JP3698089B2 - 組電池の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、組電池を構成するセルの電圧を検出する電圧検出回路の故障時に組電池の制御を行う組電池の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気自動車およびハイブリッド車に搭載される駆動用電池には、複数の単位電池(以下ではセルと呼ぶ)から構成される組電池が用いられる。組電池の各セルはモジュールと呼ばれる所定数のセルごとに区分(ひとまとめをモジュール電池と呼ぶ)され、各モジュール電池ごとに設けられたセルコントローラによってモジュールを構成するセルが管理される。また、各セルコントローラを制御して組電池を管理するバッテリーコントローラが設けられており、セルコントローラおよびバッテリーコントローラ間はシリアル通信により相互にデータが送受信される。充放電の際、バッテリーコントローラはセルコントローラから送信されるセル電圧データに基づいて充放電制御を行う。従って、各セルコントローラは、セル電圧を検出するための電圧検出回路を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の組電池の制御装置においては、電圧検出回路に故障が発生していると判断されたときは、ドライバに故障を報知するとともに、組電池からの電力の供給を停止して車両の駆動を停止する制御を行っていた。従って、組電池は故障していないにも関わらず、組電池からの電力の供給を停止していたため、車両が走行できなくなってしまうという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、組電池の保護を図りつつ、電圧検出回路が故障と判断された場合にも組電池からの電力の供給を停止させずに、電力を有効に活用することができる組電池の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図1および図2を参照して本発明を説明する。
(1)請求項1の発明は、複数のセルC1〜C8を直列に接続して構成される組電池Bと、複数のセルC1〜C8ごとに設けられてセルの電圧を検出する複数の電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8と、電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8の故障の有無を検出する故障検出回路B/Cと、複数の電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8ごとに設けられて、電圧検出回路と対応するセルとの接続/非接続を切り替えるスイッチ回路SWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8と、故障検出回路B/Cにより電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8の故障が検出されたときは、故障が検出された電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8と対応するセルとを非接続にするように、スイッチ回路SWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8を制御する一方、組電池Bからの電力供給を継続して可能とする制御回路B/Cと、電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8に故障が生じる前に検出されたセルの電圧分布と、故障が生じた後に故障が生じていない電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8により検出されたセルC1〜C8の電圧分布とに基づいて、非接続とされたセルC1〜C8の電圧を推定する電圧推定回路B/Cとを備えることにより、上記目的を達成する。
(2)請求項2の発明は、請求項1の組電池の制御装置において、組電池Bの温度を検出する温度検出回路Tをさらに備え、制御回路B/Cは、温度検出回路Tにより検出された組電池Bの温度が所定の温度以上であるときは、組電池Bの出力および回生充電の制限を行うことを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2の組電池の制御装置において、電圧推定回路A1〜A8,D1〜D8は、組電池Bの出力および回生充電の制限後にセルC1〜C8の電圧を推定することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの組電池の制御装置において、電圧検出回路A1〜A8,D1〜D8により検出されたセルC1〜C8の電圧に基づいて過充電または過放電の有無を検出する過充電/過放電検出装置B/Cと、複数のセルC1〜C8ごとに設けられて、組電池BからセルC1〜C8を切り離すことができる切り離し回路SWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8とをさらに備え、制御回路B/Cは、過充電/過放電検出装置B/Cにより検出された過充電または過放電であるセルC1〜C8を切り離し回路SWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8により切り離すとともに、切り離されたセル数に基づいて組電池Bの出力および回生充電の制限を行うことを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項4の組電池の制御装置において、過充電/過放電検出装置A1〜A8,D1〜D8によって、セルの過充電または過放電が検出された回数を計測する計測装置B/Cをさらに備え、制御回路B/Cは、計測装置B/Cによって計測された、セルの過充電または過放電が検出された回数が所定の回数未満のときに、過充電または過放電であるセルC1〜C8の切り離しを行うことを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項5の組電池の制御装置において、制御回路B/Cは、計測装置B/Cによって計測された、セルの過充電または過放電が検出された回数が所定の回数以上のときに、組電池Bからの電力の供給を停止することを特徴とする。
【0006】
なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態の図1および図2と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)請求項1〜6の発明によれば、セルごとに設けられてセルの電圧を検出する電圧検出回路の故障が故障検出回路により検出されたときは、電圧検出回路と対応するセルとをスイッチ回路により非接続にする一方、組電池からの電力供給を継続して可能とする。また、電圧検出回路に故障が生じる前に検出されたセルの電圧分布と、故障が生じた後に故障が生じていない電圧検出回路により検出されたセルの電圧分布とに基づいて、電圧検出回路と切り離されたセルの電圧を推定するので、電圧検出回路が切り離された後もセルの電圧を推定してセルの管理を行うことができる。
(2)請求項2の発明によれば、組電池の温度が所定温度以上であるときは、組電池の出力および回生充電の制限を行うので、組電池を保護することができる。
(3)請求項3の発明によれば、組電池の出力および回生充電の制限後にセルの電圧を推定するので、電圧の推定精度を向上させることができる。
(4)請求項4の発明によれば、過充電または過放電であるセルを切り離すとともに、切り離したセル数に基づいて組電池の出力および回生充電の制限を行うので、過充電または過放電であるセルが存在する場合でも、組電池からの電力の供給を停止させなくてもよく、かつ、組電池を保護することができる。
(5)請求項5の発明によれば、過充電または過放電の回数が所定の回数未満のときに、過充電または過放電のセルの切り離しを行うので、組電池の安全性を確保することができる。
(6)請求項6の発明によれば、過充電または過放電の回数が所定の回数以上のときに、組電池からの電力の供給を停止するので、組電池の安全性を確保することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による組電池の制御装置の一実施の形態の全体構成図である。組電池Bは、電気自動車に搭載されるものとして説明する。図1において、組電池Bは40個のセルC1〜C40が直列に接続されたものであり、セルC1〜C40は8個ずつまとめられて5つのモジュール電池M1〜M5を構成している。なお、組電池Bおよび各モジュール電池を構成するセルの数は、本説明による数量に限定されるものではない。5つのモジュール電池M1〜M5には、それぞれセルコントローラC/C1、C/C2、…、C/C5が接続されている。5つのセルコントローラC/C1〜C/C5は、それぞれCPU、ROMおよびRAMを有し、モジュール電池Mnごとにモジュール電池Mn内の8個のセルを管理する。ここで、nは1〜5の整数である。
【0009】
セルコントローラC/Cnは、後述する電圧検出回路によりセル電圧検出時に各モジュール電池Mn内の8個のセルのそれぞれの電圧を検出する。また、セルコントローラC/Cnは、各モジュール電池Mn内の8個のセルのそれぞれを容量調整するための信号を出力する。セルの容量調整については後述する。セルコントローラC/Cnが作動するための電力は、それぞれ対応する各モジュール電池Mnから供給される。
【0010】
5つのセルコントローラC/C1〜C/C5は、バッテリコントローラB/Cによって管理される。バッテリコントローラB/Cは、CPU、ROM、RAMおよび不図示の通信インターフェイス回路を備えている。通信インターフェイス回路は、シリアル通信により各セルコントローラC/C1〜C/C5と通信を行う。バッテリコントローラB/Cは、このシリアル通信を用いて各セルコントローラC/C1〜C/C5を制御する一方、各セルコントローラC/C1〜C/C5から電池情報と故障診断情報とを受信する。
【0011】
電池情報は、セル電圧検出時に各セルコントローラC/C1〜C/C5の電圧検出回路によって検出される各モジュール電池Mn内のセルの電圧値である。受信した電池情報は、バッテリコントローラB/CのRAMに記憶され、セルコントローラC/C1〜C/C5の制御に利用されたり、不図示の容量計の容量表示等に利用される。故障診断情報は、故障診断によって異常が検出された場合の異常フラグである。
【0012】
バッテリコントローラB/Cからは、5つのセルコントローラC/C1〜C/C5のそれぞれに対し、各モジュール電池Mnを構成する各セルの容量調整を行うための信号が出力される。バッテリコントローラB/Cはさらに、不図示の容量計の容量表示を行うための電池容量や電池劣化状態の演算を行うとともに、演算された電池容量や電池劣化状態等の信号を、トルクプロセッシングコントローラTPCに出力する。
【0013】
なお、セルコントローラC/C1〜C/C5は、バッテリコントローラB/Cからオン信号が送信されることにより電源がオンとなり、オフ信号が送信されることにより電源がオフとなる。バッテリコントローラB/Cは、車両の起動時に電源がオンとなり、また、組電池Bが図示しない外部充電器からの充電に連動してオン/オフされる。
【0014】
トルクプロセッシングコントローラTPCは、CPU、ROM、RAMを備え、車両を制御する。トルクプロセッシングコントローラTPCには、アクセル操作量を出力するアクセルセンサASと、ブレーキ操作量を出力するブレーキセンサBSと、故障を報知するディスプレイDPとブザーBZとともに、モータコントローラM/Cが接続されている。モータコントローラM/Cは、CPU、ROM、RAMを備え、図示しない車両駆動用モータを制御する。
【0015】
図2は、セルコントローラC/C1内の回路ブロック図である。ここではセルコントローラC/C1を例に上げて説明するが、他のセルコントローラC/C2〜C/C5もセルコントローラC/C1と同様である。セルコントローラC/C1は、モジュール電池M1と接続されている。モジュール電池M1は8つのセルC1〜C8が直列に接続されて構成されている。セルコントローラC/C1は、中央演算処理回路(以下、マイコン)CPUと、16個の差動増幅部A1〜A8,D1〜D8と、8つの容量調整回路E1〜E8と、常開スイッチSWa1〜SWa8,常閉スイッチSWb1〜SWb8,常閉スイッチSWc1〜SWc8と、電流センサAと、温度センサTとを有する。容量調整回路E1〜E8には、それぞれ容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8と、抵抗器R1〜R8とが設けられている。
【0016】
セル電圧検出スイッチSWc1〜SWc8は、それぞれマイコンCPUからセル電圧検出時に送られるオン信号によってオンされ、故障診断時に送られるオフ信号によってオフされる。差動増幅部A1〜A8,D1〜D8は、各セルC1〜C8ごとに二つずつ設けられており、電圧検出回路として機能する。例えば、セルC1には差動増幅部A1とD1とが設けられている。このそれぞれの差動増幅部AnとDnとによって、セルCnの電圧値Va1〜Va8,Vd1〜VD8がそれぞれ検出される。検出されたそれぞれの電圧値は、マイコンCPUに送信されて、電圧検出回路の故障診断に用いられる。
【0017】
マイコンCPUにはA/D変換回路が内蔵されており、差動増幅部A1〜A8から出力される検出電圧Va1〜Va8と、差動増幅部D1〜D8から出力される検出電圧Vd1〜Vd8とをデジタル信号に変換する。マイコンCPUは、デジタル変換した検出データに基づいてセルC1〜C8の管理と電圧検出回路の故障診断とを行う。電圧検出回路の故障診断では、2つの差動増幅部AnとDnとによって検出された電圧値(電圧検出データ)の差が所定値Vng以上の場合に、差動増幅部AnおよびDnのいずれかに故障が生じたと判断する。例えば、電圧Va3とVd3との差が所定値Vng以上であれば、差動増幅部A3とD3のいずれかに故障が生じたと判断する。故障が生じたと判断されたときは、スイッチSWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8の切り替えを行うことにより、故障が生じた電圧検出回路を切り離す。各スイッチの切り替え方法については後述する。
【0018】
なお、マイコンCPUには、通信インターフェイス回路も内蔵されている。マイコンCPUは、セルC1〜C8の電池情報と差動増幅部A1〜A8,D1〜D8の診断情報とをシリアル通信によりバッテリコントローラB/Cに送信する。送信端子がTx、受信端子がRxである。また、温度センサTで検出される組電池Bの温度と、電流センサAで検出される、組電池Bに流れる充放電電流もマイコンCPUに入力される。
【0019】
容量調整回路E1〜E8は、セルC1〜C8を放電させることができる。容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8は、マイコンCPUから送られるオン信号によってオンされ、オフ信号によってオフされる。容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8がオンされると、対応する抵抗器R1〜R8を介してセルC1〜C8が放電される。マイコンCPUは、上述した電圧検出データからセルの容量のばらつき(詳しくはC1〜C8の平均値より高い電圧を示す)を判断したセルに対し、このセルに対応する容量調整回路スイッチをオンして放電させる。
【0020】
図3,図4は、バッテリコントローラB/CのマイコンCPUで行われる処理の流れを示す一実施の形態のフローチャートであり、車両の起動時および組電池Bの充電開始時にスタートする。ステップS10では、イグニッションスイッチがオンされたか否かを判定する。イグニッションスイッチがオンであると判定するとステップS20に進み、オンされていないと判定すると本処理を終了する。ステップS20では、セルコントローラC/Cの電圧検出回路を用いて各セルの電圧を検出する。検出した全てのセル電圧がバッテリコントローラB/Cに送信されると、ステップS30に進む。
【0021】
ステップS30では、温度センサTにより組電池Bの温度を検出する。検出した組電池Bの温度がバッテリコントローラB/Cに送信されると、ステップS40に進む。ステップS40では、ステップS30で検出された組電池Bの温度に基づいて、組電池Bが異常であるか否かを判定する。例えば、端子間が短絡して組電池Bの温度が所定値以上である場合には、組電池Bに異常が発生していると判定する。組電池Bの温度が異常、すなわち組電池Bに異常が発生していると判定するとステップS50に進み、異常が発生していないと判定するとステップS60に進む。
【0022】
ステップS50では、組電池Bの保護のために組電池Bから供給する電力の制限、および図示しないモータからの回生電力を制限するために、トルクプロセッシングコントローラTPCに出力/回生制限を行う旨の信号を送出する。この信号を受信したトルクプロセッシングコントローラTPCは、出力/回生制限を行うようにモータコントローラM/Cに指令を出し、指令を受けたモータコントローラM/Cがモータ(不図示)の制御を行うことにより、組電池Bの出力/回生の制限が行われる。組電池Bの出力/回生の制限を行う旨の信号を送出するとステップS60に進む。
【0023】
ステップS60では、各セルの電圧検出回路に故障があるか否かを判定する。故障の検出は、上述したようにセルコントローラC/CnのマイコンCPUにて行われ、2つの差動増幅部AnとDnとによって検出された電圧値の差が所定値Vng以上の場合に、差動増幅部A1およびD1のいずれかに故障が生じたと判断する。セルコントローラC/Cnから送信される故障診断結果に基づいて、電圧検出回路に故障が生じていると判定するとステップS70に進み、故障が生じていないと判定するとステップS140に進む。
【0024】
ステップS140では、ステップS20で検出したセル電圧をRAMに記憶する。すなわち、電圧検出回路が正常である時のセル電圧が記憶される。また、電圧検出回路に故障が生じていない時は、ステップS140で常に検出したセル電圧を記憶するので、RAMに記憶されているセル電圧は電圧検出回路が正常である時の最新のセル電圧とも言える。セル電圧をRAMに記憶するとステップS150に進む。ステップS150では、現在のセル電圧を検出してステップS160に進む。
【0025】
一方、ステップS70では、電圧検出回路に故障が生じていることをドライバに報知する。すなわち、トルクプロセッシングコントローラTPCに、電圧検出回路の故障の報知指令を送出する。この指令を受けたトルクプロセッシングコントローラTPCは、ディスプレイDPおよびブザーBZによって故障の発生をドライバに報知する。次のステップS80では、後述する理由により、容量調整回路E1〜E8の容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8を全てオフする。全ての容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8をオフすると、ステップS90に進む。
【0026】
ステップS90では、電圧検出回路に故障が生じる前にRAMに記憶されたセル電圧を読み込んでステップS100に進む。電圧検出回路に故障が生じる前に本フローチャートにおける処理が行われた時は、ステップS140において故障が生じる前に検出されたセル電圧が記憶されている。ステップS90では、この故障が生じる前に検出されたセル電圧をRAMから読み込む。
【0027】
ステップS100では、故障していると判断された電圧検出回路と対応するセルとを切り離すために、スイッチSWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8のオン/オフ制御を行う。例えば、セルC1の電圧を検出する電圧検出回路が故障していると判断されたときは、常開スイッチSWa1をオフ、常閉スイッチSWb1をオン、常閉スイッチSWc1をオフにする。スイッチSWc2は、下段のセルC2の電圧を検出する電圧検出回路のスイッチをも兼ねているので、セルC2の電圧検出回路が故障と判断されない限りは、オンとする。このように故障が判断された電圧検出回路に対応するスイッチを制御することにより、故障と判断された電圧検出回路と対応するセルとを切り離すことができる。故障と判断された電圧検出回路に対応する各スイッチを制御すると、ステップS110に進む。
【0028】
ステップS110では、電圧検出回路が接続されているセルのセル電圧を検出する。すなわち、正常である電圧検出回路のみを用いて対応するセルのセル電圧を検出する。次のステップS120では、ステップS100で電圧検出回路を切り離したセルの現在のセル電圧を推定する。具体的には、ステップS90で読み込んだ、電圧検出回路が故障する前の全セルのセル電圧の分布と、ステップS110で検出した、電圧検出回路が正常であるセルのセル電圧の分布とに基づいて、電圧検出回路を切り離したセルのセル電圧を推定する。なお、ステップS80で全ての容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8をオフにしたのは、各セルC1〜C8の放電を行わないことにより、セル電圧の推定精度を向上させるためである。電圧検出回路を切り離したセルのセル電圧を推定するとステップS130に進む。
【0029】
ステップS130では、組電池Bから供給する電力の制限、および図示しないモータからの回生電力を制限するために、トルクプロセッシングコントローラTPCに出力/回生制限を行う旨の信号を送出する。この処理は、ステップS120で推定するセル電圧は、実際のセル電圧と必ずしも一致するものではないので、組電池Bの安全性を考慮して行われるものである。出力/回生制限の処理はステップS50で行う処理と同じであるので、詳細な説明は省略する。出力/回生制限を行う旨の信号を送出するとステップS160に進む。
【0030】
ステップS160では、セル電圧が過充電(過電圧)または過放電となっているセルがあるか否かを判定する。電圧検出回路が正常であるときはステップS150で検出したセル電圧に基づいて、電圧検出回路に故障が生じているときはステップS110で検出したセル電圧とステップS120で推定したセル電圧とに基づいて、過充電または過放電の判定を行う。すなわち、所定の上限しきい値以上の電圧を示すセルがある場合には、過充電であると判定し、所定の下限しきい値以下の電圧を示すセルがある場合には、過放電であると判定する。過充電または過放電であるセルがあると判定するとステップS170に進み、過充電および過放電であるセルは無いと判定すると本制御を終了する。
【0031】
ステップS170では、ステップS160で過充電または過放電であると判定された回数Nをカウントアップする。このカウント回数Nは、ステップS220でリセットされない限り、継続して用いられる。すなわち、本フローチャートにおける処理が終了した場合でもリセット(N=0)されない。回数NをカウントアップするとステップS180に進む。ステップS180では、ステップS170でカウントアップした回数Nが所定回数α以上であるか否かを判定する。所定回数αは、組電池Bの安全性確保が難しくなるときの値を実験等により求めておく。回数Nが所定回数α以上であると判定するとステップS220に進み、所定回数α未満であると判定するとステップS190に進む。
【0032】
ステップS190では、組電池Bが過充電または過放電により異常が発生していることをドライバに報知するために、トルクプロセッシングコントローラTPCに、組電池Bの異常の報知指令を送出する。この指令を受けたトルクプロセッシングコントローラTPCは、ディスプレイDPおよびブザーBZによって異常の発生をドライバに報知する。異常報知を行うとステップS200に進む。
【0033】
ステップS200では、過充電または過放電であると判断したセルを切り離すために各スイッチSWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8のオン/オフ制御を行う。例えば、セルC2が過充電であると判断すると、常開スイッチSWa2をオン、常閉スイッチSWb2をオフ、常閉スイッチSWc2をオンとする。これにより、過充電または過放電であると判断されたセルは組電池Bから切り離され、充電・放電ともに行われない。過充電または過放電であると判断したセルを切り離すとステップS210に進む。ステップS210では、切り離したセルの分だけ組電池B全体の出力は小さくなるので、切り離したセル数に応じて出力/回生制限を行い、本制御を終了する。すなわち、切り離したセル数が多いほど、出力/回生制限の度合いを大きくする。出力/回生制限処理は、ステップS50,S130で行われる出力/回生制限処理と同様に、トルクプロセッシングコントローラTPCに出力/回生制限を行う旨の信号を送出することにより行われる。
【0034】
一方、ステップS180で過充電または過放電であると判定された回数Nが所定回数α以上であると判定するとステップS220に進む。ステップS220では、カウント数NをリセットしてステップS230に進む。ステップS230では、組電池Bの安全性確保が難しいと判断して車両システムを停止する。すなわち、トルクプロセッシングコントローラTPCに、車両システムを停止する旨の信号を送出する。この信号を受信したトルクプロセッシングコントローラTPCは、組電池Bからの電力の供給を停止すると共に、車両システムを停止させる。車両システムを停止すると本制御を終了する。なお、本制御終了後は、ステップS230で車両システムを停止した場合を除いて、組電池からの電力供給が継続して可能となり、通常の走行時の車両制御を行うことができる。
【0035】
以上、本発明による組電池の制御装置によれば、セルの電圧を検出する電圧検出回路に故障が生じていると判定すると(ステップS60)、故障している電圧検出回路を対応するセルから切り離すので(ステップS100)、組電池Bには異常が発生していないにも関わらず、組電池Bからの電力の供給を停止して車両の走行可能距離が短くなるのを防ぐことができる。電圧検出回路が切り離されたセルのセル電圧は、電圧検出回路が正常であるときのセル電圧分布(ステップS90)と、電圧検出回路を切り離されていないセルのセル電圧分布(ステップS110)とに基づいて推定するので、故障した電圧検出回路を切り離した後も対応するセル電圧の管理を行うことができる。また、電圧検出回路に故障が生じたと判定された後に、容量調整回路スイッチSWd1〜SWd8を全てオフにする(ステップS80)ので、電圧検出回路が切り離されたセルのセル電圧の推定精度を向上させることができる。
【0036】
組電池Bの温度が異常であると判定したときは(ステップS40)、組電池Bから供給する電力の制限、および図示しないモータからの回生電力を制限する(ステップS50)ことにより、電圧検出回路が切り離されたセルのセル電圧の推定精度を向上させることができる。また、電圧検出回路の故障時には検出したセル電圧および推定したセル電圧に基づいて、電圧検出回路が正常のときには検出したセル電圧に基づいて過充電または過放電であるセルの有無を判定し(ステップS160)、過充電または過放電であるセルがあると判定したときは、過充電または過放電であると判定した回数Nが所定回数α以上であるか否かを判定(ステップS180)している。これにより、回数Nが所定回数α以上のときには組電池Bの安全性確保が難しいと判断して車両システムを停止する(ステップS230)ことができ、所定回数α未満のときには、組電池Bの安全性が確保できると判定して、車両制御を継続することができる。
【0037】
組電池Bの温度が異常である時、電圧検出回路に故障が生じた時には、組電池Bの出力/回生制限を行っている。また、過充電または過放電のセルがある場合には、それらのセルを切り離す(ステップS200)とともに、切り離したセル数に基づいて出力/回生制限を行っている(ステップS210)。このような出力/回生制限を行うことにより、組電池Bの安全性を確保しつつ車両制御を継続することができ、また、車両の走行可能距離を長くすることができる。
【0038】
本発明は上述した実施の形態に制限されることはない。例えば、上述した実施の形態では、電気自動車を例にあげて説明したが、エンジンとモータとを搭載したハイブリッド車両にも適用することができる。また、組電池Bから供給される電力を用いて駆動するものであれば、車両以外のものにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組電池の制御装置の一実施の形態の全体構成図
【図2】セルコントローラC/C1内の回路ブロック図
【図3】本発明による組電池の制御装置により行われる一実施の形態の制御手順を示すフローチャート
【図4】図3に示すフローチャートに続く処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
B…組電池、B/C…バッテリコントローラ、C1〜C40…セル、M1〜M5…モジュール電池、C/C1〜C/C5…セルコントローラ、CPU…マイコン、A1〜A8,D1〜D8…差動増幅部、E1〜E8…容量調整回路、SWa1〜SWa8,SWb1〜SWb8,SWc1〜SWc8…スイッチ、TPC…トルクプロセッシングコントローラ、M/C…モータコントローラ、AS…アクセルセンサ、BS…ブレーキセンサ、DP…ディスプレイ、BZ…ブザー、T…温度センサ、A…電流センサ
Claims (6)
- 複数のセルを直列に接続して構成される組電池と、
前記複数のセルごとに設けられてセルの電圧を検出する複数の電圧検出回路と、
前記電圧検出回路の故障の有無を検出する故障検出回路と、
前記複数の電圧検出回路ごとに設けられて、前記電圧検出回路と対応するセルとの接続/非接続を切り替えるスイッチ回路と、
前記故障検出回路により前記電圧検出回路の故障が検出されたときは、前記故障が検出された電圧検出回路と対応するセルとを非接続にするように、前記スイッチ回路を制御する一方、前記組電池からの電力供給を継続して可能とする制御回路と、
前記電圧検出回路に故障が生じる前に検出されたセルの電圧分布と、故障が生じた後に故障が生じていない前記電圧検出回路により検出されたセルの電圧分布とに基づいて、前記非接続とされたセルの電圧を推定する電圧推定回路とを備えることを特徴とする組電池の制御装置。 - 請求項1に記載の組電池の制御装置において、
前記組電池の温度を検出する温度検出回路をさらに備え、
前記制御回路は、前記温度検出回路により検出された前記組電池の温度が所定の温度以上であるときは、前記組電池の出力および回生充電の制限を行うことを特徴とする組電池の制御装置。 - 請求項2に記載の組電池の制御装置において、
前記電圧推定回路は、前記組電池の出力および回生充電の制限後に前記セルの電圧を推定することを特徴とする組電池の制御装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の組電池の制御装置において、
前記電圧検出回路により検出されたセルの電圧に基づいて過充電または過放電の有無を検出する過充電/過放電検出装置と、
前記複数のセルごとに設けられて、前記組電池からセルを切り離すことができる切り離し回路とをさらに備え、
前記制御回路は、前記過充電/過放電検出装置により検出された過充電または過放電であるセルを前記切り離し回路により切り離すとともに、前記切り離されたセル数に基づいて前記組電池の出力および回生充電の制限を行うことを特徴とする組電池の制御装置。 - 請求項4に記載の組電池の制御装置において、
前記過充電/過放電検出装置によって、セルの過充電または過放電が検出された回数を計数する計数装置をさらに備え、
前記制御回路は、前記計数装置によって計数された、セルの過充電または過放電が検出された回数が所定の回数未満のときに、前記過充電または過放電であるセルの切り離しを行うことを特徴とする組電池の制御装置。 - 請求項5に記載の組電池の制御装置において、
前記制御回路は、前記計数装置によって計数された、セルの過充電または過放電が検出された回数が所定の回数以上のときに、前記組電池からの電力の供給を停止することを特徴とする組電池の制御装置。
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