JP3697174B2 - 電子メール着信通知システム,電子メール着信通知方法,電子メール着信通知プログラムおよびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

電子メール着信通知システム,電子メール着信通知方法,電子メール着信通知プログラムおよびそのプログラム記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,電子メールの着信を通知するシステムに係り,特に,電子メールの要約と全文を参照できるURLを,ネットワークを経由して利用者の携帯する端末に送信することで,内容に踏み込んだ着信の通知に加え,その場で全文を確認可能とすることができるようにした電子メール着信通知システム,電子メール着信通知方法,電子メール着信通知プログラムおよびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,利用者の携帯する端末をネットワークを経由して利用することによる,利用者あての電子メールの着信通知の方法は,利用者の携帯する端末に送信者の情報や題目,あるいはネットワークに制限された容量内での本文の途中までを送信することにより実現されている。
【0003】
また,電子メールの要約では,文を単位として,あらかじめ指定された手がかりが文に含まれる場合にその文に得点を与え,与えられた得点に従って文を並べ,要約率や制限文字数の範囲で上位の得点を持つ文から順に文を選択する重要文抽出手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の電子メール着信通知方法では,利用者に伝わる情報が不足したり,途中で切断される本文のために用件が正しく伝わらないという問題が生じる。
【0005】
上記重要文抽出手法による電子メールの要約では,ネットワークの制限容量または端末が表示可能な文字数の制約を受けるために,要約率や制限文字数を小さくすると,文どうしのつながりが悪くなり,読みにくい要約が作成されるという問題がある。
【0006】
また,ネットワークで電子メールを扱うサービスは,利用者の登録や削除などの維持管理の問題が存在する。
【0007】
本発明は,上記の点に鑑みてなされたもので,ネットワークや端末に存在する制限文字数の制約のもとで作成された電子メールの要約の送信に加え,全文を参照できるURLの添付により必要に応じてその場で全文を確認できるようにし,1次情報としての要約による情報伝達が不十分な場合でも,2次情報としての電子メールの全文の参照により,1次情報を補完することを可能とし,利用者やメールサーバの維持管理を容易にする手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記課題を解決するため,電子メールがネットワークを介して利用者のメールサーバに到着したときに,電子メールの着信を利用者に通知するシステムにおいて,あらかじめ登録された利用者への着信メールを取得する着信取得手段と,上記着信メールの全文を,利用者の情報端末からブラウザによってネットワークを介して閲覧可能な形式に変換し,ファイルに保存する形式変換手段と,上記着信メールのテキスト中の文について重要度を分析し,その結果に基づいて着信メールの要約を作成する要約手段と,あらかじめ登録された利用者のメール着信通知先へ,少なくとも上記着信メールの要約と,およびブラウザによる閲覧のための該着信メールのファイル名と本人を認証するための情報とを含む掲載場所情報を通知する内容通知手段と,上記ブラウザによる利用者からの着信メールの全文の閲覧要求に対して,上記ファイルの内容を送信する前に,上記本人を認証するための情報を用いて本人であることを確認するする利用者認証手段とを備える。
【0009】
以上の手段は,コンピュータと,そのコンピュータにインストールされ実行されるソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は,本発明の実施の形態を示す構成図である。図1に示すシステムにおいて,WWWサーバ8およびメールサーバ9は,従来のWWWサーバ,メールサーバと同様な機能を持つ。WWWサーバ8,メールサーバ9および以下に説明する各手段は,同一のコンピュータに実装されていてもよく,またネットワークを介して接続される複数のコンピュータに実装されていてもよい。以下,本システムにおける各手段について説明する。
【0011】
(1)情報入力手段1
情報入力手段1は,公開された掲載場所情報であるURL(Uniform Resource Locator)によるネットワークを介したWWWサーバ8へのアクセスにより,利用者がメールサーバ9からメールを取得するためのアカウントおよび利用者のメールアドレスおよびメールの着信通知先の情報を入力させ,入力された利用者の希望するアカウントが既に利用者データベースに存在するか否かを調べ,存在する場合には別のアカウントを入力させる処理を行う。
【0012】
(2)アカウント作成手段2
アカウント作成手段2は,利用者のアカウントからメールサーバ9にアクセスするためのパスワードを生成または入力し,メールサーバ9に上記パスワードを持った上記アカウントを新設する処理を行う。
【0013】
(3)情報登録手段3
情報登録手段3は,利用者データベース10に利用者が入力した上記アカウントと上記パスワードおよび上記メールアドレス,メールの着信通知先の情報を登録する処理を行う。
【0014】
(4)情報送信手段4
情報送信手段4は,各利用者毎に登録された上記アカウントや上記パスワードおよび上記のメールの着信通知先を上記利用者のメールアドレスに送信し,利用者が登録した情報を利用者に確認させ,利用者のメールをメールサーバ9の上記アカウント宛に転送することを許可する処理を行う。
【0015】
(5)参照送信手段5
利用者がメールの要約に付加された全文を参照できるURLからWWWサーバ8を介してファイル11にアクセスして全文を参照したときに,全文の末尾に付加された返信や転送のURLにより,受信したメールの返信や転送を行ったり,送受信済みのメールを参照したり,新規に送信を行ったりする処理を行う。
【0016】
(6)利用者認証手段6
利用者認証手段6は,ネットワークを経由してWWWサーバ8にアクセスする利用者が入力するアカウントとパスワードを,利用者データベース10のアカウントとパスワードと照合することにより認証する処理を行う。
【0017】
(7)設定更新手段7
設定更新手段7は,各利用者毎に着信を通知する条件や通知先の情報および利用者のパスワードの設定,あるいは利用者自身によりアカウントの削除を行うため,これらについて利用者データベース10を参照して更新する処理を行う。
【0018】
(8)アカウント管理手段12
アカウント管理手段12は,利用者のアカウントを管理し,利用者がパスワードを忘れたときには初期のパスワードに変更したり,メールサーバ9および利用者データベース10の利用者のアカウントを手動で,または利用者の最終利用日時から判断して自動で削除する処理を行う。
【0019】
(9)ファイル削除手段13
ファイル削除手段13は,メールの形式を変換してファイル11に保存した日時から指定した期間が過ぎた後に,当該ファイル11を定期的に削除する処理を行う。
【0020】
(10)着信取得手段14
着信取得手段14は,利用者データベース10に格納されている各々の利用者のアカウントとパスワードを用いて,メールサーバ9に転送されてくる利用者あてのメールが着信しているかどうかを定期的に調べ,着信がある利用者のアカウントについては,メールを取得する処理を行う。
【0021】
(11)形式変換手段15
形式変換手段15は,利用者のアカウント毎に取得した各メールの全文をHTML形式に変換し,全文の末尾に返信や転送を行う実行ファイルへのURLを埋め込み,各利用者あての各メールを識別できる名前を付けてファイル11に保存する処理を行い,ファイル名を利用者データベース10に登録する。
【0022】
(12)通知判定手段16
通知判定手段16は,取得したメールを解析し,利用者データベース10に格納されている通知条件と比較することで,利用者にメールの着信を通知するかどうかを判断する処理を行う。通知条件として,例えば,取得した電子メールの各文に対して計算される,すべての文または指定された要約率または制限文字数の範囲内の重要文の重要度の総和もしくは最大値,平均の数値と,利用者があらかじめ設定しておいた閾値とを比較し,利用者が設定した条件での数値が閾値を越える場合に,上記電子メールの着信を通知するというような条件を設定することができる。また,取得した着信メールの差出人や宛先,同報のメールアドレスと,利用者があらかじめ通知か非通知かを設定しておいたメールアドレスとを比較し,利用者が設定した通知の条件に適合する場合に,電子メールの着信を通知するというような条件を設定することもできる。
【0023】
(13)要約手段17
要約手段17は,取得した各メールから要約を作成する処理を行う。特に,要約手段17は,取得した着信メールから引用文を除き,特定の品詞や表記を持つ単語を手がかりとして文に分割し,あらかじめ指定された単語または単語の並びが持つ表記や読みや品詞や意味カテゴリとこれらに対応する得点から,形態素解析により得られる各文に含まれる単語または単語の並びに対して一致する単語や単語の並びに数値としての重要度を与え,各文に与えられた重要度の大きさに従って文をランキングし,適当な制限文字数や要約率から計算される文字数の範囲を越えない範囲で,重要度の大きい文から順番に要約として出力する文を採用し,最後に文の出現する順番に並べ替えて出力する。
【0024】
(14)内容通知手段18
内容通知手段18は,通知判定手段16によって通知すると判定されたときに,利用者データベース10に格納されているメールの着信通知先へネットワークを経由してメールの要約とメールの全文をHTML形式に変換し保存された先のファイル名および利用者のアカウントとパスワードを含むURLとを送信することで利用者にメールの着信を通知する。
【0025】
(15)制御手段19
制御手段19は,全体の各手段を制御する。
【0026】
以下,動作について説明する。情報入力手段1は,WWWサーバ8経由でのアクセスにより,利用者のアカウント,利用者のメールアドレス,着信通知先を利用者に入力させる。アカウント作成手段2は,入力されたアカウントに対するパスワードを自動生成または入力し,メールサーバ9にアカウントとパスワードを新設する。パスワードは,ユニークであればランダムな文字列の並びでよい。
【0027】
情報登録手段3は,アカウント,パスワードに加え,利用者のメールアドレス,着信通知先を利用者データベース10に登録する。情報送信手段4は,利用者データベース10に登録した情報を利用者のメールアドレスに送信する。
【0028】
また,利用者認証手段6は,利用者が入力するアカウントとパスワード,あるいは参照送信手段5でメール全文を参照するURLに埋め込まれたアカウントとパスワードを,利用者データベース10に格納されているアカウントとパスワードを用いて認証する。設定更新手段7は,利用者の認証の後,利用者データベース10に登録されている,着信したメールを通知する条件や,通知先の情報や利用者のパスワードを更新する。
【0029】
着信取得手段14は,利用者データベース10に登録されている各アカウントに対し,定期的にメールサーバ9に各アカウント宛のメールが着信しているかどうかを,利用者データベース10のアカウントとパスワードを用いて調べ,着信していればメールを取得する。形式変換手段15は,取得したメールの全文をHTML形式に変換し,末尾に返信や転送を実行するURLを付加して,アカウントとメールが識別できるファイル名を付けてファイル11に保存する。通知判定手段16は,取得したメールに対して,利用者データベース10に登録されているメール文の重要度の総和の値や差出人のメールアドレスなどの着信の通知条件に従って,メールの着信を通知するかどうか判定する。
【0030】
要約手段17は,取得したメールに対して,重要文抽出に基づく要約(特開2000−148767号公報参照)を行い,適当な制限文字数以内の範囲で各文の重要度の順序に従い重要文を出力する。内容通知手段18は,メールの着信を通知する場合に,利用者データベース10から得られる利用者の着信通知先に,メールの要約とメールの全文を格納しているファイル名と利用者データベース10の参照により得られる利用者のアカウントとパスワードとを含むURLを送信する。
【0031】
参照送信手段5は,要約と共に送信されたURLからのアクセスに対して,URLに含まれるアカウントとパスワードを用いて,利用者認証手段6により認証を行い,URLに含まれているファイル名のファイル11にアクセスすることにより,メールの全文を利用者が参照することを可能とする。
【0032】
アカウント管理手段12は,利用者データベース10に登録されている利用者のアカウントを管理し,利用者データベース10に格納されている最終使用日時を参照し,必要に応じてメールサーバ9にあるアカウントを削除する。アカウントの削除は,最終使用日時から一定期間を過ぎたものについて自動的に行ってもよいし,または利用者からの要求によって削除してもよい。ファイル削除手段13は,メールの全文が保存されているファイル11を必要に応じて定期的に削除する。ファイル11の削除は,作成日から一定期間を過ぎたものについて自動的に行ってもよいし,または利用者からの要求によって削除してもよい。
【0033】
図2は,本発明の実施の形態を示す流れ図である。以下,図2に示す(a) 〜(n) に従って説明する。
(a) 公開されたURLをアクセスすることにより利用者がアカウント,メールアドレス,着信通知先としての携帯電話のアドレスを入力する。
(b) 利用者が入力したアカウントに対して自動的にパスワードを生成する。なお,パスワードについても利用者に入力させるようにしてもよい。
(c) メールサーバ9に生成されたパスワードを持ったアカウントを作成する。
(d) 利用者が入力したアカウント,メールアドレス,着信通知先としての携帯電話のアドレスと生成されたパスワードを利用者データベース10に登録する。
(e) 利用者のメールアドレスに登録したこれらの情報をネットワーク経由で送信することにより,利用者に利用開始を通知するとともに,利用者にメールサーバ9へメールを転送するように案内する。
(f) 利用者データベース10のアカウントとパスワードを用いて,各利用者のメールの着信の有無をメールサーバ9にアクセスして調べ,着信したメールがある場合,これを取得し,次の(g) へ進む。
(g) 取得したメールをHTML形式に変換し,利用者とメール自身を特定できるファイル名により全文をファイルに保存する。ファイル名は,例えばアカウント,着信日時または着信メール毎に付与したシーケンス番号などを利用して生成することができる。
(h) 続いて,取得したメールを一定の制限文字数以内に要約する。
(i) 取得したメールに対する通知条件を判定し,条件に適合すれば,次の(j) へ進む。
(j) メールの要約に加え,全文を保存したファイル名および利用者のアカウントとパスワードを埋め込んだURLを利用者の携帯電話のアドレスに送信する。
(k) 利用者からのURLのアクセスがあれば,次の(l) ヘ進む。
(l) URLのアクセスから得られるアカウントとパスワード,あるいは利用者の入力により得られるアカウントとパスワードにより,利用者を認証する。認証に成功したら,次の(m) へ進む。
(m) URLで指定されたファイル名の保存されているファイルを利用者に参照させることをはじめとして,送受信メールの一覧や各メールの内容を利用者に参照させる。
(n) 以降,着信したメールの取得の処理以降を繰り返す。
【0034】
上記(f) で着信したメールがなかったり,上記(i) で着信の通知条件に適合しなかったり,上記(k) でURLからのアクセスがなかったり,上記(l) で利用者の認証に失敗したりした場合には,処理を行わず,定期的に着信したメールの取得を繰り返す。利用者による明示的なサービスの停止あるいはシステム側からの停止がある場合には,この繰り返しを終了する。
【0035】
図3に,利用者データベース10の例を示す。IDはすべてのデータを管理する基本の情報である。アカウントは利用者が入力した文字列である。パスワードは自動で生成された文字列であり,変更が可能である。メールアドレスと着信通知アドレスは利用者が入力した文字列である。着信通知条件は,初期値では設定されないが,利用者が属性を選択し数値や文字列を指定することができる。メールファイルは,着信したメールの全文を保存するファイル名を格納している。最終ログイン時刻は,利用者がURLを経由してアクセスした最終時刻を格納している。
【0036】
図4に,着信したメールのテキストの例を示す。着信メールの内容は任意であり,メールサーバ9の処理についても,従来の一般のメールサーバと同様である。
【0037】
図5は,要約手段17による処理の流れ図である。要約手段17は,取得した電子メールから適当な制限文字数以内で重要文を抽出することにより要約を作成する。各文の重要度は,あらかじめ指定した文を構成する形態素や形態素の並びが持つ重要度を,これらの形態素が出現する文に与えることで実現される(特開2000−148767号公報参照)。
【0038】
まず,取得した電子メールのテキストを入力し,それから引用文を取り除く(ステップS1)。次に,テキストを形態素解析し(ステップS2),特定の品詞や表記を持つ単語を手がかりとしてテキストを文単位に分割する(ステップS3)。重要度付与テーブル30を用い,あらかじめ指定された単語または単語の並びが持つ表記や読みや品詞や意味カテゴリとこれらに対応する得点から,形態素解析により得られる各文に含まれる単語または単語の並びに対して一致する単語や単語の並びに数値としての重要度を与える(ステップS4)。また,重要度を調整する表現を記述した重要度調整テーブル31を参照して各文の重要度を調整する(ステップS5)。
【0039】
調整結果によって各文の重要度を決定した後(ステップS6),各文に与えられた重要度の大きさに従って文をランキングし,適当な制限文字数や要約率から計算される文字数の範囲を越えない範囲で,重要度の大きい文から順番に要約として出力する文を採用し,最後に文の出現する順番に並べ替えて出力する(ステップS7〜S9)。
【0040】
上記ステップS4で用いる重要度付与テーブル30は,例えば図6(A)に示すように,重要度を規定する表現の形態素情報と重要度の情報とを持つ。形態素情報は,1組以上の接続情報,表層表記,標準表記,品詞から構成され,接続情報は,次の形態素の位置を規定する。“next”は次の形態素が直後にあることを表し,“far”は次の形態素が離れていてもよいことを表し,“end”は文末であることを表し,“−”は次に形態素情報がないことを表す。表層表記,標準表記,品詞における“*”はすべてにマッチすることを表す。重要度は,数値が高いほど重要である。ステップS4における重要度の付与では,重要度付与テーブル30に記述されている表現が含まれるかどうかを調べ,含まれている場合には,それらの表現の重要度のうちもっとも高い値を,含まれていない場合には,デフォルトで設定された値を,各文に重要度として付与する。
【0041】
上記ステップS5で用いる重要度調整テーブル31は,例えば図6(B)に示すように,重要度を調整する表現の形態素情報と重要度調整値とを持つ。形態素情報の形式は,重要度付与テーブル30と同様である。重要度調整値は重要度の増減度合であり,形態素情報にマッチする表現が見つかった場合に,該当する文の重要度を重要度調整値に従い調整する。
【0042】
図7に,電子メールの各文の重要度と重要文抽出の例を示す。例えば,図7において,制限文字数を300バイトとすると,重要度の高い10,4,11,2番目の順に文が選択され,この時点で262バイトになる。次に重要度の高い5番目の文を加えると,336バイトになり,300バイトを越えるので,この文は選択しない。
【0043】
また,各文の重要度は着信通知の条件に用いられる。例えば,条件として,要約として出力された各文の重要度の総和が10以上の電子メールは着信を通知するとする。図7の例では,重要度の総和は26になり,10を越えるので,着信は通知される。また,総和ではなく,平均や最大値の指定も選択できる。すべての文の重要度を用いることもできる。着信通知には,重要度だけでなく,メールの差出人のメールアドレスの完全一致または部分一致を用い,着信を通知するアドレスと着信を通知しないアドレスに分けて設定することができる。
【0044】
図8に,利用者の着信通知アドレスに送信されるメールの要約と全文を参照できるURLの例を示す。要約は,図7に示した重要文抽出の出力結果である。URLには,利用者のアカウントとパスワードおよびメール全文が保存されたファイル名が含まれている。他に,該メールに対する返信や転送を行う実行ファイルへのURLを埋め込むようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明は,電子メールの着信の通知として,ネットワークを経由して利用者の携帯する端末のアドレスに,利用者が設定した着信通知条件に適合する電子メールの要約と全文を参照できるURLを送信するので,利用者は電子メールの内容を要約により手短に把握することができるだけでなく,全文を参照できるURLにより必要に応じてその場で電子メールの全文を確認することが可能になる。また公開されたURLからの利用者自身によるアカウントの開設や利用者の利用状況に基づくシステム側のアカウント削除によりサーバ上のアカウントの管理を容易にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す流れ図である。
【図3】利用者データベースの例を示す図である。
【図4】着信したメールテキストの例を示す図である。
【図5】要約手段による処理の流れ図である。
【図6】重要度付与テーブルと重要度調整テーブルの例を示す図である。
【図7】電子メールの各文の重要度と重要文抽出の例を示す図である。
【図8】利用者の着信通知アドレスに送信されるメールの要約と全文を参照できるURLの例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報入力手段
2 アカウント作成手段
3 情報登録手段
4 情報送信手段
5 参照送信手段
6 利用者認証手段
7 設定更新手段
8 WWWサーバ
9 メールサーバ
10 利用者データベース
11 ファイル
12 アカウント管理手段
13 ファイル削除手段
14 着信取得手段
15 形式変換手段
16 通知判定手段
17 要約手段
18 内容通知手段
19 制御手段

Claims (12)

  1. 電子メールがネットワークを介して利用者のメールサーバに到着したときに,電子メールの着信を利用者に通知するシステムであって,
    あらかじめ登録された利用者への着信メールを取得する着信取得手段と,
    上記着信メールの全文を,利用者の情報端末からブラウザによってネットワークを介して閲覧可能な形式に変換し,ファイルに保存する形式変換手段と,
    上記着信メールのテキスト中の文について重要度を分析し,その結果に基づいて着信メールの要約を作成する要約手段と,
    あらかじめ登録された利用者のメール着信通知先へ,少なくとも上記着信メールの要約,およびブラウザによる閲覧のための該着信メールのファイル名と本人を認証するための情報とを含む掲載場所情報を通知する内容通知手段と,
    上記ファイル名を含む掲載場所情報を利用した利用者からの着信メールへのアクセスに対して,上記ファイルの内容を送信する前に,上記本人を認証するための情報を用いて本人であることを確認する利用者認証手段とを備える
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  2. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    公開された掲載場所情報によるネットワークを介したアクセスにより,利用者がメールサーバからメールを取得するためのアカウントおよび利用者のメールアドレスおよびメールの着信通知先の情報を,利用者に入力させる情報入力手段と,
    利用者のアカウントからメールサーバにアクセスするためのパスワードを生成または入力し,上記メールサーバに上記パスワードを持った上記アカウントを新設するアカウント作成手段と,
    利用者データベースに利用者が入力した上記アカウントと上記パスワードおよび上記メールアドレス,メールの着信通知先の情報を登録する情報登録手段とを備え,
    上記内容通知手段および上記利用者認証手段は,上記利用者データベースへの登録情報に基づいて,情報の送信および本人の認証を行う
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  3. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    利用者がメールの要約に付加された全文を参照できる掲載場所情報を用いてアクセスすることにより着信メールの全文を参照したときに,全文の末尾に付加された返信や転送に関する掲載場所情報により,受信したメールの返信や転送を行ったり,送受信済みのメールを参照したり,新規に送信を行ったりする参照送信手段を有し,
    上記形式変換手段は,利用者のアカウント毎に取得した各メールの全文をタグ付き構造化言語による記述形式に変換し,全文の末尾に返信や転送を行う実行ファイルへの掲載場所情報を埋め込み,各利用者あての各メールを識別できる名前を付けてファイルに保存する手段を持つ
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  4. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    あらかじめ利用者データベースに着信メールの通知条件を設定する情報登録または設定更新手段と,
    上記着信取得手段が取得した着信メールを解析し,上記利用者データベースに設定されている通知条件と比較することで,利用者にメールの着信を通知するかどうかを判断する通知判定手段とを備え,
    通知すると判定されたときに,上記内容通知手段によりメールの着信を通知する
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  5. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    利用者のアカウントを管理し,利用者がパスワードを忘れたときには初期のパスワードに変更したり,メールサーバおよび利用者データベースの利用者のアカウントを手動でまたは利用者の最終利用日時から判断して自動で削除したりするアカウント管理手段を備える
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  6. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    上記形式変換手段が着信メールの形式を変換してファイルに保存した日時から所定の期間が過ぎた後に,当該ファイルを定期的に削除するファイル削除手段を備える
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  7. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    上記要約手段は,取得した着信メールから引用文を除き,特定の品詞や表記を持つ単語を手がかりとして文に分割し,あらかじめ指定された単語または単語の並びが持つ表記や読みや品詞や意味カテゴリとこれらに対応する得点から,形態素解析により得られる各文に含まれる単語または単語の並びに対して一致する単語や単語の並びに数値としての重要度を与え,各文に与えられた重要度の大きさに従って文をランキングし,適当な制限文字数や要約率から計算される文字数の範囲を越えない範囲で,重要度の大きい文から順番に要約として出力する文を選択し,選択した文を並べることにより要約を作成する
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  8. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    取得した電子メールの各文に対して計算される,すべての文または指定された要約率または制限文字数の範囲内の重要文の重要度の総和もしくは最大値,平均の数値と,利用者があらかじめ設定しておいた閾値とを比較し,利用者が設定した条件での数値が閾値を越える場合に,上記電子メールの着信を通知すると判断する機能を備えた通知判定手段を備える
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  9. 請求項1記載の電子メール着信通知システムにおいて,
    取得した着信メールの差出人や宛先,同報のメールアドレスと,利用者があらかじめ通知か非通知かを設定しておいたメールアドレスとを比較し,利用者が設定した通知の条件に適合する場合に,上記電子メールの着信を通知すると判断する機能を備えた通知判定手段を備える
    ことを特徴とする電子メール着信通知システム。
  10. 電子メールがネットワークを介して利用者のメールサーバに到着したときに,電子メールの着信を利用者に通知する方法であって,
    あらかじめ登録された利用者への着信メールを取得する過程と,
    上記着信メールの全文を,利用者の情報端末からブラウザによってネットワークを介して閲覧可能な形式に変換し,ファイルに保存する過程と,
    上記着信メールのテキスト中の文について重要度を分析し,その結果に基づいて着信メールの要約を作成する過程と,
    あらかじめ登録された利用者のメール着信通知先へ,少なくとも上記着信メールの要約,およびブラウザによる閲覧のための該着信メールのファイル名と本人を認証するための情報とを含む掲載場所情報を通知する過程と,
    上記ファイル名を含む掲載場所情報を利用した利用者からの着信メールへのアクセスに対して,上記ファイルの内容を送信する前に,上記本人を認証するための情報を用いて本人であることを確認する過程とを有する
    ことを特徴とする電子メール着信通知方法。
  11. 電子メールがネットワークを介して利用者のメールサーバに到着したときに,電子メールの着信を利用者に通知するためのプログラムであって,
    あらかじめ登録された利用者への着信メールを取得する処理と,
    上記着信メールの全文を,利用者の情報端末からブラウザによってネットワークを介して閲覧可能な形式に変換し,ファイルに保存する処理と,
    上記着信メールのテキスト中の文について重要度を分析し,その結果に基づいて着信メールの要約を作成する処理と,
    あらかじめ登録された利用者のメール着信通知先へ,少なくとも上記着信メールの要約,およびブラウザによる閲覧のための該着信メールのファイル名と本人を認証するための情報とを含む掲載場所情報を通知する処理と,
    上記ファイル名を含む掲載場所情報を利用した利用者からの着信メールへのアクセスに対して,上記ファイルの内容を送信する前に,上記本人を認証するための情報を用いて本人であることを確認する処理とを,
    コンピュータに実行させるための電子メール着信通知プログラム。
  12. 電子メールがネットワークを介して利用者のメールサーバに到着したときに,電子メールの着信を利用者に通知するためのプログラムを記録した記録媒体であって,
    あらかじめ登録された利用者への着信メールを取得する処理と,
    上記着信メールの全文を,利用者の情報端末からブラウザによってネットワークを介して閲覧可能な形式に変換し,ファイルに保存する処理と,
    上記着信メールのテキスト中の文について重要度を分析し,その結果に基づいて着信メールの要約を作成する処理と,
    あらかじめ登録された利用者のメール着信通知先へ,少なくとも上記着信メールの要約,およびブラウザによる閲覧のための該着信メールのファイル名と本人を認証するための情報とを含む掲載場所情報を通知する処理と,
    上記ファイル名を含む掲載場所情報を利用した利用者からの着信メールへのアクセスに対して,上記ファイルの内容を送信する前に,上記本人を認証するための情報を用いて本人であることを確認する処理とを,
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とする電子メール着信通知プログラム記録媒体。
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