JP3694383B2 - 一様伸びに優れた高強度鋼 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる構造のCu粒子を合金鋼中に分布せしめることを特徴とした、一様伸び特性を低下させずに高強度を与える鋼に関するものであり、引張強度30kgf/mm2 程度の軟鋼から120kgf/mm2 程度の高張力鋼まであらゆる強度の鋼材に適用が可能である。
【0002】
【従来の技術】
近年来、自動車や船舶などの外板や建築物等の構造物には軽量化に加え、安全設計上、衝撃や地震によるエネルギーを吸収しうる塑性変形能にすぐれた鋼材が要求されており、軽量化要求の解決手段としては高強度化が、また後者の要求に対しては一様伸び特性の向上が不可欠である。ところが、高強度化と一様伸び特性の向上は相反する性質であり、双方の性質を両立することは難しいと考えられてきた。
【0003】
従来、鋼板を高強度化する手段としては大きく分けて、(1)Si,Ni,Mo等の固溶強化元素を多量に添加するかあるいはNb,Ti,V等の析出強化元素を多量に添加する、(2)結晶粒を微細化するかあるいは複合組織に制御する2つの方法があり、使用される用途に応じた材質的要求、経済性を考慮し最適な強化法が選択されてきた。
【0004】
上述した(1)の方法による強化は、その母材組織がフェライト、ベイナイト、マルテンサイト、オーステナイトの如何にかかわらず古くから利用されてきているが、一般的に高い引張強度を得ようとすると前述のようにそれに反比例して一様伸びが悪化してしまう。
【0005】
一方、(2)の方法による強化は、フェライト・マルテンサイトの2相組織鋼(例えば特公昭61−15128号公報)に代表されるように強度と延性を両立することが可能な方法である。しかしながら、この方法は組織を選択した時点で達成できる強度がある程度決まってしまうため、低強度から高強度鋼板に至るあらゆる強度レベルでの強度−一様伸び特性向上に適用することができない。このため、あらゆる強度レベルの鋼板について優れた一様伸び特性を保持しつつ高強度化する方法を開発することが望まれていた。
【0006】
そこで発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意、実験と検討を重ねた結果、適正量のCuを添加し、かつ9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを鋼中に適正に制御し分布せしめることによって、鋼板の組織の如何にかかわらず従来の析出強化により高強度化した鋼板よりも、優れた強度−一様伸び特性を達成できることを見いだした。Cuを添加する鋼板としては、特開昭61−288015号公報、特開昭63−162811号公報、特開平5−331591号公報、特開平6−108200号公報が開示されている。これらは、高温での溶体化処理後に550℃前後の時効処理を施すことによって析出する面心立方(以下、fcc)構造を有するε−Cuを利用し、高強度−高延性を達成できるとしている。しかしながら、本発明が示すようにfcc構造のε−Cuのみでは、従来の析出強化法の範疇を超えた強度−一様伸び特性を達成することはできない。
【0007】
また発明者らは、適正量のMoをCuとを複合添加することにより、上述のCuの効果を助長しさらに一様伸び特性に優れた高強度鋼を得られることを見いだした。MoをCuとを複合添加する鋼板としては、特開昭63−162811号公報が開示されている。しかしながら、この発明はfcc構造を有するε−Cuのみを利用するものであり、本発明に示すように9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを利用することにより、さらに優れた強度−一様伸び特性を有する鋼に関する本発明とは異なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した現状に鑑み開発されたもので、低強度鋼から高強度鋼まですべての鋼種について、従来強化法で問題となっていた高強度化による一様伸びの劣化を抑えて、高強度でかつ優れた一様伸び特性を達成することができる鋼材を安価に提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために次の手段を講じた。
すなわち、本発明の第1の特徴は、高強度鋼において、C:0.2wt%以下、Si:3.0wt%以下、Mn:3.0wt%以下、Cu:0.5〜5.0wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを結晶粒内に含むことにより一様伸びが優れることを特徴とする高強度鋼である。
【0010】
本発明の第2の特徴は、上記特徴に加えMo:0.3〜3.0wt%を含有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明の第3の特徴は、上記特徴に加えNi:0.5〜5.0wt%、Cr:3.0wt%以下、Ti:0.10wt%以下、Nb:0.15wt%以下、V:0.15wt%以下、B:0.0005〜0.0030wt%の内の1種または2種以上を含有することを特徴とするものである。
【0012】
なお、ここで強度とは引張強度を意味している。また、bcc構造とは体心立方構造、9R構造とは菱面体構造で最密面が9相重なり1つの単位格子を形成している構造、fcc構造とは面心立方構造のことを意味している。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明鋼では、低強度鋼から高強度鋼まですべての鋼種について、高強度化による一様伸びの低下を抑えかつ高強度を達成することができる。発明者らは、種々のCu粒子の構造を制御した鋼板について機械試験と詳細な観察を重ねた結果、鋼中に9R構造を有するCu粒子(以下、9R−Cu)を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子(以下、bcc−Cu)またはfcc構造を有するCu粒子(以下、fcc−Cu;別称ε−Cu)のいずれかを母相内に分散析出させた時に、従来の析出強化法で特徴的であった一様伸び値の低下が顕著に軽減されることを見いだした。
【0014】
この原因を解析した結果、強度向上にはbcc−Cu>9R−Cu>fcc−Cuの順で有効であり、一様伸び向上に対してはfcc−Cu>9R−Cu>bcc−Cuの順で有効であり、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを複合的に分散させることで優れた一様伸び特性を保持しつつ高強度化が実現できていたことを見いだした。いづれの構造のCu粒子も、同一サイズのNb(C,N)、Ti(C,N)等の炭窒化物の析出粒子に比較して、優れた一様伸び特性を示すが、この理由はCu粒子が周囲のFeにくらべて柔らかく変形しやいために、変形時に転位が粒子に絡み付きにくく材料破断の起点になりにくいためであると考えられる。
【0015】
材料破断の起点になりにくいということは、一様伸び特性の向上だけでなく、疲労特性の向上にも有効であることを示唆している。MoとCuの複合効果については詳細は不明であるが、Cu粒子の変形能に何らかの影響を及ぼしているものと推測される。更に異なる構造のCu粒子を利用した析出強化法は、母相の組織に依存せず良好な強度−一様伸び特性を与えることも明らかにした。すなわち、フェライト、ベイナイト、マルテンサイト、オーステナイトあるいはこれらの混合組織の如何にかかわらず、上記の効果を得ることができる。
【0016】
以下に、本発明について詳細に説明する。
まず成分の限定理由について説明する。
C:Cはあらゆる強度の鋼をつくるために、組織をフェライト、ベイナイト、マルテンサイト、オーステナイトあるいはその混合組織に制御するのに必須の元素である。ただし、0.2wt%を超えるとセメンタイトが多量に析出し、Cu析出粒子による延性、靭性に対する期待効果がほとんどなくなるためにその上限を0.2wt%に限定した。
【0017】
Si:Siは組織をフェライト、ベイナイト、マルテンサイト、あるいはその混合組織に制御するのに必須の元素であり、また脱酸元素としても必要である。しかしながら、3.0wt%を超えると熱延時の脱スケール性の悪化やコスト高を招く。従ってSi含有量は3.0wt%以下の範囲に制限した。
【0018】
Mn:MnはSiと同じくAr3 変態点を低下させることで母相組織を制御するのに必須の元素である。しかしながら3.0%を超えるとコスト高になるので、Mn含有量を3.0wt%以下の範囲に制限した。
【0019】
Cu:Cuは本発明において最も重要な元素である。しかしながら、0.5wt%未満であるとCuとしての効果が発現せず、また5.0wt%を超えるとCuの熱間脆性による鋼板の表面割れが顕著になるために、Cu含有量の範囲を0.5〜5.0wt%の範囲に制限した。ただし、添加量の下限については、Cu析出粒子の体積分率をより大きくするという観点から1.0wt%以上の添加が望ましい。また、添加量の上限については、NiをCuと等量だけ添加するとCuの熱間脆性を軽減することができるので、CuとNiを複合添加する場合は5.0wt%を超えるCuの添加も可能である。Cuは炭素当量を上げない元素でもあるので溶接性の向上にも有効である。Cuは合金コストが低いという利点も有している。
【0020】
Mo:Moは本発明において重要な元素であり、特に一様伸びをCu単独添加に比べさらに向上させるために用いられる。しかしながら、0.3wt%未満であるとその効果が発現せず、また3.0wt%を超えるとコスト高になる。従って、その適正添加範囲を0.5〜3.0wt%に限定した。
【0021】
Cr:CrはMnの代替元素であり、Ar3 変態点を低下させることで組織をフェライト、ベイナイト、マルテンサイト、あるいはその混合組織に制御するのに用いられる元素である。しかしながら3.0%を超えるとコスト高になるので、Cr含有量を3.0wt%以下の範囲に制限した。
【0022】
Ni:NiはCu添加に起因する熱間脆性を抑制する効果がある。しかしながら、0.5wt%未満であるとその効果が発現せず、また5.0wt%を超えるとコスト高になる。従って、その適正添加範囲を0.5〜5.0wt%に限定した。
【0023】
Ti:Tiは脱酸元素として、また炭窒化物として再加熱時のオーステナイト粒径を制御する元素として必要である。しかしTiの添加量が0.10wt%を超えるとCuの添加効果が失われるため、Ti含有量の範囲を、0.10wt%以下とした。
【0024】
Nb:Nbは炭窒化物として再加熱時のオーステナイト粒径を制御する元素として必要である。しかしNbの添加量が0.15wt%を超えるとCuの添加効果が失われるため、Nb含有量の範囲を、0.15wt%以下とした。
【0025】
V:Vは炭窒化物として再加熱時のオーステナイト粒径を制御する元素として必要である。しかしVの添加量が0.15wt%を超えるとCuの添加効果が失われるため、V含有量の範囲を、0.15wt%以下とした。
【0026】
B:Bは組織をフェライト、ベイナイト、マルテンサイト、あるいはその混合組織に制御するための元素である。0.0003wt%未満であるとその効果が発現せず、また0.0030wt%を超えると溶接性などの材質悪化を引き起こす。従って、その適正添加範囲を0.0003〜0.0030wt%に限定した。
【0027】
次にCu粒子の構造の限定理由について説明する。
bcc−Cu粒子が単独に鋼中に存在するものでは、優れた強度は得られるが必ずしも十分な一様伸び特性が得られない。fcc−Cu粒子だけでは、優れた一様伸び特性は得られるが、必ずしも十分な高強度化が達成できない。9R−Cu粒子だけでもある程度は優れた強度−一様伸び特性が得られる。しかしながら、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを共存させることによりはじめて、bcc−Cu粒子と9R−Cuの優れた強化効果とfcc−Cu粒子と9R−Cu粒子の優れた一様伸び向上効果を発現させることができる。従って、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを含むこととすると限定した。
【0028】
なお、2種以上の構造のCu粒子を母相中に分散させる制御方法としては以下に示す方法が有効である。(1)750℃以上で加熱するかあるいは750℃以上で圧延を終了した後、0.5〜10℃/secの冷却速度で室温まで冷却する、または、(2)750℃以上で加熱するかあるいは750℃以上で圧延を終了した後、10℃/sec以上の冷却速度で冷却した後、480℃〜600℃で10〜120分間の時効処理を施し、これらの熱処理において、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを鋼中に分散させる。
【0029】
【実施例】
次にこの発明を実施例により更に詳細に説明する。
表1に示す成分に調整した鋼材A〜Kを、表2に示す種々の条件で処理を施した。このようにして得られた鋼板から、引張試験用の試験片、組織観察用である透過電子顕微鏡観察用の試験片およびアトムプローブ電界イオン顕微鏡(AP−FIM)用の試験片を切り出した。表3は得られた試験片No.1〜14のマトリクス組織、引張強度(TS)、一様伸び(u−El)、鋼中のCu粒子の構造を調査した結果を示している。
【0030】
表3から明らかなように、Feマトリクス中のCu粒子がbcc−Cu、9R−Cu、fcc−Cuのうちの2種以上の構造のCu粒子を結晶粒内に含むものは、bcc−Cu単独、fcc−Cu単独やNbC、TiC、VCなどによる析出強化鋼に比べ、同一強度で比較してu−El値が上昇している。例えば、試料No.1とNo.2を比較すると引張強度は720MPaで同一であるにも関わらず、bcc−Cuと9R−Cuの両方を含むNo.1の方がu−Elで2.7%大きくなっている。すなわちNo.1の方が強度−一様伸び特性が優れている。
【0031】
No.3とNo.4は強度−一様伸び特性に及ぼすCu添加の効果を示したものである。Cu無添加のNo.4に比べ、Cuを添加しかつCu粒子の構造を適正化したNo.3は、No4とほぼ同一の引張強度を有するにも関わらず一様伸びで4.2%優れている。
【0032】
No.5とNo.6は冷却速度を変え、Cuの構造を制御したものである。No.5の方が比較鋼No.6より2.9%一様伸び値が向上している。
【0033】
No.9はVCによる析出強化鋼、No.12はNbC、TiCによる析出強化鋼である。それぞれ、Cu粒子分散強化鋼であるNo.10と比べると、本発明鋼であるNo.10の方が同一引張強度で比較してu−Elは大きい。No.11はfcc−Cuのみが析出したために強度−一様伸び特性が低下した例である。
【0034】
No.13とNo.14はMo−Cu複合添加鋼における強度−一様伸び特性を示している。上と同様に複数の構造のCu粒子を含む鋼においてu−Elが上昇している。No.10とNo.14はCu単独とCu−Mo複合添加の比較を示している。Mo−Cu複合添加の方がCu単独添加に比べ一様伸びで2.1%向上しており、Mo添加の相乗効果がみられる。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】
本発明の合金鋼は、従来の析出強化鋼に比較して良好な強度−一様伸び特性を有しており、さらにCuを利用していることで溶接性や疲労特性にも優れる。本発明は、フェライト組織、マルテンサイト組織、ベイナイト組織、オーステナイト組織およびこれらの混合組織を有する合金鋼について適用が可能であり、従って軽量化部材として自動車の外板や足廻り部材等の構造部材、造船、建築、海洋構造物、パイプライン等の構造部材や強度部材に適用することが可能である。また合金単価の低いCuを利用することで安価に鋼板を製造する効果も有している。
Claims (3)
- 高強度鋼において、C:0.2wt%以下、Si:3.0wt%以下、Mn:3.0wt%以下、Cu:0.5〜5.0wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、9R構造を有するCu粒子を含み、さらに、bcc構造を有するCu粒子またはfcc構造を有するCu粒子のいずれかを結晶粒内に含むことにより一様伸びが優れていることを特徴とする高強度鋼。
- Mo:0.3〜3.0wt%を含有することを特徴とする、請求項1記載の高強度鋼。
- Ni:0.5〜5.0wt%、Cr:3.0wt%以下、Ti:0.10wt%以下、Nb:0.15wt%以下、V:0.15wt%以下、B:0.0003〜0.0030wt%のうち1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の高強度鋼。
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