JP3699296B2 - 機械室の排気構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、機械室の排気構造に関し、更に詳細には、機械室に配設された凝縮器と熱交換した後の空気を該機械室の上部開口を覆う上蓋に形成した排気孔に案内する凝縮器ダクトで、該上蓋を下方から支持するようにした機械室の排気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
所要形状の氷塊を連続的に製造する製氷機では、図7に示す如く、製氷機2の本体をなす上方に開放する筐体2aの内部に仕切板26が配設され、該仕切板26を介してコンプレッサ14や凝縮器12等からなる冷凍機構が配設される機械室10と、製氷機構4、貯氷部6および電装箱8等が配設される収納室11とが画成されている。また機械室10および収納室11の上部開口は、筐体2aに配設支持された上蓋3で覆われると共に、該上蓋3における機械室10と対応する位置には複数の排気孔(図示せず)が穿設されている。そして、前記機械室10に配設したファン16を回転することにより機外から取入れた空気で前記凝縮器12を冷却すると共に、該凝縮器12との間で熱交換した後の昇温した空気を、前記上蓋3の排気孔から機外に排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記上蓋3は、筐体2aによってその外周部分を支持されているに過ぎないので中央部付近への応力には極めて弱く、該上蓋3に食器等を誤って置いた場合に変形したり破損する問題を生ずる。これを回避するためには、上蓋3の厚みを大きくして強度を上げる必要があるが、この場合は上蓋3の重量が嵩むために、これを支持する筐体自体の強度も上げる等の設計変更を要し、製造コストが上昇する欠点が指摘される。
【0004】
また、前記仕切板26と上蓋3の下面との間には隙間があり、前記凝縮器12と熱交換して温度上昇した空気の一部が、前記排気孔から排出されることなく前記収納室11に流入してしまうことが考えられる。この場合は、前記製氷機構4や貯氷部6および電装箱8等が高温状態となり、製氷能力や製氷機制御の信頼性が低下する問題を招いてしまう。なお、熱交換後の空気の排出効率を向上して収納室11への流入を防止するには、前記排気孔を大きくしたり数を増すことが有効であるが、この場合には上蓋3の強度が低下してしまう。従って、所定の強度を得るためには、上蓋3を分割したり該上蓋3を肉厚とする等の対処が必要となり、部品点数増加により製造コストが上昇したり、重量の増大に伴う前述したと同様な設計変更が必要となる欠点が指摘される。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、上蓋や筐体の設計変更を行なうことなく上蓋の強度を高めると共に、熱交換後の空気を上蓋の排気孔から確実に排出し得るようにした機械室の排気構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、上方に開放する筺体に内部画成した機械室内に凝縮器およびファンを配置すると共に、前記筺体の上部開口を覆う上蓋における機械室と対応する位置に排気孔を形成し、前記ファンの回転により凝縮器で熱交換された後の空気を前記排気孔から機外に排出するようにした機械室の排気構造において、
前記凝縮器と熱交換した後の空気を前記排気孔に案内する凝縮器ダクトを、その上端部が前記筺体の上部開口に臨むようにして前記機械室に配設し、
前記凝縮器ダクトの上端部を、前記上蓋の下面における前記排気孔を囲む位置に当接させ、該凝縮器ダクトによって該上蓋を下方から支持するよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る機械室の排気構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、図7を参照して説明した従来の技術に既出の同一部材については、同じ符号を付して示す。図1は、本発明の好適な実施例に係る機械室の排気構造を採用した製氷機を一部切欠いて示す側面図である。図に示す製氷機2は、上方に開放する筐体2aの内部に仕切板26が配設され、該仕切板26により筐体内部は前側の収納室11と後側の機械室10とに画成される。前記収納室11には、氷塊を製造する製氷機構4と、この製氷機構4で製造された氷塊を貯める貯氷部6および製氷機2の制御を司る電装箱8が配設されている。また機械室10には、製氷機構4を冷却する冷媒を圧縮するコンプレッサ14と、圧縮された高圧状態の冷媒を冷却する凝縮器12と、この凝縮器12に冷却風を送るファン16と、該ファン16の動力源であるモータ18とが配設されている。更に、前記筐体2aの上部には、収納室11および機械室10の上部開口を覆う上蓋3が着脱自在に取付けられており、該上蓋3における機械室10と対応する位置には複数の排気孔3bが穿設してある(図3参照)。
【0008】
前記仕切板26の背面(機械室側)には、平面において略コ字状に形成されたダクト部材34が着脱自在に配設され、該ダクト部材34と仕切板26とから凝縮器ダクト20が構成される。ダクト部材34は、図3に示す如く、幅方向に離間する一対の側面プレート22,22と、両プレート22,22の後面側に配設された後面プレート24とから平面においてコ字状に形成され、該ダクト部材34が前記仕切板26に両側面プレート22,22を介して着脱自在に固定されるよう構成される。各側面プレート22は、その前後方向の両端に、相互に逆方向に略直角に屈曲された固定部22bおよび後面プレート取付部22cが夫々形成されており、両後面プレート取付部22c,22c間に、平板状の後面プレート24が複数のネジを介して配設固定される。また両固定部22b,22bが、前記仕切板26に対して複数のボルトを介して配設固定される。そして、仕切板26にダクト部材34を取付けることにより構成される凝縮器ダクト20に、上下に開放する通風路Vが画成され、この通風路Vに前記凝縮器12が傾斜姿勢で配設されるようになっている。また凝縮器ダクト20の下部には、2基のファン16が配設され、各ファン16をモータ18で回転することで、通風路Vには下方から上方に向けて冷却風が流れるよう構成される。なお、2基のファン16は、何れも凝縮器ダクト20の内部に臨み、凝縮器ダクト20で案内される冷却風を凝縮器12に効率的に接触させるよう構成される。従って、ファンを小型化することが可能となり、騒音、振動、消費電力および機械室スペース等を低減し得る。
【0009】
前記凝縮器12は、冷媒を凝縮させる多数の放熱板を有するフィンチューブ12aを、前記ダクト部材34を構成する各側面プレート22に形成したチューブ穴22aに挿通した状態で溶接することで、一対の側面プレート22,22の間に固定される。前記チューブ穴22aは、図3に示す如く、上方から下方に向かうにつれて前側(仕切板26側)から後側(後面プレート24側)に傾斜する配列で穿設されており、一対の側面プレート22,22に配設された凝縮器12は、上方から下方に向かうにつれて前側から後側に所定角度で傾斜するよう配置される。すなわち凝縮器12は、前記ファン16の回転により生ずる冷却風(空気流)の流れ方向に対して所定角度傾斜して配置され、これにより機械寸法(前後寸法)を小さくし得るようになっている。
【0010】
前記仕切板26の背面における通風路Vに臨む位置に凝縮器上部カバー30が配設されると共に、前記後面プレート24における凝縮器上部カバー30より下方に臨む内面位置に凝縮器下部カバー31が配設される。そして、前記凝縮器12は、図2に示す如く、上下に離間する凝縮器上部カバー30および凝縮器下部カバー31で上端面および下端面が夫々覆われた状態で支持され、前記通風路Vは凝縮器12で上下に仕切られるようになっている。
【0011】
前記凝縮器ダクト20を構成する仕切板26、後面プレート24および両側面プレート22,22の各上端部26a,24a,22d,22dは、その高さが製氷機2における筐体2aの上端を越えるように設定されて、筐体2aの上部に取付けられる前記上蓋3を支持するよう構成される。前記上蓋3には、図4に示す如く、筐体2a(収納室11,機械室10)の上部開口を覆って変形しない強度と、機械室10からの排気熱に対する耐熱性を有する材質、例えばABS等が好適に使用されるが、殊にこれに限定されるものではなく他に薄肉ステンレス等でもよく、この場合は上蓋3自体の伝熱による放熱効果も期待できる。この上蓋3の下面には、前記全ての排気孔3bの穿設位置を囲むと共に前記凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dと対応する部位に嵌合部としての嵌合溝3aが形成され、上蓋3を筐体2aに取付けたときに、該嵌合溝3aに凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dが嵌合するよう構成される。すなわち、前記凝縮器12と熱交換して温度上昇した全ての空気は、凝縮器ダクト20で案内されて排気孔3bから機外に排出される。なお、嵌合溝3a内には、例えばウレタン等のクッション材32が介挿されており、該嵌合溝3aと凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dとに寸法誤差があっても、両者が密閉状態で嵌合し、密閉度を高めるようになっている。また上蓋3に形成された嵌合溝3aは、該上蓋3の前後および横方向のねじれ等に対する強度を増大する補強部としても機能する。
【0012】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る機械室の排気構造の作用につき説明する。前記製氷機2の運転開始により、前記電装箱8からの制御でコンプレッサ14が作動して冷媒を圧縮し始める。圧縮され高圧圧力の蓄熱状態となった冷媒が、凝縮器12により充分に冷却・凝縮される。凝縮された冷媒は図示しないドライヤ、膨張弁を通過した後、前記製氷機構4に配設した図示しない蒸発器で蒸発して熱交換することで該製氷機構4を冷却し、再びコンプレッサ14に戻るよう循環する。
【0013】
前記製氷機2の運転開始により前記モータ18に通電されて前記ファン16が回転し、該ファン16の回転により生ずる冷却風により前記凝縮器12が冷却される。このとき、前記凝縮器12およびファン16は凝縮器ダクト20内に設置されているので、冷却風は全て凝縮器12に導かれ効率的に冷却される。前記凝縮器12と熱交換を行なって温度上昇した空気は、前記上蓋3の排気孔3bに向けて前記凝縮器ダクト20で案内されて機外に排出される。
【0014】
前記凝縮器ダクト20を構成する仕切板26、後面プレート24および両側面プレート22,22の夫々の上端部26a,24a,22d,22dは、図4に示す如く、前記クッション材32を介して上蓋3の嵌合溝3aに嵌合しているので、前記凝縮器12と熱交換した後の空気が凝縮器ダクト20外に漏れることはない。すなわち、温度上昇した空気が収納室11に流入して、前記製氷機構4や電装箱8を加熱することはなく、製氷能力や製氷機制御の信頼性が低下するのを防止し得る。また上蓋3は、筐体2aおよび凝縮器ダクト20で下方から支持されるので、該上蓋3の中央部での強度は向上し、誤って食器等を置いても変形したり破損することはない。すなわち、上蓋3や筐体2aの設計変更を行なうことなく、上蓋3の強度を向上させ得るので、製造コストを低廉に抑えることができる。また凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dと上蓋3の嵌合溝3aとの間にクッション材32を介挿したことで、上蓋3と凝縮器ダクト20との密閉性を高めることができると共に、該上蓋3に加わる上方からの応力を分散させて上蓋3および製氷機2への重量物の落下や載置による破損、ガタ付きおよび運転時の振動等を好適に防止し得る。更には、製氷機2の出荷輸送時に加わる荷重から上蓋3を保護することもできる。
【0015】
【別実施例】
前述の実施例では、上蓋3の対応位置に嵌合溝3aを形成し、該嵌合溝3aに凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dを嵌合することで、機械室10内で発生した昇温空気を効率よく機外へ排出するよう構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図5に示す如く、凝縮器ダクト20を構成する仕切板26、後面プレート24および両側面プレート22,22の夫々の上端部26a,24a,22d,22dを、該凝縮器ダクト20の内側に所定角度傾斜させてテーパー状とする。また上蓋3の下面に、前記全ての排気孔3bの穿設位置を囲むように嵌合部としての突片3cを突設する。すなわち、この別実施例では、上蓋3を筐体2aに取付けたときに、突片3cの内側に凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dが嵌合し、前記凝縮器12と熱交換して温度上昇した全ての空気は、凝縮器ダクト20で案内されて排気孔3bから機外に排出される。なお、凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dをテーパー状とすることで、上蓋3が凝縮器ダクト20に容易に嵌合すると共に、昇温空気がテーパーに沿って排気孔3bに効率的に案内される。また仕切板26、後面プレート24および両側面プレート22,22の各上端部26a,24a,22b,22dの外側面、または上蓋3における該上端部26a,24a,22b,22dに当接する部位にクッション材32を設けることで、凝縮器ダクト20と上蓋3との密閉性の向上が図られると共に、上蓋3や凝縮器ダクト20等の破損防止の効果を奏する。
【0016】
図6は、更に別の実施例を示すものであって、凝縮器ダクト20を構成する仕切板26、後面プレート24および両側面プレート22,22の夫々の上端部26a,24a,22d,22dの高さを、前記筐体2aの上端と略同一か僅かに高くなるよう設定する。また上蓋3の下面に、前記全ての排気孔3bの穿設位置を囲むように、下面が平坦な当接部3dを形成する。すなわち、この更に別の実施例では、上蓋3を筐体2aに取付けたときに、当接部3dの下面に凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dが当接し、前記凝縮器12と熱交換して温度上昇した全ての空気は、凝縮器ダクト20で案内されて排気孔3bから機外に排出される。また上蓋3は、筐体2aおよび凝縮器ダクト20で下方から支持されるので、該上蓋3の中央部での強度は向上し、誤って食器等を置いても変形したり破損することはない。なお、上端部26a,24a,22d,22dが当接する当接部3dの下面寸法は、該上端部26a,24a,22d,22dの厚み寸法より大きく設定されている。従って、凝縮器ダクト20の成形誤差等により、筐体2aに配設した凝縮器ダクト20の上端部位置が違っていても、上端部26a,24a,22d,22dを常に当接部3dに当接させることができる。また逆に、上蓋3自体に成形誤差があっても上端部26a,24a,22d,22dに当接部3dを当接し得る。
【0017】
なお、前記当接部3dの下面、あるいは凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dにクッション材を設けることで、凝縮器ダクト20と上蓋3との密閉性の向上が図られると共に、上蓋3や凝縮器ダクト20等の破損防止の効果を奏する。また凝縮器ダクト20の上端部26a,24a,22d,22dの高さは、前記筐体2aの上端より低くてもよく、このときには当接部3dを相対的に下方に突出して両者が当接するよう設定すればよい。
【0018】
【変更例】
なお、前記凝縮器の傾斜角度は、機械室内における凝縮器ダクトの設置スペース等により適宜設定されるものであって、実施例に示す角度には限定されない。また、凝縮器とダクト部材とは溶接により一体的に構成されているが、別体構造として、凝縮器ダクト内に設置するようにしてもよい。更に、実施例の凝縮器ダクトは、仕切板、後面プレートおよび両側面プレートから構成されるが、例えば上下に開放する一体物の筒体を、仕切板に配設する構成を採用可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る機械室の排気構造によれば、凝縮器で熱交換した後の空気を案内する凝縮器ダクトで、筐体の上部開口を覆う上蓋を下方から支持するよう構成したので、上蓋の強度は向上し、誤って食器等を置いても変形したり破損することはない。すなわち、上蓋や筐体の設計変更を行なうことなく上蓋の強度を向上させ得るので、製造コストを低廉に抑えることができる。また、凝縮器ダクトの上端部を上蓋の嵌合部に嵌合したから、前記凝縮器と熱交換した後の空気が凝縮器ダクト外に漏れることはなく、他の部分に影響を及ぼさない。
【0020】
前記凝縮器ダクト内に凝縮器およびファンを配設したので、該ファンの回転により生ずる冷却風により凝縮器を効率的に冷却することができる。従って、ファンを小型化して、騒音、振動、消費電力および機械室スペース等を低減し得る効果を期待し得る。またファンは、凝縮器ダクトと筐体とで二重に覆われることになるので、防音効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る機械室の排気構造が採用される製氷機を一部切欠いて示す側面図である。
【図2】 実施例に係る排気構造を示す要部側断面図である。
【図3】 実施例に係る排気構造を示す概略斜視図である。
【図4】 実施例に係る排気構造の要部を示す側断面図である。
【図5】 別実施例に係る排気構造の要部を示す側断面図である。
【図6】 更に別の実施例に係る排気構造の要部を示す側断面図である。
【図7】 従来の技術に係る製氷機を一部切欠いて示す側断面図である。
【符号の説明】
2a 筐体,3 上蓋,3a 嵌合溝(嵌合部),3b 排気孔,
3c 突片(嵌合部),10 機械室,12 凝縮器,16 ファン
20 凝縮器ダクト,22d 上端部 ( 側面プレート22の )
24a 上端部 ( 後面プレート24の ) ,26a 上端部 ( 仕切板26の )
Claims (3)
- 上方に開放する筺体(2a)に内部画成した機械室(10)内に凝縮器(12)およびファン(16)を配置すると共に、前記筺体(2a)の上部開口を覆う上蓋(3)における機械室(10)と対応する位置に排気孔(3b)を形成し、前記ファン(16)の回転により凝縮器(12)で熱交換された後の空気を前記排気孔(3b)から機外に排出するようにした機械室の排気構造において、
前記凝縮器(12)と熱交換した後の空気を前記排気孔(3b)に案内する凝縮器ダクト(20)を、その上端部 (26a,24a,22d,22d) が前記筺体 (2a) の上部開口に臨むようにして前記機械室(10)に配設し、
前記凝縮器ダクト(20)の上端部 (26a,24a,22d,22d)を、前記上蓋(3)の下面における前記排気孔 (3b) を囲む位置に当接させ、該凝縮器ダクト (20) によって該上蓋(3)を下方から支持するよう構成した
ことを特徴とする機械室の排気構造。 - 前記上蓋(3)における下面の排気孔(3b)を囲む位置に、前記凝縮器ダクト(20)の上端全周が嵌挿される嵌合部(3a,3c)が形成される請求項1記載の機械室の排気構造。
- 前記凝縮器(12)およびファン(16)は、前記凝縮器ダクト(20)内に配設される請求項1または2記載の機械室の排気構造。
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