JP3698522B2 - 照明器具取付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井に設けられた引掛シーリングや引掛埋込ローゼット等の引掛型天井配線器具に照明器具を取り付けるための照明器具取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来一般に用いられている照明器具取付構造を示す斜視図である。図において、天井に設けられている引掛シーリング101に照明器具の器具本体部103を取り付けるには、まず、円盤状の照明器具取付装置102を引掛シーリング101に取り付ける。次に、器具本体部103の嵌合筒部104を照明器具取付装置102に外挿する。嵌合筒部104の内側には図示しないばねで内方に付勢された一対の爪105が設けられており、この爪105が照明器具取付装置102と係合して器具本体部103は保持される。爪105は照明器具取付装置102へ円滑に外挿されるように先端部がテーパ加工され、また、操作レバー106により強制的に開くように構成されている。
【0003】
図11は上記照明器具取付装置102を斜め下方から見た斜視図である。照明器具取付装置102の上面には引掛型天井配線器具に引掛接続するための一対の栓刃107が設けられている。また、側面の周方向には溝102aが形成され、ここに略C字状(図12参照)のリング108が装着されている。リング108は取り外しが可能であり、引掛型天井配線器具の種類に合わせて着脱される。
例えば引掛型天井配線器具が図10に示すような引掛シーリング(完全露出型)101である場合は、リング108を装着した状態で器具本体部103を取り付ける。この場合、爪105はリング108の外周面上を乗り越えて照明器具取付装置102の上面に達し、ここに係合する。これにより器具本体部103が保持される。
一方、引掛型天井配線器具が、天井からの突出長が引掛シーリングより短い引掛埋込ローゼット(半埋込型)である場合は、リング108を取り外して溝102aを塞がない状態にする。この場合、嵌合筒部104を照明器具取付装置102に外挿すると、爪105が溝102aに係合する。従って、その位置で器具本体部103を安定保持することが可能になる。
【0004】
このようにして、リング108の着脱により、高さ方向における、器具本体部103の取付位置を調節することができるように構成されている。この結果、引掛型天井配線器具の種類に関わらず、器具本体部103の上部と天井との距離を略一定に保つことができる。この器具本体部103の上部と天井との間には、器具本体部103のがたつきを抑えるためのスペーサ(虫よけを兼用したもの)が取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の照明器具取付装置では、取付作業者がリング108の着脱を間違える場合があった。例えば、引掛型天井配線器具が引掛シーリングであるにもかかわらず、取付作業者が誤ってリング108を外してしまった場合には、器具本体部103の取付はできるものの、その上面と天井との距離が適正値より大きくなる。この結果、特に横引きスイッチ(スイッチひもが水平に張架されてから垂下したもの)を備えた照明器具の場合、スイッチ操作によって器具本体部103が揺動して不安定になる。逆に、引掛型天井配線器具が引掛埋込ローゼットであるにもかかわらず、リング108を外さなかった場合は、器具本体部103が取り付けられなくなる。
このように、取付作業者がリング108の着脱を間違えると、照明器具の適正な取付ができなくなるという問題点があった。
【0006】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、取付作業者の注意力に依存することなく、常に確実に器具本体部の適正な取付ができる照明器具取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明器具取付装置は、天井からの突出長が相異なる少なくとも2種類の引掛型天井配線器具に接続される照明器具取付装置であって、一の突出長をH1、他の突出長をH2とした場合において、引掛型天井配線器具に引掛接続する栓刃を端面に有し、かつ、照明器具本体の重量が負荷される係合部と係合して当該照明器具本体を支持する少なくとも2段の支持部の支持段を有するとともに、引掛型天井配線器具に引掛接続された状態において天井から当該2段の支持段までの距離の差が(H1−H2)である第1の取付部材と、前記第1の取付部材と係合するとともに、この第1の取付部材に対して、天井面と直交する方向に所定範囲で移動可能であって、一の引掛型天井配線器具とは干渉せず、他の引掛型天井配線器具と干渉する端部を有する第2の取付部材と、自由な状態において前記端部が前記端面より突出した状態に維持すべく、前記第2の取付部材を前記第1の取付部材に対して相対的に付勢する弾性体とを備え、前記第1の取付部材が前記一の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき前記第2の取付部材は下段側の支持段を隠して上段側の支持段が現れた状態とし、また、前記第1の取付部材が前記他の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき前記第2の取付部材の前記端部が前記弾性体に抗して押されることにより、前記第2の取付部材は前記第1の取付部材に対して移動し、この移動に基づいて、下段側の支持段が現れた状態とすることを特徴とするものである。
【0008】
このように構成された照明器具取付装置においては、第1の取付部材が一の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき下段側の支持段が隠れて上段側の支持段が現れた状態となり、他方、第1の取付部材が他の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき第2の取付部材が第1の取付部材に対して移動し、この移動に基づいて、下段側の支持段が現れた状態となる。従って、引掛型天井配線器具の種類による天井面からの突出長の差が、天井から支持段までの距離の差によって相殺され、照明器具の器具本体部と天井面との距離を一定に保つことができる。
【0011】
また、上記照明器具取付装置(請求項1)において、前記端部は、第2の取付部材の外周に設けられたリング部であってもよい(請求項2)。
このように構成された照明器具取付装置においては、リング部は、それ自身の内径より小さい外形寸法の引掛型天井配線器具には干渉せず、当該内径より大きい外形寸法の引掛型天井配線器具のみと干渉する。従って、外形寸法に応じて引掛型天井配線器具の種類を自動判別することができる。
【0012】
また、上記照明器具取付装置(請求項1)において、第1の取付部材は複数個に分割されたセグメント部を有し、第2の取付部材はこれら複数のセグメント部の間隙に装填される形状を有することにより、互いに嵌合するものであってもよい(請求項3)。
このように構成された照明器具取付装置においては、互いに嵌合した状態における第1の取付部材及び第2の取付部材の、天井面と直交する方向における寸法が比較的小さく、嵌合状態も安定している。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜9は、本発明の一実施形態による照明器具取付装置に関する図面である。まず、図3〜7に基づいて、照明器具取付装置の構造について説明する。
図3は、照明器具取付装置を構成する1部材である固定側取付具1を示す図であり、(a)は平面図、(b)は一部断面図を含む側面図、(c)は底面図である。固定側取付具1は、その上面に、引掛型天井配線器具に引掛接続される一対の栓刃11及び回り止め12の先端部分がそれぞれ突出して設けられている。一方、下面には、栓刃11と接続された一対のリード線端子13(リード線の図示は省略する。)及び後述する他の部材との嵌合部14等が設けられている。また、回り止め12の軸部分が露出している。ねじ孔1aは、固定側取付具1を上下に貫通して設けられている。
【0014】
固定側取付具1は、(a)に示すように、上面側は円形の天板部1bを成している。一方、天板部1bを除く下面側は、(c)に示すように、4つのセグメント部1cから構成されている。そして、周方向に隣接するセグメント間には90度間隔で放射状に直線の溝空間1dが形成されている。また、セグメント部1cと嵌合部14との間には円形の溝空間1eが形成されている。(b)に示すようにセグメント部1cの側面外周は凹凸があり、中間の外周突起部を形成する支持部1f及び下部の外周突起部を形成する支持部1gは、照明器具を支える機能を有している(詳細は後述する。)。なお、支持部1fの上面と支持部1gの上面との間の距離dHは、本実施形態において照明器具取付装置の取付対象とする引掛型天井配線器具である引掛シーリングと引掛埋込ローゼットとの天井面からの突出長の差に相当する。
【0015】
次に、図4は、照明器具取付装置を構成する他の部材である可動側取付具2を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は(b)における図形の中心を通って紙面を真横に切るに相当する切断面から見た断面図である。
(b)に示すように、可動側取付具2は、中央の円筒状部2a、そこから4方外方に90度間隔で延びる平板状部2b、並びに、外周リング状部2c及び2dにより構成されている。これにより、平面的に見ると、中心部が円形の空間2eとなり、その回りに4つのセグメント形状の空間2fが形成されている。円筒状部2aは固定側取付具1の嵌合部14(図3)を嵌挿させることが可能な内径を有しており、また、セグメント形状の空間2fは固定側取付具1のセグメント部1cを嵌挿させる大きさと配置で形成されている。
【0016】
次に、図5は、照明器具取付装置を構成するさらに他の部材である固定側補助取付具3を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。(a)及び(b)に示すように、固定側補助取付具3の上面には、後述するばねを受けるためのばね受け部3a、ねじ孔3b、及び、回り止め12の軸部分(図3の(c)参照)を通すための孔3c等が設けられている。一方、下面には、(b)及び(c)に示すように、引掛型天井配線器具に栓刃11(図3)を引掛接続するときの捻回操作のためのつまみ部3cが設けられている。また、(c)に示すように、つまみ部3cの側面に操作ボタン31が設けられており、この操作ボタン31の機構が回り止め12の軸部分と係合するように配置されている。
【0017】
なお、全体としては、固定側取付具1及び固定側補助取付具3は、照明器具を支持する支持部を有する第1の取付部材を構成する。また、可動側取付具2は第1の取付部材に対して、天井面と直交する方向に所定範囲で移動可能な第2の取付部材を構成する。
【0018】
上記のように構成された各部は、図6に示すように組み立てられる。すなわち、可動側取付具2の上方から固定側取付具1を挿入し、下方からばね4を介して固定側補助取付具3を装着する。このとき、可動側取付具2の円筒状部2a及び平板状部2b(図4)はそれぞれ固定側取付具1の空間1e及び1d(図3)に入り込む。そして、全体をねじ5とナット6とによって締結する。ねじ4は、固定側取付具1内の溝空間1e(図3)と固定側補助取付具3のばね受け部3aとによって形成される空間に装着される。
組立完成状態を図7に示す。この状態において、可動側取付具2は固定側取付具1の天板部1b(図3)と固定側補助取付具3との間に挟み込まれており、ばね4は自由な状態である。可動側取付具2は、取付面(すなわち天井)に対して直交する方向に一定範囲でばね4に抗して上下動が可能である。可動側取付具2の外周リング状部2cは固定側取付具1の天板部1bより上方へ突出している。組立状態において、固定側取付具1と可動側取付具2とは、固定側取付具1のセグメント部1c及び嵌合部14が、それぞれ可動側取付具2の空間2f及び円筒状部2aに嵌挿されるので、天井面と直交する方向における全体寸法が比較的小さくなり、また、嵌合状態も安定している。
【0019】
次に、以上のようにして組み立てられた照明器具取付装置を、引掛型天井配線器具に取り付ける場合の動作について説明する。
図8は、引掛型天井配線器具が引掛シーリング7である場合の照明器具取付装置50の取付状態を示す側面図である。引掛シーリング7は引掛埋込ローゼットと比較すると、天井8からの突出長(すなわち高さ)H1が大きく、全幅W及び全長Lは比較的小さい。この全長L及び全幅Wともに可動側取付具2の外周リング状部2cの内径より小さい。従って、引掛シーリング7に照明器具取付装置50を取り付けても外周リング状部2cはどこにも干渉しない。すなわち、照明器具取付装置50は図7に示す組立状態のまま取り付けされ、支持部1fの上面側に凹部Aが現れた状態となる。このときの天井面から支持部1fの上面(支持段)までの距離をHcとする。
【0020】
図9は、引掛型天井配線器具が引掛埋込ローゼット9である場合の照明器具取付装置50の取付状態を示す側面図である。引掛埋込ローゼット9は円盤状であり、引掛シーリング7と比較すると、天井8からの突出長H2が小さく、直径Dは比較的大きい。この直径Dは可動側取付具2の外周リング状部2cの外径より大きい。従って、引掛埋込ローゼット9に照明器具取付装置50を取り付けるためには、外周リング状部2cが引掛埋込ローゼット9に当接した状態からさらに装置を押し上げて栓刃11(図3)が引掛埋込ローゼット9の電極孔(図示せず)に届くようしなければならない。こうすることにより、必然的に外周リング状部2cはばね4に抗して相対的に押し下げられ、図に示す状態になる。外周リング状部2cが押し下げられたことで固定側取付具1と可動側取付具2との相対的な位置関係が変化し、支持部1fが相対的に上昇して、支持部1fと支持部1g(外周リング状部2dと上面が実質的に面一の状態)との間の凹部Bが現れた状態となる。このときの天井面から支持部1gの上面(支持段)までの距離Hrは、前述のHcとの比較において、引掛シーリング7と引掛埋込ローゼット9との突出長の差(H1−H2)の分が減少要因となるが、支持部1fと1gとの上面高さ位置の差dH(図3)が増加要因となる。ここで、前述のようにdHは引掛シーリング7と引掛埋込ローゼット9との天井面からの突出長の差に相当するので、dH=H1−H2である。従って、増加要因と減少要因が相殺し、結局、距離Hr=Hcとなる。
【0021】
図1及び図2は、引掛型天井配線器具に取り付けられた照明器具取付装置50に照明器具の器具本体部51を装着した状態を示す断面図であり、図1は、引掛型天井配線器具が引掛シーリング7である場合を、また図2は引掛型天井配線器具が引掛埋込ローゼット9である場合を、それぞれ示している。
図1において、器具本体部51は筐体部52と、その上部に取り付けられた天板部53と、先端部がテーパ加工され、筐体部52からばね54により内側方向に付勢された係合部55とを備えている。器具本体部51を含む照明器具全体の重量は係合部55に負荷される。器具本体部51を照明器具取付装置50に取り付けるには、図8に示した照明器具取付装置50の取付完了状態から器具本体部51を下方から外挿する。これにより、係合部55が固定側補助取付具3に当接してばね54に抗して外方へ拡げられる。こうして器具本体部51の上昇とともに係合部55は固定側補助取付具3を乗り越え、続いて、固定側取付具1の支持部1g、可動側取付具2の外周リング状部2d及び固定側取付具1の支持部1fを次々と乗り越える。最終的に支持部1fを乗り越えたところで係合部55は「カチッ」と音を発しながら凹部Aに嵌合する。これにより器具本体部51は照明器具取付装置50に確実に保持される。天井8の天井面と天板部53の外周最上面との間には隙間Xcが形成され、ここには虫よけ兼用のスペーサ56が取り付けられる。
【0022】
一方、図2に示すように引掛型天井配線器具が引掛埋込ローゼット9である場合においては、器具本体部51の上昇とともに係合部55は固定側補助取付具3を乗り越え、続いて、可動側取付具2の外周リング状部2dを乗り越える。ここで係合部55は「カチッ」と音を発しながら凹部Bに嵌合する。これにより器具本体部51は照明器具取付装置50に確実に保持される。天井8の天井面と天板部53の外周最上面と形成される隙間Xrは、前述のように、引掛シーリング7の場合の天井面から支持部1f上面までの距離Hc(図8)と引掛埋込ローゼット9の場合の天井面から支持部1gの上面までの距離Hrが実質的に等しいことにより、引掛シーリング7の場合の隙間Xcと実質的に等しい。すなわち、引掛型天井配線器具が引掛シーリング7であるか引掛埋込ローゼット9であるかに関わらず、天板部53と天井面との隙間は一定である。従って、一定のスペーサ等を設けることにより、常に、器具本体部51を安定して取り付けることができる。
【0023】
なお、本実施形態においては、照明器具取付装置の取り付け対象を、引掛シーリング及び引掛埋込ローゼットとしたが、他の種類の引掛型天井配線器具にも適用できることはいうまでもない。また、支持部1f及び1gの他にさらに支持部を設ければ、3以上の種類の引掛型天井配線器具に対しても、照明器具を一定の取付状態に取り付けることが可能である。また、ばね4の代わりに他の弾性体を用いることも可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1の照明器具取付装置によれば、第1の取付部材が一の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき下段側の支持段が隠れて上段側の支持段が現れた状態となり、他方、第1の取付部材が他の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき第2の取付部材が第1の取付部材に対して移動し、この移動に基づいて、下段側の支持段が現れた状態となるので、引掛型天井配線器具の種類による天井面からの突出長の差が、天井から支持段までの距離の差によって相殺され、照明器具の器具本体部と天井面との距離を一定に保つことができる。従って、常に確実に器具本体部を一定の状態に取り付けることができる。
【0027】
請求項2の照明器具取付装置によれば、リング部は、それ自身の内径より小さい外形寸法の引掛型天井配線器具には干渉せず、当該内径より大きい外形寸法の引掛型天井配線器具のみと干渉するので、外形寸法に応じて引掛型天井配線器具の種類を自動判別することができる。従って、取付作業者は引掛型天井配線器具の種類に違いを特に意識することなく、確実に照明器具取付装置を取り付けることができる。
【0028】
請求項3の照明器具取付装置によれば、互いに嵌合した状態における第1の取付部材及び第2の取付部材の、天井面と直交する方向における寸法が比較的小さく、嵌合状態も安定しているので、コンパクトで丈夫な照明器具取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引掛シーリングに取り付けられた本発明の照明器具取付装置に、照明器具の器具本体部を取り付けた状態を示す断面図である。
【図2】引掛埋込ローゼットに取り付けられた本発明の照明器具取付装置に、照明器具の器具本体部を取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】本発明の照明器具取付装置を構成する固定側取付具を示す平面図、一部断面を含む側面図及び底面図である。
【図4】本発明の照明器具取付装置を構成する可動側取付具を示す側面図、平面図及び断面図である。
【図5】本発明の照明器具取付装置を構成する固定側補助取付具を示す平面図、断面図及び底面図である。
【図6】図3〜5に示した部材の組立過程を示す図である。
【図7】図6に示す組立過程を経て組み立てられた照明器具取付装置の側面図である。
【図8】上記照明器具取付装置を引掛シーリングに取り付けた状態を示す側面図である。
【図9】上記照明器具取付装置を引掛埋込ローゼットに取り付けた状態を示す側面図である。
【図10】従来の照明器具取付装置により照明器具を取り付ける状態を示す斜視図である。
【図11】従来の照明器具取付装置の斜視図である。
【図12】従来の照明器具取付装置に取り付けられているリングの斜視図である。
【符号の説明】
1 固定側取付具
1b 天板部
1c セグメント部
1f,1g 支持部
2 可動側取付具
2c,2d 外周リング状部
2f 空間
3 固定側補助取付具
4 ばね
7 引掛シーリング
8 天井
9 引掛埋込ローゼット
11 栓刃
50 照明器具取付装置
51 器具本体部
55 係合部
Claims (3)
- 天井からの突出長が相異なる少なくとも2種類の引掛型天井配線器具に接続される照明器具取付装置であって、一の突出長をH1、他の突出長をH2とした場合において、
引掛型天井配線器具に引掛接続する栓刃を端面に有し、かつ、照明器具本体の重量が負荷される係合部と係合して当該照明器具本体を支持する少なくとも2段の支持部の支持段を有するとともに、引掛型天井配線器具に引掛接続された状態において天井から当該2段の支持段までの距離の差が(H1−H2)である第1の取付部材と、
前記第1の取付部材と係合するとともに、この第1の取付部材に対して、天井面と直交する方向に所定範囲で移動可能であって、一の引掛型天井配線器具とは干渉せず、他の引掛型天井配線器具と干渉する端部を有する第2の取付部材と、
自由な状態において前記端部が前記端面より突出した状態に維持すべく、前記第2の取付部材を前記第1の取付部材に対して相対的に付勢する弾性体とを備え、
前記第1の取付部材が前記一の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき前記第2の取付部材は下段側の支持段を隠して上段側の支持段が現れた状態とし、また、前記第1の取付部材が前記他の引掛型天井配線器具に引掛接続されたとき前記第2の取付部材の前記端部が前記弾性体に抗して押されることにより、前記第2の取付部材は前記第1の取付部材に対して移動し、この移動に基づいて、下段側の支持段が現れた状態とする
ことを特徴とする照明器具取付装置。 - 前記端部は、前記第2の取付部材の外周に設けられたリング部であることを特徴とする請求項1記載の照明器具取付装置。
- 前記第1の取付部材は複数個に分割されたセグメント部を有し、前記第2の取付部材はこれら複数のセグメント部の間隙に装填される形状を有することにより、互いに嵌合することを特徴とする請求項1記載の照明器具取付装置。
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