JP5270708B2 - 船用釣竿装置 - Google Patents

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Description

本発明は釣り船、特に多くの釣り人が乗り合う乗合船において、一本の仕掛糸に多数の釣針を連ねてメバル、アジ、イカ等を釣り上げる所謂、胴付き仕掛使用の船用釣竿装置に関する。
一般的にこの種の釣は、狭い船内において扱い易い様に2〜3m程度の釣竿を使用するが、特に対象魚がメバルやアジの場合は、一度により多くの釣上げを試み、場合によっては全長4m以上の仕掛糸を用いることもあり、それに伴い釣竿も当然に長いものを用いることとなる。
ところで、乗合船においては、他の同乗者への配慮から釣竿の長さにも一定の限界がある。
また、乗合船は魚場を幾度も移動しながらの魚釣りとなるから、魚場によっては5分程度で移動することも珍しくなく、釣り人全員が道糸(リールに巻かれる糸)、更には仕掛糸(多数の釣り針が結ばれた糸)を夫々が回収し終えた後に、次の魚場にと繰り返し移動することから、手早く回収する必要がある。
斯様に道糸を頻繁に送り出し、更には巻き取ることとなるが、道糸と仕掛糸との間に介在するサル環は、当然釣竿のガイドを通過しないので、釣竿の長さより極端に長い仕掛糸を使用することは、実質的に不可能である。
即ち、長い仕掛糸であるとサル環迄を巻き取った後も、未だ仕掛糸が海面下に位置し、手繰り寄せて当該仕掛け糸引き上げなければならず、釣船の移動時間も順応できないことともなった。
また、強風時においては、手繰り寄せた仕掛糸が足元にて吹飛ばされ、仕掛糸が絡むこととなった。
船釣におけるメバル・アジ釣り等のより一層の釣果を試みて、長い仕掛を使用する場合における限られた釣船での自席範囲、更には仕掛糸の絡み等、特に強風下でのトラブル、更には長い釣竿の長時間の使用に伴う疲労等の多くのリスクを伴う課題を解決することとした。
本発明は、船縁に取り付けられると共に、手元端に道糸を捲回したリールを装備する釣竿本体と、該釣竿本体の穂先から引き出された前記道糸と繋がる多数の釣針を有する仕掛糸と、前記釣竿本体の手元端で、而も該釣竿本体と並んで張り出されると共に、手元端が前記船縁に反転自在に軸支持された傾斜掛竿と、更に該傾斜掛竿の先端に設けられると共に、該傾斜掛竿を海面近くまで斜倒した位置において前記仕掛糸が導入乃至は離脱可能な状態となるガイド溝とで成したことを特徴としたものである。
更に本発明は、傾斜掛竿を、棒状の軸部と、その軸部の先端側に装着された一定の長さのガイド溝を有する筒部とで連結構成したことを特徴としたものである。
また本発明は、傾斜掛竿の筒部は、先端に道糸或いは仕掛糸が導き出されると共に、位置定めとなる曲面状片を有し、且つ下端に道糸或いは仕掛糸が導き入れられると共に、位置定めとなる曲面状片を有したことを特徴としたものである。
(1)請求項1により、仮に釣竿本体よりも長い仕掛糸を使用してリールを巻き上げた場合において、未だ仕掛糸が海面下に位置していても、残余の仕掛糸は傾斜掛竿にて引き上げることができ、より多くの釣果が期待できると共に、速やかに仕掛糸を収納することにより釣船の移動時間にも対応できるのは勿論、強風下、手繰り寄せた仕掛糸が足元にて散らばって仕掛糸が絡むこともない。
(2)請求項2により、仕掛糸は一定の長さの筒部内をスライドして垂れ下がるので、その垂れ下がる位置、即ち錘Wの位置と道糸との距離は一定間の隔たりがあり、従って仕掛糸と道糸との絡まりが極力回避できる。
(3)請求項3により、道糸或いは仕掛糸は筒部内において、上側は先端の曲面状片にて、更に下側は下端の曲面状片にて夫々保持され、筒部から外れることはなく、且つ仕掛糸の導入、導出時のガイドとなる。
船用釣竿装置を示す斜視図 同上の傾斜掛竿筒部の拡大斜視図 同上の上端部の拡大斜視図 同上の下端部の拡大斜視図
以下本発明を実施形態の図面に基づいて説明する。
図1は船用釣竿装置を示す斜視図であって、船縁Fに竿受Bが取り付けられており、この竿受Bに釣竿本体Sの手元端Saが支持されている。この釣竿本体Sの手元端SaにはリールRが装備されている。
尚、この釣竿本体Sは道糸Mが釣竿本体Sの内孔を通る所謂、中通しタイプ
としてるが、勿論、道糸Mが釣竿本体Sに適宜間隔にて備えられたガイドを通る所謂、ガイドタイプとしてもよく、特に限定するものではない。
而して、釣竿本体Sの穂先Sbから引き出された道糸Mはサル環Qを介して一定間隔にて多数の釣針uを有する仕掛糸Tを繋いでいる。
勿論、この釣針uは擬餌針とする所謂、サビキ釣針、イカ釣り用スッテ、更には活き餌を多数列ねる刺し餌釣針としてもよく、特に限定するものではない。
仕掛糸Tの下端には錘Wを結んでおり所謂、胴付き仕掛となっている。この錘Wとして、撒き餌を収納する網カゴタイプとしてもよく、また道糸Mとサル環Qとの間に網カゴを介在させてもよい。
更に船縁Fには釣竿本体Sの手元端Saの側に並んで張り出された傾斜掛竿1が位置し、且つ該傾斜掛竿1の手元端1aが支柱2の軸3に軸支持され、海面に対し矢印Xにて示す如く、上下方向に反転自在となるっている。
而して、具体的に傾斜掛竿1は釣竿本体Sに比し、可撓性に富まずして手元端1a及び上下方向に反転操作させる際に、釣り人が握る棒状握部1bと、更に図2に示す如く、この棒状握部1bから先端1cに亘って一定長さYの筒部4とで成しており、且つ筒部4は海面に対し、上面側が開口する一定幅のスリット5aを有するガイド溝5を形成しており、このガイド溝5にはスリット5aより導入された道糸M、或いは仕掛糸Tが釣針uと共に、リールRの操作によってガイド溝5をスラドする。
更に、図3に示す如く、筒部4の先端4aには曲面状片4bを出し、道糸M、或いは仕掛糸Tがスムーズに導き出されると共に、位置定めとしている。
また、図4に示す如く、筒部4の下端4cにも同様に曲面状片4dを形成し、道糸M、或いは仕掛糸Tがスムーズに導き入れられると共に、位置定めとしている。
次に本発明船用釣竿装置の使用順序を説明すると、図1は船縁Fの竿受Bに釣竿本体Sが支持されており、リールRからの道糸Mは穂先Sbを通して引き出されている。
更に道糸Mにはサル環Qを介して一定間隔にて多数の釣針uを有する仕掛糸Tが繋がれている。
而して、仕掛糸Tは傾斜掛竿1の先端1cから筒部4のガイド溝5に導入されており、リールRの操作によってガイド溝5内を自在にスライド可能となっている。
この状態において、傾斜掛竿1を釣竿本体Sより低くして海面に近い状態まで斜倒し、仕掛糸Tが離脱し、釣竿本体Sの穂先Sbから一直線に海面下に垂れ下がると共に、所定の棚において錘Wの負荷に加えて目的とする魚の掛かり状態が柔らかい穂先Sbに反応することとなる。
上記状態において、穂先Sbの反応により魚の掛かり状態を感知すればリールRの操作により道糸Mを巻き上げると共に、仕掛糸Tの少し手前で止め、道糸Mを図2に示す如く、筒部4の下端4cの曲面状片4dに道糸M、或いは仕掛糸Tを沿わせて傾斜掛竿1を矢印X方向に持ち上げれば、道糸M、或いは仕掛糸Tはスリット5aに沿ってガイド溝5に導き入れられと共に、先端4aの曲面状片4bから道糸M、或いは仕掛糸Tは導き出され、筒部4のガイド溝5内をスムーズに進退することとなる。
尚、上記仕掛糸Tが下端4cの曲面状片4dに沿った状態Taから矢印Zの方向に示す如く、更に先端4aの曲面状片4bから導き出された状態Tbとして示している。
而して、その後、リールRの操作により道糸M及び仕掛糸Tは傾斜掛竿1のガイド溝5を通過して引き上げられる。
即ち、釣竿本体Sより長い仕掛糸Tを繋いだ場合においても、傾斜掛竿1にてその仕掛糸Tを回収できることから、多数の釣針uをセットした仕掛糸Tの使用が可能となり、一度に多くの魚を釣り上げることができる。
F 船縁
B 竿受
S 釣竿本体
R リール
M 道糸
T 仕掛糸
u 釣針
1 傾斜掛竿
2 支柱
3 軸
4 筒部
4b 曲面状片
4d 曲面状片
5 ガイド溝
5a スリット

Claims (3)

  1. 船縁に取り付けられると共に、手元端に道糸を捲回したリールを装備する釣竿本体と、該釣竿本体の穂先から引き出された前記道糸と繋がる多数の釣針を有する仕掛糸と、前記釣竿本体の手元端で、而も該釣竿本体と並んで張り出される共に、手元端が前記船縁に反転自在に軸支持された傾斜掛竿と、更に該傾斜掛竿の先端に設けられると共に、該傾斜掛竿を海面近くまで斜倒した位置において前記仕掛糸が導入乃至は離脱可能な状態となるガイド溝とで成したことを特徴とする船用釣竿装置。
  2. 前記傾斜掛竿は、棒状の軸部と、その軸部の先端側に装着された一定の長さのガイド溝を有する筒部とで連結構成したことを特徴とする請求項1記載の船用釣竿装置。
  3. 前記傾斜掛竿の筒部は、先端に道糸或いは仕掛糸が導き出されると共に、位置定めとなる曲面状片を有し、且つ下端に道糸或いは仕掛糸が導き入れられると共に、位置定めとなる曲面状片を有したことを特徴とする請求項2記載の船用釣竿装置。
















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