JP3699047B2 - 画像読取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LED等の発光素子をカラー光源として含む光センサを備えたカラーファクシミリ装置、カラーイメージスキャナー、カラー複写機、これらの複合機等に使用される画像読取り装置に関し、詳しくは、モノクロ読取りに際して、当該読取りに使用している発光素子の光量が不足した場合であっても、読取りを続行することができる画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラーファクシミリ装置、カラーイメージスキャナー、カラー複写機、これらの複合機等に使用されるカラー画像読取り装置では、通常、複数色のLEDが生成する光を原稿に照射し、その反射光をライン状に配列した光センサにより受光して原稿画像を読み取る。この種の画像読取り装置では、通常、赤色(R),緑色(G),青色(B)の3色のLEDからなる光源と、ライン状に配列したイメージセンサとを組み合わせて用い、各色LEDを所定の点灯デューティで順次切り換えて点灯させることでカラー画像の読取りを行っている。
【0003】
このようなカラー画像読取り装置は、通常、モノクロモードを持つ。読取りがカラーモードの場合には、カラー画像読取り装置は赤色(R),緑色(G),青色(B)の3色を順次点灯して1ラインの読取りを行う。通常は、各LEDの1ラインあたりの最大点灯デューティを1/3(33%)に設定し、電流値をそれぞれ点灯デューティ33%時の順電流最大定格に設定する。
【0004】
モノクロモードでは、緑色LEDのみを、点灯デューティ100%、またはそれ以下の点灯デューティで駆動して、原稿画像の読取りを行う。このときの緑色LEDの駆動電流値は、点灯デューティ100%で駆動しても順電流最大定格(後述する図8の符号A1参照)を超えないように、カラーモードでの駆動電流の値(図8の符号A2参照)よりも低く設定される。
【0005】
図9(A)にカラーモードでの赤色,緑色,青色の各LEDの点灯動作を示し、図9(B)にモノクロモードでの緑色LEDの点灯動作を示す。図9(A),(B)では、ラインスタート信号(読取りクロック)Sごとに、光センサが各LED光を検出し、ビデオ信号Vを出力する場合を示している。ここでは、読取りクロック3つ分が一ラインに相当する。
【0006】
カラーモードでは、赤色、緑色、青色の各色LEDの駆動電流の値は、点灯デューティ33%の場合に順電流最大定格を超えない値とされる。一方、モノクロモードでは、前述したように緑色LEDを、カラーモード時の電流値として点灯デューティ100%で駆動すると、順電流最大定格を超えてしまう。このため、モノクロモードでは、デューティ100%としても、順電流最大定格を超えないような電流値に設定される。
【0007】
図10に、従来のモノクロモードでの読取り時の動作を示すフローチャートである。なお、以下において、LEDの点灯している時間を表現するのに、「点灯デューティ」を用いずに「点灯時間」を用いる。「点灯時間」は、LEDに許される、(1周期あたりの点灯継続時間)/(1周期あたりの最大点灯継続時間)で定義される。
【0008】
モノクロモードでの読取りを開始すると(S501)、緑色LEDの電流制限抵抗をモノクロモードにセットする(S502)。これにより、緑色LEDの駆動電流は、20mAにセットされる。そして、緑色LEDの点灯時間を100%に設定して(S503)、緑色LEDを点灯させ(S504)、白圧板135の読取りを行う。つぎに、1ラインの明出力最大値Vmaxの測定を行う(S505)。このとき、Vmaxが、光センサの後段にも受けられたA/D変換器のダイナミックレンジを越えるか否かのチェックを行う(S506)。Vmaxが、A/D変換器のダイナミックレンジを越えるときには、緑色LEDの点灯時間を10%刻みで減少させ(S507)、Vmaxが、A/D変換器のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように、緑色LEDの調整を行う(S505〜S507)。Vmaxが上記80%以上、100%以下のレンジに収まったならば(S506の「YES」)、白基準板の緑色LEDによる暗出力データおよび、シェーディングデータの採取が行われ(S510,S511)、この後原稿画像の読取りが行われ(S512)、処理は終了する(S513)。ステップS508において、Vmaxが80%に達しないときは(S508の「NO」)、LED調整エラーを所定の外部装置に通知し(S509)、この後モノクロモードでの処理を終了する(S513)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の画像読取り装置では、モノクロモードでは、緑色LEDのみが駆動される。このため、緑色LEDの劣化の度合いが赤色LEDや青色LEDよりも大きくなる。特に、カラーファクシミリ装置に組み込まれた画像読取り装置では、カラーの送信原稿よりもモノクロの送信原稿が圧倒的に多いため(すなわち、モノクロモードで原稿の読取りが行われる場合が圧倒的に多いため)、緑色LEDの劣化が激しくなる。緑色LEDが劣化すると、たとえば読取り初期においては、読取りに必要な光量(1読取りラインあたりの光電蓄積量)を得ることができても、読取り途中においてLEDの発光効率が低下し十分な光量を得ることができない場合が生じる。
【0010】
たとえば、読取り初期において緑色LEDをデューティ80%で駆動していた場合において、発光効率が低下し、読取りに必要な光量が得られなくなる場合が生じたものとする。このような場合、各原稿画像の読取り開始に先立って行われる白基準板の読取りに際し、点灯デューティの設定を大きくする(最大100%にする)ことで、光量不足を解消することも可能である。
【0011】
ところが、緑色LEDの劣化度合いが大きいため、当該緑色LEDを点灯デューティ100%で駆動しても、なお読取りに必要な光量が得られないこともある。
【0012】
本発明は、カラーモードとモノクロモードを持つ画像読取り装置において、モノクロモードでの原稿読取りに際して、当該読取りを行っている一の色発光素子の光量が低下し、所望の光量を得ることができない場合であっても、原稿の読取りを続行することができる画像読取り装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像読取り装置は、異なる色光を生成する複数の発光素子からなる光源部と、前記光源部から原稿画像に照射された光の反射光を検出する光センサと、前記原稿画像の読取りモードがカラーモードであるかモノクロモードであるかに応じて前記発光素子の全部または一部を駆動する発光素子駆動回路とを含む画像読取り部、および前記画像読取り部を制御する制御部を備えた画像読取り装置であって、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記原稿画像の読取りに先立ち、当該読取りに使用する発光素子が発生する光量が、読取りに適合した光量となるように、当該発光素子の点灯デューティの調整を行い、前記発光素子のみの点灯では、前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、当該モノクロモードでの読取りに使用していない他の発光素子を駆動して、前記原稿画像の読取りに必要な光量を補うことを特徴とする。
【0014】
本発明の画像読取り装置では、モノクロモードでは、通常、1つの発光素子により読取りを行い、当該発光素子による光量が不足したときに他の1つの発光素子により読取りを続行する。もちろん、モノクロモードで、たとえば2つの発光素子により読取りを行い、当該これら発光素子による光量が不足したときに他の1つまたは複数の発光素子により読取りを続行するようにもできる。
【0015】
本発明においては、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記発光素子および前記他の発光素子の点灯デューティの調整をそれぞれ行うことで、前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができる。
【0016】
本発明の画像読取り装置では、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記光センサが読み取った白基準板の読取り値に基づき、前記発光素子の点灯デューティの調整および前記他の発光素子の点灯デューティの調整を行うことができる。
【0017】
また、本発明の画像読取り装置では、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記発光素子をカラーモードにおける電流値よりも小さい所定の電流値で駆動し、前記発光素子のみにより前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、前記他の発光素子をカラーモードにおける電流値と同一電流値で駆動することもできる。
【0018】
さらに、本発明の画像読取り装置では、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記一の発光素子の点灯デューティを最大100%で調整し、前記一の発光素子のみにより前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、前記一の発光素子の点灯デューティを100%で駆動し、前記他の発光素子の点灯デューティをカラーモードにおける最大点灯デューティを超えない範囲で調整することができる。
【0019】
加えて、本発明の画像読取り装置では、前記光源部を、赤色、緑色および青色の光を生成する発光素子から構成し、前記一の発光素子を緑色の発光素子とし、前記他の発光素子を赤色または青色の発光素子とすることができる。また、本発明の画像読取り装置では、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合において、前記一の発光素子のみの点灯では、前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができず、さらに前記一の発光素子および前記他の発光素子の点灯によっても前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、読取りを終了し、エラーまたは警告を所定の表示装置または所定の外部装置に出力することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1(A)は、本発明の画像読取り装置をファクシミリ装置に応用した実施形態を示すシステム構成図である。図1(A)においてファクシミリ装置1は、制御部11と、メモリ12と、画像読取り部(スキャナー部)13と、記録部(印刷部)14と、操作表示部15と、通信制御部16と、圧縮伸張部17とを有し、これらはシステムバス100を介して相互接続されている。
【0021】
制御部11は、装置全体を制御するもので、オペレーティングシステム、スキャナードライバ、プリントドライバ等の各種プログラムを実行することができ、またカラーモードまたはモノクロモードに応じた画像読取りを行うことができる。
【0022】
メモリ12は、本実施形態では、システムメモリ121(ROM1211とRAM1212)と画情報メモリ122とからなり、ROM1211には上述したオペレーティングシステム、各種ドライバのプログラム等が格納されている。また、RAM1212はユーザ情報を記憶することができ、後述する明出力最大値等を一時記憶することもできる。また、画情報メモリ122には、通信制御部16を介して受信した画像データ(ただし、圧縮伸張部17により伸張されたデータ)、画像読取り部13により読み取った画像データ等が蓄積される。
【0023】
画像読取り部13は、原稿画像をカラーまたはモノクロで読み取り、画像データに変換することができる(後述する図1(B)および図2参照)。記録部14は、たとえば通信制御部16を介して回線から受信した画像データにかかる画像を印刷出力すること、画像読取り部13により読み取った画像を印刷出力することができる。操作表示部15はユーザインタフェースであり、テンキーやスイッチや表示部等を持つ。通信制御部16は、回線(電話回線、LAN等)と接続され、他の機器(ファクシミリ装置、コンピュータ等)から圧縮画像データを受信し、他の機器に圧縮画像データを送信することができる。圧縮伸張部17は、通信制御部16を介して受信した画像データの伸張や、通信制御部16を介して送信する画像データ(画像読取り部13により読み取った、画情報メモリ122に格納された画像データ)の圧縮を行うことができる。
【0024】
図1(B)は、図1(A)の画像読取り部13の機構部分を示す図である。給紙トレイ(図示省略)等にセットされた原稿200は、給紙ローラ131により1枚ずつ搬送され、原稿先後端検知センサ132で原稿200の先端部が検知され、原稿の位置確認がなされる。そして、まずライン状に蓄光素子が配列されてなるイメージセンサ133により白圧板135の読取りがなされる(図1(B)読取りラインを符号Lで示す)。白圧板135は、シェーディング補正データを取り込む際の白基準板として使用される。
【0025】
読取りモードがカラーモードである場合には、白圧板135を読取ることで、赤色、緑色、青色の各色LEDの点灯デューティの調整を行った後、原稿画像の読み取りを行う。
【0026】
また、読取りモードがモノクロモードである場合には、まず緑色LEDの点灯デューティの調整を行うが、読取りに必要な光量が得られない場合には、赤色LEDまたは青色LEDの何れか(ここでは、赤色LED)を点灯し、緑色LEDおよび赤色LEDにより読取りに必要な光量が得られるように、当該他のLEDの点灯デューティの調整を行う。この調整後に、緑色LEDと赤色LEDを駆動して、読取りラインL上で原稿画像の読み取りを行い、排紙ローラ134により排紙する。
【0027】
図2は、図1(A)に示すシステムの画像読取り部13の回路構成を示すブロック図である。図2において画像読取り部13は、イメージセンサ133(図1(B)に示したものと同一)と駆動回路部136とからなる。駆動回路部136は、LED駆動回路1361と、切換えスイッチ1362と、A/D変換器1363と、画像処理部1364と、1ライン最大値検出部1365と、LED電源1366と、電流制限抵抗R1〜R4とを有しており、R1は赤色LED(R−LED)、R2は緑色LED(G−LED)に接続され、電流制限抵抗R2とR3は切換えスイッチ1362により何れか一方が選択接続され、緑色LED(G−LED)に接続される。また、イメージセンサ133は、赤色LED(R−LED)、緑色LED(G−LED)および青色LED(B−LED)からなるカラー光源部1331と、センサ基板1332とを有している。
【0028】
カラー光源部1331内の赤色,緑色,青色の各LED−R,LED−G,LED−Bは、LED駆動回路1361が生成する駆動信号に基づき駆動される。LED駆動回路部1361は、図1(A)で説明したように、バス100を介して制御部11、メモリ13に接続されている。本発明における制御部は、制御部11と、ROM1211に格納されたプログラムとにより実現されている。
【0029】
センサ基板1332は受光光量に応じた光電変換を行い、画像信号(アナログ信号)をA/D変換器1363に出力する。A/D変換器1363では、白圧板135を読取るときには、入力したアナログ画像信号をデジタル画像データに変換し、画像処理部1364または1ライン最大値検出部1365に出力する。
【0030】
画像処理部1364では、白圧板135の読取りデータからシェーディング補正用データを生成し、たとえば図示しない所定のレジスタに格納する。また、1ライン最大値検出部1365は、カラーモードにおいては赤色,緑色,青色の各LED−R,LED−G,LED−Bについての1ライン読取りデータの最大値をRAM1212に送出し、モノクロモードにおいては緑色LED−Gについての1ライン読取りデータ、あるいはそれぞれ所定点灯デューティで同時点灯した緑色LED−Gおよび赤色LED−Rについての1ライン読取りデータの最大値を送出する。RAM1212に一時格納された1ライン読取りデータの最大値は、制御部11により参照され、カラーモード、モノクロモードにおける点灯デューティの調整が行われる。
【0031】
以下、ファクシミリ装置1の動作を説明する。ファクシミリ装置1は、前述したように読取りモードとして、カラーモードとモノクロモードとを持つ。本実施形態では、カラーモードで読取り動作は、既存ファクシミリ装置と同様である。カラーモードでは、各色LEDは、プログラムエラーや回路故障等のイレギュラーな事態が発生しない限り、点灯デューティが33%を超えることはない。したがって、たとえば点灯デューティが33%よりも大きい場合の順電流最大定格を各色LEDの駆動電流値に設定しておけば、LEDの駆動電流が順電流最大定格を超えることはない。このことから、本実施形態では、カラーモードでは、赤色LEDの駆動電流を30mA,緑色LEDおよび青色LEDの駆動電流を40mAに設定してある。
【0032】
カラーモードでは、図3のフローチャートに示すように、読取り開始を開始すると(S401)、LED駆動回路1361により、スイッチ1362は接触端子がR2側となるようにセットされ、これにより緑色LEDの駆動電流は40mAにセットされる(S402)。つぎに、緑色LEDの点灯時間が100%(すなわち、緑色LEDの点灯デューティが33%)にセットされ(S403)、緑色LEDが点灯される(S404)。
【0033】
そして、1ラインの明出力最大値VGmaxが測定され(S405)、VGmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジを越えてしまう場合には(S406)、点灯時間を所定%刻み(たとえば、10%刻み)で減少して(S407)、VGmaxがA/D変換器のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように、G−LEDの調整が行われる(S405〜S407)。
【0034】
最初から、緑色LEDを点灯時間100%で駆動しても、VGmaxが80%に達しないときは(S408の「NO」)、LED調整エラーとし(S409)、カラーモードでの処理を終了する(S427)。
【0035】
VGmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように調整されたときは(S408の「YES」)、赤色LEDについて上記と同様の処理を行う(S409〜S416)。さらに、VRmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように調整されたときは(S408の「YES」)、青色LEDについても上記と同様の処理を行う(S417〜S423)。VBmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように調整されたとき、すなわちVGmax、VRmax、VBmaxの全てが、A/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上100%以下となるように調整されたときは、白基準板の各色LEDによる暗出力データおよび、シェーディングデータの採取を行い(S424,S425)、この後原稿画像の読取りを行い(S426)、カラー読取り処理を終了する(S427)。
【0036】
モノクロモードでは、緑色LEDの光量が不足し、光センサが読取りに十分な光量を得ることができない場合には、以下に示すように、1ラインの読取りに際して、緑色LEDを点灯するとともに、赤色LEDを点灯が行われる。
【0037】
図4のフローチャートにより、図2の画像読取り装置1によるモノクロモードでの読取り時の動作を説明する。なお、図5に、モノクロモードでの緑色LEDおよび赤色LEDの点灯動作を示す。
【0038】
制御部11は、モノクロモードでの読取りを開始すると(S101)、LED駆動回路1361に、モノクロモードにおける設定を行わせる。モノクロモードでは、LED駆動回路1361は、スイッチ1362に制御信号を送出し、緑色LEDの電流制限抵抗をR3側にセットする(S102)。これにより、緑色LEDの駆動電流は、20mAにセットされる。
【0039】
そして、LED駆動回路1361は、緑色LEDの点灯時間を100%、赤色LEDの点灯時間を0%に設定して(S103)、緑色LEDのみを点灯させ(S104)、白圧板135の読取りを行う。
【0040】
この読取りデータは、A/D変換器1363を介して、画像処理部1364に送られるとともに、1ライン最大値検出部1365により、1ラインの明出力最大値Vmaxの測定を行う(S105)。このとき、Vmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジを越えるか否かのチェックを行う(S106)。
【0041】
Vmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジを越えるときには、緑色LEDの点灯デューティを所定%刻み(ここでは、10%刻み)で減少させ(S107)、Vmaxが、A/D変換器のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように、緑色LEDの調整を行う(S105〜S107)。
【0042】
Vmaxが上記80%以上、100%以下のレンジに収まったならば(S106の「YES」)、ステップS108の処理を実行する。ステップS108では、Vmaxが80%以上か否かが判断されるが、ここでは、Vmaxの初期条件がA/D変換器1363のダイナミックレンジを超える場合であるので(S108の「NO」)、処理はステップS114〜S117の処理に移行する。すなわち、まず、白圧板135の緑色LEDによる暗出力データおよび、シェーディングデータの採取が行われ(S114,S115)、この後原稿画像の読取りが行われる(S116)。
【0043】
ステップS106において、最初から緑色LEDを点灯時間100%で駆動しても、VmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジの最大値を超えないときは(S106の「YES」)、Vmaxがダイナミックレンジの80%を越えているか否かをチェックし80%を超えているときは(S108の「YES」)、ステップS114,S115の暗出力データおよびシェーディングデータの採取、およびS116の原稿画像の読取りが行われ、この後処理は終了する(S117)。
【0044】
一方、緑色LEDの点灯時間を100%にセットしても、Vmaxが80%に達しないときは(S108の「NO」)、点灯デューティを所定%刻み(たとえば、5%刻み)で増化させながら、1ラインの明出力最大値VmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上になるように調整する(ステップS109〜S112)。すなわち、赤色LEDの点灯時間が30%以下か否かをチェックする(S109)。赤色LEDの点灯時間が30%以下の場合には、赤色LEDを、所定時間(ここでは、点灯時間の5%)増加して(S110)、読取りクロックを1周期として当該点灯時間で緑色LEDと同時に点灯する(S111)。そして、1ラインの明出力最大値Vmaxの測定を行う(S112)。
【0045】
赤色LEDは駆動電流が30Aに設定されており、点灯時間(あるいは点灯デューティ)は33%を超えてはならない。このことから、点灯時間30%で駆動してもVmaxが80%に達しないとき(すなわち、ここでの例では点灯時間が35%に設定されたとき)は(S109の「NO」)、LED調整エラーを通信制御部16を介して所定の外部装置に通知し(S113)、この後モノクロモードでの処理を終了する(S117)。
【0046】
図6は、図2の画像読取り装置1において、モノクロモードでの読取りに際して、赤色LEDが駆動されたときに、表示装置16にLED調整エラー表示を行う場合のフローチャートである。図6のステップS201〜S216は、図4のステップステップS101〜S116はと同一である。図6のS217では、赤色LEDを駆動したとき、すなわち緑色LEDのみにより読取りに必要な光量を得ることができたとき(赤色LED点灯時間=0)は、そのままモノクロモードでの読取りを終了するが、緑色LEDのみにより読取りに必要な光量を得ることができたとき(赤色LED点灯時間≠0)は、LED調整エラー表示を行い(S218)、この後に処理を終了する(S219)。
【0047】
図7は、前回の緑色LEDの点灯時間の設定を、RAM1212に記憶しておき、読取りをモノクロモードで行うときに、当該設定をRAM1212から呼び出す場合の処理を示すフローチャートである。
【0048】
図7では、制御部11は、モノクロモードでの読取りを開始すると(S301)、LED駆動回路1361は、スイッチ1362に制御信号を送出し、緑色LEDの電流制限抵抗をR3側にセットする(S302)。これにより、緑色LEDの駆動電流は、20mAにセットされる。
【0049】
そして、LED駆動回路1361は、前回の緑色LEDの点灯時間をRAM1212から呼び出しこれを緑色LEDの点灯時間として設定し、赤色LEDの点灯時間を0%に設定する(S303)。そして、前述したステップS104〜S106と同様、緑色LEDのみを点灯させ(S304)、白圧板135の読取りを行い、1ラインの明出力最大値Vmaxを測定し(S305)、VmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジを越えるか否かのチェックを行う(S306)。そして、Vmaxが、A/D変換器1363のダイナミックレンジを越えるときには、緑色LEDの点灯デューティを所定%刻み(ここでは、10%刻み)で減少させ(S307)、Vmaxが、A/D変換器のダイナミックレンジの80%以上、100%以下となるように、緑色LEDの調整を行う(S305〜S307)。Vmaxが上記80%以上、100%以下のレンジに収まったならば(S306の「YES」)、ステップS308の処理を実行する。ステップS308では、Vmaxが80%以上か否かが判断されるが、ここでは、Vmaxの初期条件がA/D変換器1363のダイナミックレンジを超える場合であるので、処理はステップS315〜S120の処理に移行する。すなわち、まず、白圧板135の緑色LEDによる暗出力データおよび、シェーディングデータの採取が行われ(S315,S316)、この後原稿画像の読取りが行われる(S317)。
【0050】
S318では、赤色LEDを駆動したとき、すなわち緑色LEDのみにより読取りに必要な光量を得ることができたとき(赤色LED点灯時間=0)は、そのままモノクロモードでの読取りを終了するが、緑色LEDのみにより読取りに必要な光量を得ることができたとき(赤色LED点灯時間≠0)は、LED調整エラー表示を行い(S319)、この後に処理を終了する(S320)。
【0051】
ステップS306において、最初から緑色LEDを点灯時間100%で駆動しても、VmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジの最大値を超えないときは(S306の「YES」)、Vmaxがダイナミックレンジの80%を越えているか否かをチェックし80%を超えているときは(S308の「YES」)、ステップS314,S315の暗出力データおよびシェーディングデータの採取、およびS316の原稿画像の読取りが行われ、この後処理は終了する(S317)。
【0052】
一方、緑色LEDの点灯時間を100%にセットしても、Vmaxが80%に達しないときは(S308の「NO」)、緑色点灯時間が100%か否かをチェックする(S309)。Vmaxが80%に達しておらず、かつ緑色点灯時間が100%に満たないとき(S309の「NO」)は、緑色点灯時間を増加して、Vmaxが80%となるように緑色点灯時間を10%増加させ、処理をS306に戻す(S314)。一方、Vmaxが80%に達しておらず、かつ緑色点灯時間が100%であるときは、緑色LEDのみでは、読取りに必要な光量を得ることができないので、赤色LEDを、読取りクロックを1周期として駆動するとともに、所定時間(ここでは、点灯時間の5%)で緑色LEDと同時に点灯する。点灯デューティを所定%刻み(たとえば、5%刻み)で増化させながら、1ラインの明出力最大値VmaxがA/D変換器1363のダイナミックレンジの80%以上になるように調整する(S310〜S313)。すなわち、赤色LEDの点灯時間が30%以下か否かをチェックする(S310)。赤色LEDの点灯時間が30%以下の場合には、赤色LEDを、所定時間(ここでは、点灯時間の5%)増加して(S311)、読取りクロックを1周期として当該点灯時間で緑色LEDと同時に点灯する(S312)。そして、1ラインの明出力最大値Vmaxの測定を行う(S313)。
【0053】
赤色LEDは駆動電流が30Aに設定されており、点灯時間(あるいは点灯デューティ)は33%を超えてはならない。このことから、点灯時間30%で駆動してもVmaxが80%に達しないとき(すなわち、ここでの例では点灯時間が35%に設定されたとき)は、LED調整エラーを通信制御部16を介して所定の外部装置に通知し(S315)、この後モノクロモードでの処理を終了する(S320)。
【0054】
【発明の効果】
モノクロモードでの原稿読取りに際して、当該読取りを行っている一の色発光素子の光量が低下し、所望の光量を得ることができない場合であっても、原稿の読取りを続行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の画像読取り装置の実施形態にかかるファクシミリ装置のシステム構成例を示す図、(B)は上記ファクシミリ装置の画像読取り部の機構を示す図である。
【図2】図1(B)に示す画像読取り部の回路を示す図である。
【図3】図2の画像読取り装置によるカラーモードでの読取り時の動作を示すフローチャートである。
【図4】図2の画像読取り装置によるモノクロモードでの読取り時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のモノクロモードでの緑色LEDおよび赤色LEDの点灯動作を示すタイミング図である。
【図6】図2の画像読取り装置において、モノクロモードでの読取りに際して、赤色LEDが駆動されたときに、表示装置にLED調整エラー表示を行う場合のフローチャートである。
【図7】前回の緑色LEDの点灯時間の設定をRAM記憶しておき、読取りをモノクロモードで行うときに、当該設定をRAMから呼び出す場合の処理を示すフローチャートである。
【図8】LEDの点灯デューティと順電流最大定格との関係を示す図である。
【図9】(A)はカラーモードでの赤色,緑色,青色の各LEDの点灯動作を示すタイミング図、(B)は従来のモノクロモードでの緑色LEDの点灯動作を示すタイミング図である。
【図10】従来のモノクロモードでの読取り時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
11 制御部
12 メモリ
13 原稿画像像読取り部
14 記録部
15 操作表示部
16 通信制御部
17 圧縮伸張部
21 LED駆動信号発生回路
22 点灯デューティ比較回路
23 点灯デューティ異常通知回路
24 LED駆動停止回路
100 システムバス
121 システムメモリ
122 画情報メモリ
131 給紙ローラ
132 原稿先端検知センサ
133 イメージセンサ
134 排紙ローラ
135 白圧板
181 点灯デューティ・電流最大定格テーブル
200 原稿
1211 ROM
1212 RAM
1331 カラー光源部
1332 センサ基板
1361 LED駆動回路
1362 切換えスイッチ
1363 A/D変換器
1364 画像処理部
1365 1ライン最大値検出部
1366 LED電源

Claims (6)

  1. 異なる色光を生成する複数の発光素子からなる光源部と、前記光源部から原稿画像に照射された光の反射光を検出する光センサと、前記原稿画像の読取りモードがカラーモードであるかモノクロモードであるかに応じて前記発光素子の全部または一部を駆動する発光素子駆動回路とを含む画像読取り部、および前記画像読取り部を制御する制御部を備えた画像読取り装置であって、前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記原稿画像の読取りに先立ち、当該読取りに使用する発光素子が発生する光量が、読取りに適合した光量となるように、当該発光素子の点灯デューティの調整を行い、
    前記発光素子のみの点灯では、前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、当該モノクロモードでの読取りに使用していない他の発光素子を駆動して、前記原稿画像の読取りに必要な光量を補う、
    ことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記発光素子および前記他の発光素子の点灯デューティの調整をそれぞれ行うことで、前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることを特徴とする画像読取り装置。
  3. 前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記光センサが読み取った白基準板の読取り値に基づき、前記発光素子の点灯デューティの調整および前記他の発光素子の点灯デューティの調整を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取り装置。
  4. 前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記発光素子をカラーモードにおける電流値よりも小さい所定の電流値で駆動し、前記発光素子のみにより前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、前記他の発光素子をカラーモードにおける電流値と同一電流値で駆動することを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の画像読取り装置。
  5. 前記制御部は、前記原稿画像の読取りモードがモノクロモードである場合は、前記一の発光素子の点灯デューティを最大100%で調整し、前記一の発光素子のみにより前記原稿画像の読取りに必要な光量を得ることができないときは、前記一の発光素子の点灯デューティを100%で駆動し、前記他の発光素子の点灯デューティをカラーモードにおける最大点灯デューティを超えない範囲で調整することを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の画像読取り装置。
  6. 前記光源部は、赤色、緑色および青色の光を生成する発光素子からなり、前記一の発光素子が緑色の発光素子であり、前記他の発光素子が赤色または青色の発光素子であることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の画像読取り装置。
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