JP3686709B2 - 液体噴霧装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、容器内に充填した液体を噴霧器によって吸い上げて噴射する液体噴霧装置に関し、特に、最後の一滴まで効率良く吸い上げて噴射することのできる液体噴霧装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
一般に、浴槽、窓ガラス等の表面に液状洗剤等の液体(以下、液体という。)を吹き付けるため等に用いられる液体噴霧装置にあっては、内部に液体が充填される容器と、この容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填した液体を吸い上げて噴射する噴霧器と、この噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が容器内に挿入されるディップチューブとを具えている。
【0003】
そして、噴霧器を操作すると、噴霧器のポンプ作用によって容器内の液体がディップチューブを介して吸い上げられて噴射され、浴槽等の表面の汚れている箇所に液体が吹き付けられるものである。
【0004】
しかしながら、上記のように構成される液体噴霧装置にあっては、容器内の液体の残量が少ない状態で容器を傾けて使用すると、液体が容器の底部の一方の隅部(最下部に位置する隅部)のみに集められるため、ディップチューブの先端が反対側の隅部に位置する場合には液体を吸い上げることができない。このため、噴霧器を容器から取り外し、ディップチューブの容器への挿入角度を調整しなければならない。
【0005】
一方、上記ような問題点を解決するため、容器の口部にディップチューブの挿入角度を矯正する矯正部材を挿着した液体噴霧装置が提案されている。
【0006】
矯正部材は、合成樹脂等からなる略筒状をなすものであって、内周面の一部に所定の角度で傾斜する矯正面が形成され、この矯正面にディップチューブを接触させることで、ディップチューブの容器への挿入角度が矯正されるものである。
【0007】
しかしながら、上記のように構成される液体噴霧装置にあっては、矯正部材の分だけ部品の数が多くなり、全体としてのコストが高くなるとともに、矯正部材の矯正面が容器の底部の一方の隅部の方向を向くように、矯正部材を容器の口部に取り付けなければならないため、その調整に手間がかかる。
【0008】
また、前述した問題点を解決した液体噴霧装置が、実開昭64−52569号公報、実開平4−74562号公報、実開昭62−10066号公報および実開昭63−86866号公報に開示されている。
【0009】
実開昭64−52569号公報に開示されている液体噴霧装置(スプレー容器)は、上端に開口を有するとともに、内部に液体を収容する容器と、前記開口に取付けられるとともに、吸い上げパイプにより液体を吸い上げてノズルから噴射する噴射ポンプとを具えたものであって、容器内の液体の最深部に前記吸い上げパイプの先端が位置するように、吸い上げパイプの位置決めをする係止部を前記容器に一体に成形したものである。
【0010】
このようなスプレー容器にあっては、容器に吸い上げパイプの位置決めをする係止部を一体に成形してあるので、吸い上げパイプを容器内の液体の最深部に位置させることができ、容器を傾斜させて使用した場合であっても、液体の最後の一滴まで吸い上げて噴射することができるものである。
【0011】
しかしながら、係止部は容器の最深部近傍に設けられているため、容器の開口から吸い上げパイプを容器内に挿入する場合に、挿入するだけでは吸い上げパイプの先端を係止部に係止させることが困難であるため、吸い上げパイプを予め湾曲させておく等の手段が必要となり、その作業に手間がかかる。
【0012】
実開平4−74562号公報に開示されている液体噴霧装置(ハンドスプレイ)は、容器内に挿入されるとともに、容器の口部に取付けられる噴射ノズルに連結される可撓性液ホースの下端に、非腐食性、不錆性を有する素材からなる錘を取付けたものであって、錘によって容器が水平状態にあるときでも、傾斜状態にあるときでも、常に可撓性液ホースの先端が容器の最深部に位置するようにし、最後の一滴まで液体を効率よく吸い上げることができるように構成したものである。
【0013】
しかしながら、可撓性液ホースに錘を取付けているために、錘の分だけ部品の数が多くなり、全体としてのコストが高くなるとともに、組み立てにも手間がかかる。
【0014】
実開昭62−10066号公報、実開昭63−86866号公報にも、前述した実開平4−74562号と同様に、液体を吸い上げるホースに錘を取付けたものが開示されているが、これらにあっても、部品の数が多くなるとともに、錘の取付けに手間がかかり、さらに、錘の効果が得られるようにするためには、湾曲しやすい材質のホースを使用しなければならず、耐久性が問題となる。
【0015】
この発明は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、液体の残量が少なくなった状態で容器を傾けて使用しても、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することのできる液体噴霧装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するためにこの発明は、内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、前記容器の口部付近の外面側に一対の凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する一対の凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けた手段を採用したものである。
また、内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、前記容器の外面側の側部から底部にかけて凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けた手段を採用したものである。
さらに、内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、前記容器の口部の下側の外面側の側部に凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けた手段を採用したものである。
さらに、内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、前記容器の外面側の中間部の側部に容器の内方に食い込むように凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けた手段を採用したものである。
さらに、内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、前記容器の中間部に容器の両側面を貫通する楕円形状の孔を傾斜させた状態で設け、この孔に対応する容器の内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する環状の凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けた手段を採用したものである。
【0017】
【作用】
この発明は前記のような手段を採用したことにより、ディップチューブは、容器の内部に設けた矯正部の凸部によって挿入角度が矯正され、先端が容器の底部の一方の隅部に導かれることになる。したがって、液体の残量が少なくなった状態で容器を傾けて使用しても、ディップチューブの先端は液体内に確実に位置することになるので、液体が容器内に完全になくなるまで液体を吸い上げて噴射することができることになる。
【0018】
【実施例】
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
図1〜図3には、この発明による液体噴霧装置の第1の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、内部に液状洗剤等の液体(以下、液体という。)が充填される容器1と、この容器1の口部2に装着されるとともに、容器1内に充填された液体を吸い上げて噴射する噴霧器6と、この噴霧器6に一端が連結されるとともに、他端が容器1内に挿入されるディップチューブ11とを具えている。
【0019】
前記容器1は、合成樹脂等から形成される略瓶形状をなすものであって、上端に前記口部2が設けられるとともに、口部2の外周面には前記噴霧器6を容器1に固定するためのねじ部(図示せず)が設けられるようになっている。
【0020】
前記容器1の外面側の口部2の下側の部位には、その部分を両側から挟持するように一対の凹部3、3が設けられ、この凹部3、3によって容器1の内面側には一対の凸部4、4が形成され、この凸部4、4によって前記ディップチューブ11の容器1内への挿入角度を矯正する矯正部5が構成されるものである。
【0021】
前記両凸部4、4間の距離は前記ディップチューブ11の外径よりも小さく形成されるとともに、両凸部4、4は前記容器1の底部の一方の隅部の方向(後述する噴霧器6のノズル10側の隅部)に向かって所定の角度で傾斜するようになっている。
【0022】
前記噴霧器6は、前記容器1の口部2の外周面のねじ部と合致するねじ部(図示せず)を内周面に有するキャップ7と、このキャップ7の上部に取り付けられるとともに、内部に液体の通路(図示せず)を有するポンプ部8とからなり、ポンプ部8のレバー9の操作によって容器1内の液体が前記通路内に吸い上げられ、通路の先端に設けたノズル10から霧状に噴射されるものである。
【0023】
前記ディップチューブ11は、合成樹脂等から形成されるチューブ状をなすものであって、一端が前記噴霧器6のポンプ部8の通路に連結されるとともに、他端が前記容器1内に挿入されて容器1内の底部に位置するようになっている。
【0024】
そして、上記のように構成した噴霧器6のポンプ部8の通路にディップチューブ11の一端を連結し、この状態でディップチューブ11の他端を容器1内に挿入し、噴霧器6のキャップ7を容器1の口部2に螺合させ、噴霧器6を容器1に固定することでこの実施例による液体噴霧装置が組み立てられるものである。
【0025】
そして、上記のように組み立てた液体噴霧装置を用いて、浴槽、窓ガラス等の表面に液体を吹き付けるには、噴霧器6のノズル10を浴槽等の表面の汚れている箇所に向け、ポンプ部8のレバー9を操作すると、容器1内の液体がディップチューブ11を介してポンプ部8の通路内に吸い上げられ、通路の先端に設けられているノズル10から噴射され、浴槽等の表面に吹き付けられるものである。
【0026】
上記のように構成したこの実施例による液体噴霧装置にあっては、ディップチューブ11は、容器1の内面側に設けた矯正部5を介して容器1内に挿入され、矯正部5の両凸部4、4によって挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0027】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集合する側の隅部)に位置することになるので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端は液体内に位置することになり、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0028】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部5の一対の凸部4、4によって矯正されて先端が強制的に容器1の底部の一方の隅部に導かれるので、容器1への挿入が簡単にできるものである。
【0029】
図4および図5には、この発明による液体噴霧装置の第2の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、容器1の外面側の側部から底部にかけて凹部12を設け、この凹部12に対応する容器1の内面側の部分に、容器1内の側部から底部の一方の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部13を形成し、この凸部13で前記ディップチューブ11の挿入角度を矯正する矯正部14を構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すものと同一の部分には同一の番号を付して、その構成の詳細な説明は省略するものとする。
【0030】
そして、この実施例に示す液体噴霧装置にあっても前記第1の実施例に示すものと同様に、ディップチューブ11は、矯正部14を介して容器1内に挿入され、矯正部14の凸部13によって挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0031】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集まる側の隅部)に位置することになるので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端を液体内に位置させることができ、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0032】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部14の凸部13によって矯正されて先端が容器1の底部の一方の隅部に強制的に導かれるので、容器1への挿入が簡単にできるものである。
【0033】
図6および図7には、この発明による液体噴霧装置の第3の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、容器1の外面側の底部に凹部15を設けて、この凹部15に対応する容器1の内面側の部分に、容器1の底部の一方の隅部の方向に向かって所定の角度で傾斜する凸部16を形成し、この凸部16で前記ディップチューブ11の容器1内への挿入角度を矯正する矯正部17を構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略するものとする。
【0034】
そして、この実施例に示す液体噴霧装置にあっても前記第1の実施例に示すものと同様に、ディップチューブ11は、矯正部17を介して容器1内に挿入され、矯正部17の凸部16によって挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0035】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集まる側の隅部)から外れることがないので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端を液体内に位置させることができ、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0036】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部17の凸部16によって矯正されて先端が容器1の底部の一方の隅部に強制的に導かれるので、ディップチューブ11の容器1への挿入が簡単にできることとなる。
【0037】
図8および図9には、この発明による液体噴霧装置の第4の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、容器1の外面側の口部2の下面側に凹部18を設けて、この凹部18に対応する容器1の内面側の部分に、容器1の底部の一方の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部19を形成し、この凸部19によって前記ディップチューブ11の容器1内への挿入角度を矯正する矯正部20を構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略するものとする。
【0038】
そして、この実施例に示す液体噴霧装置にあっても前記第1の実施例に示すものと同様に、ディップチューブ11は、矯正部20を介して容器1内に挿入され、矯正部20の凸部19によって挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0039】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集まる側の隅部)から外れることがないので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端を液体内に位置させることができ、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0040】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部20の凸部19によって矯正されて先端が容器1の底部の一方の隅部に強制的に導かれるので、容器1への挿入が簡単にできるものである。
【0041】
図10および図11には、この発明による液体噴霧装置の第5の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、容器1の外面側の中間部の側部に容器1の内方に食い込むように凹部21を設けて、この凹部21に対応する容器1の内面側の部分に、容器1の底部の一方の隅部の方向に向かって所定の角度で傾斜する凸部22を形成し、この凸部22によって前記ディップチューブ11の容器1内への挿入角度を矯正する矯正部23を構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略するものとする。
【0042】
そして、この実施例に示す液体噴霧装置にあっても前記第1の実施例に示すものと同様に、ディップチューブ11は、矯正部23を介して容器1内に挿入され、矯正部23の凸部22によって容器1内への挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0043】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集まる側の隅部)から外れることがないので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端を液体内に位置させることができ、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0044】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部23の凸部22によって矯正されて先端が容器1の底部の一方の隅部に強制的に導かれるので、容器1への挿入が簡単にできるものである。
【0045】
図12および図13には、この発明による液体噴霧装置の第6の実施例が示されていて、この実施例に示す液体噴霧装置は、容器1の中間部に容器1の両側間を貫通する楕円形状の孔25を傾斜させた状態で設け、この孔25に対応する容器1の内面側の部分に、容器1の底部の一方の隅部の方向に向かって所定の角度で傾斜する環状の凸部26を形成し、この凸部26によって前記ディップチューブ11の容器1内への挿入角度を矯正する矯正部24を構成したものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施例に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略するものとする。
【0046】
そして、この実施例に示す液体噴霧装置にあっても、前記第1の実施例に示すものと同様に、ディップチューブ11は、矯正部24を介して容器1内に挿入され、矯正部24の凸部26によって容器1内への挿入角度が矯正され、先端が容器1の底部の一方の隅部(噴霧器6のノズル10側の隅部)に導かれることになる。
【0047】
したがって、容器1内の液体の残量が少なくなった状態で容器1を傾けて使用しても、ディップチューブ11の先端が容器1の底部の一方の隅部(容器1を傾けた場合に液体が集まる側の隅部)から外れることがないので、液体が完全になくなるまでディップチューブ11の先端を液体内に位置させることができ、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができることになる。
【0048】
また、ディップチューブ11は、先端から全体を徐々に容器1内に挿入していけば、矯正部24の凸部26によって矯正されて先端が容器1の底部の一方の隅部に強制的に導かれるので、容器1への挿入が簡単にできるものである。
【0049】
【発明の効果】
この発明は前記のように構成したことにより、ディップチューブを容器の口部から真直ぐに内部に挿入するだけで、ディップチューブの先端を容器の一方の隅部(噴霧器のノズル側の隅部)に導くことができる。
従って、容器内の液体の残量が少なくなった状態で容器を傾けて使用しても、ディップチューブの先端が容器の底部の一方の隅部(噴霧器のノズル側の隅部)に位置することになるので、液体が完全になくなるまでディップチューブの先端が液体内に位置することになり、最後の一滴まで確実に吸い上げて噴射することができる。
また、ディップチューブは、容器の口部から挿入するだけで矯正部によって矯正されて強制的に容器の底部の一方の隅部(噴霧器のノズル側の隅部)に導かれることになるので、ディップチューブの容器内への挿入が簡単となる。
さらに、容器に凸部、凹部等を設けることによってディップチューブの挿入角度を矯正する矯正部を前記容器と一体に設けたので、部品の点数を増やすことなく容器に矯正部を設けることができ、全体のコストを大幅に低減させることもできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による液体噴霧装置の第1の実施例を示した一部断面図である。
【図2】図1に示すものの右側面図である。
【図3】図2に示すもののA−A線断面図である。
【図4】この発明による液体噴霧装置の第2の実施例を示した一部断面図である。
【図5】図4に示すものの右側面図である。
【図6】この発明による液体噴霧装置の第3の実施例を示した一部断面図である。
【図7】図6に示すものの右側面図である。
【図8】この発明による液体噴霧装置の第4の実施例を示した一部断面図である。
【図9】図8に示すものの右側面図である。
【図10】この発明による液体噴霧装置の第5の実施例を示した一部断面図である。
【図11】図10に示すものの右側面図である。
【図12】この発明による液体噴霧装置の第6の実施例を示した一部断面図である。
【図13】図12に示すものの容器の斜視図である。
【符号の説明】
1……容器
2……口部
3、12、15、18、21……凹部
4、13、16、19、22、26……凸部
5、14、17、20、23、24……矯正部
6……噴霧器
7……キャップ
8……ポンプ部
9……レバー
10……ノズル
11……ディップチューブ
25……孔

Claims (5)

  1. 内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、
    前記容器の口部付近の外面側に一対の凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する一対の凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けたことを特徴とする液体噴霧装置。
  2. 内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、
    前記容器の外面側の側部から底部にかけて凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けたことを特徴とする液体噴霧装置。
  3. 内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、
    前記容器の口部の下側の外面側の側部に凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けたことを特徴とする液体噴霧装置。
  4. 内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、
    前記容器の外面側の中間部の側部に容器の内方に食い込むように凹部を設け、この凹部に対応する内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けたことを特徴とする液体噴霧装置。
  5. 内部に液体が充填される容器と、該容器の口部に装着されるとともに、容器内に充填された液体を噴射する噴霧器と、該噴霧器に一端が連結されるとともに、他端が前記容器内に挿入されるディップチューブとを備えた液体噴霧装置において、
    前記容器の中間部に容器の両側面を貫通する楕円形状の孔を傾斜させた状態で設け、この孔に対応する容器の内面側の部分に、前記噴霧器のノズル側の隅部に向かって所定の角度で傾斜する環状の凸部を形成し、該凸部によって前記ディップチューブの挿入角度を矯正し、先端を前記噴霧器のノズル側の隅部に導く矯正部を前記容器と一体に設けたことを特徴とする液体噴霧装置。
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