JP3692062B2 - フロントカバー付き情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面からスライド式ユニット機器が装着可能で、該前面にフロントカバーが付いた開閉フロントカバー付き情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理装置、例えば大容量のデータを取扱うサーバは、高い処理能力を確保するため、本体ユニットの内部に複数台のハードディスクドライブが着脱自在に組込めるようにしてある。
【0003】
サーバでは、ハードディスクドライブの交換や保守点検が求められる。このため、サーバでは、簡単に交換作業や保守点検作業が行なえるようにするため、各種の機能部品を収めた本体ユニットの前面に機器用の挿入口を形成し、この挿入口から内部に延びる通路を形成する。そして、挿入口から脱着式のハードディスクドライブを本体ユニットの奥へスライドさせて、ハードディスクドライブ(スライド式ユニット機器に相当)を本体ユニット内部に収めることが行われている。
【0004】
またサーバでは、セキリュティ性の確保のため、本体ユニットの前面にフロントベゼル(フロントカバーに相当)を設けて、ハードディスクドライブが装着された後の挿入口をフロントベゼルで遮蔽して、むやみにハードディスクドライブが本体ユニットから引き出されたりしないようにしている。むろん、フロントベゼルの外形は、挿入口だけでなく、本体ユニットの前面全体を遮蔽する大きさが用いられ、ハードディスクドライブだけでなく、前面に付いている各種の部品も、むやみに外部から触れないようにしている。
【0005】
フロントベゼルは、本体ユニットがラックなど複数段に横向きで据付けられる場合、本体ユニットが単体で横向きに据え付けられる場合のような据付けでも、周囲の物体と干渉したり、正面に付いている各種の部品の保守点検作業の邪魔とならないようにすることが求められる。このため、フロントベゼルは、下開き式のベゼルが用いられる。
【0006】
具体的にはこのフロントベゼルには、ヒンジを用いて、本体ユニットの前面の下部に形成されているカバー取付部と、該カバー取付部まで延びているフロントベゼルの下端部とを回動自在に連結する構造が用いられる。このヒンジは、本体ユニットの正面にならう方向に延びる開閉軸を有していて、これでフロントベゼルが、ヒンジの開閉軸を支点として、挿入口を塞ぐ縦向きの地点から、挿入口が開放する横向きの地点まで開閉するようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
サーバでは、ハードディスクドライブを高い密度で実装することが要望される。
【0008】
このためには、ハードディスクドライブは、できる限りヒンジの近くまで配置して、本体ユニットに多く実装させることが求められる。しかし、フロントベゼルが障害となって難しい。
【0009】
すなわち、フロントベゼルは、下端部がヒンジで本体ユニットの前面下部に回動自在に連結される構造のため、フロントベゼルが開放した状態では、本体ユニットの正面が大きく開放されるので、良好に保守点検が行なえる。しかし、この開放した状態で、ハードディスクドライブの交換のため、ハードディスクドライブを挿入口から引き出したり、挿入口へハードディスクドライブを差し込んだりするようなとき、ハードディスクドライブがヒンジの近くに配置されるレイアウトだと、ハードディスクドライブをスライドさせる際に、フロントベゼルのヒンジ側の端にハードディスクドライブが引っ掛かり、満足に交換作業が行なえないことがある。しかも、フロントベゼルには、内面から突き出る各種の突出部分が有るので、これらにもハードディスクドライブが干渉することがある。
【0010】
そのため、サーバは、ハードディスクドライブの実装位置として、フロントベゼルと干渉せずにすむ地点、すなわちフロントベゼルのヒンジやフロントベゼルの内面の突出部分などを避けた地点に余儀なくされていた。このため、サーバは、ヒンジの開閉軸の近くにハードディスクドライブに配置することができない。そのため、限られた本体ユニットのスペースが有効に利用されず、ハードディスクドライブが高い密度で本体ユニットに実装されるのを妨げていた。
【0011】
そこで、本発明の目的は、フロントカバーの影響を受けずに、スライド式ユニット機器が高い密度で本体ユニットに実装され得るようにしたフロントカバー付き情報処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のフロントカバー付き情報処理装置は、表面に形成された挿入口と、該表面に形成されたカバー取付部とを有し、前記挿入口からスライド式ユニット機器が着脱自在に組付けられる本体ユニットと、該本体ユニットの表面に前記挿入口を遮蔽するように配置され、かつ前記カバー取付部に配置される端部を有するフロントカバーと、前記フロントカバーの前記端部を前記本体ユニットの前記カバー取付部に回動可能に支持する軸を有し、該軸を支点として前記フロントカバーが前記挿入口を塞ぐ位置から該挿入口を開放する位置に渡って回動することを許容するとともに、前記フロントカバーと前記本体ユニットとを脱着可能につなぐヒンジとを具備し、前記ヒンジは、開いた状態の前記フロントカバーが、前記本体ユニットの表面から離れる方向へ引っ張られたときに、前記本体ユニットに前記軸を残して、該フロントカバーが本体ユニットから分離し、かつ、前記ヒンジは、開いた状態の前記フロントカバーを所定角度以上さらに回動させたとき、前記本体ユニットに前記軸を残して、該フロントカバーが該本体ユニットから分離することが可能であり、該ヒンジは、前記本体ユニットのカバー取付部に設けられ、前記本体ユニットの表面に沿う方向に延びる前記軸を有する第1のヒンジ部と、前記フロントカバーの前記端部に設けられ、前記第1のヒンジ部の軸を弾性力によって回動可能に挟み、前記フロントカバーに前記軸の軸線と直角な方向の引張り力が加わったとき、および/または、前記フロントカバーが所定角度以上に開く方向の回動されたときに前記軸から離脱する第2のヒンジ部とを有して構成される構造とした。
【0013】
これにより、例えばスライド式ユニット機器の交換により、スライド式ユニット機器を機器挿入用挿入口へ挿入したり、機器挿入用挿入口からスライド式ユニット機器を引き出したりするときは、まず、フロントカバーを開く。その後、フロントカバーを本体ユニットから取り外して、上記スライド式ユニット機器の交換作業を行なうと、全くフロントカバーと干渉せずに、スライド式ユニット機器の交換が行なえる。
【0014】
これにより、スライド式ユニット機器の実装に際し、フロントカバーとの干渉を考慮せずにすむので、今まで無理とされていたヒンジの開閉軸の近くまでスライド式ユニット機器の挿入口を配置させることができる。そのため、本体ユニットの前面の端の近くまでも、スライド式ユニット機器を実装するスペースとして活用することができ、高い密度でスライド式ユニット機器が実装される。
【0015】
特に、フロントカバーには、開放したフロントカバーに開く方向へ過剰な荷重が加わると本体ユニットから分離する構造が用いてあるので、たとえ誤って過剰な力を与えてフロントカバーを開けることがあっても、フロントカバーの破損が防げる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図11に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0017】
図1は、情報処理装置としてのサーバ1の全体を示している。なお、サーバ1の説明に際し、便宜上、ここでは、図1中の矢印で示されるX方向をサーバ1の幅方向とし、Y方向はサーバ1の前後方向として取扱う。
【0018】
サーバ1は、図1に示されるように本体ユニット1aを有している。この本体ユニット1aについて説明すると、2は金属製のハウジングである。ハウジング2は、図2に示されるように前後方向に延びる細長の四角形の箱状をなしている。このハウジング2内には、メモリやマイクロプロセッサなどが実装されたマザーボード(いずれも図示しない)が収めてある。
【0019】
またハウジング2の前面、すなわちハウジング2の前方へ向く前面壁2aには、図2に示されるようにスライド式ユニット機器としての2台のハードディスクドライブ3,4やCD−ROMドライブ5やLANカード6やインジケータ7が組み付けられている。
【0020】
具体的には、図3に示されるようにLANカード6は、ハウジング2の前面壁2aのうちの右側に形成されているスロット8に脱着自在に差し込んである。インジケータ7は、そのスロット8の上側に取付けてある。またCD−ROMドライブ5は、前面壁2aのうち左側の最上段に組付けてある。なお、CD−ROMドライブ5には、トレイ5aが前方に突き出すトレイ式が用いてある。2台のハードディスクドライブ3,4は、図3に示されるようにCD−ROMドライブ5の直下からハウジング2の底面を形成する底壁2bまでの部分に形成してある上下2つのドライブ挿入口10,11(挿入口に相当;上段のドライブ挿入口10や上段のハードディスクドライブ3は一部しか図示されていない)に脱着自在に差し込まれている。詳しくは、図3に示されるようにハードディスクドライブ3,4は、いずれも着脱操作用レバー13が付いたトレイ14に組付けられモジュール化してある。これらモジュール化した各ハードディスクドライブ3,4が、上下2つのドライブ挿入口10,11に差し込んである。詳しくは、各ドライブ挿入口10,11の内面には、ガイドレール部(図示しない)が形成されていて、この差込みにより、各ハードディスクドライブ3,4は、ガイドレール部にガイドされながら、本体ユニット1aの奥へスライドされ、本体ユニット1a内に収まる。そして、各ハードディスクドライブ3,4の挿入端に有るコネクタ部15が、各ドライブ挿入口10,11から延びる通路(図示しない)に有るコネクタ部(図示しない)と接続され、マザーボードと電気的に接続してある。これで、CD−ROMドライブ5の直下からハウジング2の底壁2bまでの限られた狭い領域(スペース)を有効に活用して、2台のハードディスクドライブ3,4を実装させている。
【0021】
本体ユニット9の正面をなすハウジング2の前面には、図1に示されるように該前面を遮蔽するように、フロントカバーとして合成樹脂製のフロントベゼル20が配置されている。このフロントベゼル20は、ハウジング2の前面全体を覆い隠す長方形状のプレート状の本体20aから構成される。これで、各挿入口10,11を覆い隠している。またフロントベゼル20には、図1および図2に示されるようにCD−ROMドライブ5のトレイ5aの引き出しを行なわせるためのトレイ出入口22、インジケータ7の光を外部に透過させるための透光部23が形成してある。この他、フロントベゼル20には、多数の通気孔24が形成してある。なお、フロントベゼル20の全周は、リブ20bにより、他の部分より厚み寸法を厚くしてある。このフロントベゼル20の下端部の左右部分は、図2に示されるようにそれぞれヒンジ26,26を介して、本体ユニット9の正面の端、具体的には底壁2bの前縁部の左右両側にそれぞれ形成してあるカバー取付部25,25に回動自在に支持されている。なお、カバー取付部25,25は、ここでは下段ハードディスクドライブ11の下側に配置されている底壁2bの前縁部分と、スロット8の下側に配置されている底壁2bの前縁部分とをいう。
【0022】
ヒンジ26、26は、いずれも図3、図4、図7および図8に示されるようにカバー取付部25,25にそれぞれ据付けた第1のヒンジ部27と、各カバー取付部25,25と対応するフロントベゼル20の下端部左右両側の地点にそれぞれ据付けた第2のヒンジ部28から構成された2分割式構造が用いられている。このうちの各第1のヒンジ部27には、金属製のヒンジ部品が用いてある。該ヒンジ部品は、図4に示されるようにカバー取付部25をなす底壁2bの前縁部の上面に例えばリベット止めされた板状の固定座30と、固定座30の前縁から底壁2bの前方に向かって板状に突き出るアーム31とを有している。このアーム31の先端が横方向にコ字形に分かれている。この分かれた部分31aからは、ハウジング2の前面にならい横(左右)方向へ向かって一対の開閉軸32が突き出ている。
【0023】
各第2のヒンジ部28には、各第1のヒンジ部27の開閉軸32を弾性力で挟み込む構造が用いてある。図4および図5には、この第2のヒンジ部28の構造が示してある。なお、左右両側の第2のヒンジ部28はいずれも同じ構造なので、図4および図5には、代表して右側の構造だけを示し、左側については省いてある。図4および図5にしたがい右側の第2のヒンジ部28を説明すると、第2のヒンジ部28は、フロントベゼル20の下部の内面と下側の端面とが交わる角部に形成された凹部35を有している。凹部35は、幅方向Xに延びる横長に形成してある。このうち凹部35のうち、図5に示されるようにフロントベゼル20の内面に開口する開口部35a(第1開口に相当)は、一対の開閉軸32とそれに続くアーム31の先端側が平面方向から収まる長方形状で形成してある。またフロントベゼル20の端面に開口する開口部35b(第2の開口に相当)は、図10に示されるように開閉軸32がそれに続くアーム31の先端側と一緒に、フロントベゼル20の端面方向へ挿脱できる長方形状で形成してある。また凹部35の開口部35aから該開口部35aの下側に形成されている底面35c(凹部の内面)までの深さは、開閉軸32の径寸法ならびにアーム31の先端側の厚み寸法に応じた寸法に定められていている。この凹部35内に、図9に示されるように一対の開閉軸32とそれに続くアーム31の先端側が収まる。これにより、開閉軸32とそれに続くアーム31の先端側は、凹部35内に対して、フロントベゼル20の内面の開口部35aから出入り可能に収まる。共にフロントベゼル20の端面の開口部35bから、開閉軸32とそれに続くアーム31の先端側が抜き差し可能にしている。凹部35と隣合うフロントベゼル20の内面部分には、図5に示されるように取付座37が形成してある。なお、取付座37、凹部35の周りのリブ20bは、該取付座37、凹部35の周囲を迂回するように形成してある。取付座37には、ねじ孔37aが形成されている。そして、この取付座37上に、板ばねで形成された押え板39が、ねじ孔37aに螺挿されるねじ39aで固定してある。この押え板39は、図5に示されるように取付座37にねじ止めされる固定座40と、この固定座40から凹部35の左右両側へ向かって延びる一対の押え片41とを有したコ字形をなしている。一対の押え片41は、開口部35aの両側を塞ぐように配置される。そして、一対の押え片41が、開口部35aから露出する開閉軸32を通りながらフロントベゼル20の下端部まで延びている。この一対の押え片41の中間には、図9に示されるように一対の開閉軸32をフロントベゼル20の内面側から押付ける一対の押え部41aが形成されている。そして、この押え部41aの弾性力で、図9に示されるように開閉軸32をフロンとベゼル20の内面から(深さ方向から)凹部35内に挟み込ませている。また押え部41aに続く押え片41の先端側には、図9に示されるように凹部35内に向かって突き出る突部41bが形成されている。突部41bは、開閉軸32と隣合うフロントベゼル20の下端部側の地点から突き出ていて、開閉軸32を突部41bから加わる弾性力で、フロントベゼル20の端面側(横方向)から押さえ付けている。
【0024】
こうした押え板39の各部で行われる挟み付けにより、開閉軸32を凹部35内に挟み付けて、凹部35内に収めた開閉軸32を回動自在、さらには脱着自在に支持している。すなわち、図9に示されるように閉じたフロントベゼル20が開閉軸32を支点に下向きに開くようにしてある。つまり、フロントベゼル20は、開閉軸32を支点として、本体ユニット1aの前面を覆う地点(ドライブ挿入口10,11を塞ぐ位置)から、凹部35の底面35cがアーム31と突き当る横向きの地点まで開く。これにより、フロントベゼル20を開くと、本体ユニット1aの前面ならびにドライブ挿入口10,11が開放されるようにしてある。またこのフロントベゼル20の支持構造により、開いたフロントベゼル20を本体ユニット1aの前面から離れる方向に引張り、第2のヒンジ部27へ、所定以上の力と引張り力(開閉軸32の軸線と直角な方向から引っ張られる力)を加えると、図10に示されるように開閉軸32が突部41bを押し上げて凹部35から抜け出るようにしている。つまり、開閉軸32は、フロントベゼル20から引張り力が加わると、第2のヒンジ部27での拘束が解除されて、フロントベゼル20の内面に沿って抜け出るようにしてある。これで、開いたフロントベゼル20を本体ユニット1aから離れる方向へ引っ張りさえすれば、ヒンジ26が本体ユニット1aに開閉軸32を残して分かれて、フロントベゼル20が本体ユニット1aから外れるようにしている。むろん、開閉軸32を凹部35内に挿入して、突部41bで支持させれば、再びフロントベゼル20は回動自在に支持される。さらにこの支持構造により、図11に示されるように凹部35の底面35cとアーム31とが突き当るフロントベゼル20の開放状態から、過剰な荷重が開き方向に加わると、突き当てた反動で開閉軸32が押え片41を押し上げて凹部35内から抜け出るようにしてある。すなわち、開閉軸32は、開いたフロントベゼル20に開き方向へ過剰な荷重が加わると、フロントベゼル20の内面から抜け出して、本体ユニット1aに残る。これで、フロントベゼル20は、引張り力が加わるときに本体ユニット1aから分離されるだけでなく、開いたフロントベゼル20に開き方向へ過剰な荷重が加わることでも、本体ユニット1aから分離されるようにしてある。
【0025】
また閉じるフロントベゼル20は、図1および図2に示されるようにプッシュ式ロック部45とキー式ロック部50との2つを併用して、本体ユニット1aの前面にロックされるようにしている。プッシュ式ロック部45は、図2に示されるようにフロントベゼル20の内面、例えば自由端側の内面から三角形状の突起46を突き出し、前面壁2aの前面に例えばY字状の受け具47(一部しか図示していない)を突没可能に組付けて構成される。これで、フロントベゼル20を縦向きに起こした状態から、突起46があるベゼル部分の外側を押して、突起46を受け具47に押込むと、突起46と受け具47とが係合して、フロントベゼル20を本体ユニット1aの前面を覆う位置でロックさせる。また再び突起46を受け具47に押込むと、受け具47から突起46が外れてロックが解けるようにしてある。
【0026】
キー式ロック部50は、図7および図8に示されるようにフロントベゼル20の内面から突き出るキーシリンダ51を有する。図6に示されるようにこのキーシリンダ51の正面に形成されているキー穴52は、フロントベゼル20の外面に臨み、キー操作でキーシリンダ51が操作されるようにしている。キーシリンダ51の先端から突き出る回動軸の端部にはロック片53が取着してある。このロック片53は、軸線方向と直角な方向に突き出ていて、キーシリンダ51がロック位置で例えば縦向き、アンロック位置で例えば横向きになる。キーシリンダ51と対応する前面壁2aには、図7および図8に示されるようにロック部をなすロック穴54(一部しか図示していない)が形成してある。ロック穴54の外形は、ロック片53が横向き姿勢のとき、ロック片53が前面壁2aの裏側へ自由に出入りし、ロック片53が縦向き姿勢のとき、ロック片53の出入りを妨げるような四角形状をなしていて、キーシリンダ51がアンロック位置の状態で、フロントベゼル20を閉じてプッシュ式ロック部45で本体ユニット1aに固定した後、キー(図示しない)でキーシリンダ51をロック位置へ操作すると、ロック片53がロック穴54の開口縁とが重なり合って、フロントベゼル20がロックされるようにしている。またキー操作でキーシリンダ51をアンロック位置に操作すると、ロック片53がロック穴54に対して出入り自在となって、ロックが解けるようにしてある。
【0027】
このように構成されたサーバ1において、今、図1、図6および図9に示されるようなフロントベゼル20が閉じた状態から、サーバ1の保守を行なうとする。
【0028】
このときは、フロントベゼル20のロックを解くことから始まる。これには、まず、キー操作でキーシリンダ51をアンロック位置にまで回動させる。すると、縦向き姿勢のロック片53が、キーシリンダ51の動きに連動して、横向き姿勢となる。これで、ロック片53は、ロック穴54から出入り自在となる(アンロック)。ついで、突起46があるフロントベゼル20の部分を押込む。すると、突起46と受け具47との係合が外れる(アンロック)。この後、図2、図7および図9に示されるようにフロントベゼル20を、各ヒンジ26,26の開閉軸32を支点として開く。開くフロントベゼル20は、凹部35の底面35cと第1のヒンジ部27のアーム31の下面との突き当てにより、横向きの姿勢、すなわち全開の状態に位置決めされる。
【0029】
これにより、図2に示されるように本体ユニット1aの前面は開放され、ドライブ挿入口10、11に装着されているハードディスクドライブ3,4やスロット8に装着されているLANカード6などといったスライド式ユニット機器が表れる。
【0030】
この状態から本体油ユニット1aの前面各部の保守点検を行なう。
【0031】
保守点検の結果、例えばハードディスクドライブ3,4のうち片側、例えば下側のハードディスクドライブ4の交換、さらにはLANカード6の交換が求められたとする。
【0032】
ここで、ハードディスクドライブ3,4は、CD−ROMドライブ5からハウジング2の底壁2bまでのスペースを最大限に活用して、高い密度で実装させてある。
【0033】
このままでは、フロントベゼル20の縁部やフロントベゼル20の内面から突き出ているキーシリンダ51が邪魔となって容易に抜き出せない。
【0034】
このときには、図3、図8および図10に示されるようにフロントベゼル20を本体ユニット1aの前面から離れる方向、すなわち本体ユニット1aの前方へ引っ張る。すると、引張り力により、開閉軸32は、挟み付けていた押え片41を押し上げて、凹部35の開口部35bへ向かう。これにより、図10に示されるように開閉軸32は、押え片41による保持が解かれ、凹部35から抜け出る。これにより、フロントベゼル20は、本体ユニット1aの前面から取り外される。
【0035】
すると、邪魔となるフロントベゼル20が、本体ユニット1aの前面から無くなるから、図3に示されるようにフロントベゼル20の干渉の心配なく、ドライブ挿入口11からハードディックドライブ11の抜き出しやスロット8からLANカード6の抜き出しが行なえる。ついで、代わりに新規のハードディックドライブ11をドライブ挿入口11へ差し込み、スロット8へLANカード6を差し込む。そして、フロントベゼル20を装着し直すと機器の交換を終える。なお、フロントベゼル20の装着は、開口部35を開閉軸32に位置合わせしてから、このフロントベゼル20を凹部35の奥行き方向の壁面と開閉軸32とが突き当るまで押込んで、開閉軸32が押え部41aや突部41bで回転自在に支持される状態に戻せばよい。
【0036】
それ故、フロントベゼル20の脱着構造により、ハードディスクドライブ11は、フロントベゼル20を考慮せずに、本体ユニットの前面の下端近くまで実装させることができる。つまり、フロントベゼル20の脱着構造により、ヒンジ26の開閉軸32の近くまでのドライブ挿入口11を配置させることができる。そのため、今まで利用されなかったヒンジ26の有る端の近くまでを含むパネル全面を、ハードディスクドライブ11を実装するスペースとして活用することができる。
【0037】
このことにより、複数台のハードディスクドライブ10,11が、高い実装密度で、本体ユニット1aの前面に実装することができる。特に、プッシュ式ロック部45やキー式ロック部46などのロック部が付くフロントベゼル20は、内面から突き出る突起46やキーシリンダ51が邪魔(挿脱するハードディスクドライブ11と干渉しやすい)でハードディスクドライブ11の実装位置を変更させる一つの要因となっていたが、フロントベゼル20の脱着構造によって、こうした点も解消できる。そのうえ、フロントベゼル20は、単体部品として交換が可能な部品となるので、フロントベゼル20に傷が付いた場合やフロントベゼル20が破損した場合などの措置が容易になる。
【0038】
またフロントベゼル20の脱着は、本体ユニット1aの前面から離れる方向に引張ると、開閉軸32を本体ユニット1aを残して、本体ユニット1aの前面から外れるようにしてあるので、本体ユニット1aにはフロントベゼル20が、一切、残らず、本体ユニット1aの前面の端のごく近くまでも実装領域として最大限に活用できる。
【0039】
しかも、フロントベゼル20は、図11に示されるように開放したフロントカバー20の開く方向へ必要以上の荷重が加わり、全開位置以上(所定角度以上)に開かせるようになると、開閉軸32がフロントベゼル20の内面から抜け出して脱落する。すなわち、フロントカバー20が全開位置から開かせられると、図11に示されるように開開閉軸32が、凹部35の底面35で押上げ上げられて、押え片41を押し上げ、凹部35内から抜け出す。これで、フロントベゼル20は、本体ユニット1aの前面から外れる。つまり、フロントベゼル32は、開閉軸32を本体ユニット1aに残したまま、本体ユニット1aから脱落する。それ故、誤って過剰な力を与えてフロントベゼル20を開けることがあっても、フロントベゼル20は破損せずにすむ。
【0040】
そのうえ、このフロントベゼル20が外れる構造は、本体ユニット1aに、横向きの開閉軸32を有する第1のヒンジ部27を取付け、フロントベゼル20に、弾性力で開閉軸32をフロントベゼル20の内面に回動可能に挟み込む第2ヒンジ部28を取付けて、フロントベゼル20に引張り力が加わると開閉軸32がフロントベゼル20の内面から抜け、フロントベゼル20に開く方向の過剰な荷重に加わると開閉軸32がフロントベゼル20の内面から抜けるようにしてあるので、上記した2通りのフロントベゼル20の外れ方が、共通の1ヒンジ構造できる。
【0041】
特に、第1のヒンジ部27は、本体ユニット1aの前方へ突き出るアーム31と該アーム31の先端部から横向きに張り出す開閉軸32とを有した構造を用い、第2のヒンジ部28は、開閉軸32およびアーム31の先端部を一緒に収める凹部35と該凹部35内の開閉軸32をフロントベゼル20の内面側(深さ方向)およびフロントベゼル20の端面側(横方向)の双方から挟み込んで回動可能に支持する押え板39とを有した構造を用いてあるので、凹部35と押え板39とを組合わせた構造だけで、簡単に2通りの取り外しができる。特に押え板39には、弾性部材を用いているので、容易に2通りの取り外しが実現できる。
【0042】
第12図および第13図は、この発明の第2の実施形態を示す。
【0043】
本実施形態は、第1の実施形態のようなサーバでなく、増設ユニット60に本発明を適用したものである。
【0044】
増設ユニット60は、図12に示されるように本体ユニット61を形成する箱形のハウジング62の前面の全体に、左右2台づつ、計4台のハードディスクドライブ63a〜63dを実装するようにしてある。もちろん、このハウジング63にも、該ハウジング62の前面全体を覆う下開き式のフロントベゼル64が設けてあり、実装された4台のハードディスクドライブ63a〜63dを保護している。
【0045】
この増設ユニット60のフロントベゼル64にも、第1の実施形態と全く同じ構造のヒンジ構造が採用されている。つまり、該ヒンジ構造を用いて、図13に示されるようにフロントベゼル64を引張ると、本体ユニット61からフロントベゼル64が外せたり、全開したフロントベゼル64にそれ以上開かせるような荷重が加わると、フロントベゼル64が外せるようにしてある。
【0046】
このような増設ユニット60でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0047】
なお、ヒンジ構造は、第1の実施形態と同じなので、第1の実施形態と同じ符号を図12および図13の該当する部分に付してその説明を省略した。
【0048】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。
【0049】
例えば上述した実施形態では、情報処理装置として、スライド装着式のハードディスクドライブ,LANカードが実装されるサーバや増設ユニットを挙げたが、それに限らず、他のスライドでユニット機器の実装が行われる情報処理装置であればよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スライド式ユニット機器の実装に際し、フロントカバーとの干渉を考慮せずにすむので、ヒンジの開閉軸の近くまで挿入口を配置させることができ、今まで難しいとされていた本体ユニットの前面の端の近くまでも、スライド式ユニット機器を実装するスペースとして活用することができる。
【0051】
それ故、高い密度でスライド式ユニット機器の実装が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るサーバを、フロントカバーが閉じた状態と共に示す斜視図。
【図2】同フロントカバーが開いたサーバを示す斜視図。
【図3】同フロントカバーを取り外したサーバを示す斜視図。
【図4】同フロントカバーを外すフロントカバー側のヒンジ構造を示す斜視図。
【図5】同ヒンジ構造を分解した斜視図。
【図6】同フロントカバーが閉じた状態のサーバの片側を拡大して示す斜視図。
【図7】同フロントカバーが開いた状態を示す斜視図。
【図8】同フロントカバーを取り外した状態を示す斜視図。
【図9】(A)は、同フロントカバーが閉じた状態を示す断面図。
(B)は、同フロントカバーが開いた状態を示す断面図。
【図10】(A)は、同フロントカバーに引張り力を加えたときの状態を示す断面図。
(B)は、同フロントカバーが引張り力によって本体ユニットから分離された状態を断面図。
【図11】(A)は、同開いたフロントカバーにそれ以上開かせる過剰な荷重を加えたときの状態を示す断面図。
(B)は、同フロントカバーが過重な荷重によって本体ユニットから分離された状態を断面図。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る増設ユニットを、フロントカバーが閉じた状態と共に示す斜視図。
【図13】同フロントカバーを取り外した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…サーバ(情報処理装置)
1a…本体ユニット
3,4…ハードディスクドライブ(スライド式ユニット機器)
10,11…ドライブ挿入口(挿入口)
20…フロントベゼル(フロントカバー)
26…ヒンジ
27…第1のヒンジ部
28…第2のヒンジ部
31…アーム
32…開閉軸
35…凹部
39…押え板(押え部材)
41b…突部
45,50…ロック部。
Claims (5)
- 表面に形成された挿入口と、該表面に形成されたカバー取付部とを有し、前記挿入口からスライド式ユニット機器が着脱自在に組付けられる本体ユニットと、
該本体ユニットの表面に前記挿入口を遮蔽するように配置され、かつ前記カバー取付部に配置される端部を有するフロントカバーと、
前記フロントカバーの前記端部を前記本体ユニットの前記カバー取付部に回動可能に支持する軸を有し、該軸を支点として前記フロントカバーが前記挿入口を塞ぐ位置から該挿入口を開放する位置に渡って回動することを許容するとともに、前記フロントカバーと前記本体ユニットとを脱着可能につなぐヒンジとを具備し、
前記ヒンジは、開いた状態の前記フロントカバーが、前記本体ユニットの表面から離れる方向へ引っ張られたときに、前記本体ユニットに前記軸を残して、該フロントカバーが本体ユニットから分離し、かつ、
前記ヒンジは、開いた状態の前記フロントカバーを所定角度以上さらに回動させたとき、前記本体ユニットに前記軸を残して、該フロントカバーが該本体ユニットから分離することが可能であり、
該ヒンジは、
前記本体ユニットのカバー取付部に設けられ、前記本体ユニットの表面に沿う方向に延びる前記軸を有する第1のヒンジ部と、
前記フロントカバーの前記端部に設けられ、前記第1のヒンジ部の軸を弾性力によって回動可能に挟み、前記フロントカバーに前記軸の軸線と直角な方向の引張り力が加わったとき、および/または、前記フロントカバーが所定角度以上に開く方向の回動されたときに前記軸から離脱する第2のヒンジ部と
を有して構成されることを特徴とする開閉フロントカバー付き情報処理装置。 - 請求項1に記載の開閉フロントカバー付き情報処理装置において、
前記第1のヒンジ部は、
前記本体ユニットの前方へ突き出るアームと、
該アームの先端部から前記本体ユニットの表面に沿う方向に延びる前記軸とを有し、
前記第2のヒンジ部は、
前記フロントカバーの内面に形成され前記軸および前記アームの先端部が収まる凹部と、
前記フロントカバーが所定角度まで開いた状態において前記アームに当接する面と、
前記フロントカバーに取付けられ、前記凹部内に挿入された前記軸を前記フロントカバーの前記端部との間で挟む押え部材とを有し、
該押え部材は、
その一部に前記凹部の内方へ突き出る突部を有し、該突部は、前記押え部材が前記軸を挟んでいる状態において該軸を回動可能に支持するとともに、
開いた状態にある前記フロントカバーが前方に引っ張られたとき、前記軸が前記突部を押し上げることによって該軸が凹部内から抜けることを許容し、前記フロントカバーを所定開度以上に開かせる荷重が加わったとき、前記軸が前記押え部材を撓ませることによって該軸が前記凹部から抜けることを許容する弾性を有して構成されることを特徴とする開閉フロントカバー付き情報処理装置。 - 請求項2に記載の開閉フロントカバー付き情報処理装置において、
前記押え部材は、弾性を有する弾性部材によって構成されていることを特徴とする開閉フロントカバー付き情報処理装置。 - 請求項3に記載の開閉フロントカバー付き情報処理装置において、
前記押え部材は、板ばねによって構成されていることを特徴とする開閉フロントカバー 付き情報処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の開閉フロントカバー付き情報処理装置において、
前記フロントカバーは、該カバーを前記本体ユニットの表面にロック/アンロックさせるロック部を有していることを特徴とする開閉フロントカバー付き情報処理装置。
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