JP3703478B1 - 釣り針及びそれを用いた自動釣り機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】釣り針10は、Z軸上に所定間隔隔てて配置された釣り糸連結用の連結部11−1,11−2と、この連結部11−1と11−2との間を連結する針本体12−1,12−2と、連結部11−2からほぼU字状又はほぼV字状に湾曲した懐13−1が延設され、先端が先細になった針先14−1と、この針先14−1に対して反対方向に、連結部11−2からほぼU字状又はほぼV字状に湾曲した懐13−2が延設され、先端が先細になった針先14−2とを有している。針先14−1,14−2付近には、返りが設けられていない。この釣り針10を多数、釣り糸に連結した釣り糸セットを、自動いか釣り機の回転ドラムにて巻き取るようにすれば、釣り針10の針先14−1,14−2が下方向に回転して、これに掛かった魚類等が自重により自動的に外れる。
【選択図】図1
Description
特許文献7の図1、図2、図5、及び図6等には、自動いか釣り機の技術が記載されている。この自動いか釣り機は、船上に設けられるものであり、複数個の返りのないいか釣り針、複数個の疑似餌、及び錘が釣り糸に連結された釣り糸セットを巻き上げ又は巻き戻しする回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動する駆動装置と、一端が回転ドラムの近傍に取り付けられ、他端が海面側に突出し、釣り上げられたいかを受ける流し台と、この流し台の他端側に回転自在に取り付けられ、釣り糸セットの巻き上げ又は巻き戻しを案内する前ローラとを備えている。この自動いか釣り機では、回転ドラムに巻装した釣り糸セットを前ローラから海中に垂らし、駆動装置により回転ドラムを回転させて釣り糸セットを巻き上げる際に、巻き上げ速度等を変化させてしゃくり動作をさせると、疑似餌が小魚に似た動作をするので、返りのない釣り針にいかが吸着する。吸着したいかは、釣り上げられて前ローラを通過した後に釣り針から外れ、流し台上に落下して船上に収容される。いかが外れた釣り糸セットは、釣り針に返りがないので、絡まずに回転ドラムに巻き取られて行く。これにより、いかを連続して自動的に釣り上げ、自動的に取り外すことができる。
(a) 釣り針を複数個連結した釣り糸セットを、前ローラを介して回転ドラムにて巻き上げ又は巻き戻しする構成にしたので、釣った魚類等の水中動物を前ローラと回転ドラムとの間、或いは、回転ドラムの背面側において自動的に外すことができる。しかも、釣り針は、第1及び第2の連結部を中心軸にして針先が回転可能な構成になっているので、前ローラをスムーズに通過できると共に、針先付近に返りがないので、回転ドラムにて絡まずに容易に巻き取ることができる。
この1本針型の釣り針40では、第1の軸(例えば、Z軸)上に所定間隔隔てて配置された釣り糸連結用の第1の連結部(例えば、上部連結部)41−1及び第2の連結部(例えば、下部連結部)41−2を有している。上部連結部41−1は、ほぼ円形のリング状をしており、ここに図1(A)に示す上段側の釣り糸20−1が結ばれる。下部連結部41−2は、円形のリング状をしており、ここに図1(A)に示す下段側の釣り糸20−2が結ばれる。上部連結部41−1の下部と下部連結部41−2の右側部との間は、X軸の右方向に少し湾曲した細長い1本の針本体42により連結されている。下部連結部41−2の右側部からほぼU字状に湾曲した懐43が延設され、この懐43の先端に、先細の針先44が形成されている。ほぼU字状の懐43には、下部連結部41−2の右側部から下部の方向に湾曲した湾曲部43aが形成され、この湾曲部43aの左側面がZ軸上に位置している。
図3は、本発明の実施例3を示す自動釣り機の全体の概略構成図である。図4は、図3の自動釣り機の要部を示す斜視図である。
駆動装置70は、各回転軸99−1,99−2を回転駆動すると共に軸方向に移動させる駆動部80、及び、この駆動部80を制御する制御部90等を備えている。駆動部80は、交流(以下「AC」という。)サーボモータ81を有している。ACサーボモータ81の回転力は、歯車等で構成された動力伝動部82により、回転軸99−1,99−2に伝える構造になっている。
感応しゃくりとは、各回転ドラム100−1,100−2に巻装された釣り糸セット50を、1サイクル毎に下限110から上限(水深0m)112まで巻き上げずに、下限110から1段目しゃくり水深111までしゃくり114をして、「感応」又は「自動切替」115が働かなければその位置から下げ113に入り、下限110から再度しゃくり114を始める制御方法である。入力装置97により、「感応値」や「感応回数」等を設定可能な構成になっている。「感応値」とは、下限110での負荷量からどの位負荷が増えたら「感応」を働かせるかを決める設定値である。「感応回数」とは、感応(又は自動切替)115が働かなかった場合に、下限110から1段目しゃくり水深111までを何往復させてから巻き上げるかを決める設定回数である。「感応回数」で設定した回数分往復しても感応(又は自動切替)115が働かなければ、3段目までしゃくり114をして上限112まで巻き上げる。
図7〜図9は、図3、図4の動作を示す図であり、そのうち、図7、図8は、前ローラ64及び回転ドラム100−2付近の拡大斜視図、及び、図9は、回転ドラム100−2の拡大表面図である。
本実施例3の自動釣り機では、次の(a)、(b)のような効果がある。
図11(A)の1本針型釣り針40Aでは、図2の釣り針40における湾曲した針本体42及び湾曲部43aに代えて、直線状の針本体42Aを設けた点のみが異なっている。この釣り針40Aでは、図2の釣り針40とほぼ同様の作用、効果が得られる上に、形状が単純であるから、製造が容易になって低コスト化が可能になる。
図1、図2、図10、図11に示す釣り針10,10A〜10C,40,40A〜40Dでは、懐13−1,13−2,43がほぼU字状に湾曲しているが、これらを図12(A) 、(B)に示すようなほぼV字状に湾曲している懐13A,13B,43A,43に変更しても良い。この懐13A,13B,43A,43Bに延設された先細の針先14A,14b,44A,44Bは、ほぼ直線状に外側に広がっているので、釣った魚F等の水中動物の取り外しが容易になるという利点がある。
この菱型の回転ドラム100−3は、駆動装置70に着脱自在に軸着されるものであり、対向する2枚の菱型の板104,105間に複数本のロッド106が円周方向に配設されている。このような菱型の回転ドラム100−3を用いて、いか釣り用の釣り糸セットや、他の水中動物用の釣り糸セット50を巻き取ることも可能である。
釣り針
11−1,11−1B,11−2、11−2A,41−1,41−2,41−2B 連結部
12−1,12−2,12B,42,42A,42B,42C
針本体
13−1,13−2,13A,13B,43,43A,43B
懐
14−1,14−2,14A,14B,44,44A,44B
針先
20,20−1,20−2,20−3 釣り糸
30 疑似餌
50 釣り糸セット
51 錘
60 船
62 流し台
64 前ローラ
70 駆動装置
80 駆動部
90 制御部
100−1,100−2,100−3 回転ドラム
Claims (8)
- 直交する第1の軸及び第2の軸のうちの第1の軸上に所定間隔隔てて配置された釣り糸連結用の第1の連結部及び第2の連結部と、
前記第1の連結部と前記第2の連結部との間を連結する針本体と、
前記第2の連結部からほぼU字状又はほぼV字状に湾曲した懐が延設され、先端が先細になった第1の針先と、
前記第1の針先に対して反対方向に、前記第2の連結部からほぼU字状又はほぼV字状に湾曲した懐が延設され、先端が先細になった第2の針先と、
を備えたことを特徴とする釣り針。 - 請求項1記載の釣り針において、
前記第1の連結部に接続される第1の釣り糸と前記第2の連結部に接続される第2の釣り糸とに、前記第1の軸上において反対方向の引張力を働かせ、且つ、前記第1の軸を水平になるようにしたときに、前記第1又は第2の針先に引っ掛けられた水中動物の自重により、前記第1又は第2の針先が、下方向に回転して前記水中動物を外し得る構成になっていることを特徴とする釣り針。 - 請求項1又は2記載の釣り針において、
前記第1の軸を回転して前記第1及び第2の針先を下方向に向けたとき、前記第1又は第2の針先が、引っ掛かった水中動物をこの自重により外し得る構成になっていることを特徴とする釣り針。 - 直交する第1の軸及び第2の軸のうちの第1の軸上に所定間隔隔てて配置された釣り糸連結用の第1の連結部及び第2の連結部と、
前記第1の連結部と前記第2の連結部との間を連結する針本体と、
前記第2の連結部からほぼU字状又はほぼV字状に湾曲した懐が延設され、先端が先細になった針先と、
を備えたことを特徴とする釣り針。 - 請求項4記載の釣り針において、
前記第1の連結部に接続される第1の釣り糸と前記第2の連結部に接続される第2の釣り糸とに、前記第1の軸上において反対方向の引張力を働かせ、且つ、前記第1の軸を水平になるようにしたときに、前記針先に引っ掛けられた水中動物の自重により、前記針先が下方向に回転して前記水中動物を外し得る構成になっていることを特徴とする釣り針。 - 請求項4又は5記載の釣り針において、
前記第1の軸を回転して前記針先を下方向に向けたとき、前記針先が、引っ掛かった水中動物をこの自重により外し得る構成になっていることを特徴とする釣り針。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の釣り針において、
前記第1の連結部は、ほぼ逆U字状、ほぼV字状、又はほぼリング状のいずれか1つの形状であり、
前記第2の連結部は、ほぼリング状、ほぼU字状、又はほぼV字状のいずれか1つの形状であることを特徴とする釣り針。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の釣り針が複数個、前記第1の軸上において所定間隔隔てて配列され、上段の前記釣り針の第2の連結部と下段の前記釣り針の第1の連結部とが釣り糸により連結され、且つ、前記釣り糸に錘が取り付けられた釣り糸セットと、
前記釣り糸を中心軸にして前記釣り針を前記第2の軸方向に所定角度回転させつつ前記釣り糸セットを巻き上げ又は巻き戻しする回転ドラムと、
前記回転ドラムの回転方向及び回転速度を制御して前記回転ドラムを回転駆動する駆動装置と、
一端が前記回転ドラムの近傍に取り付けられ、他端が水面側に突出し、釣り上げられた水中動物を受ける流し台と、
前記流し台の他端側に回転自在に取り付けられ、前記釣り糸を中心軸にして前記釣り針を前記第2の軸方向に所定角度回転させつつ前記釣り糸セットの巻き上げ又は巻き戻しを案内する前ローラとを備えた自動釣り機であって、
前記前ローラと前記回転ドラムとの間に縣架された前記釣り糸セットの前記針先は、これに引っ掛けられた前記水中動物の自重により下方向に回転して前記水中動物を外し、前記流し台上に落下させ、
前記回転ドラムによる前記釣り糸セットの巻き戻しの際に、前記針先を下方向に向けてこれに掛かった前記水中動物をこの自重により外す構成になっていることを特徴とする自動釣り機。
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