JP3699389B2 - 湯水混合ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、 例えば、自然エネルギーを利用した太陽熱温水器等や各種廃熱を利用した温水器等から構成される温水供給装置を給湯器や洗濯機等の温水を取出す装置に接続するための湯水混合ユニットにあって、湯水混合ユニットを構成する通水管集合体の本体ケースへの収容態様に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】
天候等に左右されずに目的温度の温水を取出せるように、上記温水供給装置である太陽熱温水器と上記温水取出装置である補助熱源の給湯器とを本発明の対象物である湯水混合ユニットによって接続させたソーラ給湯システムが知られている。
【0003】
前記ソーラ給湯システムは、図6の概略図に示されるように、通常、建物の屋根等に配設される太陽熱温水器5と、台所や浴室等の実際に湯水を取出す場所又はその近傍に配設される給湯器7と、前記太陽熱温水器5と給湯器7の間に配設され前記太陽熱温水器5のソーラ用給湯回路56からのソーラ温水と水源に繋がる給水回路59からの冷水を取込んで混合し給湯器7に接続される入水回路77を介してこの混合水を前記給湯器7へ送水する給湯器用湯水混合ユニット1とから構成されている。一般的に、前記給湯器用湯水混合ユニット1は、前記給湯器7の近傍において壁面に隣接する状態で床面に載置又は前記壁面に取付けられ他状態で設置されている。
【0004】
前記給湯器用湯水混合ユニット1は、図6に示されるように、上流端に前記ソーラ用給湯回路56に接続される給湯接続口30を備えた温水回路3と、上流端に前記給水回路59に接続される給水接続口20を備えた冷水回路2と、前記温水回路3と冷水回路2の下流端がそれぞれ接続されると共に前記温水回路3のソーラ温水と前記冷水回路2の冷水を混合して所定温度の混合水とする湯水混合器6と、前記湯水混合器6から延びると共に下流端に前記入水回路77に接続される出湯接続口40を備えた混合水回路4とからなる通水管集合体と、この給湯器用湯水混合ユニット1を制御するユニットコントローラ及び主電源(ここでは図示しない)と、上記各構成部材を収容する直方体状の本体ケース10とから構成されている。
【0005】
前記通水管集合体は、図7に示されるように、前記ソーラ用出湯回路56,給水回路59,入水回路77へ接続し易いように前記給水接続口20及び給湯接続口30が前記本体ケース10の左側面板14から外側に突出されると共に、前記出湯接続口40が右側面板13から外側に突出された態様で前記本体ケース10に収容されており、前記通水管集合体、前記ユニットコントローラ及び主電源等の各構成部材は前記本体ケース10にネジ止め等により固定されている。
また、前記本体ケース10の前面板11は、前記給湯器用湯水混合ユニット1のメンテナンスや部品交換を行うために前記本体ケース10に対して着脱自在に配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この例の給湯器用湯水混合ユニット1においては、前記太陽熱温水器5からのソーラ用給湯回路56に接続される給湯接続口30及び前記給湯器7の入水回路77に接続される出湯接続口40がそれぞれ本体ケース10の左側面板14と右側面板13から突出されているから、この給湯器用湯水混合ユニット1の設置場所に前記ソーラ用給湯回路56,入水回路77が前記各接続口30,40と左右が逆に位置している場合は、前記前面板11が壁面に対面する前後逆向きで配設させることとなるため、必要に応じて前記前面板11を取外して前記給湯器用湯水混合ユニット1のメンテナンスや部品交換を行うことができない。
【0007】
更に、一般的に前記給湯器用湯水混合ユニット1を壁面に取付けるための取付金具は前記後面板12のみに設けられているため、前記給湯器用湯水混合ユニット1を前後逆向きで壁面に設置することは困難である。
【0008】
また、前記前面板11が取外し可能な向きで前記給湯器用湯水混合ユニット1を配設する方法として、前記ソーラ用給湯回路56,入水回路77を各接続口20,30,40が突出される逆側の側面板13,14まで延設させる方法も考えられるが、配管が複雑になり外観が良くないと共に前記入水回路77が延設される場合には前記給湯器用湯水混合ユニット1で適温に調節された混合水の温度が入水回路77のを通水する間に外気温等の影響によって冷却されて前記適温水を給湯器7に供給できないという不都合を生じる可能性がある。
【0009】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、『上流端に水源からの水を取入れる給水接続口が設けられた冷水回路と、上流端に温水供給装置からの温水を取入れる給湯接続口が設けられた温水回路と、前記冷水回路と温水回路の合流点における前記冷水と温水の混合割合を調節する湯水混合器と、前記合流点から延びると共に下流端に前記合流点の混合水を温水取出装置へ送出する出湯接続口が設けられた混合水回路とを備えた通水管集合体と、
前記給水接続口、給湯接続口及び出湯接続口の各接続口が外側に突出する態様で前記通水管集合体を収容する直方体状の本体ケースとを具備する湯水混合ユニット』において、湯水混合ユニットの設置作業及びメンテナンス作業が容易に行えるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
*1項
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記本体ケースの対向する一対の第1側板部及び第2側板部は、前記本体ケースに着脱可能に取付けられており、
前記通水管集合体は、前記各接続口が前記本体ケースの第1側板部及び第2側板部以外の対向する一対の第3側板部又は第4側板部から突出すると共に、前記第1側板部及び第2側板部以外の側板部に支持されている』ことを特徴とするものである。
ここで、前記第1側板部及び第2側板部以外の側板部とは、前記各接続管が突出される第3側板部及び第4側板部だけでなく、前記本体ケースを構成する前記第1から第4側板部以外の側板部を含むものである。
【0011】
これによれば、前記第1及び第2側板部が着脱自在に配設されているから、本体ケースの前記第3又は第4側板部から突出される各接続口と、前記各接続口に接続されて本湯水混合ユニットへ給水及び給湯を行う回路及び本湯水混合ユニットから出湯を行う回路の各配管の位置関係によって、本湯水混合ユニットが前記第1及び第2側板部のどちらが壁面に対面するように配設されても、本湯水混合ユニットの前面側に位置する第1及び第2側板部を取外すことができる。
前記通水管集合体は、前記第1及び第2側板部以外の側板部によって支持されるように前記本体ケースに収容されているため、前記第1及び第2側板部の着脱を妨げることはない。
【0012】
*2項
1項において、『前記第1側板部及び第2側板部は、相互に取換え配設可能な形状に成形されている』ものでは、本湯水混合ユニットの設置方向に応じて前記第1側板部と第2側板部を交換できるため、予め、第1及び第2側板部のいずれか一方に前記給湯器用湯水混合ユニットの取扱い上の注意事項や製品ラベルなどを貼着させる等して前記本体ケースの前面板仕様に形成することができる。また、同様に、前記第1及び第2側板部の他方に壁面への取付金具を設ける等して前記本体ケースの後面板仕様に形成させることができる。
【0013】
*3項
1項又は2項において、『前記通水管集合体は、前記各接続口がすべて前記第3側板部及び第4側板部のいずれか一方から突出されると共に、前記一方の側板部のみに支持されている』ものでは、各接続口が前記第3及び第4側板部のいずれか一方のみから突出されるため、前記各接続口が前記第3及び第4側板部の両方に別れて突出される構成のものよりも湯水混合ユニットの設置に必要な場所が小さいと共に、第3及び第4側板部の他方と前記第1又は第2側板部のいずれか一方の2つの隣接する側板部が共に壁面に対面する態様で配設できるためコーナー部への設置が可能である。
【0014】
*4項
3項において、『前記通水管集合体は、前記第3側板部又は第4側板部のいずれか一方に貫通固定される冷水回路用管継手、温水回路用管継手及び混合水回路用管継手の各管継手と、前記本体ケース内において前記各管継手にそれぞれ挿脱自在に嵌合される冷水回路用通水管、温水回路用通水管及び混合水回路用通水管とを具備し、
前記各通水管は、前記各管継手との嵌合部にそれぞれ外嵌される着脱自在なクリップ部材によって脱落防止状態に前記各管継手に接続されている』ものでは、前記各管継手と各通水管の嵌合部を外嵌保持している各クリップ部材を取外すことで、前記通水管集合体の各通水管及びこれらに接続される湯水混合器を含む部分を前記各管継手から取外して前記本体ケース10から取出すことができるため、前記各通水管及び湯水混合器を含む部分のメンテナンス及び部品交換が容易である。また、前記各通水管及び湯水混合器を含む部分が前記本体ケースの外側に取出されることによって前記本体ケース10の内面に固定された前記各管継手のメンテナンス及び部品交換も容易である。メンテナンス又は部品交換の終了後は、前記各管継手に各通水管を嵌合するように接続させた後、前記嵌合部に前記クリップ部材を外嵌させることで元のように脱出防止状態に接続することができる。
【0015】
前記各管継手は、第3又は第4側板部のいずれか一方に固定されているため、前記クリップ部材を取外した後、前記通水管及び湯水混合器を含む部分を他方の側板部の方へ引っ張ることで簡単に前記各管継手から取外すことができる。
また、本発明の湯水混合ユニットを製作する際において、本体ケースへの通水管集合体の収容・取付けも容易である。
【0016】
*5項
1項,2項,3項又は4項において、『前記本体ケースには、本湯水混合ユニットを壁面に取付けるための取付金具が前記第1側板部又は第2側板部と共に取外し可能に配設される』ものでは、湯水混合ユニットを床面に載置する場合には前記第1及び第2側板部のみを本体ケースに配設させて前記取付金具が設けられない態様とすることができる。また、前記湯水混合ユニットを壁面へ取付ける場合には、前記第1及び第2側板部の壁面に対面する一方の側板部と前記取付金具を本体ケースに配設させて壁面へ設置可能な構成とすることができるため、何れの設置方法にも対応可能であると共に設置方法の変更が容易である。
【0017】
【発明の効果】
上記のような構成であるから本発明は次の特有の効果を有する。
本発明の湯水混合ユニットは、本体ケースの第1及び第2側板部のどちらが壁面に対面するように配設させても、本湯水混合ユニットの前面側に位置する第1又は第2側板部を取外すことができるため、常に本湯水混合ユニットの前面側を開放させてメンテナンス又は部品交換等を行うことができ、メンテナンス作業が容易である。また、前記本体ケースの前後を意識することなく設置場所の各配管の位置関係に合わせて設置できるため、本湯水混合ユニットの設置作業も容易である。
【0018】
また、2項によれば、本体ケースの第1及び第2側板部を予め本湯水混合ユニットの前面板と後面板に適した仕様にそれぞれ形成することができる。
【0019】
また、3項によれば、本湯水混合ユニットの設置に必要な場所が小さいと共に、湯水混合ユニットをコーナー部へ設置することができる。
【0020】
また、4項によれば、本体ケース内に収容される通水管集合体のメンテナンス及び部品交換が容易である。また、本湯水混合ユニットの製作時において本体ケースへの通水管集合体の収容・取付けが容易である。
【0021】
また、5項によれば、本湯水混合ユニットを床面及び壁面の何れに設置させる場合にも対応可能であると共に、湯水混合ユニットの設置方法の変更が容易である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
以下の実施の形態では、温水供給装置である太陽熱温水器を補助熱源である給湯器に接続するために本発明の一例である給湯器用湯水混合ユニットを利用したソーラ給湯システムを例に挙げて説明する。
本ソーラ給湯システムの概略図を図6に示している。先ず、このソーラ給湯システムの各部の構成について説明する。
【0023】
*太陽熱温水器5
太陽熱温水器5は、太陽熱を吸収する集熱器50と貯湯タンク51内とを循環するように形成された蓄熱配管52を具備しており、前記蓄熱配管52には膨張タンク53と循環ポンプ54とが配設されている。
前記貯湯タンク51の底部には上水道などの水源から冷水を供給するソーラ用給水回路55と水抜栓57を具備する水抜回路58が底部に接続されており、前記貯湯タンク51の頂部にはこの貯湯タンク51内のソーラ温水を給湯器用湯水混合ユニット1に送出するソーラ用出湯回路56が接続されている。
【0024】
*給湯器7
給湯器7は、ここでは図示しないガスバーナで加熱される熱交換器を内蔵する給湯器本体70と、前記給湯器本体70に電気接続され各種操作・表示部(運転スイッチ、浴槽の湯張りスイッチ、湯温設定部、燃焼表示部等)を備えたリモコン71とを具備しており、前記給湯器本体70には、前記給湯器用湯水混合ユニット1からの通水を取入れる入水回路77と、先端部に出湯蛇口85を備えた出湯回路84と、浴槽81の湯張り及び追焚きに使用される往き管82と戻り管83がそれぞれ接続されている。
【0025】
*給湯器用湯水混合ユニット1
給湯器用湯水混合ユニット1は、図6に示されるように、上流端が前記太陽熱温水器5の前記ソーラ用給水回路55から分岐された給水回路59に接続される冷水回路2と、上流端が前記太陽熱温水器5のソーラ用出湯回路56に接続される温水回路3と、前記冷水回路2と温水回路3の合流点から延びて下流端が前記給湯器7の入水回路77に接続される混合水回路4とを備えた通水管集合体と、前記混合水回路4に流入する冷水とソーラ温水の混合割合を調節して所定の温度の混合水とする湯水混合器6と、本給湯器用湯水混合ユニット1を制御するためのユニットコントローラ100と、本給湯器用湯水混合ユニット1に電力供給を行う主電源101と、上記の構成部材を収容するための直方体状の本体ケース10とから構成されている。
【0026】
前記通水管集合体は、図1から図3に示されるように、前記給水回路59、ソーラ用出湯回路56及び入水回路77に接続される前記冷水回路2の給水接続口20,前記温水回路3の給湯接続口30,前記混合水回路4の出湯接続口40が前記本体ケース10の左側面板14から外側に突出する態様で前記本体ケース10に収容されている。また、前記ユニットコントローラ100は、前記給湯器7に内蔵され前記給湯器7の運転制御を行う給湯コントローラとの間で情報を送受信できるように前記給湯器7とリモコン71とをつなぐ配線ケーブルに接続されている。
【0027】
*ソーラ給湯システムの動作について
次に、上記の太陽熱温水器5、給湯器7及び給湯器用湯水混合ユニット1とから構成される本ソーラ給湯システムの動作について簡単に説明する。
本ソーラ給湯システムは、前記給湯器用湯水混合ユニット1内に収容された前記ユニットコントローラ100によって制御されており、例えば、前記リモコン71の運転スイッチをONにして、ある目的温度の出湯を指示すると、この指示が前記ユニットコントローラ100に送信され、この指示を実現し得るために必要な各部の動作が改正・演算されて、給湯器用湯水混合ユニット1の各部品及び給湯器用コントローラにそれぞれの動作指示が送信される。この動作指示に従って、前記湯水混合器6はソーラ温水及び冷水から所定温度の混合水を調整し、前記給湯器7は前記混合水を目的温度まで加熱した後に出湯蛇口85から出湯される。
【0028】
前記給湯器用湯水混合ユニット1による解析・演算は、配線ケーブル又は電気回路を介して得られる前記リモコン71の運転スイッチや温度設定部等からの情報、前記給湯器7内の給湯コントローラからの情報、前記給湯器用湯水混合ユニット1内の各センサ類からの情報等を元に行われている。また、前記コントロールユニット100は、各センサ類から送信されてくる情報を解析・演算して本ソーラ給湯システムの各部の動作を随時調節していると共に、前記各部が適正に機能しているかを常時監視している。
【0029】
*本体ケース10
次に、給湯器用湯水混合ユニット1の各構成部材について詳しく説明する。
本体ケース10は、金属板から成形される略立方体の箱体であり、図4に示されるように、左右側面板13,14と頂面板15が連結された逆U字状の部材に、前面板11と後面板12及び脚付きの底面板16がそれぞれネジ止め固定された構成となっており、給湯器用湯水混合ユニット1を壁面Wに設置するための複数の孔部が形成された上下一対の取付金具9,9が前記後面板12に取付けられている。
【0030】
前記前面板11及び後面板12は、相互に交換配設することができるように同形状に成形されており、弾性材からなるパッキン111,121を介して前記逆U字状部材の端縁に形成されたのりしろ部18及び前記底面板16から直立する端縁160に対して着脱自在にネジ止めされている。また、前記取付金具9は、前記後面板12と共に前記U字状部材に着脱自在にネジ固定されており、前記取付金具9は、同様に前記前面板11へも取付け可能である。
【0031】
前記左側面板14には、図4に示されるように、前記冷水回路2及び温水回路3の上流端部と前記混合水回路4の下流端部とを挿通させるための貫通孔141,142,143と、前記主電源101に電気を供給するための電源コードを挿通するための貫通孔140とが形成されている。
また、前記右側面板13の内面には、図1及び図2に示されるように、前記ユニットコントローラ100と主電源101とを前記通水管集合体から隔離状態に収容させるための区画板17が取付けられている。
【0032】
*通水管集合体
前記冷水回路2は、前記左側面板14の外側に突出されると共に前記給水回路59に接続される給水接続口20と、前記左側面板14の内面に配設される逆止弁22を備えた冷水回路用管継手25と、水温センサ27を備えた冷水用通水管23とがこの順序で接続された構成であり、前記冷水用通水管23の下流端は前記湯水混合器6に接続されている。また、前記給水接続口20には、冷水中の除塵機能と排水機能とを兼ねたフィルタ付き水抜き栓200が配設されている。
【0033】
前記温水回路3は、前記左側面板14の外側に突出されると共に前記ソーラ出湯回路56に接続される給湯接続口30と、前記左側面板14の内面に配設されるバキュームブレーカ38と安全弁である常閉電磁弁39と逆止弁32とを備えた温水回路用管継手35と、湯温センサ37を備えた温水回路用通水管33とがこの順序で接続された構成であり、前記温水回路用通水管33の下流端は前記湯水混合器6に接続されている。また、前記給湯接続口30には、ソーラ温水中の除塵機能と排水機能とを兼ねたフィルタ付き水抜き栓300が配設されている。
【0034】
ここで、前記湯水混合器6は、前記冷水回路2と温水回路3の合流点に配設された冷水調節弁21とその下流側における温水回路3内に配設された温水調節弁31とから構成されており、上記冷水調節弁21及び温水調節弁31は対応するパルスモータ210,310の回転によって先端の弁体を各回路用通水管23,33の下流端に位置する流出口に接離させて、前記流出口の開放度を変化させて冷水及びソーラ温水の流入量を調節するものである。
【0035】
前記混合水回路4は、前記湯水混合器6の下流に接続される混合回路用通水管43と、前記左側面板14の内面に配設される混合水の流量を計測する水量センサ42と混合水温センサ47と異常監視センサ48とを備えた混合水回路用管継手45と、前記左側面板14の外側に突出されると共に前記入水回路77に接続される出湯接続口40とがこの順序で接続された構成であり、前記出湯接続口40には、混合水回路4の水圧が過剰上昇したときに開弁し圧力開放を行う過圧逃し弁機能を兼ねた水抜き栓400が配設されている。
【0036】
また、この例においては、前記通水管集合体の各接続口20,30,40は、前記各回路用管継手25、35,45に接続される端部が前記左側面板14の各管通孔141,142,143を挿通する態様で前記左側面板14の外面にそれぞれネジ止め固定されており、前記各回路用管継手25,35,45は、前記各接続口20,30,40の端部と接続された状態で前記左側面板14の内面にネジ止め固定されている。
【0037】
前記各回路用通水管23,33,43は、前記各回路用管継手25,35,45に挿脱自在に嵌合されており、前記嵌合部に外嵌して前記各管継手25,35,45と各通水管23,33,43とを脱落防止状態に接続するクリップ部材26,36,46によってそれぞれ着脱自在に接続されている。
【0038】
上記の水温センサ27、湯温センサ37,混合水温センサ47,湯水混合器6,常閉電磁弁39,水量センサ42及び異常監視センサ48等の各電気部品は、前述のユニットコントローラ100に電気接続されている。
【0039】
*クリップ部材26,36,46
前記クリップ部材26は、図5に示されるように、前記冷水回路用管継手25と冷水回路用通水管23に形成され、相互に接続された際に重ね合せ状態に接合されるフランジ部250,230に外嵌可能であると共に前記冷水回路用管継手25と冷水回路用通水管23とを脱落防止状態に保持し得る溝幅に設定された溝部610を有する左右一対の略半円形の保持部材61と、自然状態で前述のように前記フランジ部250,230を外嵌保持し得ると共に指等で挟持するように力を加えることによって左右の保持部61,61がハ字状に開脚するように弾性変形し得るように連結する操作摘み60とから構成されている。
【0040】
このような構成であるため、操作摘み60を挟持して前記保持部61,61を開脚させることで容易に前記接合状態のフランジ部250,230に装着又は脱離できる。前記温水回路3及び混合回路4に用いられるクリップ部材36,46も上記冷水回路2に用いられるものと同じ構成である。
【0041】
上記のような構成であるため、この例の給湯器用湯水混合ユニット1は、本体ケース10に対して前面板11及び後面板12が着脱自在に配設されているため、前記前面板11が壁面Wに対面するように設置させる場合も、給湯器用湯水混合ユニット1の前側に位置する前記後面板12を取外してメンテナンス又は部品交換等を行うことができるためメンテナンス作業が容易である。また、前記本体ケース10の前後面を意識することなく給湯器用湯水混合ユニット1を配設できるため設置作業も容易である。
【0042】
また、前記各接続口20,30,40がすべて前記左側面板14から突出されているため、給湯器用湯水混合ユニット1の設置に必要な場所が小さくて済むと共に、後面板12と右側面板13の両方が壁面に対面するコーナー部へ給湯器用湯水混合ユニット1を設置することができる。
【0043】
この例においては、前記クリップ部材26,36,46を取外すことで本体ケース10内に収容される通水管集合体を部分的に取外して前記本体ケースの外側に取出すことができるため、前記通水管集合体のメンテナンス及び部品交換が容易である。また、給湯器用湯水混合ユニット1の製作時において本体ケース10への通水管集合体の収容・取付けも容易である。
【0044】
この例において、前記取付金具9は、前記後面板12及び前面板11と共に前記本体ケース10に着脱自在にネジ止めされるため、給湯器用湯水混合ユニット1を床面に載置させる場合には上下の前記取付金具9,9を取付けない状態で前記後面板12を前記本体ケース10にネジ止めし、前記壁面Wに取付ける場合には前記後面板12と共に前記取付金具9.9を前記本体ケース10にネジ止めするだけで対応できるので、各設置方法へ対応して容易に前記本体ケース10の構成を変化させることができる。また、前記給湯器用湯水混合ユニット1の設置方法を床面への載置と壁面への取付の間で容易に変更させることができる。
【0045】
*その他の実施例
前述の例において、前記通水管集合体は各接続口20,30,40がすべて左側面板14から突出される態様で前記本体ケース10に収容されているが、図7の先行例のものと同様に、左側面板14から前記給水接続口20及び給湯接続口30が突出され、右側面版13から出湯接続口40が突出される態様で前記本体ケース10に収容される構成としてもよい。
【0046】
また、前述の例においては、前記前面板11と後面板12は同じ形状及び構成となるように成形されているが、前記前面板11と後面板12とを相互に交換配置可能な形状に成形させたものでは、前記給湯器用湯水混合ユニット1の設置方向に応じて前記前面板11と後面板12とを交換できるため、予め、前記前面板11に前記給湯器用湯水混合ユニット1の取扱い上の注意事項や製品ラベルなどを貼着させたり、メンテナンス作業に必要な配線図を取付けたり、外側から本体ケース内を確認できる窓部を設ける等の給湯器用湯水混合ユニット1の前面側に適した仕様に形成させることができる。また、同様に、後面板12のみに前記取付金具9を配設可能な構成としたり、化粧用の塗装が施されない板材を採用する等の壁面に対面される後面側に適した仕様に形成させることができる。
【0047】
上記の例においては、ソーラ給湯システムにおいて太陽熱温水器5と補助熱源の給湯器7とを接続する給湯器用湯水混合ユニットが実施例として取上げているが、本発明の湯水混合ユニットはソーラ給湯システムへの利用に限られるものではなく、温水供給装置は各種廃熱を利用するものであってもよく、前記温水取出装置としては給湯器以外に洗濯機等ように温水を使用する装置であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の給湯器用湯水混合ユニットの前面板を取外した状態の正面図である。
【図2】図1のII−II断面図
【図3】給湯器用湯水混合ユニットの壁面への取付け状態を示す側面図である。
【図4】給湯器用湯水混合ユニットの本体ケースの分解斜視図である。
【図5】冷水回路用管継手と冷水回路用通水管との接続状態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態の給湯器用湯水混合ユニットを用いたソーラ給湯システムの概略図である。
【図7】従来の給湯器用湯水混合ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)・・・給湯器用湯水混合ユニット
(10)・・・本体ケース
(11)・・・前面板
(12)・・・後面板
(13)・・・右側面板
(14)・・・左側面板
(2)・・・冷水回路
(20)・・・給水接続口
(23)・・・冷水回路用通水管
(25)・・・冷水回路用管継手
(26)(36)(46)・・・クリップ部材
(3)・・・温水回路
(30)・・・温水接続口
(33)・・・温水回路用通水管
(35)・・・温水回路用管継手
(4)・・・混合水回路
(40)・・・混合水接続口
(43)・・・混合水用通水管
(45)・・・混合水用管継手
(5)・・・太陽熱温水器
(6)・・・湯水混合器
(7)・・・給湯器

Claims (5)

  1. 上流端に水源からの水を取入れる給水接続口が設けられた冷水回路と、上流端に温水供給装置からの温水を取入れる給湯接続口が設けられた温水回路と、前記冷水回路と温水回路の合流点における前記冷水と温水の混合割合を調節する湯水混合器と、前記合流点から延びると共に下流端に前記合流点の混合水を温水取出装置へ送出する出湯接続口が設けられた混合水回路とを備えた通水管集合体と、
    前記給水接続口、給湯接続口及び出湯接続口の各接続口が外側に突出する態様で前記通水管集合体を収容する直方体状の本体ケースとを具備する湯水混合ユニットにおいて、
    前記本体ケースの対向する一対の第1側板部及び第2側板部は、前記本体ケースに着脱可能に取付けられており、
    前記通水管集合体は、前記各接続口が前記本体ケースの第1側板部及び第2側板部以外の対向する一対の第3側板部又は第4側板部から突出すると共に、前記第1側板部及び第2側板部以外の側板部に支持されている、湯水混合ユニット。
  2. 請求項1に記載の湯水混合ユニットにおいて、
    前記第1側板部及び第2側板部は、相互に取換え配設可能な形状に成形されている、湯水混合ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の湯水混合ユニットにおいて、
    前記通水管集合体は、前記各接続口がすべて前記第3側板部及び第4側板部のいずれか一方から突出されると共に、前記一方の側板部のみに支持されている、湯水混合ユニット。
  4. 請求項3に記載に湯水混合ユニットにおいて、
    前記通水管集合体は、前記第3側板部又は第4側板部のいずれか一方に貫通固定される冷水回路用管継手、温水回路用管継手及び混合水回路用管継手の各管継手と、前記本体ケース内において前記各管継手にそれぞれ挿脱自在に嵌合される冷水回路用通水管、温水回路用通水管及び混合水回路用通水管とを具備し、
    前記各通水管は、前記各管継手との嵌合部にそれぞれ外嵌される着脱自在なクリップ部材によって脱落防止状態に前記各管継手に接続されている、湯水混合ユニット。
  5. 請求項1,2,3又は4に記載の湯水混合ユニットにおいて、前記本体ケースには、本湯水混合ユニットを壁面に取付けるための取付金具が前記第1側板部又は第2側板部と共に取外し可能に配設される、湯水混合ユニット。
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