JP3682711B2 - 穀物乾燥機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、穀物乾燥機の制御装置に係り、特に乾燥データを記憶装置に効率良く記憶させることができ、記憶装置の記憶容量を最小限とすることができるとともに、不要な乾燥データを記憶する惧れがなく、データ確認を容易に行うことができ、使い勝手を向上し得る穀物乾燥機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
穀物乾燥機は、各種センサ類からの信号を入力してモータ及びバーナを駆動させて穀物の乾燥状態を制御するために、穀物乾燥機の制御装置を備えている。
【0003】
この穀物乾燥機の制御装置にあっては、乾燥データをデータ表示器に表示させる一方、過去の乾燥データを、例えば、パソコン等へデータ転送させて保存(記憶)させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の穀物乾燥機の制御装置においては、全ての乾燥運転のデータを保存していた。
【0005】
つまり、乾燥運転が開始されると、この開始時点で初期の穀物量を乾燥データ保存用メモリに保存するとともに、水分データが水分計から送られてきた際には、この水分データも乾燥データ保存用メモリに保存し、乾燥運転が終了した際には、乾燥時間と設定熱風温度と水分値とを乾燥データ保存用メモリに保存していた。
【0006】
また、点検作業のために運転・停止操作した際の乾燥データや何らかの理由によって乾燥運転がすに停止された場合の乾燥データ、すなわち意味のない乾燥データも、1つの乾燥データとして前記乾燥データ保存用メモリに保存されていた。
【0007】
この結果、多くの有効な乾燥データを保存するためには、前記乾燥データ保存用メモリの記憶容量を大とする必要があり、コストが大となって経済的に不利であるとともに、保存される乾燥データ内には意味のない乾燥データも多数含まれることとなり、有効な乾燥データの確認がし難く、使い勝手が悪いという不都合がある。
【0008】
更に、乾燥データ保存用メモリによっては、保存個数を限定し、記憶容量を小としたものもあるが、保存個数が限定されると、最新の乾燥データの保存時に最古の乾燥データが消去されることとなり、この消去される乾燥データ内に有効な乾燥データが含まれているという惧れがあるとともに、保存個数を限定した乾燥データ保存用メモリ内に意味のない乾燥データが多数保存されてしまうという惧れもあり、改善が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、各種センサ類からの信号を入力して穀物乾燥機のモータ及びバーナを駆動させて穀物を乾燥制御する穀物乾燥機の制御装置において、複数回分の乾燥データを記憶する記憶装置と、前記乾燥データを表示するデータ表示器と、前記記憶装置に記憶させた乾燥データを表示させるデータ確認スイッチと、初回の水分測定が終了した際に前記記憶装置への乾燥データの記憶を行うとともに、水分測定データがある場合、あるいは水分測定データがない場合でも、乾燥運転が所定時間以上継続した際には、前記記憶装置への乾燥運転中の乾燥データの記憶を行うべく制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、初回の水分測定が終了した際には、制御手段によって記憶装置への乾燥データを記憶させるべく制御し、また、水分測定データがある場合、あるいは水分測定データがない場合でも、制御手段によって記憶装置に乾燥データを記憶させるべく制御し、乾燥データを記憶装置に効率良く記憶させ、記憶装置の記憶容量を最小限とするとともに、不要な乾燥データを記憶する惧れがなく、データ確認を容易としている。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
【0012】
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図4において、2は穀物乾燥機、4は穀物乾燥機の制御装置である。
【0013】
穀物乾燥機2には、送風を行なうモータ6と熱源となるバーナ8とが設けられている。
【0014】
また、この穀物乾燥機2には、図5に示す如く、化粧パネル10が設けられている。
【0015】
この化粧パネル10には、運転制御スイッチ部12と、乾燥条件設定部14と、運転条件スイッチ部16と、タイマ部18と、送風切換部20と、表示部22と、データスイッチ部24とが設けられている。
【0016】
前記運転制御スイッチ部12には、張込スイッチ26と乾燥スイッチ28と排出スイッチ30と停止スイッチ32とが設けられている。
【0017】
また、前記乾燥条件設定部14には、穀物量ツマミ34と、設定水分ツマミ36とが設けられている。
【0018】
更に、前記運転条件スイッチ部16には、穀物選択スイッチ38と、乾燥選択スイッチ40とが設けられている。
【0019】
前記タイマ部18には、タイマ設定スイッチ42が設けられている。
【0020】
前記送風切換部20には、送風切換スイッチ44と、手動の測定ボタン46とが設けられている。
【0021】
前記表示部22には、乾燥データとして、設定熱風温度、水分値、乾燥(タイマ)時間等を表示するデータ表示器48が設けられている。
【0022】
前記データスイッチ部24には、後述する記憶装置68に記憶させた乾燥データをデータ表示器48に一定の順序で自動的に表示させるデータ確認スイッチ50が設けられている。
【0023】
前記モータ6は、図4に示す如く、モータ駆動回路52を介して制御手段54に連絡している。バーナ8は、バーナ駆動回路56を介して制御手段54に連絡している。
【0024】
また、この制御手段54には、上述の運転制御スイッチ部12と乾燥条件設定部14と運転条件スイッチ部16と測定ボタン46とデータ表示器48とデータスイッチ部24とに加え、安全装置58と炎センサ60と熱風温度センサ62と周囲温度センサ64と穀物乾燥機2に付属の水分計66と記憶装置68とが連絡している。
【0025】
この記憶装置68は、複数回分の乾燥データを記憶できるものである。この記憶・表示される乾燥データは、少なくとも乾燥開始時の穀物量設定値と水分値、乾燥終了時の設定温度と水分値、タイマ時間、異常コード等で構成される。
【0026】
つまり、前記記憶装置68は、第1記憶部(EEPROM、エレクトリック・イレーザブル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)と第2記憶部(RAM、ランダム・アクセス・メモリ)とを有し、第1記憶部(EEPROM)には、乾燥終了後のデータ保存や乾燥停止時のデータ保存、異常コード保存に使用され、前記第2記憶部(RAM)は、測定終了時のデータ一時保存や異常時のデータ一時保存に使用される。
【0027】
そして、前記制御手段54は、初回の水分測定が終了した際に前記記憶装置68への乾燥データの記憶を行うとともに、水分測定データがある場合、あるいは水分測定データがない場合でも、乾燥運転が所定時間以上継続した際には、前記記憶装置への乾燥運転中の乾燥データの記憶を行うべく制御する機能を有している。
【0028】
詳述すると、前記制御手段54は、乾燥運転中の乾燥データを記憶装置68の第2記憶部(RAM)に一時的に保存すべく制御するとともに、乾燥終了時の乾燥データを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存するか否かを判断した後に保存すべく制御するものである。
【0029】
また、前記制御手段54は、水分測定データがなく、且つ乾燥運転が所定時間、例えば1時間以上継続した際に、乾燥運転中の乾燥データを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に記憶させるべく制御する機能を有する。
【0030】
更に、前記制御手段56は、乾燥運転中にデータ確認スイッチ50を押した際に、最初に乾燥運転中の乾燥データを表示させるとともに、再度データ確認スイッチ50を押した際には、以前の乾燥データを表示させるべく制御する機能を有する。
【0031】
更にまた、前記制御手段56は、異常が発生した場合に今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとを比較し、今回の異常コードが既に保存されている異常コードと異なる場合にのみ新たに今回の異常コードを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存すべく制御する機能を有する。
【0032】
また、前記制御手段56は、異常が発生した場合の今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとが同一の場合には、異常の発生回数をカウントして保存すべく制御する機能をも有している。
【0033】
なお、前記記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に異常コードを保存する際には、異常コードのみをまとめて保存することが可能であるとともに、異常コードとこの異常コード以外の乾燥データとを、例えば時間経過順に順次保存することも可能である。
【0034】
次に、この実施例の作用を、図1の制御用フローチャートに基づいて説明する。
【0035】
乾燥が開始すると(ステップ102)、先ず、乾燥(タイマ)時間のカウントを開始する(ステップ104)。
【0036】
そして、安全装置58が作動しているか否かを判断する(ステップ106)。
【0037】
このステップ106でYESの場合には、異常処置とする(ステップ108)。この異常処理後にあっては、異常が発生した場合の今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとが同一であるか否かの判断を行い(ステップ110)、このステップ110でNOの場合には、今回の異常コードを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存する(ステップ110)とともに、記憶装置68の第2記憶部(RAM)に最初の乾燥データの一時保存が行われる(ステップ114)。
【0038】
また、前記ステップ110でYESの場合には、記憶装置68の第2記憶部(RAM)に最初の乾燥データの一時保存が行われる(ステップ114)。このとき、異常が発生した場合の今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとが同一であることにより、異常の発生回数がカウントされて制御手段54によって保存される。
【0039】
そして、ステップ114の後に、停止か否かの判断を行い(ステップ116)、このステップ116でNOの場合には、ステップ116がYESとなるまで判断を繰り返し行い、ステップ116でYESの場合には、乾燥を終了する(ステップ118)。
【0040】
前記ステップ106でNOの場合には、乾燥条件スイッチ部16の読み込みを行い(ステップ120)、乾燥条件設定部14の読み込みを行い(ステップ122)、熱風温度センサ62の読み込みを行い(ステップ124)、設定熱風温度を計算し(ステップ126)、熱風温度・水分値等の乾燥データの表示を行なう(ステップ128)。
【0041】
そして、乾燥データの表示後は、モータ6を制御し(ステップ130)、バーナ8を制御し(ステップ132)、水分計66を制御する(ステップ124)。
【0042】
次いで、初回の水分測定か否かを判断し(ステップ136)、このステップ136がYESの場合には、測定終了か否かを判断し(ステップ138)、このステップ138がYESの場合には、記憶装置68の第2記憶部(RAM)に乾燥データの一時保存を行う(ステップ140)。この保存される乾燥データは、乾燥番号(NO)と穀物量と平均水分値である。
【0043】
ステップ136でNO、ステップ138でNO、ステップ140での処理後は、例えば、水分計66が自動停止して乾燥終了か否かを判断する(ステップ142)。
【0044】
このステップ142でYESの場合には、記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に乾燥データの保存を行う(ステップ144)。この保存される乾燥データは、設定熱風温度と平均水分値と乾燥(タイマ)時間とである。
【0045】
一方、ステップ142でNOの場合には、タイマ部18の停止による停止スイッチ32の状態で、乾燥停止か否かを判断する(ステップ146)。
【0046】
このステップ146でNOの場合には、ステップ106に戻す。
【0047】
ステップ146でYESの場合には、初回水分データがあるか否かあるいは乾燥運転が所定時間、例えば1時間以上継続したか否かの判断を行い(ステップ146)、このステップ146でYES、つまり初回水分データがある場合や乾燥運転が1時間以上継続している場合には、記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に乾燥データの保存を行う処理(ステップ144)に移行させ、このステップ144の処理後とステップ146でNO、つまり水分測定データがなく、且つ乾燥運転が1時間以上継続していない場合には、バーナ8を停止し(ステップ150)、モータ6を停止し(ステップ152)、乾燥を終了する(ステップ154)。
【0048】
また、乾燥データの表示は、穀物乾燥機2が停止中の場合に、図2に示す如く行なわれる。
【0049】
即ち、図2に示す如く、電源がオンになると(ステップ202)、運転制御スイッチ部12がオンか否かを判断する(ステップ204)。
【0050】
このステップ204でYESの場合には、各運転の開始をする(ステップ206)。
【0051】
このステップ204でNOの場合には、データ確認スイッチ50がオンか否かを判断する(ステップ208)。このステップ208でNOの場合には、ステップ204に戻す。
【0052】
ステップ208でYESの場合には、今回の乾燥データを読み出し(ステップ210)、乾燥データを表示する(ステップ212)。この乾燥データの表示は、例えば、図3に示す如く行なわれる。
【0053】
そして、データ確認スイッチ50がオンか否かを判断する(ステップ214)。
【0054】
このステップ214でYESの場合には、前回の乾燥データの読み出しを行い(ステップ216)、ステップ212に戻す。
【0055】
ステップ214がNOの場合には、停止スイッチ32がオンか否かを判断する(ステップ218)。
【0056】
ステップ218でNOの場合には、ステップ212に戻す。
【0057】
一方、ステップ218でYESの場合には、初期化処理を行い(ステップ220)、ステップ204に戻す。
【0058】
即ち、この実施例にあっては、乾燥の運転が始まると、乾燥運転中の穀物量、設定熱風温度、初期水分値等の乾燥データが記憶装置68の第2記憶部(RAM)に一時保存され、そして、乾燥が終了した時点で、乾燥終了時の設定熱風温度、測定水分値又は平均水分値、乾燥に要した時間(タイマ時間)等の乾燥データが記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に記憶される。同様な手順で、最新の複数回分の乾燥データを記憶させる。
【0059】
そして、この乾燥データは、穀物乾燥機2が停止中の場合に、データ確認スイッチ50を押して前回の乾燥データをデータ表示器48に一定の順序で自動的に表示される。更に、データ確認スイッチを50を押すと、前前回の乾燥データが表示され、このようにして、複数回分の乾燥データを確認することができる。
【0060】
また、前記穀物乾燥機2が乾燥運転中の場合の乾燥データの表示は、制御手段54の機能によって、データ確認スイッチ50を押した際に、最初に乾燥運転中の乾燥データが表示され、再度データ確認スイッチ50を押した際には、以前の乾燥データが表示されるものである。
【0061】
異常コードを表示させる際には、例えば確認ボタンと他のボタン(タイマの”−(マイナス)”等)との組み合わせにて行う。
【0062】
これにより、乾燥データや異常コードを、記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)や第2記憶部(RAM)に効率良く記憶させることができ、記憶装置68の記憶容量を最小限とすることができ、安価とし得て、経済的に有利であるとともに、不要な乾燥データや異常コードを記憶する惧れがなく、データ確認を容易に行うことができ、使い勝手を向上し得るものである。
【0063】
また、乾燥データや異常コードのデータ確認によって、ユーザがその年の乾燥の傾向や異常状況を確認することができ、より適切な乾燥方法の手助けすることができ、実用上有利である。
【0064】
更に、初回水分データがある場合や乾燥運転が1時間以上継続している場合には、記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に乾燥データの保存を行うべく制御手段54が制御することにより、停止時条件を満たしている場合にのみ乾燥データの保存を行うことができ、不要な乾燥データを排除し得る。
【0065】
更にまた、前記制御手段54に、穀物乾燥機2が乾燥運転中の場合の乾燥データの表示機能を追加したことにより、データ確認スイッチ50を押した際に、最初に乾燥運転中の乾燥データが表示されるとともに、再度データ確認スイッチ50を押した際には、以前の乾燥データが表示されることとなり、穀物乾燥機2が乾燥運転中にも乾燥運転中の乾燥状況や以前の乾燥状況を把握することができ、実用上有利である。
【0066】
また、前記制御手段56が、異常が発生した場合に今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとを比較し、今回の異常コードが既に保存されている異常コードと異なる場合にのみ新たに今回の異常コードを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存すべく制御する機能を有することにより、不要な異常コードを記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に記憶する惧れがなく、記憶装置68の記憶容量の低減に寄与し得る。
【0067】
更に、前記制御手段56が、異常が発生した場合の今回の異常コードと既に記憶装置68の第1記憶部(EEPROM)に保存されている異常コードとが同一の場合には、異常の発生回数をカウントして保存すべく制御する機能を有していることにより、異常状況及び異常発生の頻度を確実に把握することができ、メンテナンス作業を迅速且つ確実・容易に行い得て、作業性を向上し得る。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、各種センサ類からの信号を入力して穀物乾燥機のモータ及びバーナを駆動させて穀物を乾燥制御する穀物乾燥機の制御装置において、複数回分の乾燥データを記憶する記憶装置と、乾燥データを表示するデータ表示器と、記憶装置に記憶させた乾燥データを表示させるデータ確認スイッチと、初回の水分測定が終了した際に記憶装置への乾燥データの記憶を行うとともに、水分測定データ がある場合、あるいは水分測定データがない場合でも、乾燥運転が所定時間以上継続した際には、記憶装置への乾燥運転中の乾燥データの記憶を行うべく制御する制御手段とを設けたので、乾燥データを記憶装置に効率良く記憶させることができ、記憶装置の記憶容量を最小限とすることができ、安価とし得て、経済的に有利であるとともに、不要な乾燥データを記憶する惧れがなく、データ確認を容易に行うことができ、使い勝手を向上し得る。また、乾燥データのデータ確認によって、ユーザがその年の乾燥の傾向等を確認することができ、より適切な乾燥方法の手助けすることができ、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 穀物乾燥機の制御用フローチャートである。
【図2】 運転停止中の乾燥データの表示のフローチャートである。
【図3】 乾燥データの表示例を示す図である。
【図4】 穀物乾燥機の制御装置の構成図である。
【図5】 穀物乾燥機の化粧パネルの正面図である。
【符号の説明】
2 穀物乾燥機
4 穀物乾燥機の制御装置
6 モータ
8 バーナ
10 化粧パネル
22 表示部
24 データスイッチ部
48 データ表示器
50 データ確認スイッチ
54 制御手段
66 水分計
68 記憶装置

Claims (1)

  1. 各種センサ類からの信号を入力して穀物乾燥機のモータ及びバーナを駆動させて穀物を乾燥制御する穀物乾燥機の制御装置において、複数回分の乾燥データを記憶する記憶装置と、前記乾燥データを表示するデータ表示器と、前記記憶装置に記憶させた乾燥データを表示させるデータ確認スイッチと、初回の水分測定が終了した際に前記記憶装置への乾燥データの記憶を行うとともに、水分測定データがある場合、あるいは水分測定データがない場合でも、乾燥運転が所定時間以上継続した際には、前記記憶装置への乾燥運転中の乾燥データの記憶を行うべく制御する制御手段とを設けたことを特徴とする穀物乾燥機の制御装置。
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