JP3691424B2 - 管端防食コアの固定構造及びそれに使用する固定リング並びに管継手方法 - Google Patents

管端防食コアの固定構造及びそれに使用する固定リング並びに管継手方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パイプラインを構成する上で必要となる乱尺管(切管)に供するもので、特に水道などに用いられる金属管切管端面の防食コアの固定構造及びそれに使用する固定リング並びに管継手方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダクタイル鋳鉄管を地中に埋設して管路を布設する際、管全体に亘って塗装やライニングによって防食を行い、図18に示すように、先行する管1の受口1aに後続管2の挿し口2aを挿入して継合されるのが一般的である。このとき、同図に示すように、耐震性を付与したNS形継手にあっては、受口1a内面にロックリング3を設け、同図鎖線のごとく、このロックリング3を突起4が乗り越えて挿し口2aを挿入する。図中、5はパッキング、6はライニングである。
【0003】
この管路の布設において、常に定寸法な管による継合だけでは留まらず、工事現場で所定の長さになるように管2を切断して継合しなければならない場合がある。このように途中で管2を切断すると、切断面となる管端面は塗装が剥離して地肌が露出するために、防食機能が損なわれ赤水などの発生を招くことになる。そのため、一般には、切管後の端面には防食塗料を再度塗布して防食を行うことが行われている。しかし、切管後の端面に防食塗料を塗布して再度防食を行う場合、寒冷時においては乾燥に時間がかかり、また、切替工事などの流水が完全に止まらない個所では、塗布しにくい等の作業しづらい、といった問題がある。
【0004】
このため、切管後の端面に防食用塗料を塗布する以外の方法として、図19に示すように、防食コア7を使用して露出した部分をシールする方法がある。この防食コア7はゴムなどの弾性体で構成されているので、その弾性によって保持されるが、より確実に固定する方法として、特開平7−139686号公報、特開2001−141175号公報等に示すように、固定リング10でもって防食コア7を管端内面から押圧して固定させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この固定リング10はそれなりに有効であるが、もっと簡単に防食コア7を固定する手段も望まれている。
【0006】
また、受口1aに挿し口2aを挿入する際、上記防食コア7も上記ロックリング3に摺接して乗り越えることとなる。このとき、防食コア7が管端から剥がれたり、欠損する場合がある。特に、ロックリング3が図20に示すように、一つ割りの開き勝手のものにあっては、その欠如部(切り欠き部)3aの角部に防食コア7が摺接すると、その損傷等の恐れが高くなる。防食コア7が剥がれたり、損傷すれば、防食効果が劣化し、赤水の原因となる。
【0007】
この発明は、固定リング以外の防食コアの固定手段を提供することを第1の課題、防食コアの剥がれ及び損傷を防止することを第2の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の課題を達成するために、この発明は、コ字状固定片で防食コアを挟んで管端に圧接嵌合するようにしたのである。コ字状固定片の圧接嵌合は、固定リングの取付けに比べれば容易であり、この固定片の固定力で十分な場合に有利である。
【0009】
第2の課題を達成するために、この発明は、上記コ字状固定片をロックリング内面に摺接させて、防食コアがロックリングに接触するのを極力抑えるようにしたのである。コ字状固定片は、一般に、金属、硬質樹脂などで製作するため、損傷しにくく、有効に防食コアの剥がれ及び損傷を阻止するからである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記第1の課題を達成するこの発明の実施形態としては、管の挿し口に嵌められた管端防食コアを前記挿し口に固定する構造において、コ字状固定片を、その両側フランジを上記挿し口の内面及び外面に上記管端防食コアを介在して圧接し、その固定片で管端防食コアを挿し口に固定するようにした構成を採用し得る。
【0011】
この構成において、上記固定片を管端防食コアの周方向に複数設ければ、その防食コアの固定が安定する。その固定片は周囲等間隔が好ましい。また、管端防食コアの管端部内面に挿入された円筒部内面全周に亘って設けられて防食コアをその前記円筒部を管端部内面に圧接して固定する従来の固定リングを必要に応じ付設して、固定力を向上させてもよい。このとき、作業性などの点から、固定片と固定リングは一体ものとするとよい。
【0012】
第2の課題を達成するこの発明の実施形態としては、一方の管の受口内面にロックリングが装填され、他方の管の挿し口外面には突起が形成され、前記受口に挿し口を前記突起がロックリングを乗り越えさせて挿入するに際し、上記各管端防食コアの固定構造の前記挿し口を、上記固定片の外側フランジを上記ロックリングに摺接して前記突起を乗り越えて挿入するようにする構成を採用し得る。
【0013】
このとき、必要に応じて、固定片を管端防食コアの周方向に複数設ける。複数であれば、乗り越え時の摺接力が分担され、防食コアの剥がれ及び損傷も抑制される。また、固定片は周囲等間隔に設ければ、その分担も均一化され、一部に摺接力の多くが働いて、その防食コア部分の剥がれ及び損傷が生じる恐れがなくなる。
【0014】
また、上記ロックリングが一つ割り開き勝手のものにあっては、そのロックリングの欠如部に上記固定片を接し、又は近接して、その欠如部が上記管端防食コアに触れないようにして、上記挿し口を挿入する。一つ割りのロックリングにあっては、その欠如部の角部に防食コアが摺接すると、防食コアの剥がれ及び損傷が生じ易いため、その摺接を解消すれば、その損傷がなくなる。
【0015】
【実施例】
一実施例を図1乃至図6に示し、この実施例も図18に示したNS形管継手に係り、その切管した挿し口2aは外面を先端に向かって下り勾配のテーパ状2bにするとともに、そのテーパ面2bの後方全周に溝2dが形成されて、その溝2dに上述の突起となる一つ割りの挿し口リング4が嵌め込まれる。この構成の挿し口2aにエチレンプロピレンゴム(EPR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)製などの弾性体からなる防食コア7が嵌め込まれ、この防食コア7の外側端縁7aはテーパ面2bを覆い、挿し口リング4の突出部4aの外周斜面の一部まで伸びている。この端縁7aの外周は少なくとも挿し口リング4の外径(上端)と同等以下とする。防食コア7の内側端部7bは後方に伸び、図4等で示す固定リング10によって固定される。
【0016】
防食コア7の内面には周方向等間隔に突条(突起)8が筒軸方向前後に並べて設けられている。この前後の突条8の間隔は、固定リング10の幅とほぼ同じとなって、図4に示すように、この突条8間に固定リング10を嵌めて位置決めする。防食コア7内面における突条8の筒軸方向の位置は、防食コア7を確実に固定し得る所を適宜に決定し、また、突条8の長さ、数は固定リング10の位置決めをし得るかぎりにおいて任意である。さらに、突条8は周囲等間隔でなくてもよい。
【0017】
また、突条8の上面は、固定リング10側から防食コア7内面に向って下り勾配のテーパ面8aとなっており、このテーパ面8aによって、固定リング10の嵌め込みをスムースに行うことができるとともに、水等の流れもスムースに案内される。このとき、この突条8の高さ及びテーパ面8aの傾斜角度は、固定リング10の位置決め(抜け止め)及び嵌め込みをスムースにし得るかぎりにおいて任意であるが、高さは、流通性から、固定リング10の厚みと同一か、又は低くすることが好ましいが、外れることも考慮すれば、固定リング10の厚みより高くしてもよい。なお、この突起8を設けたことにより、コア7内面の厚みを全体的に薄くすることができ、その結果、コア7に柔軟性が出ることとなり、コア7の装着が容易となる。
【0018】
固定リング10は、図5及び図6に示し、A側には切欠のある先端11と孔12を持ち、B側の他端13には先端11の首部11aと掛け合わされる長穴14と孔12に差し込む係止片15が形成されている。16はスナップリングプライヤー20などを用いて固定リング10を拡張させて管端防食コア7に嵌め込むために設けた治具用孔であり、なくても取付けに支障はない。孔12、16は同図(b)に示すように2個、又は3個に限らず、1個、2個又は3個以上、4個以上と任意である。複数個設ければ管径(防食コア7の内径)の変化に容易に対応し得る。
【0019】
固定リング10にはコ字状の固定片17がリベット止めされており、この固定片17は外側フランジ17a及び内側フランジ17bで防食コア7を挟んだ状態で挿し口2aの端縁(管端)に嵌め込まれて、防食コア7を管端に圧接して固定する。すなわち、固定リング10と固定片17でもって防食コア7は管端に固定される。このとき、固定片17の外側フランジ17aのテーパ度を防食コア7の外側面のテーパ度より緩くすることで、そのフランジ17aが防食コア7を介在して管端に強力に圧接し固定する(図3参照)。この固定片17と固定リング10の材質はばね性のステンレス材が望ましいが、ばね性がない材料なども可能であって、特に限定はしない。また、角部はR状とするとよい。
【0020】
さらに、挿し口2aを受口1aに挿入する際に、ロックリング3によって固定片17を介して防食コア7が圧縮変形されることとなるため、固定片17とコア7の長さが等しいと、圧縮によってコア7が伸び、固定片17で覆ったところからはみ出すこととなり、挿入時にロックリング3によって剥がれおよび損傷を受ける恐れがある。このため、固定片17を嵌め込んだ状態では、固定片17の外側フランジ17aの方がコア7のテーパ部よりも長くなるように形成するとよい。この長さは任意であり、コア7の硬度などによって適宜に設定する。このとき、固定リング10装着後に固定片17の外側フランジ17aの先端を内側に折り曲げてかしめることによって更に固定強度を増すことができる。
【0021】
なお、図中、上述と同一符号は同一物を示し、防食コア7は、JIS K6353の5.に規定されるデュロメータ硬さ試験による硬度でHA =40〜95程度が好ましいが、これに拘らない。硬度が低すぎると取付けなどの作業性が悪くなり、硬度が高すぎると挿し口2a先端にフィットしなく(密着性が悪く)なるからである。
【0022】
この実施例は、図3(a)に示すように、挿し口リング4を挿し口2aの溝2dに嵌めて、管端に防食コア7を嵌めた後、同図(a)から(b)を経て(c)のごとく、固定リング10及び固定片17を嵌めて、防食コア7を管端に固定する(図4参照)。
【0023】
この固定リング10による固定手順は、図6に示すように、まず、同図(a)のごとく固定リング10を円状にして、同図(b)のごとく、先端11を長穴14に掛け合わせた後、孔12に係止片15を差し込んで、このリング10の外径を防食コア7の内径より小さくする。このとき、その先端11の抜け止め状態の前記長穴14内の移動によって、固定リング10の拡縮径が円滑に調整される。すなわち、その移動がガイドとなる。また、管内径に応じて、係止片15を挿通する孔12を選択する。
【0024】
この縮径した状態で、図4に示すように、固定リング10を防食コア7内に入れて、その端部を突条8、8間に嵌め、さらに他端部を固定片17とともに押し入れて、固定リング10全周を突条8、8間に嵌める。このとき、突条8の上面がテーパ面8aとなっているため、固定リング10はそのテーパ面8aに案内されて突条8、8間にスムースに嵌まる。
【0025】
固定リング10を防食コア7の突条8、8間に嵌めた後、スナップリングプライヤー20や万力などの簡単な治具を使用してコア7内面で固定リング10を拡張させ(図6(b)参照)、孔12からのぞいている係止片15を図1及び図6(c)のごとく折り曲げ、リング10が円周方向に縮まないように固定する。この固定リング10の拡張時、孔16を適宜に選んで、プライヤー20などによる作用を円滑に行い得るようにする。
【0026】
この防食コア7を取付けた状態で、図18に示すように受口1aに挿し込む。このとき、両固定片17、17間にロックリング3の欠如部3aが位置するように挿し込む。これにより、両固定片17、17が欠如部3aの両側のロックリング3内面に摺接して、防食コア7の外面がロックリング3の欠如部3aに触れることが防止される。欠如部3aに固定片17を摺接して挿入することもできる。挿入時には、切断面、すなわち、切断端面2c、テーパ面2b及び溝2dには防食塗料を施すことが好ましく、少なくとも溝2dには塗布する。また、テーパ部2bのテーパ角度に対して防食コア7の外側端縁7aのテーパ角度を小さくすることで、密着度を高めることができる。
【0027】
このようにして、固定片17及び固定リング10を防食コア7内面に装着することにより水流によるコア7の脱落を防止することに加えて、先端11を長穴14にかけあわせたことで、長穴14の長さ分、管内径の円周寸法公差を吸収できてリング10をコア7に円滑に固定できるとともに、係止片15により縮径を長期にわたり防止してコア7を管端に強固に固定して赤水を防止する。また、ポリピグを圧入する試験においても、何ら支障はない。
【0028】
固定リング10の他の態様としては、公知の種々のものを採用でき、例えば、図7に示すように、首部11aを長さ方向に複数個形成し、図8に示すように、管内径に応じて、所要の首部11aを長穴14を掛け合わせて環状とするとともに、その先の不要の首部11aは切除するものも採用し得る。このとき、首部11aを切断した後に環状とし、又は環状後に余分となる首部11aを切断した後に、その環状の固定リング10を防食コア7の所定の位置に取り付けて拡径を行う。このものは、プライヤー20の係止用孔16、16の間隔をほぼ一定にし得る利点がある。また、図9、図10に示す、周方向一つ割りで、その両端部に複数の孔19を形成した固定リング10とし、その固定リング10を防食コア7に嵌めて所要の径にしたのち、重なり合う孔19にブラインドリベット21を挿通して固定したり(図10)、別のピース片22でもって孔19を介してリベット21止めするようにもし得る(図9)。さらに、図11に示すように一つ割り開き勝手のものも採用し得る。
【0029】
固定リング10の位置決め態様も他の種々のものを採用でき、例えば、図12、図13に示すように、固定リング10に孔18a、防食コア7内面にその孔18aに嵌まる位置決め突部18bをそれぞれ設けた態様を採用し得る。この孔18a、突部18bの数、長さ、間隔は任意である。この実施例では、突部18bに孔18aを介して固定リング10を嵌めることにより、固定リング10が位置決めされて、防食コア7が固定される。その固定リング10の取付けは上述の実施例と同様にして行う。
【0030】
図14、図15に示すように、防食コア7を挿し口リング4の後端まで至らした場合には、固定片17の外側フランジ17aもそれを被うように延長するとよい。固定片17の数は、図16、図11に示すように任意であり、防食コア7を周囲均等に押圧する点から、周囲等間隔が好ましい。周囲等間隔であれば、ロックリング3を全体的に広げて嵌合できるので、コア7の損傷をより抑制できる。さらに、図17に示すように、固定片17で防食コア7を固定し得る場合には、固定リング10を省略できる。この場合、防食コア7の内面には溝又は突起8を形成する必要はない。また、固定片17をかしめることにより、固定力を増すことができる。因みに、固定リング10を用いた場合でも、溝又は突起8を省略し得る。
【0031】
防食コア7の外面、特にロックリング3との接触可能面には超高分子量ポリエチレンフィルムなどの耐摩耗層を形成することもできる。
【0032】
なお、上述の各固定リング10の各態様、その防食コア7への突起8などによる各取付態様、固定片17の各態様などを相互に併用し得ることは言うまでもない。また、各実施例において、他端13側の孔16は、図7に示すように、長孔14の丸形一端で兼用し得る。さらに、係止片15をその全長に亘って高周波などにより焼きなましすれば、係止片15が折り曲げ易くなって、その作業性が向上するとともに、しっかり折り曲げることができてその係止状態が安定する。この焼きなましは、固定リング10が弾性材の場合に有効である。
【0033】
上述の各実施例はNS形継手の場合であったが、挿し口リング4などのロックリング3との係止用突起を有する他の管継手のみならず、ロックリング3の有無に関係なく、挿し口2aの各断面形状に合った、各種の防食コア7においても、この発明を採用し得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、コ字状固定片で防食コアを固定するようにしたので、防食コアの取付けが容易であり、また、その損傷を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の要部斜視図
【図2】(a)は図1のA−A線断面図、(b)は同B−B線断面図
【図3】同実施例の固定リングの取付説明図
【図4】同実施例の固定リングの取付け作用図
【図5】同実施例の固定リングを示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は下面図
【図6】同固定リングの取付作用図
【図7】他の固定リングの一例の平面図
【図8】同固定リングの取付作用図
【図9】他の固定リングの一例の作用図
【図10】他の固定リングの一例の作用図
【図11】他の実施例の要部斜視図
【図12】他の実施例の要部斜視図
【図13】(a)は図12のA−A線断面図、(b)は同B−B線断面図
【図14】他の実施例の要部斜視図
【図15】同実施例の要部断面図
【図16】他の実施例の要部斜視図
【図17】他の実施例の要部斜視図
【図18】管継手構造の一例の部分断面図
【図19】従来例の要部断面図
【図20】ロックリングを示し、(a)は正面図、(b)は欠如部の端面図
【符号の説明】
1、2 管
1a 受口
2a 挿し口
2b 挿し口テーパ面
2d 挿し口リング用溝
3 ロックリング
3a ロックリングの欠如部
4 切管用挿し口リング
4a 挿し口リング突出部
5 ライニング
7 防食コア
7a コア外側端縁
7b コア内側端部
8 突部(突起・突条)
8a テーパ面
10 固定リング
11、13 固定リングの分割端
15 係止片
17 固定片
17a 固定片外側フランジ
17b 固定片内側フランジ
20 スナップリングプライヤー

Claims (7)

  1. 管2の挿し口2aに嵌められた管端防食コア7を前記挿し口2aの管端に固定する構造であって、
    コ字状固定片17を、その両側フランジ17a、17bを上記挿し口2aの内面及び外面に上記管端防食コア7を介在して圧接し、その固定片17で管端防食コア7を挿し口2aに固定するようにしたことを特徴とする管端防食コアの固定構造。
  2. 請求項1において、上記管端防食コア7の管端部内面に挿入された円筒部内面全周に亘って設けられて防食コア7をその前記円筒部を管端部内面に圧接して固定する固定リング10が設けられていることを特徴とする管端防食コアの固定構造。
  3. 上記固定片17を上記固定リング10に一体に設けたことを特徴とする請求項2に記載の管端防食コアの固定構造。
  4. 請求項3に記載の管端防食コアの固定構造に使用する固定リング10であって、上記固定片17が一体に設けられた固定リング。
  5. 一方の管1の受口1a内面にロックリング3が装填され、他方の管2の挿し口2a外面には突起4が形成され、前記受口1aに挿し口2aが前記突起4をロックリング3を乗り越えさせて挿入する管継手方法において、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の管端防食コアの固定構造の上記挿し口2aを、上記固定片17の外側フランジ17aを上記ロックリング3に摺接して上記突起4が乗り越えて挿入することを特徴とする管継手方法。
  6. 上記固定片17を管端防食コア7の周方向に複数設けたことを特徴とする請求項5に記載の管継手方法。
  7. 上記ロックリング3が一つ割り開き勝手のものにあっては、そのロックリング3の欠如部3aに上記固定片17を接し、又は近接して、その欠如部3aが上記管端防食コア7に触れないようにして、上記挿し口2aを挿入することを特徴とする請求項5又は6に記載の管継手方法。
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