JP3695974B2 - ブラインを用いた冷却システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスーパーマーケット等における複数台のショーケース内の食品等を冷却するためのブラインを用いた冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、スーパーマーケット等におけるショーケースの冷却方法として、フロン冷媒等を用いてショーケース内の冷却器を直接冷却する直接膨張式が主流であったが、近時において、フロンの環境に対する悪影響が問題となり、市場から省フロン化の要求が高まってきている。また、食中毒等の一層の防止を図るために、HACCAP管理(コンピュータ支援の温度管理)が導入される等、高鮮度管理化の要求も高まってきている。このような要求に応えるものの1つとして、ブライン(不凍液)を用いた冷却システムが提案されている。なお、ブライン(不凍液)としては、プロピレングリコール、エチレングリコールまたはエタノール等と水との混合物があげられる。
【0003】
次に、ブラインを用いた冷却システムを採用してスーパーマーケットの複数台のショーケースを冷却する例を説明する。ブラインチラーユニットに往路と復路からなる1次回路を接続し、この1次回路から各ショーケースごとに、ショーケースの冷却器を含む2次回路を並列に分岐させる。各ショーケースの2次回路に対するブラインの供給は、1次回路側に設けたポンプによって行い、各ショーケースの温度制御は、ショーケース内に設けられた電磁弁をON/OFF制御して、2次回路に流すブラインの流量を調整することにより実施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような従来のブラインを用いた冷却システムでは、各ショーケースにおける冷却器の霜取り運転は、当該冷却器の近傍に設置された霜取り用ヒータをON動作させることにより実施される。
【0005】
しかし、霜取りヒータのON動作のみによって霜取り運転を実施する場合には、霜取りヒータの容量を大きく設定する必要があるので、電気代が嵩み、霜取り運転時におけるランニングコストが増大してしまう。
【0006】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できるとともに、回路構成を簡便化して冷却システムのイニシャルコストも低減できるブラインを用いた冷却システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ブラインを用いて複数台のショーケースの冷却を実施するブラインを用いた冷却システムにおいて、ブラインを冷却するブラインチラーユニットと、一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路における上記二次ポンプの下流側に配設された第一電磁弁と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記二次ポンプと上記第一電磁弁との間から分岐され、上記二次回路の上記二次往路に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、ブラインを用いて複数台のショーケースの冷却を実施するブラインを用いた冷却システムにおいて、ブラインを冷却するブラインチラーユニットと、一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次往路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路に配設された第一電磁弁と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記第一電磁弁の上流側から分岐され、上記二次回路の上記二次往路における上記二次ポンプ上流側に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記霜取り用熱交換器が、ショーケースの天面部に設置されたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記二次回路における二次復路とバイパス回路との分岐部には、冷却器側と霜取り用熱交換器側と一次回路側とにそれぞれ連通可能な三方弁が、第一電磁弁及び第二電磁弁に換えて設置されたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記各ショーケース毎に設けられた二次回路が並列に接続され、これらのショーケースにおいて、通常冷却運転と霜取り運転のうちのいずれか同一の運転が実施可能に構成されたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0013】
各二次回路の冷却器に対する霜取り運転時には、第一電磁弁を閉操作し、第二電磁弁を開操作し、二次ポンプを起動させて、二次往路の下流側部分と冷却器と二次復路の上流側部分とバイパス回路との間でブラインを循環させ、この間に霜取り用熱交換器にてブラインの温度を上昇させることから、霜取り用熱交換器にて昇温され上述のごとく循環されたブラインによっても冷却器の霜取りが行われるので、この冷却器の近傍に配置された霜取り用ヒータの動作のみによって当該冷却器の霜取りを実施する場合に比べ、霜取りヒータの容量を低減でき、この結果、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できる。
【0014】
また、ショーケースの通常冷却運転時には、第一電磁弁を開操作し、第二電磁弁を閉操作し、二次ポンプを起動させて、一次回路からブラインを二次回路の冷却器へ導き、また、冷却器の霜取り運転時には、第一電磁弁を閉操作し、第二電磁弁を開操作し、上記二次ポンプを起動させてブラインを上述のごとく循環させるので、この二次ポンプが冷却用ポンプと霜取り用ポンプに兼用できる。このため、二次回路及びバイパス回路の構成を簡便化でき、冷却システムのイニシャルコストを低減できる。
【0015】
更に、二次ポンプが二次回路の二次復路、つまり冷却器の高温側に設置されたので、二次ポンプは、高温で粘度の小さなブラインを圧送することになり、ポンプ効率を向上させることができる。
【0016】
請求項2に記載の発明には、次の作用がある。
【0017】
各ショーケースの冷却器に対する霜取り運転時には、第一電磁弁を閉操作し、第二電磁弁を開操作し、二次ポンプを起動させて、二次往路の下流側部分と冷却器と二次復路の上流側部分とバイパス回路との間でブラインを循環させ、この間に霜取り用熱交換器にてブラインの温度を上昇させることから、霜取り用熱交換器にて昇温され上述のごとく循環されたブラインによっても冷却器の霜取りが行われるので、この冷却器の近傍に配置された霜取り用ヒータの動作のみによって当該冷却器の霜取りを実施する場合に比べ、霜取りヒータの容量を低減でき、この結果、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できる。
【0018】
また、ショーケースの通常冷却運転時には、第一電磁弁を開操作し、第二電磁弁を閉操作し、二次ポンプを起動させて、一次回路からブラインをショーケースの冷却器へ導き、また、冷却器の霜取り運転時には、第一電磁弁を閉操作し、第二電磁弁を開操作し、上記二次ポンプを起動させてブラインを上述のごとく循環させるので、この二次ポンプが冷却用ポンプと霜取り用ポンプに兼用できる。このため、二次回路及びバイパス回路の構成を簡便化でき、冷却システムのイニシャルコストを低減できる。
【0019】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0020】
霜取り用熱交換器がショーケースの天面部に設置されたことから、霜取り用熱交換器にてブラインと熱交換された空気がショーケースの天面部近傍を流れるので、この空気がショーケースに対峙した人に当たらず、不快感の発生を未然に防止できる。
【0021】
請求項4に記載の発明には、次の作用がある。
【0022】
二次回路における二次復路とバイパス回路との分岐部には、冷却器側と霜取り用熱交換器側と一次回路側とにそれぞれ連通可能な三方弁が、第一電磁弁及び第二電磁弁に換えて設置されたことから、第一電磁弁及び第二電磁弁を用いる場合に比べ、三方弁を制御する制御回路を簡便化することができる。
【0023】
請求項5に記載の発明には、次の作用がある。
【0024】
各ショーケース毎に設けられた二次回路が並列に接続され、これらのショーケースにおいて通常冷却運転と霜取り運転のうちのいずれか同一の運転が実施可能に構成されたことから、これらのショーケースにおいて、二次ポンプ、霜取り用熱交換器、第一電磁弁及び第二電磁弁(三方弁)を共用化できるので、これらの二次ポンプ、霜取り用熱交換器、第一電磁弁及び第二電磁弁(三方弁)の個数を削減でき、冷却システムのイニシャルコストを低減できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0026】
[A]第一の実施の形態(図1〜図4)
図1は、本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第一の実施の形態であるブライン冷却システムの全体構成を示す回路図である。
【0027】
この図1に示すブライン冷却システム10は、ブラインを用いて複数台のショーケース13A、13B、13C・・・を冷却するものである。このブライン冷却システム10は、ブラインチラーユニット14、一次回路11、二次回路12A、12B、12C・・・、二次ポンプ30、第一電磁弁31、及びバイパス回路29を有して構成され、バイパス回路29に第二電磁弁32及び霜取り用熱交換器33が設けられる。
【0028】
上記ブラインチラーユニット14は、圧縮機15、凝縮機16、減圧機構17及び蒸発器18を有する冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルに冷媒が循環する。上記蒸発器18に一次回路11が接続され、この蒸発器18により、一次回路11内を流れる後述のブラインが冷却される。
【0029】
上記一次回路11は、ブラインをブラインチラーユニット14から供給するための一次往路19と、ブラインをブラインチラーユニット14に回収するための一次復路20とを有して閉回路に構成されたものである。更に、この一次回路11の一次復路20には、常時起動される一次ポンプ21が配設されている。この一次ポンプ21の起動によって一次回路11内でブラインが循環される。
【0030】
上記二次回路12A、12B、12C・・・は、複数台のショーケース13A、13B、13C・・・毎にそれぞれ設けられ、冷却器22、二次往路23及び二次復路24を備えて成る。
【0031】
冷却器22は、各ショーケース13A、13B、13C・・・において、図2に示す冷気通路25内に配設される。この冷却器22は、同様に冷気通路25内に配設されたブロア26の作用で、冷気通路25を流れる空気を冷却して冷却空気とする。この冷却空気は、冷気通路25の吹出口27から各ショーケース13A、13B、13C・・・内へ流出し、食品などを冷却する。尚、符号28は、冷気通路25の吸込口である。
【0032】
二次往路23は、図1に示すように、一次回路11の一次復路20または一次往路19と冷却器22とに共に接続されて、一次回路11からのブラインを取り込んで冷却器22へ導入可能とする。また、二次復路24は、一次回路11の一次復路20または一次往路19と冷却器22とに共に接続されて、冷却器22からのブラインを一次回路11へ導出可能とする。本実施の形態では、ショーケース13A及び13Bの二次往路23及び二次復路24が一次回路11の一次復路20に接続され、ショーケース13Cの二次往路23及び二次復路24が一次回路11の一次往路19に接続されている。
【0033】
前記二次ポンプ30は、各二次回路12A、12B、12C・・・の二次復路24に配設されて、それぞれの二次回路12A、12B、12C・・・内でブラインを流動させる。二次復路24内を流れるブラインは、二次往路23内を流れるブラインに比べ、冷却器22にて熱交換されるため高温状態にあり、その粘度が小さくなっている。従って、二次ポンプ30は、この粘度の小さなブラインを圧送して流動させる。
【0034】
前記第一電磁弁31は、各二次回路12A、12B、12C・・・の二次復路24において、二次ポンプ30の下流側に配設される。第一電磁弁31の開操作と第二電磁弁32の閉操作により、冷却器22にて熱交換されたブラインが、二次ポンプ30の作用で一次回路11へ戻される。
【0035】
前記バイパス回路29は、一端が、各二次回路12A、12B、12C・・・の二次復路24において、二次ポンプ30と第一電磁弁31との間から分岐され、他端が、各二次回路12A、12B、12C・・・の二次往路23に接続される。更に、このバイパス回路29には、上流側(つまり二次ポンプ30に近い側)から下流側(つまり二次ポンプ30に遠い側)へ向かって第二電磁弁32、霜取り用熱交換器33が順次接続されている。
【0036】
第二電磁弁32の開操作と第一電磁弁31の閉操作により、冷却器22にて熱交換されたブラインが、二次ポンプ30の作用で霜取り用熱交換器33へ導かれる。この時、二次往路23の下流側部分と冷却器22と二次復路24の上流側部分とバイパス回路29とが霜取り用閉回路37を構成し、ブラインがこの霜取り用閉回路37内を循環する。
【0037】
霜取り用熱交換器33は、近傍に設置されたファン34の作用で当該霜取り用熱交換器33に取り込まれた外気Aとブラインとを熱交換し、ブラインの温度を上昇させる。これらの霜取り用熱交換器33及びファン34は、各ショーケース13A、13B、13C・・・の天面部35に設置されて、ファン34からの外気Aが、それぞれのショーケース13A、13B、13C・・・に対峙した人に吹き付けられないよう考慮されている。
【0038】
尚、図2中の符号38は、霜取り用熱交換器33に付着して生成された水滴を流下させるドレン管である。また、符号36は、各ショーケース13A、13B、13C・・・の冷却器22近傍に設置され、ブライン冷却システム10の霜取り運転時にON動作されて冷却器22の霜取りを実行する霜取り用ヒータである。ブライン冷却システム10の霜取り運転時には、霜取り用閉回路37(図2)を循環するブラインの温度と、ON動作した霜取り用ヒータ36の加熱温度により冷却器22が除霜される。
【0039】
次に、ブライン冷却システム10の通常冷却運転と霜取り運転をそれぞれ説明する。
【0040】
ここで、通常冷却運転は、サーモONモードとサーモOFFモードとを繰り返すサーモサイクル運転であり、この時(特にサーモONモード時)のブラインの流れを図2の太線で示す。また、霜取り運転は、二次回路12A、12B、12C・・・の冷却器22に付着した霜を取り除く運転であり、この時のブラインの流れを図3の太線で示す。
【0041】
(1)通常冷却運転(図1、図2)
まず、サーモONモードではブラインチラーユニット14及び一次ポンプ21を起動し、一次回路11内でブラインを循環させると共に、二次ポンプ30を起動させる。尚、一旦起動した一次ポンプ21は、ブライン冷却システム10の運転中において停止させること無く運転状態として、特に、ブラインの低温状態化における一次ポンプ21起動時に生ずる損傷を低減し、一次ポンプ21の耐久性を向上させる。
【0042】
この状態で、第一電磁弁31を開操作し、第二電磁弁32を閉操作して、一次回路11から二次回路12A、12B、12C・・・の二次往路23へブラインを流入させ、このブラインを冷却器22へ導く。このブラインは、ブラインチラーユニット14にて冷却されているので、冷却器22にて冷気通路25内を流れる空気を冷却し、ショーケース13A、13B、13C・・・内の例えば食品などを冷却する。冷却器22を流れたブラインは、二次復路24を経て一次回路11に回収され、ブラインチラーユニット14に戻されて再び冷却される。
【0043】
ここで、二次回路12A及び12Bにおいては、ブラインは一次回路11の一次復路20から取り込まれ、同じく一次復路20へ戻される。また、二次回路12Cにおいては、ブラインは一次回路11の一次往路19から取り込まれ、同じく一次往路19へ戻される。
【0044】
上述のサーモONモードは、図4では二次ポンプ30のON、第一電磁弁31のON、第二電磁弁32及び霜取り用ヒータ36のOFFであり、ショーケース庫内温度が徐々に低下する「a」の部分に相当する。
【0045】
次に、サーモOFFモードでは第一電磁弁31及び第二電磁弁32をともに閉操作し、且つ、二次ポンプ30を停止させる。これにより、ブラインは、一次回路11から二次回路12A、12B、12C・・・へ供給されず、従って各ショーケース13A、13B、13C・・・内の温度が上昇する。
【0046】
このサーモOFFモードは、図4では二次ポンプ30のOFF、第一電磁弁31のON、第二電磁弁32及び霜取り用ヒータ36のOFFであり、ショーケース庫内温度が徐々に上昇する「b」の部分に相当する。
【0047】
(2)霜取り運転(図1、図3)
霜取り運転では、霜取り用ヒータ36をON動作させると共に、第一電磁弁31を閉操作し、第二電磁弁32を開操作し、二次ポンプ30及びファン34を起動させる。これにより、二次往路23の下流側部分と冷却器22と二次復路24の上流側部分とバイパス回路29との間で霜取り用閉回路37が構成され、ブラインはこの霜取り用閉回路37内を循環する。ブラインは、霜取り用閉回路37内を循環する間に、霜取り用熱交換器33においてファン34の作用で外気Aと熱交換し、温度が上昇する。この昇温されたブラインが冷却器22内を流れ、更に霜取り用ヒータ36から冷却器22が加熱されることによって、冷却器22の除霜が実施される。
【0048】
この霜取り運転は、図4では、二次ポンプ30のON、第一電磁弁31のOFF、第二電磁弁32及び霜取り用ヒータ36のONであり、ショーケース庫内温度が急激に上昇する「c」の部分に相当する。
【0049】
従って、上記実施の形態のブライン冷却システム10によれば、次の効果▲1▼〜▲4▼を奏する。
【0050】
▲1▼各ショーケース13A、13B、13C・・・に設置された冷却器22に対する霜取り運転時には、第一電磁弁31を閉操作し、第二電磁弁32を開操作し、二次ポンプ30を起動させて、二次回路12A、12B、12C・・・において、二次往路23の下流側部分と冷却器22と二次復路24の上流側部分とバイパス回路29にて構成される霜取り用閉回路37内でブラインを循環させ、この間に霜取り用熱交換器33にてブラインの温度を上昇させることから、霜取り用熱交換器33にて昇温され霜取り用閉回路37を循環するブラインによっても冷却器22の霜取りが行われるので、この冷却器22の近傍に設置された霜取り用ヒータ36のON動作のみによって冷却器22の霜取りを実施する場合に比べ、霜取り用ヒータ36の容量を低減でき、この結果、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できる。
【0051】
▲2▼各ショーケース13A、13B、13C・・・の通常冷却運転時には、第一電磁弁31を開操作し、第二電磁弁32を閉操作し、二次ポンプ30を起動させて、一次回路11からブラインを二次回路12A、12B、12C・・・の冷却器22へ導き、また、冷却器22の霜取り運転時には、第一電磁弁31を閉操作し、第二電磁弁32を開操作し、二次ポンプ30を起動させて、ブラインを霜取り用閉回路37内で循環させるので、この二次ポンプ30が冷却用ポンプと霜取り用ポンプに兼用できる。このため、二次回路12A、12B、12C・・・及びバイパス回路29の構成を簡便化でき、ブライン冷却システム10のイニシャルコストを低減できる。
【0052】
▲3▼二次ポンプ30が二次回路12A、12B、12C・・・の二次復路24、つまり冷却器22の高温側に設置されたので、二次ポンプ30は、高温で粘度の小さなブラインを圧送することになり、ポンプ効率を向上させることができる。
【0053】
▲4▼霜取り用熱交換器33がショーケース13A、13B、13Cの天面部に設置されたことから、霜取り用熱交換器33にてブラインと熱交換された外気Aがショーケース13A、13B、13C・・・の天面部35近傍を流れるので、この外気Aがショーケース13A、13B、13C・・・に対峙した人に当たらず、不快感の発生を未然に防止できる。
[B]第二の実施の形態(図1、図2)
この第二の実施の形態のブライン冷却システム40では、各二次回路12A、12B、12C・・・において、二次ポンプ42が二次ポンプ30に換えて、図2に示すように二次往路23に配設されている。前記ブライン冷却システム10と同様に、第一電磁弁31は二次復路24に配設され、第二電磁弁32はバイパス回路29に配設される。このバイパス回路29は、二次復路24における第一電磁弁31の上流側から分岐されると共に、二次往路23において二次ポンプ42の上流側に接続される。
【0054】
尚、このブライン冷却システム40において、前記ブライン冷却システム10と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0055】
上述の回路構成により、通常冷却運転時のサーモONモードでは、二次ポンプ42の起動、第一電磁弁31の開操作、及び第二電磁弁32の閉操作によって、一次回路11から二次回路12A、12B、12C・・・内へブラインが取り込まれ、このブラインが冷却器22へ導かれて、ショーケース13A、13B、13C・・・の庫内を冷却する。また、通常冷却運転時のサーモOFFモードでは、二次ポンプ42の停止、第一電磁弁31及び第二電磁弁32の閉操作によって、一次回路11から二次回路12A、12B、12C・・・内へブラインが流入せず、ショーケース13A、13B、13C・・・内の庫内温度が上昇する。
【0056】
更に、霜取り運転時には、第一電磁弁31の閉操作及び第二電磁弁32の開操作によって、二次往路23の下流側部分と冷却器22と二次復路24の上流側部分とバイパス回路29とにより霜取り用閉回路43が構成される。そして、二次ポンプ42の起動により、ブラインが霜取り用閉回路43内を循環し、この間に霜取り用熱交換器33にて昇温されるブラインと霜取り用ヒータ36からの加熱により、冷却器22の除霜が実施される。
【0057】
この第二の実施の形態のブライン冷却システム40においては、二次ポンプ42の配置位置が前記ブライン冷却システム10と異なるだけなので、前記実施の形態の効果▲1▼〜▲3▼と同様な効果を奏する。
【0058】
[C]第三の実施の形態(図1、図5)
図5は、本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第三の実施の形態であるブライン冷却システムの二次回路を示す回路図である。この第三の実施の形態において、前記第一の実施の形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0059】
この第三の実施の形態のブライン冷却システム50では、各二次回路12A、12B、12C・・・において、二次復路24におけるバイパス回路29の分岐部に三方弁51が、第一電磁弁31及び第二電磁弁32に代えて設置されている。この三方弁51は、三つのポートのそれぞれが、冷却器22側(二次ポンプ30側)と霜取り用熱交換器33側と一次回路11側とに連通可能に設けられている。
【0060】
上記三方弁51は、ブライン冷却システム10の通常冷却運転におけるサーモONモード時に、冷却器22側(二次ポンプ30側)ポートと一次回路11側ポートとを連通状態とし、ブライン冷却システム10の霜取り運転時に、冷却器22側(二次ポンプ30側)ポートと霜取り用熱交換器33側ポートとを連通状態とする。ブライン冷却システム10の通常冷却運転におけるサーモOFFモード時には、冷却器22側(二次ポンプ30側)と霜取り用熱交換器33側と一次回路11側とを遮断状態とする。
【0061】
従って、このブライン冷却システム50においても、前記実施の形態のブライン冷却システム10の効果▲1▼〜▲4▼と同様な効果を奏するほか、次の効果▲5▼を奏する。
【0062】
▲5▼二次回路12A、12B、12C・・・における二次復路24とバイパス回路29との分岐部には、冷却器22側と霜取り用熱交換器33側と一次回路11側とにそれぞれ連通可能な三方弁51が、第一電磁弁31及び第二電磁弁32に換えて設置されたことから、これらの第一電磁弁31及び第二電磁弁32を用いる場合に比べ、三方弁51を制御する制御回路を簡便化することができる。
【0063】
[D]第四の実施の形態(図6)
図6は本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第四の実施の形態であるブライン冷却回路の全体構成を示す回路図である。この第四の実施の形態において、前記第一の実施の形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0064】
この第四の実施の形態のブライン冷却システム60では、ショーケース13Aの二次回路12Aと、ショーケース13Bの二次回路12Bとが並列に接続され、ショーケース13Cの二次回路12Cとショーケース13Dと二次回路12Dとが並列に接続されている。つまり、二次回路12Aと二次回路12Bの二次往路23同士がバイパス回路29接続点の下流側で接続され、二次回路12Aと二次回路12Bの二次復路24同士が二次ポンプ30の上流側で接続されている。また、二次回路12Cと二次回路12Dの二次往路23同士と二次復路24同士についても、二次回路12A、二次回路12Bの場合と同様に接続されている。
【0065】
上述の回路構成により、二次回路12Aと二次回路12Bは、通常冷却運転と霜取り運転のうちのいずれか同一の運転が実施され、また、二次回路12Cと二次回路12Dは、同じく通常冷却運転と霜取り運転のうちのいずれか同一の運転が実施される。
【0066】
従って、このブライン冷却システム60においても、前記ブライン冷却システム10の効果▲1▼乃至▲4▼と同様な効果を奏するほか、次の効果▲6▼を奏する。
【0067】
▲6▼ショーケース13Aの二次回路12Aとショーケース13Bの二次回路12Bとが並列に接続され、ショーケース13Cの二次回路12Cとショーケース13Dの二次回路12Dとが並列に接続され、これらのショーケース13A、13B、13C・・・において通常冷却運転と霜取り運転とが、二次回路12Aと二次回路12Bとで、二次回路12Cと二次回路12Dとでそれぞれ同時に実施可能に構成されたことから、ショーケース13Aとショーケース13D、ショーケース13Cとショーケース13Dとのそれぞれにおいて、二次ポンプ30、第一電磁弁31、第二電磁弁32及び霜取り用熱交換器33を共用化できる。このため、これらの二次ポンプ30、第一電磁弁31、第二電磁弁32及び霜取り用熱交換器33の個数を削減でき、ブライン冷却システム60のイニシャルコストを低減できる。
【0068】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0069】
例えば、上記各実施の形態のブライン冷却システム10、40、50、60においては、配管レイアウトの簡便さを考慮して、各二次回路12A、12B、12C・・・の二次往路23及び二次復路24が一次回路11の一次復路20または一次往路19に接続(例えば、二次回路12Aの二次往路23及び二次復路24が一次回路11の一次復路20に、二次回路12Cの二次往路23及び二次復路24が一次回路11の一次往路19にそれぞれ接続)されるものを述べたが、図1の二点鎖線に示すように、二次回路12A、12B、12C・・・の二次往路23が一次回路11の一次往路19に、二次復路24が一次復路20にそれぞれ接続されても良い。
【0070】
また、上記第四の実施の形態のブライン冷却システム60においては、二次回路12Aに二次回路12Bの他、複数の二次回路が、二次回路12Cに二次回路12Dの他、複数の二次回路が、それぞれ並列に接続されても良い。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明に係るブラインを用いた冷却システムによれば、ブラインを冷却するブラインチラーユニットと、一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路における上記二次ポンプの下流側に配設された第一電磁弁と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記二次ポンプと上記第一電磁弁との間から分岐され、上記二次回路の上記二次往路に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することから、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できると共に、回路構成を簡便化して冷却システムのイニシャルコストも低減できる。
【0072】
請求項2に記載の発明に係るブラインを用いた冷却システムによれば、一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次往路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路に配設された第一電磁弁と、上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記第一電磁弁の上流側から分岐され、上記二次回路の上記二次往路における上記二次ポンプ上流側に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することから、霜取り運転時におけるランニングコストを低減できると共に、回路構成を簡便化して冷却システムのイニシャルコストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第一の実施の形態であるブライン冷却システムの全体構成を示す回路図である。
【図2】図1の二次回路を示し、通常冷却運転時におけるブラインの流れを示す管路図である。
【図3】図1の二次回路を示し、霜取り運転時におけるブラインの流れを示す管路図である。
【図4】電磁弁及び二次ポンプなどの動作とショーケース庫内温度との関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第三の実施の形態であるブライン冷却システムの二次回路を示す管路図である。
【図6】本発明に係るブラインを用いた冷却システムの第4の実施の形態であるブライン冷却システムの全体構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 ブライン冷却システム
11 一次回路
12A、12B、12C・・・ 二次回路
13A、13B、13C・・・ ショーケース
22 冷却器
23 二次往路
24 二次復路
29 バイパス回路
30 二次ポンプ
31 第一電磁弁
32 第二電磁弁
33 霜取り用熱交換器
36 霜取り用ヒータ
37 霜取り用閉回路
40 ブライン冷却システム
42 二次ポンプ
50 ブライン冷却システム
51 三方弁
60 ブライン冷却システム

Claims (5)

  1. ブラインを用いて複数台のショーケースの冷却を実施するブラインを用いた冷却システムにおいて、
    ブラインを冷却するブラインチラーユニットと、
    一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、
    上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路における上記二次ポンプの下流側に配設された第一電磁弁と、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記二次ポンプと上記第一電磁弁との間から分岐され、上記二次回路の上記二次往路に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することを特徴とするブラインを用いた冷却システム。
  2. ブラインを用いて複数台のショーケースの冷却を実施するブラインを用いた冷却システムにおいて、
    ブラインを冷却するブラインチラーユニットと、
    一次ポンプを備えて閉回路に構成され、上記ブラインチラーユニットからのブラインを循環させる一次回路と、
    上記ショーケース毎に設けられ、上記一次回路からブラインを取り込んでショーケースに内蔵された冷却器に流す二次往路、及び上記冷却器からブラインを上記一次回路へ戻す二次復路を有する二次回路と、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次往路に配設されて、上記二次回路内でブラインを流動させる二次ポンプと、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次復路に配設された第一電磁弁と、
    上記二次回路毎に設けられ、上記二次回路の上記二次復路における上記第一電磁弁の上流側から分岐され、上記二次回路の上記二次往路における上記二次ポンプ上流側に接続されるとともに、第二電磁弁、霜取り用熱交換器を上流側から順次備えたバイパス回路と、を有することを特徴とするブラインを用いた冷却システム。
  3. 上記霜取り用熱交換器が、ショーケースの天面部に設置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のブラインを用いた冷却システム。
  4. 上記二次回路における二次復路とバイパス回路との分岐部には、冷却器側と霜取り用熱交換器側と一次回路側とにそれぞれ連通可能な三方弁が、第一電磁弁及び第二電磁弁に換えて設置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のブラインを用いた冷却システム。
  5. 上記各ショーケース毎に設けられた二次回路が並列に接続され、これらのショーケースにおいて、通常冷却運転と霜取り運転のうちのいずれか同一の運転が実施可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のブラインを用いた冷却システム。
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