JP3690659B2 - シートスライド装置におけるスイーパーの取付構造 - Google Patents

シートスライド装置におけるスイーパーの取付構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートスライド装置におけるスイーパーの取付構造に係り、更に詳しくは、車両床面の前後方向に沿って取付けられるロアレールと、該ロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッパーレールとからなるシートスライド装置であって、アッパーレールの前後端の少なくともいずれか一方にロアレール内部に溜まる異物を外部に掃き出すスイーパーを取付けるシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用シートは、シートクッション及びその後方で回動調整自在に取付けられたシートバック等からなるシート本体を備えてなり、且つこのシート本体を構成するシートクッション等を車体床面上で前後スライド機構を介して支持することにより、車体の前後方向にスライド移動調整し得るように構成され、車室内のシートのレイアウトを種々に変更し得るように形成されている。
【0003】
そして、このようなシートの前後スライド機構として、車体床面上に前後方向に長く形成され、車体床面側に載置され、フロアカーペットの表面とほぼ同一高さに設けられるロアレールと、シート本体側に取付け固定されるアッパーレールからなるシートスライド装置が用いられている。
【0004】
ところで、ロアレールには、アッパーレールを嵌合するための開口部またはスリットが形成されており、この開口部またはスリットを通してロアレール内にゴミ等の異物が入り込み、アッパーレールのロアレールに対するスライド性が損なわれる虞れがある。
【0005】
そして、ロアレール内に入り込んだチリ、ゴミ等の異物をロアレール外部に排出するための機構として、アッパーレールの前後端のいずれか一方、あるいは双方にゴミを掃き出すためのスイーパーを設けたシートスライド装置が、例えば、特開平10−315811号公報に示すように提案されている。
【0006】
このシートスライド装置1は、図9に示すように、車両の床面上に前後方向に沿って長く形成されるロアレール2と、ロアレール2の前後方向に沿って摺動自在に案内され、図示しないシート本体を支持するアッパーレール3と、アッパーレール3の前後端に取付けられているスイーパー4とから大略構成されている。
【0007】
そして、このアッパーレール3に対するスイーパー4の取付構造は、図10に示すように、スイーパー本体4aと一体化したU字状の取付用ブラケット4bをアッパーレール3の縁部に挟み込み、取付用ブラケット4bに形成した固定突起4c、回動突起4dをアッパーレール3の固定孔3a、移動孔3bに嵌合することにより、スイーパー4をアッパーレール3に取付けている。図11において、アッパーレール3にスイーパー4を取付け、ロアレール2内に収容した状態が示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図9乃至図11に示すスイーパー4の取付構造においては、アッパーレール3のスライド性を確保することを目的として、スイーパー本体4aに取付けた取付用ブラケット4bは、固定突起4cがアッパーレール3の固定孔3a内に嵌合することにより固定され、回動突起4dが嵌まり込む移動孔3bでは遊嵌状態であるため、アッパーレール3のスライド操作性は向上するものの、アッパーレール3のスライド操作時にスイーパー4がガタつく虞れがあり、また、急激なスライド操作を行った場合、スイーパー4がアッパーレール3から脱落する虞れがある。
【0009】
本発明の目的は、ロアレールに摺動可能に案内されるアッパーレールの前後端の少なくとも一方側にスイーパーを取付け、ロアレール内のゴミ等の異物を外部に排出できるシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造であって、スイーパーをアッパーレールに対して前後、左右及び上下の各方向に位置ズレが生じることがなく、確実に固定でき、スライド操作時におけるガタつきをなくすと共に、急激なスライド操作を行っても脱落する虞れがないシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の シートスライド装置におけるスイーパーの取付構造は、車両床面の前後方向に沿って取付けられるロアレールと、該ロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッパーレールとからなるシートスライド装置であって、アッパーレールの前後端の少なくともいずれか一方にロアレール内部に溜まる異物を外部に掃き出すスイーパーを取付けるシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造において、
前記ロアレールは、略上向きコ字状をなす本体部と、該本体部の両側部先端側から内方に延設され、開口部を形成する左右一対のフランジとを備え、前記アッパーレールは、前記ロアレールの本体部内に収容される略下向きコ字状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より上方に延出し、前記ロアレールの開口部より上方に突出し、シート本体側との取付部をなす垂直壁を有し、前記スイーパーは、ロアレールの幅方向に沿って左右に延び、ロアレールの内底面に部分的に当接し、異物を外部に排出するためのスイーパープレートと、このスイーパープレートのプレート面から面直方向に突設され、アッパーレール本体部の底部壁を上下側から挟み込む上下側フランジと、スイーパープレートの上縁から上方に向けて延設され、アッパーレールの垂直壁縁部を左右側から挟持する挟持部とを備え、上下側フランジでアッパーレールの本体部の底部壁を挟持すると共に、アッパーレールの垂直壁に開設した取付孔内に挟持部に設けたエンボス凸部を嵌着させることにより、上下方向並びに前後、左右方向の位置規制を行い、スイーパーをアッパーレールに取付けたことを特徴とする。
【0011】
そして、本発明の請求項1に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造によれば、ロアレールの幅方向に沿って延びるスイーパープレートのプレート面から面直方向に延びる上下側フランジを突設し、この上下側フランジによりアッパーレール本体部の底部壁を上下面側から挟み込むようにしたため、スイーパーはアッパーレールに対して上下方向にズレ込む虞れがない。また、スイーパープレートの上縁部から上方に向けて延設した挟持部により、アッパーレールを左右側から挟み込み、アッパーレールに設けた取付孔にエンボス凸部を嵌合させることにより、スイーパーをアッパーレールに対して前後、左右方向の位置ズレを回避した状態で取付けることができる。このように、スイーパーは、アッパーレールに対して、前後、左右、上下方向の各方向に対する位置規制が確実に行われているため、スライド操作時におけるガタつきがなく、急激なスライド操作を行っても脱落する虞れがない。
【0012】
本発明の請求項2に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造は、前記スイーパーにおける下側フランジの先端にフックが形成され、上下側フランジによりアッパーレール本体部の底部壁を挟持する際、底部壁に設けたローラー収容開口の縁部に前記フックが係止され、スイーパーの脱落が規制されることを特徴とする。
【0013】
そして、本発明の請求項2に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造によれば、アッパーレール本体部の底部壁を上下側から挟持するように上下側フランジを底部壁に差し込めば、下側フランジの先端に設けたフックが底部壁のローラー収容開口の縁部に係合するため、スイーパーは、エンボス凸部を中心として下部側が回動することがなく、スイーパーの脱落を確実に防止できる。更に、上下側フランジをアッパーレールの本体部に差し込み操作する際、下側フランジ先端のフックが底部壁のローラー収容開口の縁部に係合するため、節度感が得られ、スイーパーの取付作業の確認が簡単に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造の好適な実施の形態について、添付図面を参照して詳述する。
図1は本発明に係るスイーパーを取付けるシートスライド装置の基本構成を示すものでアッパーレールとロアレールとの関係を示す断面図、図2は同シートスライド装置におけるアッパーレールの前後端にスイーパーを取付ける状態を示す全体斜視図、図3乃至図6は本発明に適用するスイーパーを示すもので、図3はスイーパーの斜視図、図4はスイーパーの側面図、図5はスイーパーの正面図、図6はスイーパーの平面図である。また、図7はアッパーレールにスイーパーを取付けた状態を示す側面図、図8はアッパーレールにスイーパーを取付けた状態を示す断面図である。
【0015】
まず、本発明に係るスイーパーを適用するシートスライド装置10の概略構成について、図1を基に説明する。本発明に係るシートスライド装置10が取付けられる対象は、図示は省略したが、車体床面上にシートクッション、シートバック等により構成されるシート本体と、車体床面との間に介在して設けられ、該シート本体を車両の前後方向に沿って摺動自在に支持されるために用いられることは周知の通りである。
【0016】
本発明に係るシートスライド装置10は、図1に示すように、車両の床面上に車両の長手方向に沿って取付けられるロアレール20と、このロアレール20内に収容され、車両の長手方向に沿って摺動自在で且つ図示しないシート本体側に取付けられ、シート本体を支持するアッパーレール30とから大略構成されている。
【0017】
更に詳しくは、ロアレール20並びにアッパーレール30は、アルミダイキャスト、マグネシウム合金等の軽合金の押出成形体により形成されているが、硬質合成樹脂の押出成形品を使用してもよく、ロアレール20は、フロアカーペットの切欠部に埋設された状態で車両床面に固定されても、また、レッグを設けて車両床面上に取付けられてもよい。
【0018】
前記ロアレール20は、略上向きコ字状をなす本体部21と、この本体部21の両側部上端から内方に屈折されて延設され、開口部21aを有する左右一対のフランジ22が形成され、ロアレール20の肩部内面には、スライダーを受けるスライダー受け部23が形成されている。
【0019】
一方、アッパーレール30は、ロアレール20の本体部21内に収容されるように略下向きコ字状をなす本体部31と、この本体部31の両肩部に形成されるスライダー受け部32と、本体部31の上部壁31aの中央より上方に突出し、前記ロアレール20の開口部21aより上方に突出する垂直壁33を有している。また、ロアレール20のスライダー受け部23とアッパーレール30のスライダー受け部32との間には、合成樹脂成形体からなるスライダー40が介挿され、アッパーレール30の円滑なスライド操作性を確保している。
【0020】
ところで、本発明は、ロアレール20の内部に溜まるチリ、ゴミ等の異物をロアレール20の端末、あるいはロック孔から外部に掃き出すためのスイーパー50の取付構造に特徴がある。
【0021】
図2は、アッパーレール30とスイーパー50とを分解して示しているが、スイーパー50は、図3乃至図6に示すように、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の合成樹脂の射出成形体から構成され、ロアレール20の幅方向に沿って延び、ロアレール20内部のゴミ等の異物を外部に掃き出すスイーパープレート51と、スイーパー50をアッパーレール30側に取付ける複数の取付部とから構成されている。
【0022】
尚、スイーパープレート51の下縁両側には、ロアレール20の内面と部分的に当接する掃き出し部51aが設けられている。前記スイーパー50の取付部としては、アッパーレール30の本体部31に取付けるための上側フランジ52、下側フランジ53と、アッパーレール30の垂直壁33に取付ける挟持部54とを備えている。
【0023】
更に詳しくは、上側フランジ52と下側フランジ53は、スイーパープレート51のプレート面から面直方向に突設し、上側フランジ52と下側フランジ53との距離はアッパーレール30の本体部31における底部壁31bの厚みにほぼ等しく、上側フランジ52に比べ長寸に設定されている。
【0024】
下側フランジ53の先端部分には、前記アッパーレール30の底部壁31bに開設したローラー収容開口31cの縁部31dに係止するフック53aが設けられていると共に、下側フランジ53の剛性を強化するために前後方向に沿って延びるリブ53bが下側フランジ53の裏面に複数列条設されている。
【0025】
次いで、挟持部54は、スイーパープレート51の上縁から上方に延設形成され、この挟持部54には、アッパーレール30の垂直壁33を左右側から挟み込む挟持片55が形成され、この挟持片55の内面に対向するようにエンボス凸部56が突設されており、このエンボス凸部56は、アッパーレール30の垂直壁33に形成した取付孔33a内に嵌合する。
【0026】
従って、図2及び図7に示すように、アッパーレール30の前後端に夫々スイーパー50を取付けるには、アッパーレール30における本体部31の底部壁31bに対して上側フランジ52、下側フランジ53を上下側から挟み込むように差し込むと共に、挟持部54の挟持片55でアッパーレール30の垂直壁33を左右側から挟み込むようにして、取付孔33aにエンボス凸部56を嵌合させればよく、ワンタッチで簡単にスイーパー50を取付けることができる。
【0027】
従って、アッパーレール30の前後端にスイーパー50を取付けた状態においては、図7,図8に示すように、アッパーレール30の垂直壁33の取付孔33aに挟持片55のエンボス凸部56が嵌まり込んでいるため、スイーパー50が前後方向に規制され、且つ下側フランジ53先端のフック53aがアッパーレール30のローラー収容開口31c縁部31dに係止しており、スイーパー50がエンボス凸部56を中心に回動することがなく、前後方向の位置規制を確実に行うことができる。
【0028】
更に、図8に示すように、アッパーレール30における垂直壁33の取付孔33aに挟持片55のエンボス凸部56が嵌まり込んでいることにより、左右方向の位置規制も確実になされ、且つアッパーレール30の本体部31の底部壁31bの上下面を上側フランジ52と下側フランジ53により上下から確実に挟持しているため、上下方向の位置規制も確実になされている。
【0029】
このように、アッパーレール30の前後端に取付けられるスイーパー50は、エンボス凸部56により前後、左右方向の位置規制がなされ、アッパーレール30本体部31の底部壁31bを上下側フランジ52、53により挟持しているため、上下方向の位置規制もなされ、且つ下側フランジ53の先端に設けたフック53aがアッパーレール30のローラー収容開口31cの縁部31dに係止しているため、スイーパー50の転びという問題もなく、スイーパー50は全方位方向に位置ズレが生じることがない。
【0030】
従って、アッパーレール30をロアレール20の長手方向に沿ってスライド操作する際、スイーパー50がガタつくことがないと共に、急激なスライド操作を行っても、スイーパー50が脱落するという虞れが全くない。更に、スイーパー50の取付作業時、下側フランジ53先端のフック53aがローラー収容開口31c縁部31dにクリック的に係合するため、作業確認を簡単に行えるという利点がある。
【0031】
ところで、本実施の形態においては、アッパーレール30の前後端双方にスイーパー50を取付けたが、アッパーレール30のフロント側、あるいはリヤ側の一方側のみにスイーパー50を取付けて対応させることもできる。尚、本発明は、前述した実施の形態の構造に限定されず、シートスライド装置10やスイーパー50の各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、各レールやスイーパーの形状や材質を始め、種々の変形例は本発明の範疇に含まれるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上が本発明に係るシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造によれば、ロアレールの幅方向に沿って延びるスイーパープレートのプレート面から面直方向に延びる上下側フランジを突設し、この上下側フランジによりアッパーレール本体部の底部壁を上下面側から挟み込むようにしたため、スイーパーはアッパーレールに対して上下方向にズレ込む虞れがなく、スイーパープレートの上縁部から上方に向けて延設した挟持部により、アッパーレールを左右側から挟み込み、アッパーレールに設けた取付孔にエンボス凸部を嵌合させることにより、スイーパーをアッパーレールに対して前後、左右方向の位置ズレを回避した状態で取付けることができるため、スイーパーは、アッパーレールに対して、前後、左右、上下方向の各方向に対する位置規制が確実に行われ、スライド操作時におけるガタつきがなく、急激なスライド操作を行っても脱落する虞れがなく、円滑なスライド操作性が期待できるという効果を有する。
【0033】
また、本発明の請求項2に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造によれば、アッパーレール本体部の底部壁を上下側から挟持するように上下側フランジを底部壁に差し込めば、下側フランジの先端に設けたフックが底部壁のローラー収容開口の縁部に係合するため、スイーパーは、エンボス凸部を中心として下部側が回動することがなく、スイーパーの脱落を確実に防止できる、更に、上下側フランジをアッパーレールの本体部に差し込み操作する際、下側フランジ先端のフックが底部壁のローラー収容開口の縁部に係合するため、節度感が得られ、スイーパーの取付作業の確認が簡単に行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイーパーの取付構造を適用するシートスライド装置の概略構成を示す断面図。
【図2】本発明に係るスイーパーの取付構造を示す斜視図。
【図3】本発明に係るスイーパーの斜視図。
【図4】本発明に係るスイーパーの側面図。
【図5】本発明に係るスイーパーの正面図。
【図6】本発明に係るスイーパーの平面図。
【図7】本発明に係るスイーパーの取付構造を示す側面図。
【図8】本発明に係るスイーパーの取付構造を示す図7中VIII−VIII線断面図。
【図9】従来のスイーパーを装備したシートスライド装置を示す斜視図。
【図10】従来のスイーパーの取付構造を示す説明図。
【図11】従来のスイーパーの取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
10 シートスライド装置
30 アッパーレール
31 本体部
31b 底部壁
31c ローラー収容開口
33 垂直壁
33a 取付孔
40 スライダー
50 スイーパー
51 スイーパープレート
51a ロアレール当接部(掃き出し部)
52 上側フランジ
53 下側フランジ
53a フック
53b 補強リブ
54 挟持部
55 挟持片
56 エンボス凸部

Claims (2)

  1. 車両床面の前後方向に沿って取付けられるロアレールと、該ロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッパーレールとからなるシートスライド装置であって、アッパーレールの前後端の少なくともいずれか一方にロアレール内部に溜まる異物を外部に掃き出すスイーパーを取付けるシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造において、
    前記ロアレールは、略上向きコ字状をなす本体部と、該本体部の両側部先端側から内方に延設され、開口部を形成する左右一対のフランジとを備え、
    前記アッパーレールは、前記ロアレールの本体部内に収容される略下向きコ字状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より上方に延出し、前記ロアレールの開口部より上方に突出し、シート本体側との取付部をなす垂直壁を有し、
    前記スイーパーは、ロアレールの幅方向に沿って左右に延び、ロアレールの内底面に部分的に当接し、異物を外部に排出するためのスイーパープレートと、このスイーパープレートのプレート面から面直方向に突設され、アッパーレール本体部の底部壁を上下側から挟み込む上下側フランジと、スイーパープレートの上縁から上方に向けて延設され、アッパーレールの垂直壁縁部を左右側から挟持する挟持部とを備え、上下側フランジでアッパーレールの本体部の底部壁を挟持すると共に、アッパーレールの垂直壁に開設した取付孔内に挟持部に設けたエンボス凸部を嵌着させることにより、上下方向並びに前後、左右方向の位置規制を行い、スイーパーをアッパーレールに取付けたことを特徴とするシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造。
  2. 前記スイーパーにおける下側フランジの先端にフックが形成され、上下側フランジによりアッパーレール本体部の底部壁を挟持する際、底部壁に設けたローラー収容開口の縁部に前記フックが係止され、スイーパーの脱落が規制されることを特徴とする請求項1に記載のシートスライド装置におけるスイーパーの取付構造。
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