JP3694055B2 - 内視鏡の先端部 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、先端部本体に着脱自在に設けられた弾力性のある先端キャップにノズルが形成された内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡の先端部には、観察窓の表面を洗浄するための空気や水を噴出させたり、体腔内臓器を膨らませるための送気をしたり、体腔内の被写体の表面に付着した汚物等を洗い流したりするために、流体を噴出するノズルが設けられている。
【0003】
そのようなノズルは、かつては先端部本体に突設されていたが、ノズルに連通する流体通路等を内視鏡使用後に洗浄し易くするために、近年は先端キャップにノズルを形成して、先端キャップと共にノズルが先端部本体から着脱されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようにノズルを先端キャップに形成すると、ノズルに流体を送るための流体通路を先端部本体から先端キャップにまたがって形成することになるので、流体の一部が先端部本体と先端キャップとの継ぎ目で流体通路外に漏れてしまう問題が生じていた。
【0005】
そこで本発明は、先端部本体に着脱自在に設けられた弾力性のある先端キャップにノズルが形成された内視鏡の先端部において、先端部本体と先端キャップとの継ぎ目で流体通路から流体が漏れ出さない内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の先端部は、挿入部の先端に連結された先端部本体に対して弾力性のある材料で形成された先端キャップを着脱自在に設けて、流体を噴出するためのノズルを上記先端キャップに形成し、そのノズルに流体を送るための流体通路を上記先端部本体から上記先端キャップにまたがって形成した内視鏡の先端部において、上記先端部本体側の流体通路の端部開口にぴったりと嵌め込まれる突起を上記先端キャップ側の流体通路部分に突設したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。
図3は内視鏡の先端部の正面図であり、図2はそのABCDEFGH断面を示している。
【0008】
図2に示されるように、先端部本体1は、細長い可撓管によって形成された挿入部の先端に遠隔操作によって屈曲自在に設けられた湾曲部2の先端部分に連結されている。
【0009】
湾曲部2は、多数の節輪3を図示されていないリベットによって回動自在に連結し、その外周に網状管4を被覆して、さらにゴムチューブ5等によって外装し、その端部を先端部本体1の外周面に緊縛、接合させて構成されている。
【0010】
先端部本体1は、湾曲部2の先端に連結されて外面には露出しないステンレス鋼製の金属ブロック部1aと、金属ブロック部1aの前側に固着されて外面に露出するプラスチックブロック部1bとによって形成されている。
【0011】
本実施例の内視鏡は、管軸の前方を観察するようにしたいわゆる前方視型内視鏡であり、図3に示されるように、先端部本体1の先端面に観察窓11、照明窓12及び鉗子チャンネル出口孔13が配置されると共に、観察窓11に向けて開口する送気送水ノズル14が設けられている。
【0012】
図2に示されるように、観察窓11の内側には、対物光学系16が金属製の鏡枠17内に固着されて配置されている。表面のカバーレンズ16aは、その外周面の途中に形成された段差部において、鏡枠17にカシメ固定されている。18は明るさ絞り、19はスペーサである。
【0013】
鏡枠17の前半部外周部分には、電気絶縁性のプラスチック材からなる絶縁環21が接合されていて、鏡枠17の前端部分が露出しないように形成された凹部内に、脱泡したエポキシ系接着剤22が充填されている。絶縁環21の外周面は、先端部本体1のプラスチックブロック部1bに形成された孔内に嵌合していて、その嵌合部にはシール用のOリング23が装着されている。
【0014】
鏡枠17の後部外周部には、金属製のシールドパイプ25が嵌着、接合されていて、シールドパイプ25内に例えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素子26が受像面を前向きにして固定されている。
【0015】
そして、その前側には、透明なカバーガラス27が密着して配置され、さらにその前面にYAGレーザ光カットフィルタ28が貼着されている。このような透明部材27,28を通って、対物光学系16によって観察光像が固体撮像素子26の受像面に結像する。29は遮光用マスクである。
【0016】
シールドパイプ25内には、固体撮像素子26の後側に、固体撮像素子26に入出力される信号を処理するための電子部品31が配線基板32に取り付けて配置され、信号ケーブル33がそこから後方に引き通されている。
【0017】
シールドパイプ25内に配置された部品の外周面とシールドパイプ25の外周面には、各々絶縁テープ34,35が巻き付けられていて、シールドパイプ25とその内外との間を電気絶縁している。また、シールドパイプ25外面側の絶縁テープ35の後端は、信号ケーブル33の前端外周面まで連続的に被覆している。
【0018】
なお本発明は、このような固体撮像素子26を用いた電子的像伝送手段に代えて、イメージガイドファイババンドルを用いた光学的像伝送手段を用いた内視鏡に適用してもよく、硬性内視鏡に適用してもよい。
【0019】
照明光の配光角を拡げるために照明窓12に取り付けられた凹レンズ37の内側には、内視鏡挿入部内に通された照明用ライトガイドファイババンドルの出射端が配置されている。
【0020】
50は、例えばポリウレタンゴム等のように導電性がなくて弾力性のある材料によって形成された先端キャップであり、先端部本体1のプラスチックブロック部1bの外周面に先端部本体1の先端側から被せて取り付けられている。
【0021】
先端キャップ50は、外径寸法が先端部本体1の外径寸法と略同寸法の略円筒状に形成されていて、その後端は筒状に開放されているが、前端は送気送水ノズル14部分が端面部分に形成されて先端部本体1の前端面に被さっている。また、先端キャップ50の総ての稜線は患者の体腔内粘膜を傷付けないよう、滑らかに丸めて形成されている。
【0022】
先端キャップ50の後半部内周面には、先端部本体1のプラスチックブロック部1bの外周面に周方向に形成された凹溝9にちょうど嵌まり込む大きさの突起51が、内方に向けて突設されている。
【0023】
したがって、先端部本体1に先端キャップ50を取り付ける際には、先端キャップ50の内面の突起51を先端部本体1の外周面に沿わせて、先端キャップ50を押し拡げるように弾性変形させた状態で、先端部本体1に先端から押し込む。
【0024】
すると、先端キャップ50内に先端部本体1が入って行き、先端キャップ50の内面の突起51が先端部本体1の外周面の凹溝9に嵌まり込むと、先端キャップ50が自己の弾性力で図2に示されるような元の形状に戻り、先端部本体1から抜け出さない状態になる。そしてこの状態では、先端キャップ50の外表面と先端部本体1の外表面との間に、ほとんど段差がない状態になる。
【0025】
IJ断面を示す図1に示されるように、挿入部内に挿通された送気チューブ41と送水チューブ42の先端は、先端部本体1に管軸方向に真直に穿設された内に後方から差し込まれて固着されている。
【0026】
両チューブ41,42とも、四フッ化エチレン樹脂製チューブが用いられており、湾曲部2内ではそれらの外周にらせん溝が形成されていて、座屈防止用の細いスプリング線43,44がそのらせん溝に沿って巻回されている。
【0027】
また、図3に示される送気送水ノズル14の部分は、図1及びEK断面を示す図4に示されるように、先端キャップ50の前方に突出形成されていて、送気チューブ41と送水チューブ42とに連通して先端部本体1内に形成された送気孔46と送水孔47とが、送気送水ノズル14に連なる先端キャップ50内の送気送水路53に一つに合流して連通している。
【0028】
先端キャップ50は、送気送水路53が形成された部分が先端部本体1側に向かって突出していて、その突出部54が、送気孔46と送水孔47とを一つにまとめて先端部本体1の先端面に形成された開口48内にぴったりと嵌め込まれている。したがって、この部分から水漏れや空気漏れが生じない。
【0029】
このような構成により、送気チューブ41と送水チューブ42を通って選択的に送られてくる空気と水が、送気送水ノズル14から観察窓11の表面に向かって吹き付けられる。
【0030】
図2及び図3に示されるように、先端キャップ50の外周面の後半部には、周方向に間隔をあけて一対の凹み55,55が形成されている。この各凹み55,55の形状は、正面から見ると図3に示されるように角部が滑らかに丸められたL字形であり、側面から見ると、図2に示されるように、前端には先端キャップ50の外周面に対して略垂直の段差を形成する壁面55aが形成され、後端は凹んだままの形状で先端キャップ50の後端に達している。
【0031】
そして、先端キャップ50を先端部本体1に着脱する際にこの凹み55,55が先端部本体1と干渉しないように、先端部本体1には、図5に示されるように、先端キャップ50の凹み55,55と同断面形状の凹み8,8が先端面から真直に後方に形成されている。
【0032】
また、先端キャップ50の前半部分には凹み55は形成されていないが、先端キャップ50の内周面が、先端部本体1表面の凹み8に嵌まり合うように、凹み55部分と同じ形状に内方に突出した形状に形成されている。
【0033】
このように形成したことにより、先端キャップ50を先端部本体1に取り付ける際には、両者の凹み55,8どうしの位置を合わせることによって位置決めがされ、先端キャップ50が先端部本体1に取り付いた状態では、それらが嵌め合わされて係合することにより、先端キャップ50が先端部本体1に対して軸回りに回転しないための回転止めとなる。
【0034】
この先端キャップ50の凹み55,55には、図6に示されるように、先端部本体1から先端キャップ50を取り外すために用いられる取り外し治具100の先端101,101が係合する。
【0035】
取り外し治具100は、金属又は硬質のプラスチック製であり、先端101,101が先端キャップ50の凹み55,55内にちょうど係合するように突出して形成されている。図2及び図3には、取り外し治具100の先端101,101が先端キャップ50の凹溝55,55に係合した状態が示されている。
【0036】
このような取り外し治具100によって先端キャップ50を先端部本体1から取り外すには、取り外し治具100の先端101,101を先端キャップ50の凹み55,55内に係合させた状態で、先端部本体1の後半部分を指先などで摘んで後方に引張ればよい。
【0037】
すると、取り外し治具100によって軸方向への移動が規制された先端キャップ50は移動せずに、先端部本体1だけが後方に移動するので先端キャップ50が先端部本体1から外れる。
【0038】
先端キャップ50が先端部本体1から外れる際には、先端キャップ50の内周面の突起51が先端部本体1の外周面を乗り越えるので、先端キャップ50は弾性変形をする。
【0039】
図7、図8及び図9は、被写体に対して勢いよく水を噴出するためのいわゆるジェット噴射ノズル114が、送気送水ノズル14とは別に先端キャップ50に併設された実施例である。
【0040】
この実施例では、ジェット噴射ノズル114に真っ直ぐに連通する送水路153が形成された先端キャップ50の部分を後方に向かって突出させ、その突出部154が先端部本体1側の先端面に形成された副送水孔147の開口148内に嵌め込まれている。142は、高圧に加圧された水を副送水孔147に送るための副送水チューブである。
【0041】
また、この実施例では、取り外し治具を係合させるための第1実施例の凹み55に代えて、目視によって先端部本体1の外周面の凹み8と位置合わせをするための目印用凹み155が先端キャップ50に形成されている。したがって、先端キャップ50を先端部本体1に正しい向きに容易に取り付けることができる。
【0042】
この実施例のその他の部分は、先端部本体1の送気孔46と送水孔47が、送気チューブ41と送水チューブ42に通じる位置から真っ直ぐに前方に穿設されている等、僅かな相違を除いて前述の第1の実施例と同じなので、第1の実施例と同じ符号を付して、その説明は省略する。
【0043】
図10、図11及び図12は、側方視型の内視鏡において、先端キャップ50の送気送水ノズル14に連なる送水路53が形成された部分を先端部本体1側に向かって突出させて、その突出部54を先端部本体1の側面に形成された開口48内に嵌め込んだ参考例である。開口48には、送気孔46と送水孔47とが連通している。図10は側面断面図、図11は平面図、図12は、図11におけるR−S断面図である。
【0044】
金属製の先端部本体1は、可撓性のある内視鏡挿入部の先端に形成された湾曲部2の先端に連結されている。先端部本体1は、図12に示されるように、丸棒状の素材の一側面を部分的に平らに削り取った形状に形成されていて、その面に観察窓11と照明窓12及び処置具突出口13が設けられている。
【0045】
先端部本体1は、観察窓11と照明窓12と処置具突出口13以外の部分が露出しないように、その部分を除いて、先端キャップ50によって気密に被覆されている。
【0046】
先端キャップ50は、前端側が塞がれ後端側が開口した形状に形成されており、観察窓11と照明窓12と処置具突出口13が位置する部分には、開口56が形成されている。
【0047】
先端キャップ50は、例えばフッ素ゴム等のような弾力性のある材料からなるキャップ本体50aと、そのキャップ本体50aの変形を抑制するようにキャップ本体50aの内面側に配置されたキャップフレーム50bとによって形成されている。
【0048】
図10に示されるように、先端キャップ50は主にキャップ本体50aによって形成されており、先端部本体1の円周面に接する部分にだけ、キャップ本体50aの内面側にキャップフレーム50bが配置されている。
【0049】
キャップフレーム50bは、後端部付近だけがリング状の断面形状に形成され、その他の部分は、観察窓11等の位置する側(図で上面側)が開口したC字状の断面形状に形成されている。
【0050】
キャップフレーム50bは、ゴムのような弾力性はないが、多少の弾性変形はする金属又はプラスチックにより形成されていて、キャップフレーム50bの外面にキャップ本体50aがライニング又は接着されて両者が一体的に構成されている。
【0051】
先端キャップ50の後端部分には、先端部本体1に取り付けられたときに先端部本体1に形成された凹溝9に係合して抜け止めになる内方に突出する突起51が形成されている。
【0052】
処置具突出口13の内側には、遠隔操作によって揺動する処置具起上片13aが収容されており、その奥に、図12に示される処置具挿通チャンネル13bの先端が開口配置されている。13bは、処置具起上片13a用の操作ワイヤである。
【0053】
図10に示されるように、照明窓12の部分には、照明光を広げるための凹レンズ37が接合されていて、そのすぐ内側に照明用ライトガイドファイババンドル38の射出端が配置されている。
【0054】
観察窓11の部分には、対物光学系のカバーレンズ16aが接合されていて、そのすぐ内側には光軸を直角に曲げるプリズム16bが配置され、プリズム16bの後方には鏡枠17内に対物レンズ16…が配置されている。
【0055】
そして、対物レンズ16…による被写体の結像位置に、例えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素子26の受像面が配置され、信号ケーブル33がそこから後方に延びている。
【0056】
先端部本体1のカバーレンズ16aの後端のすぐ後ろ側には、内方に凹んで凹溝49が形成されていて、その凹溝49の開口48に気密的に嵌め込まれる突出部54がキャップ本体50aに下向きに突設されている。突出部54は、凹溝49の開口48に嵌め込まれることによって、先端部本体1に対する先端キャップ50の回転止めをする機能も有している。
【0057】
先端部本体1の凹溝49の後端の垂直壁には送気孔46と送水孔47の先端が開口しており、その送気孔46と送水孔47に送気チューブ41と送水チューブ42が後方から接続されている。
【0058】
キャップ本体50aの突出部54内には送気送水路53が形成されていて、送気孔46と送水孔47が共に送気送水路53に対して開口している。そして、キャップ本体50aには、送気送水路53に直接連通する送気送水ノズル14がカバーレンズ16aの表面に向けて開口形成されている。
【0059】
したがって、送気チューブ41又は送水チューブ42を通って送られてくる空気又は水が、送気送水路53を経由して送気送水ノズル14からカバーレンズ16aの表面に向けて噴出する。
【0060】
送気送水路53から送気送水ノズル14の出口にかけての空気と水の通路は、弾力性のあるキャップ本体50aの突出部54が先端部本体1の凹溝49の開口48に嵌め込まれて、その間が気密にシールされているので、その部分では空気漏れ及び水漏れが発生しない。
【0061】
このように形成された側方視型内視鏡の先端部においては、内視鏡検査終了後は、先端キャップ50を先端部本体1から取り外すことができる。そして、先端キャップ50が取り外されて露出した送気孔46と送水孔47の各開口に、例えば掃除用ブラシ40を直接挿入して、送気チューブ41、送水チューブ42内をブラッシングして掃除することができる。また、取り外された先端キャップ50側に形成されている送気送水ノズル14部分も、表裏両側から充分に掃除することができる。
【0062】
図13及び図14に示される参考例は、図10ないし図12に示される参考例の先端キャップ50からキャップフレーム50bを取り除いたものであり、その他の部分は図10ないし図12に示される参考例と同じである。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、先端部本体から先端キャップにまたがって形成された流体通路の継ぎ目部分において、先端キャップ側から突設された突起が先端部本体側の流体通路の端部開口にぴったりと嵌め込まれるので、継ぎ目部分から流体が漏れ出さない。したがって、先端キャップに形成されたノズルから、送気送水等を有効に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のIJ断面図である。
【図2】 本発明の実施例の側面(ABCDEFGH)断面図である。
【図3】 本発明の実施例の正面図である。
【図4】 本発明の実施例のEK断面図である。
【図5】 本発明の実施例の先端キャップを取り外した状態の側面図である。
【図6】 本発明の実施例の斜視図である。
【図7】 本発明の第2の実施例の正面図である。
【図8】 本発明の第2の実施例の側面(LMN)断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施例のPQ断面図である。
【図10】 本発明の第1の参考例の側面断面図である。
【図11】 本発明の第1の参考例の平面図である。
【図12】 本発明の第1の参考例の正面(RS)断面図である。
【図13】 本発明の第2の参考例の側面断面図である。
【図14】 本発明の第2の参考例の正面断面図である。
【符号の説明】
1 先端部本体
14 送気送水ノズル
46 送気孔
47 送水孔
48 開口
50 先端キャップ
53 送気送水路
54 突出部
Claims (1)
- 挿入部の先端に連結された先端部本体に対して弾力性のある材料で形成された先端キャップを着脱自在に設けて、流体を側方に曲げて噴出させるためのノズルを上記先端キャップに形成し、そのノズルに流体を送るための流体通路を上記先端部本体から上記先端キャップにまたがって形成した内視鏡の先端部において、
上記先端部本体側の流体通路として、空気が送られてくる送気孔と水が送られてくる送水孔とが一つにまとめられて上記送気孔と上記送水孔とを合わせた断面積より大きな断面積を有する開口が形成されて、その開口内にぴったりと嵌め込まれる弾力性のある突起が上記先端キャップ側に突設され、上記先端キャップ側の流体通路が、上記突起内を通過する状態に配置されて全長にわたって上記ノズルの流体噴出方向と同方向側に上記突起の側面に開口する断面形状に形成されていることを特徴とする内視鏡の先端部。
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