JP3682184B2 - ベッド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はベッド本体の長手方向一端側にヘッドボードが設けられるベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ベッド装置はベッド本体を有し、このベッド本体の長手方向一端側にはヘッドボードが設けられている。ヘッドボードはベッド装置の外観や性能上、重要な役割を持っており、そのデザインによって商品価値を大きく左右する。
【0003】
一方、ベッド装置は、その幅寸法によってクイーンサイズ、ダブルサイズ、セミダブルサイズ、シングルサイズあるいはシングルサイズよりもさらに幅寸法の小さいSサイズ等があり、種々の利用パターンに応じて適したサイズのベッド装置が選択される。
【0004】
ところで、ベッド装置は長期間にわたって使用されるものであり、購入当初と年月を経た時点などでは利用者にとって最適なサイズが異なることがある。たとえば、新婚時にはダブルサイズのベッド装置が良いと考えて購入したものの、ダブルサイズのベッド装置では双方の寝返りなどによる睡眠妨害が気になるようなことがあり、また病気などの時も不便なことがある。
【0005】
そこで、シングルサイズやSサイズのベッドを2台購入し、これら2台のベッドを接合してクイーンサイズやダブルサイズの1台のベッドとして利用し、睡眠妨害が気になったり、病気などの時には2台のベッドを離して利用するということが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
2台のベッドを並設して利用する場合、2台のベッドの2つのヘッドボードはあたかも1つのヘッドボードとしての外観を呈するデザインであることが望ましく、また2台のベッドを分離して利用する場合には各ベッドのヘッドボードが独立したデザインとしての外観を呈することが望まれている。
【0007】
しかしながら、従来のベッド装置においては、ヘッドボードは1つのベッド用にデザインされているだけであるため、2台のベッドを並設したときと分離したときとで、上記ヘッドボードがそれぞれの使用形態に応じて外観的に良好なデザインにならないということがあった。
【0008】
この発明は、2つのベッドを並設したり、分離して使用する場合、いずれの使用形態であっても、ヘッドボードが外観的に良好なデザインを呈することができるようにしたベッド装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、2つのベッドを有し、各ベッドはベッド本体及びベッド本体の長手方向一端側に設けられるヘッドボードを備えたベッド装置において、
上記ヘッドボードは、上記ベッド本体に対して上下方向を逆にして取付け可能であるとともに、その上下方向一端部と他端部とのデザインは、2つのベッドを分離したときには1つのベッドの幅方向中心に対して1つのヘッドボードが左右対称の形状となり、2つのベッドを並設したときには2つのヘッドボードが2つのベッドの接触部を中心にして左右対称の形状となることを特徴とするベッド装置にある。
【0011】
このような構成とすることで、2つのベッドを並設して使用する場合と、分離して使用する場合とで各ベッドのヘッドボードの上下方向の向きを変えることで、それぞれの使用形態に応じて良好な外観を呈することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1乃至図6はこの発明の一実施の形態を示し、図1は2つのベッド1,2を並設して使用する状態を示す斜視図で、図2は分離して使用する状態を示す斜視図である。
【0014】
上記各ベッド1,2は図6に示すようにベッド本体3を備えている。ベッド本体3は平行に離間対向して配置された一対の側板4を有し、これら側板4の長手方向一端は端板5によって連結されている。一対の側板4の長手方向他端の内面にはL字状の連結具6の一辺が取付固定されている。この連結具6の他辺には一対の連結片7が形成されている。各連結片7には、下方に向かって開放した一対の係合溝7aが形成されている。
【0015】
上記連結具6の他辺の外面には、スペーサ8を介してヘッドボード9の一側面の下端部の両側が接合され、内面には側面形状が三角形をなし下面に脚11が取り付けられた取付具12が接合されている。
【0016】
なお、ベッド本体3の長手方向一端部の両側部にも脚11が連結された取付具12が設けられている。それによって、ベッド本体3はその四隅部が脚11によって支持されている。
【0017】
上記取付具12からは上記係合溝7aに係合するねじ13が通され、このねじ13の上記スペーサ8の外面から突出した端部は上記ヘッドボード9の一側面の下端部にねじ込まれている。つまり、ヘッドボード9は上記ねじ13によってベッド本体3に着脱可能に連結固定されている。
【0018】
上記ヘッドボード9は、図4(a),(b)に示すように、一側面の上下方向一端部と、他側面の他端部との幅方向両側部にそれぞれ埋め込みナットによって一対の第1、第2のねじ孔14a,14bが形成されている。
【0019】
したがって、上記ヘッドボード9は一側面をベッド本体3側に向けてその一側面の一上下方向端部の第1のねじ孔14aにねじ13をねじ込んで固定した状態と、他側面をベッド本体3側に向けるとともにその他側面の上下方向他端部の第2のねじ孔14bにねじ13をねじ込んで固定した状態とで使用できるようになっている。
【0020】
図1に示すように、一対のベッド1,2が並設された状態においては、各ベッド1,2のヘッドボード9は第1のねじ孔14aにねじ13がねじ込まれてベッド本体3に取付固定されている。
【0021】
なお、一対のベッド1,2は、図6に示すように互いの一側の接触した一対の側板4に嵌合するコ字状の第1の連結具15a及び一対のヘッドボード9の背面側に位置する隣り合う第1あるいは第2のねじ孔14a,14bの一方を利用して図示しないねじで一対のヘッドボード9を連結する帯状の第2の連結具15bによって分離不能に連結される。
【0022】
また、ヘッドボード9は図5に示すように周辺部に枠部材9aが設けられたフラッシュ構造となっていて、その枠部材9aの個所に上記第1、第2のねじ孔14a,14bが形成される。
【0023】
上記ヘッドボード9は上下方向の一端部と他端部とで異なるデザインに形成されている。つまり、図1に示すように一対のベッド1,2を並設させたときに上端部となる一端部はヘッドボード9の幅方向中央に対して左右が非対称となる第1の曲線形状16aに形成され、他端部は図3に示すように幅方向中央に対して左右対称となる円弧状に第2の曲線形状16bに形成されている。
【0024】
すなわち、上記第1の曲線形状16aは、2つのベッド1,2を並設させたときに2つのベッド1,2の互いの一側の接触部分を中心として左右対称の円弧形状となるようデザインされている。
【0025】
図6に示すように、上記側板4の内面には受け桟17が設けられ、一対の側板4の受け桟17間には図示しない床板が架設される。この床板上には図1と図2に示すようにマットレス18が載置される。
【0026】
このような構成のベッド装置においては、図1に示すように2台のベッド1,2を、これらの互いの一側を接触させて並設して使用する場合には、各ベッドのヘッドボード9は第1の曲線形状16aを上側にしてベッド本体3に取付ける。
【0027】
それによって、接合された2台のベッド1,2の2つのヘッドボード9は、これらの第1の曲線形状16aが幅方向中心に対して左右対称な1つの円弧状の曲線となる。そのため、2台のベッド1,2のヘッドボード9はあたかも1つのヘッドボードのような外観を呈することになるから、ベッド装置の外観形状を良好に維持することになる。
【0028】
図2に示すように、2台のベッド1,2を分離し、たとえばこれらベッド1,2の間にナイトテーブル19を設置するなどして使用する場合には、各ベッド1,2のヘッドボード9をベッド本体3から取り外し、第2のねじ孔14bが設けられた他側面をベッド本体3側に向けるとともに上下を逆にすることで、上記第2のねじ孔14bを上下方向下方に位置させる。そして、上記第2のねじ孔14bにねじ13をねじ込むことで各ベッド1,2のヘッドボード9を取付ける。
【0029】
それによって、ヘッドボード9は各ベッド1,2の幅方向中心に対して左右対称形状の第2の曲線形状16bが上側になる。そのため、各ヘッドボード9は、それぞれのベッド1,2専用のヘッドボードとしての外観を呈するから、その場合も各ベッド1,2の外観を損なうことなく利用することができる。
【0030】
すなわち、ヘッドボード9の上下方向一端部を第1の曲線形状16aとし、他端部を第2の曲線形状16bとしたことで、2台のベッド1,2を並設して使用する場合と、分離して使用する場合とで、それぞれの使用形態に適したデザインとすることが可能となる。
【0031】
図7(a),(b)はこの発明の他の実施の形態を示すヘッドボード9Aの変形例である。この実施の形態のヘッドボード9Aは、上下方向の一端部と他端部とはともにほぼ直線形状であるが、一方の側面の一端部21Aと、他方の側面の他端部21Bとのデザインを変えるようにした。
【0032】
このような構成のヘッドボード9Aによれば、一方の側面の一端部21Aと他方の側面の他端部21Bとのどちらをベッド本体側に向けて利用するかによって異なる外観を呈することができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ヘッドボードをベッド本体に対して上下方向を逆にして取付け可能にするとともに、その上下方向一端部と他端部とのデザインは、2つのベッドを分離したときには1つのベッドの幅方向中心に対して1つのヘッドボードが左右対称の形状となり、2つのベッドを並設したときには2つのヘッドボードが2つのベッドの接触部を中心にして左右対称の形状となるようにした。
【0036】
そのため、2つのベッドを並設して使用するときと、分離して使用するときのいずれの場合であっても、ヘッドボードがベッドに適合したデザインを呈するため、外観的に良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す一対のベッドを並設した使用形態の斜視図。
【図2】 同じく一対のベッドを分離した使用形態の斜視図。
【図3】 同じく一対のベッドを並設したときにベッドのヘッドボード側から見た側面図。
【図4】 (a)は同じくヘッドボードの一側面を示す側面図(b)は同じく他側面を示す側面図。
【図5】 同じくヘッドボードの側面図。
【図6】 同じくベッド本体を示す一部省略した斜視図。
【図7】 (a)は個の発明のほかの実施の形態を示すヘッドボードの一側面を示す側面図、(b)は同じく他側面を示す側面図。
【符号の説明】
1,2…ベッド
3…ベッド本体
9…ヘッドボード
16a…第1の曲線形状
16b…第2の曲線形状
Claims (1)
- 2つのベッドを有し、各ベッドはベッド本体及びベッド本体の長手方向一端側に設けられるヘッドボードを備えたベッド装置において、
上記ヘッドボードは、上記ベッド本体に対して上下方向を逆にして取付け可能であるとともに、その上下方向一端部と他端部とのデザインは、2つのベッドを分離したときには1つのベッドの幅方向中心に対して1つのヘッドボードが左右対称の形状となり、2つのベッドを並設したときには2つのヘッドボードが2つのベッドの接触部を中心にして左右対称の形状となることを特徴とするベッド装置。
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