JP3688599B2 - プリント基板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子部品が搭載されたプリント基板に関する。特に、便器に設置され、温水を洗浄用ノズルより噴出して人体局部を洗浄する衛生洗浄装置で、便器周辺を暖房する暖房手段を備えたものに使用されるプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、温水を洗浄用ノズルより噴出して人体局部を洗浄する衛生洗浄装置には、その制御用の各種電子部品を備えたプリント基板が配設されているが、衛生洗浄装置は水周り(便器)に設置されて水を扱うため、装置周囲が高湿な状態となる場合が多かった。
【0003】
そのため、前記プリント基板自体に結露が発生したり、あるいは装置内に発生した結露が前記プリント基板に垂れるおそれもある。ところが、プリント基板が水で濡れると、その上の電子部品が損傷したり機能低下を招いてしまうため、衛生洗浄装置においては、特に装置内の結露対策が重要な課題であった。
【0004】
かかる結露対策として、例えば、特開平5−263449号公報に示すようなものが知られている。すなわち、略垂直に配設されたプリント基板上の電子部品のうち、発熱性のあるトランジスタ等の電子部品をプリント基板の最下部に配設して、この発熱性のある電子部品が発する熱が自然対流によって上方の他の部品を温めるようにして、結露の発生を防止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような公報記載の従来技術では、前記発熱手段が配設されているプリント基板の片面側だけしか、その周囲の雰囲気温度を暖めることができず、もう片面側にはほとんど放熱することはできなかった。そのため、プリント基板の全体における放熱効率が良くなく、十分に結露を防止することができないおそれがあった。
【0006】
また、発熱手段は電子部品のうち発熱性の高いものをそのまま用いるため、部品点数が増加するおそれはないが、発熱性の高い電子部品の配置位置が大きく制限されると共に、プリント基板上における他の部品配置の自由度も乏しくなる。従って、このように部品配置が限定されて成るプリント基板は、その組付スペースに応じて部品配置を自由にレイアウトすることは難しく、装置内の限られたスペース内における組付性もよくないという実用上の問題もあった。
【0007】
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、プリント基板の全体における放熱効率を向上させることができ、より十分に結露を防止することが可能となり、また、プリント基板上における部品配置の自由度が大きく、限られたスペース内における組付性を向上させることができるプリント基板を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存する。
[1]各種電子部品(52〜59)が搭載されたプリント基板(50)において、
基板(51)上の少なくとも一面側に発熱手段(60)を配設すると共に、該基板(51)に、前記発熱手段(60)の発する熱を他面側へも放熱可能な通気孔(61)を設け
前記基板(51)を略水平に対して一方向へ傾斜する状態に配設し、該基板(51)の上面側に前記発熱手段(60)を配設し、該発熱手段(60)より発せられ前記通気孔(61)より基板(51)の下面側へ放熱された熱が、自然対流によって前記基板(51)の下面側の傾斜に沿って上方へ導かれるように設定したことを特徴とするプリント基板(50)。
【0013】
]前記基板(51)を送風手段(34)の傍らに配設し、該送風手段(34)の稼働時に、前記発熱手段(60)より発せられ前記通気孔(61)より基板(51)の下面側へ放熱された熱が、前記送風手段(34)による強制対流により放熱されることを特徴とする[]記載のプリント基板(50)。
【0014】
]前記送風手段(34)の送風ダクト(32)に開口部(32c)を設け、
前記基板(51)は、前記開口部(32c)を覆うように配設されることを特徴とする[]記載のプリント基板(50)。
【0015】
]前記発熱手段(60)は、前記基板(51)上の少なくとも一面側に面実装されるチップ抵抗から成ることを特徴とする[1],[2]または[3]記載のプリント基板(50)。
【0017】
前記本発明は次のように作用する。
本発明に係るプリント基板(50)によれば、発熱手段(60)の発する熱は、該発熱手段(60)が配設されている基板(51)の一面側の雰囲気温度を上げるばかりでなく、基板(51)に設けられた通気孔(61)を通って基板(51)の他面側へも放熱される。それにより、プリント基板(50)の両面全体に亘り放熱効率を向上させることができ、より十分に結露を防止することができる。
【0021】
また、前記基板(51)を略水平に対して一方向へ傾斜する状態に配設し、該基板(51)の上面側に発熱手段(60)を配設し、該発熱手段(60)より発せられ通気孔(61)より基板(51)の下面側へ放熱された熱が、自然対流によって基板(51)の下面側の傾斜に沿って上方へ導かれるようにすれば、所定方向へと自然に効率よく放熱することが可能となる。
【0022】
また、前記基板(51)を送風手段(34)の傍らに配設し、該送風手段(34)の稼働時に、発熱手段(60)より発せられ通気孔(61)より基板(51)の下面側へ放熱された熱が、前記送風手段(34)による強制対流により、放熱されるようにすれば、自然対流に頼るばかりでなく強制対流によって、自然対流とは逆の方向へも放熱することが可能となる。
【0023】
更にまた、前記送風手段(34)の送風ダクト(32)に開口部(32c)を設け、前記基板(51)は、前記開口部(32c)を覆うように配設されるようにすれば、送風ダクト(32)の開口部(32c)から出た風が直ぐに前記基板(51)に当たり、四方に広がるため、自然対流と異なる方向へも強制対流により放熱することが可能となる。
【0024】
前記発熱手段(60)は、基板(51)上の少なくとも一面側に面実装されるチップ抵抗から構成すればよい。かかるチップ抵抗によれば基板(51)上への取り付けが容易となる。しかも小型であるため、電子部品(52〜59)の配置スペースを侵食するおそれもなく、電子部品(52〜59)および発熱手段(60)の双方の部品配置の自由度も大きくなる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明を代表する一の実施の形態を説明する。
図1〜図10は本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係るプリント基板50は、図5〜図7に示すように、基板51上に各種電子部品52〜59や発熱手段60を配設したものである。以下、衛生洗浄装置10の暖房手段30の構成要素として用いられる場合を例に説明する。
【0027】
図9に示すように、衛生洗浄装置10は、便器Aの便座後方にベースプレート(図示省略)を介して設置され、供給水を温水にして洗浄用ノズル15より噴出して人体局部を洗浄する装置である。衛生洗浄装置10の外装を成すケーシング20は、ケース本体21とカバー22とを備えている。
【0028】
ケース本体21とカバー22との間には収納空間が形成されている。ケーシング20の前部上側には、便座12と便蓋13が開閉可能に取り付けられている。また、ケーシングの前部下側には、洗浄用ノズル15が前方に延びるように突設されている。
【0029】
図2,図3に示すように、ケーシング20の収納空間には、供給水を所定温度まで加温する熱交換器ユニット23と、給水口を介して供給される水の圧力を調整するためのバルブユニット24と、洗浄用ノズル15を駆動するためのノズルユニット25と、洗浄用ノズル15から噴射する水量を調節する流量調節弁ユニット26と、温風ユニット27と、脱臭ユニット28と、各水量や各温度等を制御するコントローラ29と、その他の関連機構が収容されている。
【0030】
また、ケーシング20の収納空間の端部には、便器周辺を暖房するための室内暖房ユニットである暖房手段30が収容されている。暖房手段30は、送風ダクト32を一体的に形成して成るケース31と、ケース31内に組み込まれる加熱器33および送風機34とを有している。なお、送風ダクト32と送風機34は送風手段を構成するものである。
【0031】
送風ダクト32の先端側は開口しており、ケーシング20の排気口より外部を臨む送風口32aとなっている。なお、送風手段の送風機34は、本実施の形態では加熱器33と組み合わされて暖房手段30を構成しているが、他に冷房用の冷風、あるいは人体局部乾燥用の風の送風手段であっても良い。
【0032】
図1〜図3に示すように、暖房手段30は、本発明の根幹を成すプリント基板50を有して成る。ここでプリント基板50は、前記送風ダクト32の傾斜した上部外壁である取付部位32bに配設される。送風ダクト32の取付部位32bには開口部32c(図1参照)が複数設けられており、基板51は、各開口部32cを覆うように配設されている。また、図4に示すように、プリント基板50は、前記ケース本体21に一体的に設けられているパネル70に覆われて、暖房手段30の操作部40を構成している。
【0033】
図5〜図7に示すように、プリント基板50は、その基板51上にスイッチ52を含む電子部品52〜59を配設して成る。ここでスイッチ52は、基板51の一側端縁に沿って上面側に並ぶように配置され、他の電子部品53〜59は、図4に示すようにケーシング20内における取付スペースの関係上、基板51の他側端縁に沿って下面側に一列に並ぶように配置されている。
【0034】
基板51の上面側の適所には、複数の発熱手段60が配設されており、各発熱手段60の取付箇所には、発熱手段60が発する熱を基板51の下面側へも放熱するための通気孔61が設けられている。ここで発熱手段60はチップ抵抗から成る。チップ抵抗は角板形に作られた厚膜抵抗であり、金属被覆端子により面実装に適するものである。
【0035】
本実施の形態では、発熱手段60は総て基板51の上面側に配設されているが、発熱手段60は、基板51上の上面側だけでなく下面側にも配設してもよく、あるいは下面側だけに配設するようにしてもよい。また、発熱手段60には前述したチップ抵抗が最適であるが、チップ抵抗に限定されるものではない。
【0036】
図8に示すように、各発熱手段60ごとに対応して設けられた通気孔61は、発熱手段60に平面視でちょうど重なる位置に設けられている。詳しく言えば通気孔61は、発熱手段60の底面に総て覆われる楕円形に設けられており、基板51の上面側は発熱手段60により塞がれている。
【0037】
図1,図4に示すように、前記送風ダクト32は断面矩形状の筒体であり、この送風ダクト32の平面的な上部外壁が、前記プリント基板50の取付部位32bとなる。取付部位32bは、略水平に対して前側から後側へと立ち上がるよう傾斜しており、この取付部位32bに沿うようにプリント基板50は配設され、更にプリント基板50は、ケース本体21と一体のパネル70に覆われて、暖房手段30の操作部40を構成する。
【0038】
ここで基板51の上面側とパネル70との隙間空間35、それに基板51の下面側と取付部位32bとの隙間空間36は、それぞれ前記発熱手段60より発せられた熱の放熱経路として設定されている。基板51の上面側とパネル70との隙間空間35では、前記発熱手段60が発する熱はそのまま自然対流によって、基板51の上面側の傾斜に沿って上方へ導かれるようになっている。
【0039】
また、基板51の下面側と取付部位32bとの隙間空間36にも、前記発熱手段60より発せられた熱が前記通気孔61を通って放熱される。この隙間空間36では、熱が伝わる方向が、送風手段である前記送風機34が稼働しているか否かにより異なるようになっている。
【0040】
すなわち、送風機34が稼働していない場合、発熱手段60より発せられ通気孔61より隙間空間36へ放熱された熱は、そのまま自然対流によって基板51の下面側の傾斜に沿って上方へ導かれる。一方、送風機34が稼働している場合、発熱手段60より発せられ通気孔61より隙間空間36へ放熱された熱は、送風機34による強制対流(図1中の矢印参照)により、自然対流に逆らって基板51の下面側の傾斜に沿って下方へ導かれるようになっている。
【0041】
次に作用を説明する。
本実施の形態に係るプリント基板50によれば、発熱手段60の発する熱は、該発熱手段60が配設されている基板51の上面側の雰囲気温度を上げるばかりでなく、基板51に設けられた通気孔61を通って基板51の下面側へも放熱される。それにより、プリント基板50の両面全体に亘り放熱効率を向上させることができ、プリント基板50に結露が生じるのを防止することができる。
【0042】
発熱手段60にはチップ抵抗を利用するため、基板51上へ面実装により極めて容易に取り付けることができる。しかもチップ抵抗は小型であるため、基板51上にて他の電子部品52〜59の配置スペースを侵食するおそれもなく、電子部品52〜59および発熱手段60の双方の部品配置の自由度も大きくなる。
【0043】
また、前記通気孔61を各発熱手段60ごとに個別に対応させて設け、図8に示すように通気孔61を、発熱手段60に平面視でちょうど重なり、該発熱手段60の底面のほぼ全域に亘り直に連通するように形成する。それにより、発熱手段60が発する熱を直接的かつ確実に通気孔61を通して、発熱手段60の取付面でない基板51の裏面側へも十分に放熱させることが可能となる。
【0044】
図1に示すように、プリント基板50は衛生洗浄装置10の暖房手段30に用いるとよい。すなわち、プリント基板50を送風ダクト32の傾斜した取付部位32bに沿うように配設し、更にプリント基板50をケース本体21と一体のパネル70で覆って、暖房手段30の操作部40とする。
【0045】
このような衛生洗浄装置10において、基板51の上面側とパネル70との隙間空間35では、前記発熱手段60が発する熱はそのまま自然対流によって、基板51の上面側の傾斜に沿って上方へと効率よく導かれる。また、基板51の下面側と取付部位32bとの隙間空間36にも、前記発熱手段60より発せられた熱が通気孔60を通って放熱されるので、高湿な環境下でも確実に結露を防止することができる。
【0046】
また、送風機34が稼働していない場合には、発熱手段60より発せられ通気孔61より隙間空間36へ放熱された熱は、そのまま自然対流によって基板51の下面側の傾斜に沿って上方へ導かれる。一方、送風機34が稼働している場合には、前記通気孔61より隙間空間36へ放熱された熱は、送風機34による強制対流(図1中の矢印参照)によって、自然対流に逆らい基板51の下面側の傾斜に沿って下方へと導かれる。
【0047】
このように、プリント基板50の下面側の隙間空間36では、熱が伝わる方向が、送風手段である前記送風機34が稼働している場合と稼働していない場合とで、それぞれ逆方向になる。そのため、より広い範囲で雰囲気温度を上げることができるようになり、更に確実に結露を防止することが可能となる。
【0048】
特に図1に示すように、送風ダクト32における取付部位32bには開口部32cが設けられており、前記基板51は、前記開口部32cを覆うように配設されるので、図10に概略的に示すように、送風ダクト32の開口部32cから出た風が直ぐに前記基板51に当たり、四方に広がるため、自然対流と異なる方向へも強制対流により効率良く放熱することが可能となる。
【0049】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれら実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形態では、衛生洗浄装置10の暖房手段30に用いられるプリント基板50について説明したが、プリント基板50の用途はこれに限られるものではない。
【0050】
また、暖房手段30に用いられたプリント基板50は、略水平に対して一方向へ傾斜する状態に配設されるが、別の実施の形態として、略水平な状態に配設しても良い。ここで発熱手段60を上面側に配設した場合は、通気孔61を通って下面側へ放熱された熱は、該下面側に沿ってゆっくりと広い範囲に行き渡り、一方、発熱手段60を下面側に配設した場合は、通気孔61を通って上面側へと効率良く迅速に放熱させることができる。
【0051】
また、本実施の形態のように、送風ダクト32が暖房手段30を成すような場合には、前記開口部32cを、送風ダクト32内に配設されている加熱器33よりも送風方向の下流側に設けた方が、熱を有する風が得られるので好ましい。
【0052】
また、前記発熱手段60にはチップ抵抗が最適であるが、チップ抵抗に限定されるものではなく、また電子部品に限られるものでもない。また、前記発熱手段60は総て基板51の上面側に配設されているが、発熱手段60は、基板51上の上面側だけでなく下面側にも配設してもよく、あるいは下面側だけに配設するようにしてもよい。
【0053】
更にまた、前記通気孔61は、前記発熱手段60の全部分が平面視で重なるように設けられているが、前記発熱手段60の少なくとも一部が平面視で重なる状態に設けてもよく、あるいは発熱手段60とは重ならない位置に設けるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
本発明に係るプリント基板によれば、基板上の少なくとも一面側に発熱手段を配設すると共に、該基板に、前記発熱手段の発する熱を他面側へも放熱可能な通気孔を設けたから、発熱手段の発する熱は、該発熱手段が配設されている基板の一面側の雰囲気温度を上げるばかりでなく、基板に設けられた通気孔を通って基板の他面側へも放熱される。そのため、プリント基板の両面全体に亘り放熱効率を向上させることができ、より十分に結露を防止することができる。
【0056】
また、前記発熱手段は、基板上の少なくとも一面側に面実装されるチップ抵抗から構成すれば、発熱手段を基板上へ極めて容易に取り付けることができ、しかも小型であるから、他の電子部品の配置スペースを侵食するおそれもなく、電子部品および発熱手段の双方の部品配置の自由度も大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置において、プリント基板を装備する暖房手段を示す縦断面図である(図2のI−I線断面図である)。
【図2】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置において、プリント基板を装備する暖房手段のある側を示す拡大正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置のカバーを外した状態の全体を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置において、プリント基板を装備する暖房手段を一部破断して示す部分断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るプリント基板を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るプリント基板を示す正面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るプリント基板を示す底面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線拡大断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置の取付状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る衛生洗浄装置において、プリント基板を装備する送風ダクトを一部破断して概略的に示す部分断面図である。
【符号の説明】
10…衛生洗浄装置
15…洗浄用ノズル
20…ケーシング
21…ケース本体
22…カバー
30…暖房手段
32…送風ダクト
32a…送風口
32b…取付部位
32c…開口部
34…送風機
36…隙間空間
40…操作部
50…プリント基板
51…基板
52…スイッチ
53〜59…各種電子部品
60…発熱手段
61…通気孔

Claims (4)

  1. 各種電子部品が搭載されたプリント基板において、
    基板上の少なくとも一面側に発熱手段を配設すると共に、該基板に、前記発熱手段の発する熱を他面側へも放熱可能な通気孔を設け
    前記基板を略水平に対して一方向へ傾斜する状態に配設し、該基板の上面側に前記発熱手段を配設し、該発熱手段より発せられ前記通気孔より基板の下面側へ放熱された熱が、自然対流によって前記基板の下面側の傾斜に沿って上方へ導かれるように設定したことを特徴とするプリント基板。
  2. 前記基板を送風手段の傍らに配設し、該送風手段の稼働時に、前記発熱手段より発せられ前記通気孔より基板の下面側へ放熱された熱が、前記送風手段による強制対流により放熱されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  3. 前記送風手段の送風ダクトに開口部を設け、
    前記基板は、前記開口部を覆うように配設されることを特徴とする請求項2記載のプリント基板。
  4. 前記発熱手段は、前記基板上の少なくとも一面側に面実装されるチップ抵抗から成ることを特徴とする請求項1,2または3記載のプリント基板。
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