JP3701918B2 - スイベルジョイントの位置決め構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばアクチュエータを備えた攪拌ロッドなどに作動油を送るため、軸心流路の他に作動油を送り込む偏心流路が形成されたスイベルジョイントについて、その偏心流路が攪拌ロッド側と正しく合うように組み付けることができる位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築や土木工事では、軟弱地盤を改良するために、掘削した掘削穴内にセメントミルクなどの地盤改良剤を注入・攪拌し、地盤を硬化させる地盤改良機が使用されている。図4は、地盤改良機を示した側面図である。この地盤改良機100は、杭打機110をベース機とし構成されたものであり、その杭打機110は、クローラによって走行可能な走行部111に、操縦席を備えた上部旋回体112が旋回可能に設けられ、その上部旋回体112前方にリーダ113がバックステー114によって起伏可能に支持されている。
【0003】
地盤改良機100は、こうした杭打機110のリーダ113に作業装置としてオーガ70が昇降可能に装着され、そのオーガ70に攪拌ロッド80が回転を受けるように取り付けられている。そして、ここで取り付けられた攪拌ロッド80は、下端に油圧アクチュエータによって開閉可能なスクリュー羽根81が備えられたものであり、そのスクリュー羽根81からセメントミルクなどの地盤改良剤が噴射される。そのため攪拌ロッド80のロッド部82には、セメントミルクなどの地盤改良剤をスクリュー羽根81まで送る改良剤用の軸心流路の他に、スクリュー羽根81を開閉させる作動油を循環させる作動油用の偏心流路とが形成されている。
【0004】
オーガ70に対して回転伝達可能に取り付けられた攪拌ロッド80には、その頂部にスイベルジョイント10を介してスイベル40が固定されている。スイベル40は、スイベルジョイント10を介して攪拌ロッド80側に連結される回転部と、不図示のグラウトホースが接続されるボディとがベアリングを介して組み立てられ、攪拌ロッド80が回転してもその回転がグラウトホースに伝わらないようにしたものである。セメントミルクなどは、このスイベル40を介して回転する攪拌ロッド80内へと供給される。
【0005】
セメントミルクなどが流れる軸心流路は、スイベル40から攪拌ロッド80にかけて軸心を通るように形成され、作動油用の偏心流路は、一般的にその軸心流路を挟んだ対称的な位置に往路と復路の2流路が形成されている。この2流路は、一方向から作動油を供給することによりスクリュー羽根81が開き、逆方向から作動油を供給することによってスクリュー羽根81が閉じるというように、油圧アクチュエータに所定の作動を行わせるべく開側と閉側とが決められている。そして、こうした作動油用の流路に対する作動油の供給及び排出は、詳細は後述するが、スイベルジョイント10の非回転部分であるハウジングから行われ、そのハウジング内を回転するスピンドルに形成された偏心流路へと連通している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで従来、開側と閉側の2本の偏心流路が軸心流路を挟んで対称的な位置にあったため、こうしたアクチュエータ付きの攪拌ロッド80などにおいて、スイベルジョイント10を組み付ける際、攪拌ロッド80とスイベルジョイント10との間で開側と閉側とで反対に連結してしまうおそれそがあった。そうして反対に連結された場合には、アクチュエータへは作動油の流れが逆になってしまい、スクリュー羽根81の開閉動作がオペレータの操作とは逆になり、破損や予期せぬトラブルの原因につながるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、簡単な構造の変更で、間違いなく組み付けることができるスイベルジョイントの位置決め構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスイベルジョイントの位置決め構造は、非回転体のハウジングと、そのハウジング内に挿入された回転可能なスピンドルと、そのスピンドルの両端に複数のボルトで固定されるアダプタとを有し、前記スピンドルに一又は二以上の偏心流路が形成されたスイベルジョイントを、そのアダプタを介してスイベルと回転ロッドとの間で組み付けるためのものであって、組み付け面に配置されたアダプタをスピンドルに対して固定する複数のボルトのうち、少なくとも1本のボルトを当該ヘッドが組み付け面から突き出るようにした位置決ボルトとし、回転ロッドやスイベルの組み付け面には、当該位置決ボルトのヘッドが入り込む位置決穴が形成されたものであることを特徴とする。
【0009】
よって、本発明によれば、スイベルジョイントを回転ロッドなどに組み付ける際、その位置決ボルトを位置決穴に合わせることにより、スイベルジョイントや回転ロッドなどに形成された偏心流路とスピンドルに形成された偏心流路とが正しく合わせられる。例えば、前記課題でも挙げた開側と閉側との偏心流路が対称的な位置に形成されているものの場合でも、スイベルジョイントや回転ロッドとの組み付けの関係が一義的に決定されるため、開側と閉側とで逆になるような間違いを起こすことはない。そして、この位置決め構造は、スイベルジョイントを構成する必須の要素であるボルトを位置決め部材として利用したことにより、新たに別の構成要素を加えることなく簡単な構造の変更で達成することができた。
【0010】
また、本発明に係るスイベルジョイントの位置決め構造は、前記位置決ボルトが、他のボルトとはサイズの異なるものであることを特徴とする。
よって本発明によれば、サイズの異なる位置決ボルトのアダプタをスピンドルに固定する位置が決まってしまうため、スピンドルに対するアダプタの固定位置が必然的に決められることになる。そのため、例えばアダプタをスピンドルに固定すれば、両者の間で開側と閉側の流路は必然的に一致し、またそうしたアダプタを介して回転ロッドにスピンドルを組み付ければ、位置決ボルトと位置決穴の関係によって両者の間で開側と閉側の流路が一致する。従って、本発明によれば、組み付けの際にスピンドルと回転ロッド間の開閉流路が容易(自動的)に合わせられることとなる。
また、位置決めボルトが他のボルトとサイズが異なれば、それは一見して明らかであり、組み付け時の確認も容易で、組み付け間違いも発生しない。
【0011】
また、本発明に係るスイベルジョイントの位置決め構造は、前記位置決穴の形成された回転ロッドが、回転駆動装置の中空軸に差し込んで着脱可能なドライブロッドと、地盤に貫入する作業ロッドとが連結されたものであることを特徴とする。
よって、本発明によれば、作業ロッド毎に位置決穴を形成する必要がなく、一組のスイベルジョイントとドライブロッドとで各種作業ロッドに対応することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るスイベルジョイントの位置決め構造の一実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。図1は、図4に示す地盤改良機100のオーガ70を中心とした作業装置部分を示した正面図である。このオーガ70は、リーダ113に装着された昇降装置75と一体に構成され、油圧モータ71の回転が減速機を介して中空軸に伝えられるよう構成されている。そして、その中空軸には攪拌ロッド80を連結するドライブロッド50が下方からはめ込まれ、ストッパ48によって抜け落ちないように取り付けられている。スイベルジョイント1は、こうしてオーガ70に取り付けられたドライブロッド50に対し、ストッパ48から突き出た上端部51に固定され、更にそのスイベルジョイント1の上にスイベル40が固定される。
【0013】
本実施形態のスイベルジョイント1は、前述した油圧アクチュエータを備えた攪拌ロッド80用であり、作動油を供給及び排出する開側供給ポート7及び閉側供給ポート8とが設けられ、油圧ポンプが配管された不図示の油圧回路に接続されている。この場合、開側供給ポート7及び閉側供給ポート8は非回転体であるハウジング2に設けられている。スイベルジョイント1は、このハウジング2の他に大きく分けてスピンドル3及びアダプタ4,5とから構成されている。
【0014】
ここで図2は、スイベルジョイント1を示した組み付け状態の断面図である。スイベルジョイント1は、上下に貫通したハウジング2内に、スピンドル3が回転可能にかつ抜け出ないように差し込まれている。すなわちスピンドル3は、挿入されたハウジング2内で上下からベアリング11,12が当てられ、そのベアリング11,12を上下から挟み込むようにして取付カバー13,14がハウジング2に固定され組まれている。
【0015】
ハウジング2の内周面には、開側供給ポート7と閉側供給ポート8とがそれぞれ連通する円周状のオイル溝21,22が形成されており、スピンドル3には、セメントミルクなどの地盤改良剤を流す軸心流路23と、作動油が流れる開側流路25及び閉側流路26が形成されている。開側流路25と閉側流路26は、軸心流路23を挟んで対称的な位置に形成された偏心流路である。そして、円周側の開口部がそれぞれオイル溝21,22に重なる位置に形成され、スピンドル3が回転する際、各開口部がオイル溝21,22に沿って回るように構成されている。すなわち、開側流路25及び閉側流路26は、オイル溝21,22を介して常に開側供給ポート7又は閉側供給ポート8と連通している。
【0016】
スイベルジョイント1は、上アダプタ4と下アダプタ5とがそれぞれスピンドル3の上下端に固定され、その上アダプタ4及び下アダプタ5を介して図示するようにスイベル40とドライブロッド50とが連結されている。これにより、スイベル40からスイベルジョイント1及びドライブロッド50を介し、更にドライブロッド50に連結された不図示の攪拌ロッド80にかけてセメントミルクなどを流す1本の軸心流路23がつながる。そして、その軸心流路23を挟んで形成された開側流路25及び閉側流路26もスイベルジョイント1、ドライブロッド50及び攪拌ロッド80にかけてつながる。
【0017】
しかしこのとき、ドライブロッド50に対してスイベルジョイント1を180度回転した状態で固定させてしまったのでは、両者の間で開側と閉側とが逆転してしまう。そこで、本実施形態では、下アダプタ5をスピンドル3に固定したボルトの一つについて改良を加え、逆転した取り付けができないように構成されている。図3は、スイベルジョイント1を下方から見た状態の下アダプタ5を示す平面図である。図示するように下アダプタ5は、同一円周上に配置された複数のボルト31,31…によってスピンドル3の下端に固定されている。その同一円周上には軸心流路23を挟んで開側流路25と閉側流路26も形成されている。スイベルジョイント1は、こうした下アダプタ5の外周のフランジ部35にボルトを通し、ドライブロッド50へと固定される(図2参照)。
【0018】
なお、上アダプタ4についてもほぼ同様に構成され(図2参照)、同一円周上に配置された複数のボルト33,33…によってスピンドル3の上端に固定され、外周のフランジ部にボルトを通してスイベル40が固定される。なお、こうした上アダプタ4及び下アダプタ5は本来スピンドル3と一体型であるのが好ましいが、スピンドル3を回転支持するベアリング11,12及び取付カバー13,14を組み付ける必要から別部材となっている。
【0019】
そこで本実施形態では、こうした下アダプタ5をスピンドル3に固定したボルト31,31…のうち任意の一つについてサイズの小さいものを使用し、それをスピンドル3と下アダプタ5の位置決ボルト32とした。更に、下アダプタ5をスピンドル3に固定した際、図2に示すようにその位置決ボルト32のヘッド32aが下アダプタ5から突き出るようにしている。上アダプタ4及び下アダプタ5は、共にスピンドル3にボルト31…,33…を固定した際、スイベル40やドライブロッド50にそのヘッドが当たらないように、それぞれのボルト31…,33…を通す貫通孔にはヘッドが収まるように深く座ぐり加工が施されている。
【0020】
しかし、下アダプタ5側ではあえて、位置決ボルト32を通す貫通孔の座ぐりを浅くし、締め付けた際にそのヘッド32aが組み付け面から僅かに突き出るように形成されている。これに対して、下アダプタ5から突き出た位置決ボルト32のヘッド32aが収まるようにドライブロッド50の組み付け面には位置決穴52が形成されている。
【0021】
従って本実施形態では、先ずスイベルジョイント1を組み立てる際、他のボルト31,31…は通らない、サイズの小さい位置決ボルト32だけの位置がスピンドル3及び下アダプタ5に対して決まっているため、下アダプタ5をスピンドル3に固定する位置も決まってしまっている。そのため、下アダプタ5をスピンドル3にボルト31…,32で固定すれば、両者の間で開側流路25と閉側流路26とは必然的に一致することとなり、この時点でスピンドル3と下アダプタ5との組み付け間違いが生じることはない。
【0022】
そして、こうしたスイベルジョイント1をドライブロッド50に組み付ける場合には、下アダプタ5から突き出た位置決ボルト32のヘッド32aを位置決穴52に入れるように位置合わせし、そうした後にボルトで固定すればよい。これによって、作動油を供給及び排出する開側流路25と閉側流路26とが、スイベルジョイント1とドライブロッド50との間で逆転してしまう誤った組み付けが回避できる。反対側を合わせた場合には、突き出た位置決ボルト32のヘッド32aが収まらずにガタが生じ、組み付け間違いに直ちに気づき、位置を修正することができるからである。
【0023】
また、位置決ボルト32は、他のボルト31,31…とサイズの異なるもの(大きいサイズのボルトでもよい)を使用しているため一見して明らかであり、組み付け時の確認も容易で、組み付け間違いも発生しない。
更に本実施形態では、攪拌ロッド80をオーガ70に取り付けられたドライブロッド50に連結するようにしているので、攪拌ロッド80以外の作業ロッドに対しても一組のスイベルジョイントとドライブロッドとで対応することが可能となる。なお、本実施形態では、連結されたドライブロッド50及び攪拌ロッド80が特許請求の範囲に記載する「回転ロッド」に相当し、攪拌ロッド80が同記載の「作業用ロッド」に相当する。一方、攪拌ロッド80をドライブロッド50を介さずにオーガ70に直接取り付けるような場合には、その攪拌ロッド80とオーガ出力軸とが特許請求の範囲に記載する「回転ロッド」に相当する。
【0024】
こうしてスイベルジョイント1を介して、図1に示すようにドライブロッド50にスイベル40が連結され、オーガ70から下方に突き出たドライブロッド50に攪拌ロッド80が連結される。オーガ70の駆動によりドライブロッド50に回転が与えられると、それによって攪拌ロッド80及びスイベルジョイント1のスピンドル3が回転する。こうして回転する攪拌ロッド80に対し、非回転のスイベル40からセメントミルクなどが所定の圧力で流されると、軸心流路23を通って下端のスクリュー羽根81から噴射する。
【0025】
攪拌ロッド80の開閉可能なスクリュー羽根81は、例えばセメントミルクを掘削穴に流し込んで支柱杭を造る際、下端部に径を大きくしたいわゆる球根部を造る場合に広げられる。そこで、球根部を造る段階で開側供給ポート7から所定の圧力で作動油が送られると、オイル溝21から回転するスピンドル3の開側流路25へと流れ込み、不図示の油圧アクチュエータへと流れ閉側流路26からオイル溝22及び閉側供給ポート8へと排出される。こうした作動油の供給によってスクリュー羽根81が開く。一方、逆方向に作動油が供給されればアクチュエータの作動によってスクリュー羽根81が閉じられる。
【0026】
以上、本実施形態のスイベルジョイントの位置決め構造では、その必須構成要素であるボルトを位置決め部材として利用したことにより、新たに別の構成要素を加えることなく、また座ぐりや位置決穴について加工の変更や追加も極めて簡単に行うことができた。通常、位置決めとしてノックピンを使用することは一般に採られる方法であるが、それではノックピン及び穴加工が追加加工として必要になり、工数が増えてしまううえ、図3を見ても分かるように破線で囲まれたスピンドル3と重なる組み付け面のスペースが狭いため配置も困難である。その点、本実施形態の構造によれば、1つのボルト32をノックピンの代替手段として採用したことで、こうした問題もなく簡単な構造の変更で間違いなく組み付けることができるスイベルジョイントの位置決め構造を提供することができた。
【0027】
以上、スイベルジョイントの位置決め構造の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば前記実施形態では、スイベルジョイント1とドライブロッド50との組み付けに関する位置決め構造を示したが、スイベル40との間でも同様な位置決め構造とすることは可能である。
また、偏心した流路を有するものであれば、それが対称的な位置にある複数の流路を有するものでなくても本発明の位置決め構造は有効である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、組み付け面に配置されたアダプタをスピンドルに対して固定する複数のボルトのうち、少なくとも1本のボルトを当該ヘッドが組み付け面から突き出るようにした位置決ボルトとし、回転ロッドやスイベルの組み付け面には、当該位置決ボルトのヘッドが入り込む位置決穴を形成した構成としたので、簡単な構造の変更で、間違いなく組み付けることができるスイベルジョイントの位置決め構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤改良機を構成するオーガを中心とした作業装置部分を示した正面図である。
【図2】スイベルジョイントを示した組み付け状態の断面図である。
【図3】スイベルジョイントを下方から見た場合の下アダプタを示す平面図である。
【図4】地盤改良機を示した側面図である。
【符号の説明】
1 スイベルジョイント
2 ハウジング
3 スピンドル
4 上アダプタ
5 下アダプタ
23 軸心流路
25 開側流路
26 閉側流路
31 ボルト
32 位置決ボルト
40 スイベル
50 ドライブロッド
52 位置決穴
70 オーガ
80 攪拌ロッド
Claims (3)
- 非回転体のハウジングと、そのハウジング内に挿入された回転可能なスピンドルと、そのスピンドルの両端に複数のボルトで固定されるアダプタとを有し、前記スピンドルに一又は二以上の偏心流路が形成されたスイベルジョイントを、そのアダプタを介してスイベルと回転ロッドとの間で組み付けるための位置決め構造において、
組み付け面に配置されたアダプタをスピンドルに対して固定する複数のボルトのうち、少なくとも1本のボルトを当該ヘッドが組み付け面から突き出るようにした位置決ボルトとし、回転ロッドやスイベルの組み付け面には、当該位置決ボルトのヘッドが入り込む位置決穴が形成されたものであることを特徴とするスイベルジョイントの位置決め構造。 - 請求項1に記載するスイベルジョイントの位置決め構造において、
前記位置決ボルトが、他のボルトとはサイズの異なるものであることを特徴とするスイベルジョイントの位置決め構造。 - 請求項1又は請求項2に記載するスイベルジョイントの位置決め構造において、
前記位置決穴の形成された回転ロッドが、回転駆動装置の中空軸に差し込んで着脱可能なドライブロッドと、地盤に貫入する作業ロッドとが連結されたものであることを特徴とするスイベルジョイントの位置決め構造。
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