JP3014349U - 杭と杭吊り具との連結装置 - Google Patents

杭と杭吊り具との連結装置

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JP3014349U
JP3014349U JP1995000346U JP34695U JP3014349U JP 3014349 U JP3014349 U JP 3014349U JP 1995000346 U JP1995000346 U JP 1995000346U JP 34695 U JP34695 U JP 34695U JP 3014349 U JP3014349 U JP 3014349U
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Japan
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steel pipe
pile
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fixed
ribs
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愛雄 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】杭との連結及びその解除を確実かつ容易に行う
ことができ、杭の埋設作業を効率化する。 【構成】鋼管1の上端部に排土ホッパーの杭吊り具に掛
止できる上部フランジ4を固着し、下端部に杭の上端部
の連結突片を挿通できる切り欠き8を有する下部フラン
ジ6を固着する。鋼管1の下部フランジ6上方に杭の連
結突片に掛脱できる操作板14を回動自在に架設設置す
る。鋼管1の外壁2に沿って、長さ方向に上下動可能に
操作杆16を設置し、操作杆16の下端部17を操作板
14に連結する。鋼管1の外壁2に長さ方向のリブ2
0、21を複数固着し、リブ21に取付孔22を等間隔
に穿設して杭と杭吊り具との連結装置29を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
杭の中掘工法において、排土ホッパーの下端部の杭吊り具に連結して、杭を地 面より下方に設置する際に使用する杭と杭吊り具との連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
杭を地面より下方に設置する際には、排土ホッパーの下端部の杭吊り具と杭と の間に「やっとこ」と呼ばれる連結装置を介在させてていた。この連結装置は、 鋼管の下端に杭の端板の螺孔と連通できる透孔を有する下部フランジを固着し、 上端に杭吊り具に掛止できる上部フランジを固定してなり、鋼管に沿って先端部 にボルトを固定した(あるいは先端部に螺糸を形成した)操作杆を配置していた 。連結装置と杭とを連結する際には、操作杆の先端部のボルト(又は螺糸)を下 部フランジの透孔を挿通して杭端板の螺孔に螺合して下部フランジと端板とを固 定していた。そして、該連結装置の上部フランジを杭吊り具に掛止仮止めし、杭 を所定杭穴内の所定位置まで降下させていた。
【0003】 また、所定位置に杭を埋設固定した後には、操作杆を回転して、操作杆の下端 部と杭端板の螺孔の螺合を解除し、連結装置を杭吊り具と共に引上げていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
通常、杭の上端は地面より2〜3m下方に位置させ、深い場合には、7〜8m の場合もあった。従って、杭の上端の深さに応じて、連結装置の長さも長い場合 に10m程度も必要であり、これに合わせて操作杆もほぼ同じ長さが必要であっ た。この場合、操作杆の上端部で操作回動させて、下端部で作用させるので、棹 操作杆に捩じれが生じ、操作しにくいと共に杭穴内は泥で満たされており、誤操 作のおそれが生じる問題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 然るにこの考案は、下部フランジに杭の連結突片に掛脱できる操作板を架設し 、該操作板に上下動可能な操作杆を連結したので、前記問題点を解決した。
【0006】 即ちこの考案は、鋼管の上端部に、杭吊り具に掛止できる上部フランジを固着 し、該鋼管の下端部に、杭上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する下部 フランジを固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片に掛脱でき る操作板を回動自在に架設設置し、前記鋼管の側壁に沿って、長さ方向に上下動 可能に操作杆を設置し、該操作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記鋼管の外 側壁に長さ方向のリブを複数固着したことを特徴とする杭と杭吊り具との連結装 置である。
【0007】 また、鋼管の上端部に、杭吊り具に掛止できる上部フランジを固着し、該鋼管 の下端部に、杭上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジっ を固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片に掛脱できる操作板 を回動自在に架設設置し、前記鋼管の側壁に沿って、長さ方向に上下動可能に操 作杆を設置し、該操作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記鋼管の外側壁に長 さ方向のリブを複数固着し、前記リブの内、鋼管の直径対象な位置に設けた少な くとも1組に、長さ方向等間隔に取付孔を穿設したことを特徴とする杭と杭吊り 具との連結装置である。
【0008】 また、鋼管の上端部に、排土ホッパーの杭吊り具に掛止できる上部フランジを 固着し、該鋼管の下端部に、杭上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する 下部フランジを固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片に掛脱 できる操作板を回動自在に架設設置し、前記鋼管の側壁に沿って、長さ方向に上 下動可能に操作杆を設置し、該操作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記鋼管 の外側壁に長さ方向のリブを複数固着し、前記リブの内、鋼管の直径対象な位置 に設けた少なくとも1組に、長さ方向等間隔に取付孔を穿設し、前記操作杆はそ の中間部を、鋼管の外壁に固着した案内筒内を摺動自在に挿通させると共に、そ の上端部を前記上部フランジの近傍に位置させことを特徴とする杭と杭吊り具と の連結装置である。
【0009】 更に、第一鋼管の上端部に中間フランジを固着し、該第一鋼管の下端部に、杭 上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジを固着し、該下部 フランジ上に前記杭の連結突片に掛脱できる操作板を回動自在に架設設置し、前 記鋼管の側壁に沿って、長さ方向に上下動可能に第一操作杆を設置し、該第一操 作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記第一鋼管の外側壁に長さ方向のリブを 複数固着し、前記リブの内、第一鋼管の直径対象な位置に設けた少なくとも1組 に、長さ方向等間隔に取付孔を穿設し、前記第一操作杆はその中間部を、第一鋼 管の外壁に固着した案内筒内を摺動自在に挿通させると共に、その上端部を前記 中間フランジの近傍に位置させて第一連結装置を構成し、前記第一鋼管と同径の 第二鋼管の上端部に、排土ホッパーの杭吊り具に掛止できる上部フランジを固着 し、該第二鋼管の下端部に中間フランジを固着し、前記第二鋼管の側壁に沿って 、長さ方向に上下動可能に第二操作杆を設置し、その上端部を前記上部フランジ の近傍に位置させ、前記第二鋼管の外側壁に長さ方向のリブを複数固着し、該リ ブの内、第二鋼管の直径対象な位置に設けた少なくとも1組に、長さ方向等間隔 に取付孔を穿設して第二連結装置を構成し、前記第一連結装置の中間フランジと 前記第二連結装置の中間フランジとを連結すると共に、前記第一操作杆の上端部 と前記第二操作杆の下端部を連結して構成したことを特徴とする杭と杭吊り具と の連結装置である。
【0010】
【作用】
操作杆を上下させることにより、操作板を回動させ、操作板を杭の連結突片と 掛脱できる。また、リブに取付孔を設ければ、所定の取付孔を使用し、支持具を 上下に移動させ、任意位置に支持具を取り付けできる。また、操作杆を案内筒に 挿通すれば、操作杆の上下動を案内できる。
【0011】
【実施例1】 図面に基づきこの考案の実施例を説明する。
【0012】 所定長さの鋼管1の上端、下端に夫々上部フランジ4、下部フランジ6を固着 する。前記下部フランジ6には、杭の上端板に固定した連結突片(後述する)を 挿通できる切り欠き8、8が直径方向に2か所形成されている。また、前記切り 欠き8は、杭の連結突片を挿通し易いように前記下部フランジ6の下面側が広く 形成されている。また、前記両フランジ4、8には前記鋼管1の内径に応じて中 央部に開口部5、7が夫々穿設されている。
【0013】 次に、縦長の基板10の下端部に横方向突出した掛止部11を連設し、該基板 10の上端部に軸穴12を設けると共に、該基板10の上端部で掛止部11とは 反対側に横方向の操作突片13の基端部を連設して操作板14を構成する。前記 掛止部11は、杭の連結突片の掛止孔(後述する)に挿通できる形状で形成され ている。前記鋼管1の下部フランジ6の直上の鋼管1の外壁2に放射状に軸15 を固定し、該軸15に前記操作板14の軸穴12を挿通して架設する。この際、 操作板14は前記軸15の回りに回動可能であり、操作板14の掛止部11が切 り欠き8、8付近に位置し、切り欠き8を挿通した杭の連結突片に掛脱可能とな るような位置に設置される。
【0014】 また、前記鋼管1の外壁2側に長さ方向上下に亘る操作杆16を配置し、該操 作杆16の下端部17を前記操作板14の操作突片13の先端部に軸止し、該操 作杆16の上端部17aは上部フランジ4の近傍に位置させる。また、操作杆1 6の中間部は、鋼管1の外壁2に固着した案内筒18内を摺動自在に挿通してあ る。
【0015】 また、鋼管1の外壁2に、上部フランジ4及び下部フランジ6間の全長に亘る リブ20、21を固着する。前記リブ20、21は直径方向に6枚設け、リブ2 0、21及び前記切り欠き8、8が夫々鋼管1の周囲に等間隔に配置されるよう に設置する。前記リブ20、21の内、直径方向に位置する2枚のリブ及びこれ と垂直な直径方向の2つのリブの合計4つのリブ21、21には、長さ方向に所 定間隔(100〜300mm程度)を設けて取付孔22、22を穿設する。該リブ 21に夫々、上下に隣接する取付孔22、22を利用して、下面を水平な支持面 24とした支持具23の基端部を着脱自在に取り付ける。
【0016】 次に、前記上部フランジ4の外径より大径の取付フランジ25の上方に前記鋼 管1と同一断面の短鋼管26を固着して取付具27を構成し、該取付具27を前 記上部フランジ4の上面に、ボルトナットで固定する。前記取付具27の取付フ ランジ25の下面外周部に、杭吊り具の掛止爪(後述する)と掛止する掛止突起 28を下方に向けて突設してある。
【0017】 以上のようにして、杭吊り具と杭との連結装置29を構成する。
【0018】 次に、前記実施例に基づくこの考案の連結装置29の使用について説明する。
【0019】 この実施例に使用する杭31は、上端板32の上面及び周面で、直径対称な位 置に、逆L字状の連結突片33を、固着してある。前記連結突片33は、上端板 32上に突出した位置に掛止孔34を穿設してある。
【0020】 また、この実施例に使用する排土ホッパーの杭吊り具35は、基部36の下方 に取付具27の短鋼管26を嵌挿収容できる抱持筒37の外壁面37aに、取付 具27の掛止突起28と掛脱できる掛止爪38を回動自在に取り付けてある。
【0021】 最上部の杭の上端部が地上より所定高さに位置した状態で、杭吊り具35 の抱持筒37に、連結装置29の取付具27を嵌挿し、掛止爪38を回動して、 掛止爪38を連結装置29の取付具27の掛止突起28に掛止し、杭吊り具35 と連結装置29とを連結する(図5(a)(b))。
【0022】 また、杭31の上端板32に連結装置29の下部フランジ6を当接し、こ の際、杭31の連結突片33、33を、下部フランジ6の切り欠き8、8内に夫 々挿通するように当接し、操作杆16を矢示40方向(下方)に押し下げ、操作 板14を回動させ、操作板14の掛止部11を杭31の連結突片33の掛止孔3 4に挿通掛止して、杭31と連結装置29とを連結する。
【0023】 次に、杭31を沈下させ、所定深さに位置した所で沈下を停止する。
【0024】 次に、地面43と連結装置29の支持具23の支持面24との間に、杭3 1の沈下を阻止する止め具(ジャッキ)44を介在させる(図6)。止め具44 とは、杭31及び連結装置29が自重で沈下しない為に使用し、ジャッキの他に 所定強度の鉄材、コンクリート固まり等を使用する。ここで、止め具44を使用 せず、支持具23の支持面24を直接に地面43に当接させることもできる(図 示いていない)。
【0025】 続いて、杭吊り具35の操作爪38を回動させ、杭吊り具35と連結装置 29との連結を解除する(図5(a))。この際、連結装置29の支持具23に より、杭吊り具35を取り外しても杭31は現状の位置に止まる。
【0026】 杭31の下端部が杭穴内に定着された後に、操作杆14の上端部(地上に 出ている)17aを矢示41方向に引き、操作板14を回動させ、操作板14の 掛止部11と杭31の連結突片33との掛止を解除し、杭31から連結装置29 を取り外し、杭穴42外に引き上げる(図4(a))。以上で、杭31は、その 上面が地面43から所定深さLの位置に埋設される。
【0027】 前記において、設置深さに応じて、支持具23を上下に移動させ、所定の取付 孔に取り付ければ、1つの連結装置29で、種々の杭の設置深さに容易に対応で きる。
【0028】 前記実施例において、連結装置29の上部フランジ4の上端部に取付具27を 取り付けたが、杭吊り具35の構造に応じて、他の構造の取付具を取り付け、あ るいは上部フランジ4を直接に杭吊り具5に掛止させることもできる(共に図示 していない)。
【0029】 また前記実施例において、取付孔22、22を穿設したリブ21は4つ設けた が、対称な位置に3つ又は5つ以上設けることもでき、更に、支持具23による 地面43への支持に影響がなければ2つ設けることもできる。
【0030】
【実施例2】 図7に基づきこの考案の他の実施例を説明する。前記実施例1では、連結装置 29を1つの鋼管1から構成したが、この実施例は他の構成としたものである。 即ち、前記連結装置(下部連結装置)29の上部フランジ(中間フランジ)4に 、補助連結装置(上部連結装置)47を連結して連結装置49とした構造である 。
【0031】 前記実施例1の連結装置29と同一断面の鋼管46に、前記実施例1と同様に 、上部フランジ4a、下部フランジ(中間フランジ)6a、リブ20a、21a 、操作杆(第二操作杆)16a、取付具27を設置して、補助連結装置(上部連 結装置)47を構成する(図7(a))。ここで、補助連結装置47の下部フラ ンジ6aは切り欠き8、8が省略され、鋼管46は操作板14が省略されている 。また、操作杆16aの上端部は連結装置29と同様に上部フランジ4aの近傍 に位置し、操作杆16aの下端部は上端部と同一の形状で、下部フランジ6a近 傍に位置している。
【0032】 また、実施例1の連結装置29の上部フランジ4(取付具27は取り付けてい ない)に、補助連結装置47の下部フランジ6aを連結し、補助連結装置47の 操作杆16aの下端部と、連結装置29の操作杆(第一操作杆)16の上端部1 7aとをカップリング48で連結して連結装置49を構成する(図7(b))。 ここで、通常、支持具23は補助連結装置47のリブ21、2に取り付けるが、 連結装置29のリブ21に取り付けることもできる。
【0033】 また、この場合、種々の長さの補助連結装置47を用意し、連結装置29に1 つあるいは複数の補助連結装置47を連結し、必要長さの連結装置を構成するこ ともできる(図示していない)。
【0034】 この連結装置49も、実施例1と同様に、杭31と杭吊り具35との連結に使 用する。
【0035】
【考案の効果】
この考案の連結装置では、操作杆を上下させることにより、操作板を回動させ 、操作板を杭の連結突片と掛脱できるので、連結装置と杭との連結及びその解除 を確実かつ容易に行うことができ、杭の埋設作業を効率化できる効果がある。こ れは、取分け、杭穴内に泥水が生じている場合に顕著である。また、操作杆を案 内筒に挿通すれば、操作杆の上下動を案内でき、操作杆の摺動をより確実に行う ことができる。また、所定のリブに取付孔を設け、支持具を取り付けた場合には 、1つの連結装置で、種々の深さの場合に容易に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の実施例で取付具を外した状
態の正面図、(b)は(a)のA−A線における断面
図、(c)は底面図である。
【図2】同じく実施例で、下端部を図1(b)のB矢視
方向の図で鋼管及び下部フランジを破切した図とし、他
部をC−C線における断面図とした図である。
【図3】同じく使用状態で杭連結前を表す一部のリブを
省略した図で(a)は一部拡大正面図、(b)は一部拡
大側面図である。
【図4】同じく使用状態で杭連結後を表す一部のリブを
省略した図で(a)は一部拡大正面図、(b)は一部拡
大側面図である。
【図5】(a)は同じく杭吊り具との連結前を表す一部
拡大縦断面図、(b)は杭吊り具との連結後を表す一部
拡大断面図である。
【図6】同じく杭及び杭支持具と連結している状態を表
し、杭側をリブを省略した側面図とした一部縦断面図で
ある。
【図7】(a)は他の実施例の連結装置の構成を示す正
面図、(b)は同じく連結装置の正面図である。
【符号の説明】
1 鋼管 2 鋼管の外壁 4 上部フランジ 6 下部フランジ 11 掛止部(操作板) 14 操作板 15 軸 16、16a 操作杆 20、20a リブ 21、21a リブ 22 取付孔 23 支持具 24 支持面 27 取付具 29 連結装置 31 杭 32 上端面(杭) 33 連結突片(杭) 34 掛止孔(杭) 35 杭吊り具 42 杭穴 43 地面 47 補助連結装置(第二連結装置) 49 連結装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管の上端部に、杭吊り具に掛止できる上
    部フランジを固着し、該鋼管の下端部に、杭上端部の連
    結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジを固
    着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突片
    に掛脱できる操作板を回動自在に架設設置し、前記鋼管
    の側壁に沿って、長さ方向に上下動可能に操作杆を設置
    し、該操作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記鋼管
    の外側壁に長さ方向のリブを複数固着したことを特徴と
    する杭と杭吊り具との連結装置。
  2. 【請求項2】鋼管の上端部に、杭吊り具に掛止できる上
    部フランジを固着し、該鋼管の下端部に、杭上端部の連
    結突片を挿通できる切り欠きを有する下部フランジっを
    固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に前記杭の連結突
    片に掛脱できる操作板を回動自在に架設設置し、前記鋼
    管の側壁に沿って、長さ方向に上下動可能に操作杆を設
    置し、該操作杆の下端部を前記操作板に連結し、前記鋼
    管の外側壁に長さ方向のリブを複数固着し、前記リブの
    内、鋼管の直径対象な位置に設けた少なくとも1組に、
    長さ方向等間隔に取付孔を穿設したことを特徴とする杭
    と杭吊り具との連結装置。
  3. 【請求項3】鋼管の上端部に、排土ホッパーの杭吊り具
    に掛止できる上部フランジを固着し、該鋼管の下端部
    に、杭上端部の連結突片を挿通できる切り欠きを有する
    下部フランジを固着し、前記鋼管の下部フランジ上方に
    前記杭の連結突片に掛脱できる操作板を回動自在に架設
    設置し、前記鋼管の側壁に沿って、長さ方向に上下動可
    能に操作杆を設置し、該操作杆の下端部を前記操作板に
    連結し、前記鋼管の外側壁に長さ方向のリブを複数固着
    し、前記リブの内、鋼管の直径対象な位置に設けた少な
    くとも1組に、長さ方向等間隔に取付孔を穿設し、前記
    操作杆はその中間部を、鋼管の外壁に固着した案内筒内
    を摺動自在に挿通させると共に、その上端部を前記上部
    フランジの近傍に位置させことを特徴とする杭と杭吊り
    具との連結装置。
  4. 【請求項4】第一鋼管の上端部に中間フランジを固着
    し、該第一鋼管の下端部に、杭上端部の連結突片を挿通
    できる切り欠きを有する下部フランジを固着し、該下部
    フランジ上に前記杭の連結突片に掛脱できる操作板を回
    動自在に架設設置し、前記鋼管の側壁に沿って、長さ方
    向に上下動可能に第一操作杆を設置し、該第一操作杆の
    下端部を前記操作板に連結し、前記第一鋼管の外側壁に
    長さ方向のリブを複数固着し、前記リブの内、第一鋼管
    の直径対象な位置に設けた少なくとも1組に、長さ方向
    等間隔に取付孔を穿設し、前記第一操作杆はその中間部
    を、第一鋼管の外壁に固着した案内筒内を摺動自在に挿
    通させると共に、その上端部を前記中間フランジの近傍
    に位置させて第一連結装置を構成し、前記第一鋼管と同
    径の第二鋼管の上端部に、排土ホッパーの杭吊り具に掛
    止できる上部フランジを固着し、該第二鋼管の下端部に
    中間フランジを固着し、前記第二鋼管の側壁に沿って、
    長さ方向に上下動可能に第二操作杆を設置し、その上端
    部を前記上部フランジの近傍に位置させ、前記第二鋼管
    の外側壁に長さ方向のリブを複数固着し、該リブの内、
    第二鋼管の直径対象な位置に設けた少なくとも1組に、
    長さ方向等間隔に取付孔を穿設して第二連結装置を構成
    し、前記第一連結装置の中間フランジと前記第二連結装
    置の中間フランジとを連結すると共に、前記第一操作杆
    の上端部と前記第二操作杆の下端部を連結して構成した
    ことを特徴とする杭と杭吊り具との連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008208629A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Tenox Corp 連結装置および当該連結装置に用いられる回転金具
JP2019100141A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 ジャパンパイル株式会社 ヤットコ、杭体、およびヤットコを用いた杭体の施工方法

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