JP7121575B2 - 開閉装置 - Google Patents

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本発明は、開閉部の開閉状態を検出する検出部を備える開閉装置に関する。
従来、印刷装置には、操作扉の開閉状態を検出するためにインターロックスイッチが配置されている。このインターロックスイッチは、例えば、操作扉に設けられた検出用突起と、印刷装置の筐体の内部に配置され検出用突起によって押圧されるスイッチとを有する(例えば、特許文献1及び2参照)。
検出用突起は、操作扉が閉じた状態で、筐体のカバーに設けられた開口部に挿入されてスイッチを押圧する。そのため、スイッチが検出用突起によって押圧されている場合には、操作扉が閉じた状態であることを検出することができる。一方、スイッチが検出用突起によって押圧されていない場合には、操作扉が開いた状態であることを検出することができる。
特開2004-4307号公報 特開平8-285183号公報
ところで、上述の検出用突起が挿入される開口部は、異物が入りにくいように狭い幅で設けられることが望ましい。
しかしながら、開口部の幅は、開閉部(操作扉等)を開閉可能に支持するヒンジから検出用突起までの各部の寸法公差、ヒンジから開口部までの各部の寸法公差などの影響を加味し、検出用突起の幅よりも十分に広い幅で設けられている。
本発明の目的は、開閉部の検出用突起が挿入される開口部の幅を狭くすることができる開閉装置を提供することである。
1つの態様では、開閉装置は、筐体と、前記筐体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、前記開閉部の開閉状態を検出する検出部とを備え、前記開閉部は、検出用突起を有し、前記筐体は、前記検出用突起が挿入される開口部が設けられたカバーを有し、前記検出部は、前記検出用突起の前記開口部への挿入の有無に基づいて前記開閉部の開閉状態を検出し、前記検出用突起及び前記カバーのうち少なくとも一方は、前記検出用突起の前記開口部への挿入方向に交差するスライド方向にスライド移動可能に配置され、前記カバーには、前記検出用突起を前記スライド方向に前記開口部へガイドするガイド部が設けられている。
前記態様によれば、開閉部の検出用突起が挿入される開口部の幅を狭くすることができる。
印刷装置を示す斜視図である。 印刷装置の制御構成を示す図である。 検出用突起及び検出部の位置関係を説明するための平面図である。 第1実施形態におけるスライド部材を示す図である。 図4のV-V断面図である。 図4のVI-VI断面図である。 第1実施形態における開閉部の開閉状態の検出を説明するための説明図である。 第2実施形態における開閉部の開閉状態の検出を説明するための説明図である。 第3実施形態における開閉部の開閉状態の検出を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、印刷装置1を示す斜視図である。
図2は、印刷装置1の制御構成を示す図である。
図3は、検出用突起21a及び検出部30の位置関係を説明するための平面図である。
なお、図1及び図3並びに後述する図4~図9に示すX方向、Y方向、及びZ方向は、説明の便宜上の一例として付すものであって、Y方向は、図1に示す検出用突起21aの開口部12への挿入方向D1であり、X方向は、操作扉20が閉じられる際のスライド部材21(検出用突起21a)のスライド方向D2であり、Z方向は、鉛直方向である。そして、X方向、Y方向、及びZ方向は、互いに直交する。
図1に示すように、印刷装置1は、筐体10と、開閉部の一例である操作扉20と、検出部30と、入力部60と、表示部70とを備える。また、図2に示すように、印刷装置1は、制御部40と、記憶部50と、印刷部80と、搬送部90とを更に備える。
なお、印刷装置1は、開閉装置を適用した装置の一例である。この開閉装置としては、筐体10と、操作扉20(開閉部)と、検出部30とを備えるものであればよく、印刷装置1に適用される開閉装置に限られない。例えば、開閉装置が印刷装置1以外の装置に適用される場合には、筐体10には、印刷部80ではなく、他のユニットが収容されることになる。 筐体10は、検出部30、制御部40、記憶部50、印刷部80、搬送部90等の各部を収容する。但し、本実施の形態における筐体10としては、操作扉20を一例とする開閉部が開閉可能に取り付けられるものであれば、印刷装置1の全体に亘る大きさの筐体10に限られない。また、筐体10の収容対象は特に制限されない。
図1及び図3に示すように、操作扉20は、例えば上下一対のヒンジ13,13によって、筐体10に開閉可能に取り付けられている。すなわち、操作扉20は、一対のヒンジ13,13を回動中心軸として、図1に示す開いた状態と図3に示す閉じた状態とに回動する。
なお、操作扉20は、インク等の消耗品の交換のためにユーザが手動で開閉操作を行ったり或いは点検や修理のためにメンテナンス担当者が手動で開閉操作を行ったりすることで筐体10の内部を開放させるためのものである。但し、操作扉20を一例とする開閉部としては、筐体10に開閉可能に取り付けられたものであれば、その他の位置に取り付けられるものであってもよい。
操作扉20は、閉じた状態で筐体10に対向する面に配置されたスライド部材21を有する。このスライド部材21は、検出用突起21aを有する。筐体10のうち操作扉20に対向する部分において検出部30を覆うように配置されたカバー11には、検出用突起21aが挿入される開口部12が設けられている。検出用突起21a及び開口部12については後述する。
図3に示すように、検出部30は、スイッチボタン31と、被押圧部32とを有する。スイッチボタン31は、例えば薄板状の被押圧部32を介して検出用突起21aによって押圧される。検出部30は、スイッチボタン31が検出用突起21aによって押圧されているか否か、すなわち検出用突起21aの開口部12への挿入の有無に基づいて操作扉20の開閉状態を検出する。
なお、検出部30としては、スイッチボタン31を有する押圧式のスイッチに限られず、例えば、検出用突起21aによって検出光が遮光されるか否かによって操作扉20の開閉状態を検出する遮光センサなどの他の検出部であってもよい。
図2に示す制御部40は、印刷装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit)を有する。このプロセッサは、所定のプログラムを読み出して実行することによって、印刷装置1の各部の動作を制御する。例えば、制御部40は、検出部30の検出信号を取得し、この検出信号が操作扉20が開いた状態であることを表す場合に、印刷部80、搬送部90等の動作を停止させる。
記憶部50は、例えば、所定のプログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、制御部40が各種のプログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)、ハーディディスク装置などである。
図1に示すように、入力部60は、電源ボタンなどの複数のボタン、テンキーなどを有し、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける。なお、入力部60は、表示部70に配置されるタッチパネルであってもよい。
表示部70は、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである。図1の例では、入力部60及び表示部70は、一体に設けられており、筐体10の正面上部右側に配置されている。
印刷部80は、被印刷媒体に対し印刷を行う。印刷部80の印刷方式は、例えば、インクジェット印刷方式、孔版印刷方式などであるが、特に制限されない。
搬送部90は、被印刷媒体の搬送を行う。
<第1実施形態>
図4は、第1実施形態におけるスライド部材21を示す図である。
図5は、図4のV-V断面図である。
図6は、図4のVI-VI断面図である。
図7は、操作扉20の開閉状態の検出を説明するための説明図である。
なお、図7では、図4に示すスライド部材21が模式的に示されている。
図4に示すように、スライド部材21は、図7に示すスライド方向D2(X方向)に長手方向が一致する細長い薄板状を呈する。スライド部材21におけるスライド方向D2(X方向)の中心には、開口部12に挿入される検出用突起21aが設けられている。
検出用突起21aは、図7に示す開口部12への挿入方向D1(Y方向)に突出する。検出用突起21aは、挿入方向D1(Y方向)に直交するスライド方向D2(X方向)に一致する厚み方向を有する板状部材である。検出用突起21aは、スライド部材21と一体に設けられているが、スライド部材21とは別体の部材がスライド部材21に固定されていてもよい。
図4及び図5に示すように、検出用突起21aのZ方向の両端のそれぞれには、スライド方向D2(X方向)の両側に三角板形状の補強部21a-1が1つずつ計4つ設けられている。そのため、図4に示すように、検出用突起21aは、挿入方向D1(Y方向)から見てI字形状或いはH字形状を呈する。なお、検出用突起21aは、挿入方向D1(Y方向)に長手方向が一致する棒状部材、針状部材(ピン)などであってもよく、形状は特に制限されない。
スライド部材21の検出用突起21aを挟んでスライド方向D2(X方向)の両側には、挿入方向D1(Y方向)とは反対向きに窪んだ凹部21bが設けられている。この両側の凹部21b,21bのそれぞれの一部には、挿入方向D1(Y方向)にスライド部材21を貫通する長孔21cが形成されている。この長孔21c,21cの長手方向は、スライド方向D2(X方向)に一致する。
スライド部材21には、2つの長孔21c,21cのそれぞれにおいて、段付きネジ22が挿入されている。
図5及び図6に示すように、段付きネジ22は、頭部22aと、段部22bと、ネジ部22cとを有する。
段付きネジ22は、頭部22a、段部22b、ネジ部22cの順に径が小さくなり、ネジ部22cにおいて、扉本体20a(開閉部本体の一例)に固定され、段部22bの底面は扉本体20aに接触している。
なお、図6に示すように、段部22bの径は、スライド部材21のスライド方向D2(X方向)におけるスライド移動を妨げずに且つスライド部材21がZ方向にスライドしない程度に、長孔21cのZ方向における幅よりも短い。そして、頭部22aの底面は、スライド部材21のスライド方向D2(X方向)におけるスライド移動を妨げない程度に、凹部21bの底面との間に隙間を隔てて位置する。なお、頭部22aの径は、凹部21bのZ方向における幅よりも短い。
スライド部材21は、上述の構成によって、操作扉20が閉じられる際に検出用突起21aが図7に示す後述するガイド部14によってガイドされることで、スライド方向D2(X方向)にスライド移動する。スライド部材21がスライド移動できる範囲は、長孔21cに挿入された移動不能な段付きネジ22に対して、長孔21cの位置が変動可能な範囲である。
なお、スライド部材21(検出用突起21a)をスライド移動可能とするための構成として、段付きネジ22及び長孔21cを用いた構成を例として説明しているが、スライド部材21が扉本体20aに対してスナップフィットで取り付けられた状態(例えば、一方に設けられた爪部が他方に係合した状態)でスライド部材21と扉本体20aとの係合部分にスライド方向D2(X方向)の隙間を設けることで、スライド部材21がスライド方向D2(X方向)にスライド移動可能となる構成が採用されてもよい。或いは、スライド部材21が扉本体20aに設けられたレール上をスライド移動可能な構成などの他の構成が採用されてもよい。
スライド部材21(検出用突起21a)がスライド移動する方向は、単一の方向(X方向)に限られず、挿入方向D1(Y方向)に直交するXZ平面において自在にスライド移動可能であってもよい。このように検出用突起21aをXZ平面において自在にスライド移動可能とするためには、例えば、上述のようにスライド部材21が扉本体20aに対してスナップフィットで取り付けられた状態で係合部分にX方向及びZ方向の隙間を設ける構成などが採用されればよい。
図7に示すように、筐体10のカバー11には、検出用突起21aをスライド方向D2(X方向)に開口部12へガイドするガイド部14,14が設けられている。ガイド部14,14は、スライド部材21のスライド方向D2(X方向)における開口部12の両側に設けられている。ガイド部14,14は、挿入方向D1(Y方向)に対する傾きθを有することで、互いの間隔が操作扉20側から開口部12(幅W1)側に向かって漸減する。
ガイド部14は、例えば、カバー11のうち開口部12に隣接する部分が検出部30側に屈曲した傾斜部である。ガイド部14は、平面板状を呈するが、曲面板状を呈していてもよい。
上述のように、スライド部材21のスライド方向D2(X方向)において、ガイド部14が開口部12の両側に設けられているため、操作扉20が閉じられる際には、検出用突起21aが一方のガイド部14によってガイドされることでスライド方向D2(X方向)にスライドしながら開口部12に挿入される。これにより、検出用突起21aが被押圧部32を介してスイッチボタン31を押圧することができる。
なお、開口部12は、操作扉20側から挿入方向D1(Y方向)に見た場合、図1に示すように、Z方向の幅よりもスライド方向D2(X方向)の幅W1が狭い矩形状を呈する。仮に、検出用突起21aがZ方向にもスライド移動可能であり、且つ検出用突起21aをZ方向に開口部12へガイドするガイド部が設けられている場合には、後述するように開口部12のスライド方向(X方向)の幅W1を狭くすることができるのと同様に、開口部12のZ方向の幅を狭くすることができる。但し、本実施形態では、より幅が狭いスライド方向(X方向)の幅W1を更に狭くする構成を例として説明している。
また、上述の例では、検出用突起21aがスライド部材21に設けられることで、スライド部材21と一体にスライド方向D2(X方向)にスライド移動する態様について説明したが、カバー11(開口部12)がスライド方向D2(X方向)にスライド移動可能に配置されていてもよい。その場合、カバー11は、他のカバーに対して、上述のような、段付きネジ22及び長孔21cを用いた構成や、スナップフィットを用いた構成、レールを用いた構成などによってスライド移動可能に配置されているとよい。
以上説明した第1実施形態では、開閉装置(印刷装置1)は、筐体10と、この筐体10に開閉可能に取り付けられた開閉部の一例である操作扉20と、この操作扉20の開閉状態を検出する検出部30とを備える。操作扉20は、検出用突起21aを有する。筐体10は、検出用突起21aが挿入される開口部12が設けられたカバー11を有する。検出部30は、検出用突起21aの開口部12への挿入の有無に基づいて操作扉20の開閉状態を検出する。検出用突起21a(検出用突起21a及びカバー11のうち少なくとも一方の一例)は、検出用突起21aの開口部12への挿入方向D1(Y方向)に交差するスライド方向D2(X方向)にスライド移動可能に配置されている。カバー11には、検出用突起21aをスライド方向D2(X方向)に開口部12へガイドするガイド部14,14が設けられている。
このように、本第1実施形態では、検出用突起21aは、挿入方向D1(Y方向)に交差するスライド方向D2(X方向)にスライド移動可能に配置され、ガイド部14は、検出用突起21aをスライド方向D2(X方向)に開口部12へガイドする。そのため、ヒンジ13から検出用突起21aまでの各部の寸法公差や、ヒンジ13から開口部12までの各部の寸法公差に起因する検出用突起21aの開口部12に対する位置ズレを、検出用突起21aのスライド移動によって吸収することができる。これにより、検出用突起21aの幅及び幅の公差並びに開口部12の幅W1の公差によって開口部12の幅W1を決定することができる。よって、本実施の形態によれば、操作扉20の検出用突起21aが挿入される開口部12の幅W1を狭くすることができる。また、このように開口部12の幅W1を狭くすることができることによって、開口部12に異物が入りにくくすることも可能となる。更には、ガイド部14が検出用突起21aをスライド方向D2(X方向)に開口部12へガイドするため、検出用突起21aを開口部12に確実に挿入させることができる。
また、本第1実施形態では、検出用突起21aは、挿入方向D1(Y方向)に交差する厚み方向(X方向)を有する板状部材であり、スライド方向D2(X方向)は、板状部材の厚み方向(X方向)である。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態における操作扉20の開閉状態の検出を説明するための説明図である。
本第2実施形態では、弾性体の一例である引張りバネ23が検出用突起21aをスライド方向D2(X方向)である付勢方向D3に付勢する点、及び、ガイド部14が開口部12よりも引張りバネ23の付勢方向D3側のみに設けられている点において、上述の第1実施形態と相違する。その他の構成については第1実施形態と同様にすることができるため、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、引張りバネ23の一端は、扉本体20aに固定されたバネ取付け部材24に取り付けられている。引張りバネ23の他端は、スライド部材21に取り付けられている。これにより、スライド部材21は、引張りバネ23によって、スライド方向D2(X方向)の一方である付勢方向D3に引っ張られる。
ガイド部14は、開口部12よりも引張りバネ23の付勢方向D3側のみに設けられている。開口部12よりも付勢方向D3とは反対側には、図7に示すガイド部14の代わりに非傾斜部15が設けられている。この非傾斜部15は、挿入方向D1(Y方向)に対して傾斜していない例えば平面板状を呈する。
スライド部材21が引張りバネ23によって付勢方向D3に付勢されているため、操作扉20が閉じられる際には、検出用突起21aは、開口部12よりも付勢方向D3側に位置し、ガイド部14によってガイドされることで引張りバネ23の付勢力に抗して付勢方向D3とは反対方向D4にスライドしながら開口部12に挿入される。これにより、検出用突起21aが被押圧部32を介してスイッチボタン31を押圧することができる。
なお、図8に示す例では、開口部12よりも付勢方向D3側のみにガイド部14が設けられているが、非傾斜部15に代えて、例えば、検出用突起21aの形状に合わせて、挿入方向D1(Y方向)に対して傾斜する傾斜面(ガイド部)が設けられていてもよい。この傾斜面は、操作扉20側から開口部12(幅W1)側に向かってガイド部14との間隔が漸減するように挿入方向D1(Y方向)に対して傾斜する。但し、開口部12よりも付勢方向D3側に設けられたガイド部14は、開口部12よりも付勢方向D3とは反対側に設けられた上記の傾斜面と比較して、挿入方向D1(Y方向)に対する傾きθが大きくなるように設けられているとよい。
また、上述のようにスライド部材21に代えてカバー11がスライド移動する態様(スライド部材21及びカバー11の両方がスライド移動してもよい)が採用される場合には、引張りバネ23は、スライド部材21に代えて、カバー11をスライド方向D2(X方向)に付勢するとよい。
以上説明した第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様の構成に関しては、第1実施形態と同様の効果、すなわち、操作扉20の検出用突起21aが挿入される開口部12の幅W2を狭くすることができるなどの効果を得ることができる。
また、本第2実施形態では、開閉装置(印刷装置1)は、検出用突起21a(検出用突起21a及びカバー11のうち一方の一例)をスライド方向D2(X方向)に付勢する弾性体の一例である引張りバネ23を更に備える。また、ガイド部14は、開口部12よりも引張りバネ23の付勢方向D3側のみに設けられているか、又は、開口部12よりも付勢方向D3側において当該付勢方向D3とは反対側よりも挿入方向D1(Y方向)に対して傾きが大きくなるように設けられている。このように、引張りバネ23によってスライド部材21が付勢方向D3に付勢されていることで、開口部12よりも付勢方向D3側のガイド部14のみが検出用突起21aを開口部12へガイドするようにすることができる。そのため、第1実施形態のように開口部12の両側にガイド部14,14を設ける態様と比較して、開口部12の幅W2のみならず、カバー11における検出用突起21aの挿入口(ガイド部14の操作扉20側の端部)の幅を狭くすることもできる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態における操作扉20の開閉状態の検出を説明するための説明図である。
本第3実施形態では、弾性体の一例として、引張りバネ23に代えて圧縮バネ25が配置されている点のみ上述の第2実施形態と相違し、その他の構成については第1実施形態又は第2実施形態と同様にすることができる。そのため、詳細な説明は省略する。
図9に示すように、圧縮バネ25の一端は、扉本体20aに固定されたバネ取付け部材26に取り付けられている。圧縮バネ25の他端は、スライド部材21に取り付けられている。これにより、スライド部材21は、圧縮バネ25によって、スライド方向D2(X方向)の一方である付勢方向D5に押圧される。
ガイド部14は、第2実施形態と同様に、開口部12よりも圧縮バネ25の付勢方向D5側のみに設けられている。
スライド部材21が圧縮バネ25によって付勢方向D5に付勢されているため、操作扉20が閉じられる際には、検出用突起21aは、開口部12よりも付勢方向D5側に位置し、ガイド部14によってガイドされることで圧縮バネ25の付勢力に抗して付勢方向D5とは反対方向D6にスライドしながら開口部12に挿入される。これにより、検出用突起21aが被押圧部32を介してスイッチボタン31を押圧することができる。
なお、第2実施形態において述べたように、スライド部材21に代えてカバー11がスライド移動する態様(スライド部材21及びカバー11の両方がスライド移動してもよい)が採用される場合には、圧縮バネ25は、スライド部材21に代えて、カバー11をスライド方向D2(X方向)に付勢するとよい。
以上説明した第3実施形態では、上述の第1実施形態又は第2実施形態と同様の構成に関して、第1実施形態又は第2実施形態と同様の効果、すなわち、操作扉20の検出用突起21aが挿入される開口部12の幅W3を狭くすることができるなどの効果を得ることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
筐体と、
前記筐体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、
前記開閉部の開閉状態を検出する検出部とを備え、
前記開閉部は、検出用突起を有し、
前記筐体は、前記検出用突起が挿入される開口部が設けられたカバーを有し、
前記検出部は、前記検出用突起の前記開口部への挿入の有無に基づいて前記開閉部の開閉状態を検出し、
前記検出用突起及び前記カバーのうち少なくとも一方は、前記検出用突起の前記開口部への挿入方向に交差するスライド方向にスライド移動可能に配置され、
前記カバーには、前記検出用突起を前記スライド方向に前記開口部へガイドするガイド部が設けられている
ことを特徴とする開閉装置。
[付記2]
前記検出用突起及び前記カバーのうち一方を前記スライド方向に付勢する弾性体を更に備え、
前記ガイド部は、前記開口部よりも前記弾性体の付勢方向側のみに設けられているか、又は、前記開口部よりも前記付勢方向側において当該付勢方向とは反対側よりも前記挿入方向に対する傾きが大きくなるように設けられている
ことを特徴とする付記1に記載の開閉装置。
1 印刷装置
10 筐体
11 カバー
12 開口部
13 ヒンジ
14 ガイド部
15 非傾斜部
20 操作扉
20a 扉本体
21 スライド部材
21a 検出用突起
21a-1 補強部
21b 凹部
21c 長孔
22 段付きネジ
22a 頭部
22b 段部
22c ネジ部
23 引張りバネ
24 バネ取付け部材
25 圧縮バネ
26 バネ取付け部材
30 検出部
31 スイッチボタン
32 被押圧部
40 制御部
50 記憶部
60 入力部
70 表示部
80 印刷部
90 搬送部

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、
    前記開閉部の開閉状態を検出する検出部とを備え、
    前記開閉部は、検出用突起を有し、
    前記筐体は、前記検出用突起が挿入される開口部が設けられたカバーを有し、
    前記検出部は、前記検出用突起の前記開口部への挿入の有無に基づいて前記開閉部の開閉状態を検出し、
    前記検出用突起は、前記検出用突起の前記開口部への挿入方向に交差するスライド方向にスライド移動可能に配置され、
    前記カバーには、前記検出用突起を前記スライド方向に前記開口部へガイドするガイド部が設けられている
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記検出用突起を前記スライド方向に付勢する弾性体を更に備え、
    前記ガイド部は、前記開口部よりも前記弾性体の付勢方向側のみに設けられているか、又は、前記開口部よりも前記付勢方向側において当該付勢方向とは反対側よりも前記挿入方向に対する傾きが大きくなるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 筐体と、
    前記筐体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、
    前記開閉部の開閉状態を検出する検出部とを備え、
    前記開閉部は、検出用突起を有し、
    前記筐体は、前記検出用突起が挿入される開口部を有し、
    前記検出部は、前記検出用突起の前記開口部への挿入の有無に基づいて前記開閉部の開閉状態を検出し、
    前記検出用突起は、前記検出用突起の前記開口部への挿入方向に交差するスライド方向にスライド移動可能に配置され、
    前記筐体には、前記検出用突起を前記スライド方向に前記開口部へガイドするガイド部が設けられている
    ことを特徴とする開閉装置。
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