JP5075172B2 - 画像読取装置、複写機及びファクシミリ装置 - Google Patents

画像読取装置、複写機及びファクシミリ装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置、複写機及びファクシミリ装置に関し、より詳しくは、自動原稿搬送装置を搭載した画像読取装置において、自動原稿搬送装置の原稿照射用LED光源をスイッチングすることでデータ変調、送信を行い、本体側に搭載されたスキャナ用撮像素子にてデータ受信することにより、自動原稿搬送装置内で得られた原稿情報を光無線通信にて本体側に伝送する画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた複写機あるいはファクシミリ装置に関する。
現在、複写機あるいはファクシミリにおいて、ユーザの利便性から自動原稿搬送装置(ADF;Auto Document Feeder)が採用されている。これは原稿のコピー時等に原稿の画像を読み取る場合、ユーザが1枚ずつ原稿をセットしてスキャン動作をする手間を省くため、給紙ローラ、原稿読取ユニット等を使用し、原稿の供給、画像の読み取りを自動で行うものである。また、近年、両面読取可能な自動原稿搬送装置も普及しており、ユーザがいちいち原稿の表面、裏面を指定して原稿の読み込みを行わなくても自動的に原稿両面の画像読取が行えるようになっている。
この場合、特許文献1に開示されているように、原稿の片面の画像を自動原稿搬送装置に搭載された光源と撮像素子で読み取り、原稿のもう一方の面の画像を本体側の光源と撮像素子を使用して画像を取得している。このような自動原稿搬送装置では、原稿読取時の手動での原稿セットも行うため、開閉できる可動式の自動原稿搬送装置が採用され、自動原稿搬送装置によって読み取られた原稿の画像データ、原稿送り時の原稿の有無信号や、本体側から自動原稿搬送装置への原稿搬送の制御信号は、有線配線で本体側と自動原稿搬送装置間を伝送させている。
ところで、従来、一般照明やディスプレイ用バックライト光源、電光表示板には、蛍光灯、白熱灯が使用されているが、従来光源に比べ消費電力の少ないLED(Light Emitting Diode)光源が注目を浴びている。LED光源は低消費電力に加え、長寿命、高速応答性に優れ、次世代の光源として期待されている。このため、多くの電気製品で環境性能が大きく注目されている現在、複写機やファクシミリにおいても、上述の原稿読取のための光源を従来の蛍光灯からLED光源へ変える検討がなされている。
LED光源は、一般照明用としては、従来の光源に対し照度が低いのがデメリットであるが、現在、高輝度LEDが開発されており、ここ数年でLED光源の輝度が従来光源である蛍光灯や白熱灯の輝度を抜くと予想されている。複写機やファックスなどのスキャナ部を有する機器にとっても例外ではなく、従来スキャナの光源として蛍光灯が用いられていたが、消費電力の観点からLED光源に置き換わりつつある。
また、LED光源は従来の光源に比べ、応答性に優れ、例えば、特許文献2あるいは特許文献3に開示されているように、光無線通信の送信機としても期待されている。光無線通信は様々な分野での利用が検討されており、電波を用いた通信方式に比べても低コストであり、電磁波の輻射ノイズによる影響も受けないため、今後ますます利用範囲が広がるものと予想される。
特開2009−73644号公報 特開2009−5168号公報 特開2007−60096号公報
上述のように、従来のシステムでは自動原稿搬送装置と画像読取装置本体との間の通信においては、有線の通信を行っている。そして、ガラス原稿台にブック原稿を置くこともあるので、通常、自動原稿搬送装置は、本体側と1面のみで固定された開閉式となっている。したがって、自動原稿搬送装置の開閉動作により、配線ケーブルに過度な応力や繰り返し応力が掛かり、配線の接触不良の発生や、最悪の場合は配線が破損するという問題が生じていた。
また、通常、本体内の配線は、本体筐体が導電体にて構成されているため、外部からの電磁ノイズを受けての誤動作や外部への電磁放射への対策がなされている。しかし、自動原稿搬送装置と本体間の配線は、本体の筐体によっては電磁シールドができない。したがって、外部からの電磁ノイズを受けて誤動作しないために、また、外部へ電磁ノイズを放射させないために、導電体による電磁シールドが必要であり、コスト増大につながっていた。さらに、自動原稿搬送装置に設けたCIS(Contact Image Sensor)読取ユニットで読み取った画像信号は、解像度にもよるが大容量であるため、自動原稿搬送装置と本体間の通信は高速通信が必要となる。そして、通信速度の増加に伴い、徐々にEMI(Electromagnetic Interference)対策も困難性が増していた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像読取装置の光学系の一部を利用した光通信を用いることによって、自動原稿搬送装置と画像読取装置本体間の通信の信頼性を高めるとともに、有線に伴う電磁シールドのための部品等を不要として、電磁放射の少ない安価な画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた複写機あるいはファクシミリ装置を提供することを目的とする。さらに、通信速度を向上させることができ、カラースキャン画像等の容量の大きい画像信号等も伝送することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、原稿自動搬送装置、該原稿自動搬送装置にて送られる原稿の一方の面における画像を読み取る画像読取部、前記原稿自動搬送装置に設けられ、LED光源からの光を前記原稿に照射して反射光から前記原稿の他方の面における画像の情報または前記原稿の有無に関する情報である原稿情報を取得する原稿情報取得部を有する画像読取装置であって、前記画像読取部は、前記原稿の一方の面を照射する光源と、前記原稿の一方の面からの反射光を撮像素子へ導くとともに結像させるミラー及びレンズと、該結像した像から画像データを取得する前記撮像素子を備え、前記原稿情報取得部の前記LED光源は、前記画像読取部の前記ミラー部と対向可能な位置に配設されており、前記原稿情報取得部は、該原稿情報取得部にて取得した前記原稿情報のデータを、該原稿情報取得部の前記LED光源をスイッチングすることで変調し、該変調した変調光を前記画像読取部の前記ミラー部を通じて前記画像読取部の撮像素子へ伝送することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記原稿情報取得部が、前記原稿情報として前記原稿の他方の面における画像データを取得するための撮像素子を備えることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記原稿情報取得部が、前記原稿情報として前記原稿の有無に関する情報を取得するための受光素子を備えることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記原稿の有無に関する情報は、前記受光素子の受光量が所定のしきい値を超えるか否かによって判別することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記原稿情報取得部のLED光源の発光は、前記原稿情報の取得時と該原稿情報のデータの伝送時とで、それぞれ異なるタイミングで行われることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から5のいずれか1の技術手段において、前記原稿情報取得部は、前記画像読取部の前記光源と対向可能な位置に配設されて前記画像読取部からの光制御信号を受信可能に構成されており、前記原稿情報取得部から前記画像読取部への前記原稿情報のデータの伝送の指令は、前記画像読取部の光源から前記情報取得部へ送信した前記光制御信号によって行うことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1から6のいずれか1の技術手段において、前記原稿情報取得部から前記画像読取部への前記原稿情報のデータの伝送にあたって、該データに所定のヘッダ信号を付加することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1から7のいずれか1の技術手段において、前記LED光源をLEDアレイで構成したことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第8の技術手段において、前記LEDアレイをRGB3チップのLEDから構成したことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、前記画像読取部の撮像素子がRGB各色に受光感度のピークを有する複数の画素を有する撮像素子であることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、画像読取装置が搭載された複写機であって、第1から10のいずれか1の技術手段における画像読取装置が搭載された複写機である。
12の技術手段は、画像読取装置が搭載されたファクシミリ装置であって、第1から10のいずれか1の技術手段における画像読取装置が搭載されたファクシミリ装置である。
本発明では、自動原稿搬送装置と画像読取装置本体間でデータを送信するために、画像読取装置の光学系の一部を利用した光通信を用いることで、自動原稿搬送装置と本体間に設けた通信用の配線ケーブルが自動原稿搬送装置の開閉により劣化することをなくし、自動原稿搬送装置と本体間の通信の信頼性を高めることが出来る。また、電磁放射の少ないシステムを構築することができ、電磁シールドのための部品等も不要となるため、安価で高信頼性のシステムを構築することができる。さらに、通信品質が高く通信速度を向上させた通信が可能となる。
本発明に係る画像読取装置の一構成例を示す図である。 図1の画像読取装置におけるCCD、CMOSイメージセンサの一構成例を示す図である。 図1の画像読取装置におけるCCD、CMOSイメージセンサの各画素(R、G、B)の分光感度の一例を示すグラフである。 図1の画像読取装置におけるCIS読取ユニットの一構成例を示す図である。 図1の画像読取装置におけるシステム構成図である。 図1の画像読取装置におけるタイミング・チャートである。 図1の画像読取装置における信号とデータの流れを示す図である。 図1の画像読取装置におけるCCD上に結像されたCIS読取ユニットのLEDの像を示す図である。 本発明に係る画像読取装置の他の構成例を示す図である。 図9の画像読取装置における原稿判別部の一構成例を示す図である。 図9の画像読取装置におけるCCDのIr画素および原稿判別部のフォトトランジスタの分光感度特性を示す図である。 図9の画像読取装置におけるCCDの画素構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の画像読取装置に係る好適な実施の形態について説明する。
(実施例1)
図1に本発明に係る画像読取装置の一構成例を示す。
画像読取装置1は、自動原稿搬送装置(ADF;Auto Document Feeder)2と画像読取装置本体3を備えている。
自動原稿搬送装置2は、原稿載置トレイ11、電動トレイ12、センサS1〜S6、給紙ローラ13、搬送経路14、送りローラR1〜R3、レジスト・斜行補正領域15、レジストローラ16、CIS(Contact Image Sensor;密着イメージセンサ)読取ユニット30、排出ローラ17、および排出トレイ18を備えている。また、画像読取装置本体3側には、ガラス原稿台21、及び、露光走査装置22とミラー部23と撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)24から構成されるCCD読取ユニット20を備えている。
ここで、露光走査装置22とミラー部23とCCD24とから構成されるCCD読取ユニット20は、本発明における原稿Sの一方の面(本実施例では原稿の表面とする。)における画像を読み取る画像読取部に相当し、露光走査装置22は、例えばLEDからなるLED光源25とミラー26を有している。また、CIS読取ユニット30は、本実施例1では、後述するようにLED光源とイメージセンサを有し、本発明における原稿の他方の面(裏面)における画像を取得する原稿情報取得部に相当する。
次に、原稿スキャン時の各構成部材の機能及び動作について説明する。原稿載置トレイ11は、原稿Sを載置するためのものである。電動トレイ12は、給紙ローラ13への原稿Sの供給をスムースに行うためのものである。原稿載置トレイ11は、センサS1と連動しており、センサS1にて原稿載置トレイ11上に原稿Sが載置されたことが検知されると、電動トレイ12が原稿Sを載せたまま上昇して給紙ローラ13への原稿の供給をスムースに行うようになっている。給紙ローラ13に備えられたセンサS2によって、原稿Sの束の最上面による給紙ローラ13への押圧が検出されると、これにより所定の押圧状態で電動トレイ12が停止するようになっている。
この状態で、原稿の読み込み開始信号が入力されると、給紙ローラ13は、原稿載置トレイ11に載置された原稿Sを1枚ずつ取り出して搬送経路14に順次供給する。センサS3は、供給される原稿Sが1枚ずつであることを常時モニターしている。なお、電動トレイ12が上昇して所定の位置で停止した後に、一定時間にわたって上記した原稿の読み込み開始信号が入力されなかった場合には、電動トレイ12は所定のレベルまで降下する。
搬送経路14は、原稿載置トレイ11から排出トレイ18まで原稿Sを搬送する経路をコンパクトにするために設けられる原稿の搬送路である。送りローラR1、R2、R3は、搬送経路14において原稿Sを搬送するためのローラであり、原稿の搬送路、送りローラは原稿Sを効率よく搬送できることが望ましく、ローラの配置は、一定の曲率で湾曲した状態に形成されている。搬送経路14においては、送りローラR1、R2、R3によって順次、原稿が送りだされる。送りローラR3は、搬送経路14を介して搬送された原稿Sを、レジスト・斜行補正領域15に送り出して、レジストローラ16とともにレジストおよび斜行補正を行うためのものである。搬送経路14の入り口付近及び出口付近においては、センサS3及びセンサS4によって、搬送経路14を経由した原稿Sの搬送状態を検出し、原稿が問題なく搬送されてきたかどうか確認する。
レジスト・斜行補正領域15は、送りローラR3とレジストローラ16との間で、原稿Sのレジストおよび斜行補正を行うために設けた領域である。レジストローラ16は、送りローラR3からレジスト・斜行補正領域15を介して送り出された原稿Sの先端をセンサS5が検知すると、原稿Sを捕捉して停止させ、所定のタイミングで読取位置へと送り出すためのものである。そして、レジストおよび斜行の補正が行われると、所定のタイミングでレジストローラ16が回転して、原稿を読取位置A1へと送り出すようになっている。
ガラス原稿台21は、例えばブック原稿をその上に載置して、CCD読取ユニット20によって画像を読み取る際の台である。CCD読取ユニット20およびCIS読取ユニット30は、原稿Sを読み取る画像読取手段として機能する。CCD読取ユニット20は、例えば読取位置A1の画像を光学ユニットにより縮小してCCD24に結像させて、原稿の一方の面(表面)を読み取るようになっている。この場合、CCD読取ユニット20は、読取位置A1において露光走査装置22を固定させたまま、搬送されてくる原稿Sを読み取る。
また、CCD読取ユニット20は、ガラス原稿台21に載置した図示しないブック原稿などの原稿に対して、露光走査装置22を読取位置A1から読取位置A2又はA3まで移動させて原稿を読み取ることもできる。一方、CIS読取ユニット30は、読取位置Bにおいて、搬送されてくる原稿Sの上記とは異なる他方の面(本実施例では原稿の裏面とする。)を、原稿Sと同じ幅を持つ図示しないイメージセンサを用いて読み取るようになっている。
上述のように読取が行われた原稿Sは、排出ローラ17によって、CIS読取ユニット30の側方であって自動原稿搬送装置2の外部に形成された排出トレイ18へと排出される。センサS6によって、原稿Sが排出されたか否かが確認される。
そして自動原稿搬送装置2は、原稿載置トレイ11に載置された他の原稿Sについても、順次、上述と同様の動作によって、読取を行う。ここで、電動トレイ11は、原稿Sが順次搬送される毎に、上述のセンサS2の出力信号に応じて、搬送された原稿Sによって原稿載置トレイ11上の原稿の高さが下がった分だけ上昇する。これにより、給紙ローラ13と原稿Sの束の最上面とは所定の接触状態が保たれるようになっている。この動作が、原稿載置トレイ11上にセットされた原稿がなくなるまで繰り返される。読み取りが完了した原稿Sはすべて排出トレイ18上に順次排出される。
ここで、排出トレイ18は、上述のようにCIS読取ユニット30の側面に形成されている。このため、排出トレイ18に排出された原稿Sは、原稿載置トレイ11が妨げとなることなく、簡単に目視によって確認できる。また、排出トレイ18から、処理後の原稿Sを取り出す操作も簡単に行うことができる。
次に、原稿Sの両面に形成された画像の読み取りについて説明する。
上述のように自動原稿搬送装置2により、原稿載置トレイ11に置かれた原稿は送りローラR1〜R3、レジストローラ16で搬送路を送られ、露光走査装置22の手前(読取位置A1)まで送られる。そして、まず露光走査装置22、ミラー部23、CCD24から構成されるCCD読取ユニット20を用いて原稿Sの表面の画像が読み取られる。なお、上述のように、露光走査装置22はブック原稿などを読み取る場合は、読取位置A1〜A2〜A3までスイープして画像を読み取るが、自動原稿搬送装置2を使用する場合は、読取位置A1に固定される。
露光走査装置22は、LED光源25、図示しないLEDドライバ、ミラー26を備えている。LED光源25から照射された白色光は、読取位置A1で原稿Sを照射し、原稿Sから反射された原稿の像をミラー26で反射させ、さらにミラー部23で反射させた後、レンズ等によってCCD24に像を結像させる。図2にCCDの一構成例を示す。CCD24は本発明の撮像素子に相当し、図2で示すように、RGB各画素を有している。通常、各画素は図2のような(R、G、G、B)のマトリクスを2次元に展開しているが、RGBの配置については必ずしも図示の通りでなくても構わない。
また、図3にCCD24の各画素(RGB)の分光感度の一例を示す。原稿から反射してきた光を各画素にてRGB各色の要素に分け、図3のCCDの分光感度に応じて受光量を測定する。例えば、白紙であれば、RGB各色の受光量が最大値を取る。逆に黒い紙が送られてくるとRGB各色の受光量が最小値を取る。CCD24からの出力はRGB各色の受光量というアナログ量で出力されるが、DSP(Digital Signal Processor)などの画像処理プロセッサで扱うためには、デジタル量に変換されることが望ましい。したがって、A/D変換器4でアナログ量からデジタル量に変換して、DSP5に入力している。
次に、読取位置Bにて、CIS読取ユニット30で原稿の裏面画像が読み取られる。図4にCIS読取ユニット30の一構成例を示す。CIS読取ユニット30は、LED33を複数個アレイ状に配置したLED光源31と例えばCMOSイメージセンサ32から構成される。CMOSイメージセンサ32は本発明の原稿情報取得部の撮像素子に相当する。LED光源31から照射された白色光が原稿Sの裏面に反射し、その反射光がCMOSイメージセンサ32の各画素にて受光量として読み取られる。CMOSイメージセンサ32はRGB(Red(レッド)、Green(グリーン)、Blue(ブルー))各画素を備えており、画像を読み取るスキャナという意味では、CCD24と等価である。したがって、CMOSイメージセンサの各画素構成は図2に示すとおりとなる。また、CMOSイメージセンサの各画素(R、G、B)での分光感度はCCDと同じで図3に示される。
ここで、CCD24もCMOSイメージセンサ32もRGB各画素に分光感度ピーク波長が存在することが重要であり、多少の分光感度の違いは重要ではない。モノクロスキャナの場合、画素は原稿からの反射光の輝度のみをセンシングできる構成となる。この場合の受光素子の分光感度は、視感度に準ずるものとなる。
上述の動作でCMOSイメージセンサ32に原稿裏面の画像を結像させ、後述する図5の原稿送り制御部40の制御部41へそのデータを転送し、メモリ部42へ蓄積する。ここで一般的に白色LEDには、単色発光のLEDチップと蛍光体を用いたものと、RGB3チップで構成されたLED光源に分けられる。本発明は、単色発光のLEDチップと蛍光体を用いたLEDでも実現可能であるが、後述の理由により波長多重通信にて通信速度を上げることができるため、RGB3チップで構成された白色LEDを用いることが望ましい。
また、原稿Sの表面のスキャンタイミングと裏面のスキャンタイミングを同じすると、露光走査装置22のLED光源25とCIS読取ユニット30のLED光源31とが同時に発光することにより、CCD24とCMOSイメージセンサ32の両撮像素子で混信が起こり、正しく原稿の画像を読めなくなる。したがって、CIS読取ユニット30と露光走査装置22の光源を同時に発光させることはない。
一連の原稿の表、裏面に対するスキャン動作が終わると、原稿は排出ローラ17によって排出トレイ18に排出される。原稿排出後、次の原稿Sがレジストローラ16にセットされるまでCIS読取ユニット30のLED光源31の光をスイッチングすることで変調し、ミラー部23を介してCCD24へ結像させることにより、原稿裏面画像データを本体3側へ送信することができる。同時にセンサS1〜S6、給紙ローラ13、送りローラR1〜R3、排出ローラ17の制御状態を送信することができる。
また、本体3側からは、露光走査装置22のLED光源25からCIS読取ユニット30のCMOSイメージセンサ32へ制御信号を送っている。光を使った通信では、電波を使用した通信とは異なり、遮蔽物(原稿)があると通信できなくなるため、原稿搬送と光通信とのタイミングを調整し、異なるタイミングで通信をするようにしている。
図5に、本発明に係る画像読取装置の一構成例におけるシステム構成図を、図6に、本発明に係る画像読取装置の一構成例におけるタイミング・チャートを示す。なお、図6においては、各動作を簡潔に表示するため、回路等の遅延は表示していない。また、図7に本発明に係る画像読取装置の一構成例における信号とデータの流れを示す。
まず、原稿載置トレイ11にて原稿がセットされたことを検知すると、CIS読取ユニット30から本体3へ原稿の検知信号を送信する。この検知信号を基に図6のリセット信号Xを作り、回路動作のリセットを行う。図6では、本体3側のクロック部7で生成したクロックを基準に自動原稿走査装置2およびシステム全体を動作させている。しかし、本体3側で生成したクロックと自動原稿装置2で生成したクロックとを別々に動作させて以下に示す通信を行ってもよい。なお、本体3側と自動原稿搬送装置2とで別々のクロックを使用する場合は、自動原稿搬送装置2から本体3側に送られるデータ信号は同期を取る必要があるために、データ信号に所定のヘッダを付加することが望ましい。これにより、原稿の表面と裏面との画像データの混信を防ぐことができ、高品質な通信を実現することができる。
本実施例では、自動原稿搬送装置2からの原稿検知信号は図6のタイミング・チャートに示すように、“10”の2ビットの信号Yを送っているが、これは1ビットの信号であってもよいし、他の信号であってもよい。本体側のDSP5では、この信号を受けて、自動原稿搬送装置2の各ローラの回転速度(原稿の搬送速度)、各センサの設定データなどの原稿送り制御信号を露光走査装置22のLED光源25を用いて、光通信によりCIS読取ユニット30のCMOSイメージセンサ32へ送信する。この信号は、CMOSイメージセンサ32で読み取られた後、原稿送り制御部40に送られ、各ローラ、各センサを制御する。
図5のLEDドライバ27は制御信号を送信する場合は当然変調された信号でLED光源25を駆動する必要があるが、原稿を照射用途で使う場合は、パルスで変調されていても、一定出力であってもどちらでもよい。
各ローラの制御に従って、原稿Sが搬送され、図6に示すように、まず読取位置A1でCCD読取ユニット20によって、原稿の表面の画像が読み取られる。次に読取位置BでCIS読取ユニット30によって、原稿の裏面の画像が読み取られる。読み取られた原稿表面の画像データは逐次本体のメモリ部6に格納される。また、読み取られた原稿裏面の画像データは一旦原稿送り制御部40のメモリ部42に格納される。こうして原稿Sが排出された後、次の原稿Sが来るまでの時間に、CIS読取ユニット30から本体3側に原稿裏面画像データの送信が行なわれる。この処理では、原稿搬送時における原稿と原稿の搬送間隔を利用して、光通信を行なっているが、原稿と光パルスデータ列が衝突してしまった場合は、再送処理にて通信を回復することができる。もし、再送処理にて通信中に、次の原稿が送られてきて通信が続けられなくなった場合は、すべての紙送りの終了後にデータを再送することもできる。
この原稿表面画像読取、原稿裏面画像読取から原稿裏面画像データ送信までの一連の処理を原稿載置トレイ11に原稿がなくなるまで行う。最後の原稿裏面画像データ送信時は、画像データ送信後、このデータが最後である旨のビットを送る。図6では、CIS読取ニット30からCCD24へ“10”の2ビットの信号Zを送っているが、これを1ビットや他の信号に変えても本質的に何ら変わるものではない。こうしてすべてのデータを自動原稿搬送装置2から送り終わると接続の切断のための確認ビットを本体側から自動原稿搬送装置へ出力して、通信は終了する。そして、原稿Sの両面の画像データは、本体3側のメモリ部6に蓄積することができる。
また、図5のLEDドライバ34はデータ送信する場合は当然データ変調された信号でLED光源31を駆動する必要があるが、原稿を照射用途で使う場合は、パルスで変調されていても、一定出力であってもどちらでもよい。なお、図1において、光通信によるデータや信号の流れをハッチングを施した太い矢印で、また配線によるデータや信号の流れを太い矢印で示している。
以上の自動原稿搬送装置2と本体側3との信号とデータの流れを図7にしたがって説明する。
まず、自動原稿搬送装置2側で原稿を検知し、その検知信号を本体3側へ送る。これに対し、本体3からは、信号を正しく受信した旨のACK信号と共に、自動原稿搬送装置2のローラやセンサの制御するためのパラメータ(例えば、ローラの回転速度 等)を自動原稿搬送装置側に送る。この信号を元に自動原稿搬送装置2は、原稿の表面と裏面の画像読取りのための原稿搬送を行い、CIS読取ユニット30で読み取った原稿裏面画像データを本体3側に送る。本体3側が原稿裏面画像データをすべて正しく受け取った場合は、ACK信号を返し、また、正しく受け取れなかった場合は、再送要求を自動原稿搬送装置に出し、再度データを送らせる。これを原稿が終わるまで繰り返し、最後の原稿読取時、自動原稿搬送装置2から送ったデータを本体3で受け取った際、ACK信号を送るとともに通信の切断を行う。
上述の露光走査装置22のLED光源25、CIS読取ユニット30のLED光源31は、RGB3チップのLEDにて構成されることが望ましい。また、RGB3チップ構成のLEDの発光波長は、CMOSイメージセンサ32、及び、CCD24の分光ピーク感度を含む波長であることが望ましい。これにより3波長(R、G、B)での波長多重通信が実現できる。波長多重通信とは、異なる波長に異なるデータを重畳し、通信するものである。
本発明の提案では、3チップが搭載されたLED光源において、R、G、Bの3つの波長で異なるデータを送信する。この通信を人間の目で見た場合、LED光源のスイッチングスピードが人間の目の応答速度をはるかに超えていることと、人間の目はR、G、Bの各色をそれぞれ分離することができないので、白色にしか見えない。しかし、図3に示す感度を有するCMOSイメージセンサ32やCCD24でこの光を受光すると、撮像素子のRの画素は、Rの光源にしか感度を持っていないので、他のGやBの光源のデータを受信することはなく、Rの光源のみのデータを受信することができる。このように、RGB各画素にそれぞれ異なるデータ列のデータを送信することができ、通信速度を3倍にすることができる。
波長多重通信では、光源の色を受信側で独立して受光できれば多重通信として実現できるので、原理上は無限の色を重ね合わせて多重通信することができる。したがって、本発明の提案では、3波長多重としたが、波長数は本質的な問題ではない。波長多重通信では、各波長においてデータをパラレル伝送していることになるので、変調/復調時には、パラレルとシリアルを変換する機能が必要となる。これは、図5で自動原稿搬送装置2側では、制御部41にその機能を持たせることで、また本体3側ではDSP5にその機能を持たせることで実現できる。
次に空間多重通信について説明する。露光走査装置22やCIS読取ユニット30は原稿が搬送される構造上、図1の紙面に向かって奥行き方向に長い構造となる。LED光源31の用いられるLED素子はチップからなるので、通常、正方形に近い形をしており、露光走査装置22やCIS読取ユニット30のように細長い構造のものを均一に照らすことは不得意としている。このため、通常は、図4(B)で示すように複数のLED33をアレイ状に配置している。原稿裏面画像データ送信時には、LED光源31からの光をミラー部23を通してCCD24に結像させているが、図8にCCD上に結像したLED33の像を示す。
図8より明らかなように、各LED33はCCD24上で別の領域に結像されている。例えば、LED331はT1領域の受光素子によって受光され、LED3310はT10領域の受光素子によって受光される。つまり、LED331〜3310までの個々のLED33において異なるデータを送信しても異なる受光素子でデータを受信すれば、データの混信は起きない。図8では、通信を10個のLED33にて実現しているが、この場合、各LED33にて別のデータを送信することにより、通信速度を10倍にすることができる。
通常、LED光源として用いられるLEDは指向性が広いものが好ましいが、空間多重通信を行う場合、あまりにも広い指向性のLEDを使用するとLEDのCCD上での結像スポットが広がるため、隣の結像スポットとの重なりを持ってしまう。この現象は隣のデータ通信との混信を起こすことを意味している。このため、図8のLED33の結像スポットをあるしきい受光量以上の画素の集まりとした場合、図8のあるLEDの結像スポットと隣の結像スポットの境界部分の画素データは破棄し、スポット中心部分の受光素子が受け取ったデータのみで通信することが望ましい。
次に、本実施例における具体的な通信速度について説明する。A4の原稿をコピーする場合を考えると解像度100dpi(dots per inch(1inchは、25.4mm))とするとA4サイズは9×12インチ(1インチは25.4mm)なので、ドット数は、100×100×9×12=108,000ドットとなる。カラースキャンした場合、各画素に3色(R、G、)8ビットの情報を与えるとすると非圧縮の画像データで3×8ビット×108,000=約2.6Mビットとなる。これを3波長(R、G、B)で波長多重し、10個のLED33にて空間変調を用いてシステムを実現し、さらに、例えば原稿搬送の間隔を200msと仮定すると、1つのLEDにつき2.6Mビット/3/10/0.2s=約400kbpsの通信速度が必要である。これは通常のLEDと撮像素子を使って十分に実現できる通信速度である。
以上のように、本実施例では画像読取部を用いて光通信システムを構築することにより、自動原稿搬送装置2と本体3間で有線配線を引き回すことがなくなり、不要な電磁輻射を防ぐことができる。また、画像読取装置本体3と可動部の配線をなくすことにより、コンパクトで高信頼性の複写機を提供することができる。
(実施例2)
図9は、本発明に係る画像読取装置の他の構成例を示す図である。
図9に示す画像読取装置1は、図1に示した画像読取装置1と比べ、CIS読取ユニット30の代わりに原稿有無判別部50を搭載している点が異なり、その他の構成部材についてはほぼ同様であるので、相違する部分についてのみ説明する。図9に示す画像読取装置1では自動原稿搬送装置2によって搬送された原稿の片面のみの画像読取となる。原稿表面の画像読取は実施例1と同じく、CCD読取ユニット20によって原稿Sの一方の面(表面)について行われるが、自動原稿搬送装置2での原稿裏面画像の読取は行わない。
図10に原稿有無判別部の構成を示す。原稿有無判別部50は、本実施例においては、本発明の原稿情報取得部に相当し、赤外LED51とフォトトランジスタ(PT)52から構成されている。なお、赤外LED51とフォトトランジスタ52の代わりに、可視光LEDやフォトダイオードから構成しても構わない。赤外LED51から発光された光が原稿Sから反射してフォトトランジスタ52で受光される。この受光量があるしきい値を超えるか否かで原稿Sの有無が判別される。
載置トレイ11に原稿Sが搭載されたことが検知されると、図6に示す通り、自動原稿搬送装置2から本体3側に検知信号が送られる。実施例2では、原稿有無判別部50のLED51からCCD24へこの信号を送る。本体3側ではこの信号を受け付ると、露光走査装置22のLED光源25から原稿有無判別部50のフォトトランジスタ52を通じて自動原稿搬送装置2側へ制御信号を送る。自動原稿搬送装置2では、実施例1と同じフローで原稿Sを送り、読取位置A1で露光走査装置22とCCD24により原稿表面画像を読み取る。なお、本実施例2では、図6で示すような原稿裏面読取動作および原稿裏面読取動作は行なわない。
本実施例では原稿有無判別部50にて紙送りをモニターできるため、排出ローラ17の近くにあるセンサS6の機能を原稿有無判別部に持たせて、センサS6を取り除くこともできる。原稿Sの搬送が終わると原稿有無判別部50のLED51からCCD24へ原稿がなくなった旨の通信が行なわれ、本体3側の承認信号を受けて、接続が切断される。
本実施例は、赤外領域でも通信が行なわれるため、CCD24、原稿判別部50のフォトトランジスタ52は可視光から赤外まで幅広い分光感度を有している必要がある。図11にフォトトランジスタ52、CCD24のIr(赤外)画素の分光感度特性の一例を示す。複写機で使用されるフォトトランジスタは、通常は、黒色樹脂にてモールドされているため、可視光領域には感度がないが、透明な樹脂にてモールドすることにより、可視光領域でも分光感度を持たせることができる。これによって、露光走査装置22からの可視光領域の光パルスを受光することができる。
図12にCCDの画素構成の一例を示す。本実施例では、CCD24で通常、グリーン用で用いられていた画素の一部を赤外(Ir)用の受光画素としていることが特徴である。この構成により、原稿有無判別部50の赤外LED51からの信号を受光することができ、自動原稿搬送装置2からの信号を本体3側に伝達できる。
以上により、本発明の画像読取装置1は、原稿の片面のみを読み取る複写機においても、両面読取を行う複写機と本質的に何ら変わらずにシステムを構築することができる。
また、上述した画像読取装置は、複写機のみならず、ファクシミリ装置についても同様に適用できるものである。
1…画像読取装置、2…自動原稿搬送装置、3…本体、4…A/D変換器、5…DSP(Digital Signal Processor)、6…メモリ部、7…クロック部、11…原稿載置トレイ、12…電動トレイ、13…給紙ローラ、14…搬送経路、15…レジスト・斜行補正領域、16…レジストローラ、17…排出ローラ、18…排出トレイ、21…ガラス原稿台、22…露光走査装置、23…ミラー部、24…CCD読取ユニット、25…LED光源、26…ミラー、27…LEDドライバ、30…CIS読取ユニット、31…LED光源、32…CMOSイメージセンサ、33…LED、34…LEDドライバ40…原稿送り制御部、41…制御部、42…メモリ部、50…原稿有無判別部、51…赤外LED、52…フォトトランジスタ。

Claims (12)

  1. 原稿自動搬送装置、該原稿自動搬送装置にて送られる原稿の一方の面における画像を読み取る画像読取部、前記原稿自動搬送装置に設けられ、LED光源からの光を前記原稿に照射して反射光から前記原稿の他方の面における画像の情報または前記原稿の有無に関する情報である原稿情報を取得する原稿情報取得部を有する画像読取装置であって、
    前記画像読取部は、前記原稿の一方の面を照射する光源と、
    前記原稿の一方の面からの反射光を撮像素子へ導くとともに結像させるミラー及びレンズと、
    該結像した像から画像データを取得する前記撮像素子を備え、
    前記原稿情報取得部の前記LED光源は、前記画像読取部の前記ミラー部と対向可能な位置に配設されており、
    前記原稿情報取得部は、該原稿情報取得部にて取得した前記原稿情報のデータを、該原稿情報取得部の前記LED光源をスイッチングすることで変調し、該変調した変調光を前記画像読取部の前記ミラー部を通じて前記画像読取部の撮像素子へ伝送することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿情報取得部が、前記原稿情報として前記原稿の他方の面における画像データを取得するための撮像素子を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿情報取得部が、前記原稿情報として前記原稿の有無に関する情報を取得するための受光素子を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿の有無に関する情報は、前記受光素子の受光量が所定のしきい値を超えるか否かによって判別することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿情報取得部のLED光源の発光は、前記原稿情報の取得時と該原稿情報のデータの伝送時とで、それぞれ異なるタイミングで行われることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の画像読取装置。
  6. 前記原稿情報取得部は、前記画像読取部の前記光源と対向可能な位置に配設されて前記画像読取部からの光制御信号を受信可能に構成されており、
    前記原稿情報取得部から前記画像読取部への前記原稿情報のデータの伝送の指令は、前記画像読取部の光源から前記情報取得部へ送信した前記光制御信号によって行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿情報取得部から前記画像読取部への前記原稿情報のデータの伝送にあたって、該データに所定のヘッダ信号を付加することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載の画像読取装置。
  8. 前記LED光源をLEDアレイで構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載の画像読取装置。
  9. 前記LEDアレイをRGB3チップのLEDから構成したことを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記画像読取部の撮像素子がRGB各色に受光感度のピークを有する複数の画素を有する撮像素子であることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 画像読取装置が搭載された複写機であって、請求項1から10のいずれか1に記載の画像読取装置が搭載された複写機
  12. 画像読取装置が搭載されたファクシミリ装置であって、請求項1から10のいずれか1に記載の画像読取装置が搭載されたファクシミリ装置。
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