JP3695494B2 - 光変調デバイス、その製造方法および表示装置 - Google Patents

光変調デバイス、その製造方法および表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ等に用いられる光変調デバイスに係り、特に、反射ミラーの乱反射を防止する光変調デバイスの製造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、反射ミラーにより光変調を行う光変調デバイスは、反射ミラーを設ける反射ミラー基板、および薄膜トランジスタを設ける薄膜トランジスタ基板を、互いに貼り合わせることにより製造されていた。
【0003】
反射ミラー基板は、シリコンSi等の基板に反射ミラー要素を画素ごとに二次元アレイ状に配置して形成される。シリコン基板は、反射ミラーに対応する部分がエッチングされ、窓(基板除去部)が形成される。薄膜トランジスタ基板は、ガラスや石英等からなる基板上に、薄膜トランジスタを形成して製造される。両基板は、薄膜トランジスタ要素と反射ミラー要素とを、一画素ごとに対応させて貼り合わされる。反射ミラー要素を駆動するために、薄膜トランジスタにより生成される駆動電圧を、圧電膜に供給する必要がある。このため、反射ミラー基板のうち反射ミラーを設けた面を薄膜トランジスタに対向させ、薄膜トランジスタの電極と反射ミラーの圧電膜とを電気的に接続するミラー電極接続厚膜を介し、両基板が貼り合わされていた。
【0004】
上記の構造によれば、この表示装置を使用する際、表示に必要な照明光は、シリコン基板に設けられた窓から入射し、反射ミラーにより反射され再び窓から射出されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の光変調デバイスおよびこれを用いた表示装置では、光が乱反射し、投写画像の明るさやコントラストの低下をもたらすという問題点があった。すなわち、従来の技術では、光の入射および射出が、必ずシリコン基板に設けられた窓を通して行われていた。シリコン基板は、製造工程における取り扱いを容易に、かつ安全に行えるように、一定の膜厚(100μm程度)が必要である。ところが、表示装置の高細精度化にともなって、一画素、すなわち一つの反射ミラー要素の幅を狭くすると、窓の幅に比べ側壁の高さが大きくなる。例えば、窓の幅が50μmとすると、窓の側壁が幅の二倍の高さとなってしまう。これでは、反射ミラーの周辺部分で反射された光が側壁に遮られたり反射したりする、いわゆる乱反射状態となる。乱反射された光に基づいて画像を表示すると、光の量が不足するため投影画像の明るさが足りなくなったり、他の画素からの光が混入するためコントラストが低下したりするのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、耐熱性を有する耐熱性基板に、照射光の照射により剥離を生ずる剥離層を形成する剥離層形成工程と、剥離層形成工程により形成された剥離層に、第1の電極薄膜、圧電体を有する圧電膜、及び第2の電極薄膜を積層することにより圧電体層を形成する圧電体層形成工程と、圧電体層形成工程により形成された圧電体層の該第2の電極薄膜に対し、電極パターンを形成することによりミラー要素を画素ごとに形成するパターン形成工程と、能動素子が画素ごとに設けられた能動素子基板と耐熱性基板に積層された圧電体層のパターン化された第2の電極薄膜とを、各能動素子と各ミラー要素とが対応するように電気的に接続する接続工程と、剥離層に対し、耐熱性基板側から照射光を照射して当該剥離層に剥離を生じさせる照射分離工程とを備える。
【0011】
本発明によれば、圧電体層形成工程は、第1の電極薄膜または第2の電極薄膜の少なくとも一方を、光反射性を有する。
【0012】
本発明によれば、接続工程は、能動素子基板上の能動素子とパターン化された第2の電極薄膜とを対応づけて、能動素子基板側または第2の電極薄膜側のいずれか一方に接続用電極を設け、この接続用電極を他方に電気的に接続するものである。
【0013】
本発明によれば、接続工程は、能動素子基板上の能動素子とパターン化された第2の電極薄膜とを対応づけて、能動素子基板側および第2の電極薄膜側の双方に接続用電極を設け、この二つの接続用電極を互いに電気的に接続するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0015】
(第1形態)
本発明の実施の第1形態は、スクリーンに画像を投写するプロジェクタ装置に使用される光変調デバイスの製造方法に、本発明を適用したものである。
【0016】
図1および図2に、本第1形態の製造方法の各工程における基板の構造図を示す。これらの構造図は、一つの基板上に多数形成する画素のうち一部を拡大して示したものである。
【0017】
(a) 剥離層形成工程: 同図(a)に示すように、基板10に剥離層(光吸収層)11を形成する。基板10は、内部を後述する照射光12(後述)が透過可能なものとする。照射光の透過率は10%以上であることが好ましい。透過率が低すぎると、照射光の減衰が大きくなるからである。また、基板10は、耐熱性があり、かつ強度における高い信頼性を備えた材料である必要がある。本形態では、熱アニール工程(同図(c))において基板全体を高温環境下におく必要があるため、この温度に対し物理的、化学的な変性を生じないものである必要がある。これらのことから、本形態では石英ガラスを用いるが、この他のソーダガラス、耐熱性ガラス等であってもよい。基板10の厚さは、0.1mm〜0.5mm程度、好ましくは、0.5mm〜1.5mm程度とする。基板が厚すぎると照射光の減衰が多くなり、薄すぎると基板の強度が低下するからである。
【0018】
剥離層11は、照射光12を吸収し、当該層内や界面において剥離を生ずるものである。すなわち、剥離層11は、照射光により、抗生物質の原子間または分子間の結合力が消失または減少し、アブレーション(ablation)等を生じ、剥離を起こす。このような剥離層11の組成としては、以下が考えられる。
【0019】
1) 水素を2〜10at%程度含有した非結晶シリコン(a−Si)
2) 酸化ケイ素またはケイ酸化合物、酸化チタンまたはチタン酸化合物、酸化ジルコニウムまたはジルコン酸化合物、酸化ランタンまたはランタン酸化合物等の各種酸化物セラミックス、誘電体あるいは半導体
3) ジルコン酸チタン(PZT)、PLZT、PLLZT、PBZT等のセラミックスまたは誘電体
4) 窒化珪素、窒化アルミ、窒化チタン等の窒化物セラミックス
5)−CH2−、−CO−、−CONH−、−NH−等の有機高分子材料
6) Al、Li、Ti、Mn、In、Sn、Y、La、Ce、Nd、Pr、Gd、若しくはSm、またはこれらのうち少なくとも一種を含む合金
剥離層11の厚さは、通常1nm〜20μm程度、より好ましくは40nm〜1μm程度にする。膜厚が薄すぎると、形成された膜厚の均一性が失われ、膜厚が厚すぎると、剥離に必要な照射光のパワーを大きくする必要があったり、剥離後の剥離層の残渣を除去するのに時間を要たりするからである。
【0020】
剥離層11の形成方法は、CVD法、特に低圧CVDやプラズマCVDにより成膜するのが好ましい。なお、この他の成膜法として、MOCVD、ECR−CVD、蒸着、分子線蒸着、スパッタリング法、イオンプレーティング法、PVD法等の各種気相成膜法、電気メッキ、浸漬メッキ、無電解メッキ等の各種メッキ法、ラングミュア・プロジェクト法、スピンコート、スプレーコート、コールコート等の塗布法、各種印刷法、転写法、インクジェット法、粉末ジェット法等に適用できる。これらのうち2種以上の方法を組み合わせてもよい。
【0021】
なお、図1および図2には図示しないが、剥離層11の上に中間層である絶縁膜309を設けてもよい(図3参照)。絶縁膜は、SiO2等の酸化ケイ素を組成とし、圧電体層3の保護の他、剥離層11の剥離のために照射光が照射された際の断熱を行う。
【0022】
(b) 圧電体層形成: 剥離層11の上に、共通電極膜300、圧電膜301、を積層し、圧電体層3を形成する。ただし、圧電体層3のうちミラー電極膜302は、熱アニールによる特性劣化を防止するために、熱アニール工程の後に形成される。共通電極膜300の組成は、導電性があって、特性が経年変化しにくく、製造工程における熱に対する耐性が高いものが好ましい。
【0023】
圧電膜301としては、電圧の印加により体積が変化する素材、例えば、スパッタ法あるいはゾルゲル法により形成されたPZT膜を用いる。ゾルゲル法によって、0.8μm程度の厚みの圧電膜を形成することができる。
【0024】
なお、共通電極膜300の形成後、公知のパターン形成技術を用いて、共通電極のパターン形成を行っておいてもよい。
【0025】
(c) 熱アニール工程: 圧電体層3の特性を向上させるために、熱アニール(Anneal)処理を行う。基板10の上に形成した圧電体層3を炉に入れ、基板全体を加熱する。
【0026】
(d) パターン形成: 熱アニール処理の後、ミラー電極膜302が圧電膜301の上に形成される。ミラー電極膜302の組成は、導電性があって、特性が経年変化しにくく、製造工程における熱に対する耐性が高いものが好ましい。特に、ミラー電極膜302は、反射ミラーとして用いられるので、照明光に対する反射率が高いものが好ましい。例えば、Pt、Ti、Al、Ag等の金属薄膜を用いる。
【0027】
ミラー電極膜302に対しては、公知のパターン形成技術を用いて、パターン形成を行う。すなわち、レジスト塗布、マスク、露光、現像、およびエッチング等の処理を行って、所望の電極パターンを形成する。このパターン形成において各画素に残される電極部分が、反射ミラーであるミラー要素307となる。ミラー要素307の面積は、反射ミラーとして十分に照明光を反射できるような形状および面積とする。ミラー要素307のミラー電極膜302側の電極面積は、共通電極膜300側の電極面積より小さくなるように、パターン形成する。電圧を両電極間に印加すると、圧電膜301の体積変化により、ミラー要素307が、同図(d)の下側に凸面となるよう変形する。
【0028】
ミラー電極膜302に対するパターン形成後、薄膜トランジスタ205のドレイン電極に設けられたミラー電極接続厚膜207(後述)との電気的な接続を行う電極接続部であるバンプ308の形成を行う。バンプ308は、ミラー要素307の一部に形成される。バンプ308は、極少ない面積で薄膜トランジスタのドレインに接続されることになるため、接触抵抗が少なく、表面が酸化しにくい素材、例えば、金Auが好ましい。圧電体層3と薄膜トランジスタ基板2との距離は、照射光12の照射による熱が薄膜トランジスタ205に伝導しにくい距離にする必要がある。したがって、バンプ308のミラー電極膜302からの高さは、この高さとミラー電極接続厚膜207の高さとの合計が、この条件を満たすように設定する。
【0029】
(e) 接続工程: 薄膜トランジスタ基板2と基板10に形成された圧電体層3とを電気的に接続する。薄膜トランジスタ(TFT)基板2は、通常の液晶ディスプレイ装置に頻繁に用いられている薄膜トランジスタの配列構造を備える。その製造工程も従来の方法に基づく。すなわち、薄膜トランジスタ基板2は、ガラスや石英等の基板200上に、画素ごとの薄膜トランジスタ205、信号ドライバ201、走査ドライバ回路203、および配線202、204が形成される。さらに、各薄膜トランジスタのブロック(トランジスタ要素)208のうち、薄膜トランジスタ205のドレイン電極206には、圧電体層3のバンプ308に電気的に接続されるミラー電極接続厚膜207が、メッキ法等により20μm程度の厚みで形成される。
【0030】
薄膜トランジスタ基板2と基板10に積層された圧電体層3とは、圧着され、互いに接続される。圧着を確実に行うため、加熱された環境化で熱圧着がされる。この圧着により、バンプ308とミラー電極接続厚膜207との接合部は合金化するので、接続抵抗を少なくし、接続強度を上げることができる。
【0031】
(f) 照射工程: 薄膜トランジスタ基板2と圧電体層3とが接続されたら、照射光12を基板10の裏側から剥離層11に向けて照射する。照射光12は、基板10を透過し、剥離層11にスポット13として照射される。これにより、基板10と剥離層11との界面において、あるいは剥離層11の層内において、原子間あるいは分子間の結合力が減少あるいは消滅する。照射光305の照射時、剥離層11の組成にはアブレーションが生じ、また、剥離層11内部のガスの放出、照射光12による融解、蒸散等の相変化が生じていると推測される。
【0032】
照射光12としては、剥離層11に効率良く層内剥離または界面剥離を生じさせるものであればよい。特に、アブレーションを生じさせやすいという点で、レーザ光が好ましい。例えば、波長248nmまたは308nmのエキシマーレーザ(excimer laser)光を用いる。レーザ光の種類や波長は、剥離層11にアブレーションを生じさせるに際しての照射光に波長依存性があるか、ガス放出、気化、昇華等の相変化を生じさせて分離させるか等を考慮して決める。
【0033】
また、照射されるレーザ光のエネルギー密度は、エキシマーレーザ光の場合、10〜5000mJ/cm2程度、照射時間は、1〜1000nsec程度、好ましくは10〜100nsec程度とする。エネルギー密度が低過ぎたり照射時間が短か過ぎたりすると、十分なアブレーションを生じさせることができず、一方でエネルギー密度が高過ぎたり照射時間が長過ぎたりすると、剥離層11および圧電体層3に悪影響を与える他、薄膜トランジスタ205を破壊するおそれがある。また、照射光12は、均一な強度で照射し、照射時の入射角は垂直でなくともよい。また、剥離層11の全領域に照射するためには、複数回に分けて照射光を照射したり、同一箇所に二回以上照射してもよい。さらに、照射光におけるレーザ光の種類、その波長等を異ならせてもよい。
(g) 分離工程: この状態において、基板10を圧電体層3と離間させると、剥離層11の部分において基板10が分離される。圧電体層3の共通電極層300側には、剥離層11の残渣が付着しているので、洗浄、エッチング、アッシング、研磨等の方法を用いて、これを除去する。なお、分離した基板1は、石英等の高価な材料を用いているので、新たな光変調デバイスの製造のために、再利用される。
【0034】
図3に、上述したような製造方法により製造された光変調デバイスの構造を説明する斜視図を示す。構造の理解を容易にするため、説明の便宜上、圧電体層3と薄膜トランジスタ(TFT)基板2を分離して図示する。
【0035】
同図に示すように、本形態における光変調デバイスは、ミラー要素307が配列された圧電体層3と、各ミラー要素を駆動する薄膜トランジスタ要素208が配置された薄膜トランジスタ基板2とが、電気的に接続された構造となっている。圧電体層3は、本形態における製造方法により形成された共通電極膜300、圧電膜301、ミラー電極膜302で構成されている。さらに本図では、圧電体層3を保護するための絶縁膜309を設けた場合を示している。
【0036】
薄膜トランジスタ基板2には、信号ドライバ回路201および走査ドライバ回路203が形成される。信号ドライバ回路201は、画像の水平方向(X軸方向)のオン・オフ情報に基づくスイッチング信号を、各薄膜トランジスタ205のソースへ、配線202を介して供給する。走査ドライバ回路203は、表示装置から供給される画像の垂直方向(Y軸方向)のオン・オフ情報に基づくスイッチング信号を、各薄膜トランジスタ205のゲートへ、配線204を介して供給する。薄膜トランジスタ205のドレイン電極206に生じた駆動電圧は、ミラー電極接続厚膜207を介して各ミラー要素307のミラー電極膜302に供給される。薄膜トランジスタ205から駆動電圧が供給されると、これに対応するミラー要素307のミラー電極膜302および共通電極膜300間に電位差が生じ、圧電膜301の体積が変化する。圧電体内の体積変化の偏在により、ミラー要素は、同図上方に変形する。すなわち、駆動電圧が供給されているミラー要素307では、反射面が凸面鏡となり、その結像点はミラー要素307の裏面になる。このため、入射した照明光305は、この凸面鏡による反射により、広がった光束を有する反射光306となる。一方、駆動電圧が供給されていないミラー要素307では、反射面が平面鏡となっているため、反射光306は平行に反射される。
【0037】
図4に、本形態の製造方法により製造された光変調デバイスを用いたプロジェクタ装置の構成図を断面で示す。
【0038】
光源41であるメタルハライドランプから出た光は放物面形状のリフレクタ42で反射され、ほぼ平行な光束に変換され、ハーフミラー43で偏向され、本形態に係る光変調デバイス44に入射する。光変調デバイス44の駆動電圧が供給されていないミラー要素441では、反射光306が平行であるため、ハーフミラー43を介してレンズ45で集光され、微小ミラー46に入射する。微小ミラー46は、反射面が光軸に対し一定角を有しているため、入射した光はすべて散乱され、スクリーン49に到達しない。
【0039】
一方、駆動電圧が供給され変形しているミラー442では、反射光306が凸面鏡の焦点48から光が射出されるような発散する光となる。よって、この光は、レンズ45を通り、微小ミラー46の周囲を通過し、投写レンズ47を介し、スクリーン49に像を結ぶ。すなわち、光変調デバイス44に供給される画像信号に応じて、照射光305が変調され、スクリーン49に画像信号に応じた表示が行える。
【0040】
この場合、照明光305の入射する面には、隔壁や基板が存在しないため、反射光306が散乱され投影される画像が暗くなったり、他の画素の位置に投写されたりすることがない。
【0041】
上記のように、本第1形態によれば、基板上に剥離層を介して圧電体層を形成したので、剥離層において基板を剥離した後のミラー要素の照明光の入射面には、隔壁等の光を遮断する障害物が存在しない。したがって、障害物により散乱されることがないため、投影される画像を明るくすることができる。また、障害物による散乱がないため、コントラストが低下することもない。また、圧電体層に対する熱アニール処理を、薄膜トランジスタ基板と接続する前に行えるので、薄膜トランジスタ等に悪影響を与えることがない。
【0042】
<第2形態>
本発明の実施の第2形態は、第1形態と異なるパターン形成方法および接続方法を提供するものである。
【0043】
図5に、本第2形態における光変調デバイスの製造方法の一部を示す。本形態において剥離層形成工程(図1(a))から熱アニール工程(同図(c))まで、および照射工程(図2(f))から分離工程(同図(g))までは、前記第1形態と同様なので、説明を省略する。
【0044】
(d) パターン形成工程: ミラー電極膜302に対するパターン形成に関しては、前記第1形態と同様である。ミラー電極膜302に対するパターン形成後、薄膜トランジスタ205のドレイン電極との電気的な接続のため、第1形態のバンプ308の代わりに、ミラー要素307の一部にドレイン電極接続厚膜310の形成を行う。ドレイン電極接続厚膜310は、メッキ法等の公知の技術により形成される。メッキに係る金属としては、接触抵抗が少なく、表面が酸化しにくい素材、例えば、金(Au)が好ましい。ドレイン電極接続厚膜310の高さは、圧電体層3と薄膜トランジスタ基板2との間に必要な距離(前述)に等しくする。
【0045】
(e) 接続工程: 薄膜トランジスタ基板2におけるトランジスタ要素のドレイン電極206とミラー電極302上に形成されたドレイン電極接続厚膜310とを電気的に接続する。本形態で用いる薄膜トランジスタ(TFT)基板2には、第1形態におけるミラー電極接続厚膜207を設けない。薄膜トランジスタ基板2と基板10に積層された圧電体層3との接続は、前記第1形態と同様に行われる。
【0046】
本第2形態によれば、圧電体層3に接続厚膜を設けることによっても、本発明の効果を備えた製造方法による光変調デバイスを提供できる。
【0047】
<第3形態>
本発明の実施の第3形態は、第2形態とは異なり、薄膜トランジスタ基板側にのみ接続厚膜を設けるものである。
【0048】
図6に、本第3形態における光変調デバイスの製造方法の一部を示す。本形態において剥離層形成工程(図1(a))から熱アニール工程(同図(c))まで、および照射工程(図2(f))から分離工程(同図(g))までは、前記第1形態と同様なので、説明を省略する。
【0049】
(d) パターン形成工程: ミラー電極膜302に対するパターン形成に関しては、前記第1形態と同様である。但し、ミラー要素307のミラー電極302にはバンプ308を設けない。
【0050】
(e) 接続工程: 本形態では、薄膜トランジスタ基板2のトランジスタ要素205におけるドレイン電極206に、ミラー要素307との電気的な接続のため、ミラー電極接続厚膜210の形成を行う。このミラー電極接続厚膜210は、第1形態のミラー電極接続厚膜207より、その高さが高い。この高さは、圧電体層3と薄膜トランジスタ基板2との間に必要な距離(前述)に等しくする。厚膜の形成方法については、第1形態と同様である。
【0051】
本第3形態によれば、薄膜トランジスタ基板にのみ接続厚膜を設けることによっても、本発明の効果を備えた製造方法による光変調デバイスを提供できる。
【0052】
<その他の変形例>
本発明は、上述した発明の実施の各形態に限定されず、種々に変形して適用が可能である。例えば、圧電体膜の構造、組成、膜厚に関しては上記形態に限らず、他の構造等となるよう形成してもよい。圧電体層の保護のため、絶縁膜を形成するか否かは、圧電体の性質に応じて任意に定めることができる。また、圧電膜の組成によっては、熱アニール工程を省略することができる。
【0053】
また、ミラー要素307の平面的な形状として、図3に示す方形以外にも多角形、円形、および楕円等の種々の形状が考えられる。
【0054】
さらに、ミラー要素307の配列としては、図3に示す二次元的配列の他に、ミラー要素が一列に並んだ一次元的配列にしてもよい。
【0055】
さらにまた、プロジェクタ装置の光学的構成に関しては、図4および図5に限定されることなく、画素が有効か無効かに応じ光束の状態が異なる反射光を用いて、画像の投影が可能な構成であれば本発明の適用が可能である。
【0056】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、圧電体層を形成するときの土台となる基板が剥離され、圧電体層のみが残されるので、基板が存在する場合に生ずる反射光の遮断、乱反射がない。したがって、明るく、コントラストのよい反射光を得ることができる。
【0057】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の光変調デバイスを備えているので、スクリーンに明るく、コントラストのよい画像を投影できる。
【0058】
請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の発明によれば、耐熱性を有する耐熱性基板に、剥離層、圧電体層が形成され、圧電体層に対して電極パターンが形成され、能動素子基板と耐熱性基板に積層された圧電体層とが接続された後、照射分離工程により、剥離層に剥離を生じさせて耐熱性基板を分離する。したがって、これら工程により、光の照射側に基板の存在しない光変調デバイスが製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態における光変調デバイスの製造方法(その1)である。
【図2】本発明の実施の第1形態における光変調デバイスの製造方法(その2)である。
【図3】第1形態の製造方法により製造された光変調デバイスの斜視図である。
【図4】第1形態の光変調デバイスを用いた表示装置の光学系の構造図である。
【図5】本発明の実施の第2形態における光変調デバイスの製造方法の一部である。
【図6】本発明の実施の第3形態における光変調デバイスの製造方法の一部である。
【符号の説明】
2…薄膜トランジスタ基板、3…圧電体層、10…基板(耐熱性)、11…剥離層、300…共通電極膜、301…圧電膜、302…ミラー電極膜、307…ミラー要素、308…バンプ、310…ドレイン電極接続厚膜、200…基板、205…薄膜トランジスタ(TFT)、206…ドレイン電極、207、210…ミラー電極接続厚膜、208…トランジスタ要素

Claims (4)

  1. 耐熱性を有する耐熱性基板に、照射光の照射により剥離を生ずる剥離層を形成する剥離層形成工程と、
    前記剥離層形成工程により形成された剥離層に、第1の電極薄膜、圧電体を有する圧電膜、及び第2の電極薄膜を積層することにより圧電体層を形成する圧電体層形成工程と、
    前記圧電体層形成工程により形成された前記圧電体層の該第2の電極薄膜に対し、電極パターンを形成することによりミラー要素を画素ごとに形成するパターン形成工程と、
    能動素子が画素ごとに設けられた能動素子基板と前記耐熱性基板に積層された圧電体層のパターン化された前記第2の電極薄膜とを、各前記能動素子と各前記ミラー要素とが対応するように電気的に接続する接続工程と、
    前記剥離層に対し、前記耐熱性基板側から照射光を照射して当該剥離層に剥離を生じさせる照射分離工程と、
    を備えた光変調デバイスの製造方法。
  2. 前記圧電体層形成工程は、前記第1の電極薄膜または前記第2の電極薄膜の少なくとも一方を、光反射性を有する材料で形成する、請求項に記載の光変調デバイスの製造方法。
  3. 前記接続工程は、前記能動素子基板上の能動素子とパターン化された前記第2の電極薄膜とを対応づけて、前記能動素子基板側または前記第2の電極薄膜側のいずれか一方に接続用電極を設け、この接続用電極を他方に電気的に接続するものである請求項に記載の光変調デバイスの製造方法。
  4. 前記接続工程は、前記能動素子基板上の能動素子とパターン化された前記第2の電極薄膜とを対応づけて、前記能動素子基板側および前記第2の電極薄膜側の双方に接続用電極を設け、この二つの接続用電極を互いに電気的に接続するものである請求項に記載の光変調デバイスの製造方法。
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