JP3688137B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

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    • G06F13/4226Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being an input/output bus, e.g. ISA bus, EISA bus, PCI bus, SCSI bus with asynchronous protocol

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発振器から供給されるクロックに同期して動作するクロック同期式回路とクロックに同期しない非同期式の周辺ユニットとが混在するマイクロコンピュータに関し、レジスタに正常にデータの書き込みができない場合、周辺ユニットからのリトライ要求により、リトライが行われるマイクロコンピュータおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来のマイクロコンピュータの回路構成を示す図である。
【0003】
従来のマイクロコンピュータは、図8に示すように、CPU20と、バスを制御するバス・コントロールユニット30と、周辺ユニット40と、発振器50と、から構成される。
【0004】
バス・コントロールユニット30は、バスの動作を制御するバス制御回路301と、ストローブ信号を生成するストローブ信号生成回路302と、フリップフロップ(以下、FFと略す)303と、を内蔵している。一方、周辺ユニット40は、リトライ要求信号を生成するインタフェース回路401と、レジスタ402と、を内蔵している。
【0005】
バス・コントロールユニット30で用いられているFF303はT−FFである。このFF303のDはリトライ要求信号が入力されるデータ入力端子、Cはストローブ信号が入力されるクロック入力端子、Qはストローブ要求信号が出力される出力端子である。
【0006】
上記の回路のうち、CPU20と、バス制御回路301と、周辺ユニット40はバス305により接続されている。ストローブ信号生成回路302と、FF303と、インタフェース回路401はストローブ信号線306とリトライ要求信号線307とで接続されている。また、バス制御回路301と、ストローブ信号生成回路302と、FF303はストローブ要求信号線308で接続されている。さらに、発振器50は、CPU20、バス・コントロールユニット30および周辺ユニット40にクロック線51を介してクロックを供給している。
【0007】
以下、図8を参照して従来のマイクロコンピュータの動作を簡単に説明する。
【0008】
周辺ユニット40がリトライ操作を要求する際には、クロックに同期したリトライ要求信号を生成する。FF303は、生成されたリトライ要求信号を発振器50から供給されるクロックに同期してサンプリングを行っており、FF303がリトライ要求信号を検出すると、ストローブ信号生成回路302とバス制御回路310にストローブ要求信号を出力する。ストローブ要求信号を受け付けると、ストローブ信号生成回路302はCPU20および周辺ユニット40対してストローブ信号を再生成し、これを受けてCPU40はデータを出力する。一方、ストローブ要求信号を受け付けると、バス制御回路30はCPU40から出力するデータをバス305を介して周辺ユニット40へ供給する。周辺ユニット40では、インタフェース回路401を介してデータがレジスタ402に書き込まれる。
【0009】
以上のように、従来のマイクロコンピュータ10は、CPU20、バス・コントロールユニット30、周辺ユニット40ともすべて発振器50から供給されるクロックに同期して動作している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のマイクロコンピュータは、バス・コントロールユニットが発振器から供給されるクロックに同期してリトライ要求信号のサンプリングを行っているので、クロックに同期していない周辺ユニットを接続した場合、クロックのタイミングによってはリトライ要求信号をサンプリングできないという問題点があった。
【0011】
これは、クロックがマイクロコンピュータの動作の基準となる信号である性質上、リトライ要求信号がサンプリングされるように位相や周波数をむやみに変更することができないためであり、この結果、サンプリングの取りこぼしが出てくる。
【0012】
本発明は、上述したような従来のマイクロコンピュータが有する問題点に鑑みなされたものであって、クロックに同期して動作する同期式回路にクロックに同期しない非同期式の周辺ユニットを接続した場合にも、レジスタへのデータのライトアクセスのリトライ要求操作を行うことができるマイクロコンピュータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本実施例において、データの送出を再度要求する旨のリトライ要求信号を出力する周辺ユニットを備えるマイクロコンピュータにおいて、データの送出に伴ってストローブ信号を発生するストローブ信号生成回路と、リトライ要求信号をストローブ信号のタイミングでラッチしたときにストローブ要求信号を出力するフリップフロップと、フリップフロップからストローブ要求信号を受け付けたときにバスを制御して周辺ユニットへデータを送出するバス制御回路と、を具備し、ストローブ信号生成回路は、フリップフロップからストローブ要求信号を受け付けると周辺ユニットにストローブ信号を送出し、フリップフロップをリセットしてリセット信号を出力することを特徴とする。
【0014】
また、ストローブ信号生成回路は、データの送出に伴って出力される信号を入力し、入力信号を所定期間遅延する遅延回路を具備し、遅延期間がアクティブ期間とされるとともに、調整可能であることを特徴とする。
【0015】
また、周辺ユニットは複数設けられ、各周辺ユニットから出力されるリトライ要求信号の論理和をとる論理ゲートを有することを特徴とする
また、論理ゲートの出力は、周辺ユニットからリトライ要求信号が出力されたとき常に1になることを特徴とする。
【0016】
また、周辺ユニットは複数設けられており、各周辺ユニットから出力されるリトライ要求信号をプルダウンさせる抵抗を有することを特徴とする。
【0017】
また、抵抗は、周辺ユニットがアクセスされているときは、周辺ユニットからリトライ要求信号を出力させ、アクセスされていないときは、ハイ・インピーダンス状態にすることを特徴とする。
【0018】
本発明は、非同期バスシステムにおいて、周辺ユニットからの要求により、レジスタにデータを書き込むリトライ要求操作を可能とするものである。なお、リトライ要求操作とは、なんらかの原因によりレジスタにデータを書き込むことができない場合、再度試みることをいう。
【0019】
上記のような構成をとることにより、クロック信号でなく、ストローブ信号を用いてリトライ要求信号のサンプリングを行っているので、同期式回路に非同期式の回路を接続した場合においても、リトライ要求信号をサンプリングして、確実にリトライ要求操作を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施例の回路構成を示す図である。図1に示すように、本実施例は、CPU2と、後述する発振器5から供給されるクロックに同期して動作しない非同期バス・システムの制御を行うバス・コントロールユニット3と、非同期バスシステムである周辺ユニット4と、発振器5と、から構成される。
【0022】
これらのうち、CPU2とバス・コントロールユニット3は、発振器5から供給されるクロックに同期して動作する同期式回路であり、周辺ユニット4は、クロックに同期して動作しない非同期式回路である。
【0023】
バス・コントロールユニット3は、バスの制御を行うバス制御回路31と、ストローブ信号を生成するストローブ信号生成回路32と、ストローブ信号に同期して後述する周辺ユニット4から供給されるリトライ要求信号をサンプリングしてラッチするFF33と、を内蔵している。また、周辺ユニット4は、リトライ要求信号の生成や後述するレジスタ42へのデータのリード/ライト制御を行うインタフェース回路41と、レジスタ42と、を内蔵している。
【0024】
バス制御回路31は、CPU2と周辺ユニット4間でのデータの送出およびレジスタ42へのデータの書き込みが失敗した場合、FF33からのストローブ要求信号を受けて周辺ユニット4へデータを再送出し、また、CPU2からストローブ信号生成回路32にバスサイクルスタート信号が出力されると、CPU2からバス制御回路31へデータが出力される。
【0025】
バス・コントロールユニット3で用いられているFF33はD−FFであり、Dはリトライ要求信号が入力されるデータ入力端子、Cはストローブ信号が入力されるクロック入力端子、Qはストローブ要求信号が出力される出力端子、Rリセット信号が入力される端子である。
【0026】
本実施例で用いているFF33は、C端子に入力するストローブ信号の立ち下がりエッジでD端子からリトライ要求信号をサンプリングするエッジトリガ(ネガティブゴーイングトリガ)方式を採っている。エッジトリガ方式のFFは、立ち下がりエッジの直前(セットアップ期間)と直後(ホールド期間)のデータのみが有効で、それ以外は出力に影響を与えない。以上のことから、本実施例で用いているFF33は、ストローブ信号の立ち下がりエッジでリトライ要求信号を確実にサンプリングできる。
【0027】
なお、後述するように、ストローブ信号の位相と周波数は調整可能である。そのため、仮に、ストローブ信号の位相がずれてリトライ要求信号をサンプリングできない事態になっても、位相と周波数を調整して容易に対処することができる。また、本実施例で用いるFFはD−FFに限定されるものではなく、別のタイプのFFを用いてもよい。
【0028】
上記の回路のうちCPU2と、バス制御回路3と、周辺ユニット4はバス35で接続されている。ストローブ信号生成回路32と、FF33と、インタフェース回路41はストローブ信号線36とリトライ要求信号線37とで接続されている。また、バス制御回路31と、ストローブ信号生成回路32と、FF33はストローブ要求信号線38で接続されている。さらに、発振器5はCPU2と、バス・コントロールユニット3はクロック線で接続されており、ストローブ信号生成回路32と、FF33はリセット信号線39で接続されている。
【0029】
ストローブ信号は、バス35へのデータの送出に伴って発生するもので、インタフェース回路41では、ストローブ信号をバス35を介して送られてくるデータの有効タイミングとして用い、FF33ではインタフェース回路41から供給されるリトライ要求信号をサンプリングしてラッチする際のタイミング信号として用いられる。
【0030】
リトライ要求信号は、レジスタ42へのデータの書き込みを要求する信号であり、レジスタ42への書き込みが失敗した場合にインタフェース回路41からFF33に出力される。
【0031】
ストローブ要求信号は、上記のリトライ要求信号を受け付けたFF33がストローブ信号生成回路32にストローブ信号の再出力を要求する信号であり、FF33がインタフェース回路41からのリトライ要求をストローブ信号の立ち下がりエッジでラッチしたときにバス制御回路31およびストローブ信号生成回路32に出力される。ストローブ要求信号を受け付けたバス制御回路31は周辺ユニット4にデータの再送出を行う。また、ストローブ信号生成回路32はFF33へリセット信号を送出してFF33をリセットし、この後のリトライ要求に備える。
【0032】
なお、リトライ要求は、レジスタ42のデータ書き込みが成功するまで繰り返し行うことができる。
【0033】
リセット信号は、FF33を初期状態にリセットする信号であり、FF33から出力されるストローブ要求信号の立ち下がりエッジでFF33をリセットするためFF33に出力される。
【0034】
図2は、ストローブ信号生成回路32の内部構成例を示す図である。
【0035】
ストローブ信号生成回路32は、図2に示すように、DELAY回路32aと、RS−FF32bと、を有している。
【0036】
DELAY回路32aは、バス35にデータが出力されるときにCPU2が出力するバスサイクルスタート信号と発振器5が出力するクロックとを入力し、所定数クロックをカウントした後にバスサイクルスタート信号(図示せず)をRS−FF32bのリセット端子へ出力する。RS−FF32bのリセット端子にはバスサイクルスタート信号が入力されるため、ストローブ信号生成回路32では、DELAY回路32aのクロックのカウント数に相当するパルス幅のストローブ信号が生成される。
なお、DELAY回路32aにおけるディレイ値は任意に設定可能であり、これにより、ストローブ信号がアクティブとなる期間、即ち、パルス幅を調整できる。
【0037】
ストローブ信号生成回路32には、実際には、FF33からのストローブ要求信号を入力して、FF33をリセットするためのリセット信号、および周辺ユニット4とFF33へ出力されるストローブ信号を生成するための回路も構成されるものであるが、一般的な回路構成により実現することができるため具体的な回路構成については省略し図2には示さない。
【0038】
図3(a)は、第1の実施例において、リトライ要求操作を行わないときのタイミングチャートであり、図3(b)は、リトライ要求操作を行うときのタイミングチャートである。
【0039】
図3(a)のように、リトライ要求操作を行わないときは、時刻Th2,Th3の間にリトライ要求信号のHighレベルが完全に入っており、ストローブ要求信号も出力されない。一方、図3(b)のように、リトライ要求操作を行うときは、時刻Tr4,Tr7にストローブ信号の立ち下がりエッジでリトライ要求信号をサンプリングし、その結果、ストローブ要求信号が出力される。
【0040】
図4(a)は、リトライ要求操作を行わないときの信号の流れを示す図であり、図4(b)は、リトライ要求操作を行わないときの要部の動作を示すタイミングチャートである。なお、図4(a)において、信号の流れを数字(1)〜(3)で示す。
【0041】
それでは、図4(a),(b)を参照してリトライ要求操作を行わないときの信号の流れを簡単に説明する。
【0042】
まず、時刻Th1に、バス・コントロールユニット3からバス35にデータが出力される(1)。次いで、時刻Th2に、ストローブ信号生成回路32からインタフェース回路41にストローブ信号が出力される(2)。時刻Th3に、ストローブ信号の立ち下がりエッジのタイミングでレジスタ42に書き込まれるデータの値が確定するとともに、インタフェース回路41から出力されたリトライ要求信号がFF33でサンプリングされるが(3)、しかし、この時点で、リトライ要求信号が非アクティブ(Lowレベル)であるため、サンプリングされず、ストローブ信号は非アクティブの状態のままでリトライ要求操作は行わない。
【0043】
図5(a)は、第1の実施例において、リトライ要求操作を行うときの信号の流れを示す図であり、図5(b)は、リトライ要求操作を行うときの要部の動作を示すタイミングチャートである。なお、図5(a)において、信号の流れは数字(1)〜(7)で示す。
【0044】
それでは、図5(a),図5(b)を参照してリトライ要求操作を行うときの信号の流れを簡単に説明する。
【0045】
まず、時刻Tr1に、バス・コントロールユニット3からバス35にデータが出力される(1)。次いで、時刻Tr2に、ストローブ信号生成回路32からインタフェース回路41にストローブ信号が出力される(2)。時刻Tr3に、インタフェース回路41からFF33にリトライ要求信号が出力される(3)。そして、リトライ要求信号がアクティブになり、時刻Tr4に、ストローブ信号の立ち下がりエッジのタイミングでFF33がインタフェース回路41から出力されたリトライ要求信号をサンプリングし、ストローブ要求信号をアクティブにして、ストローブ信号生成回路32とバス制御回路31に出力する(4)。時刻Tr5に、FF33を介してストローブ要求信号を入力したストローブ信号生成回路32は、FF33へリセット信号を出力してFF33をリセットし(5)、時刻Tr6に、ストローブ信号を非アクティブにして、インタフェース回路41にストローブ信号を再出力する(6)。バス制御回路31はFF33からストローブ要求信号を入力し、前回と同じデータをバス35に再出力する(7)。
【0046】
以上のように、本実施例において、同期式回路に非同期式回路を接続した場合、発振器5から供給されるクロックによる同期でなく、ストローブ信号生成回路32から供給されるストローブ信号によりリトライ要求信号サンプリングのタイミングの同期をとっているので、確実にリトライ要求操作を行うことができる。
【0047】
図6は、本発明の第2の実施例の回路構成を示す図である。
【0048】
本実施例は、複数の周辺ユニット4,4’を設け、これらの出力に論理ゲート(OR回路)6を接続した例である。複数の周辺ユニット4,4’から出力されるリトライ要求信号を1本にまとめて論理ゲート6で論理和をとることにより、1つまたは複数の周辺ユニット4,4’からリトライ要求信号が出力されたとき、論理ゲート6の出力は常に1になる。従って、複数の周辺ユニット4,4’を接続することができる。
【0049】
以上のように、本実施例において、複数の周辺ユニット4,4’を簡単な回路を追加するだけで接続可能になる。
【0050】
なお、図6では、周辺ユニット4,4’しか図示していないが、入力数の多い論理ゲートを用いれば、さらに多くの周辺ユニットも接続可能である。また、図6の論理ゲート6の代わりにスイッチング機能を有するトランジスタやダイオードを用いてもよい。
【0051】
図7は、本発明の第3の実施例の回路構成を示す図である。
【0052】
本実施例は、複数の周辺ユニット4,4’を設け、複数の周辺ユニット4,4’の出力にプルダウン抵抗7を接続した例である。プルダウン抵抗は、ディジタル信号ラインを抵抗を通してグランドに接続するための抵抗であり、信号ラインの電圧を降下させる機能を有し、主に、並列終端させた場合や正論理の信号ラインに用いられる。
周辺ユニット4,4’の出力はプルダウン抵抗7でプルダウンされているので、複数の周辺ユニット4,4’は自分がアクセスされているときのみリトライ要求信号を出力し、それ以外は、プルダウン抵抗7によりハイ・インピーダンス状態になる。そして、周辺ユニット4,4’が同時にアクセスされたときは、ファンアウトが大きくなるだけで、リトライ要求信号の出力には影響を与えない。周辺ユニット数が一定であれば、プルダウン抵抗値が大きいほど周辺ユニット4,4’からの出力が遅れ、小さいほど出力が速くなる。また、周辺ユニット数が増すにつれ出力が遅れる。
【0053】
以上のように、本実施例において、複数の周辺ユニット4,4’のリトライ要求信号の出力にプルダウン抵抗7を接続したので、複数の周辺ユニット4,4’を特別な回路を増設することなく接続できる。
【0054】
なお、図7では、2つの周辺ユニット4,4’しか図示していないが、プルダウン抵抗7の抵抗値を変えれば、さらに多くの周辺ユニットを接続できる。
【0055】
上記の第1から第3の実施例において、リトライ要求信号のサンプリングをストローブ信号の立ち下がりエッジのタイミングで行っているが、立ち上がりエッジのタイミングで行ってもよい。このような場合、図2に示すDELAY回路32aのディレイ値を変更してストローブ信号のパルス幅を調節する。すなわち、ディレイ値を大きくすれば、ストローブ信号のパルス幅が広くなり、ディレイ値を小さくすれば、パルス幅が狭くなる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下のような顕著な効果を奏する。
【0057】
(1)バス・コントロールユニットがリトライ要求信号のサンプリングを発振器から供給されるクロックに同期してではなく、ストローブ信号の立ち上がりエッジのタイミングで行っているため、同期式回路に非同期式の周辺ユニットを接続した場合においても、リトライ要求信号をサンプリングして、確実にリトライ要求操作を行うことが可能になる。
【0058】
(2)複数の周辺ユニットから出力されるリトライ要求信号を1本にまとめて論理ゲートで論理和をとることにより、複数の周辺ユニットを接続することができる。
【0059】
(3)複数の周辺ユニットのリトライ要求信号の出力にプルダウン抵抗を接続することにより、複数の周辺ユニットを特別な回路を増設することなく接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成を示す図である。
【図2】ストローブ信号生成回路32の内部構成を示す図である。
【図3】(a)は、第1の実施例において、リトライ要求操作を行わないときのタイミングチャートであり、(b)は、リトライ要求操作を行うときのタイミングチャートである。
【図4】(a)は、リトライ要求操作を行わないときの信号の流れを示す図であり、(b)は、リトライ要求操作を行わないときのタイミングチャートの要部を示す図である。
【図5】(a)は、第1の実施例において、リトライ要求操作を行うときの信号の流れを示す図であり、(b)は、リトライ要求操作を行うときのタイミングチャートの要部を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の回路構成を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施例の回路構成を示す図である。
【図8】従来のマイクロコンピュータの回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1,10 マイクロコンピュータ
4,4’ 周辺ユニット
6 論理ゲート(OR回路)
7 プルダウン抵抗
2,20 CPU
3,30 バス・コントロールユニット
4,40 周辺ユニット
31,301 バス制御回路
32,302 ストローブ信号生成回路
32a DELAY回路
32b RS−FF
33,303 フリップフロップ(FF)
35 バス
36 ストローブ信号線
37 リトライ要求信号線
38 ストローブ要求信号線
39 リセット信号線
41,401 インタフェース回路
42,402 レジスタ
5,50 発振器
51 クロック線

Claims (6)

  1. データの送出を再度要求する旨のリトライ要求信号を出力する周辺ユニットを備えるマイクロコンピュータにおいて、
    前記データの送出に伴ってストローブ信号を発生するストローブ信号生成回路と、
    前記リトライ要求信号を前記ストローブ信号のタイミングでラッチしたときにストローブ要求信号を出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップからストローブ要求信号を受け付けたときにバスを制御して前記周辺ユニットへデータを送出するバス制御回路と、
    を具備し、
    前記ストローブ信号生成回路は、前記フリップフロップから前記ストローブ要求信号を受け付けると前記周辺ユニットにストローブ信号を送出し、前記フリップフロップをリセットしてリセット信号を出力することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 請求項1記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記ストローブ信号生成回路は、データの送出に伴って出力される信号を入力し、該入力信号を所定期間遅延する遅延回路を具備し、該遅延期間がアクティブ期間とされるとともに、調整可能であることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 請求項1または2項記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記周辺ユニットは複数設けられ、各周辺ユニットから出力されるリトライ要求信号の論理和をとる論理ゲートを有することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. 請求項3記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記論理ゲートの出力は、前記周辺ユニットからリトライ要求信号が出力されたとき常に1になることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 請求項1または2項記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記周辺ユニットは複数設けられており、各周辺ユニットから出力されるリトライ要求信号をプルダウンさせる抵抗を有することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  6. 請求項5記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記抵抗は、前記周辺ユニットがアクセスされているときは、該周辺ユニットからリトライ要求信号を出力させ、アクセスされていないときは、ハイ・インピーダンス状態にすることを特徴とするマイクロコンピュータ。
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