JP3688804B2 - プログラマブルコントローラ用リモートシステム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、プログラマブルコントローラ用リモートシステムに関し、特にプログラマブルコントローラ(以下PLCと称す)に装着された通信機能を有するリモートシステムを制御するマスタユニットと、伝送路を介してマスタユニットとネットワーク接続されたI/O機能や特殊機能を有するリモートユニットとの間で双方向にデータ交換を行うプログラマブルコントローラ用リモートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、シーケンス制御用のFAシステムでは、入出力データの演算や制御プログラムの実行・管理等を行うPLCと、入出力データや制御・管理の対象となる各種FA機器との間に距離がおかれている場合が多い。このため、この種のFAシステムでは、PLCに装着されたマスタユニットと遠隔配置のリモートユニットとの間でのデータの入出力処理・データ交換・データ制御等を行うPLC用リモートシステムが、遠隔操作・制御・データ収集、省配線等を目的として構築されることが多い。
【0003】
図11はPLC用リモートシステムの従来例を示している。図11では、PLC1001に隣接して配置されたマスタユニット(通信機能ユニット)1002がPLC1001にバス接続され、それ以外に高速カウンタ機能、A/D変換機能、D/A変換機能などの特殊機能を備えた各種特殊機能ユニット1003もPLC1001に隣接してバス接続されている。
【0004】
マスタユニット1002には、特殊機能ユニット1003と同等の機能を有する各種リモート特殊機能ユニット1005が1つの伝送路1004を介して双方向に通信可能に接続されている。
【0005】
つぎに図12〜図14を参照してPLC1001が特殊機能ユニット1003にアクセスするための構成と手順について説明する。
【0006】
図12はPLC1001と特殊機能ユニット1003の内部構造を示している。PLC1001は、ユーザプログラム格納部10011と、ユーザデバイスメモリ部10012と、PLC制御部10013とを有し、これら各部は内部バス10014により相互に接続されている。
【0007】
ユーザプログラム格納部10011にはユーザがPLC1001に実行させる制御手順(以下ユーザシーケンスプログラムと称す)が格納されており、ユーザデバイスメモリ部10012にはPLC1001がユーザシーケンスプログラムを実行した処理結果や、実行時のイニシャルデータ、実行途中のデータが格納される。またそれらは実際にはPLC制御部10013により管理され、PLC1001はPLCとしての制御動作・データ管理・特殊機能ユニットとのアクセス等を行う。
【0008】
図13はユーザデバイスメモリ部10012のデバイス種別を示している。ユーザデバイスメモリ部10012は、ユーザシーケンスプログラムを記述・実行する上で必要なデータを格納したり、プログラム実行中の一時退避メモリとして使用されるものであり、図13ではデバイスA、B、Cと3種類のデバイスを割り付けられている。なお、実システムでは、デバイスがもっと豊富に提供されている。
【0009】
図12に示されているいるように、各特殊機能ユニット1003は、PLC1001とのデータ交換用にバッファメモリ10031を有している。バッファメモリは、PLC1001→特殊機能ユニット1003方向のPLC1001から見てデータ書き込み、PLC1001←特殊機能ユニット1003方向のPLC1101から見てデータ読み出しにそれぞれ使用される。
【0010】
図12は、PLC1101に隣接配置されている特殊機能ユニット1003にアクセスするイメージを示しており、特殊機能ユニット#1のバッファメモリアドレス10から5点分のデータ読み出し、これを一旦ユーザデバイスメモリ部10012に格納し(以下FROM処理と称す)、ユーザデバイスメモリ部10012に格納したデータを特殊機能ユニット#3のバッファメモリアドレス100以降へデータ書き込みしている(以下TO処理と称す)。
【0011】
図14は図12のFROM処理とTO処理をユーザシーケンスプログラムで表現している。ステップS1031で、特殊機能ユニット#1レディ信号(図12における特殊ユニット#1レディ信号10032)と、実行指示がオンしていれば、1枚目の特殊機能ユニット#1に対してFROM処理を実行し、データ読み出しを行う。
【0012】
なお、ステップS1031におけるFROM命令の送信フレームの“H1”は特殊機能ユニット#1を示し、“K10”は特殊機能ユニット#1のバッファメモリアドレス10を示し、“A0”はデバイスAの0番を示し、“K5”は5点分すなわち、デバイスA0から5点と云うことを意味している。
【0013】
つぎにステップS1032にて読み出しデータに処理を加える。
【0014】
ステップS1033で、特殊機能ユニットレディ信号#3(図12における特殊ユニット#3レディ信号10032)と、実行指示がオンしていれば、3枚目の特殊機能ユニット#3に対してTO処理を実行し、データを書き込む。
【0015】
なお、ステップS1033におけるFROM命令の送信フレームの“H3”は、特殊機能ユニット#3を示し、“K100”は特殊機能ユニット#3のバッファメモリアドレス100を示し、“B0”はデバイスBの0番を示し、“K5”は5点分すなわち、デバイスB0から5点と云うことを意味している。
【0016】
つぎに図15〜図23を参照してPLC1001がリモート特殊機能ユニット1005にアクセスするために必要な構成と手順について説明する。
【0017】
図15はPLC1001とマスタユニット1002の従来例を示している。PLC1001は、ユーザプログラム格納部10011と、ユーザデバイスメモリ部10012と、PLC制御部10013と、割り付けパラメータ格納部10016とを有している。
【0018】
マスタユニット1002は、PLC1001がリモート特殊機能ユニット1005とのデータのやりとりを行うためのバッファメモリ(通信用バッファメモリ)10021と、バッファメモリ10021とPLC1001とのデータのやりとりを行うバスI/F10022と、マスタユニット1002とリモート特殊機能ユニット1005間のデータの受け渡しを行う通信I/F10023と、それらを制御するマスタユニット制御部10024からなる。
【0019】
マスタユニット1002のバッファメモリ10021はデュアルポート(双方向)メモリであり、PLC制御部10013とバッファメモリ10021とはバス10015により接続され、マスタユニット制御部10024とバッファメモリ10021とはバス10025により接続されている。デュアルポートメモリとはPLC制御部10013からもマスタユニット制御部10024からもアクセスできるメモリであることを意味している。
【0020】
リモート特殊機能ユニット1005は、PLC1001とのデータのやりとりを行うためのバッファメモリ10051と、特殊機能を実現するための特殊機能制御部10052と、マスタユニット1002とのデータの受け渡しを行う通信I/F10053と、それらを制御するためのリモートユニット制御部10054とを有し、これらはバス10055により接続されている。リモートユニット制御部10054はマスタユニット1002より受信したパラメータを格納するパラメータ格納エリア100541を具備している。
【0021】
図16はユーザがリモートシステムを使用するにあたり、バッファメモリ10021を分割するために割り付ける“割り付けパラメータ”の一覧表を示している。この割り付けパラメータの一覧表により、M(マスタユニット)→Rn(リモート特殊機能ユニット)方向のバッファメモリアドレスと、M←Rn方向のバッファメモリアドレスを各局に割り付ける。
【0022】
この割り付けパラメータの一覧表によって割り付けられるバッファメモリアドレスに従いマスタユニット1002、リモート特殊機能ユニット1005はデータの送受信処理をサイクリックに行う。割り付けパラメータはPLC1001に設けられている割り付けパラメータ格納部10016に格納される。割り付けパラメータの格納手順は特に記述しないが、ユーザシーケンスプログラムの格納手順と同様である。
【0023】
マスタユニット1002とリモート特殊機能ユニット1005との間の割り付けパラメータ交信処理(以下パラメータ交信と称す)はシステム電源オン時に行われる。図17はパラメータ交信のタイミングチャートであり、このパラメータ交信により、マスタユニット1002はユーザが割り付けたバッファメモリアドレスを各リモート特殊機能ユニット1005に通知することができる。
【0024】
図17では、マスタユニット(M局)はリモートユニット1局(R1局)宛にパラメータを送信し、リモートユニット1局(R1局)からの応答を待つ。マスタユニット(M局)がリモートユニット1局(R1局)から応答を受け取れば、マスタユニット(M局)は、リモートユニット2局(R2局)宛、リモートユニット3局(R3局)宛に順番にパラメータを送信していく。実際のシステム構成にはリモートユニット4局(R4局)以上が存在しないため応答がなく、タイムアウトになっている。すなわちパラメータ交信はマスタ局によるリモート特殊機能ユニットの存在確認の役割も果たしている。
【0025】
図18は従来例におけるマスタユニット1002のイニシャル処理の概略を示すフローチャートである。
【0026】
このイニシャル処理では、まず自H/Wの初期化と、自メモリの初期化を行う(ステップS1071,ステップS1072)。
【0027】
つぎにリモートユニット#1局を指定し(ステップS1073)、割り付けパラメータをステップS1073で指定したリモート特殊機能ユニット1005宛に送信する(ステップS1074)。
【0028】
この後に、パラメータ送信先のリモート特殊機能ユニット1005からの応答を監視するために応答待ちタイマを起動し(ステップS1075)、リモート特殊機能ユニット1005からの応答受信を確認する(ステップS1076)。
【0029】
応答を受信していなければ、応答待ちタイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS1077)。タイムアウトしていなければ、ステップS1076に戻り、再度リモート特殊機能ユニット1005からの応答を受信しているか否かを確認する。
【0030】
ステップS1077にて応答待ちタイマがタイムアウトしていると判断した場合には、該当リモート特殊機能ユニット1005は存在しないか、異常状態であると判断し、つぎのリモート特殊機能ユニット1005を指定する(ステップS1079)。
【0031】
ステップS1076にてリモート特殊機能ユニット1005からの応答を受信していると判断した場合には、応答待ちタイマを停止し(ステップS1078)、つぎのリモート特殊機能ユニット1005を指定する(ステップS1079)。
【0032】
つぎに全局分パラメータ交信が完了しているか否かを確認し(ステップS1080)、完了していなければ、ステップS1074に戻り、つぎのリモート特殊機能ユニット1005とのパラメータ交信を行う。ステップS1080にて全局分パラメータ交信が完了していると判断した場合には、通常のサイクリック伝送処理へ移行する。
【0033】
図19は従来例におけるリモート特殊機能ユニットのイニシャル処理の概略を示すフローチャートである。
【0034】
まず自H/Wの初期化と、自メモリの初期化を行い(ステップS1081,ステップS1082)、マスタユニット1002からパラメータが送信されてくるのを待つ(ステップS1083)。パラメータを受信すれば、パラメータの内容をパラメータ格納エリア100541に退避させ(ステップS1084)、マスタユニット1002に対してパラメータ受信応答を返し(ステップS1085)、パラメータに従って通常サイクリック伝送処理を実行する。
【0035】
図20はパラメータ交信完了後のマスタユニット1002のバッファメモリ10021の割り付け状態を示している。この図は図16に示したユーザ指定の割り付けパラメータ一覧表により割り付けたパラメータに従ってバッファメモリ10021を分割したイメージを示している。
【0036】
図21はパラメータ交信完了後に行われるマスタユニット1002とリモート特殊機能ユニット1005との間の通常サイクリック交信のタイミングチャートである。通常サイクリック交信は、割り付けパラメータに従いマスタユニット1002とリモート特殊機能ユニット1005との間で、データの送受信処理をサイクリックに実行する。
【0037】
マスタユニット(M局)はM→R1方向のデータを交信するとともに、リモートユニット1局(R1局)にM←R1方向のデータ送信を勧誘(ポーリング)する。リモートユニット1局(R1局)に対する送信が完了すると、つぎにマスタユニット(M局)はリモートユニット2局(R2局)に対してデータ送信を勧誘し、リモートユニット2局に対する送信が完了すると、つぎにマスタユニット(M局)はリモートユニット3局(R3局)に対してデータ送信を勧誘する。この一連の処理をサイクリックに繰り返すことで、M→Rn方向のデータ交換(マスタユニットのデータ送信)と、M←Rn方向のデータ交換(マスタユニットのデータ受信)が行われる。
【0038】
図22と図23はマスタユニット1002(M局)とリモート特殊機能ユニット1005(Rn局)との間のサイクリック伝送の関係を示している。図22の“●(黒丸)”は各局の送信範囲であることを示している。M→Rnは常時マスタユニット1002からリモート特殊機能ユニット1005の方向にデータが送信され、M←Rnは常時リモート特殊機能ユニット1005からマスタユニット1002の方向にデータが送信されている。このようにしてマスタユニット1002とリモート特殊機能ユニット1005間は常時高速にデータ交換が行われている。図23は図22の内容をシステム的に示したものである。
【0039】
図24はPLC1001がリモート特殊機能ユニット1005にアクセスするためのユーザシーケンスプログラムを示している。ステップS1131で、実行指示1が成立していれば、“RFRP”と云うリモートシステム専用の“リモート特殊機能ユニット#1からの読み出し命令”を使用し、リモート特殊機能ユニット#1のバッファメモリアドレス0番地以降のデータをマスタユニット1002のバッファメモリアドレス10H番地以降に10H点分、読み出す処理を行う。
【0040】
つぎにステップS1132にて、リモート特殊機能ユニット#1からの読み出し処理が完了していれば、“BMOV”と云うブロック転送命令を使用してマスタユニット1002のバッファメモリアドレスH10からPLC1001内部のユーザデバイスA0以降に10H点分格納し、ステップS1133にて実行指示1をクリアする。すなわち、ステップS1131〜S1133の一連の処理によりリモート特殊機能ユニット1005からの読み出し処理が行われる。
【0041】
つぎにステップS1134で、読み出したデータに対して必要な処理を加える。
【0042】
つぎのステップS1135にて、実行指示2が成立していれば、“BMOV”と云うブロック転送命令を使用してPLC1001内部のユーザデバイスB0以降に格納されているデータをマスタユニット1002のバッファメモリアドレスH40番地以降に10H点分、転送する。
【0043】
つぎにステップS1136にて、“RTOP”と云うリモートシステム専用の“リモート特殊機能ユニット#3への書き込み命令”を使用してリモート特殊機能ユニット#3のバッファメモリアドレスH100番地以降へマスタユニット1002のバッファメモリアドレス40H番地以降のデータを10H点分書き込む処理を行う。
【0044】
つぎにステップ1137にて、書き込み完了信号が成立していれば、実行指示2をクリアする。すなわち、ステップS1135〜S1137の一連の処理によりリモート特殊機能ユニットへの書き込み処理が行われる。
【0045】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプログラマブルコントローラ用リモートシステムでは、上述のようにユーザにてリモート特殊機能ユニットのバッファメモリ構成を確認し、マスタユニットのバッファメモリをパラメータによりM→R,M←Rに割り付ける必要があるため、システム構築に当たっての煩わしさがあった。
【0046】
またリモート特殊機能ユニットを制御するためのプログラムは、図24に例示されているようにマスタリモートシステムと云う通信を意識する必要があるため、図14に示されているようにPLCに隣接した特殊機能ユニットのものとはプログラミングスタイルが大幅に異なると云う問題点があった。
【0047】
この発明は、従来のプログラマブルコントローラ用リモートシステムに於ける上述の如き問題点に着目してなされたものであり、ユーザによるマスタユニットのバッファメモリ割り付けを必要とすることがなく、システム構築が容易に行われ、またリモートユニットにアクセスする際にユーザに通信を意識させることなくPLCに隣接した特殊機能ユニットにアクセスする場合と同等なプログラミングスタイルで制御できるプログラマブルコントローラ用リモートシステムを得ることを目的としている。
【0050】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明によるプログラマブルコントローラ用リモートシステムは、通信機能ユニットを装着したプログラマブルコントローラと、前記通信機能ユニットをマスタユニットとして1つの伝送路を介してネットワーク接続されたI/O機能や特殊機能を有するリモートユニットにより構成されるプログラマブルコントローラ用リモートシステムにおいて、前記マスタユニットは、起動時に各リモートユニットに対してI/O機能、特殊機能を実現するために要するリモートユニット内バッファメモリの構成を確認するための問い合わせ要求伝文を送信する問い合わせ要求伝文送信手段と、前記リモートユニットから受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてマスタユニット内のバッファメモリに各リモートユニットのバッファメモリ構成を写像するバッファメモリ構成写像手段とを有し、前記リモートユニットは、起動時に自ユニットのI/O機能、特殊機能のバッファメモリの構成を確認するバッファメモリ構成確認手段と、前記マスタユニットからのリモートユニット内バッファメモリの構成を確認するための問い合わせ要求伝文に対して予め前記バッファメモリ構成確認手段によって確認したバッファメモリ構成に応じて当該自リモートユニットのI/O機能、特殊機能のバッファメモリ構成を写像するための情報を含む問い合わせ応答伝文を作成してマスタユニットに送信する問い合わせ応答伝文作成手段とを有しているものである。
【0051】
この発明によるプログラマブルコントローラ用リモートシステムでは、リモートユニットのバッファメモリ構成確認手段により自ユニットのバッファメモリの構成を確認し、問い合わせ要求伝文送信手段によりマスタユニットよりリモートユニットへ問い合わせ要求伝文を送信し、その応答としてバッファメモリ構成確認手段が確認したバッファメモリ構成に応じた問い合わせ応答伝文を問い合わせ応答伝文作成手段により作成する。バッファメモリ構成写像手段はリモートユニットから受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてマスタユニット内のバッファメモリに各リモートユニットのバッファメモリ構成を写像する。これによりそのバッファメモリの割り付けを完了する。
また、この発明は、上記の発明において、前記問い合わせ応答伝文作成手段は、自リモートユニットのバッファメモリのバッファメモリ全体サイズ、読み出しエリア先頭アドレス、読み出しエリアサイズ,書き込みエリア先頭アドレス、書き込みエリアサイズを含む問い合わせ応答伝文を作成してマスタユニットに送信することを特徴とする。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0053】
図1は、この発明に係わるプログラマブルコントローラ用リモートシステムの一つの実施の形態を示している。
【0054】
図1では、PLC11に隣接して配置されたマスタユニット12と特殊機能ユニット13がPLC11にバス接続され、マスタユニット12にはリモート特殊機能ユニット15が1つの伝送路14によって双方向に通信可能に接続されている。
【0055】
図2はこの発明によるリモートシステムで使用されるPLC11、マスタユニット12、リモート特殊機能ユニット15の構成を示している。
【0056】
PLC11は、従来のものと同様に、ユーザプログラム格納部111と、ユーザデバイスメモリ部112と、PLC制御部113とを有し、これら各部は内部バス114により接続されている。
【0057】
マスタユニット12は、PLC11がリモート特殊機能ユニット15とのデータのやりとりを行うためのバッファメモリ(通信用バッファメモリ)121と、バッファメモリ121とPLC11との間でデータのやりとりを行うバスI/F122と、マスタユニット12とリモート特殊機能ユニット15との間のデータの受け渡しを行う通信I/F123と、それらを制御するマスタユニット制御部124を有し、これら各部はバス125により接続されている。
【0058】
マスタユニット12のバッファメモリ121は、デュアルポート(双方向)メモリであり、PLC制御部113とバッファメモリ121とはバス115により接続され、マスタユニット制御部124とバッファメモリ121とはバス125により接続されている。デュアルポートメモリとは、ここでも、PLC制御部113からもマスタユニット制御部124からもアクセスできるメモリであることを意味している。
【0059】
マスタユニット12のマスタユニット制御部124は、起動時に各リモート特殊機能ユニット15に対してI/O機能、特殊機能を実現するために要するリモート特殊機能ユニット15内のバッファメモリ151の構成を確認するための問い合わせ要求伝文を送信する問い合わせ要求伝文送信手段1241と、リモート特殊機能ユニット15から受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてバッファメモリ121に各リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ構成を写像するバッファメモリ構成写像手段1242とを有している。
【0060】
またマスタユニット12のマスタユニット制御部124にはリモート特殊機能ユニットバッファメモリ構成情報退避エリア1243が画定されている。
【0061】
リモート特殊機能ユニット15も同様に、PLC11とのデータのやりとりを行うためのバッファメモリ151と、特殊機能を実現するための特殊機能制御部152と、マスタユニット12とのデータの受け渡しを行う通信I/F153と、それらを制御するためのリモートユニット制御部154とを有し、これら各部はバス155により接続されている。
【0062】
リモートユニット制御部154は、自ユニットのI/O機能、特殊機能のバッファメモリ151の構成を確認するバッファメモリ構成確認手段1541と、マスタユニット12からの問い合わせ要求伝文に対して予めバッファメモリ構成確認手段1541によって確認したバッファメモリ構成に応じた問い合わせ応答伝文を作成する問い合わせ応答伝文作成手段1542と、伝文作成メモリ1543とを有している。
【0063】
このリモートシステムでは、リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ構成確認手段1541により自ユニットのバッファメモリ151の構成を確認しておき、マスタユニット12の問い合わせ要求伝文送信手段1241によってマスタユニット12よりリモート特殊機能ユニット15へ問い合わせ要求伝文を送信する。
【0064】
この問い合わせ要求の応答として、バッファメモリ構成確認手段1541が確認したバッファメモリ構成に応じた問い合わせ応答伝文を問い合わせ応答伝文作成手段1542により作成し、これをマスタユニット12へ送信する。
【0065】
リモート特殊機能ユニット15から受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてマスタユニット12のバッファメモリ構成写像手段1242がマスタユニット12内のバッファメモリ121に各リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ構成を写像する。これによりPLC−リモート特殊機能ユニット間の通信のためのバッファメモリ121の割り付けが完了する。
【0066】
この発明によるリモートシステムにおける従来例との大きな違いはPLC11に割り付けパラメータ格納部が不要になっていることである。
【0067】
ではなぜPLC11に割り付けパラメータ格納部が不要になったのかを図3〜図8を用いて説明する。
【0068】
図3はこの発明に係わるマスタユニット12のイニシャル処理を示すフローチャートである。まず自H/Wの初期化と、自メモリの初期化を行う(ステップS31,ステップS32)。初期化処理にはメモリのクリア(“0”セット)及び初期値セットなどがある。
【0069】
つぎにリモート特殊機能ユニット#1を指定し(ステップS33)、該リモート特殊機能ユニット#1のバッファメモリの構成をマスタユニット12に通知するように要求する(ステップS34)。これを“リモートユニットバッファメモリ構成通知要求”と云う。
【0070】
この際使用される伝文が図5、図6に示されている。
【0071】
図5は伝文フレームの全体を示している。“F”は伝文の開始と終了を示す“フラグ”であり、最初の“F”と最後の“F”とに挟まれた部分が伝文である。“DA”は宛先ユニット番号、“SA”は送信元ユニット番号、“C”は伝文のコマンド種別を示すコントロールフィールド、“DATA”はコントロールフィールドCに付随するデータ、“FCS”はフレーム検査シーケンスである。
【0072】
図6は、伝文フレームのコントロールフィールドCに、“バッファメモリ構成問い合わせ要求コード”を設定していることを示している。マスタユニット12の起動時に各リモート特殊機能ユニット15に対してバッファメモリ構成を確認するために、リモート特殊機能ユニット15には“リモートユニットバッファメモリ構成通知要求”である“バッファメモリ構成問い合わせ要求コード”を送信する。
【0073】
図3のフローチャートの続きを説明する。“バッファメモリ構成問い合わせ要求コード”を送信した後、リモート特殊機能ユニット15からの応答を監視するための応答待ちタイマを起動する(ステップS35)。
【0074】
つぎにリモート特殊機能ユニット15からの応答があるか否かを判別し(ステップS36)、応答がなければ、応答待ちタイマがタイムアウトしたか否かを判断する(ステップS37)。応答待ちタイマがタイムアウトしていなければ、ステップS36に戻り、応答を待つ。
【0075】
これに対し、ステップS37で応答待ちタイマがタイムアウトしたと判断した場合には、該リモート特殊機能ユニットが故障か、または存在しないものと判断し、つぎのリモート特殊機能ユニットを指定する(ステップS40)。
【0076】
ステップS36でリモート特殊機能ユニット15からの応答を受け取った場合には、応答待ちタイマを停止し(ステップS38)、リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ構成情報をマスタユニット制御部124のリモート特殊機能ユニットバッファメモリ構成情報退避エリア1243に一時的に格納する。
【0077】
つぎに次リモート特殊機能ユニットを指定し(ステップS40)、全局分の調査が完了したかチェックし(ステップS41)、完了していなければステップS34に戻り、再度ステップS35〜ステップS40を繰り返し、全局分の調査が完了したと判断されるまで繰り返し処理が行われる。
【0078】
ステップS41にて全局分のチェックが完了したと判断されたならば、マスタユニット制御部124のリモート特殊機能ユニットバッファメモリ構成情報退避エリア1243に格納していた各リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ151の構成情報をもとにしてマスタユニット12のバッファメモリ121の構成を編成(ステップS42)、即ちPLC−リモート特殊機能ユニット間のデータ交信のためのバッファメモリ割り付けを行う。すなわち、各リモート特殊機能ユニット15から受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてマスタユニット12内のバッファメモリに各リモート特殊機能ユニット15のバッファメモリ構成を写像する。
【0079】
つぎにマスタユニット12のバスI/F122のマスタユニットレディ信号MRをセットし、PLC11に対してマスタユニット12のバッファメモリ121上に全リモートノードのバッファメモリイメージが展開されたことを通知する(ステップS43)。
【0080】
つぎに図4を用いてこの発明に係わるリモート特殊機能ユニットのイニシャル処理を説明する。
【0081】
先ず自H/Wの初期化と、自メモリの初期化を行う(ステップS51,ステップS52)。つぎに自ユニットのバッファメモリ構成を確認し(ステップS53)、図7、図8に示すバッファメモリ構成問い合わせ応答の伝文をリモートユニット制御部154内の伝文作成メモリ1543に前もって作成し(ステップS54)、マスタユニット12からの“問い合わせ”を待つ(ステップS55)。
【0082】
図7、図8のマスタユニット宛のバッファメモリ構成問い合わせ応答伝文について説明する。
【0083】
図7に示されているように、マスタユニット12宛のバッファメモリ構成問い合わせ応答伝文は、自ユニットのバッファメモリ151のバッファメモリ全体サイズ、読み出しエリア先頭アドレス、読み出しエリアサイズ,書き込みエリア先頭アドレス、書き込みエリアサイズからなり、コントロールフィールドCにはマスタユニット12からの問い合わせコマンドに対する応答を示す“バッファメモリ構成問い合わせ応答コード”をセットする。
【0084】
図8は各リモート特殊機能ユニット(1局〜3局)の具体的なアドレス、サイズをセットしたバッファメモリ構成問い合わせデータを示している。各バッファメモリ構成問い合わせ応答データでは、バッファメモリ全体サイズ=40H、読み出しエリア先頭アドレス=00H、読み出しエリアサイズ=20H、書き込みエリア先頭アドレス=20H、書き込みエリアサイズ=20Hであることを示している。なお、実システムでは、各リモート特殊機能ユニットにより値が異なる。
【0085】
図4のフローチャートの続きを説明する。マスタユニット12からの“問い合わせ”があったと判断した場合(ステップS55)には、ステップS54にて予め作成した“バッファメモリ構成問い合わせ応答伝文”をマスタノードであるマスタユニット12へ送信する(ステップS56)。
【0086】
従来例では、わざわざユーザがネットワークパラメータで割り付けていたM→R,M←Rの割付エリアを、この発明によるユニットシステムでは、図9に示されているように、マスタユニット12、リモート特殊機能ユニット15が自動的に判断し、バッファメモリ121上に展開できることになる。
【0087】
図10はこの発明によるリモートシステムにおいてPLC11がリモート特殊機能ユニット15にアクセスするためのユーザシーケンスプログラムの例を示している。図10より解るように、この発明によるリモートシステムでは、リモート特殊機能ユニット15にアクセスする場合でも、PLC11に隣接した特殊機能ユニット13にアクセスする場合となんらユーザシーケンスプログラムのプログラミングスタイルが変わることがなく、ユーザシーケンスプログラムが従来例と比べて簡素化される。
【0089】
【発明の効果】
この発明によるプログラマブルコントローラ用リモートシステムによれば、ネットワーク接続されているリモート特殊機能ユニットなどのリモートユニットのバッファメモリ構成を確認し、マスタユニット内の通信用のバッファメモリに、各リモート特殊機能ユニットのバッファメモリを写像するようにしたので、ユーザにてM→R,M←Rの割り付けをパラメータで設定すると云う煩わしさからユーザを解放でき、システム構築が容易に、しかも確実に行われるようになる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るプログラマブルコントローラ用リモートシステムを示す構成図である。
【図2】 この発明に係るプログラマブルコントローラ用リモートシステムで使用されるPLC、マスタユニット、リモート特殊機能ユニットを示すブロック図である。
【図3】 この発明に係るリモートシステムにおけるマスタユニットのイニシャル処理を示すフローチャートである。
【図4】 この発明に係るリモートシステムにおけるリモート特殊機能ユニットのイニシャル処理を示すフローチャートである。
【図5】 この発明に係る通信用バッファメモリ割り付け方法で使用される通信伝文の全体構成フレーム図である。
【図6】 この発明に係る通信用バッファメモリ割り付け方法で使用される問い合わせ要求伝文のコントロールフィールドの内容を示す説明図である。
【図7】 この発明に係る通信用バッファメモリ割り付け方法で使用される問い合わせ応答伝文のコントロールフィールドとデータフィールドの内容を示す説明図である。
【図8】 この発明に係る通信用バッファメモリ割り付け方法で使用される問い合わせ応答伝文のコントロールフィールドとデータフィールドの内容を示す説明図である。
【図9】 この発明に係るリモートシステムにおいてマスタユニット、リモートユニットが自動的に判断し、マスタユニットのバッファメモリ上にリモート特殊機能ユニットのバッファメモリを展開したイメージを示す説明図である。
【図10】 この発明に係るリモートシステムにおいて、PLCがリモート特殊機能ユニットにアクセスするためのユーザシーケンスプログラムを示すラダー図である。
【図11】 従来例のプログラマブルコントローラ用リモートシステムを示す構成図である。
【図12】 従来例のPLCと特殊機能ユニットを示すブロック図である。
【図13】 従来例のリモートシステムにおけるPLCのユーザデバイスメモリ部デバイス種別を示す説明図である。
【図14】 特殊機能ユニットアクセス処理のユーザシーケンスプログラムを示すラダー図である。
【図15】 従来のリモートシステムにおけるPLCとマスタユニットとリモート特殊機能ユニットを示すブロック図である。
【図16】 バッファメモリの割り付けパラメータの一覧表を示す説明図である。
【図17】 マスタユニットとリモート特殊機能ユニットとの間の割り付けパラメータ交信処理を示すタイミングチャートである。
【図18】 従来例のマスタユニットのイニシャル処理の概略を示すフローチャートである。
【図19】 従来例のリモートユニットのイニシャル処理の概略を示すフローチャートである。
【図20】 パラメータ交信完了後のバッファメモリの割り付け状態を示す説明図である。
【図21】 パラメータ交信完了後の通常サイクリック交信のタイミングチャートである。
【図22】 マスタユニットとリモート特殊機能ユニットとの間のサイクリック伝送の関係を示す説明図である。
【図23】 マスタユニットとリモートユニットとの間のサイクリック伝送の関係を示すブロック図である。
【図24】 従来例のリモートシステムにおいて、PLCがリモート特殊機能ユニットにアクセスするためのユーザシーケンスプログラムを示すラダー図である。
【符号の説明】
11 PLC,111 ユーザプログラム格納部,112 ユーザデバイスメモリ部,113 PLC制御部,114 内部バス,12 マスタユニット,121 バッファメモリ,122 バスI/F,123 通信I/F,124 マスタユニット制御部,1241 問い合わせ要求伝文送信手段 1242 バッファメモリ構成写像手段,1243 リモート特殊機能ユニットバッファメモリ構成情報退避エリア,125 バス,14 伝送路,15 リモート特殊機能ユニット,151 バッファメモリ,152 特殊機能制御部,153 通信I/F,154 リモートユニット制御部,1541 バッファメモリ構成確認手段,1542 問い合わせ応答伝文作成手段,1543 伝文作成メモリ
Claims (2)
- 通信機能ユニットを装着したプログラマブルコントローラと、前記通信機能ユニットをマスタユニットとして1つの伝送路を介してネットワーク接続されたI/O機能や特殊機能を有するリモートユニットにより構成されるプログラマブルコントローラ用リモートシステムにおいて、
前記マスタユニットは、
起動時に各リモートユニットに対してI/O機能、特殊機能を実現するために要するリモートユニット内バッファメモリの構成を確認するための問い合わせ要求伝文を送信する問い合わせ要求伝文送信手段と、
前記リモートユニットから受信した問い合わせ応答伝文の内容に基づいてマスタユニット内のバッファメモリに各リモートユニットのバッファメモリ構成を写像するバッファメモリ構成写像手段とを有し、
前記リモートユニットは、
起動時に自ユニットのI/O機能、特殊機能のバッファメモリの構成を確認するバッファメモリ構成確認手段と、
前記マスタユニットからのリモートユニット内バッファメモリの構成を確認するための問い合わせ要求伝文に対して予め前記バッファメモリ構成確認手段によって確認したバッファメモリ構成に応じて当該自リモートユニットのI/O機能、特殊機能のバッファメモリ構成を写像するための情報を含む問い合わせ応答伝文を作成してマスタユニットに送信する問い合わせ応答伝文作成手段とを有していることを特徴とするプログラマブルコントローラ用リモートシステム。 - 前記問い合わせ応答伝文作成手段は、自リモートユニットのバッファメモリのバッファメモリ全体サイズ、読み出しエリア先頭アドレス、読み出しエリアサイズ,書き込みエリア先頭アドレス、書き込みエリアサイズを含む問い合わせ応答伝文を作成してマスタユニットに送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ用リモートシステム。
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