JP3684827B2 - コンベア装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、夫々独立に荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換え可能な複数の搬送駆動部が、荷の搬送方向に並べて配置され、前記搬送駆動部に搬送される荷の存否を検出する荷検出手段と、その荷検出手段の検出状態によって、前記搬送駆動部を前記荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換える搬送状態切換操作手段とが設けられたコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるコンベア装置は、荷の搬送方向に並べて配置される複数の搬送駆動部の夫々を荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切り換えて、順次荷を搬送するものであり、必要に応じて一時的な荷の蓄積にも利用される。
このような形式のコンベア装置では、搬送下流側の搬送駆動部において荷が停止しているときは、それの上流側の搬送駆動部においても搬送されてきた荷を停止させる必要があり、このため、従来は、特開平6−32425号に記載のように、搬送駆動部の夫々に、搬送駆動部における搬送下流端に荷の存否を検出する光電子スイッチ(荷検出手段)を備え、搬送下流側の搬送駆動部に備えられた光電子スイッチが荷の存在を検出し、且つ、それの上流側の搬送駆動部の光電子スイッチが搬送されてきた荷を検出したときに、その上流側の搬送駆動部を荷搬送停止状態とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記従来構成では、電気的なスイッチにて荷検出手段を構成している関係上、荷の存否の検出のために電力を要し、又、荷検出手段への電気配線が必要となると共に、荷検出手段の安定動作のためにコンベア装置の設置場所に制限を受ける不都合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、省電力並びに省配線化を図ると共に、コンベア装置の設置場所の自由度を大とし、実施製作面でより有利なものとする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記請求項1記載の構成を備えることにより、各搬送駆動部に、動力源からの駆動力を伝達を入り切りするクラッチ機構が備えられており、このクラッチ機構の入り切りによって搬送駆動部が荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換えられる。
クラッチ機構を入り切り操作するために切換操作部材が備えられており、この切換操作部材は、クラッチ機構を入り切りしようとする搬送駆動部に位置する荷との接当により移動する第1検出部材と機械的に連係動作するものとしてあり、第1検出部材が荷と接当するに伴って切換操作部材が動く。この動きを利用して、クラッチ機構を切り操作することができる。
一方、その搬送駆動部の下流側に位置する搬送駆動部に荷が存在しなければ、荷Aを停止させる必要がないので、上述の切換操作部材と第1検出部材とが連係動作できる状態とできない状態とに切換えられるものとし、第2検出部が、下流側の搬送駆動部に位置する荷と接当して移動している状態において、上記第1検出部材と切換操作部材との連係動作を許容するのである。
従って、荷が第1検出部材や第2検出部材と接当して、それらを移動させるのを利用して、機械式連係機構にてクラッチ機構の入り切り操作を行うので、荷の存否の検出をも含めて機械的に荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態に切換えるものとなり、省電力並びに省配線化を図れると共に、コンベア装置の設置場所にもそれほど制限受けず、実施製作面でより有利なものとできるに至った。
【0005】
又、上記請求項記載の構成を備えることにより、第1検出部材と切換操作部材との連係動作は、第1検出部材の移動により回動する第1回動体に備えられた爪部と、切換操作部材に備えられた係合用部材との係合作用により行われる。
これらの部材の係合のために、第1回動体と切換操作部材とは同軸芯回りに回動自在に基体に取り付けられており、第2検出部材が荷と接当して移動すると、その移動に伴って切換操作部材が突出移動して、第1回動体の爪部との係合作用する状態となり、第1検出部材と切換操作部材との連係動作を許容してクラッチ機構を切り操作する。
一方、第2検出部材が荷と接当していない状態では、切換操作部材の係合用部材を引退させて、第1回動体の爪部との係合作用しない状態となり、第1検出部材とが荷との接当により移動しても、切換操作部材に影響を与えない。
機械式連係機構にこのような動作をさせるについて、第1回動体と切換操作部材とは同軸芯回りに回動自在に基体に取り付けられていることから、第1検出部材と切換操作部材との連係動作の可否の切換えを容易に行うことができ、もって、機械式連係機構の構成の簡素化を図れる。
【0006】
又、上記請求項記載の構成を備えることにより、第2検出部により、切換操作部材に備えられた係合用部材を引退操作させるために、第2検出部の移動により回動する第2回動体が、切換操作部材及び第1回動体に対してそれらと同軸芯周りに回動自在に取り付けられ、その第2回動体に切換操作部材の係合用部材を操作させる。
従って、第1検出部材と切換操作部材との連係動作の可否の切換えに関与する部材を集中して配置するものとなって、機械式連係機構の構成の一層の簡素化を図れる。
【0007】
又、上記請求項記載の構成を備えることにより、動力源から複数の搬送駆動部の夫々に駆動力を供給するについて、搬送駆動部夫々に備えられている入力部の複数に、動力源との間で巻き掛け駆動体が一連に巻き掛けられて供給される。
従って、動力源から各搬送駆動部に各別に駆動力を供給する構成に較べて、構成の簡素化を図れる。
尚、各搬送駆動部では、クラッチ機構が、入力部に入力される駆動力の伝達を入り切りする。
【0008】
又、上記請求項記載の構成を備えることにより、コンベア装置を構成する複数の搬送駆動部のうちの搬送下流端に位置する搬送駆動部(下流端搬送駆動部)には、それよりも上流側の搬送駆動部とは異なる構成の荷検出手段が備えられる。つまり、荷検出手段として、下流端搬送駆動部における搬送下流端に荷が存在するか否かを検出する下流端荷検出部が備えられる。
下流端搬送駆動部から更に下流側に荷を搬送できるか否かは、下流端搬送駆動部よりも下流側で荷を受け入れる準備ができているか否かによって決まり、これは搬送状態切換操作手段に備えられる制御信号入力部に、下流端搬送駆動部からの荷の送り出しを禁止する送出禁止信号が入力されるか、あるいは、と荷の送り出しを許容する送出許容信号が入力されるかによって区別できる。
【0009】
従って、搬送状態切換操作手段は、制御信号入力部から入力される信号と下流端荷検出部の検出状態との組み合わせが、送出禁止信号が入力されている状態で、下流端荷検出部が荷の存在を検出したときの送り出し禁止用組み合わせであるときに、下流端搬送駆動部を荷搬送駆動状態から荷搬送停止状態に切換え、その送り出し禁止用組み合わせ以外の組み合わせであるときに荷搬送駆動状態とする。
このようにして下流端搬送駆動部での搬送状態を切換えることによって、この下流端搬送駆動部及び搬送上流側の搬送駆動部において的確に荷の蓄積をさせることができる。
尚、下流端搬送駆動部から荷が送り出されると、その上流側の搬送駆動部の第2検出部がそれを検出して、荷の搬送駆動が開始される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンベア装置を物品保管設備に備えた場合に実施の形態を図面に基づいて説明する。
図22に平面視により概略配置を示す荷保管設備LSは、製造工程や他の保管装置等から受け取った出荷待ちの荷Aを保管し、適宜図示しない出荷ステーションへ荷Aを送り出すものであり、荷Aを収納する収納棚1と、収納棚1に対して荷Aの入出庫を行うためのスタッカクレーン2と、収納棚1に入庫する荷Aを搬送する収納棚用入庫コンベア4と、収納棚1から出庫した荷Aを搬送する収納棚用出庫コンベア5と、案内レール6aに沿って走行して入出庫する荷Aを搬送する荷搬送車6と、案内レール7aに案内された状態で収納棚1に収納されていた荷Aを図示しない出荷ステーションに搬送する出荷用荷搬送車7と、荷搬送車6と出荷用荷搬送車7との間で荷Aの受け渡しするためのコンベア装置CEと、製造工程や他の保管装置等から収納棚1に対して荷Aを入庫するための入庫コンベア8と、収納棚1の荷Aを製造工程や他の保管装置等へ返送するための出庫コンベア9とが設けられている。
【0011】
収納棚1は、図22に示すように、荷Aの出し入れ側が向かい合う状態でスタッカクレーン2の通路を隔てて配置されるものが2組備えられ、それに対応して、スタッカクレーン2は2台備えられ、更に、収納棚用入庫コンベア4及び収納棚用出庫コンベア5も2組備えられている。
又、コンベア装置CEは、同一構成のものが2台並べて配置されている。
このコンベア装置CEは、入庫コンベア8等の他のコンベアが単純に荷Aの搬送移動を行うものであるのに対して、荷Aの搬送移動のみならず、一時的に荷Aの蓄積をも行えるものである。具体的には、図17に示すように、夫々最大4個の荷Aを蓄積できる。同図に示す状態から、搬送方向下流端の荷Aが出荷用荷搬送車7に移載されると、後続の荷Aは、ほぼ連続的に搬送されて、先頭の荷Aが搬送方向下流端まで搬送された時点で搬送が停止される。
【0012】
コンベア装置CEの具体構成は、平面図である図15(イ)、側面図である図15(ロ)及び搬送方向視に断面である図16に示すように、いわゆるローラコンベアとして構成され、図15(イ)中に矢印で示す荷Aの搬送方向視で右側に駆動ローラ10が、左側に遊転ローラ11が搬送方向に並べてローラフレーム12に取り付けられ、このローラフレーム12は、搬送方向に設定間隔で備えられる縦フレーム13及び横フレーム14にて支持されている。
コンベア装置CEは、上述のような搬送動作を行うために、図15において概略的に示すように、4つの搬送駆動部TDが荷Aの搬送方向に並べて配置され、後述のようにして、4つの搬送駆動部TDは夫々独立に荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換えられる。
4つの搬送駆動部TDのうち上流側の3つの搬送駆動部TDは、搬送上流端の搬送駆動部TDの搬送方向の長さが若干長くなっている点を除き、同一構成としてあり、又、搬送方向下流端の搬送駆動部TD(以下、便宜上、「下流端搬送駆動部LT」という)は、荷Aを搬送駆動するための構成自体は他の搬送駆動部TDと共通であるが、それに対応して備えられる荷検出手段NS及び荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態に切換える搬送状態切換操作手段TSの構成が異なるものとしてある。
【0013】
一つの搬送駆動部TDにおける駆動ローラ10の構成は、単一の動力源であるモータM1からの駆動力の伝導を入り切りするクラッチ機構CMを内蔵する親側駆動ローラ10aと、その親側駆動ローラ10aと連動して回転する子側駆動ローラ10bとから構成され、本実施形態では、1つの親側駆動ローラ10aとそれの搬送方向上流側に位置する4個(上流端の搬送駆動部TDでは9個)の子側駆動ローラ10bが連動して、一つの搬送駆動部TDを構成する。
【0014】
各親側駆動ローラ10aには、図11等に示すようにモータM1の駆動力を受け入れるための入力部として機能する入力側スプロケット15が備えられ、図15(ロ),(ハ)に示すように、各入力側スプロケット15とモータM1の駆動スプロケット16とに巻き掛け駆動体である駆動側チェーン17が一連に掛け回されて、モータM1の駆動力が伝達される。モータM1は、コンベア装置CEが稼働している状態では、原則として常時入力側スプロケット15を回動操作している。
親側駆動ローラ10aに内蔵されるクラッチ機構CMは、図11に示すように、入力側スプロケット15に形成されているピン孔15aに嵌入するピン18aを備えた駆動側クラッチ部材18と、その駆動側クラッチ部材18に軸受け19を介して取り付けられる移動操作部材20と、移動動作部材20に取り付けられているカムフォロア20aが接当するカム面21aが形成された固定カム21と、固定カム21から入力側スプロケット15まで貫通するように配置されてこれら回動自在に支持する操作軸22と、入力側スプロケット15に軸受け23を介して取り付けられる従動側クラッチ部材24とが備えられて構成されている。又、操作軸22における入力側スプロケット15の存在側と反対側の端部には、操作軸22を回動操作するためのクラッチ操作アーム39が固定されている。
【0015】
クラッチ機構CMは、クラッチ操作アーム39が揺動操作されるに伴って、駆動側クラッチ部材18が軸方向に移動し、これによって、駆動側クラッチ部材18のツメ状の突起18bと従動側クラッチ部材24のツメ状の突起24aとが噛み合う状態と互いに離間するう状態とに切り換わる、いわゆる、ツメクラッチを構成するものである。そしてクラッチ機構CMをこのように動作させるために、移動操作部材20に、操作軸22に取り付けられた平行キー22aに係合するキー溝が形成され、移動操作部材20は、操作軸22に回動操作と連動して回動するが、操作軸22に対して軸方向に移動自在である。又、移動操作部材20と駆動側クラッチ部材18とは、軸受け19と介して取り付けられているので、互いに相対回動自在であるが軸方向に一体に移動する。更に、駆動側クラッチ部材18はピン18aが入力側スプロケット15のピン孔15aに嵌入しているので、入力側スプロケット15と駆動側クラッチ部材18とは一体回動するが、駆動側クラッチ部材18は入力側スプロケット15に対して軸方向に移動自在である。
【0016】
従って、図12(イ)に示す、駆動側クラッチ部材18と従動側クラッチ部材24とが軸方向に離間して、クラッチが切られた状態から、クラッチ操作アーム39が揺動操作されると、図12(イ)に矢印で示すように移動操作部材20のカムフォロア20aが固定カム21のカム面21aの斜面を上り上段側に移動して、図12(ロ)に示す、駆動側クラッチ部材18と従動側クラッチ部材24とが噛み合って、クラッチが入った状態となり、これによって前記荷搬送駆動状態となる。この状態からクラッチ操作アーム39を反対方向に揺動操作するとクラッチを切った状態に戻り、前記荷搬送停止状態となる。
【0017】
従動側クラッチ部材24の外周は、図11に示すように、親側駆動ローラ10aの外筒25に固定されており、外筒25は入力側スプロケット15の存在側と反対側の出力側スプロケット26に固定連結されている。この出力側スプロケット26は、固定カム21をローラフレーム12側に固定するための筒状延出部21bに対して回動自在に外嵌している。
この出力側スプロケット26と、各子側駆動ローラ10bに備えられた従動スプロケット27とに従動側チェーン28が掛け回され、上述のようにクラッチ機構CMを入り操作すると、モータM1の駆動力により親側駆動ローラ10a及びその親側駆動ローラ10aと連動する子側駆動ローラ10bが回動して、それらの駆動ローラ10上の荷Aが搬送移動される。
【0018】
次に、クラッチ機構CMを入り切り操作する搬送状態切換操作手段TS、すなわち、クラッチ機構CMのクラッチ操作アーム39を揺動操作する手段を、先ず、上流側の3つの搬送駆動部TDについて説明する。
これらの搬送駆動部TDの夫々には、荷検出手段NSとして、搬送駆動部TDに位置する荷Aとの接当により下方側の荷Aの移動経路外へ移動する第1検出部材29と、その第1検出部材29が検出作用する搬送駆動部TDの搬送下流側に位置する搬送駆動部TDに位置する荷Aとの接当により下方側の荷Aの移動経路外に移動する第2検出部材30とが備えられている。尚、図1に示すように、第1検出部材29及び第2検出部材30は、何れもローラ状に形成されたいる。
搬送状態切換操作手段TSは、クラッチ機構CMを切換操作部材34(詳しくは後述)と、第1検出部材29及び第2検出部材30とを機械的に連係する機械式連係機構MRとを備えて構成されている。これら機械式連係機構MR等は、ローラフレーム12に固定取り付けされた基体45に取り付けられている。
【0019】
第1検出部材29は揺動アーム31の上端部において駆動ローラ10等の回動軸芯と平行な軸芯周りに回動自在に支持され、その揺動アーム31は長手方向中間箇所を駆動ローラ10等の回動軸芯と平行な軸芯周りに回動自在に基体45に軸支される。搬送方向における第1検出部材29の配置位置は、図1に示すように、搬送駆動部TDにおける搬送下流端に荷Aが存在するか否かを検出できるように、親側駆動ローラ10aよりも若干上流側に設定されている。
第2検出部材30は、図3等にも示すように、機械式連係機構MRの一部を構成する第2回動体32の側部から延出する支持アーム32aの先端に駆動ローラ10等の回動軸芯と平行な軸芯周りに回動自在に支持されている。搬送方向における第2検出部材30の配置位置は、図1に示すように、第1検出部材29が検出作用する搬送駆動部TDの搬送下流側に位置する搬送駆動部TDにおける搬送上流端に荷Aが存在するか否かを検出できるように、親側駆動ローラ10aよりも若干下流側に設定されている。
【0020】
機械式連係機構MRは、上述の第2回動体32と、図4に示す第1回動体33と、図5に示す切換操作部材34と、第1回動体33と揺動アーム31の下端とを連結する連結ロッド35と、第2回動体32の側部に取り付けられたレバー操作用ローラ32b(図3(ロ)参照)に操作される揺動レバー36とを主要部として構成されている。
第2回動体32と第1回動体33とは夫々の中心部分が底の浅い有底筒状に形成され、第2回動体32,第1回動体33及び切換操作部材34は図2及び図7に示すように重なり合う状態で組合わされ、基体45に固定された支持軸37に対して夫々が独立に且つ同軸芯周りに回動自在に支持されている。これらの回動軸芯方向は、上述の揺動アーム31等と同様に、駆動ローラ10等の回動軸芯と平行としてある。
【0021】
第2回動体32は、図1に示すように、それの側部から略水平方向に延出する付勢用延出部32cの先端が、スプリング41によって下方側に引き下げるように付勢され、図1において時計回り方向に付勢されると共に、付勢用延出部32cに接当するストッパピン42によって過度の回動が阻止されている。付勢用延出部32cがストッパピン42に接当している状態で、第2検出部材30の上端が、駆動ローラ10の上端に形成される荷Aの搬送面よりも若干上方側に突出するようにストッパピン42の位置を設定してある。
【0022】
切換操作部材34には、図5及び図6に示すように、径方向に出退自在で且つ内蔵されるスプリング38aにより突出側に復帰付勢された略直方体状の係合用部材38が、切換操作部材34の中央部を貫通する状態で備えられると共に、上述のクラッチ操作アーム39の下端に取り付けられているローラ39aと係合する長溝40aを有するアーム操作部40が備えられている。係合用部材38には、支持軸37が貫通するための貫通孔が形成されており、この貫通孔を、係合用部材38の出退方向が若干長くなる長孔状に形成して、係合用部材38の出退動作を許容すると共に、過度に突出するのを阻止している。
又、切換操作部材34は、アーム操作部40がスプリング43にて斜め下方側に引き下げられて、時計回り方向に付勢されると共に、アーム操作部40に接当するストッパ44にて過度の回動を阻止している。
【0023】
上記の揺動レバー36は、切換操作部材34に備えられた係合用部材38を出退操作するためのものであり、それの長手方向の略中央位置を基体45に回動自在に軸支され、図1に示すようにその軸支位置よりも下方側の被操作部36bで第2回動体32のレバー操作用ローラ32bと係合作用する。
第2検出部材30の上端が荷Aの搬送面よりも上方側に突出している状態では、レバー操作用ローラ32bが揺動レバー36に係合して、揺動レバー36を時計回り方向に揺動させ、これによって揺動レバー36の押圧操作部36a(図7参照)が切換操作部材34の係合用部材38を引退させる。
【0024】
第1回動体33は、上述のように、それの側部から延出する延出部33aと第1検出部材29を支持する揺動アーム31の下端位置とが連結ロッド35にて連結されており、上端の高さが第2検出部材30の上端の高さと略同一としてある第1検出部材29に荷Aが接当して揺動すると、それと連動して第1回動体33が図1において反時計回り方向に回動する。尚、揺動アーム31は、スプリング46にて時計回り方向に付勢され、これによって第1回動体33も時計回り方向に付勢されている。又、揺動アームの最下端に接当するストッパ47によって過度の回動が阻止されている。
図4及び図7に示すように、第1回動体33の周壁部分は部分的に切り欠かれ、その切り欠き部分に、切換操作部材34の係合用部材38と係合する爪部33bが形成されている。
【0025】
上述の構成の機械式連係機構MR等の連係動作を以下に説明する。
第1検出部材29及び第2検出部材30の何れもが荷Aに接当していない状態(図1に示す状態)では、図8(イ)に示すように、揺動レバー36が係合用部材38を引退操作しており、又、第1回動体33の爪部33bは係合用部材38からわずかに離間している。
この状態では、スプリング43の付勢力により、クラッチ操作アーム39を図8(イ)に示す姿勢に保持し、クラッチ操作アーム39がこの姿勢のときは、クラッチ機構CMは入り状態となっている。
【0026】
次に、荷Aが搬送されてきて、荷Aの前端が第1検出部材29に接当して、それを下方側の荷Aの移動経路外へ引退作動させると、これに連動して第1回動体33が図1における反時計回り方向に回動する。従って、第1回動体33の爪部33bは、図8(ロ)に示すように、引退している係合用部材38の上を通過し、クラッチ操作アーム39の姿勢は変化せず、クラッチ機構CMは入り状態を維持する。
尚、揺動レバー36が係合用部材38を引退操作しているときに、爪部33bが係合用部材38上を通過できるように、揺動レバー36及び爪部33bの回動軸芯方向での存在位置を位置ずれさせてある。
【0027】
荷Aが更に搬送移動されて、荷Aが第1検出部材29及び第2検出部材30の両方に接当する状態となり、第2検出部材30をも下方側の荷Aの移動経路外へ引退移動させると、第2回動体32が図1における反時計回り方向に回動して、レバー操作用ローラ32bが揺動レバー36から離間して、揺動レバー36が反時計回り方向に揺動するのを許容する状態となるが、第1回動体33の爪部33bが係合用部材38を押し下げているので、図9(ハ)に示すように、クラッチ機構CMは入り状態を維持し、揺動レバー36はフリーの状態となっている。
荷Aが更に搬送移動されて、荷Aの後端が第1検出部材29上を通過すると、図10(ニ)に示すように、第1回動体33がスプリング46の付勢力により時計周り方向に回動して、係合用部材38が突出する。
この後、荷Aの後端が第2検出部材30上を順次通過すると、揺動レバー36が係合部材38を引退操作して、図8(イ)に示す状態に復帰する。
従って、荷Aが第1検出部材29及び第2検出部材30上を通過するのみでは、クラッチ機構CMは入り状態を維持する。
【0028】
一方、下流側の搬送駆動部TDにおいて荷Aが停止すると、図10(ニ)に示す状態を維持する。
この状態にあるときに、後続の荷Aが搬送されてきて、その荷Aの前端が第1検出部材29に接当すると、第1検出部材29が下方側に引退操作され、それに伴って、第1回動体33が図1における反時計回り方向に回動する。第1回動体33が反時計回り方向に回動すると、図10(ホ)に示すように、爪部33bが突出作動している係合用部材38に係合して切換操作部材34を図1における反時計回り方向に回動操作する。
【0029】
この切換操作部材34の回動によって、図10(ホ)に示すように、クラッチ操作アーム39を揺動操作し、クラッチ機構CMを切り状態に切換える。これによって、この搬送駆動部TDは荷搬送停止状態となって荷Aの搬送を停止する。この状態から、搬送方向下流側の搬送駆動部TDにおいて停止していた荷Aが更に下流側に搬送されると、第2検出部材29が突出側に復帰し、レバー操作用ローラ32bが揺動レバー36に係合作用して、揺動レバー36が係合用部材38を引退操作する。これに伴って、第1回動体33と係合用部材38の係合が解除され、切換操作部材34が、スプリング43の付勢力により、図8(ロ)に示す状態に、クラッチ操作アーム39を揺動操作する。
この結果、クラッチ機構CMが入り状態となって、この搬送駆動部TDにおける荷Aの搬送が再開される。
【0030】
以上説明したように、機械式連係機構MRは、第2検出部材30が荷Aとの接当により移動するに伴って、第1検出部材29と切換操作部材34とが連係動作してクラッチ機構CMを切り状態とするのを許容するように構成されており、第2検出部材30は、クラッチ機構CMの切換操作を行う搬送駆動部TDよりも搬送方向下流側の搬送駆動部TDに荷Aが停止しているか否かの検出を主な目的としていると見ることができる。このことは、換言すると、上述のように第2検出部材30に荷Aが接当している状態で、第1検出部材29に後続の荷Aが接当してクラッチ機構CMを切り状態としたときには、その搬送を停止した荷Aの後端が搬送方向上流側の搬送駆動部TDに対応して備えられている荷検出手段NSの第2検出部材30に接当している必要がある。
従って、荷Aの搬送方向での長さが略一定である必要があると共に、最も上流側の搬送駆動部TDを除く各搬送駆動部TDの搬送方向での長さ及び各搬送駆動部TDに対応して備えられる荷検出手段NSの設置間隔は、荷Aの搬送方向での長さよりも若干長くなるように設定してある。
尚、荷Aの形態は、本実施形態のように単一物である場合が一般的であるが、上述の長さの条件さえ満たせば、一群の荷が極めて近接して一体に搬送される場合にも適用することが可能である。
【0031】
次に、下流端搬送駆動部LTにおけるクラッチ機構CMを入り切り操作する搬送状態切換操作手段TS及び荷検出手段NSについて説明する。
図15に示すように、下流端搬送駆動部LTでは、更に下流端の搬送駆動部TDというものが存在しないので、他の搬送駆動部TDにおける第2検出部材30が存在せず、これに伴って、第2回動体32及び揺動レバー36等が備えられていないが、これら以外については、他の搬送駆動部TDにおける荷検出手段NS及び搬送状態切換操作手段TSと基本的に共通し、同一の機能を果たす部材については、既述の部材と同一の符号を付して説明する。
【0032】
下流端搬送駆動部LTの搬送状態切換操作手段TSは、揺動レバー36で係合用部材38を引退操作する代わりに、図13及び図14に示すように、ソレノイド48及びソレノイド48にて揺動操作される操作爪49が備えられて、それらによって係合用部材38を引退操作する。
つまり、ソレノイド48の制御信号入力部48aに荷Aの送り出しを禁止する禁止信号が入力されている状態では、ソレノイド48は、その禁止信号に応じて操作爪49を係合用部材38から離間する側に揺動操作し、これによって、係合用部材38は突出作動する。
この状態では、クラッチ機構CMは入り状態となって、荷Aを搬送する荷搬送駆動状態となっているが、荷Aが搬送されてきて下流端荷検出部LNとしての第1検出部材29に接当すると、上述の図10(ホ)と同様の動作をしてクラッチ機構CMを切り状態として荷Aの搬送を停止する。
【0033】
一方、ソレノイド48の制御信号入力部48aに荷Aの送り出しを許容する許容信号が入力されると、ソレノイド48は、その許容信号に応じて操作爪49を係合用部材38を押圧して引退操作し、これによって、切換操作部材34は、スプリング43の付勢力により、図1における時計回り方向に回動して、図8(ロ)に示す状態と同様の状態となってクラッチ機構CMを入り状態として荷Aの搬送を開始する。
尚、この下流端搬送駆動部LTも、上述の他の搬送駆動部TDの場合と同様に、搬送方向での長さ及び荷検出手段NSの設置間隔は、荷Aの搬送方向での長さよりも若干長くなるように設定してある。
【0034】
これにより、下流端搬送駆動部LTの搬送状態切換操作手段TSは、制御信号入力部48aの入力状態の組み合わせが、前記禁止信号が入力されている状態で、下流端荷検出部LNが荷Aの存在を検出したときの送り出し禁止用組み合わせであるときに、下流端搬送駆動部LTを荷搬送駆動状態から荷搬送停止状態に切換え、且つ、前記送り出し禁止用組み合わせ以外の組み合わせであるときに荷搬送駆動状態とする。
【0035】
次に、コンベア装置CEの制御構成について概略的に説明する。
コンベア装置CEには、コンベア装置CEの全体的な管理を行う制御装置50が備えられ、上述のソレノイド48への禁止信号及び許容信号は、この制御装置50から送信される。
制御装置50には、この他に、図18に示すように、下流端搬送駆動部LTの上に荷Aが存在しているか否かを荷Aとの接当により検出する下流側在荷検出センサ51と、上流端の搬送駆動部TDの上に荷Aが存在しているか否かを荷Aとの接当により検出する上流側在荷検出センサ52と、下流端搬送駆動部LTの下流側に出荷用荷搬送車7が位置しているときにその出荷用荷搬送車7と通信するための下流側無線通信装置53と、上流端の搬送駆動部TDに上流側に荷搬送車6が位置しているときにその荷搬送車6と通信するための上流側無線通信装置54とが接続され、更に、荷保管設備LSを管理する管理用コンピュータと通信可能に接続されている。
【0036】
次に、コンベア装置CEが、荷搬送車6から受け取った荷Aを蓄積し、更に、出荷用荷搬送車7に引き渡す過程を、図19乃至図21に基づいて、概略的に説明する。
先ず、コンベア装置CE上に荷Aが全く存在しない状態においては、上流側在荷検出センサ52が荷Aが存在しないことを検出しているので、制御装置50は、上記管理用コンピュータに対して荷Aを受入れ可能であることを送信している。上記管理用コンピュータがその信号に基づいて、スタッカクレーン2や荷搬送車6等に出荷用の荷Aの出庫を支持すると、スタッカクレーン2が収納棚1から出荷する荷Aを取出し、荷搬送車6がその荷Aをコンベア装置CEまで搬送する。
【0037】
コンベア装置CEにおいて、最も上流側の搬送駆動部TDの上流側に荷搬送車6が位置して、その荷搬送車6が搭載している荷Aをコンベア装置CE側に移動させると、各搬送駆動部TDのクラッチ機構CMは入り状態となっているので、図19(イ)に示すように、荷Aが各搬送駆動部TD上を搬送されて行く。
この状態においては、制御装置50は、ソレノイド48の制御信号入力部48aに前記禁止信号を入力しており、搬送される荷Aの前端が下流端搬送駆動部LTの下流端荷検出部LN(第1検出部材29)に接当すると、下流端搬送駆動部LTのクラッチ機構CMが切り状態となって荷Aの搬送を停止する(図19(ロ)参照)。
これに伴って、下流側在荷検出センサ51が荷Aの存在を検出するので、制御装置50は、管理用コンピュータに対して、荷Aの送り出しが可能であることを送信する。
【0038】
この後、荷搬送車6が更に荷Aを搬送してくると、図20(ハ)に示すように、順次荷Aが蓄積されて行く。
ここで、図20(ニ)に示すように、下流端搬送駆動部LTに下流側に出荷用荷搬送車7が位置して、出荷用荷搬送車7側で荷Aの受入れ準備が完了すると、その旨を下流側無線通信装置53を経由して、制御装置50に送信する。
制御装置50は、この信号を受けて、ソレノイド48の制御信号入力部48aに対して前記許容信号を入力し、これによって、下流端搬送駆動部LTから出荷用荷搬送車7に対して荷Aが移載される。制御装置50は、荷Aの搬送開始の後、ソレノイド48の制御信号入力部48aに前記禁止信号を入力する。
【0039】
下流端搬送駆動部LT上で停止していた荷Aが出荷用荷搬送車7側へ移動すると、その荷Aの後端が上流側の搬送駆動部TDの第2検出部材30から離間し、その上流側の搬送駆動部TDにおいても荷Aの搬送が開始され、図20(ニ)に示すように、この動作は、更に上流側へと伝播して行く。従って、一連の荷Aは、夫々の荷Aが設定間隔を開けた状態でほぼ連続的に搬送方向下流側へ移動する。
そして、図21(ホ)に示すように、先頭の荷Aの前端が下流端荷検出部LN(第1検出部材29)に接当すると荷Aの搬送を停止し、それに伴って後続の荷Aも停止する。
以上のように、制御装置50は、下流端搬送駆動部LTのソレノイド48の制御信号入力部48aに前記禁止信号及び前記許容信号を入力して、出荷用荷搬送車7への荷Aの送り出しの制御や、コンベア装置CEが荷Aを受入れ可能な状態にあるか否か又は送り出し可能な状態にあるか否かを管理用コンピュータに送信すること等を行うが、上流側の搬送駆動部TDでの荷Aの搬送制御には関与しない。
【0040】
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
▲1▼ 上記実施の形態では、荷検出手段NSを構成する第1検出部材29は、搬送駆動部TDにおける搬送下流端に荷Aが存在するか否かを検出できる位置に配置し、又、第2検出部材30は、その搬送駆動部TDの下流側の搬送駆動部TDにおける搬送上流端に荷Aが存在するか否かを検出できる位置に配置してあるが、第1検出部材29及び第2検出部材30の設置位置は、これらの位置に限定されず、例えば、搬送する荷A間の間隔を充分に確保する必要がある場合等においては、第2検出部材30を、下流側の搬送駆動部TDにおける搬送上流端よりも更に下流の位置における荷Aの存否を検出できるように配置しても良い。
又、各搬送駆動部TDにおいて荷Aを停止させるときに、それの搬送下流端から充分余裕を持って停止させたいような場合は、第1検出部材29を上記実施の形態におけるものより更に上流側で荷Aの存否を検出するようにしても良い。
【0041】
▲2▼ 上記実施の形態では、搬送駆動部TDを荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換えるために、機械式のクラッチ機構CMを備えているが、例えば、いわゆる電磁クラッチ等により荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換えるように構成しても良い。
▲3▼ 上記実施の形態では、各搬送駆動部TDはいわゆるローラコンベアにて荷Aを搬送する構成としているが、いわゆるベルトコンベア式に荷Aを搬送する構成としても良い。
【0042】
▲4▼ 上記実施の形態では、下流端搬送駆動部LTに蓄積していた荷Aを出荷用荷搬送車7へ移載する構成としているが、下流端搬送駆動部LTに蓄積している荷Aをフォークリフトにて受け取るようにしても良い。この場合、フォークリフトにて下流端搬送駆動部LTの荷Aをすくい取ったときに、後続の荷Aを直ちに搬送開始するのではなく若干の時間遅れを持たせても良い。このような時間遅れを持たせるには、例えば、下流端搬送駆動部LTの上流側の搬送駆動部TDの第2検出部材30を制御装置50に制御されるソレノイド等を備えて、下流端搬送部LTの荷Aが送り出された後、設定時間の間、そのソレノイドにて第2検出部材30の上昇揺動を阻止するようにすれば良い。
【0043】
▲5▼ 上記実施の形態では、コンベア装置CEを荷保管設備LSの一部として使用する場合を例示しているが、例えば、製造工程の搬送ラインの一部に用いて製品の検査等を行うような用途に使用する等、種々の目的に使用できる。
▲6▼ 上記実施の形態では、各搬送駆動部TDの入力部15にモータM1の駆動力を供給するために巻き掛け駆動体として駆動側チェーン17を備えているが、例えば、タイミングベルトを用いる等、巻き掛け駆動体の具体構成は、種々変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる側面視による要部拡大図
【図2】本発明の実施の形態にかかる正面視による要部拡大図
【図3】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の構成部品を示す図
【図4】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の構成部品を示す図
【図5】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の構成部品を示す図
【図6】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の構成部品を示す図
【図7】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の構成を示す図
【図8】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の動作説明図
【図9】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の動作説明図
【図10】本発明の実施の形態にかかる機械式連係機構の動作説明図
【図11】本発明の実施の形態にかかるクラッチ機構の拡大図
【図12】本発明の実施の形態にかかるクラッチ機構の動作説明図
【図13】本発明の実施の形態にかかる要部側面図
【図14】本発明の実施の形態にかかる要部拡大図
【図15】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置を示す図
【図16】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置の正面視による断面図
【図17】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置の斜視図
【図18】本発明の実施の形態にかかる制御ブロック図
【図19】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置の動作説明図
【図20】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置の動作説明図
【図21】本発明の実施の形態にかかるコンベア装置の動作説明図
【図22】本発明の実施の形態にかかる荷保管設備の概略配置図
【符号の説明】
15 入力部
17 巻き掛け駆動体
29 第1検出部材
30 第2検出部材
32 第2回動体
33 第1回動体
33b 爪部
34 切換操作部材
38 係合用部材
45 基体
48a 制御信号入力部
CM クラッチ機構
M1 動力源
MR 機械式連係機構
LN 下流端荷検出部
LT 下流端搬送駆動部
NS 荷検出手段
TD 搬送駆動部
TS 搬送状態切換操作手段

Claims (4)

  1. 夫々独立に荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換え可能な複数の搬送駆動部が、荷の搬送方向に並べて配置され、
    前記搬送駆動部に搬送される荷の存否を検出する荷検出手段と、
    その荷検出手段の検出状態によって、前記搬送駆動部を前記荷搬送駆動状態と荷搬送停止状態とに切換える搬送状態切換操作手段とが設けられたコンベア装置であって、
    前記搬送駆動部の複数に対して駆動力を供給する単一の動力源が設けられ、
    前記搬送駆動部に、前記動力源からの駆動力の伝達を入り切りするクラッチ機構が備えられ、
    前記荷検出手段に、前記搬送駆動部に位置する荷との接当により荷の移動経路外へ移動する第1検出部材と、その第1検出部材が検出作用する搬送駆動部の搬送下流側に位置する搬送駆動部に位置する荷との接当により荷の移動経路外へ移動する第2検出部材とが備えられ、
    前記搬送状態切換操作手段に、前記クラッチ機構を切り換え操作する切換操作部材と、前記第1検出部材及び前記第2検出部材とを機械的に連係する機械式連係機構が設けられ、
    前記機械式連係機構は、前記第2検出部材が荷との接当により移動した状態で前記第1検出部材が荷との接当により移動したときは前記クラッチ機構を入り状態から切り状態に切換えるように、前記第1検出部材と前記切換操作部材とが連携され、前記第2検出部材が移動していない状態で前記第1検出部材が荷との接当により移動したとき、前記第1検出部材が荷との接当により移動した状態で前記第2検出部材が荷との接当により移動したとき、並びに、前記第1検出部材が移動していない状態で前記第2検出部材が荷との接当により移動したときは前記クラッチ機構の入り状態を維持するように、前記第1検出部材と前記切換操作部材とが連携されるように構成され、
    前記第1検出部材の移動により回動する第1回動体と前記切換操作部材とが同軸芯周りに回動自在に基体に取り付けられ、
    前記切換操作部材に、それの径方向に出退自在で且つ突出側に付勢された係合用部材が備えられ、
    前記第1回動体に、突出姿勢の前記係合用部材に係合する爪部が備えられ、
    前記係合用部材は、前記第2検出部材が荷と接当していないときに、引退操作され、且つ、前記第2検出部材が荷と接当するに伴って、突出作動が許容されるように構成されているコンベア装置。
  2. 前記第2検出部材の移動により回動する第2回動体が、前記第1回動体及び前記切換操作部材に対してそれらと同軸芯周りに回動自在に取り付けられ、
    前記第2回動体の回動に伴って、前記係合用部材が操作されるように構成されている請求項1記載のコンベア装置。
  3. 前記搬送駆動部夫々に備えられて前記動力源からの駆動力を入力するための入力部の複数に、前記動力源との間で巻き掛け駆動体が一連に巻き掛けられ、
    前記クラッチ機構が、前記入力部に入力される駆動力の伝達を断続するように構成されている請求項1又は2記載のコンベア装置。
  4. 前記複数の搬送駆動部のうちの搬送下流端に位置する下流端搬送駆動部に、前記荷検出手段として、その下流端搬送駆動部における搬送下流端に荷が存在するか否かを検出する下流端荷検出部が備えられ、
    前記搬送状態切換操作手段に、前記下流端搬送駆動部からの荷の送り出しを禁止する送出禁止信号と荷の送り出しを許容する送出許容信号とが入力される制御信号入力部が備えられ、
    前記搬送状態切換操作手段は、前記制御信号入力部の入力状態と前記下流端荷検出部の検出状態との組み合わせが、前記禁止信号が入力されている状態で、前記下流端荷検出部が荷の存在を検出したときの送り出し禁止用組み合わせであるときに、前記下流端搬送駆動部を前記荷搬送駆動状態から前記荷搬送停止状態に切換え、且つ、前記送り出し用禁止 組み合わせ以外の組み合わせであるときに前記荷搬送駆動状態とするように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンベア装置。
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