JP3682108B2 - 自動車用オーバーヘッドコンソール - Google Patents
自動車用オーバーヘッドコンソール Download PDFInfo
- Publication number
- JP3682108B2 JP3682108B2 JP00064296A JP64296A JP3682108B2 JP 3682108 B2 JP3682108 B2 JP 3682108B2 JP 00064296 A JP00064296 A JP 00064296A JP 64296 A JP64296 A JP 64296A JP 3682108 B2 JP3682108 B2 JP 3682108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- console
- ceiling
- shaft
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車室の天井部分に取り付けられるオーバーヘッドコンソールに関するもので、特に、ルームランプやスポットランプ等と、サングラスやカード等の小物を収容する小物入れを一体に備え、天井の低い乗用車にも装備が容易な自動車用オーバーヘッドコンソールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から種々の自動車用オーバーヘッドコンソールが提案されているが、小物入れのリッド取付部分や係止部が複雑で大型となり、トラック等の大型自動車やハイルーフ車には採用例があるものの、天井の低い乗用車等に適した小物入れを備えたオーバーヘッドコンソールは実用化されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、小物入れのリッド取付部や係止部の構成を簡素化し、小型で天井の低い乗用車への取付けに好適な自動車用のオーバーヘッドコンソールを提供するものである。
【0004】
また、小物入れのリッドの取付けを簡素化することにより組立てを容易とすると共に、簡単に取り外せるようにして保守の便を図るようにしたこと、更には、車内であり、見栄えを損なわないため、リッドの開閉の簡易化によるロック部の係止部の傷痕及びラッチ機構の露出を防ぐことを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は斯様な実情に鑑み、この課題に対処するため、小物入れリッドの取付け、取外しを簡単にするため、1本の軸の中央部を屈折して弾性をもたせて軸を撓ませて軸の両端を一度に軸孔に挿入して組付けを容易とし、更にノブと一体にしたロック杆の係止爪との係離する係止部を凹入部に設けてロック傷をカバーするようにし、更にラッチ機構のロック部にカバー体を設けるようにして、小型化とし、天井の低い乗用車の車内の天井部に組付け、外観美を損なわないようにした自動車用オーバーヘッドコンソールを提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図は、本発明の自動車用オーバーヘッドコンソールの好ましい一実施例を示したもので、以下図に基づいて具体的に説明する。
【0007】
1はコンソール本体で、この本体1は一端側にスイッチ機構を設けた照明部1aと、他方に複数の収納室2a,2b,2cを有した収納部1bとで略矩形状にして形成されて、車内の天井の一部に、本体1の縁部1cを天井面に沿わせて取付け埋設してある。
【0008】
本体1の収納部1bの各収納室2a,2b,2cの各下面は開放され、夫々の開口部3a,3b,3cには、リッド4a,4b,4cを開閉可能となるように軸5により軸支してある。
【0009】
前記軸5は、中央部5aを左右に開くように弾性をもたせて屈曲させ、リッド4b,4cに設けた軸孔をもつ軸受片6b,6cと、本体1の軸受片6b,6cと対応位置に穿った軸孔に軸5の両端を一度に挿入し、回動可能に軸支し、また離脱できるようにしてある。
【0010】
またリッド4aの一端背部には折曲げて延出させた腕片7を設け、この腕片7の先端は、本体1に設けた軸受片8に軸9によって軸支されて回動可能となっている。
【0011】
また各リッド4a,4b,4cには、内面に収納品受け部10a,10b,10cを設けて、この収納品受け部10a,10b,10c内に小物類を収納し、リッドを開いた時便利となるようにしてある。
【0012】
前記一端を軸支して回動できるリッド4aの自由端は縁部に凹部11を設けて係止部11aを成形し、更に、凹部11と対応する本体1側には、上部にノブ12aに成形したロック杆12を設ける。ロック杆12は上部側に、前記係止部11aと係脱する爪12bを設けて、本体1の収納室2a側に設けた孔を通して下端側を屈折し、この下端部は更に収納室2aの内壁に穿った孔を通して弾性作用が行われるようにして内壁に当接させて取付け、ノブ12aの操作で前記ロック杆12の爪12bがリッド4aの凹部11に設けた係止部11aと係離させてロック作用を行うようにし、凹部11によってロック時の傷を覆うようにしてある。
【0013】
また、リッド4b,4cの夫々の自由端側には、先端に係止爪13aを設けた係止片13を延出させて設け、この係止片13と対応させる本体1の収納室2b,2cには夫々受片14a、ラッチ爪14bを有するラッチ機構14を、スプリングと共に収納して保持するホルダ15を設け、このホルダ15に設けたラッチ機構14によって、リッド4b,4cの係止片13を係脱できるようにしてある。
【0014】
また、ホルダ15を有する本体1の左右側片には縦方向の嵌合溝16を設け、この嵌合溝16には、ホルダ15を覆うカバー体17の内側に設けた鉤付ストッパー17aを摺嵌して抜出しできないようにして覆っている。
【0015】
カバー体17は上面にラッチ機構14が出没できる嵌挿孔17bを穿って、前記リッド4b,4cの各係止片13が挿込まれると係止されてロックできるようになっている。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上述のように、コンソール本体に設けた収納室の下面開放部には夫々軸を用いて軸支するが、この軸は一本の軸の中央部を弾性をもたせるようにして折曲げ、この軸の両端をリッドに設けた軸孔を有する軸受と、軸孔と対応する本体に設けた軸孔に一度に挿入させて軸支するようにするので組付け、取外しが容易に行うことができ清掃する時等便利である。
【0017】
また、ロック杆に設けた爪を、ノブの作用で係止するリッド側の係止部は凹部内に設けてあるのでロックする爪の傷は凹部で覆われるので見苦しくない。更にロック部のラッチ機構はカバー体を用いてホルダを覆っている外観を損なうことがなく、また係止片の挿入、取出しが円滑に行われる等の効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用オーバーヘッドコンソールの一実施例を示した天井に取付けた状態の平面図である。
【図2】図1の中央縦断側面図である。
【図3】図2の一部拡大図でロック杆と凹部の係止部と係止した状態図である。
【図4】ロック部のラッチ機構のホルダにカバー体を設けて覆った状態の図2の一部拡大図である。
【図5】図3のホルダとカバー体の分解図である。
【図6】コンソール本体に折曲げ弾性をもたせた軸を用いて組付け時の斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソール本体
1a 照明部
1b 収納部
1c 縁部
2a,2b,2c 収納室
3a,3b,3c 開口部
4a,4b,4c リッド
5,9 軸
5a 中央屈曲部
6b,6c,8 軸受片
7 腕片
10a,10b,10c 収納品受け部
11 凹部
11a 係止部
12 ロック杆
12a ノブ
12b,13a 爪
13 係止片
14 ラッチ機構
14a 受片
14b ラッチ爪
15 ホルダ
16 嵌合溝
17 カバー体
17a ストッパー
17b 嵌合孔
Claims (2)
- 下面を開放させた収納室を設けて車室天井の一部に、縁部を天井面に沿わせて取付けたコンソール本体を有し、この本体の前記開放部には、一端を軸支し、他端自由側にはロック構造を設けて開閉可能としたリッドを設けてなるコンソールにおいて、
前記リッドは、中央部を弾性をもたせて折曲げた1本の軸を撓ませて、この軸の両端を、リッドの軸孔とこの軸孔に対応する前記本体の軸孔に一度に挿入することにより、この本体に回動可能に軸支されていると共に、取外し離脱できるように組付けられていることを特徴とする自動車用オーバーヘッドコンソール。 - 下面を開放させた収納室を設けて車室天井の一部に、縁部を天井面に沿わせて取付けたコンソール本体を有し、この本体の前記開放部には、一端を軸支し、他端自由側にはロック構造を設けて開閉可能としたリッドを設けてなるコンソールにおいて、
前記ロック構造は、ラッチ機構とし、一端を回動可能に軸着したリッドの自由端に係止爪を設け、この係止爪と対応する本体に、前記ラッチ機構のロック部を設け、このロック部には、外側面に縦方向の嵌合溝を設けると共に、この嵌合溝には、上面にラッチ機構を出没可能とした嵌合孔と、前記嵌合溝と対応してカバー体を嵌合係止する手段を設けたことを特徴とする自動車用オーバーヘッドコンソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00064296A JP3682108B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 自動車用オーバーヘッドコンソール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00064296A JP3682108B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 自動車用オーバーヘッドコンソール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188199A JPH09188199A (ja) | 1997-07-22 |
JP3682108B2 true JP3682108B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=11479368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00064296A Expired - Lifetime JP3682108B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 自動車用オーバーヘッドコンソール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3682108B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP00064296A patent/JP3682108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09188199A (ja) | 1997-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3451156B2 (ja) | 自動車の天井用小物入れ | |
JP3388161B2 (ja) | オーバーヘッドコンソール | |
US6508499B1 (en) | Rear cargo lining storage area | |
US5478126A (en) | Vehicle storage compartment latch assembly with anti-rattle device | |
JP3682108B2 (ja) | 自動車用オーバーヘッドコンソール | |
JPH0529153Y2 (ja) | ||
JP3788063B2 (ja) | 車両用カップホルダー | |
JPH0431893B2 (ja) | ||
KR200145627Y1 (ko) | 수납공간을 구비한 자동차 룸미러 | |
KR100427214B1 (ko) | 차량의 센터콘솔 | |
KR100381223B1 (ko) | 자동차용 암 레스트 | |
KR100216611B1 (ko) | 차량용 콘솔박스 | |
JPS5923637Y2 (ja) | 車両のコンソ−ルボツクス | |
JP2006021771A (ja) | オーバーヘッドコンソール | |
JP2507036Y2 (ja) | 車両用ボックスの開閉構造 | |
KR200143695Y1 (ko) | 자동차의 콘솔 박스 | |
KR100523576B1 (ko) | 글로브박스의 스트라이커 장착 구조 | |
KR0115099Y1 (ko) | 자동차용 선그라스 트레이 | |
KR200177927Y1 (ko) | 자동차의트렁크비치용공구박스 | |
KR19990044783A (ko) | 차량용 컵홀더장치 | |
JPH0528749U (ja) | コンソールボツクス | |
JPS6146729A (ja) | 車両用収納容器 | |
JP2001088601A (ja) | カップホルダー格納構造 | |
KR200377573Y1 (ko) | 자동차용 팔걸이기능을 구비한 컴팩트디스크 보관함 | |
KR0165796B1 (ko) | 자동차의 센터 콘솔에 형성되는 동전 케이스 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080527 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110527 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120527 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130527 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130527 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |