JP3690306B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内容液をヒータで加熱して湯沸しや保温を行う電気貯湯容器に関するものであり、例えば家庭用の電気ポットなどに適用される。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気貯湯容器に関し実公平02−90729号公報は、湯沸し時に沸騰までの残時間を減算表示する技術を開示している。このものは、液量によって沸騰までの所要時間が判定できることから、その時々の温度を検出して前記液量とから沸騰までの残時間を段階的に求め表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、寒い地域と暖かい地域、季節の違い、高地と低地の違いなどによって沸騰までの所要時間は様々であり、実際の残時間となかなか一致しない。
【0004】
そこで、湯沸し時に、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する図14に示すような時間関係から各閾値範囲ごとの残時間を判定するのに、図15に示すように液温が次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定することが考えられる。
【0005】
これによると、その時々の閾値範囲に対応した内容液の実際の昇温特性に基づき沸騰までの残時間を判定することになるので、液量のほか室温や気圧の違いなど電気貯湯容器が使用されている環境条件の違いも加味される。ところが、実際の残時間とはまだ開きがあるし、この開きにもバラツキがあって、ユーザに不信感や不便を与える。
【0006】
これにつき本発明者等が種々に実験をし検討を重ねたところ、図16に示すように液量が多いほどそのバラツキが大きい。例えば内容液が5℃昇温するごとの所要時間のバラツキは5000mlの場合に最大になり、そのバラツキ幅は70秒であって、3000mlの場合のバラツキ範囲と一部で重なり、5000mlと3000mlのように液量が大きく違ってもどちらの昇温時間か判定できない。
【0007】
このような昇温時間のバラツキは、内容液が多いほど各部間の温度むらが大きく、このように各部で違っている温度を容器の一部にある温度センサが内容液の対流によって順次に検出することに原因していると思われる。
【0008】
本発明者等はこのようなことから、所定の方法で検出温度のバラツキまたはそれによる影響が緩和ないしは解消され、実際に近い昇温時間が得られることを知見した。
【0009】
本発明の目的は、そのような新たな知見に基づき、沸騰までの残時間表示を従来よりも実際の場合に近付けられる電気貯湯容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の1つの電気貯湯容器は、内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持ったものにおいて、制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値が、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
このような構成では、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値により、1つの時点の場合に比して、内容液のその時々のより多くの部分の平均温度を得て、これが、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から上限閾値に達するまでの昇温時間を計時するので、内容液の温度が前記次段の閾値範囲の下限閾値および上限閾値に実際に達するのに近い時点間で要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0012】
本発明の別の電気貯湯容器は、また、内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持ったものにおいて、制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が所定回数、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことも特徴としている。
【0013】
このような構成では、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数達するまでの昇温時間を計時するので、1つの検出温度が達した場合に比して、内容液のより多くの部分の温度が下限閾値から上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0014】
本発明の他の電気貯湯容器は、また、内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持ったものにおいて、制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が所定回数連続して、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から、対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことも特徴としている。
【0015】
このような構成では、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数連続して達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数連続して達するまでの昇温時間を計時するので、所定回数達するだけの場合に比して、内容液のより全体に近い温度が下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0017】
本発明の今1つの電気貯湯容器は、また、内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持ったものにおいて、制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定し、下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間として、今回計測到達時間と前回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、前回設定到達時間があればこれと今回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、これら各回の設定到達時間から前記残時間の判定を行い表示することも特徴としている。
【0018】
このような構成では、バラツキを平滑化した内容液の検出温度によりその時々の閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間を得るので、検出温度のバラツキによる内容液温度が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から判定する残時間のバラツキを半減させることができ、このバラツキが半減する分だけ残時間を実際に近く判定し表示することができる。
【0019】
本発明のさらに別の電気貯湯容器は、また、内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、所定時点ごとに沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持ったものにおいて、制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値が、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数連続して、前段から次段の所定の更新温度に達するごとに、そのときの更新温度と液量センサにより検出される液量とに基づきそのときの更新温度に対応する沸騰までの残時間を判定しそれを表示することも特徴としている。
【0020】
このような構成では、その時々の更新温度を判定する内容液の検出温度が、内容液の多くの部分の平均温度、または内容液のより多くの部分の温度、または内容液のより全体に近い範囲の温度に近づくので、内容液が所定の更新温度に達するときの検出温度を実際に近付けることができ、このように精度よく判定される時々の更新温度と液量センサによって検出される実際の液量とで、各更新時点での沸騰までに要する残時間を正確に判定し表示することができる。もっとも、環境温度が大きく変わるときは室温、つまり雰囲気温度を配慮するのが好適である。
【0024】
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるいは種々な組合せで複合して用いることができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図を参照しながら詳細に説明し、本発明の理解に供する。本実施例は家庭用の電気ポットに本発明を適用した場合の一例である。しかし、本発明はこれに限られることはなく、上記したようにヒータで加熱して湯沸しや保温を行う電気貯湯容器全般に適用して有効である。
【0026】
本実施例の電気ポットは図1に示すように、熱伝導率が低く保温に有利なステンレス鋼製の内筒4と外筒5により構成される金属製の真空二重容器3と、内筒4内の内容液を加熱するヒータ11と、内容液を外部に案内する吐出路25と、この吐出路25を通じて内容液を吐出させる手動のベローズポンプ10および電動ポンプ26とを備え、合成樹脂製の外装ケース2に収容して器体1を構成している。しかし、真空二重容器3はその胴部が外部に露出して器体1を構成するようにしてもよい。吐出路25の真空二重容器3の外側を立ち上がる立上がり部25aは透明管で形成して、外装ケース2の前部の透明な液量表示窓35を通じ外部から視認でき、立ち上がり部25aにおける真空二重容器3内と同じレベルの液位によって液量を外部に表示する。しかし、この液量をフォトカプラなどで自動検出したり、静電容量方式にて自動検出したりすることができる。また、内容液をヒータ11で加熱するときの昇温特性や、ヒータ11の加熱を停止したときの降温特性によっても液量を自動検出することができる。この場合、室温を考慮に入れると精度がよくなる。また、真空二重容器3などの貯湯を行う底部内に配した圧力センサ70によって液量によって異なる圧力を検出してその時々の液量を判定することもできる。自動検出した液量は各種制御用のデータとすることができる。昇温特性、降温特性、静電容量、圧力センサ70により検出する液量は無段階に対応できる特性があり、静電容量、圧力センサ70による場合はさらに実際の液量を検出している特徴があり正確である。
【0027】
真空二重容器3はその開口縁に、この真空二重容器3を構成する内外筒4、5の外鍔を形成し、この外鍔を器体1の肩部材6の上向きの段部上に載置してある。外装ケース2は底2aと胴2bとが一体に形成されている。真空二重容器3の内筒4は底を持った容器形状をしているが、外筒5は筒形状であって下端部が内側へ折り曲げて内筒4の底に外側から当てがい溶接やろう接などして真空漏れがないように一体化している。これによってできる真空二重容器3の一重の底部3cの外側にヒータ11を当てがって内容液を効率よく加熱し、湯沸しや保温ができるようにしている。真空二重容器3の外鍔は内外筒4、5の各外鍔を重ねた外周部どうしを溶接接合している。
【0028】
器体1の肩部は、形状や構造が複雑なことから合成樹脂製の独立した肩部材6によって形成してある。肩部材6は外装ケース2の上端に上方から嵌め合わせ、肩部材6の内周を形成している立上がり壁の下部にある上向き段部上に真空二重容器3の前記外鍔を載置させて支持し、真空二重容器3の底部と外装ケース2の底との間を図示しない金具とねじとにより連結して、外装ケース2、肩部材6、および真空二重容器3を一体に結合し器体1を構成している。
【0029】
器体1の肩部材6が形成する開口12には蓋13が設けられ、この開口12を真空二重容器3の開口52とともに開閉するようにしてある。この開閉のために蓋13は肩部材6の後部に設けられた軸受部15に、ヒンジピン16によって着脱できるように枢支されている。蓋13の着脱は、ヒンジピン16を中心にした回動により開閉する動作において、蓋13が器体1の開口12との嵌まり合い位置から外れた開き位置でヒンジピン16を、軸受部15に対し、その内向きのスリットを通じて嵌め入れたり引き出したりして行える。
【0030】
蓋13は真空二重容器3からの蒸気を外部に逃がす蒸気通路17が形成され、蓋13の真空二重容器3内に面する位置の内側開口17aと、外部に露出する外面に形成された外側開口17bとの間で通じている。蒸気通路17の途中には、器体1が横転して内容液が進入してきた場合にそれを一時溜め込み、あるいは迂回させて、外側開口17bに至るのを遅らせる安全経路17cを設けてある。これにより、器体1が横転して内容液が蒸気通路17を通じて外部に流出するまでに器体1を起こすなどの処置ができるようになる。また、蒸気通路17には器体1の横転時に、蒸気通路17に進入しようとし、あるいは進入した内容液が先に進むのを阻止するように自重などで働く転倒時止水弁18が適所に設けられている。図示する実施例では内側開口17aの直ぐ内側の一か所に設けてある。
【0031】
蓋13の前部には閉じ位置で肩部材6側の係止部19に係合して蓋13を閉じ位置にロックするロック部材21が設けられ、蓋13が閉じられたときに係止部19に自動的に係合するようにばね22の付勢によってロック位置に常時突出するようにしている。これに対応して蓋13にはロック部材21を後退操作して前記ロックを解除するロック解除部材23が設けられている。ロック解除部材23は図1に示すように軸24によって蓋13に枢支されたレバータイプのものとされ、前端23aを親指などで押し下げて反時計回りに回動させることでロック部材21をばね22に抗して後退させてロックを解除し、続いてロック解除操作で起き上がった後端23bを他の指で引き上げることによりロックを解除された蓋13を持ち上げこれを開くことができる。
【0032】
電動ポンプ26は遠心ポンプであって真空二重容器3の直ぐ下の位置に設けられ、真空二重容器3内から流れ込む内容液を吐出路25を通じて器体1外に臨む吐出口25dに向け送りだし、吐出口25dから外部に吐出させ使用に供する。ベローズポンプ10は蓋13の上面に臨む押圧板20により押圧操作される都度容積を縮小して内部空気を真空二重容器3内に送り込み内容液を加圧して吐出路25を通じて押し出し吐出させる。押圧操作後のベローズポンプ10は復元ばね30により復元されて外気を吸い込む。このような空気の吐出と吸い込みのために吸気弁40と吐出弁50とを備えている。吐出弁50は空気の吐出と非吐出とによって吐出空気を真空二重容器3内に供給する給気路と、前記蒸気通路17とを真空二重容器3内に切替え接続する。このような手動ポンプを備えていると、真空二重容器3が保温性のよいものであることにより、電源のないような場所に持ち運んでヒータ11による加熱を行わない保温状態で使用されるような場合に、内容液を手動で注出するようにすると、電気系の負荷は表示系とその制御程度に限って一次電池や二次電池で駆動しても長時間使用に対応することができるし、二次電池では電源使用時に自動的に充電することもできる。一次電池、二次電池共に寿命に達するので交換できるようにする。
【0033】
外装ケース2の底2aと真空二重容器3の底部との間の空間には、前記電動ポンプ26とともに、ヒータ11や電動ポンプ26を通電制御する制御基板27を収容する回路ボックス28が設置されている。図示する実施例では回路ボックス28は外装ケース2の底の開口部に一体形成して設けてある。また、回路ボックス28は下向きに開口しこれを閉じる蓋60を設けてある。真空二重容器3の一重の底部3cの中央には温度センサ29が下方から当てがわれ、内容液のその時々の温度を検出して、湯沸しや保温モードで内容液を加熱制御する場合の温度情報を得る。
【0034】
器体1の肩部材6の前部に突出する嘴状突出部31の上面には図2に示すような操作パネル32が設けられ、モード設定などの操作部や、操作に対応する表示、あるいは動作状態を示す表示を行うようにしてある。操作パネル32の下には前記操作および表示に対応する信号の授受および動作を行う操作基板33が設けられている。吐出路25の上部は器体1の嘴状突出部31と外装ケース2側のパイプカバー部2dとの間に入った部分で逆U字状のユニット25cを構成し、このユニット25cに転倒時止水弁34aおよび前傾時止水弁34bと吐出口25dを設けている。吐出口25dはパイプカバー部2dおよびその下のカバー2eを通じて下向きに外部に開口している。
【0035】
外装ケース2の底2aにある開口2cには下方から蓋板36を当てがってねじ止めや部分的な係合により取付け、蓋板36の外周部には回転座環37が回転できるように支持して設けられ、器体1がテーブル面などに定置されたときに回転座環37の上で軽く回転して向きを変えられるようにしてある。
【0036】
制御基板27は電源オンによってヒータ11の加熱による湯沸しを初期沸騰として自動的に行い、沸騰後は温度センサ29による検知温度が所定の保温温度になるまでヒータ11の加熱を停止し、所定の保温温度になればヒータ11による断続加熱や通電容量の小さな加熱によって所定の保温温度を保つようにする。所定の保温温度は保温キー41の操作によって設定される98℃、90℃、60℃のいずれかとしてある。
【0037】
また、設定温度での通常保温中は図2に示す沸騰/おやすみキー44による再沸騰操作があるときだけ湯沸し制御を行う。沸騰/おやすみキー44は再沸騰と初期沸騰による湯沸しを完了する予定時刻を6時間後、9時間後などと設定するおやすみモードとを交互に設定するが、制御基板27はこのようなおやすみモードの制御も行う。図2に示すキッチンタイマキー45が操作されると制御基板27は予め設定された乾燥食品や冷凍食品の再生などの所定の調理に必要な時間をカウントし、カウント終了を液晶表示部42での表示や音、音声で知らせる。カウント時間は複数種類の中から選択したり自由に設定したりするようにもできる。図2に示す給湯キー46が操作されると制御基板27は電動ポンプ26を駆動して内容液を自動注出する。給湯キー46に対してはそれの操作を不能にして注出をロックしたり、このロックを解除したりする解除キー43も操作パネル32に設けられている。制御基板27はさらに初期沸騰や再沸騰を行う湯沸しモードに際しては、内容液が所定の沸騰状態に至るまでの残時間を自動的に判定して液晶表示部42に表示する。
【0038】
ところで、このような残時間を上記した温度センサ29による内容液の検出温度を基に判定するのに、検出温度に既述したバラツキがあって残時間の判定が精度よく行えない。
【0039】
これに対応するのに図3に示す実施例は、制御基板27によって、内容液をヒータ11により加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時において液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示するのに、内容液の複数時点での検出温度の平均値が、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしている。
【0040】
これにより、内容液の複数時点での検出温度の平均値により、1つの時点の場合に比して、内容液のその時々のより多くの部分の平均温度を得て、これが、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から上限閾値に達するまでの昇温時間を計時するので、内容液の温度が前記次段の閾値範囲の下限閾値および上限閾値に実際に達するのに近い時点間で要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0041】
このような制御基板27による制御につき図3に示すフローチャートに従って具体的に述べると、湯沸し中、または再沸騰中に限って、1秒経過する都度内容液の温度を読み込み液温を測定する。測定した液温データはメモリなどに順次蓄積して行き、5回蓄積した時点でそれらの平均値を演算し蓄積データをクリアする。次いで、演算した平均値が次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点からタイマによるカウントをスタートし、順次演算する液温の平均値が前記次段の閾値の上限閾値に達した時点でタイマによるカウントを停止し、その間に要した時間、つまり、内容液の検出温度が下限閾値から上限閾値までに要した昇温時間を判定する。このときの昇温時間は内容液のそのときの温度、液量、室温、気圧を反映しており、内容液が沸騰するまでの残時間を一義的に演算し、あるいは予め設定したデータテーブルから読み取ることができ、それを表示する。従って、内容液の検出温度が適正な分だけ残時間の判定は正確になる。
【0042】
図4は内容液の残時間閾値温度の範囲と、それに対応する残り測定回数の関係例を示している。閾値範囲は本例では5℃を好適な幅としたが、これに限られることはなく0.3℃や10℃などであってもよい。閾値範囲は内容液の温度とともに狭くなるが、制御系の分解能の関係によって図4に示すようなバラツキがあっても影響はない。もっとも、沸騰に近いところでは閾値範囲が狭くなるように設定している。また、湯沸し初期は初期の液温に基づき予め設定された残時間を表示し、残時間表示中に電源オフなどの湯沸しの取消操作が行われると残時間表示の動作を終了し、再湯沸しが行われると自動的に再開する。この再開に際しそのときの液温に基づき予め設定された値を初期値として残時間の表示を行う。図4に示すデータテーブルに従った残時間の表示によると、検出温度および判定した残時間のバラツキは図5に示すように、図16に示す場合に比し大きく改善された。
【0043】
図6に示す例は、内容液の検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値温度に達してから上限閾値に達するまでの残時間の演算を複数時点につき行って後、それの平均値を残時間と判定する制御を行うもので、図3に示す制御と実質的に変わらない。これにつき、図4に示すデータテーブルを用いて説明する。説明の簡単のために2回平均を例に述べると、内容液が20℃であるときから湯沸しを開始したとすると、検出温度が22.0℃から27.1℃に上昇するのに50秒、27.1℃から32.6℃に上昇するのに48秒掛かった場合、上限閾値32.6℃を検出した時点でそれらの平均を演算する。すなわち、(50+48)/2=49秒となる。よってこの時点での沸騰までの残時間は49秒×15(沸騰までの残り測定回数、つまり閾値範囲数)=735秒である。これを分に直すと12分15秒であり、表示は余り15秒を切り上げて残時間13分として行う。なお、沸騰の場合は内容液が確実に沸騰に至るためのキャビテーションタイマ分としてさらに1分加算した14分として表示する。また、カルキ除去モードでは2分加算した15分として表示する。
【0044】
図7に示す実施例は、内容液が補給されたときの液温が保温温度以下に下がることの検知や、内容液が注出されたときの電動ポンプ26の動作検知やベローズポンプ10の押圧操作のスイッチ検出などがあったとき、残時間演算のためのデータをクリアするようにしている。これにより、内容液が補給されて内容液温度が大きく変動したとき、内容液が注出されて液量が大きく変動したとき、のいずれも、それまで蓄積し判定していた残時間判定の流れが途切れることに対して、データの蓄積を0から再開することにより内容液の補給や注出による大きな変化に応答性よく対応することができる。
【0045】
図8に示す実施例は、内容液の複数時点、具体的には3つの時点での検出温度が所定回数、図9に示すように次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしている。これによると、内容液の複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数達するまでの昇温時間を計時するので、1つの検出温度が達した場合に比して、内容液のより多くの部分の温度が下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0046】
図10に示す実施例は、複数時点での検出温度が所定回数連続して図11に示すように次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしている。これによると、内容液の複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数連続して達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数連続して達するまでの昇温時間を計時するので、所定回数達するだけの場合に比して、内容液のより全体に近い温度が下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0047】
図12に示す実施例は、前回計測到達時間a1に対する今回計測到達時間a2については、これらの平均値(a1+a2)/2=b1を今回設定到達時間とする。また、前回設定到達時間b1に対する今回計測到達時間a3については、前回設定到達時間b1と今回計測到達時間a3との平均値(b1+a3)/2=b2を今回設定到達時間とする。このようにすると、内容液の検出温度a1〜a12のバラツキをb1〜b11のように平滑化して、内容液の検出温度が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間を得ることができるので、検出温度a1〜a12のようなバラツキによる内容液が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から判定する残時間のバラツキを半減させることができ、バラツキが半減する分だけさらに精度よく残時間を判定し表示することができる。
【0048】
もっとも、内容液の検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定し、下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間として、今回計測到達時間と前回計測到達時間またはそれに基づいて設定した前回設定到達時間との平均時間設定し、つまり、今回計測到達時間と前回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、前回設定到達時間があればこれと今回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、これら各回の設定到達時間から前記残時間の判定を行い表示するようにもでき、この場合、内容液の検出温度のバラツキを平滑化して、内容液の検出温度が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間をえることができるので、検出温度のバラツキにより、内容液が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から判定する残時間のバラツキを半減し、このバラツキが半減する分残時間を実際に近く判定し表示することができる。
【0049】
図13に示す実施例は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値が、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数連続して、前段から次段の所定の更新温度に達するごとに、そのときの更新温度と液量センサにより検出される液量とに基づきそのときの更新温度に対応する沸騰までの残時間を判定しそれを表示するようにしている。これによると、その時々の更新温度を判定する内容液の検出温度が、内容液の多くの部分の平均温度、または内容液のより多くの部分の温度、または内容液のより全体に近い範囲の温度に近づくので、内容液が所定の更新温度に達するときの検出温度を実際に近付けることができ、このように精度よく判定される時々の更新温度と液量センサによって検出される実際の液量とで、各更新時点での沸騰までに要する残時間を正確に判定し表示することができる。もっとも、環境温度が大きく変わるときは室温、つまり雰囲気温度を配慮するのが好適である。
【0050】
【発明の効果】
本発明の1つの電気貯湯容器によれば、内容液の複数時点での検出温度の平均値により、1つの時点の場合に比して、内容液のその時々のより多くの部分の平均温度を得て、これが、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から上限閾値に達するまでの昇温時間を計時するので、内容液の温度が前記次段の閾値範囲の下限閾値および上限閾値に実際に達するのに近い時点間で要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0051】
本発明の別の電気貯湯容器によれば、内容液の複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数達するまでの昇温時間を計時するので、1つの検出温度が達した場合に比して、内容液のより多くの部分の温度が下限閾値から上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0052】
本発明の他の電気貯湯容器によれば、内容液の複数時点での検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に所定回数連続して達してから、上限閾値に対しても同じく所定回数連続して達するまでの昇温時間を計時するので、所定回数達するだけの場合に比して、内容液のより全体に近い温度が下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から、沸騰まで昇温するのに必要な残時間を誤差やバラツキ少なく判定し表示することができる。
【0053】
上記各電気貯湯容器において、さらに、内容液の温度が下限閾値および上限閾値に到達する時間は、今回計測到達時間と前回計測到達時間またはそれに基づき設定した前回設定到達時間との平均時間として設定する構成では、内容液の検出温度のバラツキを平滑化して、内容液の検出温度が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間を得ることができるので、検出温度のバラツキにより、内容液が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から判定する残時間のバラツキをも半減し、さらに精度よく残時間を判定し表示することができる。
【0054】
本発明の今1つの電気貯湯容器によれば、バラツキを平滑化した内容液の検出温度によりその時々の閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間を得るので、検出温度のバラツキによる内容液温度が閾値範囲の下限閾値に達してから上限閾値に達するまでに要した昇温時間から判定する残時間のバラツキを半減させることができ、このバラツキが半減する分だけ残時間を実際に近く判定し表示することができる。
【0055】
本発明のさらに別の電気貯湯容器によれば、その時々の更新温度を判定する内容液の検出温度が、内容液の多くの部分の平均温度、または内容液のより多くの部分の温度、または内容液のより全体に近い範囲の温度に近づくので、内容液が所定の更新温度に達するときの検出温度を実際に近付けることができ、このように精度よく判定される時々の更新温度と液量センサによって検出される実際の液量とで、各更新時点での沸騰までに要する残時間を正確に判定し表示することができる。もっとも、環境温度が大きく変わるときは室温、つまり雰囲気温度を配慮するのが好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気ポットとしての実施例を示す断面図である。
【図2】図1の電気ポットの操作パネルの平面図である。
【図3】図1の電気ポットにおける1つの残時間表示制御例を示すフローチャートである。
【図4】残時間表示の制御に用いる残時間閾値データテーブル例である。
【図5】図3の制御による検出温度および残時間判定結果の関係を示すグラフである。
【図6】別の残時間表示の制御例を示すフローチャートである。
【図7】他の残時間表示の制御例を示すフローチャートである。
【図8】今1つの残時間表示の制御例を示すフローチャートである。
【図9】図8の制御例での検出温度と上下閾値との関係を示すグラフである。
【図10】さらに別の残時間表示の制御例を示すフローチャートである。
【図11】図10の制御例での検出温度と上下閾値との関係を示すグラフである。
【図12】さらに他の残時間表示の制御例を示す検出温度と計測到達時間および設定到達時間の関係を示すグラフである。
【図13】さらに今1つの残時間表示の制御例を示すフローチャートである。
【図14】残時間表示の制御に用いる残時間閾値データテーブルの参考例である。
【図15】図14のデータテーブルを用いた残時間表示の参考制御例を示すフローチャートである。
【図16】図14の制御による場合の検出温度と残時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 器体
2 外装ケース
3 真空二重容器
11 ヒータ
13 蓋
26 電動ポンプ
27 制御基板
32 操作パネル

Claims (5)

  1. 内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持った電気貯湯容器において、
    制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値が、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことを特徴とする電気貯湯容器。
  2. 内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持った電気貯湯容器において、
    制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が所定回数、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことを特徴とする電気貯湯容器。
  3. 内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持った電気貯湯容器において、
    制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度が所定回数連続して、次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定しそれを表示するようにしたことを特徴とする電気貯湯容器。
  4. 内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、液温の段階的な閾値範囲ごとに対応する沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持った電気貯湯容器において、
    制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度が次段の閾値範囲の下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間に基づき残時間を判定し、下限閾値に達した時点から対応する上限閾値に達するまでの時間として、今回計測到達時間と前回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、前回設定到達時間があればこれと今回計測到達時間との平均時間とした今回設定到達時間用い、これら各回の設定到達時間から前記残時間の判定を行い表示することを特徴とする電気貯湯容器。
  5. 内容液をヒータにより加熱して湯沸しや保温を行い、湯沸し時、所定時点ごとに沸騰までの残時間を判定し段階的に表示する制御手段を持った電気貯湯容器において、
    制御手段は、湯沸し時、内容液の検出温度を順次に蓄積しながらその複数時点での検出温度の平均値が、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数、または内容液の複数時点の検出温度が所定回数連続して、前段から次段の所定の更新温度に達するごとに、そのときの更新温度と液量センサにより検出される液量とに基づきそのときの更新温度に対応する沸騰までの残時間を判定しそれを表示することを特徴とする電気貯湯容器。
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