JP3695666B2 - 高圧電圧安定化回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、16:9(ワイド)、4:3(ノーマル)モード切り換え機能付き小型電子ビューファインダー等に使用する高圧電圧安定化回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来技術を図に基づいて説明する。
図1は、従来の水平偏向回路および高圧電圧安定化回路例を示す図である。1は、16:9/4:3切り換え信号発生回路、2は、アナログマルチプレクサ(MPX)、3は、水平偏向回路、4は、フライバックトランス(FBT)である。16:9(ワイド)と4:3(ノーマル)の水平偏向サイズの電圧を可変抵抗VR1及び可変抵抗VR2により設定し、設定された電圧を、16:9/4:3切り換え信号発生回路1により、アナログマルチプレクサ(MPX)2に入力される制御信号により、該アナログマルチプレクサ(MPX)2で切り換えられ、水平偏向回路3内の水平偏向コイルLнに印加される電圧を変化させ水平偏向コイルLHに流れる電流を制御することで、CRTに映しだされる水平偏向サイズを16:9(ワイド)と4:3(ノーマル)に切り換えているている。そのため、フライバックトランス(FBT)4に印加される電源電圧V1も16:9(ワイド)と4:3(ノーマル)時とでは異なる。
【0003】
CRTに印加される高圧電圧V2は、16:9(ワイド)と4:3(ノーマル)時に差が発生することにより、CRTに映し出される画像がボケてしまう等の不具合、及び画像の輝度を可変することにより高圧電圧V2が変化することをなくす高圧電圧安定化回路が従来より知られている。図1に示すように、フライバックトランス(FBT)4内の抵抗R1、抵抗R2により、高圧電圧V2を分圧することでモニタし、モニタした電圧を水平偏向回路部3のFET(Q1)のベースに入力し、コンデンサCp1に流れる電流を制御(高圧電圧V2が高くなるとFETQ1のベース電圧が高くなり、高圧電圧V2を低くする。高圧電圧V2が低くなるとFETQ1のベース電圧が低くなり、高圧電圧V2を高くする。)することで、高圧電圧の安定化をはかっている。
【0004】
前記16:9(ワイド)、4:3(ノーマル)モードの水平偏向回路3での損失の一部である、FET(Q1)の飽和抵抗損失Psは次式で示される。
【0005】
【数1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の回路において、4:3(ノーマル)モードは、問題とならないが、16:9(ワイド)モード時は、4:3(ノーマル)モードに比べ水平偏向電流を多く流さなくては成らないため、高圧電圧安定化回路の消費電力が大きくなってしまうと言う課題を有していた。
【0007】
本発明は、16:9(ワイド)、4:3(ノーマル)モード切り換え機能付き小型電子ビューファインダー等に使用する低消費電力の高圧電圧安定化回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
少なくとも、16:9/4:3切り換え信号発生回路1、フライバックトランス4、水平偏向回路3、水平偏向回路3内に水平偏向コイルLH、コンデンサCP2、CP3及びFETQ2、Q1を有し、フライバックトランス4の高圧V2をモニタしてフライバックトランス4の1次巻線6に印加する電圧を制御する高圧電圧安定化回路であって、フライバックトランス4の1次巻線6の一端に電源が接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLHが接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLHとは別にコンデンサCP3とFETQ1を直列に接続し、さらに、前記1次巻線6の他端と接地間に前記水平偏向コイルLH、コンデンサCP3、FETQ1とは別にコンデンサCP2とFETQ2を直列に接続し、フライバックトランス4の高圧V2に一端が接続された抵抗R1の他端に分圧用の抵抗R2が接続され、抵抗R1と抵抗R2の接続点とFETQ1のベースを接続し、16:9/4:3切り換え信号発生回路1とFETQ2のベースを接続した高圧電圧安定化回路とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に実施の形態について、図に基づいて説明する。
図2は、本発明の水平偏向回路および高圧電圧安定化回路の一例である。本発明の水平偏向回路および高圧電圧安定化回路は、従来の回路の水平偏向回路3内にコンデンサCp2とFET(Q2)から成る制御回路5を付加した構成であり、16:9/4:3切り換え信号発生回路1より出力される制御信号により、FET(Q2)が制御され、16:9(ワイド)モード時にコンデンサCp2が水平偏向コイルLнに接続される構成である。フライバックトランス4の1次巻線6の一端に電源が接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLH、水平リニアリティーコイルL、直流素子用コンデンサCSが直列接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLH等とは別にコンデンサCP3とFETQ1を直列に接続し、さらに、前記1次巻線6の他端と接地間に前記水平偏向コイルLH、コンデンサCP3、FETQ1とは別にコンデンサCP2とFETQ2を直列に接続されている。水平偏向コイルLH、水平リニアリティーコイルL、直流素子用コンデンサCSとコンデンサCP2及びCP3は、FETQ2及びFETQ3がON状態で並列に接続され共振回路を構成している。4:3モードではFETQ2はOFF、9:6モードでFETQ2はONに制御される。フライバックトランス4の高圧V2に一端が接続された抵抗R1の他端に分圧用の抵抗R2が接続され、抵抗R1と抵抗R2の接続点とFETQ1のベースを接続し、16:9/4:3切り換え信号発生回路1とFETQ2のベースを接続した高圧電圧安定化回路である。
【0010】
前記構成にすることで、16:9(ワイド)、4:3(ノーマル)モードでの水平変更回路の損失の一部である、FET(Q1)およびFET(Q2)の飽和抵抗損PS2は、次式で示される。
【0011】
【数2】
よって飽和抵抗損Psは、従来の回路の1/2になる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような効果が得られる。
16:9(ワイド)、4:3(ノーマル)モード切り換え機能付き小型電子ビューファインダーに使用する高圧電圧安定化回路において、16:9/4:3切り換え信号を用い、水平偏向回路3内のFETQ2によりコンデンサCP2水平偏向コイルLHへの接続のON、OFFを制御することで飽和抵抗損Psは、従来の回路の1/2となり、16:9(ワイド)モードでの高圧電圧安定化回路の消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の水平偏向回路および高圧電圧安定化回路の一例を示す図。
【図2】 本発明による水平偏向回路および高圧電圧安定化回路の一例を示す図。
【符号の説明】
1 16:9/4:3切り換え回路
2 アナログマルチプレクサ
3 水平偏向回路
4 フライバックトランス
5 制御回路
6 1次巻線
Claims (1)
- 少なくとも、16:9/4:3切り換え信号発生回路1、フライバックトランス4、水平偏向回路3、水平偏向回路3内に水平偏向コイルLH、コンデンサCP2、CP3及びFETQ2、Q1を有し、フライバックトランス4の高圧V2をモニタしてフライバックトランス4の1次巻線6に印加する電圧を制御する高圧電圧安定化回路であって、フライバックトランス4の1次巻線6の一端に電源が接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLHが接続され、前記1次巻線6の他端と接地間に水平偏向コイルLHとは別にコンデンサCP3とFETQ1を直列に接続し、さらに、前記1次巻線6の他端と接地間に前記水平偏向コイルLH、コンデンサCP3、FETQ1とは別にコンデンサCP2とFETQ2を直列に接続し、フライバックトランス4の高圧V2に一端が接続された抵抗R1の他端に分圧用の抵抗R2が接続され、抵抗R1と抵抗R2の接続点とFETQ1のベースを接続し、16:9/4:3切り換え信号発生回路1とFETQ2のベースを接続したことを特徴とする高圧電圧安定化回路。
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JP33403795A JP3695666B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧電圧安定化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33403795A JP3695666B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧電圧安定化回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09154032A JPH09154032A (ja) | 1997-06-10 |
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Family Applications (1)
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JP33403795A Expired - Fee Related JP3695666B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧電圧安定化回路 |
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Country | Link |
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1995
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