JP3688038B2 - 光電子増倍管 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺形状の電子増倍部を備えた光電子増倍管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術としては、特開昭63−200457号公報のものが知られている。この公報に記載された従来の光電子増倍管は、図9に示すように、円筒形状のガラス管200の内部に長尺形状の電子増倍部210が収容されている。この電子増倍部210は、第1段から第3段にボックスアンドグリッド型ダイノード211〜213を備え、第4段以降にメッシュ型ダイノード214を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで従来の光電子増倍管においては、第4段以降のダイノードにラインフォーカス型ダイノードを用いたいといった要請がある。これは、メッシュ型ダイノードはラインフォーカス型ダイノードに比べて電子軌道がぼけ易く、またフィードバックが多いなど電気的特性が劣っているためである。
【0004】
しかしながら、第4段以降のダイノードは第1段から第3段までのダイノードに比べて横幅が短く且つ縦方向に長いので、これらのダイノードをラインフォーカス型にプレス加工すると縦方向にねじれ或いは歪みが生じてしまう。そして、第4段以降のダイノードがねじれ或いは歪みを持っていると、ダイノード間の電子の受け渡しが十分に行えなくなり、電子収集効率が低下してしまう。このため、長尺形状の電子増倍部における後段のダイノードにラインフォーカス型ダイノードを用いることができなかった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決し、後段のダイノードに長尺形状のラインフォーカス型ダイノードを用いることによって、電子収集効率を向上させた光電子増倍管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の光電子増倍管は、管状の真空容器と、真空容器に収容されて、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部とを備え、ラインフォーカス型ダイノードは真空容器の管軸方向に延びる折曲溝を有して、この折曲溝に沿ってラインフォーカス型ダイノードは折り曲げられていることを特徴とする。
【0007】
このため、本発明の第1の光電子増倍管の製造に際して、折曲溝に沿って折り曲げてラインフォーカス型ダイノードに加工することにより、ねじれ或いは歪みの少ないラインフォーカス型ダイノードが成形される。本発明の第1の光電子増倍管は、このようにねじれ或いは歪みの少ないラインフォーカス型ダイノードを長尺形状の電子増倍部の後段に用いているので、これらのラインフォーカス型ダイノードの間で効率良く電子を受け渡すことができ、電子収集効率は向上する。
【0008】
ここで、折曲溝は、2次電子放出面を有する第1面に対して裏側の第2面に設けられていることが好ましい。
【0009】
また、本発明の第2の光電子増倍管は、管状の真空容器と、真空容器に収容されて、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部とを備え、ボックスアンドグリッド型ダイノードは、2次電子放出面を有する第1面に対して裏側の第2面に真空容器の管軸方向に延びる湾曲成形溝を有し、この湾曲成形溝によって第1面と第2面とでの曲率半径の差を吸収させて、第1面を凹状に湾曲させていることを特徴とする。
【0010】
このため、本発明の第2の光電子増倍管の製造に際して、湾曲成形溝に沿って湾曲させてボックスアンドグリッド型ダイノードに加工することにより、ねじれ或いは歪みの少ないボックスアンドグリッド型ダイノードが成形される。本発明の第2の光電子増倍管は、このようにねじれ或いは歪みの少ないボックスアンドグリッド型ダイノードを長尺形状の電子増倍部の前段に用いているので、これらのボックスアンドグリッド型ダイノードの間で効率良く電子を受け渡すことができ、電子収集効率は向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態に係る光電子増倍管1を示す正面図であり、図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図1に示すように、光電子増倍管1は管状の真空容器10を備えており、真空容器10の上面には管軸Aの方向に延びる光入射窓11が設けられている。この光入射窓11の内面には、外部からの光の入射を受けて電子を放出させる光電面20が形成されている。さらに、真空容器10の内部には、光電面20から放出された電子を増倍させる電子増倍部30が管軸Aの方向に延ばして配置されている。そして、電子増倍部30の上部には、電子を収束させるフォーカスディスク31が設けられている。
【0013】
図2に示すように、フォーカスディスク31の上方には、電子を収束させる一対の収束電極32と、光電面形成用の一対の蒸着源33とが配設されている。また、フォーカスディスク31の中央部には、長方形形状の入射開口31bが設けられている。そして、フォーカスディスク31は収束電極32で収束された電子をさらに入射開口31bに収束させるように機能する。さらに、フォーカスディスク31の下方には、入射開口31bを通過した電子を増倍させる10段のダイノード41〜50と、ダイノード41〜50で増倍された電子を捕捉するアノード34とが設けられている。さらに、ダイノード41〜44の前面には、入射した電子を加速させるメッシュ電極35がそれぞれ取り付けられている。
【0014】
なお、第1段から第3段のダイノード41〜43はボックスアンドグリッド型ダイノードであり、第4段から第10段のダイノード44〜50はラインフォーカス型ダイノードである。
【0015】
次に、各ダイノード41〜50の製造手順について図3(a)(b)〜図8(a)(b)を用いて説明する。
【0016】
まず、第1段のダイノード41の製造手順について説明する。図3(a)に示すように、紙面と直交する方向に延びる長尺形状の金属板51の一方の面(第2面)51aに、1本の折曲溝52と2本の湾曲成形溝53,54とをハーフエッチングにより形成する。ここで、折曲溝52及び湾曲成形溝53,54は、いずれも金属板51の長手方向(紙面と直交する方向)に延びる幅約0.1〜0.3mm、深さ約0.1〜0.3mmの断面矩形の溝である。また、金属板51には、長さ約400.0mm、幅約13.8mm、厚さ約0.2〜0.5mmのステンレス板が用いられる。
【0017】
そして、面51aを内側にして折曲溝52に沿って金属板51を折り曲げる。その結果、折曲溝52より上端側がフォーカスディスク31への接合部Bとなる。また、金属板51の他方の面(第1面)51bのうち、折曲溝52と下端との間を凹状に湾曲させる。その結果、折曲溝52より下端側が2次電子放出部Cとなる。ここで、金属板51の折り曲げ加工と湾曲加工とはプレス加工によって一体的に行う。さらに、2次電子放出部Cの面51bにSb(アンチモン)等の二次電子放出材料を蒸着させる。その結果、図3(b)に示すダイノード41が完成する。
【0018】
このように金属板51の折り曲げは、折曲溝52に沿って行っているので、この折り曲げ加工によってダイノード41にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。また、金属板51を湾曲させる際の各面51a,51bでの曲率半径の差は湾曲成形溝53,54によって吸収されるので、この湾曲加工によってダイノード41にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。
【0019】
次に、第2段のダイノード42及び第3段のダイノード43の製造手順について説明する。図4(a)に示すように、紙面と直交する方向に延びる長尺形状の金属板61の一方の面(第2面)61aに、3本の折曲溝62〜64と2本の湾曲成形溝65,66とをハーフエッチングにより形成する。ここで、折曲溝62〜64及び湾曲成形溝65,66は、いずれも金属板61の長手方向(紙面と直交する方向)に延びる幅約0.1〜0.3mm、深さ約0.1〜0.3mmの断面矩形の溝である。また、金属板61には、長さ約400.0mm、幅約17.4mm、厚さ約0.2〜0.5mmのステンレス板が用いられる。
【0020】
そして、面61aを内側にして折曲溝62〜64に沿って金属板61を折り曲げる。また、金属板61の他方の面(第1面)61bのうち、折曲溝63と折曲溝64との間を凹状に湾曲させる。ここで、金属板61の折り曲げ加工と湾曲加工とはプレス加工により一体的に行う。さらに、折曲溝63と折曲溝64との間の面61bにSb(アンチモン)等の2次電子放出材料を蒸着させる。その結果、図4(b)に示すダイノード42,43が完成する。
【0021】
ここで、金属板61の折り曲げは、折曲溝62〜64に沿って行っているので、この折り曲げ加工によってダイノード42,43にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。また、金属板61を湾曲させる際の面61aと面61bとでの曲率半径の差は湾曲成形溝65,66によって吸収されるので、この湾曲加工によってダイノード42,43にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。
【0022】
次に、第4段のダイノード44の製造手順について説明する。図5(a)に示すように、紙面と直交する方向に延びる長尺形状の金属板71の一方の面(第2面)71aに、1本の折曲溝72をハーフエッチングにより形成する。ここで、折曲溝72は、金属板71の長手方向(紙面と直交する方向)に延びる幅約0.1〜0.3mm、深さ約0.1〜0.3mmの断面矩形の溝である。また、金属板71には、長さ約400.0mm、幅約4.2mm、厚さ約0.2〜0.5mmのステンレス板が用いられる。
【0023】
そして、面71aを内側にして折曲溝72に沿って金属板71を折り曲げる。この折り曲げはプレス加工によって行う。さらに、金属板71の他方の面(第1面)71bにSb(アンチモン)等の2次電子放出材料を蒸着させる。その結果、図5(b)に示すダイノード44が完成する。ここで、金属板71の折り曲げは、折曲溝72に沿って行っているので、この折り曲げ加工によってダイノード44にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。
【0024】
次に、第5段〜第10段のダイノード45〜50の製造手順について説明する。図6(a)に示すように、紙面と直交する方向に延びる長尺形状の金属板81の一方の面(第2面)81aに、2本の折曲溝82,83をハーフエッチングにより形成する。ここで、折曲溝82,83は、いずれも金属板81の長手方向(紙面と直交する方向)に延びる幅約0.1〜0.3mm、深さ約0.1〜0.3mmの断面矩形の溝である。また、金属板81には、長さ約400.0mm、幅約4.6mm、厚さ約0.2〜0.5mmのステンレス板が用いられる。
【0025】
そして、面81aを内側にして折曲溝82,83に沿って金属板81を折り曲げる。この折り曲げはプレス加工によって行う。さらに、金属板81の他方の面(第1面)81bにSb(アンチモン)等の2次電子放出材料を蒸着させる。その結果、図6(b)に示すダイノード45〜50が完成する。ここで、金属板81の折り曲げは、折曲溝82,83に沿って行っているので、この折り曲げ加工によってダイノード45〜50にねじれ或いは歪みが生じることはほとんどない。
【0026】
なお、折曲溝52,62〜64,72,82,83は、金属板51,61,71,81の一方の面(第2面)51a,61a,71a,81aに形成されているが、金属板51,61,71,81の他方の面(第1面)51b,61b,71b,81bに形成されていてもよい。
【0027】
次に、電子増倍部30の支持構造について説明する。図1に示すように電子増倍部30は、電子増倍部30の両端部を支持する一対の端部支持基板100,101と、電子増倍部30の中央部を3か所で支持する3個の中央部支持基板102とによって固定支持されている。
【0028】
図7に示すように、端部支持基板100,101は略矩形のセラミックス製の基板であり、これらの端部支持基板100,101の表面には、ダイノード41〜50及びアノード34の両端に形成された凸形状の爪片41a〜50a,34aをそれぞれ嵌入させる複数の嵌通孔100a,101aが設けられている。そして、これらの嵌通孔100a,101aに爪片41a〜50a,34aが嵌入されることによって、電子増倍部30であるダイノード41〜50及びアノード34の両端は固定支持される。なお、ダイノード41〜44は、本来は図2に示したメッシュ電極35が取り付けられているが、図が煩雑になるのを避けるために図7においては省略している。
【0029】
中央部支持基板102は、ダイノード45,47,49及びアノード34を下方から支持する下方支持枠102aと、ダイノード42,43を左側方から支持する側方支持枠102bと、アノード34を右側方から支持する側方支持枠102cと、ダイノード44,46,48,50を上方から支持する上方支持枠102dとを備えている。下方支持枠102aの両端には凸形状の爪片が設けられており、これらの爪片は側方支持枠102b,102cの下端に形成された嵌通孔にそれぞれ嵌入されている。
【0030】
また、上方支持枠102dの側部にも凸形状の爪片が設けられており、この爪片は側方支持枠102cの中央部に形成された嵌通孔に嵌入されている。その結果、各支持枠102a〜102dは矩形状の枠組みとなり、この枠組みにダイノード41〜50及びアノード34は囲まれて固定される。
【0031】
図8に示すように、ダイノード45,47,49の下方支持枠102aへの固定は、コ字状の固定ピン103を介して行う。即ち、ダイノード45,47,49及び下方支持枠102aには、それぞれ固定ピン103を嵌入させるための嵌通孔が形成されており、これらの嵌通孔に固定ピン103が嵌入されることによって、ダイノード45,47,49は下方支持枠102aに固定される。同様に、ダイノード44,46,48,50の上方支持枠102dへの固定も、固定ピン103を介して行う。
【0032】
以上のように、電子増倍部30を固定支持するための部材としては、一対の端部支持基板100,101と、3個の中央部支持基板102と、7個の固定ピン103だけでよく、部品点数を大幅に削減することができる。特に、各部材の固定は爪片を嵌通孔に嵌入して行っており、ネジ、スペーサ等の細かい部品が不要になった。このため、電子増倍部30の組み立て効率を大幅に向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の第1の光電子増倍管は、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部を備えている。そして、ラインフォーカス型ダイノードには折曲溝が設けられており、この折曲溝に沿ってラインフォーカス型ダイノードは折り曲げられている。
【0034】
このため、本発明の第1の光電子増倍管の製造に際して、折曲溝に沿って折り曲げてラインフォーカス型ダイノードに加工することにより、ねじれ或いは歪みの少ないラインフォーカス型ダイノードが成形される。本発明の第1の光電子増倍管は、このようにねじれ或いは歪みの少ないラインフォーカス型ダイノードを長尺形状の電子増倍部の後段に用いているので、これらのラインフォーカス型ダイノードの間で効率良く電子を受け渡すことができ、電子収集効率は向上する。
【0035】
また、本発明の第2の光電子増倍管は、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部を備えている。そして、ボックスアンドグリッド型ダイノードには湾曲成形溝が設けられており、この湾曲成形溝によって第1面と第2面とでの曲率半径の差を吸収させつつ、第1面を凹状に湾曲させている。
【0036】
このため、本発明の第2の光電子増倍管の製造に際して、湾曲成形溝に沿って湾曲させてボックスアンドグリッド型ダイノードに加工することにより、ねじれ或いは歪みの少ないボックスアンドグリッド型ダイノードが成形される。本発明の第2の光電子増倍管は、このようにねじれ或いは歪みの少ないボックスアンドグリッド型ダイノードを長尺形状の電子増倍部の前段に用いているので、これらのボックスアンドグリッド型ダイノードの間で効率良く電子を受け渡すことができ、電子収集効率は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光電子増倍管を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】第1段のダイノードの製造手順を示す概略図である。
【図4】第2段及び第3段のダイノードの製造手順を示す概略図である。
【図5】第4段のダイノードの製造手順を示す概略図である。
【図6】第5段〜第10段のダイノードの製造手順を示す概略図である。
【図7】ダイノード及びアノードの支持構造を示す分解図である。
【図8】ダイノードが下方支持枠に固定された状態を示す断面図である。
【図9】従来の光電子増倍管を示す断面図である。
【符号の説明】
10…真空容器、30…電子増倍部、41〜43…ボックスアンドグリッド型ダイノード、44〜50…ラインフォーカス型ダイノード、51a,61a,71a,81a…第2面、51b,61b,71b,81b…第1面、52…折曲溝、53,54…湾曲成形溝、A…管軸。
Claims (3)
- 管状の真空容器と、前記真空容器に収容されて、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部とを備え、前記ラインフォーカス型ダイノードは前記真空容器の管軸方向に延びる折曲溝を有して、この折曲溝に沿って前記ラインフォーカス型ダイノードは折り曲げられていることを特徴とする光電子増倍管。
- 前記折曲溝は、2次電子放出面を有する第1面に対して裏側の第2面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光電子増倍管。
- 管状の真空容器と、前記真空容器に収容されて、前段にボックスアンドグリッド型ダイノードを有すると共に後段にラインフォーカス型ダイノードを有する長尺形状の電子増倍部とを備え、前記ボックスアンドグリッド型ダイノードは、2次電子放出面を有する第1面に対して裏側の第2面に前記真空容器の管軸方向に延びる湾曲成形溝を有し、この湾曲成形溝によって前記第1面と前記第2面とでの曲率半径の差を吸収させて、前記第1面を凹状に湾曲させていることを特徴とする光電子増倍管。
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