JP3682405B2 - 植栽用多孔質セラミックスの製造方法 - Google Patents

植栽用多孔質セラミックスの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3682405B2
JP3682405B2 JP2000349872A JP2000349872A JP3682405B2 JP 3682405 B2 JP3682405 B2 JP 3682405B2 JP 2000349872 A JP2000349872 A JP 2000349872A JP 2000349872 A JP2000349872 A JP 2000349872A JP 3682405 B2 JP3682405 B2 JP 3682405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
water
porous
porous ceramic
porous ceramics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000349872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002142556A (ja
Inventor
幸治 齊藤
和昭 松尾
Original Assignee
東芝セラミックス株式会社
磯部鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝セラミックス株式会社, 磯部鉄工株式会社 filed Critical 東芝セラミックス株式会社
Priority to JP2000349872A priority Critical patent/JP3682405B2/ja
Publication of JP2002142556A publication Critical patent/JP2002142556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682405B2 publication Critical patent/JP3682405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/622Forming processes; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/62204Forming processes; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products using waste materials or refuse
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B33/00Clay-wares
    • C04B33/02Preparing or treating the raw materials individually or as batches
    • C04B33/13Compounding ingredients
    • C04B33/132Waste materials; Refuse; Residues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B33/00Clay-wares
    • C04B33/02Preparing or treating the raw materials individually or as batches
    • C04B33/13Compounding ingredients
    • C04B33/132Waste materials; Refuse; Residues
    • C04B33/135Combustion residues, e.g. fly ash, incineration waste
    • C04B33/1352Fuel ashes, e.g. fly ash
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • C04B38/06Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by burning-out added substances by burning natural expanding materials or by sublimating or melting out added substances
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00034Physico-chemical characteristics of the mixtures
    • C04B2111/00129Extrudable mixtures
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00758Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for agri-, sylvi- or piscicultural or cattle-breeding applications
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2235/00Aspects relating to ceramic starting mixtures or sintered ceramic products
    • C04B2235/02Composition of constituents of the starting material or of secondary phases of the final product
    • C04B2235/30Constituents and secondary phases not being of a fibrous nature
    • C04B2235/36Glass starting materials for making ceramics, e.g. silica glass
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

Description

【0001】
【発明の属する分野】
この発明は、産業廃棄物である溶融スラグまたは石炭灰を主成分とした原料を押出成形で成形した植栽用多孔質セラミックスの製造方法に関し、特に連続気孔が押出方向により方向性をもって形成された植栽用多孔質セラミックスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から多孔質セラミックスは数多く提案され、これらは透水材、ろ過材、吸水材、吸湿材、吸音材、菌床材、建材その他各種の用途に広く用いられている。また、これに用いる主原料についても、陶磁器廃材(特開昭63−176380号)、窯業スラッジ(特開昭61−219776号)、硅石および粘土(特開昭55−7549号)などが提案されている。しかしながら、植栽用多孔質セラミックスを用いて例えば大都市のビルの屋上などを利用して都市の緑化を行うという提案はいまだなされていない。
【0003】
上記のように、ビルの屋上を利用して大都市の緑化を行なおうとする場合には、ここに土を運んで植物を植えることは大都市の環境を考えると現実には出来ず、ビル屋上のコンクリートの上に植物の生育に必要な植栽用多孔質セラミックスなどの植栽ブロックを配置することが必要となる。この植栽ブロックは、植物の生育に必要な適度の保水性、適度の通水性を有するとともに、その表面は植物の根付けに必要な細孔が無数に設けられているなど、機能的に土に類似した特性を有することが必要である。
【0004】
さらに、この植栽ブロックはビルの屋上やベランダに付加して設置されるものとして、その厚さおよびサイズは必要以上に大きくなることは好ましくなく、そのうえで前記の適度な保水性とともに必要な強度などが求められるものである。勿論、その前提として経済性は当然に要求されるものである。中でも、通常は雨水から供給される水を所定の期間保ちながら、何日にもわたってその必要量を植物に持続的に供給できるようにしておくことは、植物の生育による緑化には不可欠である。
【0005】
こうした条件を十分に満たす植栽ブロックは、従来から公知な多孔質セラミックスには見出すことが出来なかった。即ち、従来の無機多孔質ブロックは、一般に産業廃材を主原料として、これに適宜な気泡材或いは気泡形成材を加えて混練し型枠に充填して成形し、ついでこれを脱型して焼成するものであった。
【0006】
しかしながら、こうした従来の平板状の無機質多孔体は、一般に内部の気孔が左右および上下に均一に貫通しているために保水性が悪く、上面から散水するとその大部分が短時間のうちに下面からそのまま排出されるようなものであった。また、下面を非通水性の皮膜で被覆すると下面からの排水が実質的に出来なくなって、今度は植物の根腐れを起こす恐れがあった。植栽に用いるブロックは、底に孔の明いた植木鉢に見られるように余分な水分は植物の成長を阻害するために下部から適当に排出されるとともに、その基材には土に類似した適度な保水性があって植物に常に水が供給されることが必要である。
【0007】
即ち、ビルの屋上またはベランダに設置して、これに樹木を生育させるための植栽ブロックは、厚さを薄くして軽量の平板としたうえで適度の保水性と強度を有し、しかも上表面には多数の細孔を有して容易に植物の根付きができ、またブロックに散水された水の余剰分は下面から排出されるなど、植物の生育に適合した特殊な構造をもった無機多孔質ブロックであることが必要である。しかしながら、これまで数多く提案されている多孔質セラミックスはこうした条件を満足するものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、厚さを薄くして軽量としても適度の保水性と所定の強度を有し、上表面には多数の細孔があって容易に植物の根付きができ、しかも散水された水の余剰分が徐々に底部から排出して長期にわたって植物が生育されるような植栽用多孔質セラミックスを廉価に得ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、粒径5mm以下の溶融スラグまたは石炭灰を主成分として、これに可塑性付与材を5〜30重量%、ガラス成形材を5〜15重量%、粒径5mm以下の焼き抜き材を5〜15重量%含む原料を水で混練して押出成形し、これを焼成して押出方向により方向性をもった連続気孔を形成することを特徴とする植栽用多孔質セラミックスの製造方法(請求項1)、粒径5mm以下の焼き抜き材は製材木屑、サトウキビ搾り屑またはスチレン等の有機化合物の一種もしくは二種以上であることを特徴とする請求項1記載の植栽用多孔質セラミックスの製造方法(請求項2)、請求項1または2で得られた多孔質セラミックスの下面又は側面に通水性を低減するための皮膜を形成することを特徴とする植栽用多孔質セラミックスの製造方法(請求項3)である。
【0010】
以上の本発明によれば、押出方向により多くの連続気孔を形成した植栽ブロックとなるので、薄くて軽量のうえに高強度で適度の保水性を有し、植物の根付きが容易で、しかも散水された水が徐々に底部から排出されるような植栽ブロックを廉価に得ることができるものである。
【0011】
【発明の実施の態様】
この発明の植栽用多孔質セラミックスの主原料は、産業廃棄物である高滓スラグまたは石炭灰である。これらの原料の粒径はいずれも5mm以下のものを用いるが、好ましくは5〜1mmのものである。主原料の粒径が5mmを超えると植栽用多孔質セラミックスの強度が弱くなって、焼成前の工程のハンドリングで成形体が破損し易い。石炭灰は火力発電所で発生する5〜1mmクリンカアッシュが特に好ましい。これらの主原料に可塑性付与材とガラス成形材を添加する。ここで用いる可塑性付与材は無機系でも或いは有機系でもよく、例えば無機系ではカオリナイト、ベントナイトなど、有機系ではメチルセルロースなどが用いられる。これらの可塑性付与材は単独または併用して使用される。可塑性付与材は5〜30重量%を用いる。これが5重量%未満では原料の可塑性が不足して押出成形ができにくくなり、またこれが30重量%を超えると原料が押出機につまって成形がスムースに行われない。
【0012】
ガラス成形材は、得られる植栽用多孔質セラミックスが多孔質であるところから、原料粒子を結合して最終製品を所定の強度にするためのものである。ガラス成形材としては、例えばシリカフラワー、ガラス粉砕材、フリットなどが用いられる。これらのガラス成形材は、この発明の焼成温度である600℃以上で溶融してガラス化し多孔体に所定の強度特性を付与する。ガラス成形材の添加量は5〜15重量%とする。これが5重量%未満であると製品の強度が低下し、またこれが15重量%を超えると製品の多孔性が失われ製品に適度な保水性を保持させることができなくなる。
【0013】
焼き抜き材は、押出成形体を焼成した際に焼去されて製品に連続気孔を形成するものである。焼き抜き材は製材屑、サトウキビ搾り滓、廃材スチレン等の有機化合物などの容易に大量入手できるものが好適に利用できる。これらの焼き抜き材は、植物の根付きを考慮すると粒径5mm以下に粉砕して用いるのが好ましい。焼き抜き材の添加量は5〜15重量%とする。焼き抜き材の添加量が5%未満では製品の気孔率が不足して良好な植栽用多孔質セラミックスとすることができない。また、これが15重量%を超えると気孔率が高すぎて強度不足となる。植栽用多孔質セラミックスの見掛け気孔率は30〜50%が好ましい。
【0014】
上記の原料に所定の水を加えてミキサーでよく混練してさらに真空土練を行い、これを通常の押出機で押出成形する。押出機による成形は、混合した原料をホッパーから供給し、これをスクリューで連続して送ってダイから所定の厚みをもって板状に押出し、その後これを所定の長さで切断する。このサイズは、例えば厚さ20〜30mm、長さ1000mmである。この押出成形で成形された成形体の焼き抜き材は、押出方向に繋がった状態におかれるとともに、押出成形物の外表面はダイと強制的に接触するために製材屑、サトウキビ搾り滓など比重の小さい焼き抜き材は内側に押し込められたものとなる。
【0015】
次いで、この成形物を600〜1200℃で加熱して焼成し、成形体の焼き抜き材を焼去してこの部分に連続気孔を形成する。ここにおける焼成温度が600℃以下では原料のガラス成形材がガラス化せず焼成体に十分な強度付与の特性を与えることが出来ない。また、1200℃を超えた温度で焼成すると、主原料にフライアッシュクリンカを用いた場合などはクリンカの収縮が大きくなって焼成体の亀裂や開気孔の消失といった現象が生じる恐れがあるとともに、燃料消費も多くなって経済的でない。この焼成によって、得られた平板状の焼成体の押出方向により多くの連続気泡が形成されるとともに、上下方向では前記の押出方向と比較して少ない連続気泡しか形成されない。このため平板状の焼成体は、成形体の押出方向には通水性が良好である反面、これと直交する上下方向では通水は少ないといった特性を有する多孔体となるものである。
【0016】
なお、この多孔体をより良好な植栽用多孔質セラミックスとするためには、多孔体の下面又は側面に通気孔を低減する薄膜を形成する。これによって、上面から補給される散水の下面又は側面からの流失をさらに少なくすることができる。この方法は、例えば押出した成形品の焼成前、その下面に彩薬を塗布し、これを焼成してここにガラス膜を形成させる方法、成形品の焼成後に撥水性のあるシリコン樹脂を塗布する方法などがある。また、その生育に多くの水を必要とする植物に適する植栽ブロックとする場合には、散水をさらに吸収しやすくするために多孔質セラミックスの上面を多数の針を植設した治具で孔明けて用いると好ましい。
【0017】
【実施例】
(実施例1〜4、比較例1〜3)
表1に示す原料に同表に示す水を加えミキサーで十分に混練した。これをスクリュー押出機で厚さ20mmで連続的に押出し、これを長さ50mmに切断して押出成形体を成形した。この押出成形体を表1に示す温度で3時間焼成して多孔体とした。この多孔体の製品特性は表1の通りであった。また、この多孔体の気孔の性状を目視で観察したところ表1の気孔の特性の通りであった。さらに、実施例1の多孔体を長手方向に二分割し、その分割側の断面を10倍の顕微鏡で観察したところ図1の通りであった。
【0018】
【表1】
Figure 0003682405
【0019】
以上のように、この発明の植栽用多孔質セラミックスは、見掛け気孔率が高くて曲げ強さが大である。また、形成される気孔も長手方向に帯状の気孔が形成されていることが分かる。
【0020】
実施例3の多孔体を用いて洋芝を植栽した結果を図2に示した。種まきから15日後には長さ5cmまで育ち、多孔体にしっかり根づいていることが確認された
【0021】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば多気泡で軽量な植栽用多孔質セラミックスが産業廃棄物を用いて容易に廉価で製造することができる。この植栽用多孔質セラミックスは、気孔が横方向にはより多く連通し、他方上下方向では横方向と比較して連通孔が少ないために植栽用多孔質セラミックス内に侵入した水の保水性は適度に維持されて、この上に生育する植物は長い期間にわたって水の補給を受けることが可能となるものである。従って、この植栽用多孔質セラミックスを用いることにより大都市のビルの屋上やベランダなどを、土を用いて埃を巻上げることもなく人工的な植木場に変えることができて、都市部の緑化を現実することが期待されることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例になる植栽用多孔質セラミックスの切断面の顕微鏡写真である。
【図2】図2は、この発明の一実施例になる植栽用多孔質セラミックスを用いて植栽した洋芝の斜視図。
【符号の説明】
1…多孔体、2…洋芝。

Claims (3)

  1. 粒径5mm以下の溶融スラグまたは石炭灰を主成分として、これに可塑性付与材を5〜30重量%、ガラス成形材を5〜15重量%、粒径5mm以下の焼き抜き材を5〜15重量%含む原料を水で混練して押出成形し、これを焼成して押出方向により方向性をもった連続気孔を形成することを特徴とする植栽用多孔質セラミックスの製造方法。
  2. 粒径5mm以下の焼き抜き材が製材木屑、サトウキビ搾り屑またはスチレン等の有機化合物の一種もしくは二種以上であることを特徴とする請求項1記載の植栽用多孔質セラミックスの製造方法。
  3. 請求項1または2で得られた多孔質セラミックスの下面又は側面に通水性を低減するための皮膜を形成することを特徴とする植栽用多孔質セラミックスの製造方法。
JP2000349872A 2000-11-16 2000-11-16 植栽用多孔質セラミックスの製造方法 Expired - Fee Related JP3682405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349872A JP3682405B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 植栽用多孔質セラミックスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349872A JP3682405B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 植栽用多孔質セラミックスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002142556A JP2002142556A (ja) 2002-05-21
JP3682405B2 true JP3682405B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=18823197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000349872A Expired - Fee Related JP3682405B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 植栽用多孔質セラミックスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682405B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102125786A (zh) * 2011-02-24 2011-07-20 南昌大学 利用锂云母提锂渣制备多孔陶粒滤料的方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097537A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Tamagawa Yogyo Kk 植栽用タイル
CN101665370B (zh) * 2009-09-23 2012-02-08 佛山红狮陶瓷有限公司 一种表面具有熔洞效果的陶瓷砖生产方法
JP6043186B2 (ja) * 2010-08-06 2016-12-14 小松精練株式会社 乾燥地緑化材及びそれを用いた乾燥地の緑化方法
CN103189334A (zh) * 2010-09-16 2013-07-03 小松精练株式会社 多孔陶瓷烧结体
CN106278180B (zh) * 2016-08-12 2020-02-14 大连宝昇国际贸易有限公司 一种连续多孔质发泡新型陶瓷及其制备方法
CN108117406B (zh) * 2016-11-28 2020-11-24 神华集团有限责任公司 一种白泥或粉煤灰制多孔陶瓷的方法及制备的多孔陶瓷
CN110294633B (zh) * 2018-03-23 2021-11-09 国家能源投资集团有限责任公司 多孔陶瓷以及气化渣制备多孔陶瓷的方法
KR200494446Y1 (ko) * 2019-04-23 2021-10-13 디에스티주식회사 친환경 세라믹 비드를 이용한 실내 공기 정화 식물용 화분

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2988505B2 (ja) * 1993-10-08 1999-12-13 株式会社クボタ 廃棄物を原料とするセラミックス複合体
JPH09142951A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Uchiyama Advance:Kk 色彩の良好な軽量セラミックス体を製造するための方法及び装置と、植栽用人工培土
JPH11127683A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Niigata Forging:Kk 人工土壌
JP2971868B1 (ja) * 1998-09-18 1999-11-08 イソライト工業株式会社 無土壌植栽用セラミックブロック及びその使用方法
JP2000145052A (ja) * 1998-11-10 2000-05-26 Toray Ind Inc 屋上構造体
JP2000154068A (ja) * 1998-11-17 2000-06-06 Mitsubishi Rayon Co Ltd 石炭灰を主原料としたセラミックス成形体及びその製造方法並びにそれを用いた資材
JP2001342055A (ja) * 2000-03-28 2001-12-11 Toray Ind Inc 透水性セラミックブロックおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102125786A (zh) * 2011-02-24 2011-07-20 南昌大学 利用锂云母提锂渣制备多孔陶粒滤料的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002142556A (ja) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6043853B2 (ja) 多孔質セラミックス焼結体及びその製造方法
EP1803697A1 (en) Composite ceramic structure, method for producing same and wall structure using such composite ceramic structure
JP3682405B2 (ja) 植栽用多孔質セラミックスの製造方法
JP2007195455A (ja) 植栽体及び駐車場
JP2000092978A (ja) 無土壌植栽用セラミックブロック及びその使用方法
KR100900330B1 (ko) 폐주물사 및 주물공장의 집진분진을 이용한 식물생장 및 수질정화능이 우수한 다공질 바이오 세라믹 제조방법
JP3865700B2 (ja) 緑化用培地
KR101212977B1 (ko) 잔디보호블록의 제조방법 및 그 제품
CN1153752C (zh) 多孔性的陶瓷体的制法及其产品
JP4245460B2 (ja) 複合タイル及びその製造方法
JP2004076307A (ja) 高機能緑化ブロックおよび緑化壁構造
JP3479053B2 (ja) 植物生育ボード
CN107522469B (zh) 一种陶质植物自动供水盘及其制备方法
JP2003070346A (ja) 緑化用基材及びその敷設方法並びにこの基材を用いた植物の栽培方法
JP2006320214A (ja) 緑化瓦
JP2004097202A (ja) 苔固定基盤
JP5296573B2 (ja) 多孔質焼結体
CN1074362C (zh) 一种陶瓷假山景观的制造方法
JP2005348631A (ja) 植栽用タイル
JP2010098974A (ja) 緑化ブロック及びその製造方法
JPH05331958A (ja) 緑化ブリック、及びその製造法
JPH07170861A (ja) 植木鉢の製造方法
CN216874350U (zh) 一种立体绿化种植载体
JP3529367B2 (ja) 建物の緑化構造
JP2002281846A (ja) 植栽ブロック

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees