JP3695080B2 - 電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体 - Google Patents

電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体、特にテキストデータ以外のデータが付加された電子メールを移動端末で受信する場合の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを利用した各種通信システムが普及してきており、移動端末(携帯端末や車載端末等)を利用して電子メールを送受信することも提案されている。例えば、特開平8−185375号公報には、電話回線を利用した情報送受信システムが開示されており、車載端末で電子メールを取得することも開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、電子メールには種々のアプリケーションで作成した添付書類データを本文のテキストデータに付加して送受信する機能もあり、一般の固定端末間の電子メール送受信にはよく利用されている。
【0004】
しかしながら、電子メールにこのような添付書類形式の付加データが含まれていると、添付書類をバイナリデータに変換して送受信するためにデータ量が増大し、通信時間も増大することになる。従って、移動端末を用いてこのような電子メールを受信する場合、移動体周囲の環境が変化しやすいことから通信途絶が生じるおそれがある。
【0005】
また、移動端末には、容量上の問題から添付書類バイナリデータ(添付書類データを変換したバイナリデータ)をデコードできるアプリケーションがインストールされていない場合もあり、このような場合にはたとえ添付書類バイナリデータを受信してもユーザが読みとれないので無駄になる問題もある。
【0006】
さらに、メールサーバの機能としては、ユーザに対して送信済みの電子メールを自動削除する機能と送信済みの電子メールを保存する機能がある(POPプロトコルにより制御される)が、保存する機能に設定されている場合、ユーザが固定端末でメールサーバにアクセスした後に再び移動端末からアクセスすると、自分宛の全電子メールをダウンロードすることになって通信時間の増大を招き、また端末での処理負荷が増大する問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、第1の目的は、電子メールにテキストデータ以外の付加データが含まれている場合でも電子メールを確実かつ効率的に受信することができる電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体を提供することにある。
【0008】
また、本発明の第2の目的は、メールサーバの機能が送信済みの電子メールを保存する機能に設定されている場合でも、電子メールを確実かつ効率的に受信することができる電子メールサーバ装置及び電子メール処理方法並びにプログラムを記録した媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信する電子メールサーバ装置であって、前記端末が移動端末であることを認識する認識手段と、前記認識手段で移動端末であると認識した場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除する編集手段と、前記編集手段により前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信する送信手段とを有することを特徴とする。データ量の多い付加データを削除することで、通信時間の短縮を図ることができる。
【0010】
また、発明は、前記付加データは、添付書類データを変換したバイナリデータであることを特徴とする。添付書類バイナリデータを削除することで、通信時間の短縮を図るとともに、その添付書類バイナリデータをデコードするためのアプリケーションが移動端末にインストールされていない場合の文字化け等を防止できる。
【0011】
また、発明は、前記送信手段による送信後も前記付加データを削除していない電子メールを記憶する記憶手段をさらに有することを特徴とする。付加データを削除していないオリジナルの電子メールを記憶(保存)しておくことで、後に固定端末から要求された場合にオリジナルの電子メールを送信することができる。これにより、ユーザは付加データを確実に受信することができる。
【0013】
また、発明は、端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信する電子メール処理方法であって、前記端末が移動端末であるか否かを判定する判定ステップと、前記端末が移動端末である場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除する削除ステップと、前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信する送信ステップとを有することを特徴とする。データ量の多い付加データを削除することで、通信時間の短縮を図ることができる。
【0014】
また、発明は、前記付加データは、添付書類データを変換したバイナリデータであることを特徴とする。添付書類バイナリデータを削除することで、通信時間の短縮を図るとともに、その添付書類バイナリデータをデコードするためのアプリケーションが移動端末にインストールされていない場合の文字化け等を防止できる。
【0015】
また、発明は、前記付加データが削除されない電子メールを記憶する記憶ステップをさらに有することを特徴とする。付加データを削除していないオリジナルの電子メールを記憶(保存)しておくことで、後に固定端末から要求された場合にオリジナルの電子メールを送信することができる。これにより、ユーザは付加データを確実に受信することができる。
【0017】
また、発明は、端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信するためのプログラムを記録した媒体であって、該プログラムはコンピュータに対して、前記端末が移動端末であるか否かを判定させ、前記端末が移動端末である場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除させ、前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信させることを特徴とする。
【0018】
また、発明は、前記付加データは、添付書類バイナリデータであることを特徴とする。
【0019】
また、発明は、前記プログラムは、さらに前記コンピュータに対して前記付加データが削除されない電子メールを記憶させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0022】
図1には、本実施形態のシステム構成図が示されている。車両には情報通信装置1が搭載されており、ユーザの契約しているプロバイダ2内のメールサーバ3に対して電子メールを送信するとともに、メールサーバ3に格納されている自分宛の電子メールを要求して取得する。情報通信装置1はコンピュータを含んでおり、その具体的な構成については後述する。
【0023】
メールサーバ3はインターネット4に接続されており、このインターネット4には更にユーザの別の固定端末5(例えばユーザの家のコンピュータ)が接続されている。従って、第三者からユーザ宛に送信された電子メールがメールサーバ3に格納されている場合、ユーザは車載の情報通信装置1を用いてこの電子メールを受信できるとともに、固定端末5からもメールサーバ3にアクセスして電子メールを受信することができる。
【0024】
また、メールサーバ3は、具体的には大容量のメモリを有するコンピュータで構成され、メールサーバ3を有するプロバイダ2とユーザが契約する際、ユーザのIDやパスワードとユーザの端末仕様とを関連づけて記憶しておく。端末の仕様としては、具体的には移動端末/固定端末の別である。従って、メールサーバ3は、端末から電子メール受信要求があった場合、メールサーバ3(具体的にはメールサーバ内のプロセッサ)は要求してきた端末のIDと予め記憶されているこれらのデータとを照合し、要求のあった端末が移動端末であるか固定端末であるかを認識することができる。
【0025】
図2には、情報通信装置1の具体的な構成が示されている。車載コンピュータ1aは、ナビゲーションコンピュータ等の他の車載コンピュータと通信を行い、また車速パルス等の車両信号を取り込んで処理するコンピュータである。また、車載コンピュータ1aには表示部1bが接続されており、処理した各種信号を表示部1bに供給してユーザに提示する。また、車載コンピュータ1aには操作部1cが接続されており、電子メールの送信や受信の指示がユーザから与えられる。
【0026】
モデム1d及び無線部1eは、車載コンピュータ1aとメールサーバ3との間でデータ送受するためのものであり、無線部1eとしては自動車電話等を用いることができる。すなわち、電子メールを送信する場合には、操作部1cを用いてユーザが作成した電子メールデータがモデム1dを介して無線部1eからメールサーバ3に送信される。また、自分宛の電子メールを受信する場合には、無線部1eを介してプロバイダ2にアクセスし、プロバイダ2のメールサーバ3から送信された電子メールデータをモデム1dを介して車載コンピュータ1aに供給する。車載コンピュータ1aに供給された電子メールデータは、表示部1bに表示されるとともに、音声合成部1fに出力される。音声合成部1fでは、車載コンピュータ1aから出力されたテキストデータを解釈して音声データに変換し、スピーカ1gに出力する。従って、ユーザは表示部1bを見ることで電子メールの内容を確認できるとともに、音声で確認することもできる。
【0027】
なお、本実施形態では情報通信装置1は図1に示されるように車両に搭載された車載端末としているが、携帯移動端末(PDA)としても用いることが可能である。
【0028】
図3には、ユーザから要求があった場合のメールサーバ3での電子メール送信処理フローチャートが示されている。まず、メールサーバ3内のプロセッサは、要求があったユーザのメールボックスにユーザ宛の電子メールが存在するか否かを判定する(S101)。メールボックスにユーザ宛の電子メールが存在する場合には、次に要求のあったユーザのIDからユーザが利用している端末の仕様を特定する(S102)。この特定処理は、上述したように要求のあったユーザ端末から送信されてきたIDと、予め登録されているユーザID及び端末仕様を照合することにより行われる。なお、ユーザIDではなく、ユーザのパスワードを用いて端末仕様を特定することもでき、また、ユーザ毎に固定アドレスが予め割り当てられている場合には、予めアドレスと端末仕様を登録しておき、要求のあったユーザのアドレスを照合することによっても端末仕様を特定することができる。そして、この特定処理の結果、要求のあった端末が移動端末であると認識された場合、メールサーバ3のプロセッサは当該電子メールに移動端末である旨のフラグを設定する。
【0029】
以上のようにして端末仕様を特定した後、メールサーバ3のプロセッサはユーザ宛の電子メールをメモリから読み出して、そのメールヘッダをチェックする(S103)。メールヘッダには、メール本文のデータがどういう構造になっているかが表記されており、例えばMIMEの記法ルールでは、テキストデータに対して以下のような表記が用いられる。
【0030】
Content−Type:text/plain;charset
=″ISO−2022−JP″
また、テキストデータ以外の付加データを含む場合、マルチパートという表現が用いられ、具体的には以下のような表記となる。
【0031】
Content−Type:multipart/mixed;
boundary=″VHVIL・・・″
なお、boundaryとは区切り文字であり、この文字によりデータが複数のコンテンツに区切られていることを示している。従って、電子メールにテキストデータと添付書類バイナリデータが混在する場合、メールヘッダをチェックすることにより、テキストデータ以外のデータ、具体的には添付書類バイナリデータが含まれているか否かを判別することができる。
【0032】
メールヘッダをチェックした結果、移動端末に対応しないデータタイプがあるか否か、すなわち要求のあった移動端末が受信できないデータタイプ(具体的には添付書類バイナリデータ)があるか否かを判定し(S104)、添付書類バイナリデータが電子メールに付加されている場合には、メールサーバ3のプロセッサは当該データ部分(バイナリデータ部分)を削除する(S105)。そして、当該電子メールに新たに「添付書類がありますが、データ量が多いため削除しました」のメッセージをテキストデータ形式で追加する(S106)。
【0033】
以上のようにして、添付書類バイナリデータが削除され、かつ「削除しました」のメッセージが追加される編集が行われた電子メールデータを要求のあった移動端末に対して送信する(S107)。
【0034】
このような電子メールを受信した情報通信装置1では、車載コンピュータ1aが電子メールに含まれるテキストデータを表示部1bに出力するとともに、音声合成部1f及びスピーカ1gを介して音声出力する。受信する電子メールにはデータ量の多い添付書類バイナリデータは含まれておらず、テキストデータのみであるので、短時間でこれらのデータを受信することができ、通信途絶の可能性を少なくすることができる。また、添付書類バイナリデータをデコードするアプリケーションがインストールされていないため、バイナリデータ部分が「文字化け」してしまう事態も防ぐことができる。
【0035】
なお、本実施形態における添付書類としては、具体的にはワープロ文書、表計算データシート、デジタル写真データ、地図画像データ、音声信号データ等がある。
【0036】
また、本実施形態において電子メールに添付書類バイナリデータが付加されている場合、この添付書類バイナリデータを後にユーザが固定端末5を用いて受信したいと欲する場合もある。特に、本実施形態では、添付書類バイナリデータを削除した場合にはその旨のメッセージを電子メールに追加してユーザに送信するので、その頻度は高いと考えられる。そこで、メールサーバ3は添付書類バイナリデータを削除しない電子メール(オリジナルの電子メール)をメモリに保存しておくのが望ましい。
【0037】
一般に、メールサーバ3の機能としては、既述したように要求のあったユーザに対して電子メールを送信した場合に一律に送信した電子メールデータを削除する場合と、送信した電子メールデータを保存しておく場合とがあるが、本実施形態においては、たとえメールサーバ3がユーザに対して電子メールデータを送信した場合に該電子メールデータを自動削除する機能に設定されていたとしても、メールサーバ3のプロセッサは要求のあった端末が移動端末である旨のフラグが設定されている場合には、添付書類バイナリデータを削除しない電子メールデータ(オリジナルの電子メール)を保存しておくのが望ましい。このような保存処理を実行することで、移動端末である情報通信装置1を用いてメールサーバ3にアクセスした後にユーザが固定端末5を用いてメールサーバ3にアクセスした場合でも、ユーザは自分宛の電子メールに添付された添付書類バイナリデータを確実に受信することが可能となる。具体的には、S104〜S107の処理のいずれかで、メールサーバ3が自動削除機能に設定されているにもかかわらず、プロセッサがいわば強制的にオリジナルの電子メールをメモリに保存する処理を実行すればよい。
【0038】
図4には、メールサーバ3の他の送信処理フローチャートが示されている。なお、この処理は、メールサーバ3の機能があるユーザに対して電子メールを送信した後も該送信メールデータを保存しておく機能に設定されている場合の処理である。
【0039】
まず、図3のS101と同様に端末から要求があった場合、メールサーバ3のプロセッサはユーザのメールボックスにユーザ宛の電子メールが存在するか否かを判定する(S201)。電子メールが存在する場合、プロセッサは過去にその電子メールが固定端末を用いて読み出されたか否かを判定する(S202)。この判定は、移動端末と固定端末とで読み出された電子メールデータに異なるフラグの値を設定し、そのフラグの値をチェックすることで実行することができ、また、移動端末と固定端末の認識は、図3に示された処理と同様に予めユーザIDと端末仕様を登録しておき、要求のあったユーザのIDと登録されたIDとを照合することにより行うことができる。もちろん、パスワードやアドレスを用いて認識することも可能である。
【0040】
そして、過去に固定端末から読み出された電子メールデータである場合には、更にメールサーバ3のプロセッサは現在読み出している端末仕様が移動端末であるか否かを判定する(S203)。この判定も、上述したように要求されている端末のユーザIDと登録されているIDとを照合することにより行うことができ、過去に固定端末から読み出された電子メールデータに対し、移動端末から更に読み出し要求があった場合、プロセッサはその電子メールデータに位置データが付与されているか否かを判定する(S204)。この位置データは、例えば第3者がユーザに対して自分の位置(例えば、第3者の家の場所)を電子メールでユーザ宛に送信した場合に付加されるものであり、具体的にはテキストデータとバイナリ形式の地図データとから構成されている。地図データには、例えば第3者の位置周辺の地図データと、第3者の位置を示すマークが示されている。
【0041】
このような位置データが電子メールに付与されている場合、ユーザは一度固定端末5を用いてこの電子メールデータを受信し、後に移動端末でもう一度位置データを読めばいいと欲する場合がある。上述の例でいえば、第3者が自己の位置(家の場所)を電子メールデータとしてユーザに送信した場合、ユーザはまず固定端末5でこの電子メールを受信して第3者の位置を確認し、更に車両を用いて第3者の位置に向かって移動しながら第3者の位置を移動端末である情報通信装置1で再度確認したい場合等である。このような事情に鑑み、プロセッサはS204で電子メールに位置データが付与されているか否かを判定するのである。
【0042】
そして、S204での判定の結果、電子メールにこのような位置データが付与されていない場合、メールサーバ3のプロセッサはユーザ宛の電子メールに対してそのデータ量を削除する処理を行った上で(S205)、ユーザに対して電子メールを送信する(S206)。データ量を削除するのは、ユーザは一度固定端末5を用いて自分宛の電子メールを読み出しているため、再度移動端末で詳細なデータを読み出す必要性が乏しいこと、及び移動端末の限られた処理能力に見合ったデータ量に制限して通信時間の短縮を図るためである。なお、電子メールデータのデータ量を削減する処理としては、具体的には電子メールの本文を削除してタイトルのみとする、あるいはタイトル及び本文の最初の3行のみを残して後のデータを削除する等が考えられる。
【0043】
一方、過去に固定端末から読み出されていない電子メールデータの場合、あるいは過去に固定端末から読み出されたものの現在読み出している端末も固定端末である場合、あるいは過去に固定端末から読み出され現在読み出している端末が移動端末であるが電子メールデータに位置データが付与されている場合には、データ量を削減することなくそのままユーザ宛に電子メールを送信する(S206)。これは、固定端末5で読み出す場合には、移動端末のような制限がないこと、及び位置データが付与されている場合には、上述したように移動端末でも再度読み出す必要性が高いことによる。
【0044】
このように、固定端末5で一度受信された電子メールを再度移動端末で受信する場合には、メールサーバ3が電子メールのデータ量を削減して送信するため、通信時間の短縮を図ることができる。
【0045】
なお、以上説明したメールサーバ3の処理は、具体的にはコンピュータで構成されるメールサーバ3にプログラムを格納し、このプログラムをプロセッサが実行することにより実現することができる。処理プログラムは、該プログラムを記憶した媒体から供給することができ、媒体としてはCD−ROMやDVD、ハードディスク、光ディスク等の任意の媒体を用いることができる。もちろん、ネットワークを介して別のコンピュータからメールサーバ3のハードディスク等に該プログラムを供給することにより、該プログラムを記録した媒体を生成することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば電子メールにテキストデータ以外の付加データが含まれている場合でも電子メールを確実かつ効率的に受信することができる。また、メールサーバの機能が送信済みの電子メールを保存する機能に設定されている場合でも、電子メールを確実かつ効率的に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム構成図である。
【図2】 実施形態における情報通信装置の構成ブロック図である。
【図3】 実施形態におけるメールサーバの送信処理フローチャートである。
【図4】 実施形態におけるメールサーバの他の送信処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 情報通信装置、2 プロバイダ、3 メールサーバ、4 インターネット、5 固定端末。

Claims (9)

  1. 端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信する電子メールサーバ装置であって、
    前記端末が移動端末であることを認識する認識手段と、
    前記認識手段で移動端末であると認識した場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除する編集手段と、
    前記編集手段により前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする電子メールサーバ装置。
  2. 前記付加データは、添付書類データを変換したバイナリデータであることを特徴とする請求項1記載の電子メールサーバ装置。
  3. 前記送信手段による送信後も前記付加データを削除していない電子メールを記憶する記憶手段をさらに有することを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の電子メールサーバ装置。
  4. 端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信する電子メール処理方法であって、
    前記端末が移動端末であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記端末が移動端末である場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除する削除ステップと、
    前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする電子メール処理方法。
  5. 前記付加データは、添付書類データを変換したバイナリデータであることを特徴とする請求項4記載の電子メール処理方法。
  6. 前記付加データが削除されない電子メールを記憶する記憶ステップをさらに有することを特徴とする請求項4、5のいずれかに記載の電子メール処理方法。
  7. 端末からの要求に応じて該端末宛の電子メールを該端末に送信するためのプログラムを記録した媒体であって、該プログラムはコンピュータに対して、
    前記端末が移動端末であるか否かを判定させ、
    前記端末が移動端末である場合に、前記電子メールからテキストデータ以外の付加データを削除させ、
    前記付加データが削除された電子メールを前記移動端末に送信させる
    ことを特徴とするプログラムを記録した媒体。
  8. 前記付加データは、添付書類データを変換したバイナリデータであることを特徴とする請求項7記載の媒体。
  9. 前記プログラムは、さらに前記コンピュータに対して前記付加データが削除されない電子メールを記憶させることを特徴とする請求項7、8のいずれかに記載の媒体。
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