JP3693114B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、時間的に連続するタイトルの映像データを記録した、DVDやVCD等の光ディスクに記録されている映像データを読み取り、この映像データに基く再生映像信号を出力する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時間的に連続する映画、テレビドラマ等のタイトルの映像データ、および音声データを記録したDVDやVCD等の光ディスクから映像データ、および音声データを読み取り、ここで読み取った映像データおよび音声データに基く再生映像信号および再生音声信号を出力する光ディスク装置があった。ユーザは、光ディスク装置から出力された再生映像信号を表示装置に入力し、また再生音声信号をスピーカに入力して、光ディスクに記録されているタイトルを視聴する。
【0003】
ところで、ユーザは光ディスクに記録されているタイトルを視聴しているときに、現在の再生位置から、ある時間飛び越して視聴したいときや、ある時間戻って視聴したいときがある。この場合、ユーザは、光ディスク装置の早送り機能や早戻し機能を利用して、早送り、または早戻しで再生されている映像を見ながら、希望する再生位置を探し、ここで探しあてた位置から該タイトルの再生を再開していた。
【0004】
一方、早送り、または早戻しする時間(以下、これらを総称して飛越時間と言う。)が長くなるにつれて、早送り、または早戻しで再生されている再生位置が希望する再生位置に達するまでにかかる時間も長くなる。このため、飛越時間が比較的長い時間(例えば、数十分を越える時間)である場合、上記早送り機能や早戻し機能を利用して希望する再生位置を探すと、希望する再生位置を探しあてるまでに長い時間を要し、操作性を低下させる。そこで、飛越時間の入力を受け付け、入力された飛越時間に応じた再生位置から再生を開始する飛越機能を設けた光ディスク装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
なお、ユーザは、現在の再生位置から希望する再生位置までの飛越時間を正確に判断することは殆ど不可能であるので、飛越時間を入力した後に、出力された再生映像を見て入力した飛越時間が適当であったかどうかを判断する。ここで、入力した飛越時間が適当でなかったと判断した場合、ユーザは早送り機能、早戻し機能、または飛越機能を利用して、希望する再生位置を探す。
【0006】
また、特許文献1には、入力された飛越時間が、現在再生中のタイトルの終了位置を越える時間であった場合、該タイトルの終了位置の直前(実施形態では2秒前)から再生を開始し、終了位置に達した時点で再生を終了することが記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−123553号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されている構成では、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力した場合、ユーザが表示された再生映像を見て、入力した飛越時間が適当であったかどうかを判断している間に、再生位置がタイトルの終了位置に達し、再生が終了することがある。このとき、再生が終了した理由、すなわちタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したこと、をユーザに認識させることをできず、ユーザを途惑わせるという問題があった。また、光ディスク装置が再生を終了しているので、ユーザは再度タイトルの再生を開始する操作を行ってから、早送り機能、早戻し機能、または飛越機能を利用して希望する再生位置を探すことになり、手間がかかるという問題があった。
【0009】
このように、従来の光ディスク装置は、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力した場合における、操作性が良くないという問題があった。
【0010】
この発明の目的は、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したときに、そのことをユーザに速やかに認識させることにより操作性の向上を図った光ディスク装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の光ディスク装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0012】
(1)本体にセットされた光ディスクに記録されている、時間的に連続するタイトルの映像データを読み取る読取手段と、
上記読取手段が読み取った映像データに基く再生映像信号を出力する再生手段と、
上記再生手段が再生映像信号を出力しているときに、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、現在の位置から本体に入力された飛越時間だけ移動させる制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示する。
【0013】
この構成では、ユーザが現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したときに、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置から再生するだけでなく、その旨を示すメッセージを重ね合わせた合成映像の再生映像信号を出力する。したがって、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したことをユーザに速やかに認識させることができ、ユーザを途惑わせることがなく、操作性の向上が図れる。
【0014】
(2)上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった場合に、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させた後、本体に対する入力がなければ、該タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させる。
【0015】
この構成では、ユーザが現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したときに、タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させるようにしたので、ユーザが現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したことを認識したときに、光ディスクの再生が終了しているのを防止できる。これにより、再度タイトルの再生を開始する操作を行うことなく、早送り機能、早戻し機能、または飛越機能を利用して希望する再生位置を探すことができ、操作性の一層の向上が図れる。
【0016】
(3)上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった場合に、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させた後、本体に対する入力がなければ、該タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させ、その後も本体に対する入力がなく、さらに一定時間経過したときに、この再生の一時停止を解除する。
【0017】
この構成では、上記(2)で一時停止した後に、本体に対する入力がなく、さらに一定時間経過すると、この再生の一時停止を解除するようにしたので、例えばユーザが飛越時間を入力した直後に別の場所に移動していた場合に、いつまでも再生の一時停止が継続されることがない。
【0018】
(4)入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの開始位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示する。
【0019】
この構成では、現在再生中のタイトルの開始位置を越える飛越時間を入力したこともユーザに速やかに認識させることができ、操作性のより一層の向上が図 れる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
【0021】
図1は、この発明の実施形態である光ディスク装置の概略の構成を示す図である。光ディスク装置1は、本体の動作を制御する制御部2と、本体にセットされている光ディスク10(例えば、DVD)に記録されている映像データ、および音声データを読み取る読取部3と、読取部3が読み取った映像データを処理する映像処理部4と、読取部3が読み取った音声データを処理する音声処理部5と、本体に対する入力を受け付ける入力部6、を備えている。
【0022】
読取部3は、本体にセットされた光ディスク10を回転させるスピンドルモータ、光ディスク10にレーザ光を照射し、その反射光を検出することにより光ディスク10に記録されているデータを読み取るピックアップヘッド等を有している。読取部3は、ピックアップヘッドが光ディスク10から読み取ったデータを、映像データ、および音声データに分けて出力する。映像処理部4は、ピックアップヘッドから出力された映像データに基く、アナログの再生映像信号を生成し出力する。また、音声処理部5は、ピックアップヘッドから出力された音声データに基く、アナログの再生音声信号を生成し出力する。再生映像信号を図示していない表示装置に入力し、再生音声信号をスピーカに入力することにより、光ディスク10に記録されているタイトルの視聴が行える。また、映像処理部4は、入力された映像データに基く映像に、予め定められた映像を重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力する機能、所謂OSD機能、を有している。さらに、入力部6は、本体に対する入力時に操作する複数の操作キー、および図示していないリモコンから送信されてきた本体に対する制御コマンドを受信する受信部を有している。
【0023】
光ディスク10のTOC領域には、周知のように、この光ディスク10に記録されているタイトル(例えば、映画、テレビドラマ)についての時間情報が記録されている。この時間情報は、タイトル毎に光ディスク10におけるデータの記録位置と、開始位置からの経過時間と、を関連づけた情報である。光ディスク装置1は、この時間情報を利用することにより、タイトルの開始位置からの経過時間に対する、光ディスク10におけるデータの記録位置を得ることができる。
【0024】
なお、光ディスク10に記録されているタイトルは、1つであってもよいし、複数であってもよい。
【0025】
次に、この発明の実施形態である光ディスク装置1における再生処理について説明する。図2、図3は、この発明の実施形態である光ディスク装置における再生処理を示すフローチャートである。光ディスク装置1は、本体に光ディスク10がセットされている状態で、この光ディスク10に記録されているタイトルに対する再生開始の入力があったときにこの処理を開始する。
【0026】
再生時、読取部3が本体にセットされている光ディスク10に記録されているタイトルの映像データ、および音声データを読み取る。読取部3は、光ディスク10から読み取った映像データを映像処理部4に入力し、音声データを音声処理部5に入力する。映像処理部4は入力された映像データに基くアナログの再生映像信号を出力する。また、音声処理部5は入力された音声データに基くアナログの再生音声信号を出力する。ユーザは、再生映像信号を表示装置に入力し、再生音声信号をスピーカに入力し、光ディスク10に記録されているタイトルを視聴する。
【0027】
光ディスク装置1は、再生処理を開始すると、本体に対する入力があるかどうか(s1)、現在の再生位置が再生しているタイトルの終了位置に達したかどうか(s2)、を繰り返し監視している。光ディスク装置1は、s2で現在の再生位置が再生しているタイトルの終了位置に達したと判断すると、光ディスク10再生を停止し(s3)、本処理を終了する。
【0028】
また、s1で本体に対する入力があったと判定すると、今回の入力が再生位置の飛越指示であるかどうかを判定し(s4)、飛越指示でなければ今回の入力に応じた処理を実行する(その他の処理を実行する。)(s5)。s5で行われる処理としては、例えば再生の一時停止、早送り、早戻し、再生停止にかかる処理がある。また、光ディスク装置1は、s5にかかる処理の完了後にs1に戻ってこの再生処理を継続することもあれば、この再生処理に戻ることなくを本終了をすることもある。
【0029】
また、上記飛越指示とは、再生位置(読取部3が光ディスク10から映像データ、および音声データを読み取る位置)を、現在の再生位置から入力された時間(飛越時間)だけ送る、または戻すことを光ディスク装置1に要求する指示である。この飛越指示には、飛越時間と、再生位置を送るのか戻すのかを示す情報と、が含まれている。光ディスク装置1は、s4で本体に対して飛越指示があったと判定すると、今回の飛越指示に応じた再生位置が、再生しているタイトルの終了位置を越える位置であるかどうか、および再生しているタイトルの開始位置を越える位置であるかどうかを判別する(s6、s7)。s6では、現在の再生位置の時間(タイトルの開始位置からの時間)に、入力された飛越指示に含まれている飛越時間を加えた時間が、再生しているタイトルの終了位置の時間よりも大きいかどうかを判別し、大きければ今回の飛越指示に応じた位置が再生しているタイトルの終了位置を越える位置であると判別する。また、s7では、入力された飛越指示に含まれている飛越時間が、現在の再生位置の時間(タイトルの開始位置からの時間)よりも大きいかどうかを判別し、大きければ今回の飛越指示に応じた位置が再生しているタイトルの開始位置を越える位置であると判別する。
【0030】
なお、s6にかかる処理は、再生位置の送りにかかる飛越指示であった場合に行われる。言い換えれば、再生位置の戻しにかかる飛越指示であった場合、s6にかかる処理は行われない。また、s7にかかる処理は、再生位置の戻しにかかる飛越指示であった場合に行われる。言い換えれば、再生位置の送りにかかる飛越指示であった場合、s7にかかる処理は行われない。
【0031】
光ディスク装置1は、今回の飛越指示に応じた位置がタイトルの開始位置から終了位置の間にあると判別すると、読取部3のピックアップヘッドを今回の飛越指示に応じた位置に移動させる(s8)。光ディスク装置1は、s8でピックアップヘッドを移動させた位置から光ディスク10の再生を開始し(s9)、s1に戻る。
【0032】
一方、光ディスク装置1は、s6で再生しているタイトルの終了位置を越える位置であると判別すると、読取部3のピックアップヘッドを再生しているタイトルの終了位置から10秒(この発明で言う所定時間)手前の位置にピックアップヘッドを移動させる(s10)。光ディスク装置1は、s8でピックアップヘッドを移動させた位置から光ディスク10の再生を開始する(s11)。s11では、映像処理部4のOSD機能を利用した再生が開始される。具体的には、映像処理部4は、入力された飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった旨を示すメッセージの映像を、光ディスク10から読み取った映像データに基く映像に重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力する。
【0033】
図4は、s11で光ディスクの再生が開始されたときに、映像処理部から出力された再生映像信号が入力された表示装置において表示される映像を示す図である。図4に示すように、再生しているタイトルの終了位置を越える飛越時間が入力されたことを示すメッセージが、光ディスク10から読み取った映像データに基く映像に重ね合わせて表示されるので、再生しているタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したことをユーザに速やかに認識させることができる。
【0034】
光ディスク装置1は、s11で光ディスク10の再生を開始すると、本体に対する入力があるかどうか(s12)、再生位置が再生しているタイトルの終了位置直前(例えば、1秒前)に達したかどうか(s13)、を判別する。s12で本体に対する入力があったと判別すると、s4に戻る。また、本体に対する入力がなく、s13で再生位置が再生しているタイトルの終了位置直前に達したと判別すると、光ディスク10の再生を一時停止させる。(s14)。そして、本体に対する入力があるかどうか(s15)、s14で一時停止させてから5秒(この発明で言う一定時間)経過したかどうかを判別する(s16)。s16で本体に対する入力があったと判別すると、s4に戻る。また、本体に対する入力がなく、s16で一定時間経過したと判別すると、一時停止を解除し(s17)、s1に戻る。この場合、すぐにs2で終了位置に達したと判別されるので、s3で光ディスク10の再生が停止され、本処理が終了される。
【0035】
このように、再生しているタイトルの終了位置を越える飛越時間が入力されたとき、このタイトルの終了位置の10秒手前の位置から再生を開始し、その後本体に対する入力がなく終了位置直前に達したときに、一時停止させるようにしたので、ユーザが再生しているタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したことを認識したときに、光ディスク10の再生が終了しているのを防止できる。これにより、ユーザは再度タイトルの再生を開始する操作を行うことなく、早送り機能、早戻し機能、または飛越機能を利用して希望する再生位置を探すことができ、操作性の一層の向上が図れる。
【0036】
また、一時停止してから5秒経過しても、本体に対する入力操作がなければ、一時停止を解除するようにしているので、例えばユーザが飛越時間を入力した直後に別の場所に移動していた場合に、いつまでも再生の一時停止が継続されることがない。
【0037】
また、光ディスク装置1は、s7で再生しているタイトルの開始位置を越える位置であると判別すると、読取部3のピックアップヘッドを再生しているタイトルの開始位置にピックアップヘッドを移動させる(s19)。光ディスク装置1は、s19でピックアップヘッドを移動させた位置から光ディスク10の再生を開始する(s20)。s20では、映像処理部4のOSD機能を利用した再生が開始される。具体的には、映像処理部4は、入力された飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間であった旨を示すメッセージの映像を、光ディスク10から読み取った映像データに基く映像に重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力する。
【0038】
図5は、s20で光ディスクの再生が開始されたときに、映像処理部から出力された再生映像信号が入力された表示装置において表示される映像を示す図である。図5に示すように、再生しているタイトルの開始位置を越える飛越時間が入力されたことを示すメッセージが、光ディスク10から読み取った映像データに基く映像に重ね合わせて表示されるので、再生しているタイトルの開始位置を越える飛越時間を入力したことをユーザに速やかに認識させることができる。
【0039】
また、光ディスク装置10は、s20で光ディスク10の再生を開始してから適当な時間(ここでは、5秒)経過すると(s21)、映像処理部4に対してOSD機能の停止させ(s22)、s1に戻る。したがって、指示された飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間であったことを示すメッセージが、いつまでも表示されつづけることもない。
【0040】
なお、上記実施形態では、この発明で言う所定時間を10秒、一定時間を5秒とした例で説明したが、これらの時間は適当に設定すればよい。また、s21にかかる適当な時間も、5秒ではなく、2秒や10秒であってもよい。また、これらの時間をユーザが自由に設定できるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間が入力されたときに、このことをユーザに速やかに認識させることができ、操作性の向上が図れる。
【0042】
また、現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間が入力されたときに、タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させるようにしたので、ユーザが現在再生中のタイトルの終了位置を越える飛越時間を入力したことを認識したときに、光ディスクの再生が終了しているのを防止できる。これにより、再度タイトルの再生を開始する操作を行うことなく、早送り機能、早戻し機能、または飛越機能を利用して希望する再生位置を探すことができ、ユーザの操作性の一層の向上が図れる。
【0043】
また、一時停止した後に、本体に対する入力がなく、さらに一定時間経過すると、この再生の一時停止を解除するようにしたので、いつまでも再生の一時停止が継続されることがない。
【0044】
さらに、現在再生中のタイトルの開始位置を越える飛越時間が入力されたときに、このことをユーザに速やかに認識させることができ、操作性のより一層の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である光ディスク装置の概略の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施形態である光ディスク装置における再生処理を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施形態である光ディスク装置における再生処理を示すフローチャートである。
【図4】再生しているタイトルの終了位置を越える飛越時間が入力した場合に、映像処理部から出力された合成映像信号が入力された表示装置の画面表示を示す図である。
【図5】再生しているタイトルの開始位置を越える飛越時間が入力した場合に、映像処理部から出力された合成映像信号が入力された表示装置の画面表示を示す図である。
【符号の説明】
1−光ディスク装置
2−制御部
3−読取部
4−映像処理部
5−音声処理部
6−操作部
10光ディスク

Claims (5)

  1. 本体にセットされた光ディスクに記録されている、時間的に連続するタイトルの映像データを読み取る読取手段と、
    上記読取手段が読み取った映像データに基く再生映像信号を出力する再生手段と、
    上記再生手段が再生映像信号を出力しているときに、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、現在の位置から本体に入力された飛越時間だけ移動させる制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
    上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示し、
    また、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった場合に、本体に対する入力がなければ、該タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させ、その後も本体に対する入力がなく、さらに一定時間経過したときに、この再生の一時停止を解除し、
    さらに、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの開始位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示する光ディスク装置。
  2. 本体にセットされた光ディスクに記録されている、時間的に連続するタイトルの映像データを読み取る読取手段と、
    上記読取手段が読み取った映像データに基く再生映像信号を出力する再生手段と、
    上記再生手段が再生映像信号を出力しているときに、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、現在の位置から本体に入力された飛越時間だけ移動させる制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
    上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示する光ディスク装置。
  3. 上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった場合に、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させた後、本体に対する入力がなければ、該タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させる請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 上記制御手段は、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの終了位置を越える時間であった場合に、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの終了位置から所定時間手前の位置に移動させた後、本体に対する入力がなければ、該タイトルの終了位置直前で上記再生手段に再生を一時停止させ、その後も本体に対する入力がなく、さらに一定時間経過したときに、この再生の一時停止を解除する請求項2に記載の光ディスク装置。
  5. 入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間である場合、上記読取手段が上記光ディスクから映像データを読み取る位置を、該タイトルの開始位置に移動させるとともに、上記再生手段に対して、上記読取手段が読み取った映像データに基く映像に、入力された上記飛越時間が再生しているタイトルの開始位置を越える時間であった旨のメッセージを重ね合わせた合成映像を生成し、この合成映像の再生映像信号を出力することを指示する請求項2〜4のいずれかに記載の光ディスク装置。
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