JP3702205B2 - 設備オペレーションの複数インタフェース管理方法及び装置 - Google Patents

設備オペレーションの複数インタフェース管理方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設備オペレーションの複数インタフェース管理方法及び装置に関し、交換機を制御する通信サービス制御網で利用される。
【0002】
【従来の技術】
例えば電話回線などを用いて複数の通信端末装置間で音声,映像あるいはデータを含む信号を伝送する場合には、通信端末装置間の伝達パスを接続させるために少なくとも1つの伝達交換機が用いられる。伝達交換機とは一般的な交換機であり、ルーチング設定及び方路設定を行う。
【0003】
高度インテリジェントネットワークにおいては、伝達交換機を制御するために通信サービス制御網が形成される。この通信サービス制御網には、伝達交換機に動作指示を与える複数台のサービス制御装置(SCP:サービスコントロールポイント)とそれらを集約的に管理する設備管理装置とが設けられる。
サービス制御装置は加入者情報を保持しており、伝達交換機からの問い合わせに対して、接続動作に必要な情報を応答し動作指示を与える。
【0004】
一例として、端末(A)から発信して端末(B)に着信する場合に、端末(B)が転送電話である場合を想定する。端末(A)が発信すると、端末(B)の番号情報に基づき伝達交換機はどのサービス制御装置で管理されているかを識別し、そのサービス制御装置に問い合わせを行う。
その場合、サービス制御装置は端末(B)の番号の転送先設定の有無及び転送先番号情報を管理しているので、その情報を伝達交換機に通知する。これにより、伝達交換機は端末(B)の転送先に対して接続を行うことができる。
【0005】
また、サービス制御装置は加入者情報の他に、所定のサービスを実行するために必要な所データと呼ばれるサービス制御実行データを保持する。サービス制御実行データは代表的な情報として次の情報を含んでいる。
(1)自局交換機情報:SCP設置ビル名,ユニット名
(2)交換機のアドレス情報:共通線信号処理を行うためのアドレス情報
(3)共通線信号処理に関する情報:共通線信号処理を行うためのアドレス情報,収容情報,ルーチング情報
(4)ハードウェアの構成情報:パッケージの実装位置情報,ハードディスク等の割付情報
(5)保守系装置情報:設備管理装置との間の通信のコマンド,メッセージやファイル転送を行う際の接続情報
通信サービス制御網に設けられる設備管理装置は、複数のサービス制御装置について集約的に管理を行う。設備管理装置の管理内容としては、各サービス制御装置のハードウェア及びソフトウェアの監視や修復並びにプログラムの更新などがある。更に、設備管理装置は各サービス制御装置から定期的に通知されるメッセージを受信して、サービス制御装置が正常に動作しているかそれとも故障が発生しているかを把握する。
【0006】
ところで、高度インテリジェントネットワークにおいては、多様なサービスに柔軟に対応できるように、例えばデータベースエンジン,通信機能,コマンド解釈機能のような基本的な機能を実現するソフトウェアを、サービス制御装置上のハードウェアやサービスの内容に依存しない共通のプラットフォームとして構成してある。
【0007】
設備管理装置及び各サービス制御装置上に搭載されるソフトウェア(プログラムやデータ)は、必要に応じて逐次更新される。例えば、サービス制御装置に新たなハードウェアを追加する場合や新たなサービスを追加する場合には、ソフトウェアのファイルも更新しなければならない。
一般に、更新前のファイルと更新後のファイルとは版数の違いによって区別される。
【0008】
設備管理装置には複数のサービス制御装置が収容されているが、従来の高度インテリジェントネットワークにおいては、全てのサービス制御装置について、プラットフォーム及び実行環境に関するファイルを全て共通のファイル版数で管理している。
従って、ファイルの更新を実施する場合には、設備管理装置と各サービス制御装置との間で更新前のファイル版数と更新後のファイル版数との2つだけを管理している。ファイル版数を把握することにより、設備管理装置は各サービス制御装置上のソフトウェアが正しく更新されたか否かを識別できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つの設備管理装置には互いに異なるサービスを実施する複数のサービス制御装置を収容しなければならない場合も多い。特定のサービスのみについて機能の追加や改良などを行う場合には、対象となるサービスを実施しないサービス制御装置については機能を追加したり改良する必要はない。
【0010】
ところが、従来のシステムでは設備管理装置の配下に接続された全てのサービス制御装置のソフトウェアを共通のファイル版数で管理しているので、設備管理装置とサービス制御装置との間のインタフェースにおいてファイル版数の不一致が生じないように配慮しなければならない。
【0011】
従って、ファイル版数を統一するために、一部のサービスについて機能の追加や改良を行う場合には、機能の追加や改良を必要としない他のサービスを実施するサービス制御装置上のソフトウェアについても、更新を行ってファイル版数を変更しなければならない。
また、サービス制御装置毎にサービスの内容が異なる場合には、当然のことながら設備管理装置側から操作できる機能もサービス制御装置毎に異なる。ところが、全てのサービス制御装置について共通のプラットフォームを用い、共通のファイル版数で管理しているので、設備管理装置側を操作するオペレータには、全てのサービス制御装置が同一の機能を備えるように見えてしまう。
【0012】
すなわち、設備管理装置を介してサービス制御装置を操作するオペレータは複数のサービス制御装置の違いを設備管理装置上で識別できない。従って、オペレータは自分自身でそれぞれのサービス制御装置が実施する機能の違いを意識していないと、サービス制御装置の操作を正しく行うことができない。
本発明は、1つの設備管理装置に互いにサービスの種類が異なる複数のサービス制御装置を収容する場合であっても、一部分のサービスのみを対象とするソフトウェアの更新を可能にするとともに、サービス制御装置毎の機能の違いを設備管理装置上で把握可能にする設備オペレーションの複数インタフェース管理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、通信端末装置間で音声,映像及びデータの少なくとも1つを含む信号の伝達パスを接続させる複数の伝達交換機に動作指示を与えるサービス制御装置と、複数台のサービス制御装置の設備稼働状況及び故障状況の収集,分析などの設備管理を集約的に行なう設備管理装置とを備える通信サービス制御網に用いられる設備オペレーションの複数インタフェース管理方法であって、前記サービス制御装置と設備管理装置との間のインタフェースを、基本機能を提供する共通プラットフォームと、前記サービス制御装置がサービスを実現するために必要なサービスシナリオを実行する際に適用されるサービス実行環境とに予め分離しておき、前記共通プラットフォーム及び前記サービス実行環境のそれぞれについて、関連するファイルの版数情報を前記設備管理装置上で複数管理し、前記設備管理装置に入力される情報に応じて、前記共通プラットフォームの版数情報及び前記サービス実行環境の版数情報を前記設備管理装置が取得し、取得した版数情報に対応付けられたコマンド情報及びメッセージ情報を前記設備管理装置が取得し、取得した前記コマンド情報及びメッセージ情報を用いて前記設備管理装置と各サービス制御装置との間で通信を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項1においては、前記共通プラットフォーム及び前記サービス実行環境のそれぞれについて複数の版数情報を管理しているので、互いに異なるサービスを提供する複数のサービス制御装置の共通プラットフォームを互いに異なる版数で管理できる。また、複数のサービス制御装置のサービス実行環境を互いに異なる版数で管理できる。
【0015】
共通プラットフォームは、データベースのエンジン,通信機能,コマンド解釈機能のような基本機能を提供するソフトウェアである。また、サービス実行環境はサービス制御装置がサービスを実現するために必要なサービスシナリオを実行する際に適用される条件を表す情報である。
従って、互いに異なるサービスを提供する複数のサービス制御装置を1台の設備管理装置に収容している場合であっても、サービスの修正や追加を行う場合には、対象となる特定のサービスの共通プラットフォーム毎に、あるいは対象となる特定のサービスのサービス実行環境毎に関連するファイルの更新並びにその版数更新を行えばよい。
【0016】
すなわち、全てのファイルの版数を統一する必要がなく、修正や追加を必要とする機能に関連するファイルだけを更新できるので、システムの更新に伴うコストが低減される。
【0017】
また、複数のサービス制御装置の機能上の違いをファイルの版数の違いとして設備管理装置自身が認識できるので、設備管理装置を介してサービス制御装置を操作するオペレータは、各サービス制御装置が実行可能な機能の違いを容易に把握できる。
また、様々なサービスを提供するサービス制御装置の機能をまとめて管理できるので、1台の設備管理装置に様々なサービスを提供する多数のサービス制御装置を収容することができる。
【0018】
請求項2は、通信端末装置間で音声,映像及びデータの少なくとも1つを含む信号の伝達パスを接続させる複数の伝達交換機に動作指示を与えるサービス制御装置と、複数台のサービス制御装置の設備稼働状況及び故障状況の収集,分析などの設備管理を集約的に行なう設備管理装置とを備える通信サービス制御網に用いられる設備オペレーションの複数インタフェース管理装置であって、前記サービス制御装置の基本機能を提供する共通プラットフォームと前記サービス制御装置がサービスを実現するために必要なサービスシナリオを実行する際に適用されるサービス実行環境とに予め分離されたインタフェースを各サービス制御装置が備える場合に、前記サービス制御装置の各々に対応するノード毎に、前記共通プラットフォームに関するファイルの版数情報及び前記サービス実行環境に関するファイルの版数情報を保持するノード管理手段と、前記設備管理装置とサービス制御装置との間の通信で利用される少なくともコマンド及びメッセージの情報を、前記共通プラットフォームの版数毎並びに前記サービス実行環境の版数毎にそれぞれ保持するインタフェース管理手段と、前記設備管理装置に入力される情報に応じて、前記ノード管理手段からファイルの版数情報を取得すると共に、版数情報に応じて前記インタフェース管理手段から少なくともコマンド及びメッセージの情報を取得し、取得した前記コマンド情報及びメッセージ情報を用いて前記設備管理装置と各サービス制御装置との間で通信を行う通信制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項2の装置を用いることにより、請求項1記載の設備オペレーションの複数インタフェース管理方法を実施できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の設備オペレーションの複数インタフェース管理方法及び装置の1つの実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。この形態は全ての請求項に対応する。
【0021】
図1はこの形態のシステムの構成例を示すブロック図である。図2はノード管理DB(データベースの略、以下同様)の内容の構成例を示す模式図である。図3はインタフェース管理DBの内容の構成例を示す模式図である。図4はこの形態の設備管理装置のインタフェース関連動作を示すフローチャートである。
この形態では、請求項2のサービス制御装置,設備管理装置,ノード管理手段,インタフェース管理手段及び通信制御手段は、それぞれサービス制御装置30,設備管理装置20,ノード管理DB22,インタフェース管理DB23及びインタフェース制御部21に対応する。
【0022】
この形態では、図1に示すような構成のシステムを想定している。図1のシステムは通信サービス制御網であり、設備管理用端末10,設備管理装置20及び複数のサービス制御装置30(1),30(2),30(3),・・・を備えている。
例えば電話回線などを用いて複数の通信端末装置間で音声,映像あるいはデータを含む信号を伝送する場合には、通信端末装置間の伝達パスを接続させるために少なくとも1つの伝達交換機が用いられる。伝達交換機は一般的な交換機であり、ルーチング設定及び方路設定を行う。
【0023】
サービス制御装置30は、加入者情報を保持しており、伝達交換機からの問い合わせに対して、接続動作に必要な情報を応答し動作指示を与える。
設備管理装置20は、それに収容された複数のサービス制御装置30(1),30(2),30(3),・・・について集約的に管理を行う。設備管理装置20の管理内容としては、各サービス制御装置30のハードウェア及びソフトウェアの監視や修復並びにプログラムの更新などがある。
【0024】
更に、設備管理装置20は各サービス制御装置30から定期的に通知されるメッセージを受信して、それらが正常に動作しているかそれとも故障が発生しているかを把握する。
システムの保守のために、各サービス制御装置30を操作しようとするオペレータは、設備管理用端末10から情報を入力し、設備管理装置20を介してサービス制御装置30を制御する。
【0025】
設備管理装置20には、インタフェース制御部21が内蔵されている。また、設備管理装置20にはノード管理DB22及びインタフェース管理DB23が接続されている。
設備管理装置20が管理する各サービス制御装置30には、独立した2つの通信用インタフェース(ソフトウェア)が、サービス実行環境31及び共通PF(プラットフォーム)32として備わっている。
【0026】
共通プラットフォームとは、様々なサービスで共通に利用される基本的な処理に関連するソフトウェアであり、例えばデータベースのエンジン,通信機能,コマンド解釈などの各機能を実現する。
各サービス制御装置30は、サービスシナリオと呼ばれる特別なプログラム(サービスを実現するためのロジックを記述したもの)を内蔵されたコンピュータで実行することにより、必要とされるサービス(例えば、フリーダイアル,ダイヤルQ2など)を実現する。
【0027】
各サービス制御装置30が前記サービスシナリオを実行する際には、ハードウェアの違いに依存しない仮想的な環境を提供するのが望ましい。この仮想的な環境に関連する情報がサービス実行環境である。
【0028】
サービス実行環境31は、サービス制御装置30と設備管理装置20との間で通信する際に、サービス実行環境に関する情報処理を行う。共通PF32は、サービス制御装置30と設備管理装置20との間で通信する際に、共通プラットフォームに関する情報処理を行う。
設備管理装置20に接続されたノード管理DB22は、図2に示すようにノード毎に区別して、ノード名,共通PFファイル版数及び実行環境ファイル版数の情報を保持している。ノードは各サービス制御装置30に対応する。
【0029】
すなわち、各々のサービス制御装置30が共通プラットフォームとしていずれの版数のソフトウェアを利用しているか、並びに各々のサービス制御装置30がサービス実行環境としていずれの版数のソフトウェアを利用しているかがノード管理DB22で管理されている。
設備管理装置20に接続されたインタフェース管理DB23は、図3に示すように、ファイル版数毎に区別して、コマンド情報群及びメッセージ情報群のデータを保持している。また、共通プラットフォームに関するデータとサービス実行環境に関するデータとは独立に管理されている。
【0030】
設備管理装置20に備わったインタフェース制御部21は、コマンドなどの情報が設備管理用端末10から入力されると、ノード管理DB22及びインタフェース管理DB23に登録された情報に基づいてデータ処理を行い、その結果を用いて指定されたサービス制御装置30との間で通信を行う。具体的な動作は図4に示す通りである。
【0031】
設備管理用端末10のオペレータはサービス制御装置30を操作する場合に、操作対象のサービス制御装置30を特定するノード名(SCP名:サービス制御装置の識別情報)と操作の内容を表すコマンドとを入力する。
図4のステップS11では、インタフェース制御部21は設備管理用端末10から入力されるノード名(SCP名)及びコマンド名の受け付けを行う。
【0032】
ステップS12では、ステップS11で入力されたSCP名に基づき、ファイル版数の情報をインタフェース毎にノード管理DB22から取得する。
例えば、ノード管理DB22が図2に示す内容である場合に、オペレータがノード名として「SCP2」を入力すると、共通PFファイル版数及び実行環境ファイル版数として、それぞれ「VP(1)」及び「VE(2)」をインタフェース制御部21がノード管理DB22から取得する。
【0033】
ステップS13では、ステップS11で設備管理用端末10から入力されたコマンドの種類が、サービス実行環境及び共通プラットフォームのいずれに対応するかを予め定めてある区分に従って識別する。
ステップS14では、操作対象のサービス制御装置30と設備管理装置20との間の通信に必要とされる情報をインタフェース管理DB23から取得する。具体的には、ステップS12で取得した2つのファイル版数のうち、ステップS13の識別結果に対応する1つのファイル版数を選択し、そのファイル版数に対応付けられたコマンド情報群及びメッセージ情報群をインタフェース管理DB23から取得する。
【0034】
例えば、サービス実行環境に関連付けられたあるコマンドで「SCP2」のノード名のサービス制御装置30を操作する場合、「VE(2)」のファイル版数がステップS14で選択される。
従って、インタフェース管理DB23が図3の内容である場合を想定すると、コマンド情報群及びメッセージ情報群として、それぞれ「CM(B)」及び「MS(B)」をインタフェース制御部21がインタフェース管理DB23から取得する。
【0035】
ステップS15では、ステップS14で取得した情報を用いて、ステップS11の入力により指定されたサービス制御装置(SCP)30との間でコマンド送信及びメッセージ受信を行う。
【0036】
インタフェース制御部21がサービス実行環境に関連付けられたコマンドをサービス制御装置30に送信する場合には、そのコマンドはサービス制御装置30上のサービス実行環境31宛てに送信され、サービス実行環境31で受信処理される。また、サービス実行環境31が返すメッセージをインタフェース制御部21が受信する場合には、インタフェース制御部21はステップS14で取得したメッセージ情報を利用して受信処理を行う。
【0037】
また、インタフェース制御部21が共通プラットフォームに関連付けられたコマンドをサービス制御装置30に送信する場合には、そのコマンドはサービス制御装置30上の共通PF32宛てに送信され、共通PF32で受信処理される。また、共通PF32が返すメッセージをインタフェース制御部21が受信する場合には、インタフェース制御部21はステップS14で取得したメッセージ情報を利用して受信処理を行う。
【0038】
前述の「サービス実行環境」の具体例について以下に説明する。「サービス実行環境」とは、サービスシナリオを実行するのに必要な部品やデータベースアクセス処理機能を提供する環境を意味する。ここで想定するサービスシナリオでは、プログラムの知識があまりない人でもサービスのプログラムを作成できるように、簡易な命令を用いてサービスシナリオを記述できるようになっている。そのため、「サービス実行環境」はサービスを実現するのに必要な機能を部品のような形態で提供する。
【0039】
例えば、フリーダイヤルのサービスを記述する場合には、各フリーダイヤルの番号の論理番号と物理番号(電話番号)とを関連付けたデータベースとカスタマとの管理が必要であり、論理番号,物理番号とカスタマを管理するためのデータベース機能を「サービス実行環境」が提供する。
また、時間によって転送先電話番号を変更するためのタイマ機能や、電話の転送先切り替え機能や、ガイダンスなどを流すために用いられる音声蓄積装置を制御するための部品や、サービスの使用状況などを集計するための部品も提供する。
【0040】
また、サービスが異なると必要になる部品も異なるので、各々のサービスに対応した部品をそれぞれ提供する。
例えばPHS(パーソナルハンディホンシステム)のサービスでは、PHSの位置登録情報をサービス制御ノードで管理するために、位置登録情報を管理するメモリ領域へアクセスするための機能をサービスシナリオに提供する。
【0041】
また、サービスシナリオはサービス環境へダウンロードする前にコンパイラにより翻訳されるが、「サービス実行環境」では仮想コンピュータ機能によりサービス制御システムのCPU(中央処理装置)の違いやハードウェア環境の違いに影響されないようになっている。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、サービスの内容が異なる複数のサービス制御装置を1つの設備管理装置に収容する場合であっても、設備管理装置と各サービス制御装置との間のインタフェースを統一する必要がなく、インタフェースの機能を提供する設備管理装置上のソフトウェア及びサービス制御装置上のソフトウェアのファイル版数も統一する必要がない。
【0043】
従って、機能の追加や修正を行う場合には、ファイル版数及びインタフェースを統一するための作業が不要であり、実際に追加や修正を必要とする機能についてのみソフトウェアの開発を行えばよい。
また、ファイル版数及びインタフェースを統一する必要がないので、新たなサービスを提供するサービス制御装置を既設の設備管理装置に容易に追加できる。更に、互いに異なる様々なサービスを提供するサービス制御装置を1つの設備管理装置に収容可能になる。1つの設備管理装置に収容するサービス制御装置の数を増やすことにより、システム全体の設備コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】ノード管理DBの内容の構成例を示す模式図である。
【図3】インタフェース管理DBの内容の構成例を示す模式図である。
【図4】実施の形態の設備管理装置のインタフェース関連動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 設備管理用端末
20 設備管理装置
21 インタフェース制御部
22 ノード管理DB
23 インタフェース管理DB
30 サービス制御装置
31 サービス実行環境
32 共通PF

Claims (2)

  1. 通信端末装置間で音声,映像及びデータの少なくとも1つを含む信号の伝達パスを接続させる複数の伝達交換機に動作指示を与えるサービス制御装置と、複数台のサービス制御装置の設備稼働状況及び故障状況の収集,分析などの設備管理を集約的に行なう設備管理装置とを備える通信サービス制御網に用いられる設備オペレーションの複数インタフェース管理方法であって、
    前記サービス制御装置と設備管理装置との間のインタフェースを、基本機能を提供する共通プラットフォームと、前記サービス制御装置がサービスを実現するために必要なサービスシナリオを実行する際に適用されるサービス実行環境とに予め分離しておき、
    前記共通プラットフォーム及び前記サービス実行環境のそれぞれについて、関連するファイルの版数情報を前記設備管理装置上で複数管理し、
    前記設備管理装置に入力される情報に応じて、前記共通プラットフォームの版数情報及び前記サービス実行環境の版数情報を前記設備管理装置が取得し、
    取得した版数情報に対応付けられたコマンド情報及びメッセージ情報を前記設備管理装置が取得し、
    取得した前記コマンド情報及びメッセージ情報を用いて前記設備管理装置と各サービス制御装置との間で通信を行う
    ことを特徴とする設備オペレーションの複数インタフェース管理方法。
  2. 通信端末装置間で音声,映像及びデータの少なくとも1つを含む信号の伝達パスを接続させる複数の伝達交換機に動作指示を与えるサービス制御装置と、複数台のサービス制御装置の設備稼働状況及び故障状況の収集,分析などの設備管理を集約的に行なう設備管理装置とを備える通信サービス制御網に用いられる設備オペレーションの複数インタフェース管理装置であって、
    前記サービス制御装置の基本機能を提供する共通プラットフォームと前記サービス制御装置がサービスを実現するために必要なサービスシナリオを実行する際に適用されるサービス実行環境とに予め分離されたインタフェースを各サービス制御装置が備える場合に、
    前記サービス制御装置の各々に対応するノード毎に、前記共通プラットフォームに関するファイルの版数情報及び前記サービス実行環境に関するファイルの版数情報を保持するノード管理手段と、
    前記設備管理装置とサービス制御装置との間の通信で利用される少なくともコマンド及びメッセージの情報を、前記共通プラットフォームの版数毎並びに前記サービス実行環境の版数毎にそれぞれ保持するインタフェース管理手段と、
    前記設備管理装置に入力される情報に応じて、前記ノード管理手段からファイルの版数情報を取得すると共に、版数情報に応じて前記インタフェース管理手段から少なくともコマンド及びメッセージの情報を取得し、取得した前記コマンド情報及びメッセージ情報を用いて前記設備管理装置と各サービス制御装置との間で通信を行う通信制御手段と
    を設けたことを特徴とする設備オペレーションの複数インタフェース管理装置。
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