販売する業者の指定する返送先への返送される。従来、使用済みのトナーカートリッジの返送にあたり、使用済みのトナーカートリッジは先ず袋体に入られた後に段ボール箱に詰められ、段ボール箱には指定された送付先を記入した伝票が貼付されて発送される。
ところで、使用済みのトナーカートリッジ内には微量ながらトナーが残存しており、再生工場等への輸送途中に、状況によっては残存トナーが外部に噴出、飛散し、周囲をトナーで汚染するおそれがある。そのため、使用済みのトナーカートリッジを入れた袋体を粘着テープを用いてトナーが噴出しないように封止を行ってから段ボール箱に入れることを画像形成装置の使用者に要請している。したがって、使用済みのトナーカートリッジ発送にあたり、画像形成装置の使用者は、粘着テープを準備して包装を行うことや返送のための伝票を準備し、指定された送付先を記入するなどの返送業務処理の負荷を強いられることになる。
使用済みのトナーカートリッジからのトナーの噴出対策に係る技術として、トナーカートリッジの回収用個装箱の側面に吸引用口元部を設け、使用済みのトナーカートリッジを収納したままの状態で、吸引用口元部に清掃用吸引機を接続して吸引を行い、汚染等を防止する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、この提案された技術では、容器の構造が複雑となる問題があるとともに、画像形成装置の使用者の負荷は解消されなかった。
特開平7−64363号公報
本考案は、使用済みのトナーカートリッジの返送にあたり、トナーカートリッジ内の残留トナーが外部に噴出するおそれがなく、また、返送業務処理が簡便なトナーカートリッジ収納容器を提供するものである。
前記課題は以下の手段により達成される。
1.画像形成装置に用いられるトナーカートリッジを収納するトナーカートリッジ収納容器であり、
トナーカートリッジを収納する容器本体と、
前記容器本体のトナーカートリッジを導入する入口部を封止する開封自在な封止手段と、
を有することを特徴とするトナーカートリッジ収納容器。
2.前記容器本体に送付先が記載され、
前記容器本体へ記載されている送付先の上に、記載内容を被覆する被覆部材が離脱可能に取り付けられており、
前記被覆部材には、前記容器本体へ記載されている送付先と異なる送付先が記載されていることを特徴とする1に記載のトナーカートリッジ収納容器。
請求項1に記載の考案により、使用済みのトナーカートリッジの返送に際し、トナーが外部に噴出するおそれのないトナーカートリッジ収納容器を提供できる。また、請求項2に記載の考案により返送業務処理が簡便なトナーカートリッジ収納容器を提供できる。
図1は本考案の第1の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図であり、図1(a)はトナーカートリッジを未収納の状態、図1(b)はトナーカートリッジを収納し、入口部を封止した状態を示す。
図1(a)において、10はトナーカートリッジ収納容器である。トナーカートリッジ収納容器10は、容器本体である袋体11と、封止部材である接着テープ15を有している。
袋体11は可撓性を有する素材で形成されていることが好ましく、第1の実施の形態における袋体11はポリエチレンにより形成されている。袋体11の内部にエアパッキンシートなど衝撃緩衝部材を設置されることが好ましい。袋体11には、封止部12と開口13を有しており、その一部に返送先記載部14が形成されている。開口13は、袋体11の中にトナーカートリッジを導入する入口部にあたり、開口13からトナーカートリッジを袋体11に挿入し、袋体11の中に収納できる。返送先記載部14には、使用済みのトナーカートリッジの返送先の所在地、および受取人(法人を含む)の名称が予め印字されている。使用済みのトナーカートリッジの返送先の所在地、および受取人は、通例、トナーカートリッジの製造あるいは販売する業者により指定される。また、返送先記載部14には、管理情報等を担持するバーコ−ドを記載しても良い。なお、返送先の所在地、および受取人、あるいはバーコード等は、袋体10に直接印字する他に、返送先の所在地、および受取人、あるいはバーコード等を記載したカードを、袋体10に添着するようにしても良い。カードの袋体10への添着は、袋体10にポケットを設けて、ポケットにカードを差し込むようにしてもよいし、カードを袋体11に接着するようにしてもよい。
15は封止部材である接着テープである。接着テープ15は、図示裏面側を袋体11に剥離困難に固着されている。16は剥離可能な保護シートであり、接着テープ15の表面の接着材層を被覆している。接着材層は袋体10の表面に直接接触したときは、袋体10の表面を剥離困難に固着する。使用済みのトナーカートリッジを開口13から袋体11に入れて、接着テープ15を被覆している保護シート16を剥離して接着材層を露出し、袋体11の開口13が設けられている端部側を折り返して袋体11の表面を接着材層に押圧することにより、袋体11の開口13側が封止される。
図1(b)はトナーカートリッジを収納し、入口部を封止した状態を示す図である。袋体11にトナーカートリッジを収納し、接着テープ15を被覆している保護シート16を剥離して接着材層を露出し、次いで、袋体11の開口13が設けられている側を折り返して接着テープ15の接着材層に押圧することにより、袋体11の開口13側が接着テープ15に固着し、封止される。
このように封止することにより、収納されたトナーカートリッジから残存トナーが漏出するようなことがあっても、漏出したトナーは袋体11の中に止まり、袋体11の外に噴出、飛散するおそれがない。
次に、画像形成装置の使用者が、本考案の第1の実施の形態によるトナーカートリッジ収納容器10を使用して、使用済みのトナーカートリッジを返送する手順を説明する。
先ず、使用者は、画像形成装置に装着されているトナーカートリッジに収納しているトナーが画像形成動作により消費されて所定の量に到達すると、トナーカートリッジを画像形成装置から取り外し、新しいトナーカートリッジを装着する。取り外したトナーカートリッジが、使用済みのトナーカートリッジである。
次いで、使用済みのトナーカートリッジをトナーカートリッジ収納容器10に収納し、接着テープ15を被覆している保護シート16を剥離して接着材層を露出し、袋体11の開口13が設けられている端部側を折り返して袋体11の表面を接着材層に押圧して剥離困難に接着し、袋体11の開口13側を封止する。
封止が終了すると、指定された返送先に運送業者により返送する。返送にあたり、返送先の所在地および受取人の名称は、袋体11の返送先記載部14に予め記載されているので、画像形成装置の使用者が別途に伝票を用意したり、伝票に指定事項を記入する必要はなく、画像形成装置の使用者の返送業務における負荷が軽減される。
本考案の第1の実施の形態によるトナーカートリッジ収納容器を使用することにより、トナーカートリッジ収納容器から外部に残留トナーが噴出、飛散するおそれがないので、使用済みのトナーカートリッジを一般貨物とともに積載し、輸送することが可能である。
なお、トナーカートリッジ収納容器10は、トナーカートリッジの工場あるいは物流拠点からの出荷(以下工場出荷と総称する)に際し、トナーカートリッジを収納し保護する包装資材として、トナーカートリッジと共に出荷される形態をとることが好ましい。工場出荷に際し、トナーカートリッジ収納容器10が、トナーカートリッジの包装資材としてトナーカートリッジと共に出荷される形態は、使用済みのカートリッジの返送に際し、トナーカートリッジと共に納品されたトナーカートリッジ収納容器10を活用できるので利便性が高い。
また、トナーカートリッジ収納容器10が工場出荷に際しての包装資材としてトナーカートリッジと共に出荷される形態をとるとき、接着テープ15の接着剤層は保護シート16により被覆されているので、接着材層とトナーカートリッジと一緒に梱包されている他の資材とが固着することはない。
次に図2を用いて本考案の第2の実施の形態を説明する。
本考案の第2の実施の形態におけるトナーカートリッジ収納容器は、前述の本考案の第1の実施の形態と同一構成の袋体に、封止部材としてファスナーを配したものである。
図2は本考案の第2の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図であり、図2(a)は本考案の第2の実施の形態によるトナーカートリッジ収納容器を示す図、図2(b)は封止部材として配したファスナーの一例を説明する断面図である。
図2(a)に示すように、トナーカートリッジ収納容器20は、容器本体である袋体21に、封止部材としてファスナー25を配している。袋体21は、その一部に返送先記載部24が形成されている。開口23は、袋体21の中にトナーカートリッジを導入する入口部にあたり、開口23からトナーカートリッジを袋体21に挿入し、袋体21の中に収納できる。また、返送先記載部24には、使用済みのトナーカートリッジの返送先の所在地、および受取人(法人を含む)の名称が予め印字されている。返送先記載部24には、管理情報等を担持するバーコ−ドを記載しても良い。
図2(b)はファスナーの一例を示す断面図である。ファスナー25は、袋体21の内側の対向する位置に凸条部25aと凹条部25bとを有し、凸条部25aと凹条部25bとを嵌合させることにより凸条部25aと凹条部25bとが嵌着され、袋体11の開口13側の端部が封止される。このように、ファスナー25により封止することにより、収納されたトナーカートリッジから残留トナーが漏出するようなことがあっても、漏出したトナーは袋体21の中に止まり、袋体21の外に噴出、飛散するおそれがない。
使用済みのトナーカートリッジの返送に際しては、使用済みのトナーカートリッジをトナーカートリッジ収納容器20に収納し、ファスナー25の凸条部25aと凹条部25bとを嵌合させて袋体21の開口23側の端部を封止した後に、指定された返送先に運送業者により返送する。返送にあたり、返送先の所在地および受取人の名称は、袋体21の返送先記載部24に予め記載されているので、画像形成装置の使用者が別途に伝票を用意したり、伝票に指定事項を記入する必要はない。また、トナーカートリッジ収納容器20は、トナーカートリッジの工場出荷に際し、トナーカートリッジを収納し保護する包装資材として、トナーカートリッジと共に出荷される形態をとることが、使用済みのカートリッジの返送に際してトナーカートリッジ収納容器20を活用できるので、利便性が高く好ましい。
次に図3を用いて本考案の第3の実施の形態を説明する。
図3は本考案の第3の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図である。本考案の第3の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器は、容器本体を段ボール箱で形成し、容器本体の天面部に開閉可能な蓋片を配してトナーカートリッジを導入する入口部としたものである。図3(a)は、本考案の第3の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器の蓋片を一部開いた状態を示す図であり、図3(b)は蓋片を閉じて入口部を封止した状態を示す図である。
図3(a)において、30はトナーカートリッジ収納容器である。トナーカートリッジ収納容器30は、容器本体である段ボール箱体31と、封止部材35を有している。
段ボール箱体31はその天面部に、2つの長尺上蓋片31a、ならびに、2つの短尺上蓋片31bの全部で4つの蓋片を有している。4つの蓋片は、それぞれの付け根部で折り曲げ可能であり、蓋片をそれぞれの根本部で折り曲げることにより段ボール箱体31の天面部が開放されて、段ボール箱体31の中にトナーカートリッジを導入する入口部が形成され、また、蓋片をそれぞれの根本部で折り曲げることにより段ボール箱体31の入口部が閉じられる。なお、段ボール箱体31の側面部および底面部は、段ボール箱体31の中に残留トナーが漏出するようなことがあっても、側面部および底面部からトナーが外部に噴出しないように、それぞれ密封構造をなしている。
34は、使用済みのトナーカートリッジの返送先の所在地、および受取人(法人を含む)の名称が予め印字されている返送先記載部34である。返送先記載部34には、管理情報等を担持するバーコ−ドを記載しても良い。
35a、35b、および35cは、それぞれ封止部材である接着テープである。
接着テープ35aは、2つの長尺上蓋片31aのそれぞれの先端部分の、長尺上蓋片31aを折り曲げて段ボール箱体31の入口部を閉じたときに、短尺上蓋片31bに対向する面側に、剥離困難に固着されている。
36aは、接着テープ35aのそれぞれの表面を被覆する剥離可能な保護シートであり、接着テープ35aのそれぞれの表面に配されている接着材層を被覆している。接着テープ35aそれぞれの表面に配されている接着材層が短尺上蓋片31bの表面に直接接触したときは、長尺上蓋片31aは、接着テープ35aを介して短尺上蓋片31bに剥離困難に固着される。
接着テープ35bは、短尺上蓋片31bの根本部分の、それぞれの蓋片を折り曲げて段ボール箱体31の入口部を閉じたときに、長尺上蓋片31aに対向する面側に剥離困難に固着されている。
36bは、接着テープ35bのそれぞれの表面を被覆する剥離可能な保護シートであり、接着テープ35bのそれぞれの表面に配されてる接着材層を被覆している。接着テープ35bのそれぞれの表面に配されている接着材層が長尺上蓋片31aの表面に直接接触したときは、短尺上蓋片31bは、接着テープ35bを介して長尺上蓋片31aに剥離困難に固着される。
トナーカートリッジ収納容器30における段ボール箱体31のそれぞれの蓋片を折り曲げて入口部を閉じ、それぞれの蓋片を、接着テープ35a、および、接着テープ35bを介して固着することによりトナーカートリッジ収納容器30の入口部は封止される。
35cは、片面に接着層を配した接着テープであり、接着テープ35cは、接着層が配された面側を、段ボール箱体31に剥離困難に接着された剥離紙37に剥離可能に接着されている。前述の返送先記載部34を、剥離紙37の表面に設けても良い。
接着テープ35cは、接着材層が長尺上蓋片31aの表面に直接接触したときは、長尺上蓋片31aに剥離困難に固着される。
次に、画像形成装置の使用者が、本考案の第3の実施の形態によるトナーカートリッジ収納容器30を使用して、使用済みのトナーカートリッジを返送する手順を説明する。
先ず、使用者は、段ボール箱体31の各蓋片を折り曲げてトナーカートリッジ収納容器30の入口部を開放し、使用済みのトナーカートリッジを入口部から段ボール箱体31に収納する。
次いで、段ボール箱体31の各蓋片に固着されている接着テープ35a、および、35bー1を被覆する保護シート36a、および、36bを剥離して接着材層を露出し、段ボール箱体31の各蓋片を折り曲げてトナーカートリッジ収納容器30の入口部を閉じ、各蓋片の表面を接着テープ35a、および、35bに押圧して、蓋片を、接着テープ35a、および、接着テープ35bを介して固着し、入口部を封止する。
図3(b)は蓋片を閉じて入口部を封止した状態を示す図である。このように、トナーカートリッジ収納容器30の封止することにより、収納されたトナーカートリッジからトナーが漏出するようなことがあっても、漏出したトナーはトナーカートリッジ収納容器30の中に止まり、トナーカートリッジ収納容器30の外に噴出、飛散するおそれがない。さらに、入口部が封止されたトナーカートリッジ収納容器30における2つの長尺上蓋片31aの突き合わせ部に、剥離紙37から剥離した接着テープ35cを接着することにより、さらに完全な密封状態にすることができる。
封止が終了すると、指定された返送先に運送業者により返送する。返送にあたり、返送先の所在地および受取人の名称は、段ボール箱体31の返送先記載部34に予め記載されているので、画像形成装置の使用者が別途に伝票を用意したり、伝票に指定事項を記入する必要はない。
なお、トナーカートリッジ収納容器30は、トナーカートリッジの工場出荷に際し、トナーカートリッジを収納する包装容器として適用されることも可能である。トナーカートリッジ収納容器30が、新品のトナーカートリッジの包装資材としてトナーカートリッジと共に出荷されるときには、接着テープ35の表面を保護シート36により被覆したまま蓋片を閉じ、別途の封止材料、例えば、粘着テープ等を使用して封止すれば良い。使用済みのカートリッジの返送に際しては、トナーカートリッジと共に納品されたトナーカートリッジ収納容器30を活用できるので利便性が高く、好ましい。
また、トナーカートリッジの工場出荷に際しては、届け先である顧客の名前および所在地が包装容器に表示される。工場出荷に際しての包装容器として本考案のトナーカートリッジ収納容器30を使用するときには、返送先記載部34の上に、届け先である顧客の名前および所在地等の配送先情報を記載した配送先情報記載用紙を剥離可能に接着すると良い。配送先情報記載用紙を、返送先記載部34を被覆する大きさにしておくと、新品のトナーカートリッジの発送に際し、返送先記載部34が配送先情報記載用紙により被覆されて見えなくなるので、配送時の混乱を避けることができる。そして、使用済みのカートリッジの返送に際しては、配送先情報記載用紙を剥離、除去することにより、返送先記載部34を露出できるので、画像形成装置の使用者が別途に伝票を用意したり、伝票に指定事項を記入する必要はない。
図4は、返送先記載部34を配送先情報記載用紙にて被覆する構成のトナーカートリッジ収納容器30を説明する概念図である。図4(a)は使用済みカートリッジがトナーカートリッジ収納容器30に収納された状態を示し、図4(b)は配送先情報記載用紙を除去した状態を示す。
図4(a)において、段ボール箱体31には使用済みトナーカートリッジが収納され、各蓋片賀閉じられ封止部材で封止されている。38は配送先情報記載用紙であり、返送先記載部34の上に、返送先記載部34を被覆し返送先記載部34より剥離可能に接着されている。使用済みトナーカートリッジの指定返送先への返送に際しては、図4(b)に示すように配送先情報記載用紙38を剥離、除去することにより返送先記載部34が露出される。新品のトナーカートリッジの発送に際し、返送先記載部34が配送先情報記載用紙38により被覆されて見えなくなるので、配送時の混乱を避けることができる。そして、使用済みのカートリッジの返送に際しては、配送先情報記載用紙を剥離、除去することにより、返送先記載部34を露出できるので、画像形成装置の使用者が別途に伝票を用意したり、伝票に指定事項を記入する必要がなく、利便性が高い。
配送先情報記載用紙38は返送先記載部34を形成した剥離紙の上面にを剥離可能に接着し、返送先記載部34を形成した剥離紙を段ボール箱体31に剥離困難に接着するようにしてもよい。また、返送先記載部34における返送先の所在地、および受取人の表示は、蓋片を含む段ボール箱体31に直接印字する他に、段ボール箱体31にポケットを設け、ポケットに返送先の所在地、および受取人を表示したカードを差し込むようにしてもよい。この場合、配送先情報記載用紙もカード形態として、返送先の所在地、および受取人を表示したカードを被覆するようにポケットに差し込むようにすると良い。
本考案の第1の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図である。 本考案の第2の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図である。 本考案の第3の実施の形態であるトナーカートリッジ収納容器を説明する図である。 返送先記載部を配送先情報記載用紙にて被覆する構成のトナーカートリッジ収納容器を説明する概念図である。 トナーカートリッジの一例を示す図である。
符号の説明
10 トナーカートリッジ収納容器(第1の実施の形態)
11 袋体
14 返送先記載部
15 接着テープ
20 トナーカートリッジ収納容器(第2の実施の形態)
25 ファスナー
30 トナーカートリッジ収納容器(第3の実施の形態)
31 段ボール箱体
34 返送先記載部
35 接着テープ
38 配送先情報記載用紙

Claims (2)

  1. 画像形成装置に用いられるトナーカートリッジを収納するトナーカートリッジ収納容器であり、
    トナーカートリッジを収納する容器本体と、
    前記容器本体のトナーカートリッジを導入する入口部を封止する開封自在な封止手段と、
    を有することを特徴とするトナーカートリッジ収納容器。
  2. 前記容器本体に送付先が記載され、
    前記容器本体へ記載されている送付先の上に、記載内容を被覆する被覆部材が離脱可能に取り付けられており、
    前記被覆部材には、前記容器本体へ記載されている送付先と異なる送付先が記載されていることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ収納容器。
JP2006002573U 2006-04-06 2006-04-06 トナーカートリッジ収納容器 Expired - Fee Related JP3122572U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002573U JP3122572U (ja) 2006-04-06 2006-04-06 トナーカートリッジ収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002573U JP3122572U (ja) 2006-04-06 2006-04-06 トナーカートリッジ収納容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3122572U true JP3122572U (ja) 2006-06-15

Family

ID=43472628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006002573U Expired - Fee Related JP3122572U (ja) 2006-04-06 2006-04-06 トナーカートリッジ収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3122572U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4330962B2 (ja) 現像剤収納容器、現像剤供給装置および画像形成装置
EP1126328B1 (en) Powder container, method of assembling the same and image forming apparatus
US5692834A (en) Film display and mailer package
EP1129961B1 (en) Powder container, method of assembling the same and method of reducing the volume of the same
TW201303529A (zh) 顯影劑收納容器、顯影劑收納單元、處理匣、電子成相圖像形成裝置
US5742883A (en) Product integrated return mailer
EP1856581B1 (en) Toner cartridge seal assembly
JP3122572U (ja) トナーカートリッジ収納容器
JP2002080065A (ja) 粉体収納容器および画像形成装置
JP4904143B2 (ja) 折り畳み式パッケージシステム
JP3071850B2 (ja) 容器装置
JP2002006691A (ja) 現像剤容器の管理方法
US20070201906A1 (en) Cartridge
JPH11288155A (ja) トナーカートリッジ梱包ユニット
JP6701994B2 (ja) トナー容器、及びトナー容器を備える画像形成装置
JPS61138969A (ja) 現像装置
JP2002006690A (ja) 現像剤容器の管理方法
WO2016204245A1 (ja) トナー補給方法、トナーカートリッジの製造方法、及びトナーカートリッジ
JP2006168971A (ja) 使用済み物品回収箱
US6993265B2 (en) Seal for toner cartridge assembly
US8099013B2 (en) Image forming apparatus and image forming unit including sealing member
JP2002160726A (ja) 梱包箱
JPH03102371A (ja) 容器装置
JP2007254007A (ja) 梱包材、及び梱包材によって梱包された画像形成用交換ユニット
WO2016204242A1 (ja) トナー補給方法、トナーカートリッジの製造方法、及びトナーカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees