JP3695641B2 - 電力供給システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に電力を供給する電力供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電力供給システムは、商用電源の供給を受けて、直流電力や交流電力を各種の負荷に供給する。このような電力供給システムが特開平9−285037号公報に示されている。この公報に記載された技術によれば、整流装置の商用交流側に蓄電池が設置されている。正常時には商用電源から負荷に給電し、異常時には配線を切り換えて蓄電池側から給電する方法が示されている。
【0003】
また、電力供給システムには、負荷として例えば通信装置に電力を供給するものがある。通信用の電力供給システムからは、交換機や伝送装置等が必要とする直流電力、および空調用や照明用等が必要とする交流電力の両者が供給される。直流電力用として、通常、バックアップ用に蓄電池が用いられている。蓄電池は重くてかさ張るので、蓄電池の設置スペースや床荷重等が制限される。
【0004】
しかし、蓄電池の即応性が高いので、蓄電池は短時間(例えば30分程度)のエネルギー供給を行う。そして、時間が経過すると、即応性はあまりないが、大電力の供給が可能な予備発電装置が起動し、受電装置に交流給電を開始し、蓄電池からの給電が停止する。蓄電池は、通常、待機状態で浮動充電されており、停電時には予備発電装置が起動するまでの繋ぎに使用されている。
【0005】
このように、蓄電池と予備発電装置とを用いる電力供給系が、Advanced Telecommunication Air Conditioning Systems in the Multimedia Era(Intelec'94,)pp.14-20に示されている。この文献の電力供給系は、通常、商用電源を受電装置で受電してから、交流分岐装置に引き込む。そして、電力供給系は、交流分岐装置で空調装置などの交流をそのまま使用する装置と、整流装置のように交流を直流に変換する装置とに分けてエネルギーを供給する。以下では、整流装置等にて交流を直流に変換して給電する配線系を直流給電系という。
【0006】
前記文献による電力供給系を図11に示す。図11の電力給電系では、通常、遮断器などを具備する受電装置101が、商用電源201の供給を受け、交流分岐装置102に引き込む。交流分岐装置102は、空調装置202と整流装置103とに分けて商用電源を供給する。空調装置202は交流をそのまま使用する装置であり、整流装置103は交流を直流に変換する装置である。
【0007】
整流装置103からの整流された電力は、DC/DCコンバータ104、DC/ACコンバータ105および通信装置203に供給される。DC/DCコンバータ104は整流された電力の電圧レベルを変換して直流電力を生成し、DC/ACコンバータ105は整流された電力を再度交流に変換して交流電力を生成する。
【0008】
一方、蓄電池106が整流装置103の出力側に接続され、予備発電装置107が受電装置に接続されている。蓄電池106は、商用電源201が停電したときに、DC/DCコンバータ104、DC/ACコンバータ105および通信装置203に直流電力を供給する短時間エネルギー供給源である。予備発電装置107は、商用電源201が停電したときに、受電装置101を経由して交流電力を交流分岐装置102に供給する長時間エネルギー供給源である。このような予備発電装置107として、エンジンを用いたものがある。
【0009】
つぎに、電力給電系の動作について、図12を用いて説明する。通常、電力給電系は、商用電源201を空調装置202に供給すると共に、直流電力および交流電力を通信装置203に供給する。また、電力給電系では、蓄電池106が浮動充電されている(ステップS101)。
【0010】
通信装置203は、情報通信の心臓部といっても過言でないほど重要な装置であるので、電力供給の瞬断は許されない。このため、電力給電系は、商用電源201の異常発生を監視している(ステップS102)。商用電源201が正常である場合、電力給電系は、処理をステップS101に戻す。
【0011】
商用電源201に異常が発生したことを検出すると、予備発電装置107へ起動信号を送信すると同時に、蓄電池106による直流の供給を開始する(ステップS103)。そして、電力給電系は、予備発電装置107が起動したかどうかを調べる(ステップS104)。ステップS104で予備発電装置107が起動したことを検出すると、電力給電系は、予備発電装置107からの電力を空調装置202に供給すると共に、この電力によってDC/DCコンバータ104およびDC/ACコンバータ105が生成した直流電力および交流電力を通信装置203に供給する。同時に、電力給電系は蓄電池106の浮動充電をする(ステップS106)。
【0012】
通常、予備発電装置107の即応性があまりないので、ステップS104で、予備発電装置107が起動しないことが検出されると、電力給電系は蓄電池106からの直流電力をDC/DCコンバータ104、DC/ACコンバータ105および通信装置203に供給する(ステップS105)。
【0013】
ステップS106の後、電力給電系は、商用電源201が回復したかどうかを監視する(ステップS107)。ステップS107で商用電源201が回復したことを検出すると、電力給電系は、処理をステップS101に戻す。また、商用電源201が回復していなければ、電力給電系は、ステップS106の処理を継続する。
【0014】
こうして、商用電源201の停電時には、蓄電池106から通信装置203への直流電力供給が最初に行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、平成4年度以降、電力需要の均一化を図るために、負荷平準化(ロードレベリング)を目指した高能率型電池の開発や分散型電池電力貯蔵システムの開発を進めている。これらは時間帯によって異なる電力需要を平準化するという点に特化しており、負荷装置のバックアップと組み合わせた構成は検討されていない。
【0016】
また、先に述べた特開平9−285037号公報に示されている技術には、平準化動作を行う構成について示されていない。また、図11の電力給電系は、直流給電系によってバックアップ体制を完備しているが、最近の省電力化に完全に対応して負荷平準化動作を行っていない。
【0017】
ところで、通信装置には、負荷装置のバックアップが必須条件である。これに加えて、負荷平準化による省エネルギーを実現する回路構成も必要である。たとえば、バックアップだけを考慮した回路構成で、負荷平準化動作を行った場合には、ピーク負荷時の蓄電池放電直後の停電時に、蓄電池のバックアップ用の容量が不足し、予備発電装置の起動前に通信装置への電力供給が途絶してしまう。
【0018】
負荷平準化動作で、ピーク負荷時に放電する際に、バックアップ用の容量を蓄電池に残しておくことも考えられるが、ある種の電池には、完全放電を時々しないと、メモリ効果により容量が低下するという問題がある。また、蓄電池は劣化するので、容量が時間的に変化し、正確に残容量を予測することが困難である。
【0019】
通信用の電力供給系には、交換機や伝送装置等が必要とする直流電力と、空調用や照明用等が必要とする交流電力の両者が使用される。直流電力には、通常、バックアップ用に蓄電池を接続している。負荷平準化用としては、燃料電池やNaS(ナトリウム硫黄)電池などの直流電力を一旦インバータで交流電力に変換して、商用交流電力と併用してエネルギーの平準化を図る。
【0020】
しかし、この負荷平準化方法では、商用電源の流入部に向けてインバータの交流電力を集中的に供給する必要がある。この結果、エネルギー貯蔵装置やインバータに大規模な装置が必要になる。インバータが故障すると、負荷平準化が不能になる。また、インバータの損失もあるので、インバータを介した負荷平準化は最適とは言えない。
【0021】
本発明は、前記課題を解決し、直流給電系のバックアップを行うと同時に、間接的に負荷平準化を行う電力供給システムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の電力供給システムは、交流給電系と直流給電系とが混在する給電系の前記直流給電系に並列に接続され、整流装置によって充電され、商用電源に異常が発生したときに放電するバックアップ用蓄電装置と、前記直流給電系に並列に接続され、電力需要のオフピーク負荷時に前記整流装置によって充電され、ピーク負荷時に放電する負荷平準化用蓄電装置とを備えたことを特徴とする。
【0023】
本発明の前記電力供給システムにおいて、前記負荷平準化用蓄電装置が、蓄電池と、前記蓄電池の電流を検出する電流検出器と、前記蓄電池用のブースタコンバータとの直列接続回路から構成され、前記蓄電池には充電用の充電器を接続したことを特徴とする。
【0024】
前記構成の電力供給システムによれば、蓄電池の電圧を整流装置の電圧以下となるように設計し、ブースタコンバータが動作停止中の場合には、通信装置のような負荷への直流給電は整流装置のみから行われる。蓄電池の電圧にブースタコンバータの昇圧電圧が加わると、蓄電池側から通信装置に直流電力が給電されるようになり、整流装置側からの直流電力は減少できる。
【0025】
また、本発明は、前記電力供給システムにおいて、前記負荷平準化用蓄電装置が、前記蓄電池の充・放電状態の制御および前記充・放電状態の情報を記録する充・放電パターンテーブルと、前記電流検出器が検出した、前記蓄電池の放電電流を積分して蓄電池容量を算出する積分器と、前記充・放電パターンテーブルの情報により前記ブースタコンバータの昇圧電圧を制御し、前記蓄電池の放電電流を調整する負荷分担制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0026】
前記構成の電力供給システムによれば、充・放電パターンテーブルの蓄電池の容量は、前回の放電容量の測定値で更新し、次の負荷平準化の充・放電サイクルで使用するように構成するので、蓄電池の劣化の状況を計測できると共に、ピーク時、オフピーク時を予測して、蓄電池の充・放電を行うことができる。
【0027】
さらに、本発明は、前記電力供給システムにおいて、前記バックアップ用蓄電装置と前記負荷平準化用蓄電装置との機能を一定サイクルで切り換える選択回路を備え、前記バックアップ用蓄電装置が、蓄電池と電流検出器とブースタコンバータとの直列回路と、積分器と、充・放電パターンテーブルと、負荷分担制御回路とを備え、前記直流給電系には商用電源の停電を検出する停電検出回路を備えたことを特徴とする。
【0028】
前記構成の電力供給システムによれば、一方の蓄電池をバックアップ専用、他方を平準化専用に使用することがなくなるので、蓄電池寿命も改善され、一定周期でそれぞれの蓄電池の容量を計測することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0030】
この実施の形態による電力供給システムは、直流給電系のみで負荷平準化を行うエネルギー蓄積装置を分散して備え、直流給電系のバックアップは従来通り行う。以下では、2つの実施の形態について説明する。
【0031】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1を示すブロック図である。図1に示す電力供給システム1には、交流給電系と直流給電系とが混在する。つまり、電力供給システム1は、商用電源201の供給を受けて、空調装置202に交流電力を供給すると共に、通信装置203に直流電力と交流電力とを供給する。
【0032】
電力供給システム1は、受電装置11、予備発電装置12、交流分岐装置13、整流装置14、DC/DCコンバータ15、DC/ACコンバータ16およびバックアップ装置17を備えている。電力供給システム1では、受電装置11、予備発電装置12および交流分岐装置13が交流供給系を構成し、整流装置14およびバックアップ装置17が直流供給系を構成する。なお、図1の受電装置11、予備発電装置12、交流分岐装置13、整流装置14、DC/DCコンバータ15およびDC/ACコンバータ16は、図11の受電装置101、予備発電装置107、交流分岐装置102、整流装置103、DC/DCコンバータ104およびDC/ACコンバータ105とそれぞれ同じであるので、それらの説明を省略する。
【0033】
バックアップ装置17は、ロードレベリング付きであり、短時間エネルギー供給源として用いられている。バックアップ装置17は、図2に示すように、蓄電池17A、17D、ブースタコンバータ17B、電流検出器17C、充電器17E、積分装置17F、充・放電パターンテーブル部17G、負荷分担制御回路17H、入力端子17J、17Kおよび出力端子17L、17Mを備えている。
【0034】
バックアップ装置17では、入力端子17J、17Kが出力端子17L、17Mにそれぞれ接続されている。整流装置14が接続されている入力端子17Jと入力端子17Kとの間には、蓄電池17Aおよび充電器17Eがそれぞれ接続されている。ブースタコンバータ17Bと電流検出器17Cと蓄電池17Dとが直列に接続され、その直列接続回路が入力端子17Jと入力端子17Kとの間に接続されている。
【0035】
積分装置17Fと充・放電パターンテーブル部17Gとが接続されている。積分装置17Fの出力端子が負荷分担制御回路17Hの入力端子に接続され、積分装置17Fの入力端子には、電流検出器17Cの出力端子が接続されている。充・放電パターンテーブル部17Gの各出力端子が充電器17Eおよび負荷分担制御回路17Hの入力端子にそれぞれ接続されている。
【0036】
バックアップ装置17は、バックアップ用蓄電装置と負荷平準化用蓄電装置とで構成されている。
【0037】
蓄電池17Aは、バックアップ用蓄電装置である。蓄電池17Aは、パックアップ専用であり、自己放電を補うために、整流装置14の出力で絶えず浮動充電される。蓄電池17Aの常時充電のために、蓄電池17Aは、過充電される可能性が高い。このために、蓄電池17Aとして、鉛蓄電池のように過充電に強い電池を使用すれば、整流装置14の出力で直接、浮動充電することも可能である。
【0038】
蓄電池17Dを含む装置、つまり、ブースタコンバータ17B、電流検出器17C、蓄電池17D、充電器17E、積分装置17F、充・放電パターンテーブル部17Gおよび負荷分担制御回路17Hは、負荷平準化専用蓄電装置を構成する。
【0039】
ブースタコンバータ17Bは、蓄電池17Dの電圧を昇圧して、蓄電池17Dの電圧に加算する。ブースタコンバータ17Bは、蓄電池17Dの放電電流を調整するために使用される。ブースタコンバータ17Bの一例を図3に示す。図3のブースタコンバータは、フォワード形であり、トランス21、スイッチ素子22、ダイオード23、24、平滑フィルタ25、出力電流検出部26、出力電圧検出部27およびPWM(Pulse Width Modulation)制御回路28を備えている。
【0040】
このブースタコンバータでは、トランス21の一次巻線21Aに直列に接続されたスイッチ素子22が、PWM制御回路28の制御によってオン、オフを繰り返す。これによって、蓄電池17Dの直流電圧がパルス状の交流電圧に変換される。この交流電圧によって、トランス21の二次巻線21Bに交流電圧が誘起され、誘起電圧は、整流用のダイオード23と還流用のダイオード24とによって整流される。整流された電圧は、コイル25Aとコンデンサ25Bとで構成される平滑フィルタ25によって平滑されて、直流電圧になる。その直流電圧が出力端子17L、17Mに加えられる。
【0041】
直流電圧の出力に際して、ブースタコンバータの出力電流検出部26が、直流電圧によって流れる電流値を検出し、出力電圧検出部27が直流電圧の電圧値を検出する。PWM制御回路28は、出力電流検出部26からの検出結果、出力電圧検出部27からの検出結果および負荷分担制御回路17Hからの制御信号aを基にして、スイッチ素子22の開閉のタイミングを制御する。この制御の結果、デューティ比の異なるパルスがスイッチ素子22によって生成される。つまり、図3のブースタコンバータによって、スイッチ素子22のオンオフ比を調整することで、ブースタコンバータから出力される昇圧電圧を自在に調整することができる。
【0042】
ブースタコンバータの他の例を図4に示す。図4のブースタコンバータは、フルブリッジ形であり、スイッチ31A〜31Dを具備するスイッチ素子31、トランス32、ダイオード33A、33B、平滑フィルタ34、出力電流検出部35、出力電圧検出部36およびPWM制御回路37を備えている。
【0043】
このブースタコンバータでは、ブリッジ状に接続されたスイッチ31A〜31Dが、PWM制御回路37の制御によってオン、オフを繰り返す。このとき、スイッチ31A、31Dがオンになると、スイッチ31B、31Cがオフになる。これらのスイッチ31A〜31Dによって蓄電池17Dの直流電圧がパルス状の交流電圧に変換される。このとき、トランス32の一次巻線32Aには、図3の一次巻線21Aに発生する電圧の約2倍の電圧が生成される。
【0044】
生成された交流電圧によって、トランス32の二次巻線32Bに交流電圧が誘起され、誘起電圧は、整流用のダイオード33A、33Bによって整流される。整流された電圧は、コイル34Aとコンデンサ34Bとで構成される平滑フィルタ34によって平滑されて、直流電圧になる。その直流電圧が出力端子17L、17Mに加えられる。
【0045】
以下、出力電流検出部35、出力電圧検出部36およびPWM制御回路37は、図3の出力電流検出部26、出力電圧検出部27およびPWM制御回路28とそれぞれ同じ動作をして、スイッチ31A〜31Dの開閉のタイミングを制御する。
【0046】
なお、図3および図4のブースタコンバータとして、通常のコンバータが使用可能である。これら図3および図4のブースタコンバータによって、スイッチ素子のオン、オフ比が調整されるので、昇圧電圧は自在に調整される。また、これらのコンバータが万一故障しても、還流ダイオードまたは整流ダイオードを通して蓄電池17Dの放電が可能である。
【0047】
蓄電池17Dは、電力需要のオフピーク時に充電器17Eにより充電される。充電器17Eの充電電圧は、整流装置14の全負荷状態で整流装置14の出力電圧以下に設定されている。したがって、ブースタコンバータ17Bが昇圧動作を行わない限り、蓄電池17Dが放電することはできない。
【0048】
電流検出器17Cは、蓄電池17Dから流れる放電電流を検出し、検出した電流値を積分装置17Fに送る。
【0049】
充電器17Eは、蓄電池17Dを充電する。充電器17Eの充電電圧は、整流装置14の全負荷状態で、整流装置14の出力電圧以下に設定されている。充電器17Eは、充・放電パターンテーブル部17Gから蓄電池17Dの必要な情報を読み出す。充電器17Eは、読み出した情報から電力需要のオフピーク時を調べ、このオフピーク時に蓄電池17Dを充電する。
【0050】
充電器17Eによる充電に際して、電流検出器17Cの検出した放電電流値を積分した値で充電容量が決定されると、蓄電池17Dの充電能率が低い場合に不足充電になる。このために、充電器17Eによる充電方法として、一定時間の補充電を行う方法、△V検出方法、充電電圧のピーク値検出方法などのような公知の充電方法を組み合わせることが有効である。なお、充電器17Eの充電電流は、定電流またはパルス電流であってもよい。
【0051】
積分装置17Fは、蓄電池17Dの放電電流の値を電流検出器17Cから受け取ると、この電流値を積分する。積分装置17Fは、電流の積分によって蓄電池17Dの容量を算出する。
【0052】
充・放電パターンテーブル部17Gは、蓄電池17Dに関する情報を充・放電パターンテーブルに記憶し、この充・放電パターンテーブルの更新もする。充・放電パターンテーブルに必要な情報を図5に示す。図5に示される充・放電パターンテーブル17PTの情報には、ロードレベリングを行ったサイクル回数がある。ロードレベリングサイクル回数では、昼間(例えば午前7時〜午後11時)と夜間(例えば午後11時〜午前7時)の24時間を1サイクルとする。
【0053】
さらに、充・放電パターンテーブル17PTの情報には、蓄電池容量、放電開始時刻および放電終了時刻、充電開始時刻および充電終了時刻がある。蓄電池容量は、Nサイクル回数目の測定データによって更新された、N+1サイクル回数目のデータである。放電開始時刻および放電終了時刻は、ピーク負荷の発生する時間帯から推定されている。充電開始時刻および充電終了時刻は、目安であり、季節別時間別料金割引の適用される時刻でよい。
【0054】
充・放電パターンテーブル部17Gの充・放電パターンテーブルには、これら6つデータが書き込まれている。充・放電パターンテーブルには、初期値として、過去の類似データが入力されている。そして、充・放電パターンテーブル部17Gは、ロードレベリングを行うたびに、その値で次回のロードレベリングを行う充・放電パターンを更新する。
【0055】
負荷分担制御回路17Hは、ロードレベリング用の制御を行う。つまり、負荷分担制御回路17Hは、積分装置17Fの積分値と充・放電パターンテーブル部17Gの情報とに基づいて制御信号aを送り、ブースタコンバータ17Bを制御する。制御に際して、負荷分担制御回路17Hは、充・放電パターンテーブル部17Gの記憶している、蓄電池17Dの充・放電パターンテーブルから必要な情報を読み出す。たとえば、ピーク負荷が予測される時刻に、負荷分担制御回路17Hは、ブースタコンバータ17BのPWM制御回路に昇圧信号を制御信号aとして送出し、ブースタコンバータ17Bに通信装置203の直流電流を一部分担させる。現在時刻がピーク負荷を過ぎた場合や蓄電池17Dが予想より早く終止電圧に達した場合、負荷分担制御回路17Hはブースタコンバータ17Bに停止信号を制御信号aとして送信する。
【0056】
実施の形態1は以上の構成である。つぎに、実施の形態1の動作について説明する。商用電源201が正常である場合、商用電源201は、受電装置11と交流分岐装置13とを経由して空調装置202に供給される。また、交流分岐装置13から整流装置14に供給された交流電力は、直流に変換されて通信装置203に供給される。整流装置14からの直流は、DC/DCコンバータ15によってレベルの異なる直流電力に変換されて通信装置203に供給され、DC/ACコンバータ16によって再び交流電力に変換されて通信装置203に供給される。
【0057】
このような状態のとき、バックアップ装置17では、図6に示される処理が行われる。つまり、負荷分担制御回路17Hは、充・放電パターンテーブル部17Gの充・放電パターンテーブルを読み出して、放電サイクルの蓄電池容量と放電情報とを読み出す(ステップS1)。読み出しが終了すると、負荷分担制御回路17Hは、次の式を用いて放電電流を算出する(ステップS2)。
放電電流=蓄電池容量/(放電終了時刻−放電開始時刻)
ステップS1、S2によって、充・放電パターンテーブルを使用して放電電流を決定し、ピーク負荷発生時刻にロードレベリングが開始される。ロードレベリングは、負荷分担制御回路17Hがブースタコンバータ17Bに昇圧信号を送出して開始されるが、整流装置14との負荷分担量は、整流装置14とブースタコンバータ17Bのレギュレーションの交点が安定動作点になる。この様子を図7に示す。図7によれば、整流装置14とブースタコンバータ17Bのレギュレーションが負荷分担を決める。整流装置14の負荷曲線が一定で、ブースタコンバータ17Bの昇圧電圧を変化することで、両者の出力電圧の交点(停留点)を変化させることが可能になり、負荷分担量を自在に調整できる。
【0058】
蓄電池17Dが放電すると、図8に示すように、整流装置14の供給電流がその分だけ減少し、間接的に整流装置14の入力電流を減少することができる。通信装置203は、現在、ほとんど電子化されているので、通信装置203の電流は昼夜を問わずほぼ一定である。蓄電池17Dを使用することで、空調等の負荷が増大する昼間の電力を下げることが可能になり、負荷平準化が達成される。
【0059】
放電電流を算出すると、負荷分担制御回路17Hは、ピーク負荷の予想される時刻つまり放電開始時刻かどうかを判断する(ステップS3)。放電開始時刻でなければ、待機状態を保ち(ステップS4)、処理をステップS3に戻す。放電開始時刻になると、負荷分担制御回路17Hは、ブースタコンバータ17Bに昇圧信号と、放電電流を示す放電電流設定信号を送信する(ステップS5)。
【0060】
ブースタコンバータ17Bによって蓄電池17Dが放電を開始すると、電流検出器17Cが放電電流を検出し、検出された放電電流を積分装置17Fが積算する(ステップS6)。放電電流の積算値が蓄電池容量に到達したか、または蓄電池電圧が終了電圧に到達したかどうかが判断される(ステップS7)。容量が残っている場合、または蓄電池電圧が終了電圧より高い場合、待機状態を保ち(ステップS8)、処理をステップS7に戻す。
【0061】
放電電流の積算値が蓄電池容量に到達した場合、または蓄電池電圧が終了電圧に到達すると、負荷分担制御回路17Hは、ブースタコンバータ17Bに降圧信号を送信する。同時に、充・放電パターンテーブル部17Gは、充・放電パターンテーブル部17Gの充・放電パターンテーブルの蓄電池容量を積算値に置き換え、放電終了時刻を実時刻に置き換える(ステップS9)。
【0062】
ステップS5〜ステップS9によって、蓄電池17を終止電圧まで放電し、蓄電池容量を算出する。次回の充・放電パターンテーブルの容量を書き換える。
【0063】
この後、充電開始時刻かどうかが判断される(ステップS10)。充電開始時刻でなければ、待機状態を保ち(ステップS11)、処理をステップS10に戻す。充電開始時刻になると、蓄電池17Dの充電開始信号が充・放電パターンテーブル部17Gから充電器17Eに送信される(ステップS12)。
【0064】
充電器17Eは、信号を受け取ると蓄電池17Dを充電する(ステップS13)。蓄電池17Dの充電は、夜間電力時間帯に行われる。蓄電池17Dの充電が終了したかどうかが判断される(ステップS14)。充電が終了すると、充電器17Eに停止信号が充・放電パターンテーブル部17Gから送信される。同時に、負荷分担制御回路17Hは、充・放電パターンテーブル部17Gの充・放電パターンテーブル中のロードレベリングサイクル数を1回進める(ステップS15)。ステップS15が終了すると、処理はステップS1に戻される。
【0065】
ステップS12からステップS15によって、深夜電力で蓄電池を充電し、充電終了後は待機モードとなり、次回のロードレベリング動作に備える。
【0066】
このように、実施の形態1によれば、各直流給電系に、直流給電系のみで負荷平準化を行うエネルギー蓄積装置を分散して備え、直流給電系のバックアップは従来通り行うので、バックアップおよび負荷平準化を行うことができる。
【0067】
また、実施の形態1によれば、ブースタコンバータ17Bが万が一故障したとしても、還流ダイオードまたは整流ダイオードを通して蓄電池の放電が可能であるので、バックアップ用蓄電池の完全放電や商用電源の停電などのような最悪の事熊には、蓄電池をバックアップ用蓄電池の代用品として使用することが可能になる。
【0068】
さらに、実施の形態1によれば、ロードレベリング用のバックアップ装置17を直流給電系に接続しても、他の部分の配線を変えることがないという利点がある。直流給電系に直列に装置を接続した場合には、バックアップ装置の故障時にバックアップ給電が途絶するという点があるが、実施の形態1によれば、従来通りの接続で対応できるので、給電系の信頼性に与える影響が少ないという利点がある。
【0069】
[実施の形態2]
実施の形態2では、図1のバックアップ装置17の代わりに、図9に示すバックアップ装置18が用いられている。バックアップ装置18は、入力端子18A、18B、出力端子18C、18D、蓄電装置50、60および選択回路70を備えている。
【0070】
蓄電装置50は、ブースタコンバータ51、電流検出器52、蓄電池53、充電器54、積分装置55、充・放電パターンテーブル部56および負荷分担制御回路57を備えている。また、蓄電装置60は、ブースタコンバータ61、電流検出器62、蓄電池63、充電器64、積分装置65、充・放電パターンテーブル部66および負荷分担制御回路67を備えている。蓄電装置50、60のブースタコンバータ51、61、電流検出器52、62、蓄電池53、63、充電器54、64、積分装置55、65および充・放電パターンテーブル部56、66は、実施の形態1のバックアップ装置17のブースタコンバータ17B、電流検出器17C、蓄電池17D、充電器17E、積分装置17Fおよび充・放電パターンテーブル部17Gと同じであるので、説明を省略する。
【0071】
バックアップ装置18では、入力端子18A、18Bと出力端子18C、18Dに対して、蓄電装置50のブースタコンバータ51、電流検出器52、蓄電池53、充電器54、積分装置55、充・放電パターンテーブル部56および負荷分担制御回路57と、蓄電装置60のブースタコンバータ61、電流検出器62、蓄電池63、充電器64、積分装置65、充・放電パターンテーブル部66および負荷分担制御回路67とが、実施の形態1のバックアップ装置17と同じように接続されている。
【0072】
さらに、バックアップ装置18では、選択回路70の入力端子が停電検出回路14Aに接続され、選択回路70の出力端子が負荷分担制御回路57、67にそれぞれ接続されている。停電検出回路14Aは整流装置14に備えられている。そして、商用電源201の停電を検出する。
【0073】
選択回路70は、蓄電装置50をバックアップ用にすると共に、蓄電装置60をロードレベリング用にする第1設定をするか、または、蓄電装置50をロードレベリング用にすると共に、蓄電装置60をバックアップ用にする第2設定をする。そして、選択回路70は、第1設定と第2設定との切り換えを一定の周期で行う。選択回路70は、整流装置14の停電検出回路14Aが動作したかどうかを監視する。停電検出回路14Aが停電を検出すると、選択回路70は、切り換えを行わないで、現在の設定を維持する。
【0074】
負荷分担制御回路57、67は、選択回路70によってバックアップ用に設定されると、ブースタコンバータ51、61に停止信号を送信して、ブースタコンバータ51、61を停止させる。また、負荷分担制御回路57、67は、選択回路70によってロードレベリング用に設定されると、バックアップ装置17と同じロードレベリングの制御を行う。
【0075】
実施の形態2は以上の構成である。つぎに、実施の形態2の動作について説明する。通常動作は実施の形態1と同じであるので、通常動作の説明を省略する。
【0076】
通常動作が行われているとき、バックアップ装置18では、図10に示す処理が行われる。つまり、選択回路70が一方の蓄電装置、例えば蓄電装置50の蓄電池53をバックアップ用にし、蓄電装置60の蓄電池63をロードレベリング用にする第1設定をする(ステップS21)。これによって、ブースタコンバータ51が停止し、同時に、蓄電装置60が図6に示す処理を行う(ステップS22)。
【0077】
選択回路70は、ロードレベリング1サイクル回数の動作中に、整流装置14の停電検出回路14Aが動作したかどうかを判断する(ステップS23)。停電検出回路14Aが動作すると、選択回路70は、次回の動作サイクルでバックアップ用の蓄電池53とロードレベリング用の蓄電池63とを切り換えないで、第1設定を維持する。同時に、選択回路70は、ロードレベリング用の充・放電パターンテーブルを書き換える(ステップS24)。
【0078】
ステップS23で停電検出が行われなければ、選択回路70は、次回の動作サイクルで、第2設定に切り換え、蓄電池53をロードレベリング用にし、蓄電池63をバックアップ用に交代する。同時に、ロードレベリング用の充・放電パターンテーブルを書き換える(ステップS25)。ステップS24、S25の後、処理は、ステップS22に戻される。
【0079】
このように、実施の形態2によれば、蓄電池53と蓄電池63とを交互に使用して、負荷平準化を達成することができる。また、一方の蓄電池をバックアップ専用、他方を平準化専用に使用することがないので、蓄電池53、63の寿命を改善し、一定周期でそれぞれの蓄電池53、63の容量を計測することができる。
【0080】
さらに、実施の形態2は、停電検出回路14Aと、バックアップ用蓄電池とロードレベリング用蓄電池を切り換える選択回路70とを有し、基本的には、選択回路70で機械的にサイクル毎にバックアップ用蓄電池とロードレベリング用電池とを切り換える。しかし、停電や事故が起きた場合、バックアップ用蓄電池の充電前に、これをロードレベリング用に切り換えてしまうとロードレベリングに使用できる蓄電池容量が不足する。これを避けるために、実施の形態2では、1サイクル動作中に停電を検出した場合に、選択回路70による切換動作を停止し、そのままの状態で動作を継続するので、安定した電力供給を実現することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次の効果を達成することができる。
(1)バックアップ用蓄電装置を用いることによって、通信装置のような負荷側に対するバックアップを行うことが可能になると共に、負荷平準化用蓄電装置を用いることによって、商用電源の供給側に対して負荷平準化を行うことが可能になり、信頼性と省エネルギーとを考慮した電力供給システムを実現することができる。
【0082】
(2)蓄電池の容量を絶えず更新しながら負荷平準化動作を行うので、確実な省エネルギーを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示すブロック図である。
【図2】図1のバックアップ装置を示すブロック図である。
【図3】図2のブースタコンバータの一例を示す回路図である。
【図4】図2のブースタコンバータの他の例を示す回路図である。
【図5】充・放電パターンテーブルの一例を示す構成図である。
【図6】バックアップ装置のロードレベリング機能の1サイクル毎の充・放電動作を示すフローチャートである。
【図7】負荷分担曲線を示す図である。
【図8】蓄電池および整流装置の供給電流を概念的に示した図である。
【図9】実施の形態2に用いられるバックアップ装置の一例を示すブロック図である。
【図10】実施の形態2のバックアップ装置による処理を示すフローチャートである。
【図11】従来の電力供給系を示すブロック図である。
【図12】図11の電力供給系の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電力供給システム
11 受電装置
12 予備発電装置
13 交流分岐装置
14 整流装置
14A 停電検出回路
15 DC/DCコンバータ
16 DC/ACコンバータ
17、18 バックアップ装置
17A、17D、53、63 蓄電池
17B、51、61 ブースタコンバータ
17C、52、62 電流検出器
17E、54、64 充電器
17F、55、65 積分装置
17G、56、66 充・放電パターンテーブル部
17H、57、67 負荷分担制御回路
17J、17K、18A、18B 入力端子
17L、17M、18C、18D 出力端子
17PT 充・放電パターンテーブル
21、32 トランス
21A 一次巻線
21B 二次巻線
22、31 スイッチ素子
23、24、33A、33B ダイオード
25、34 平滑フィルタ
25A コイル
25B コンデンサ
26、35 出力電流検出部
27、36 出力電圧検出部
28、37 PWM制御回路
31A〜31D スイッチ
50、60 蓄電装置
70 選択回路
201 商用電源
202 空調装置
203 通信装置

Claims (1)

  1. 交流給電系と直流給電系とが混在する給電系の前記直流給電系に並列に接続され、整流装置によって充電され、商用電源に異常が発生したときに放電するバックアップ用蓄電装置と、
    前記直流給電系に並列に接続され、電力需要のオフピーク負荷時に前記整流装置によって充電され、ピーク負荷時に放電する負荷平準化用蓄電装置とを備え、
    前記負荷平準化用蓄電装置が、蓄電池と、前記蓄電池の電流を検出する電流検出器と、前記蓄電池用のブースタコンバータとの直列接続回路から構成され、前記蓄電池には充電用の充電器を接続し、
    前記負荷平準化用蓄電装置が、前記蓄電池の充・放電状態の制御および前記充・放電状態の情報を記録する充・放電パターンテーブルと、前記電流検出器が検出した、前記蓄電池の放電電流を積分して蓄電池容量を算出する積分器と、前記充・放電パターンテーブルの情報により前記ブースタコンバータの昇圧電圧を制御し、前記蓄電池の放電電流を調整する負荷分担制御回路とを備え、
    前記バックアップ用蓄電装置と前記負荷平準化用蓄電装置との機能を一定サイクルで切り換える選択回路を備え、前記バックアップ用蓄電装置が、蓄電池と電流検出器とブースタコンバータとの直列回路と、積分器と、充・放電パターンテーブルと、負荷分担制御回路とを備え、前記直流給電系には商用電源の停電を検出する停電検出回路を備えたことを特徴とする電力供給システム。
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