JP3687089B2 - 筒内直噴エンジンの始動制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に搭載される筒内直噴エンジンの始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
筒内直噴エンジンでは、吸気行程よりも前に燃料を噴射することができず、エンジン冷間時に十分な燃料気化時間を確保できないので、特に燃焼室壁温が低い始動時に、濃い混合気を点火栓近傍に形成することが困難となり、着火不良を引き起こしてエンジンの始動性を悪化させるという問題がある。
このような問題に対し、特開平8−193536号公報に開示された燃料噴射制御装置では、燃料を吸気行捏と圧縮行程とに分けて噴射することでエンジンの始動性を改善しようとしている。すなわち、吸気行程では火炎の伝播が可能となる程度の混合気を形成するのに要する燃料を噴射し、圧縮行程では点火栓近傍に良好な着火が得られる混合気を形成するのに要する燃料を噴射するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、吸気行程で噴射された燃料の一部はそのまま燃焼室内に浮遊し、他はピストン冠面等に付着した後に空気流動によって拡散されて混合気を形成する。
しかしながら、エンジン始動時の極初期段階、すなわちクランキング開始直後の段階では、エンジン回転数が低いため燃焼室内の空気流動が非常に弱く、またこのような段階ではもともとコレクタ内に存在していた空気を吸入している状態であるため吸気行程中の燃焼室内にあまり負圧が発達せず、吸気行程噴射燃料の拡散・気化状態は極めて悪いものと推測される。よって上記の従来技術では、エンジン始動時の極初期段階において圧縮行程噴射燃料は良好に着火するものの吸気行程噴射燃料へその着火火炎が良好に伝播することがなく、吸気行程噴射燃料の大部分が未燃のまま排出されることになる。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであって、クランキング開始直後の段階における未燃燃料の排出量抑制を図ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明では、燃焼室へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃焼室の略中央に配設した点火栓と、この点火栓が略中央に位置するキャビティ燃焼室を冠面に凹設したピストンと、エンジン始動時の最初の燃料供給を圧縮行程中の燃料噴射だけで行うよう前記燃料噴射弁を制御する始動時燃料噴射制御手段とを備え、前記始動時燃料噴射制御手段は、2回目以降の所定回数の燃料供給を圧縮行程中の燃料噴射だけで行うよう前記燃料噴射弁を制御すると共に、この所定回数をエンジン冷却温度に応じて可変設定する構成とした。すなわち、最初の燃料を供給する時点では、燃焼室壁が全く燃焼の熱を受け取っていないために壁温が特に低く、かつ、燃焼室内の空気流動、負圧とも非常に弱い状態なので、未燃燃料の排出量を大幅に増加させる吸気行程噴射は行わず、圧縮行程噴射だけを行うようにする。なお、このときの圧縮行程噴射の燃料量は、エンジンが自立回転するのに要する量とするのが好ましいが、使用する燃料噴射弁の特性や燃焼室形状によってはリッチ失火する場合もあるので、そのような場合は良好な燃焼が得られる範囲の量とすればよい。1回あるいは数回の燃焼が得られれば、その後は吸気行程噴射を行っても未燃燃料排出量が大幅増加することはない。
【0005】
【発明の効果】
本発明の筒内直噴エンジンの始動制御装置は、上述の通り構成されているので、エンジン始動時の極初期段階、すなわちクランキング開始直後の段階における未燃燃料排出量を低減でき、エンジンの始動性向上を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る筒内直噴エンジンの全体構成図である。
エアフィルタ1を介して吸入された空気は、電制スロットルチャンバ2で調量された後、コレクタ3、各気筒毎の分岐通路4、吸気ポート5、吸気弁6を介してエンジン筒内に導入される。シリンダヘッド7の吸気ポート5下方には、筒内へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁8が配設されており、この燃料噴射弁8には、高圧燃料ポンプ9によって所定の噴射圧力まで昇圧された燃料が供給されている。筒内に導入された空気と燃料噴射弁8から噴射された燃料は混合気を形成し、点火栓10によって点火燃焼せしめられる。燃焼後のガスは排気弁11、排気ポート12を介して排気通路13へ排出され、触媒14で浄化された後に大気中へ排出される。
【0007】
このエンジンの燃焼室について詳述すると、シリンダヘッド7にはペントルーフ形の凹部15が形成されており、これと対応するようにピストン16の冠面には部分円筒形の凹部17(キャビティ燃焼室)が形成されている。このキャビティ燃焼室17は吸気側と排気側とで略対称な形状となっており、点火栓10がシリンダ18の略中央に配設されているので、キャビティ燃焼室17に対しても略中央に点火栓10が位置するようになっている。
【0008】
このエンジンの曖機完了後の燃焼形態について説明すると、負荷や回転が比較的高いときは吸気行程中に燃料噴射を行い、燃焼室内に形成した均質な混合気を燃焼させる均質燃焼を行う一方、部分負荷運転時には圧縮行程中に燃料噴射を行い、燃焼室内のタンブル流れTによって噴射燃料を点火栓10の方向へ導き、点火栓10の近傍だけに混合気を偏在化させて燃焼させる成層燃焼を行う。なお、このような成層燃焼形態は本出願人が特願平11−159214号、特願平11−242484号、および特願平11−281249号等で既に提案しているものであり、ピストン頂面の吸気側にボウル状のキャビティ燃焼室を設け、このボウル状燃焼室内に混合気を偏在化させて成層燃焼を行う筒内直噴エンジンと比較して成層燃焼運転領域を比較的高負荷側に広げることができるという利点を持っている。なお、ピストン頂面の吸気側にボウル状燃焼室を設けると、ボウル状燃焼室の周辺位置、すなわち、ボウル状燃焼室の側壁近傍に点火栓が位置することになる。このようなボウル状燃焼室は、その形状自体で燃料噴霧を点火栓近傍へ集める働きがあり、吸気行程噴射でエンジンを始動させても、リーン失火が発生し難い。また、圧縮行程噴射でエンジンを始動させようとした場合、噴射燃料量が多いと反対にリッチ失火が発生する可能性が高くなる。
【0009】
次に、このエンジンの制御系の構成を説明すると、吸入空気量Qaを検出するエアフロメータ20、運転者のアクセル踏込み量(アクセル開度)APSを検出するアクセル開度センサ21、クランフシャフトが所定角度回転する毎に信号を出力するクランク角センサ22、エンジン冷却水温Twを検出する水温センサ23、燃料配管中の燃料圧力Pfを検出する燃圧センサ24が設けられており、これらのセンサ出力はECM(エンジンコントロールモジュール)25へ送られ、ECM25ではこれらのセンサ出力に基づいて燃料噴射制御信号、点火制御信号、吸入空気量制御信号が作成され、これらの制御信号はそれぞれ燃料噴射弁8、点火栓10、電制スロットルチャンバ2へ送られる。
【0010】
ECM25が行う制御のうち、本発明に係る燃料噴射制御について、図2のフローチャートを用いて説明する。すなわち、本発明に係る始動時燃料噴射制御手段は、ECM25がソフトウェア的に備えている。
図2のフローチャートに示す処理ルーチンは、エンジンのイグニッションスイッチがONである間、所定時間毎にECM25内で実行されるものであり、燃料噴射を吸気行程中に行うか圧縮行程中に行うかを設定する。
【0011】
まず、S101では、スタータスイッチがOFFからONへ変化したか否かを判断する。スタータスイッチは、図1に図示されていないスタータモータを駆動してエンジンをクランキングするスイッチであり、このスイッチがOFFからONへ変化したか否かを判断することでエンジンの始動操作が開始されたか否かを判断するようにしている。
【0012】
S101で始動操作の開始が判断された場合はS102へ進み、その時の冷却水温Twに基づいて圧縮行程噴射回数IC0を算出する。圧縮行程噴射回数IC0は、始動時の燃料噴射を何回目まで圧縮行程中に行うか設定する値であり、図3に示す制御テーブルからTwに対応する値をルックアップする。図3の制御テーブルは冷却水温Twが低いほど圧縮行程噴射回数IC0が多くなる特性となっており、燃焼室壁温(ピストン16の冠面温度やシリンダ18の内壁温度)が確実に上昇してから吸気行程噴射へ移行するようになっている。なお、圧縮行程噴射回数IC0の設定が4の倍数となっているのは4気筒エンジンに対する制御を例示しているからであり、各気筒の圧縮行程噴射回数を等しくするためであるが、必ずしも圧縮行程噴射回数IC0を気筒数の倍数として設定する必要はない。なお、始動時の水温Twが暖機完了温度Twth以上であるときは圧縮行程噴射回数IC0を0に設定している。すなわち、ホットリスタート時は始動時の圧縮行程噴射を行わない。
【0013】
S103では、実際の噴射実行回数をカウントする噴射回数カウンタICの初期値としてS102で算出した圧縮行程噴射回数IC0を設定する。噴射回数カウンタICは、実際に噴射が実行される毎、すなわち、ECM25から燃料噴射弁8へ燃料噴射制御信号が出力される毎に1ずつダウンカウントされる。なお、燃料噴射弁8へ燃料噴射制御信号を出力する処理は本ルーチンと別の処理ルーチンで実行されるので、噴射回数カウンタICのダウンカウントも本ルーチン内ではなく実際に燃料噴射制御信号を出力する処理ルーチン内で行われる。
【0014】
S104では、燃料圧力Pfが所定の噴射圧力Pfthより小さいか否かを判断する。高圧燃料ポンプ9をエンジンで直接駆動する場合、クランキング開始当初は必ず昇圧の途中であり、本ステップの判断がYESとなる可能性が高い。これに対し、高圧燃料ポンプ9をモータで駆動するようにし、イグニッションスイッチのONと同時に昇圧動作を開始するようにしておくと、スタータスイッチがONとされてクランキングが開始されるまでに燃料の昇圧を先行させておくことが可能となり、本ステップの判断がYESとなる可能性が低くなる。本ステップの判断がYESの場合は、S105へ進んでいかなる行程における燃料噴射も禁止する。
【0015】
S104で燃料圧力Pfが所定の噴射圧力Pfth以上であると判断された場合はS106へ進み、噴射回数カウンタICが0より大きいか否かを判断する。始動操作開始からの燃料噴射がS102の圧縮行程噴射回数IC0回実行されると噴射回数カウンタICの値が0となって本ステップの判断がNOとなる。本ステップの判断がYESである間はS107へ進み、圧縮行程中だけで燃料噴射を行う圧縮行程噴射モードを選択する。
【0016】
S106で噴射回数カウンタICが0以下であると判断された場合はS108へ進み、冷却水温Twが暖気完了温度Twthより低いか否かを判断する。本ステップの判断がYESである間はS109へ進み、吸気行程中だけで燃料噴射を行う吸気行程噴射モードを選択する。
【0017】
S108で冷却水温Twが暖気完了温度Twth以上であると判断された場合はS110へ進み、運転条件に応じた噴射モードを選択する。具体的には、エンジン負荷に相当する目標トルクTeとエンジン回転数Neとから図4に示す運転領域判断を行い、各運転領域に設定された噴射モードを選択する。なお、エンジン回転数Neはクランク角センサ22の出力信号に基づいて算出した値を使用し、目標トルクTeはエンジン回転数Neとアクセル開度APSとに基づいて算出した値を使用する。
【0018】
ECM25内では、上記のように燃料噴射モードの設定処理ルーチンが実行されるのと並行して、目標空燃比を設定する処理ルーチン、燃料噴射量と噴射時期を算出する処理ルーチン、燃料噴射制御信号を出力する処理ルーチン等が実行されている。各処理ルーチン内での処理内容を簡単に説明する。
【0019】
目標空燃比を設定する処理ルーチンでは、目標トルクTeとエンジン回転数Neに応じて図4の制御マップから目標空燃比をルックアップする。ただし、エンジンの暖機が完了するまで(冷却水温Twが暖機完了温度Twthより低い間)は、そのとき選択されている噴射モードに対応する制御テーブル(図5,6)から冷却水温Twに応じた目標空燃比をルックアップする。吸気行程噴射モード用制御テーブル(図5)と圧縮行程噴射モード用制御テーブル(図6)とを比較すると、圧縮行程噴射モード用制御テーブルの方がリーン側(リッチの程度が低い)の値に設定してある。
【0020】
燃料噴射量と噴射時期を算出する処理ルーチンでは、吸入空気量Qaとエンジン回転数Neと目標空燃比とから燃料噴射量Tiを算出すると共に、そのとき選択されている噴射モードと燃料噴射量Tiとエンジン回転数Neとに応じて燃料噴射時期ITが算出される。なお、目標トルクTeと目標空燃比とから目標吸入空気量を算出し、この目標吸入空気量が得られるように電制スロットルチャンバ2を制御する吸入空気量制御が行われているので、算出した量の燃料を算出した時期に噴射すれば、エンジンは目標トルクTeと等しいトルクを発生する。
【0021】
燃料噴射制御信号を出力する処理ルーチンでは、クランク角センサ22の出力信号に基づいて噴射実行気筒の判別を行い、何れかの気筒が燃料噴射時期ITとなったとき、その気筒の燃料噴射弁8に燃料噴射量Tiに対応する幅の燃料噴射パルス信号を出力する。
【0022】
以上のような燃料噴射制御を実行することにより、エンジンの始動時には、図7に示す燃料噴射が実施される。なお図7はイグニッションスイッチがONとされた後のタイムチャートを示しており、最初の燃料噴射が♯1気筒で実施され、かつ、圧縮行程噴射回数IC0が4の場合の図である。各気筒の最初の燃料噴射は圧縮行程噴射とされ、次に#1気筒で行われる燃料噴射、すなわち5回目の燃料噴射からは吸気行程噴射とされる。始動操作開始時の冷却水温Twが低く圧縮行程噴射回数IC0が8,12とされた場合、圧縮行程噴射から吸気行程噴射に切替えられるラインは一点鎖線、二点鎖線のように移動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における筒内直噴エンジンの始動制御装置の全体構成図である。
【図2】実施の形態における燃料噴射モード設定処理ルーチンを示すフローチャートである
【図3】冷却水温Twに応じて始動時の圧縮行程噴射回数IC0を記憶するテーブルを示す図である。
【図4】目標トルクTeとエンジン回転数Neとに応じて目標空燃比と燃料噴射モードとを記憶するマップを示す図である。
【図5】冷却水温Twに応じて目標空燃比を記憶する吸気行程噴射モード用のテーブルを示す図である。
【図6】冷却水温Twに応じて目標空燃比を記憶する圧縮行程噴射モード用のテーブルを示す図である。
【図7】実施の形態における始動時の燃料噴射制御を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エアフィルタ
2 電制スロットルチャンバ
3 コレクタ
4 分岐通路
5 吸気ポート
6 吸気弁
7 シリンダヘッド
8 燃料噴射弁
9 高圧燃料ポンプ
10 点火栓
11 排気弁
12 吸気ポート
13 排気通路
14 触媒
15 凹部
16 ピストン
17 キャビティ燃族室
18 シリンダ
20 エアフロメータ
21 アクセル開度センサ
22 クランク角センサ
23 水温センサ
24 燃圧センサ
25 ECM(始動時燃料噴射制御手段)

Claims (4)

  1. 筒内へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁と、点火栓が略中央に位置するキャビティ燃焼室を冠面に凹設したピストンと、エンジン始動時の最初の燃料供給を圧縮行程中の燃料噴射だけで行うよう前記燃料噴射弁を制御する始動時燃料噴射制御手段とを備えた筒内直噴エンジンの始動制御装置において、
    前記始動時燃料噴射制御手段は、2回目以降の所定回数の燃料供給を圧縮行程中の燃料噴射だけで行うよう前記燃料噴射弁を制御すると共に、この所定回数をエンジン冷却温度に応じて可変設定することを特徴とする筒内直噴エンジンの始動制御装置。
  2. 前記始動時燃料噴射制御手段は、前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力が所定圧力以下であるとき燃料噴射を行わないことを特徴とする請求項1記載の筒内直噴エンジンの始動制御装置。
  3. 燃料タンク内の燃料を前記燃料噴射弁へ圧送する燃料ポンプを備え、この燃料ポンプによる燃料昇圧動作をエンジン始動時のクランキング開始前から開始することを特徴とする請求項1記載の筒内直噴エンジンの始動制御装置。
  4. 圧縮行程中の燃料噴射回数を冷却水温が低いほど多くすることを特徴とする請求項1記載の筒内直噴エンジンの始動制御装置。
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