JP3693070B2 - 杭吊り具と杭との連結装置、回転フック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
杭の中掘工法において、排土ホッパーの下端部の杭吊り具に連結して、杭を地面より下方に設置する際に使用する杭吊り具と杭との連結装置、及びこの連結装置等に使用する回転フックに関する。
【0002】
【従来の技術】
杭を地面より下方に設置する際には、排土ホッパーの下端部の杭吊り具と杭との間に「やっとこ」と呼ばれる連結装置を介在させてていた。この連結装置は、鋼管の下端に杭の端板の螺孔と連通できる透孔を有する下部フランジを固着し、上端に杭吊り具に掛止できる上部フランジを固定してなり、鋼管に沿って先端部にボルトを固定した(あるいは先端部に螺糸を形成した)操作杆を配置していた。連結装置と杭とを連結する際には、操作杆の先端部のボルト(又は螺糸)を下部フランジの透孔を挿通して杭端板の螺孔に螺合して下部フランジと端板とを固定していた。そして、該連結装置の上部フランジを杭吊り具に係止仮止めし、杭を所定杭穴内の所定位置まで降下させていた。
【0003】
また、所定位置に杭を埋設固定した後には、操作杆を回転して、操作杆の下端部と杭端板の螺孔の螺合を解除し、連結装置を杭吊り具と共に地上に引上げていた。
【0004】
また、他の連結装置では、下部フランジに切り欠き(又は透孔)を形成し、連結の際には、杭の上端板に固定した連結突片を切り欠きから突出させ、突片の透孔に鍵状の係止金具を係止して、杭と連結装置とを連結していた。この場合、所定位置に杭を埋設固定した後には、係止金具に連結した2本のワイヤーを地上から操作して、係止金具と杭の連結突片との係止を外して、連結装置と杭との連結を解除し、連結装置を杭吊り具と共に地上に引上げていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常、杭の上端は地面より2〜3m下方に位置させ、深い場合には、7〜8mの場合もあった。従って、前記従来例の内前者の場合では、杭の上端の深さに応じて、連結装置の長さも長い場合に10m程度も必要であり、これに合わせて操作杆もほぼ同じ長さが必要であった。この場合、操作杆の上端部で操作回動させて、下端部で作用させるので、棹操作杆に捩じれが生じ、操作しにくいと共に杭穴内は泥で満たされており、誤操作のおそれが生じる問題点もあった。
【0006】
また、後者の場合でも同様に、係止金具は掘削土砂が充満している杭穴内での作動操作となるので、誤操作とりわけ杭と連結装置との連結が外れ難いという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明は、鋼管の下部フランジ上方に杭の連結突片に掛脱できる回転フックを配置し、鋼管に回転フックの支点突部が当接する支持板を突設したので、前記問題点を解決した。
【0008】
即ちこの発明は、杭吊り具に掛止できる鋼管の下端部に、杭の上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジを固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片に掛脱できる回転フックを配置し、該回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結してなり、前記回転フックは先端部に支点突部を有し、前記鋼管に支点突部に当接する支持板を突設したことを特徴とする杭吊り具と杭との連結装置である。
【0009】
また、前記における回転フックは先端部上側に支点突部を有し、先端部下側に前記連結突片の係止孔に挿通できる係止突部を形成する。また、連結突片の係止孔に挿通した状態の係止突部の先端部と、鋼管表面とを容易に離脱できるら仮止材に仮止めする。
【0010】
また、連結孔を有する一の部材と、該連結孔に挿通できる係止突片を有する他の部材とを着脱自在に連結する為の回転フックであって、回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結する連結部を形成し、先端部一側に前記係止突片に係止できる係止突部を有し、先端部他側に支点突部を形成してなる前記各杭吊り具と杭との連結装置に用いる回転フックである。
更に、連結孔を有する一の部材と、該連結孔に挿通でき、かつ係止孔を形成した係止突片を有する他の部材とを着脱自在に連結する為の回転フックであって、回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結する連結部を形成し、先端部一側に前記係止突片に係止できる係止突部を有し、先端部他側に支点突部を形成してなり、前記係止突部は、前記一の部材の連結孔に挿入した前記他の部材の係止突片の係止孔に挿入でき、かつ係止突部の先端を一の部材に係止可能とし、前記支点突部は、前記一の部材の支持版に当接して、端縁に支点Aを形成でき、前記連結部、係止突部及び支点突部は、前記連結部のワイヤーを引くと支点Aを支点として回転フックが回転して、前記係止突部の先端と前記一の部材の係止を解除して、前記回転フックの係止突部を係止孔から抜き回転フックを引き上げ可能に形成したことを特徴とする回転フックである。
【0011】
【作用】
連結装置の下面に杭の上端を当接し、連結装置の下部フランジから杭の連結突片を突出させ、連結突片に回転フックを係止させて、連結突片の下部フランジからの脱落を防止し、連結装置と杭とを連結する。
【0012】
操作用のワイヤーを引けば回転フックの支点突部が支持板に当接し、該当接点を支点として支持板が回転し、連結突片と回転フックとの係止が解除され、連結装置と杭との連結も解除される。
【0013】
【実施例1】
図1に基づきこの発明の回転フックの実施例について説明する。
【0014】
回転フック1は、基端部2に操作用のワイヤー連結用の突部を形成し、先端部一側3に、杭31の係止突片(後述する)33に係止できる係止突部4を形成し、先端部他側3bに支点突部5を形成して構成してある(図1)。前記基端部2にワイヤー連結用の透孔6を穿設してある。また、また、前記係止突部4は、先端に行くに従って先細となり、かつ下側に凸となるように形成され、その先端部には透孔7が穿設してある。
【0015】
前記において、図1に示すように、高さHの係止孔34に係止突部4を挿通した状態で、係止孔34の上方で、2H〜4Hの高さに支点突部5の端縁である支点Aが位置し、該支点Aから半径R1 の円弧(係止孔34の上縁34a付近を通る)が係止突部4の上縁4aを形成する。また支点Aから高さH程度下方に点Bを設定し、該点Bから半径R2 の円弧(係止孔34の下縁34b付近を通る)が係止突部4の下縁4bを形成する。また、支点突部5の先端部は点Cを中心とする半径R3 の略半円に形成されている。また、点Bの若干下方に点Dを設定し、点Dを中心とする半径R4 の略半円が支点突部5の先端部の外縁(半径R3 )と係止突部4の上縁4aとが連続するように形成されている。以上の設定により、基端部2の透孔6を上方に引き上げ、A点付近を中心として回転フック1を回動させた場合に、係止突部4は最も滑らかに係止孔34から離脱できる。
【0016】
また、この止め具1は、後に実施例2に説明する杭吊り具と杭との連結装置に使用される他、一方の部材(連結装置22)の連結孔(切り欠き18)に、他方の部材(杭31)の係止孔付き連結突片(連結突片33)を挿通し、該連結突片の係止孔に、この止め具1の係止突部4を係脱できできれば、各部材は任意である(図示していない)。
【0017】
【実施例2】
図面に基づきこの発明の実施例を説明する。
【0018】
所定長さの鋼管11の上端、下端に夫々上部フランジ14、下部フランジ16を固着する。前記下部フランジ16には、杭31の上端板32に固定した連結突片(後述する)33を挿通できる切り欠き18、18が直径方向に2か所形成されている。また、前記切り欠き18は、杭31の連結突片33を挿通し易いように前記下部フランジ16の下面側が幅広に形成されている。前記下部フランジ17の外周に杭の上端部に嵌装できる半割りした保持短筒46、46を嵌装固着する。前記保持筒46、46の間には前記下部フランジの切り欠き18に連続した切り欠き48、48が形成される。また、前記両フランジ14、16には前記鋼管11に連続して挿通する開口部15、16が夫々穿設されている。
【0019】
また、鋼管11の外壁12に、上部フランジ14及び下部フランジ16間の全長に亘るリブ20、20を固着する。前記リブ20、20は直径対称な位置に6枚設け、かつ、リブ20、20及び前記切り欠き18、18が夫々鋼管1の周囲に等間隔に配置されるように設置する(図2(b))。
【0020】
前記下部フランジ16の切り欠き18、18の上方に、前記実施例1の回転フック1を配置し、該回転フック1の透孔6にワイヤー41の一端を連結し、該ワイヤー41の他端を鋼管11の上方まで延長させる。また、前記鋼管11の外壁12に縦方向の支持板19、19を突設する。前記支持板19は、前記止め具1を連結に使用した際に前記止め具1の支点突部5が当接するように位置させてある。前記鋼管11の外壁13に、かつ支持板19、19の上端に固着するように、回転フック1の上方への脱落を防止する保持板48を固着する。
【0021】
また、前記下部フランジ16の切り欠き18の近傍に、回転フック1を仮止めする為の仮止板(仮止材)49を突設固着する。前記仮止板49には透孔50を穿設してある。
【0022】
以上のようにして、杭吊り具と杭との連結装置22を構成する(図2、図4(a))。
【0023】
次に、前記実施例に基づくこの発明の連結装置22の使用について説明する。
【0024】
連結装置22のリブ20、20の内、直径方向に位置する1対のリブ及びこれと垂直な直径方向の1対のリブの合計4つのリブ20の夫々には、長さ方向(上下)に所定間隔(100〜300mm程度)を設けて取付孔22、22を穿設する。該リブ20に夫々、上下に隣接する取付孔22、22を利用して、下面を水平な支持面24とした支持具23の基端部を着脱自在に取り付ける(図5(b))。
【0025】
連結装置22の上部フランジ14の外径より大径の取付フランジ25の上方に鋼管11と略同一断面の短鋼管26を固着して取付具27を構成し、取付具27を連結装置22の上部フランジ14の上面に、ボルトナットで固定する。取付具27の取付フランジ25の下面外周部に、杭吊り具35の係止爪(後述する)38と係止する係止突起28を下方に向けて突設してある。
【0026】
また、この実施例に使用する排土ホッパー(図示していない)の杭吊り具35は、基部36の下方に、取付具27の短鋼管26を嵌挿収容できる抱持筒37の外壁面37aに、取付具27の係止突起28と掛脱できる係止爪38を回動自在に取り付けてある。
【0027】
また、この実施例に使用する杭31は、上端板32の上面及び周面で、直径対称な位置に、逆L字状の連結突片33を、固着してある。前記連結突片33は、上端板32上に突出した位置に係止孔34を穿設してある。
【0028】
(1) 最上部の杭の上端部が地上より所定高さに位置した状態で、杭吊り具35の抱持筒37に、連結装置29の取付具27を嵌挿し、係止爪38を回動して、係止爪38を連結装置22の取付具27の係止突起28に係止し、杭吊り具35と連結装置22とを連結する(図5(a)(b))。
【0029】
(2) また、杭31の上端板32に連結装置29の下部フランジ6を当接し、この際、杭31の連結突片33、33を、下部フランジ16の切り欠き18、18内に夫々挿通するように当接する。続いて、下部フランジ16から突出した連結突片33の係止孔34に、回転フック1の係止突部4を挿通係止して、杭31と連結装置22とを連結する(図3(a)(b)、図7(a)実線図示1)。また、係止突部4の透孔7と下部フランジ16の仮止板49とを針金で結び、連結突片33から回転フック1の係止突部4が脱落することを防止する。
【0030】
(3) 次に、杭31を沈下させ、所定深さに位置した所で沈下を停止する。杭31の沈下に従って、回転フック1も掘削泥土内を下降するが、回転フック1は仮止板49に針金で固定したので、回転フック1と連結突片33との係止が外れるおそれがない。
【0031】
(4) 次に、地面43と連結装置29の支持具23の支持面24との間に、杭31の沈下を阻止するジャッキ44を介在させる(図6)。ジャッキ44とは、杭31及び連結装置29が自重で沈下しない為に使用し、ジャッキの他に所定強度の鉄材、コンクリート固まり等を使用する。更に、ジャッキ44を使用せず、支持具23の支持面24を直接に地面43に当接させることもできる(図示していない)。
【0032】
(5) 続いて、杭吊り具35の操作爪38を回動させ、杭吊り具35と連結装置22との連結を解除する(図5(a))。この際、連結装置22の支持具23により、杭吊り具35を取り外しても杭31は現状の位置に止まる。
【0033】
(6) 杭31が杭穴内で、地盤との所定の摩擦力を発揮するまで所定時間放置する(いわゆる固化待ち。1〜3時間程度)。
【0034】
(7) 続いて、地上からワイヤー41を引くと、回転フック1の支点突部5が支持板19に当接ながら、該当接点を中心として回転フック1が矢示40方向に回動する(図7(a)鎖線図示の回転フック1)。回動により回転フック1と仮止板49とを連結していた針金は切れ、更にワイヤー41を引けば、回転フック1の係止突部4は杭31の連結突片33の係止孔34から抜け(図7(b)実線図示の回転フック1)、更に、地上に向けて引き上げられる(図7(b)、図4(a)、鎖線図示の回転フック1)。
【0035】
(8) 続いて、連結装置22を杭吊り具35と共に引き上げれば、係止突片33は下部フランジ16の切り欠き18から脱落し、連結装置22は杭31から離脱しする(図4(a))。以上で、杭31は、その上面が地面43から所定深さLの位置に埋設される。
【0036】
前記において、設置深さに応じて、支持具23を上下に移動させ、所定の取付孔21、21に取り付ければ、1つの連結装置22で、種々の杭の設置深さに容易に対応できる。更に、連結装置22の上部フランジ16と連結できるフランジ、支持具23の取付フランジ25と連結できるフランジを夫々上下に設けた補助鋼管を組み合わせて、連結装置22上に連結して継ぎ足せば、杭の設置深さに応じた種々の使用ができる(図示していない)。
【0037】
前記実施例において、支持板19と支持板48との直径方向の端縁で、鋼管11の直径方向の端縁に、共通する保持板51を固着することもできる(図7(a)、鎖線図示の保持板51)。この保持板51により、杭31の沈下中に回転フック1の位置がずれるおそれなく、更に確実な回転フック1の操作を可能とする。
【0038】
また、前記実施例において、支持板48、仮止板49は、杭穴に泥水内での内での回転フック1がずれることをより確実に防止する為に設置したが、いずれか一方又は両方を省略することもできる。
【0039】
また、前記実施例において、取付孔22、22を穿設したリブ21は4つ設けたが、対称な位置に3つ又は5つ以上設けることもでき、更に、支持具23による地面43への支持に影響がなければ2つ設けることもできる。
【0040】
また、前記実施例において、連結装置22の上部フランジ4の上端部に取付具27を取り付けたが、杭吊り具35の構造に応じて、他の構造の取付具を取り付け、あるいは上部フランジ4を直接に杭吊り具5に係止させることもできる(共に図示していない)。
【0041】
【発明の効果】
この発明の連結装置では、操作用のワイヤーを引けば回転フックの支点突部が支持板に当接し、該当接点を支点として回転フックが回転するので、連結突片と回転フックとの係止が容易に解除され、更に、回転フックは連結装置に固定されていないので、連結解除後に杭及び連結装置から離脱でき地上で回収できる効果がある。従って、地上からワイヤーを引くだけで、確実にかつ容易に杭と連結装置との連結を外すことができる効果がある。よって、杭を地上から任意の深さに、容易かつ効率良く埋設できる効果がある。
【0042】
また、この発明の回転フックを使用すれば、一方の部材の連結孔に、他方の部材の透孔付き係止突片を挿通して、両部材を容易に係脱できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の回転フックの拡大正面図である。
【図2】この発明の実施例の連結装置で、(a)は縦断面図、(b)は(a)のE−E線における断面図である。
【図3】同じく使用状態で,杭を連結した後を表す一部のリブを省略した図で、(a)は一部正面図、(b)は一部側面図である。
【図4】同じく使用状態で、連結装置と杭との連結前及び連結解除後を表す一部のリブを省略した図で(a)は一部正面図、(b)は一部側面図である。
【図5】(a)は同じく使用状態で、(a)は連結装置と杭吊り具との連結前を表す一部縦断面図、(b)は同じく連結後を表す一部断面図である。
【図6】同じく使用状態で、杭を支持している状態を表し、連結装置の杭側をリブを省略した側面図とした、一部縦断面図である。
【図7】回転フックの操作を説明する拡大正面図で(a)は係止状態、(b)は離脱状態を夫々表す。
【符号の説明】
1 回転フック
2 基端部
4 係止突部
5 支点突部
6 透孔(基端部)
7 透孔(係止突部)
11 鋼管
12 鋼管の外壁
14 上部フランジ
16 下部フランジ
18 切り欠き(下部フランジ)
19、48 支持板
20 リブ
21 取付孔
22 連結装置
23 支持具
27 取付具
31 杭
33 連結突片(杭)
34 係止孔(杭)
35 杭吊り具
41 ワイヤー
45 杭穴
43 地面
49 仮止板
Claims (5)
- 杭吊り具に掛止できる鋼管の下端部に、杭の上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジを固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片に掛脱できる回転フックを配置し、該回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結してなり、前記回転フックは先端部に支点突部を有し、前記鋼管に支点突部に当接する支持板を突設したことを特徴とする杭吊り具と杭との連結装置。
- 回転フックは先端部上側に支点突部を有し、先端部下側に前記連結突片の係止孔に挿通できる係止突部を形成したことを特徴とする杭吊り具と杭との連結装置。
- 連結突片の係止孔に挿通した状態の係止突部の先端部と、鋼管表面とを容易に離脱できるら仮止材に仮止めした請求項2記載の杭吊り具と杭との連結装置。
- 連結孔を有する一の部材と、該連結孔に挿通できる係止突片を有する他の部材とを着脱自在に連結する為の回転フックであって、回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結する連結部を形成し、先端部一側に前記係止突片に係止できる係止突部を有し、先端部他側に支点突部を形成してなる請求項1乃至請求項3に記載の杭吊り具と杭との連結装置に用いる回転フック。
- 連結孔を有する一の部材と、該連結孔に挿通でき、かつ係止孔を形成した係止突片を有する他の部材とを着脱自在に連結する為の回転フックであって、回転フックの基端部に操作用のワイヤーを連結する連結部を形成し、先端部一側に前記係止突片に係止できる係止突部を有し、先端部他側に支点突部を形成してなり、
前記係止突部は、前記一の部材の連結孔に挿入した前記他の部材の係止突片の係止孔に挿入でき、かつ係止突部の先端を一の部材に仮止め可能とし、
前記支点突部は、前記一の部材の支持版に当接して、端縁に支点Aを形成でき、
前記連結部、係止突部及び支点突部は、前記連結部のワイヤーを引くと支点Aを支点として回転フックが回転して、前記係止突部の先端と前記一の部材の仮止めを解除して、前記回転フックの係止突部を係止孔から抜き回転フックを引き上げ可能に形成したことを特徴とする回転フック。
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