JP3690914B2 - 内面樹脂被覆鋼製ドラム缶 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内面に樹脂被覆が施されている鋼製ドラム缶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内面樹脂被覆鋼製ドラム缶は、一般に、缶体の内面に脱脂や燐酸塩処理を施した後、溶剤で希釈低粘度化した液状塗料をスプレー塗布したり、固体の粉体塗料を静電塗布し、加熱焼き付けして被覆が形成されている。
【0003】
先ず、溶剤含有塗料による被覆形成の場合は、塗装後の加熱焼き付け時における溶剤の蒸発による被覆内部での発泡を防止するために、一回の塗装焼き付けは20〜30μm以上の厚膜塗装が困難である。また、複数回の塗装焼き付けの繰り返しにより厚膜塗装を行なう場合も30μm以上では、塗膜の硬化収縮による歪みが大きくなり塗膜の密着性が著しく低下して、剥離し易くなるという新たな問題が生ずるため、一般に30μm以下の厚膜で塗装される。
【0004】
このような溶剤含有塗料の組成には、エポキシ樹脂や、フェノール樹脂や、エポキシフェノール樹脂を主成分とする塗料が用いられている。これらの何れの場合とも、一部の非水系の薬品には材質自体が耐性を示すが、基本的に塗膜は薄膜のため、各種薬品に対するバリヤー性が不十分で、腐食性の厳しい薬液、特に電解質イオンを含有する水系の薬液を充填使用すると、短期間で塗膜の剥離や塗装下地が発錆する。このため、溶剤含有塗料を用いた内面塗装ドラム缶は腐食性の厳しい薬液の充填用には適さないと言える。
【0005】
一方、固体の粉体塗料の静電塗装による場合には、溶剤希釈塗料のスプレー塗装の場合に較べて、焼き付け時に溶剤の蒸発に起因した発泡が無いため、一般には50μm以上、そして200〜2000μmの厚膜被覆も可能である。
【0006】
このような粉体塗料の組成には、エポキシ樹脂や、ポリエステル樹脂や、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等を主成分とした塗料が用いられている。このうち、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂を主成分とした塗料を用いた場合がより広範囲の薬品に対して材質自体の耐性と防食的バリヤー性を示しかつ安価なため、腐食性の厳しい薬品を充填使用するドラム缶の内面被覆(重防食被覆)にはポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂を主成分とした塗料を厚膜被覆するのが最適と言える。このようなことから、腐食性の厳しい薬品の充填用容器として、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂を内面被覆した鋼製ドラム缶が一部で実用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上述したような内面ポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂被覆鋼製ドラム缶では、本発明者らの実被覆ドラム缶を用いた各種薬液の実充填使用による耐久性テストの結果によると、一部薬液、例えば界面活性剤(例えば、アルキルアリルスルホン酸ナトリウム(Sodium Alkyl Aryl Sulfonate)や、ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium Lauryl Sulfate)や、アミノ酸系界面活性剤等)を含む水溶液を内容物として充填使用すると、ドラム缶の地板と管状胴体部との境界部及びその近傍の被覆が短期間で割れを生じ、その割れ部を起点として被覆が剥れ下地が腐食する問題のあることが判明した。これは、内容物の圧力を受けて、上記境界部に作用する応力が原因の一つと考えられ、特に、この内容物が上記界面活性剤のときに著しい。
【0008】
本発明は、上述の内面にポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂を被覆した従来の鋼製ドラム缶に関する問題点、すなわち界面活性剤等の薬液を内容物としたときの被覆の割れを生じ易いという問題を解消し、耐薬品性・耐食性のより優れた内面樹脂被覆鋼製ドラム缶を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、この被覆の割れを防止すべく鋭意研究した結果、使用する被覆材料の組成物性、ドラム缶体における地板と管状胴体部との境界部近傍の条件、及び被覆条件を特定して製造することによって、所望の性能の被覆缶が得られることを見い出し、本発明に到達した。
【0010】
本発明に係る鋼製ドラム缶は、缶体の全内表面に樹脂による被覆層が密着形成されている。
【0011】
かかる鋼製ドラム缶において、本発明では、缶体をなす胴管部と地板部との結合部に環状に形成された下方楔状隙間と、胴管部と天板部との結合部に環状に形成された上方楔状隙間とのうち、少なくとも下方楔状隙間で金属層により胴管部と地板部とが接合されており、該金属層は缶体母材と同等以上の強度を有する材料で形成されかつ該缶体母材と結合され、上記被覆層は静電粉体塗装により一層以上のポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂で形成され、該被覆層は少なくとも金属層の表面の部分で接着層を介して缶体母材と結合され、該接着層は、ガラス転移温度が50℃以上の熱硬化させた樹脂であり、該接着層が上記被覆層と同等以上の強度を有している。
【0013】
上記接着層をなす樹脂は、エポキシ樹脂、エポキシフェノール、フェノール、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂の少なくとも一つが主成分をなしているものとすることができる。また、接着層は膜厚が1〜50μmとして形成できる。
【0014】
また、被覆層は、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、アクリル酸より選ばれた少なくとも一種以上の不飽和カルボン酸を、0.01〜1重量%でグラフトしてなる変性ポリエチレン樹脂もしくは変性ポリプロピレン樹脂を一種以上含み、密度が0.91〜0.96、メルトフローレートが1〜10g/minの樹脂で形成できる。その場合、被覆層は、膜厚が50〜2000μmであり、金属層の外縁に対応する部分にて、膜厚の段差が1mm長さ当たり500μm以下とすることができる。
【0015】
本発明のドラム缶によると、缶体の胴管部と地板部もしくは天板部との間の境界部をなす楔状隙間が缶体母材と同等以上の強度を有する金属層で繋がっているので、缶体内に薬液等の内容物を充填し密閉して使用した際、内容物重量による缶内圧あるいは薬液の蒸発によるこの缶内圧の増加や、保管時の縦置き積み重ねによる荷重、運搬取扱時の衝撃外力等を受けたときに、上記楔状隙間を広げるような変形が生じない。すなわち、従来ドラム缶の場合における隙間間隔での著しい変形が無いため、上層のポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂等の被覆に局部的な過度の歪みが生じることなく、したがって亀裂も剥離も生じない。
【0016】
また、接着層は、上層のポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂等の被覆層より強度の高い、例えば、ガラス転移温度が50℃以上の熱硬化させた樹脂であるために、上層のポリエチレン樹脂を強力に拘束しているため、缶内に薬液が充填されたとき、上記の圧力等を受けてもその変形が接着層によって拘束されて過度の歪みを生じない。
【0017】
さらに、金属層の領域の外縁ではその表面に段差が生じ易いが、好ましい膜厚として被覆層が50〜2000μmに形成されているときには、上記段差が1mm長さ当たり500μm以下であることが望ましい。これは、被覆層形成における加熱冷却成形時の被覆層の収縮やドラム缶実用時の缶の変形によって生ずる歪みの局部的集中が避けられるからである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面にもとづき本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
図1は鋼製ドラム缶の胴管部と地板部との巻締めによる結合部及びその近傍を示す断面図である。胴管部1の下端部と地板部2の外周縁部とは互いに巻締めされて、結合部3を形成している。この巻締めは、図示のような二重に限らず、三重でもよい。
【0020】
上記結合部3の結合開始部分には結合時に環状の楔状隙間が形成されるが、本実施形態では、この楔状隙間を塞ぐように金属層4が形成されている。この金属層4は缶体母材、すなわち、胴管部1や地板部2の母材と同等以上の強度を有する金属により形成され、上記缶体母材と結合している。この金属層4の厚さ(溶接の場合はのど厚)は、胴管部1や地板部2の母材と同等以上とするのが好ましい。通常、この金属層4は溶接によって形成される。
【0021】
上記金属層4の上には、接着層5が形成されている。本実施形態では、この接着層5は金属層4の領域からわずかに胴管部1や地板部2に及ぶような範囲に施されている。そして、さらにその上層、すなわち、該接着層5の範囲では、該接着層5の上そしてそれ以外では胴管部1及び地板部2に直接接するように被覆層6が形成されている。
【0022】
上記被覆層6は、一層以上のポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂で形成されている。より具体的には、被覆層6は、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、アクリル酸より選ばれた少なくとも一種以上の不飽和カルボン酸を、0.01〜1重量%でグラフトしてなる変性ポリエチレン樹脂もしくは変性ポリプロピレン樹脂を一種以上含み、密度が0.91〜0.96、メルトフローレートが1〜10g/minの樹脂から成っていることとすることができる。かかる被覆層6は、膜厚が50〜2000μmで形成されるが、金属層4の外縁に対応する部分では、接着層との間に多少なりとも段差ができることがあり、この場合ここに形成される被覆層6の膜厚の段差が1mm長さ当たり500μm以下であることが好ましい。
【0023】
上記接着層5は上記被覆層6と同等以上の強度を有しているが、その場合、接着層5は、ガラス転移温度が50℃以上の熱硬化させた樹脂とするのがよい。
【0024】
かかる接着層5をなす樹脂は、エポキシ樹脂、エポキシフェノール、フェノール、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂の少なくとも一つが主成分とすることができ、その膜厚は1〜50μmであることが好ましい。
【0025】
このように、金属層4、接着層5そして被覆層6より成る構成は、上述した胴管部と地板部のみならず、胴管部と天板部にも有するようにすることができる。
【0026】
かかる本実施形態の内面樹脂被覆鋼製ドラム缶に薬液等の内容物を充填すると、上記胴管部1と地板部2には該内容物による内圧が作用する。また、薬液によってはその蒸発により缶内圧が増大する。さらには、内容物の充填前にあっても、ドラム缶の縦置き積み重ね保管による荷重、また、運搬取扱時の衝撃力等、種々の荷重が作用し、胴管部1と地板部2との間を広げようとする。しかし、本実施形態ではここに缶体母材と同等以上の強度の金属層4が結合されており、ここでの変形は阻止される。したがって、上層膜、すなわち、接着層5、被覆層6では亀裂や剥離が防止される。また、被覆層6が上記力や薬液の作用によって変形しようとしても該被覆層6と同等以上の強度をもって接着層5が該被覆層6を保持するため、被覆層6は亀裂や剥離が防止される。
【0027】
本発明は図1の形態のみならず、これに変形を加えた形態としても実施可能である。例えば、図2のごとく接着層5の範囲を金属層6の部分のみならず、被覆層6が形成される全範囲に設けることもできる。
【0028】
<実施例>
以下、本実施形態について行なった実施例を表3に示す試験結果と共に説明する。なお、比較例は本発明によらないドラム缶についての例である。
1.内面樹脂被覆鋼製ドラム缶の作製
▲1▼ドラム缶の作製
板厚1.2mmのSPCC材を母材とする内容量200(Liter)の鋼製ドラム缶について、缶内面側の胴管状部材と地板部材との間の楔状隙間部を株式会社神戸製鋼所製溶接棒(MG−2)(ワイヤ径:1mm)を用いて隅肉溶接し、胴体部材と地板部材とを隙間無く金属で繋げた。この金属層の厚さ(のど厚)は最小値で1.2mm以上であった。また、この胴体部材と地板部材との繋がり部について試験片を切り出し引っ張り試験を行なった結果、隅肉溶接による金属の繋がり部での破断はなく、破断は缶母材たる胴体部材または地板部材で生じた。すなわち、金属層は缶母材以上の強度を有していた。
【0029】
なお、上記溶接棒についての溶着金属の化学成分及び機械的性質は表1及び表2のごとくである。
【0030】
【表1】
溶着金属の化学成分(%、シールドガス:CO2)
【0031】
【表2】
溶着金属の機械的性質(シールドガス:CO2)
▲2▼接着層の形成
上記ドラム缶の内面をグラインダやサンドペーパやブラスト等での研磨、またはアルカリや有機溶剤等のでの脱脂、またはりん酸亜鉛やりん酸鉄等のりん酸塩処理、またはクロメート処理した後、接着層材料をスプレーや刷毛やロール等で乾燥膜厚が1〜50μmになるよう塗布(被覆)し、加熱炉で溶剤分を十分乾燥させた。
【0032】
▲3▼内面樹脂の被覆
次いで、その接着層の表面に以下物性のポリエチレン樹脂またはポリエチレン樹脂粉体を静電粉体塗装法により50〜2000μmの範囲で塗着させ、230℃の加熱炉中で15分加熱し、接着層を十分に硬化させると同時にポリエチレン樹脂粉体またはポリプロピレン樹脂粉体を完全に溶融させて平滑均質な連続被膜を形成させた。このように形成された被覆層は上記隅肉溶接部を含めてドラム缶内面全面にわたって缶母材に強固に密着していた。
【0033】
接着層と被覆層との強度比較は、以上の被覆形成と同様の条件で硬化させ成形作製した接着層材料による単体試験片及び被覆材料による単体試験片について、ASTMD638に準拠した引っ張り試験により、抗張力を比較した。
【0034】
また、接着層のガラス転移温度の測定は、被覆製造条件と同様の条件で硬化させた接着層材料について、熱機械試験機(TMA)を用いて測定した。
2.作製ドラム缶の評価
耐薬品性、耐食性試験に関し、上記で作製した内面樹脂被覆鋼製ドラム缶を供試缶として、これに内容液として、アルキルアリルスルホン酸ナトリウムによる界面活性剤を50%、他に3%の食塩及び3%のアミノ酸から成る組成の水溶液を200(Leter)充填し、地板面を下にして、30℃の恒温槽に入れ3カ月間放置し、3カ月経過後内溶液を排出し、ドラム缶体の腐食生成物による内溶液の着色汚染や缶内面樹脂被覆の割れ、剥離や下地の腐食の程度を調べた。
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】
本発明は以上のように、胴管部と地板部等との間に生ずる環状の楔状隙間に金属層を形成し、該金属層を缶体母材と同等以上の強度のものとし、また、少なくとも該金属層の範囲に接着層を形成した後にポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂の被覆層を形成し、該接着層を被覆層と同等以上の強度を有するものとしたので、内容物の充填時あるいはドラム缶の保管そして取扱時に受ける応力による上記金属層での変形を極力抑制できる結果、被覆層の変形も殆ど生ずることなく該被覆層の亀裂や剥離を防止できるという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての鋼製ドラム缶の要部を示す断面図である。
【図2】本発明の他の一実施形態としての鋼製ドラム缶の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 胴管部
2 地板部
4 金属層
5 接着層
6 被覆層
Claims (5)
- 缶体の全内表面に樹脂による被覆層が密着形成されている鋼製ドラム缶において、缶体をなす胴管部と地板部との結合部に環状に形成された下方楔状隙間と、胴管部と天板部との結合部に環状に形成された上方楔状隙間とのうち、少なくとも下方楔状隙間で金属層により胴管部と地板部とが接合されており、該金属層は缶体母材と同等以上の強度を有する材料で形成されかつ該缶体母材と結合され、上記被覆層は静電粉体塗装により一層以上のポリエチレン樹脂もしくはポリプロピレン樹脂で形成され、該被覆層は少なくとも金属層の表面の部分で接着層を介して缶体母材と結合され、該接着層は、ガラス転移温度が50℃以上の熱硬化させた樹脂であり、該接着層が上記被覆層と同等以上の強度を有していることを特徴とする内面樹脂被覆鋼製ドラム缶。
- 接着層をなす樹脂は、エポキシ樹脂、エポキシフェノール、フェノール、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂の少なくとも一つが主成分であることとする請求項1に記載の内面樹脂被覆鋼製ドラム缶。
- 接着層は膜厚が1〜50μmであることとする請求項2に記載の内面樹脂被覆鋼製ドラム缶。
- 被覆層は、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、アクリル酸より選ばれた少なくとも一種以上の不飽和カルボン酸を、0.01〜1重量%でグラフトしてなる変性ポリエチレン樹脂もしくは変性ポリプロピレン樹脂を一種以上含み、密度が0.91〜0.96、メルトフローレートが1〜10g/minの樹脂から成っていることとする請求項1に記載の内面樹脂被覆鋼製ドラム缶。
- 被覆層は、膜厚が50〜2000μmであり、金属層の外縁に対応する部分にて、膜厚の段差が1mm長さ当たり500μm以下であることとする請求項1または請求項4に記載の内面樹脂被覆鋼製ドラム缶。
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JPH11268737A JPH11268737A (ja) | 1999-10-05 |
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JP5175509B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2013-04-03 | 日鉄住金ドラム株式会社 | 粉体塗料組成物 |
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1998
- 1998-03-19 JP JP08956498A patent/JP3690914B2/ja not_active Expired - Lifetime
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