JP3699034B2 - 移動体通信装置のメニュー検索方法及びメニュー検索プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等の移動体通信装置に関し、特に移動体通信装置が備えている複数の付加的機能の中から所望の機能を選択して実行させるためのメニュー検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機には多数の機能がメニューとして予め設定されており、これらのメニューは、携帯電話機内のメモリに機能名称と機能とを対応させたテーブルとして備えられている。ユーザーによりテーブル内に記憶された機能名称が指定されると、このテーブルが参照されて指定された機能名称に対応する機能が実行されるようになっている。実行させるメニューを呼び出す方法として以下のような方法が採用されている。
【0003】
第1の方法は、メニュー選択に際して一覧表示された各種機能名称の中から選択する方法であり、メニュー選択キーを押下すると、スクロール機能によりテーブルが上下移動してテーブルの先頭から所定数の機能名称とカーソルが携帯電話機の表示画面上に表示される。ユーザーが選択キーを押下することによりカーソルを移動させて所望の機能名称にカーソルを合わせた後、確定キーを押すことにより所望の機能が選択され、実行される。
【0004】
携帯電話機の表示画面上に同時に表示できる機能名称の数には限りがあり、テーブルに格納されている機能名称の全てを一度に表示させることはできない。従ってこの方法では、メニュー選択の際、選択キーによりテーブルに記憶されている機能名称を順次スクロール表示させて確認しながら、カーソルを所望の機能名称に合わせる操作を行う必要があり、スクロール等の操作に手間がかかり、また、キー操作の回数も多くなって機能選択が煩雑である。
【0005】
第2の方法は、各機能に固有に付加された番号を入力することにより所望の機能を選択する方法である。この方法では、メモリに機能番号と機能とを対応させるテーブルを備えておき、ユーザーが実行したい機能を番号で直接入力すると、テーブルが参照されて当該番号に対応する機能が選択され、実行される。この方法は、第1の方法と比較してより迅速にメニューを選択することが可能となるが、機能番号が予め分かっていなければ所望の機能を見つけ出すことができないので、その場合には手間がかかっても第1の方法で機能選択を行うしかない。
【0006】
上記第1および第2の方法の問題点を解決する手段として、キーワードを入力することにより所望の機能を検索し、検索結果を表示させてその中から所望の機能を選択する方法を備えた携帯電話機が特開2000−216871号公報に記載されている。該公報記載の携帯電話機は、キーワードを入力する手段と、入力されたキーワードを含む機能名を検索する手段と、検索された機能名を表示する手段と、表示された機能名の中から所望の機能を指定する手段とを備えている。
【0007】
該公報記載の携帯電話機では、ユーザーが実行させたいキーワードを入力すると、検索手段が入力されたキーワードに基づいて該当する機能名を検索し、検索の結果該当する機能名が存在する場合にはそれらの機能名を表示する。この表示された機能名の中からユーザーが所望の機能を指定して確定キーを押下すると携帯電話機はその機能を実行する。従って、機能番号を把握していないときでも素早い機能選択が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の携帯電話機における機能選択方法によれば、入力されたキーワードに基づいて所望の機能名を検索するように構成されているため、機能名を順次スクロールさせながら所望の機能名を探す手間が省け、また予め指定されている機能番号が分からない場合であっても比較的速やかに所望の機能を選択して実行させることが可能であるが、検索した内容は保存されておらず、また例えば、キーワードを入力して機能を検索している途中で着信があり、検索が中断した場合には入力されたキーワード以降のデータは全て無駄になる。従って、終話した時には検索内容が記憶されていないので再度キーワードから入力し直さなければならないという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、以上の問題点に鑑み、キーワードを入力することにより所望の機能を検索し、検索結果を表示させてその中から所望の機能を選択する携帯電話機等の移動体通信装置における機能選択方法において、機能検索途中で着信等により機能検索が中断された場合であっても、終話後に中断された機能検索を中断時点から再開可能にする手段を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、一度キーワードにより検索した機能に対して、次回の当該キーワードによる検索を省略可能にする手段を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動体通信装置は、キー入力部から入力されたデータを格納するキー入力記憶部と、移動体通信装置に備えられている各種機能名を記憶する機能名記憶部と、キーワードによる検索とその検索結果のデータを保存する第1及び第2の機能表示用データ記憶部を備えており、そのメニュー検索方法は、前記キー入力部から入力されたキーワードをキー入力記憶部に格納する第1のステップと、前記キーワードが格納されたキー入力記憶部のデータポインタを初期化し、該データポインタまでの前記キーワードデータを機能名記憶部に格納されているデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第1の機能表示用データ記憶部に格納する第2のステップと、前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第2の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第1の機能表示用データ記憶部を初期化する第3のステップと、前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第2の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第2の機能表示用データ記憶部を初期化する第4のステップと、前記第3のステップと第4のステップを、前記キー入力記憶部のデータポインタを更新しながら交互に繰り返し、前記キー入力記憶部の最後のデータポインタにおける前記検索データが格納された前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部のデータを表示部に出力する第5のステップとからなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を携帯電話機に対して適用した実施の形態を示すブロック図である。
【0013】
携帯電話機は、電話番号入力あるいはデータを入力するキー入力部1と、LCD表示器等からなりデータ表示を行う表示部3と、各種機能のデータを記憶する記憶装置部4と、基地局との間で無線通信を行うためのアンテナ5と、基地局との間で無線による送受信を行う無線部6と、送受話部7と、着信報知部8と、キー入力部1、表示部3、記憶装置部4、無線部6、送受話部7および着信報知部8と接続され、それらの動作の制御及び信号処理を行うCPU等からなる装置制御部2を有している。
【0014】
記憶装置部4には、キー入力部1から入力されたデータを格納するキー入力記憶部41と、携帯電話機に備えられている各種機能名を記憶する機能名記憶部42と、キーワードによる検索とその検索結果のデータを保存する第1および第2の機能表示用データ記憶部43および44が設けられている。なお、図示されていないが、記憶装置部4には、本発明の機能名検索処理プログラムあるいは上記各機能名に対応する処理プログラム等も格納されており、これらの処理プログラムは装置制御部2によって実行される。
【0015】
図1において、キー入力部1から入力されたデータは装置制御部2にて解析され表示部3のLCDに表示される。このキー入力部1から入力されたデータを装置制御部2にて解析した結果、キー操作を確定する動作であった場合は、それまでに入力されたキー入力データをキー入力記憶部41に格納し、キー入力記憶部41のデータポインタを初期化してキー入力記憶部41の最初のデータポインタまでのデータと機能名記憶部42に記憶している機能名一覧との間に一致するデータが有るか否か比較する。
【0016】
比較した結果、機能名記憶部42に記憶されている機能名一覧の中に、キー入力記憶部41に格納されている最初のデータポインタまでのデータに該当するデータが有った場合、その機能名を第1の機能表示用データ記憶部43に格納する。全ての機能名と比較が完了したところで、該当する機能名が無かった場合は、表示部3のLCDに該当するデータが無かった旨を表示する。該当するデータが有った場合は、キー入力記憶部41のデータポインタを更新してキー入力記憶部41に格納されている次のデータを含んだデータと第1の機能表示用データ記憶部43に格納されているデータを比較する。
【0017】
比較した結果、一致しているデータが無かった場合は、第1の機能表示用データ記憶部43に格納されている機能名を表示部3のLCDに表示する。一致しているデータが有った場合は、第2の機能表示用データ記憶部44に該当する機能名を格納する。
【0018】
第1の機能表示用データ記憶部43に格納されている全ての機能と比較が完了したところで、第2の機能表示用データ記憶部44にデータが格納されている場合は、第1の機能表示用データ記憶部43に格納されているデータを削除(初期化)し、キー入力記憶部41に格納されている次のデータを含んだデータと第2の機能表示用データ記憶部44に格納されているデータを比較する。
【0019】
比較した結果、一致しているデータが無かった場合は、第2の機能表示用データ記憶部44に格納されている機能名を表示部3のLCDに表示する。一致しているデータが有った場合は、第1の機能表示用データ記憶部43に該当する機能名を格納する。第2の機能表示用データ記憶部44に格納されている全ての機能と比較が完了したところで、第1の機能表示用データ記憶部43にデータが格納されている場合は、第2の機能表示用データ記憶部44に格納されているデータを削除する。
【0020】
キー入力記憶部41に格納されている全てのデータが比較されるまで、第1の機能表示用データ記憶部43と第2の機能表示用データ記憶部44を繰り返し使用する。キー入力記憶部41に格納されている全てのデータが比較されたところで、第1の機能表示用データ記憶部43か第2の機能表示用データ記憶部44のどちらかに格納されている機能名データを表示部3のLCDに表示する。
【0021】
ユーザーは、表示された機能一覧から使用したい機能を選択する事が出来る。更に、検索した結果は、機能表示用データ記憶部に保存されている為、同じキーワードで検索する場合は再度、キーワードを入力して検索を行わなくても検索結果を読み出すだけで機能を選択する事が出来る。
【0022】
図2〜図3は、本発明の動作を示すフローチャートである。以下、図1〜図3を参照して本実施形態の機能選択動作について詳細に説明する。
【0023】
携帯電話機に所望の機能を実行させるために、ユーザーがキー入力部1からデータ入力を行うと、キー入力部1より装置制御部2にキーデータが通知され、通知を受けた装置制御部2は、キーデータが機能名検索要求か否かの判断を行う(図2:A1)。解析の結果、機能名検索要求で無かった場合には、機能名検索結果表示中か否かを判断する(図2:A2)。機能名検索結果の表示中で有れば、該当する機能を起動する(図2:A3)。機能名検索結果の表示中で無かった場合は、キー入力記憶部41に入力データを格納する(図2:A4)。
【0024】
一方、機能名検索要求であった場合、キー入力情報がキー入力記憶部41に有るか否か判断する(図2:A5)。キー入力情報がキー入力記憶部41に有った場合は、第1の機能表示用データ記憶部43、第2の機能表示用データ記憶部44、キー入力記憶部41に格納されているデータの検索位置を示すデータポインタを初期化する(図2:A6)。
【0025】
キー入力情報がキー入力記憶部41に無かった場合は、第1の機能表示用データ記憶部43または第2の機能表示用データ記憶部44にデータが格納されている場合、格納されているデータを表示部3のLCDに出力し表示する。第1および第2の機能表示用データ記憶部43および44にデータが格納されていなかった場合は、該当データが無い旨のメッセージを表示部3のLCDに出力し、表示する(図2:A7)。
【0026】
第1の機能表示用データ記憶部43、第2の機能表示用データ記憶部44、キー入力記憶部41に格納されているデータの検索位置を示すデータポインタを初期化した後、キー入力記憶部41のデータと比較する領域を機能名記憶部42に設定する(図2:A8)。機能名を表示部3のLCDに表示する為のデータを格納する領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定する(図2:A9)。キー入力記憶部41に格納されているデータと比較する機能名が全て比較されたか否か判断する(図2:A10)。
【0027】
比較した結果、全ての機能名と比較していない場合、データを比較する領域の機能一覧とキー入力記憶部41に格納されているデータの検索位置を示すデータポインタが指し示す位置までのデータを比較する(図2:A11)。比較した結果、データが一致している機能が有ったか否か判断する(図2:A12)。一致するデータが有った場合、設定されている第1の機能表示用データ記憶部43に機能名を格納し、比較する機能一覧を更新する(図2:A13)。
【0028】
一致するデータが無い場合、比較する機能一覧を更新して機能名検索中か否か判断する(図2:A10)。機能名の比較が終了していた場合、キー入力記憶部に格納されているデータと機能名に一致したデータが有ったかどうか判断する(図2:A14)。一致したデータが有った場合、キー入力記憶部41に格納されているデータが全て比較されたか否か判断する(図2:A15)。判断した結果、キー入力記憶部41に格納されているデータが全て比較されていなかった場合、キー入力記憶部41に格納されているデータの検索位置を示すデータポインタを更新する(図2:A16)。
【0029】
前回に比較した結果、一致した機能名が格納されている領域が第1の機能表示用データ記憶部43かどうか判断する(図3:A17)。一致した機能名が格納されている領域が第1の機能表示用データ記憶部43であった場合、キー入力記憶部41のデータと比較する領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定する(図3:A18)。機能一覧を表示部3のLCDに表示するデータを格納している領域を第2の機能表示用データ記憶部44に設定する(図3:A19)。
【0030】
第2の機能表示用データ記憶部44を初期化し(図3:A20)、機能名検索中か否かの判断に移行する(図2:A10)。一致した機能名が格納されている領域が第2の機能表示用データ記憶部44であった場合、キー入力記憶部41のデータと比較する領域を第2の機能表示用データ記憶部44に設定する(図3:A21)。機能一覧を表示部3のLCDに表示するデータを格納している領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定する(図3:A22)。第1の機能表示用データ記憶部43を初期化し(図3:A23)、機能名検索中か否かの判断に移行する(図2:A10)。
【0031】
キー入力記憶部41に格納されているデータと機能名に一致したデータが有ったどうか判断し(図2:A14)、一致したデータが無かった場合、機能表示用データ記憶部に機能名が格納されているか否か判断する(図2:24)。機能表示用データ記憶部に機能名が格納されている場合、又はキー入力記憶部に格納されているデータと機能名に一致したデータが有り、且つキー入力記憶部41に格納されているデータが全て比較されていた場合、機能名が格納されている領域が第1の機能表示用データ記憶部43かどうか判断する(図3:A25)。
【0032】
一致した機能名が格納されている領域が第1の機能表示用データ記憶部43であった場合、該第1の機能表示用データ記憶部43に格納されている機能名データを表示部3のLCDに出力し、LCD表示する(図3:A26)。一致した機能名が格納されている領域が第2の機能表示用データ記憶部44であった場合、該第2の機能表示用データ記憶部44に格納されている機能名データを表示部3のLCDに出力し、LCD表示する(図3:A27)。
【0033】
機能表示用データ記憶部に機能名が格納されているか否か判断し(図2:A24)、格納されていなかった場合、該当するデータが無かった旨のメッセージを表示部3のLCDに出力し(図2:A28)、表示する。
【0034】
次に一例として、例えば着信に関する機能を検索するために、ユーザーがキー入力部1からキーワード「チャクシン」を入力して検索要求を行った場合の本実施形態の動作について説明する。
【0035】
キー入力部1より装置制御部2にキーデータ「チャクシン」が通知されると、通知を受けた装置制御部2は、キーデータが機能名検索要求か否かの判断を行う(図2:A1)が、この時点では検索要求ではなく、また機能名検索結果もないので、キー入力部1から入力されたキーワード「チャクシン」がキー入力記憶部41に格納される(図2:A4)。
【0036】
この状態でユーザーが機能名検索要求を指示する(図2:A1)と、キー入力情報がキー入力記憶部41に有るか否かが判断される(図2:A5)が、この場合キー入力記憶部41にはキー入力情報「チャクシン」が有るので、第1の機能表示用データ記憶部43、第2の機能表示用データ記憶部44が初期化(クリア)されるとともに、キー入力記憶部41に格納されているデータ「チャクシン」の検索位置を示すデータポインタが最初の文字「チ」の位置となるように初期化される(図2:A6)。
【0037】
次に、キー入力記憶部41のデータ「チ」と比較する領域を、本装置の機能名称が記憶されている機能名記憶部42に設定する(図2:A8)とともに、機能名を表示部3のLCDに表示する為のデータを格納する領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定(図2:A9)して機能名検索を行い、最初の文字が「チ」で始まる機能名データを第1の機能表示用データ記憶部43に格納する(図2:A10〜13)。
【0038】
機能名記憶部42内の、最初の文字が「チ」で始まる機能名データの検索が終了した時点(図2:A10)で、第1の機能表示用データ記憶部43にデータが格納されていればデータ一致した機能がある(図2:A14)ので、次に全キー入力データが比較されたか否かが判断される(図2:A15)が、この時点ではまだ最初のデータ「チ」が比較されただけであるので比較完了とはならず、キー入力記憶部41のデータポインタが「チャ」に更新される(図2:A16)。
【0039】
この時点で、データ「チ」で始まる機能名は全て第1の機能表示用データ記憶部43に格納されている(図3:A17)ので、次にキー入力記憶部41のデータ「チャ」と比較する領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定(図3:A18)し、機能名を表示部3のLCDに表示する為のデータを格納する領域を第2の機能表示用データ記憶部44に設定(図3:A19)するとともに第2の機能表示用データ記憶部44を初期化(図3:A20)した後、機能名検索を行い、データポインタが指し示す位置までのデータ「チャ」で始まる機能名データがあればそれを第2の機能表示用データ記憶部44に格納する(図2:A10〜13)。
【0040】
機能名記憶部42内の、最初の文字が「チャ」で始まる機能名データの検索が終了した時点(図2:A10)で、第2の機能表示用データ記憶部44にデータが格納されていればデータ一致した機能がある(図2:A14)ので、次に全キー入力データが比較されたか否かが判断される(図2:A15)が、この時点ではまだデータ「チャ」までが比較されただけであるので比較完了とはならず、キー入力記憶部41のデータポインタが「チャク」に更新される(図2:A16)。
【0041】
この時点で、データ「チャ」で始まる機能名は全て第2の機能表示用データ記憶部44に格納されている(図3:A17)ので、次にキー入力記憶部41のデータ「チャク」と比較する領域を第2の機能表示用データ記憶部44に設定(図3:A21)し、機能名を表示部3のLCDに表示する為のデータを格納する領域を第1の機能表示用データ記憶部43に設定(図3:A22)するとともに第1の機能表示用データ記憶部43を初期化(図3:A23)した後、機能名検索を行い、データポインタが指し示す位置までのデータ「チャク」で始まる機能名データを第1の機能表示用データ記憶部43に格納する(図2:A10〜13)。
【0042】
以下同様に、データポインタが指し示す位置までのデータ「チャクシ」、「チャクシン」についての機能名検索が実行されると、この例の場合、全キー入力データ「チャクシン」の比較が完了した時点(図2:A15)では、データ「チャクシン」で始まる機能名(例えば、着信音量、着信履歴、着信拒否等)は第1の機能表示用データ記憶部43に格納される(図3:A25)ので、この機能表示用データ記憶部43に格納されているデータが表示部3のLCDに表示される(図3:A26)。
【0043】
従って、ユーザーは表示された機能名(着信音量、着信履歴、着信拒否等)から所望の機能(例えば、着信履歴)をカーソル等を用いて指定することにより選択可能となる。
【0044】
上記検索途中に着信があって検索が中断された場合、それまでの検索結果は、第1または第2の機能表示用データ記憶部43または44に格納されており、その時点におけるデータポインタはキー入力記憶部41に格納されているので、終話後にそのデータポインタから検索を再開することができ、キーワード検索を最初からやり直す必要はない。
【0045】
また、最新の検索データは、その後第1または第2の機能表示用データ記憶部43または44に格納された状態となっており、キーワードを入力せずに機能名検索要求を実行すると、前回の検索データが表示部3のLCDに表示される(図2:A7)ので、検索結果を再度読み出す事が可能である。
【0046】
また実施例では、2つの機能表示用データ記憶部を設けているが、機能表示用データ記憶部として3個以上設けておき、古い検索データから順に更新するように制御すれば、最近検索した複数のキーワード検索結果を保存しておくことができ、再度検索を行わなくても速やかに所望の機能を設定することが可能となる。
【0047】
なお、実施例では携帯電話機に適用した場合について説明したが、本発明は携帯電話機のみならず、PHS等の機能が大量にある通信装置に利用することが出来る。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、キーワード入力によりすぐにその機能の設定画面を読み出す事が出来るとともに、設定が中断された場合であっても、再度キーワード入力を行うことなく検索結果を読み出すことができるので、中断された機能検索を中断時点から再開することができる。
【0049】
また、一度キーワードにより検索した最近のデータが保存されているので、当該機能に対する再度のキーワードによる検索を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 キー入力部
2 装置制御部
3 表示部
4 記憶装置部
41 キー入力記憶部
42 機能名記憶部
43 第1機能表示用データ記憶部
44 第2機能表示用データ記憶部
5 アンテナ
6 無線部
7 送受話部
8 着信報知部
Claims (10)
- キー入力部から入力されたキーワードにより移動体通信装置に備えられた機能を検索する移動体通信装置のメニュー検索方法において、
前記キー入力部から入力されたキーワードをキー入力記憶部に格納する第1のステップと
前記キーワードが格納されたキー入力記憶部のデータポインタを初期化し、該データポインタまでの前記キーワードデータを機能名記憶部に格納されているデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第1の機能表示用データ記憶部に格納する第2のステップと、
前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第2の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第1の機能表示用データ記憶部を初期化する第3のステップと、
前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第2の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第2の機能表示用データ記憶部を初期化する第4のステップと、
前記第3のステップと第4のステップを、前記キー入力記憶部のデータポインタを更新しながら交互に繰り返し、前記キー入力記憶部の最後のデータポインタにおける前記検索データが格納された前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部のデータを表示部に出力する第5のステップとからなることを特徴とする移動体通信装置のメニュー検索方法。 - 前記第2のステップにおいて前記一致したデータがないとき、前記表示部に該当データ無しを表示して前記検索を終了することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置のメニュー検索方法。
- 前記第3または第4のステップにおいて前記一致したデータが無くなったとき、該一致したデータが無くなったステップの直前のステップにおける一致したデータを格納している前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部のデータを読み出して前記表示部に表示して前記検索を終了することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置のメニュー検索方法。
- 着信により前記検索が中断されたとき、終話後に前記中断時点における前記キー入力記憶部のデータポインタから前記検索を再開することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の移動体通信装置のメニュー検索方法。
- 前記キーワードが入力されずに前記キーワード検索要求がなされたとき、前記表示部に前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部に格納されている前回のデータを表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動体通信装置のメニュー検索方法。
- 移動体通信装置のキー入力部から入力されたキーワードにより前記移動体通信装置に備えられた機能名記憶部に格納されている機能名を検索する処理を前記移動体通信装置に備えられた装置制御部に実行させるためのメニュー検索プログラムであって、
前記キー入力部から入力されたキーワードをキー入力記憶部に格納する第1のステップと
前記キーワードが格納されたキー入力記憶部のデータポインタを初期化し、該データポインタまでの前記キーワードデータを前記機能名記憶部に格納されているデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第1の機能表示用データ記憶部に格納する第2のステップと、
前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを第2の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第1の機能表示用データ記憶部を初期化する第3のステップと、
前記キー入力記憶部のデータポインタを更新し、該更新されたデータポインタまでの前記キーワードデータを前記第2の機能表示用データ記憶部に格納されたデータと比較することにより検索を行い、一致したデータを前記第1の機能表示用データ記憶部に格納するとともに前記第2の機能表示用データ記憶部を初期化する第4のステップと、
前記第3のステップと第4のステップを、前記キー入力記憶部のデータポインタを更新しながら交互に繰り返し、前記キー入力記憶部の最後のデータポインタにおける前記検索データが格納された前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部のデータを表示部に出力する第5のステップとを有することを特徴とする移動体通信装置のメニュー検索プログラム。 - 前記第2のステップにおいて前記一致したデータがないとき、前記表示部に該当データ無しを表示して前記検索処理を終了するステップを有することを特徴とする請求項6に記載の移動体通信装置のメニュー検索プログラム。
- 前記第3または第4のステップにおいて前記一致したデータが無いとき、該一致したデータが無いステップの直前のステップにおける一致したデータを格納している前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部のデータを読み出すステップと、該読み出したデータを前記表示部に表示して前記検索処理を終了するステップを有することを特徴とする請求項6に記載の移動体通信装置のメニュー検索プログラム。
- 着信により前記検索処理が中断されたとき、終話後に前記中断時点における前記キー入力記憶部のデータポインタから前記検索処理を再開するステップを有することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の移動体通信装置のメニュー検索プログラム。
- 前記キーワードが入力されずに前記キーワード検索要求がなされたとき、前記表示部に前記第1または第2のいずれか一方の機能表示用データ記憶部に格納されている前回のデータを表示するステップを有することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の移動体通信装置のメニュー検索プログラム。
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