JP3690534B2 - 高速液圧プレス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は高速動作が可能なる高速液圧プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来油圧プレスのような液圧プレスは、機械プレスに比べてスライドモーションが自由に変えられることから、各種の成形に対応できる利点を有している反面、動作が遅いため、生産性が低い欠点がある。
このため従来では主として大型のプレスに液圧プレスが採用され、小型のプレスには機械プレスが多く採用されている。
しかし近年のように多品種少量生産化が進むと、小型のプレスにおいても各種の成形に対応できものが要求されるようになり、小型液圧プレスの高速化が課題となっている。
【0003】
一方液圧プレスの高速化を図るために、種々の提案もなされている。
例えば特開平7−124797号公報に記載のプレス装置では、液圧シリンダのピストンロッド内に内室を設けてプレフィル弁をこの内室に連通させ、スライドの高速移動時この内室に液圧を供給して、短時間でスライドを移動させることにより、液圧プレスの高速化を図っている。
また特開平4−55099号(特公平7−22840号)公報では、大径の第2シリンダ内に小径の第1シリンダを設けて、型締めの際小径な第1シリンダへ油圧を供給して型締めを迅速に行うことにより、油圧プレス装置の高速化を図っている。
さらに実開平7−3898号公報では、ラムシリンダ装置へ油圧を供給する回路に、高速下降回路を設けて、ラムの高速下降を可能にすることにより、油圧プレスの高速化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし何れの液圧プレスでも液圧シリンダの動作を制御する制御弁と液圧シリンダの間が液圧配管で接続された構成のため、プレス成形時制御弁により流量制御された液圧が液圧配管を経て液圧シリンダへと供給されるようになり、その結果液圧配管内で液体の圧縮性が変化して、制御弁による液圧シリンダの応答性が損なわれるため、精度の高い成形ができないと共に、液圧配管が抵抗となって、短時間で大流量の液圧を液圧シリンダへ供給できないため、高速化にも限度があるなどの不具合がある。
【0005】
また液圧シリンダ回りに液圧配管が配設されるため、プレス本体の上部に広いスペースを必要としてプレス全体の小型化が難しいと共に、液圧配管などに液漏れが生じた場合、高所で修理などの作業を行う必要があるため、メンテナンス性も悪いなどの不具合もあった。
この発明はかかる従来の不具合を改善するためになされたもので、応答性及び高速性に優れ、かつメンテナンス性もよい小型の高速液圧プレスを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、C形フレーム1aにより構成されたプレス本体1の上部に、高速液圧シリンダ3により上下動自在なスライド6を設けた高速液圧プレスにおいて、
上記高速液圧シリンダ3の前面に、ロジック弁を内蔵したマニホールドブロック4を直付けし、かつこのマニホールドブロック4に、上記ロジック弁を開閉制御する電磁弁とサーボ弁を取付けて、
上記サーボ弁により流量及び圧力が制御された液圧を、上記マニホールドブロック4内の通路、上記ロジック弁を経て液圧シリンダ3へ供給することを特徴とする高速液圧プレスである。
【0007】
第2の発明は、C形フレーム1aにより構成されたプレス本体1の上部に、高速液圧シリンダ3により上下動自在なスライド6を設けた高速液圧プレスにおいて、
上記高速液圧シリンダ3の前面に、ロジック弁を内蔵したマニホールドブロック4を直付けし、かつこのマニホールドブロック4に、上記ロジック弁を開閉制御する電磁弁とサーボ弁を取付け、
上記プレス本体1の上部後側に液圧発生装置10を設置して、この液圧発生装置10により発生された液圧を、上記マニホールドブロック4内の通路を通して上記サーボ弁に流入し、そのサーボ弁により流量及び圧力を制御して、上記マニホールドブロック4内の通路、上記ロジック弁を経て高速液圧シリンダ3へ供給することを特徴とする高速液圧プレスである。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、高速液圧シリンダ3前面のほぼ中央に、左右対称となるようマニホールドブロック4を直付けしてなる高速液圧プレスである。
第4の発明は、第1又は第2の発明において、プレス本体1の上部前面に、高速液圧シリンダ3及びマニホールドブロック4を覆うように前面カバー17を着脱自在に取付けてなる高速液圧プレスである。
第5の発明は、第2の発明において、プレス本体1の上部後側に設けられた液圧発生装置10の上方に、高温となった液体を冷却する冷却ユニット18を設置し、上記冷却ユニット18は、液体冷却器18aと、この液体冷却器18aの下方に設けられた冷却ファン18bとを備えている高速液圧プレスである。
【0008】
【作用】
第1・第2の発明によれば、サーボ弁により制御された液圧がマニホールドブロック内の通路、ロジック弁を経て高速液圧シリンダへ供給されるため、大流量の液圧を短時間で高速液圧シリンダへ供給することができ、プレスの高速動作が可能になると同時に、高い応答性が得られるようになる。
またマニホールドブロック内で液体の圧縮性が変化することがないため、高速液圧シリンダにより上下動されるスライドの位置決め精度が向上するため、精度の高いプレス加工が可能になる。
第3の発明によれば、プレス作業時高温となるマニホールドブロックを高圧液圧シリンダのほぼ中心に左右対称となるように直付けしたことにより、プレス本体の左右の熱変位にアンバランスが生じることが少ないため、熱影響により加工精度が低下することも少ない。
第4の発明によれば、高速液圧シリンダ及びマニホールドブロックの前面を前面カバーで覆ったことにより、液漏れなどが発生しても、高温の液体が作業者に降りかかるのを防止することができる。
第5の発明によれば、液圧発生装置の上方に設けた冷却ユニット18により、加工時発生した熱や、液圧発生装置10で発生した熱を効率よく放熱することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
図1は高速液圧プレスの正面図、図2は一部切欠側面図、図3は背面図、図4は上面図、図5は図1のA−A線に沿う断面図、図6はマニホールドブロックの一部切欠正面図、図7はマニホールドブロックを高速液圧シリンダの接続回路を示す液圧回路図である。
これら図において1はC形フレーム1aにより構成されたプレス本体で、前側の上部に液圧ユニット2が、そして下部にボルスタ1bが設けられている。
【0010】
上記液圧ユニット2は高速液圧シリンダ3と、高速液圧シリンダ3の前面に取付けられたマニホールドブロック4より構成されている。
上記高速液圧シリンダ3の親シリンダ3a下面からはピストン杆3bが突出されていて、このピストン杆3bの先端に球面ポイント5を介してスライド6が接続されている。
上記スライド6はボルスタ1bの上方に位置していて、両側が上記プレス本体1のC形フレーム1aに垂直方向に布設されたスライドギブ7に上下摺動自在に案内されており、上記高速液圧シリンダ3により上下駆動されるようになっている。
【0011】
また上記高速液圧シリンダ3の前面に取付けられたマニホールドブロック4は、図1に示すように高速液圧シリンダ3のほぼ中心に位置し、かつ左右対称となるように固着されていると共に、上記マニホールドブロック4に制御弁8が設けられている。
上記制御弁8はマニホールドブロック4の上部に設けられたサーボ弁81 と、マニホールドブロック4内に図6に示すように設けられた複数個、例えば3個のロジック弁82 ,83 ,84 及びこれらロジック弁82 ,83 ,84 を開閉制御する2個の電磁弁85 ,86 よりなり、各電磁弁85 ,86 はマニホールドブロック4の両側に取付けられている。
【0012】
上記マニホールドブロック4内に設けられたロジック弁82 ,83 ,84 のうちロジック弁82 ,83 は上記高速液圧シリンダ3へ供給する液圧を切換え、またロジック弁84 はロジック弁83 が開閉する際に生じる圧力変動を補償する圧力補償用となっており、ロジック弁82 ,83 は高速液圧シリンダ3を構成する親シリンダ3aの上室31 にポート4aを介して連通する通路4bに接続され、ロジック弁83 は親シリンダ3aの下室32 に連通するポート4cと上記ポート4aの間に設けられている。
【0013】
また上記マニホールドブロック4の上部両側にはポンプポートPとタンクポートTが設けられていて、液圧発生装置10より供給された液圧は、ポンプポートPよりマニホールドブロック4の上部に設けられたサーボ弁81 へ流入され、サーボ弁81 により流量及び圧力が制御された後、上記各ロジック弁82 ,83 を経て高速液圧シリンダ3へ供給されるようになっている。
なおマニホールドブロック4と高速液圧シリンダ3を接続する液圧回路を図7に示す。
またマニホールドブロック4内に形成された通路4b及びポート4aと4c間は何れも短時間で大流量が流せるように十分大径に形成されている。
【0014】
一方上記液圧発生装置10は、プレス本体1の上部で、かつ上記液圧ユニット2の後方に位置するように設置され、次のように構成されている。
すなわちプレス本体1後部の上下方向のほぼ中間部には、左右C形フレーム1a間を連設する仕切壁1cが設けられていて、この仕切壁1c上に液圧発生装置10を構成する電動機12と、この電動機12により回転駆動される液圧ポンプ13が設置されている。
液圧ポンプ13の吸入側は、液圧ポンプ13の上方に設けられた液体タンク14に管路15を介して接続されていると共に、吐出側は管路111 を介して上記マニホールドブロック4のポンプポートPに接続され、マニホールドブロック4のタンクポートTは管路112 を介して液圧タンク14に接続されている。
またプレス本体1の上部前面は図2や図4の仮想線で示すように前面カバー17により覆われていて、液圧ユニット2やマニホールドブロック4などがプレス本体1の前面に露出しないようになっている。
【0015】
一方プレス本体1の上面部には、液圧発生装置10の上方に位置して冷却ユニット18が設置されている。
上記冷却ユニット18は、液圧ユニット2より制御弁8を経て液体タンク14へ戻される液体を冷却するためのもので、プレス本体1の上面開口部に設置された液体冷却器18aと、この液体冷却器18aの下方に設けられた冷却ファン18bより構成されていて、冷却ファン18bがプレス本体1の後方より図2の矢印aのように吸い込んだ空気を上記液体冷却器18aへ向けて送風することにより、液体冷却器18a内を流通する液体を冷却できるようになっている。
【0016】
また上記プレス本体1の下部後側は、何もない空間1dとなっていて、この空間1dに成形されたワークを搬出するための製品搬出装置(図示せず)などが設置できるようになっていると共に、プレス本体1の一方のC形フレーム1aには温度補正装置20が設置されている。
上記温度補正装置20は図2に示すようにC形フレーム1aのC形開口部1eに沿って支持部材20aが設けられており、この支持部材20aの下端はC形フレーム1aに枢着されている。
上記支持部材20aの上端には、C形フレーム1aが温度により伸縮するのを検出する変位センサ20bが設けられていて、この変位センサ20bにより検出された熱変位信号は図示しない制御装置へ送られて、プレス本体1の熱変位に対する温度補正が行われるようになっている。
なお図1,図4及び図5中22は操作盤、23は制御箱、24は運転釦を示す。
【0017】
次に上記構成された液圧プレスの作用を説明する。
プレス作業に当ってはスライド6の下面に金型の上型を、そしてボルスタ1b上に下型(ともに図示せず)を取付けて作業を開始するもので、運転釦24を押圧すると、液圧発生装置10で発生された高圧の液圧が管路111 よりポンプポートPを経てサーボ弁81 へ供給され、サーボ弁81 で制御された流量がマニホールドブロック4内の通路4bよりロジック弁82 ,83 を経て高速液圧シリンダ3の親シリンダ3aの上室31 側へと供給される。
このときマニホールドブロック4内のポート4a,4cの間は予め大流量が流せるように大径に形成されている上、マニホールドブロック4は高速液圧シリンダ3に直付けされているため、サーボ弁81 で制御された流量が瞬時に高速液圧シリンダ3へと供給され、これによって高い応答性が得られると共に、マニホールドブロック4が剛体により形成されているため、マニホールドブロック4内で液体の圧縮性が変化することがないので、サーボ弁81 により制御された流量によりスライド6を精度よく所定のスライドモーションで下降させることができる。
また上記作用によりスライド6の下降位置を精度よく位置決めできるので、スライド6に取付けられた上型と、ボルスタ1b上の下型の間で精度の高いプレス成形が可能になる。
そしてスライド6が下死点まで下降されてプレス成形が完了すると、サーボ弁81 及び電磁弁85 ,86 によりロジック弁82 ,83 が切換えられて、液圧が高速液圧シリンダ3の親シリンダ3aの下室32 へと供給されるため、高速液圧シリンダ3によりスライド6が上死点まで高速で上昇され、次のプレス動作まで待機する。
【0018】
一方上記プレス作業により高熱となった液体は、管路112 により冷却ユニット18を経て液体タンク14へ戻される際、冷却ユニット18内で冷却される。
冷却ユニット18はプレス本体1の後側上部に設置された液圧発生装置10の後面より取入れた空気を冷却ファン18bによりプレス本体1の上面に設けられた液体冷却器18aへ送風することにより、液体冷却器18a内に流通する液体を冷却するようになっており、高熱の液体を効率よく冷却することができると共に、発熱源である液圧ユニット2や液圧発生装置10がプレス本体1の上部に集中していて、プレス本体1の熱変位を検出する温度補正装置20と離間しているため、温度補正装置20はこれら液圧ユニット2や液圧発生装置10の熱影響を受けることなく、プレス本体1の熱変化による補正を精度よく行えるようになる。
また液体発生装置10をプレス本体1の上部後方に設置することにより、プレス本体1の下部後方には広い空間1dが確保できるため、この空間1dに成形の完了したワークを搬出する製品搬出装置などを設置することより、ワークの搬入出が円滑に行えるようになる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1、請求項2に係る発明によれば、液圧を、高速液圧シリンダに直付けされたマニホールドブロックに取付けられたサーボ弁よりマニホールドブロック内の通路、ロジック弁を経て高速液圧シリンダへ供給するようにしたことから、大流量の液圧を短時間で高速液圧シリンダへ供給することができ、これによってプレスの高速動作が可能になるため、液圧プレスの生産性が大幅に向上すると共に、流路抵抗も少なくできることから、省エネルギー化も図れる。
またサーボ弁により流量及び圧力が制御された液圧がマニホールドブロック内の通路、ロジック弁を経て高速液圧シリンダへ供給されるため、高い応答性が得られると共に、液体の圧縮性も途中で変化することがないため、電磁弁で開閉されるロジック弁とサーボ弁により精度の高いスライドの位置制御が可能になり、これによって高精度のプレス加工が可能になる。
また、マニホールドブロックを高速流体圧シリンダ3の前面に直付けしたことにより、サーボ弁と高速液圧シリンダ間の配管が不要となるため、液圧ユニットのコンパクト化が図れる上、配管からの液漏れがなく、かつマニホールドブロックを取外すことにより高圧回路のメンテナンスが可能なため、メンテナンス性が大幅に向上する。
さらに請求項2に係る発明によれば、液圧発生装置10をプレス本体の上部に設置したことにより、プレス本体の下部後方に広い空間が確保できるため、この空間に成形の完了したワークを搬出するための製品搬出装置などを設置することにより、ワークの搬入出が円滑に行えるようになり、プレスの高速動作と相俟って高い生産性が得られる。
請求項3に係る発明によれば、プレス作業時高温となるマニホールドブロック4を高圧液圧シリンダ3のほぼ中心に左右対称となるように直付けしたことにより、プレス本体の左右の熱変位にアンバランスが生じることが少ないため、熱影響により加工精度が低下することも少ない。
請求項4に係る発明によれば、プレス本体の上部前面を前面カバーで覆うことにより、液圧ユニットなどがプレス前面に露出しないため、プレスの外観が向上すると共に、万一液圧ユニットに液漏れが生じても、高温の液圧が作業者に降りかかるのを前面カバーが阻止するため、作業者の安全が図れるようになる。
請求項5に係る発明によれば、液圧発生装置の上方に設けた冷却ユニット18により、加工時発生した熱や、液圧発生装置10で発生した熱を効率よく放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる液圧プレスの正面図である。
【図2】この発明の一実施例になる液圧プレスの一部切欠側面図である。
【図3】この発明の一実施例になる液圧プレスの背面図である。
【図4】この発明の一実施例になる液圧プレスの一部省略した上面図である。
【図5】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図6】この発明の一実施例になる液圧プレスに設けられたマニホールドブロックの一部切欠正面図である。
【図7】この発明の一実施例になる液圧プレスに設けられたマニホールドブロックと高速液圧シリンダの接続回路を示す液圧回路図である。
【符号の説明】
1…プレス本体
1a…C形フレーム
2…液圧ユニット
3…高速液圧シリンダ
4…マニホールドブロック
6…スライド
8…制御弁
10…液圧発生装置
17…前面カバー
18…冷却ユニット。

Claims (5)

  1. C形フレーム1aにより構成されたプレス本体1の上部に、高速液圧シリンダ3により上下動自在なスライド6を設けた高速液圧プレスにおいて、
    上記高速液圧シリンダ3の前面に、ロジック弁を内蔵したマニホールドブロック4を直付けし、かつこのマニホールドブロック4に、上記ロジック弁を開閉制御する電磁弁とサーボ弁を取付けて、
    上記サーボ弁により流量及び圧力が制御された液圧を、上記マニホールドブロック4内の通路、上記ロジック弁を経て液圧シリンダ3へ供給することを特徴とする高速液圧プレス。
  2. C形フレーム1aにより構成されたプレス本体1の上部に、高速液圧シリンダ3により上下動自在なスライド6を設けた高速液圧プレスにおいて、
    上記高速液圧シリンダ3の前面に、ロジック弁を内蔵したマニホールドブロック4を直付けし、かつこのマニホールドブロック4に、上記ロジック弁を開閉制御する電磁弁とサーボ弁を取付け、
    上記プレス本体1の上部後側に液圧発生装置10を設置して、この液圧発生装置10により発生された液圧を、上記マニホールドブロック4内の通路を通して上記サーボ弁に流入し、そのサーボ弁により流量及び圧力を制御して、上記マニホールドブロック4内の通路、上記ロジック弁を経て高速液圧シリンダ3へ供給することを特徴とする高速液圧プレス。
  3. 高速液圧シリンダ3前面のほぼ中央に、左右対称となるようマニホールドブロック4を直付けしてなる請求項1または2記載の高速液圧プレス。
  4. プレス本体1の上部前面に、高速液圧シリンダ3及びマニホールドブロック4を覆うように前面カバー17を着脱自在に取付けてなる請求項1または2記載の高速液圧プレス。
  5. プレス本体1の上部後側に設けられた液圧発生装置10の上方に、高温となった液体を冷却する冷却ユニット18を設置し、上記冷却ユニット18は、液体冷却器18aと、この液体冷却器18aの下方に設けられた冷却ファン18bとを備えている請求項2記載の高速液圧プレス。
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