JP3695658B2 - 加熱調理器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加熱物を収容する加熱室に加熱源からの熱を供給して被加熱物を加熱処理する加熱調理器に関し、特に、任意のタイミングで加熱室内への蒸気供給を可能とした改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
被加熱物を収容する加熱室をヒータにより加熱するとともに、この加熱室に蒸気を供給して加熱調理を行う加熱調理器がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平7−39714号公報
【0004】
上記特許文献1に開示される加熱調理器は、電熱による加熱処理と並行して加熱室内に蒸気を充満させて、効率的な調理を実施可能にしている。また、この他にも蒸気発生機能に加えて高周波加熱機能を備えた加熱調理器もある。このような加熱調理器においては、電熱や高周波による加熱を適宜組み合わせて加熱調理することが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような加熱調理器では、加熱室への蒸気供給は、加熱中に常時供給するか、又は供給しないかの択一的な選択方式となっている。また、一部の自動調理モードにおいて、所定のタイミングで所定量の蒸気が供給されるものもある。しかし、蒸気を加熱室へ供給するタイミングや供給量は、加熱調理器の操作者が、嗜好の差や調理材料の質的・量的な違いによって任意に微調整したい要求があり、また、自動調理においても、規定量の標準的な調理材料で且つ平均的な温湿環境下で最適となる設定値に基づいて調理されるため、必ずしも想定通りの調理が実施されるとは限らなかった。特に、フランスパンやスポンジケーキ等のパン調理時においては、調理の出来映えが蒸気供給タイミングに大きく左右されることがあり、自動化が困難となる面もあった。
【0006】
さらに、肉や魚等を加熱するグリル加熱時においては、被加熱物の表面と内部とで温度差が大きくなる傾向にあり、表面が加熱過剰となる一方、内部が加熱不十分となる場合があった。そこで、蒸気を加熱室に供給することで、蒸気が有する潜熱、熱容量によって被加熱物の表面の焦げ付きを抑制したり、被加熱物の内部までムラなく加熱することができるが、実際には操作者の意思により必要なタイミングで蒸気供給を行うことができず、蒸気供給による十分な効果を得ることができなかった。
【0007】
また、加熱室外部にボイラ等の蒸気供給源を設けた構成の加熱調理器があるが、この構成においては、調理前に予めボイラを予熱しておかなければならず、実際には調理前の準備時間が長く要されることになっている。また、加熱室外部から蒸気を供給ので、加熱部にスケール等が溜まり、衛生上問題を生じる上に、このスケールの清掃に分解等の手間が掛かり、使い勝手が良くなかった。
【0008】
また、蒸気供給源の蒸気発生能力を高めて瞬時に蒸気供給可能な構成にすることも考えられるが、装置自体が大型化し、また、一般家庭用の加熱調理器に対してはコストダウンや省エネルギの観点から好ましくない。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、低電力でしかも小型の構成でありながら、加熱室に任意のタイミングで蒸気を供給することのできる加熱調理器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室に加熱源からの熱を供給して被加熱物をグリル加熱する加熱調理器であって、蒸気発生部を加熱する蒸発部加熱ヒータと、前記蒸気発生部に水を供給する給水手段と、前記蒸発部加熱ヒータを加熱制御するとともに、前記給水手段により前記蒸気発生部へ水を供給するスイッチである蒸気供給操作手段とを備え、前記被加熱物の表面温度をさげるとともに前記被加熱物の表面と内部との温度差を小さく抑えるべく、加熱調理の後半で、前記被加熱物の表面温度より低く前記被加熱物の内面より高温の蒸気を任意のタイミングで前記加熱室内に供給可能としてなる加熱調理器である。
【0011】
この加熱調理器では、被加熱物の内部の火通りを良くし、焼き色を均一化する効果がある。
【0014】
請求項記載の加熱調理器は、前記蒸気供給操作手段が、一回の押下により所定時間連続して蒸気供給を行うスイッチである。
【0015】
この加熱調理器では、蒸気供給操作手段であるスイッチが、一回押下されると、所定時間のみ連続して蒸気が供給され、蒸気がワンタッチで簡便に供給可能となる。
【0016】
請求項記載の加熱調理器は、前記蒸気供給操作手段が、押下の度に蒸気供給開始と蒸気供給停止とが切り替わるスイッチである。
【0017】
この加熱調理器では、蒸気供給操作手段であるスイッチが、押下の度に蒸気供給開始と蒸気供給停止とが切り替わり、任意期間の蒸気供給が簡単に行えるようになる。
【0018】
請求項記載の加熱調理器は、前記蒸気供給操作手段が、押下された後の一定期間のみ、蒸気供給時間の設定を行えるスイッチである。
【0019】
この加熱調理器では、蒸気供給操作手段であるスイッチを押下した後の一定期間のみ、蒸気供給時間の設定を、例えば、つまみの回転操作やスイッチ押下操作の回数に応じて行うことで、簡単に任意の時間に設定できるようになる。
【0020】
請求項記載の加熱調理器は、前記蒸気供給操作手段が、押下している間だけ蒸気供給を行うスイッチである。
【0021】
この加熱調理器では、蒸気供給操作手段であるスイッチが、押下されている間だけ蒸気供給が行われ、ワンタッチで任意期間の蒸気供給が簡単に行えるようになる。
【0022】
請求項記載の加熱調理器は、前記蒸気供給操作手段が、被加熱物の調理内容に応じた必要量の蒸気を供給する。
【0023】
この加熱調理器では、蒸気供給操作手段によって、被加熱物の調理内容に応じた必要量の蒸気が供給される。即ち、自動調理では予め調理時間等が規定されているので、必要な蒸気量が既知となり、その分だけを供給すれば、供給不足や過剰な供給によるでき映えの劣化が少なくなり、無駄のない確実な調理が可能となる。
【0024】
請求項記載の加熱調理器は、前記加熱室の温度が所定温度以下であるときに、前記蒸気供給操作手段からの蒸気供給の要求を制限するための報知手段を備えた。
【0025】
この加熱調理器では、加熱室の温度が所定温度以下であるときに、蒸気供給操作手段によって蒸気が供給されようとすると、報知手段が作動され、蒸気供給が制限可能となる。これにより、加熱室温度が低いにもかかわらず通常通りに蒸気が供給されて、加熱室内の結露が増大することが防止される。
【0026】
請求項記載の加熱調理器は、前記加熱室に蒸気を供給している間、蒸気供給中である旨の報知を行う報知手段を設けた。
【0027】
この加熱調理器では、蒸発が供給されると、その旨が報知手段によって報知され、視認困難な蒸気供給状態が確実に把握可能となり、高温蒸気に対する安全性が高められる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る加熱調理器及びその制御方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る加熱調理器の開閉扉を開けた状態を示す正面図、図2は加熱調理器の制御ブロック図、図3は操作パネルのスイッチ配列例を示す正面図である。
【0037】
図1〜図3に示すように、この加熱調理器100は、被加熱物を収容する加熱室11に加熱源からの熱と蒸気との少なくともいずれかを供給して被加熱物を加熱処理する加熱調理器であって、図1に示すように、加熱源の一つである高周波を発生するマグネトロン(高周波発生部)13と、加熱室11内で蒸気を発生する蒸気発生部15と、加熱室11の上方に配置され予熱手段及び加熱源の一つである上部加熱ヒータ17と、蒸気供給操作手段としての蒸気供給スイッチ19(図3参照)とを基本構成要素として有する。
【0038】
高周波発生部13からの高周波は、回転駆動される電波撹拌用のスタラー羽根23によって加熱室11の全体に分散される。そして、蒸気発生部15には、加熱室11の側方に設けた給水タンク27から水が供給される構成となっている。
【0039】
蒸気発生部15は、加熱室11の底面奥側で、少なくとも一方の隅部に設けてある。本実施形態においては、一例として奥側両隅に2基配置した構成を示しているが、片側に1基配置した構成であってもよい。加熱室11の奥側側面には、サーミスタや赤外線センサ等の加熱室温度センサ31が取り付けられ、加熱室11の温度を測定する。また、加熱室11の奥側背面には、赤外線センサ等の被加熱物温度センサ32が取り付けられ、被加熱物の温度を測定する。
【0040】
なお、本発明の加熱調理器100には、加熱室11内の空気を撹拌・循環させる循環ファン33や、加熱室11内を循環する空気を加熱するコンベクションヒータ35からなる室内気加熱部37を取り付けてもよい。これら各部の動作は、マイクロプロセッサを備えてなる制御部39からの制御指令により行われる。
【0041】
また、開閉扉41に設けられる図3に一例として示す操作パネル91には、加熱の開始を指示するスタートスイッチ93、マニュアルモードの調理スイッチ94、予め用意されている調理プログラムを選定する自動調理スイッチ97、蒸気供給スイッチ19等の種々の操作スイッチの他、蒸気供給状況を報知する報知手段99の一つであるランプ98が設けられている。
そして、制御部39は、商用電源に接続される電源部40から電力供給されており、高周波発生部13、上部加熱ヒータ17、蒸気発生部15等の加熱電力が許容電力値を超えないように、各部への電力配分を制御している。
【0042】
加熱室11は、前面開放の箱形の本体ケース10内部に形成されており、本体ケース10の前面には、加熱室11の被加熱物取出口を開閉する透光窓41a付きの開閉扉41が開閉自在に取り付けられている。
【0043】
高周波発生部13は、加熱室11の下側の空間に配置されており、加熱室11底面の略中央の、マグネトロンより発生した高周波を受ける位置にスタラー羽根23を設けてある。これら高周波発生部13やスタラー羽根23は、加熱室11の底部に限らず、加熱室11の他の面側に設けることもできる。また、スタラー羽根23の代わりにターンテーブルを備えた構成としてもよい。
【0044】
蒸気発生部15は、加熱により蒸気を発生する水溜凹所(加熱面)45aを有した加熱ブロック(金属ベース)45を有する。
【0045】
ここで、本加熱調理器100における蒸気発生の基本原理を簡単に説明する。
図4に加熱調理器の蒸気発生の基本原理を表す説明図を示した。
これによれば、給水タンク27に貯留された水は、逆止弁49を通して給水管51に供給される。給水管51の中間部配管51aでは、加熱ブロック45のシーズヒータ53からの発生熱が伝熱されることで、中間部配管51a内の水が加熱される。そして、加熱された水の一部は、湯になる際に沸騰して気泡を発生し、急激に体積膨張する。このとき、給水管51の給水タンク27側の逆止弁49は閉止され、給水タンク27側への逆流が阻止される。従って、体積膨張した水は吐出側配管55へ間欠的に供給される。これにより、吐出側配管55内では水位が上昇し、上部に形成されたエア抜き孔57から余分な蒸気が排出されると共に、加熱された水が吐出口59から加熱ブロック45の水溜凹所45aに間欠的に供給される。
【0046】
一方、水溜凹所45aもシーズヒータ53により加熱されており、滴下された加熱水はここで蒸発して加熱室11に供給される。つまり、加熱ブロック45のシーズヒータ53の発熱により、水溜凹所45aへ加熱した水を供給すると共に、水溜凹所45aを加熱する構成となっている。このように、加熱された水が水溜凹所45aに供給されるので、蒸気発生を一層短時間で行うことができる。
【0047】
上記の蒸気発生を実現するための具体的な構成例を、以下に詳細に説明する。図5に加熱ブロックの外観斜視図を示した。(a)は上面側で(b)は裏面側である。
加熱ブロック45は、軽量で熱伝導性の高いアルミのダイキャスト成形品としている。加熱ブロック45には、本体61の内部に蒸発部加熱ヒータとしてU字形のシーズヒータ53が埋設されており、このシーズヒータ53に沿った上面側に水溜凹所45aが形成され、下面側に給水管51の中間部配管51aを被覆する加熱部45bが形成されている。これら水溜凹所45a及び加熱部45bはダイキャストにより一体に形成されており、接続面等が存在しないため、高効率でシーズヒータ53の発熱を伝導可能にしている。
【0048】
即ち、シーズヒータ53の少なくとも一部が加熱ブロック45内に埋設されて、蒸気発生部15とシーズヒータ53とが一体構造となることで、接続面等が存在せず、高効率でシーズヒータ53の発熱が加熱ブロック45に伝導され、水溜凹所45aでの高い蒸発効果が得られるようになる。また、加熱ブロック45が、アルミダイキャストにより形成され、熱伝導性の高い金属材料で一体化されることで、シーズヒータ53の熱が高効率で水溜凹所45aに伝熱可能となっている。
【0049】
また、水溜凹所45aの下側に位置する収容穴63には、温度を検知する蒸発皿温度センサとしてのサーミスタ65が挿入されて、本体61のシーズヒータ53付近の温度を測定する。水溜凹所45aの一端側には開口孔67が形成されて、前記吐出口59(図4参照)からの水が水溜凹所45a内に供給される。なお、シーズヒータ53や加熱部45b等の形状や取り付け位置等は、必要とする加熱量や加熱調理器100の筐体内への設置スペース等に応じて適宜変更され得るものである。なお、上記シーズヒータ53は、線ヒータ、セラミックヒータ等の他種類のヒータであっても構わない。
【0050】
蒸気発生部15は、加熱室11の底面から蒸気を供給して加熱室11内で効率良く蒸気拡散する構成となっている。加熱ブロック45の水溜凹所45aの表面は、珪酸(SiO2)等を含む親水材料で処理していることで、水が球状になることなく、大きな接触面積が確保でき、より多くの蒸気を発生させやすくしている。また、仮に汚れが付着しても簡単に除去できるようにしている。例えば、蒸気発生の過程では、水分中のカルシウムやマグネシウム、塩素化合物等が濃縮されて水溜凹所45a底部に沈殿固着することがあるが、水溜凹所45aが加熱室11内に開放されているため、水溜凹所45aを布等で拭き取るだけで、きれいにこのような汚れを払拭することができる。
【0051】
ここで、図1に示す給水タンク27から加熱ブロック45までの給水経路を説明するため、図6に図1のB方向矢視図を示した。
前述の蒸気発生原理を説明した図4と同様であるが、給水タンク27の水は、逆止弁49を通して給水管51に供給され、加熱ブロック45の加熱部45bで加熱されて吐出側配管55に供給される。そして、加熱された水が吐出口59から加熱ブロック45の水溜凹所へ間欠的に供給される。なお、給水管51としては、特に伝熱を受ける加熱部45b周辺では、銅パイプ等の熱電導度の高い材質が好適に用いられる。上記給水タンク27、逆止弁49、給水管51、加熱部45b、吐出側配管55は、給水手段69を構成している。
【0052】
蒸気供給スイッチ19は、押下によりシーズヒータ53を加熱制御するとともに、給水手段69により蒸気発生部15へ水を供給する。なお、サーミスタ65からの温度検出により水溜凹所45aが既に高温状態であると検知された場合には、シーズヒータ53の加熱を省略してもよい。このように、蒸気供給操作手段が一つのスイッチ(蒸気供給スイッチ19)として機能し、この蒸気供給スイッチ19が押下されることで、シーズヒータ53が加熱制御され、且つ同時に給水手段69により水が供給される。即ち、一つのスイッチによるワンタッチ操作で蒸気の発生が可能となり、加熱室11への蒸気供給操作が極めて簡単となり、微妙な調理タンミングを逃がさなくできる。
【0053】
従って、加熱調理器100では、予熱の必要なボイラ等を用いずに蒸気供給が可能になるとともに、任意のタイミングで、しかも応答性良く加熱室内への蒸気の供給を可能にすることができる。これにより、低電力でしかも小型の構成で蒸気供給が可能になるとともに、任意のタイミングで蒸気の供給が可能となって、調理の自在性を高めることができる。
【0054】
ここで、蒸気供給スイッチ19の種々の作動例を説明する。蒸気供給スイッチ19は、基本的にワンタッチ操作で蒸気の発生が可能となるスイッチであるが、その詳細な作動例としては、次のバリエーションを挙げることができる。図7にはスイッチ操作に応じた作動例を(a)〜(c)で示した。
蒸気供給スイッチ19は、図7(a)に示すように、一回の押下により所定時間連続して蒸気供給を行うスイッチとすることができる。このような作動スイッチとすることで、一回押下されると、予め定めた所定時間tのみ連続して蒸気が供給され、蒸気がワンタッチで簡便に供給可能となる。
【0055】
また、蒸気供給スイッチ19は、図7(b)に示すように、押下の度に蒸気供給開始と蒸気供給停止とが切り替わる作動スイッチとすることができる。このような作動スイッチとすることで、押下の度に蒸気供給開始と蒸気供給停止とが切り替わり、任意期間の蒸気供給が簡単に行えるようになる。
【0056】
また、蒸気供給スイッチ19は、図7(c)に示すように、押下している間だけ蒸気供給を行う作動スイッチとすることができる。このような作動スイッチとすることで、押下されている間だけ蒸気供給が行われ、ワンタッチで任意期間の蒸気供給が簡単に行えるようになる。
【0057】
この他にも、蒸気供給スイッチ19を押下した後の一定期間のみ、蒸気供給時間の設定を行えるようにしてもよい。具体的には、蒸気供給スイッチ19を押下すると、押下後の一定期間のみスイッチ押下の度に、1分、3分、5分等の蒸気供給時間が切り替わるようにし、選択的に設定できるようにする。或いは、蒸気供給スイッチ19を押下してから一定期間を蒸気供給時間入力モードとして、操作パネル19のつまみ96(図3参照)を操作することにより、蒸気供給時間を任意に指定し、一定期間経過後に、この指定された蒸気供給時間が入力値として設定されるようにする。これによれば、蒸気供給時間を調理に応じた任意の時間に簡単に設定でき、使い勝手が向上する。
【0058】
報知手段99は、LEDやブザーを用いることで、視覚或いは音、又はその両方により報知が可能となっている。報知手段99は、制御部39の制御により、加熱室11の温度が所定温度以下であるときに、蒸気供給スイッチ19からの蒸気供給の要求を制限する報知を行うよう作動する。この場合、例えばLEDを用いたときには点滅動作等により報知を行う。従って、例えば加熱室11の温度が所定温度以下であるときに、蒸気供給スイッチ19によって蒸気が供給されようとすると、報知手段99が作動され、蒸気供給が制限可能となる。これにより、加熱室温度が低い場合に、加熱室温度が低いにもかかわらず通常通りに蒸気が供給されて、加熱室内の結露が増大することが防止される。
【0059】
また、報知手段99は、加熱室11に蒸気を供給している間、蒸気供給中である旨の報知を行う。この場合、例えばLEDを用いたときには点灯動作等により報知を行う。従って、蒸発が供給されると、その旨が報知手段99によって報知され、加熱調理器100の外観からは視認が困難な蒸気供給状態が確実に把握可能となり、高温蒸気に対する安全性が高められる。
【0060】
次に、本発明に係る加熱調理器100の作用を説明する。
本発明の加熱調理器100を用いて、例えばグリル加熱を行いながら蒸気供給も行うには、被加熱物を加熱室11内に置き、開閉扉41を閉じ、操作パネル91に備わる各種のスイッチを操作して、所望の加熱モードを設定した後、スタートスイッチ93を押下する。また、自動調理モードで加熱する場合には、記憶部95(図2参照)に予め用意されている調理内容(調理プログラム)を、自動調理スイッチ97の押下等により選択した後、スタートスイッチ93を押下する。
【0061】
スタートスイッチ93の押下を受けて上部加熱ヒータ17が発熱を開始すると、被加熱物が輻射熱によって加熱処理される。一方、高周波発生部13から発生した高周波がスタラー羽根23の回転により加熱室11内に拡散供給される。これにより、発生した高周波は加熱室11に供給されて被加熱物を高周波加熱する。また、加熱対象によっては、高周波吸収体を加熱室11内に配置して、この高周波吸収体による発熱を被加熱物に供給する場合もある。
【0062】
さらに、必要に応じて室内気加熱部37のコンベクションヒータ35を発熱させて循環ファン33を回転させることにより、被加熱物をより均一に高温加熱することもできる。
【0063】
ここで、上記加熱時においては、制御部39は、加熱ブロック45のサーミスタ65や加熱室内の温度を検出する加熱室温度センサ31、或いは被加熱物温度センサ32からの検出温度に応じて、蒸気発生量やヒータ加熱量をフィードバック制御し、加熱室11内の温度や蒸気量を適切に設定する。これにより、温度管理の難しい卵料理等を容易に行うことが可能となる。
【0064】
そして、加熱調理器100は、制御部39の制御により、蒸気供給スイッチ19が、被加熱物の調理内容に応じた必要量の蒸気のみを供給させることができる。
このような制御方法によれば、被加熱物の調理内容に必要とされる蒸気が必要量だけ供給される。即ち、自動調理では予め調理時間等が規定されているので、必要な蒸気量が既知となり、その分だけを供給すれば、供給不足や過剰な供給による出来映えの劣化が少なくなり、無駄のない確実な調理が可能となる。また、加熱調理途中で蒸気供給スイッチ19を押下した場合に、押下した時点以降の調理に必要とする蒸気量を、経過時間や加熱温度に応じて算出し、その分の蒸気量を供給させることもできる。
【0065】
さらに、加熱調理器100は、制御部39の制御により、加熱室温度センサ31による加熱室11の温度検出値に応じて、加熱ブロック45のシーズヒータ53への給電量(後述する連続加熱時間であってもよい)を増減させることができる。
このような制御方法によれば、加熱室11の温度が所定値より高い場合には蒸気発生時におけるシーズヒータ53への給電量が低減され、加熱室11の温度検出値が所定値より低い場合にはシーズヒータ53への給電量が増加される。このように、加熱室11の温度によらずに、蒸気供給スイッチ押下から蒸気供給までの応答性を高めることができる。つまり、加熱室11の低温時における加熱量の多く必要とする場合に、シーズヒータ53の加熱量を増加させ、いち早く水が蒸発されるようにする。一方、加熱室11の高温時には、加熱ブロック45の水溜凹所45aが既に水が蒸発する程度に昇温されているため、無駄にシーズヒータ53を加熱することがなくなり、省エネルギ効果が高められる。
【0066】
また、加熱調理器100は、制御部39の制御により、被加熱物温度センサ32による温度検出値に応じて、蒸気発生量を増減させるようにしてもよい。
このような制御方法によれば、被加熱物の表面温度が所定温度以上の場合に、加熱ブロック45のシーズヒータ53への給電量が増加すると共に水溜凹所45aへ給水する。これにより発生した蒸気によって、被加熱物の表面温度は供給された蒸気によって上昇が抑止され、過剰な焦げ付きを防止できる。
【0067】
また、加熱調理器100は、制御部39の制御により、加熱室温度センサ31と被加熱物温度センサ32の少なくも一方からの温度検出信号が出力されるまでは加熱室11への蒸気供給を制限するようにしてもよい。
このような制御方法によれば、加熱室温度センサ31又は被加熱物温度センサ32の少なくも一方から所定の温度の検出信号が出力されるまでの温度管理不能状態下における蒸気の供給が制限され、例えば加熱室11の温度が低い蒸発速度の遅いときにもかかわらず、過剰に水が供給されることが防止される。これにより、加熱室温度が低いにもかかわらず通常通りに蒸気が供給されて、加熱室内の結露が増大することが防止される。
【0068】
さらに、本実施形態の加熱調理器100では、蒸気発生部15を加熱室11の底面隅部に2基備えているので、被加熱物の加熱内容に応じて発生させる蒸気量を可変にでき、蒸気を多量に必要とするもの、少量でよいもの等の切り分けができ、蒸気供給のパターンを所望の蒸気供給量になるように任意に設定することができる。
【0069】
次に、上記の加熱調理器100を用いる加熱処理例を例示して、それぞれの加熱処理により発揮される本発明の顕著な効果を順次詳細に説明する。
例えばオーブン調理の加熱パターンでは、加熱初期に、循環ファン33とコンベクションヒータ35、或いは上部加熱ヒータ17へ所定時間給電して予熱を行う。予熱完了後、循環ファン33とコンベクションヒータ35、また、必要に応じて上部加熱ヒータ17へ給電して加熱室11を加熱する。そして、任意のタイミングで蒸気供給スイッチ19が押下された場合に、加熱ブロック45のシーズヒータ53へ給電するとともに水溜凹所45aへ給水する。これにより、水溜凹所45aに供給された水がシーズヒータ53の熱を受けて蒸発して、加熱室11内に蒸気が供給される。このような加熱パターンにおける加熱室11内の温度変化は、予熱完了後に開閉扉を開けて被加熱物を加熱室11内に置く際に、加熱室内の温度は一旦下がるが、開閉扉を閉めると温度が急峻に立ち上がり、所望の設定温度付近にいち早く近づくようになる。
【0070】
また、加熱調理前に予め加熱室11を加熱する予熱処理を実施しておくことで、蒸気供給スイッチ19を押下したときに、蒸気をいち早く発生させることができる。これにより、必要なタイミングで蒸気供給を行うことが可能となる。なお、予熱は、上部加熱ヒータ17やコンベクションヒータ35等で行えるが、上部加熱ヒータ17で行うことが加熱室11を直接的に昇温できるので好ましい。
【0071】
また、オーブン調理の加熱時においては、図8に示すように、基本的に上部加熱ヒータ(ヒータA)17とコンベクションヒータ(ヒータB)35へ給電するが、蒸気発生のため、これに加えて加熱ブロック45のシーズヒータ53への給電を行うこととなる。その場合には、例えばいずれかのヒータ(例えばヒータA)とシーズヒータ53との加熱を交互に行い、各ヒータの発熱に要する電力の合計が加熱調理器100の許容電力値を超えない範囲で最大に設定する。これにより、オーブン調理のための加熱を長い時間中断させることなく、許容電力の範囲内で加熱が続行でき、加熱効果を最大限に高めて調理時間を短縮できる。
【0072】
また、蒸気供給スイッチ19が任意のタイミングで押下された場合、加熱ブロック45の水溜凹所45aが水を蒸発させる程に加熱されていないときには、蒸気供給量をいち早く増加させるため、所定時間は連続して加熱ブロック45のシーズヒータ53を加熱することが好ましい。そこで、図9に示すように、ヒータ加熱開始後の任意のタイミングで蒸気供給スイッチ19を押下したときに、シーズヒータ53へ所定時間ta連続給電する。この所定時間taの間は、例えばヒータAの出力を停止又は出力レベルを下げて許容電力値を超えないように合計電力を設定する。その後、停止又は出力レベルを下げていたヒータAの出力を図8に示すような交互給電の出力制御に切り替えて同時加熱を行う。そして、蒸気供給を完了した後は、ヒータ加熱開始時と同様にヒータA及びヒータBを連続出力制御する。なお、所定時間taの長さは、前述した加熱ブロック45のシーズヒータ53への給電量の増減制御と同様に、加熱室11の温度や被加熱物の温度に応じて、温度が低い場合に長く、高い場合に短く設定する。
【0073】
上記の制御により、蒸気発生部15が優先的に加熱され、加熱調理器100の定格電力を超えない範囲で蒸気の供給を確保しながら、加熱効果を最大限に高めることができる。なお、上部加熱ヒータ17は僅かな間、加熱のための給電を停止しても加熱室の温度や被加熱物の温度はそれほど変わらない。本制御は、このことを利用して優先的に蒸気発生部15を加熱し、より迅速な蒸気の発生を狙うものである。
【0074】
次に、グリル調理例を説明する。
グリル調理では、被加熱物を載置して、上部加熱ヒータ17の発熱により被加熱物に焦げ目を付けるように加熱するものである。この場合には、予熱後に本加熱を開始してからの被加熱物の温度変化は、上部表面では加熱により早く昇温するが、被加熱物の内部では加熱による昇温速度が遅く、表面と内部と温度差が加熱開始から徐々に拡大する傾向にある。つまり、上部加熱ヒータ17に近い被加熱物の上部表面は加熱によって比較的急峻に昇温するが、被加熱物表面の熱が被加熱物内部にまで伝わるまでに時間がかかり、被加熱物内部の温度上昇率が低くなる。
【0075】
そこで、図10に示すように、本加熱の途中で加熱室内に任意のタイミングで蒸気を供給することにより、被加熱物の表面温度より低い蒸気が被加熱物に当てられ、被加熱物表面の温度を一時的に下げる(ΔT1の降温)ことができる。一方、被加熱物の内部では、熱容量が加熱室の空気よりも約2倍大きく被加熱物内部より高温の蒸気が被加熱物に当てられることで、被加熱物の内部に蒸気の熱量が効率良く伝熱されて、被加熱物の昇温を加速させる(ΔT2の昇温)ことができる。これにより、被加熱物の表面と内部との温度差を小さく抑えることができる。
【0076】
なお、加熱中の蒸気供給は、加熱調理の前半で供給する場合には、被加熱物に水分を与えてしっとり柔らかくする効果があり、加熱調理の後半で供給する場合には、被加熱物の内部の火通りを良くし、焼き色を均一化する効果がある。蒸気は、被加熱物の表面に凸凹があっても、この凹凸に蒸気が入り込むことで被加熱物に局所的な焼きムラを生じさせることを防ぎ、焼き具合を均一にできる。上部加熱ヒータ17で加熱する場合では、凹凸の影となった部位に対して加熱量が小さくなるが、上記の蒸気加熱を併用することでこのようなムラが生じにくくなる。さらには、上部加熱ヒータ17の加熱室に対する加熱ムラ、即ち、加熱室中央では加熱量が多くなり、加熱室の隅部では加熱量が少なくなるといった加熱ムラにより、加熱室中央に位置する被加熱物が過剰に加熱されて焦げ、加熱室隅部に位置する被加熱物が加熱不十分な状態で仕上がることを未然に防止できる。
【0077】
以上説明した各加熱パターンは、図2に示す制御部39に接続された記憶部95に予め調理プログラムとして記憶しておき、操作パネル91の自動調理スイッチ97等の操作により任意に選定して実行する構成としてもよい。その場合にも、加熱室内の被加熱物の温度を加熱室温度センサ31により検出して、被加熱物の温度に合わせて、また、タイマ101により加熱時間等の経過時間を計測して前述した各部の制御タイミングを設定する。蒸気発生のタイミングは、上述したように、蒸気供給スイッチ19を押下した任意のタイミングで供給を開始する構成とする以外にも、これに加えて予め設定した調理プログラムに基づいて自動的に設定する機能を有していてもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る加熱調理器によれば、加熱室内に、蒸発部加熱ヒータを備えた蒸気発生部を設け、この蒸気発生部に給水手段によって水を供給可能とし、蒸気供給操作手段によって、この蒸気発生部から任意のタイミングで加熱室内へ蒸気供給を可能としたので、予熱の必要なボイラを用いずに蒸気供給が可能になるとともに、そのタイミングの制約をなくすことができる。この結果、低電力でしかも小型の構成で蒸気供給を可能にできるとともに、任意のタイミングで蒸気を供給可能にして、調理の自在性を高めることができる。
【0079】
また、本発明に係る加熱調理器の制御方法によれば、蒸気供給操作手段から蒸気供給の要求があり且つ加熱源への給電量と蒸発部加熱ヒータへの給電量との和が定格電力を超えるとき加熱源への給電量を制限して蒸発部加熱ヒータへの給電量を確保するので、蒸気発生部が優先的に加熱され、加熱調理器の定格電力を超えない範囲で蒸気を供給しながら、加熱効果を最大限に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱調理器の開閉扉を開けた状態を示す正面図である。
【図2】加熱調理器の制御ブロック図である。
【図3】操作パネルのスイッチ配列例を示す正面図である。
【図4】加熱調理器の蒸気発生の基本原理を表す説明図である。
【図5】加熱ブロックの外観図で(a)は上面側、(b)は裏面側の斜視図である。
【図6】図1のB方向矢視図である。
【図7】スイッチ操作に応じた作動例を(a)〜(c)で示した動作説明図である。
【図8】通常の蒸気供給時における給電状況の説明図である。
【図9】任意時期の蒸気供給時における給電状況の説明図である。
【図10】蒸気供給時における被加熱物の温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
11 加熱室
13 高周波発生部(加熱源)
15 蒸気発生部
17 上部加熱ヒータ(加熱源)
19 蒸気供給スイッチ(蒸気供給操作手段)
31 加熱室温度センサ
32 被加熱物温度センサ
35 コンベクションヒータ(加熱源)
45 加熱ブロック(金属ベース)
45a 水溜凹所(加熱面)
53 シーズヒータ(蒸発部加熱ヒータ)
69 給水手段
99 報知手段
100 加熱調理器

Claims (8)

  1. 被加熱物を収容する加熱室に加熱源からの熱を供給して被加熱物をグリル加熱する加熱調理器であって、
    蒸気発生部を加熱する蒸発部加熱ヒータと、
    前記蒸気発生部に水を供給する給水手段と、
    前記蒸発部加熱ヒータを加熱制御するとともに、前記給水手段により前記蒸気発生部へ水を供給するスイッチである蒸気供給操作手段とを備え、前記被加熱物の表面温度をさげるとともに前記被加熱物の表面と内部との温度差を小さく抑えるべく、加熱調理の後半で、前記被加熱物の表面温度より低く前記被加熱物の内面より高温の蒸気を任意のタイミングで前記加熱室内に供給可能としてなる加熱調理器。
  2. 前記蒸気供給操作手段が、一回の押下により所定時間連続して蒸気供給を行うスイッチである請求項1項記載の加熱調理器。
  3. 前記蒸気供給操作手段が、押下の度に蒸気供給開始と蒸気供給停止とが切り替わるスイッチである請求項1項記載の加熱調理器。
  4. 前記蒸気供給操作手段が、押下された後の一定期間のみ、蒸気供給時間の設定を行えるスイッチである請求項1記載の加熱調理器。
  5. 前記蒸気供給操作手段が、押下している間だけ蒸気供給を行うスイッチである請求項1項記載の加熱調理器。
  6. 前記蒸気供給操作手段が、被加熱物の調理内容に応じた必要量の蒸気を供給する請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の加熱調理器。
  7. 前記加熱室の温度が所定温度以下であるときに、前記蒸気供給操作手段からの蒸気供給の要求を制限するための報知手段を備えた請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の加熱調理器。
  8. 前記加熱室に蒸気を供給している間、蒸気供給中である旨の報知を行う報知手段を設けた請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の加熱調理器。
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