JP3682038B2 - 急速継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧管路等の圧力配管路の途中部を接続または分離するために用いられる急速継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の急速継手には、従来では、特開平2−209693号公報に記載されたものがある。この従来の急速継手は、本出願人が先に提案したものであって、図7に示すように次のように構成されている。
【0003】
第1継手であるソケットAの第1ハウジング101内に摺動筒120をOリング121によって油密移動自在に挿入し、その摺動筒120内に第1閉止部材126を挿入し、その第1閉止部材126に第1逆止部材133を連結する。また、第2継手であるプラグBの第2ハウジング102内に第2閉止部材162を挿入するとともに第2逆止部材167を設ける。
【0004】
上記ソケットAとプラグBとを突き合わせ接続することにより、上記の第2ハウジング102の先端部に設けた押圧部材165が、進出バネ128に抗して上記の摺動筒120を開き位置へ退入させ、上記の第1閉止部材126が上記の第2閉止部材162を進出バネ163に抗して開き位置へ押圧するとともに、その第2閉止部材162が第2逆止部材167を開弁させるように構成したものである。この接続完了状態でソケット用給排口135へ圧油を供給すると、その圧油が、第1閉止部材126の外周と第2閉止部材162の外周とを順に通ってプラグ用給排口172へ供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術では次の問題がある。
図7の接続状態では、第2閉止部材162によって第2逆止部材167が常時開弁されているので、上記ソケット用給排口135への圧油供給を停止すると、上記プラグ用給排口172の圧油がソケット用給排口135から排出されてしまう。従って、両継手A・Bの分離後にも上記プラグ用給排口172に圧力を保持するためには、上記ソケット用給排口135へ圧油を供給したままで両継手A・Bを分離する必要がある。その結果、摺動筒120と押圧部材165との封止接当部分から圧油が漏れやすくなる。
本発明の目的は、圧力流体の供給を停止した状態で両継手を分離できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、例えば図1から図6に示すように、急速継手を次のように構成したものである。
第1継手Aと第2継手Bとを突き合わせ接続することにより、上記の第2継手Bの第2ハウジング2の先端部に設けた押圧部材65が上記の第1継手Aの第1ハウジング1内に設けた摺動筒20を開き位置へ退入させるとともに、上記の摺動筒20内に挿入した第1閉止部材26が上記の第2ハウジング2内に挿入した第2閉止部材62を開き位置へ押圧可能に構成し、
上記の第2ハウジング2の基部寄り部内に、先端側の閉じ位置へ付勢される逆止部材67を設けて、その閉じ位置の逆止部材67と前記の開き位置の第2閉止部材62との間に隙間Hを設け、
前記の第1ハウジング1内にピストン18を軸心方向へ進退自在で保密状に挿入するとともに上記ピストン18を前記の第1閉止部材26に基端側から対面させ、上記ピストン18の進退ストロークKを前記の隙間Hよりも大きい値に設定したものである。
【0007】
本発明は、例えば図1から図6に示すように、次のように作用する。
図1の分離状態では、第1継手Aの摺動筒20が右側の閉止位置へ進出され、第2継手Bの第2閉止部材62が左側の閉止位置へ進出されている。
上記の両継手A・Bを突き合わせていくと、まず、図2に示すように、上記の摺動筒20と押圧部材65とが接当し、次いで、図3に示すように、上記の摺動筒20が上記の押圧部材65によって左向きに退入されていき、引き続いて、図4に示すように、前記の第1閉止部材26と第2閉止部材62とが互いに突き合って開き位置へ切換えられ、最後に、図5に示すように、上記の両継手A・Bの接続が完了する。その状態では、上記の開き位置の第2閉止部材62と閉じ位置の逆止部材67との間に隙間Hが形成されている。
上記の図5の接続完了状態において、第1継手Aの給排口35へ圧力流体を供給すると、その圧力流体が、逆止部材67を逆止バネ68に抗して逆止弁座69から離間させて、第2継手Bの給排口72へ供給される。その給排口72の圧力が設定圧力に到達すると、上記の逆止部材67が逆止バネ68によって逆止弁座69に閉止接当される。その後、第1継手Aへの圧力流体の供給を停止して、2つの継手A・Bを分離させる。
【0008】
上記の第2継手Bの給排口72から圧力流体を排出するときには、同上の図5に示すように両継手A・Bを再び接続し、その後、図6に示すように、別の給排口40へ圧力流体を供給してピストン18を進退ストロークKだけ進出させる。すると、そのピストン18が第1閉止部材26と第2閉止部材62とを順に経て逆止部材67を逆止弁座69から離間させる。これにより、上記の第2継手Bの給排口72内の圧力流体が第1継手Aの給排口35へ排出される。
【0009】
本発明は、上記のように構成され作用することから次の効果を奏する。
第1継手の給排口へ圧力流体を供給して第2継手の給排口の圧力を高める時において、その第2継手の給排口の圧力が設定圧力に到達すると逆止部材が自動的に閉じられるので、第2継手の給排口の圧力を一旦高めた後は、第1継手の給排口への圧力供給を停止した無負荷状態で両継手を分離できる。このため、その分離時に、押圧部材と摺動筒との封止部分から圧力流体が漏れるのを防止できる。そして、上記の第2継手の給排口の圧力流体を上記の第1継手の給排口へ排出するときには、上記の両継手を再び接続し、その後、前記ピストンを進出させて前記の閉じ位置の逆止部材を強制的に開けばよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1から図6によって説明する。図1は急速継手の分離状態を示す縦断面図で、図2から図6は作動説明用の模式図である。
まず、図1によって上記の急速継手の構成を説明する。この急速継手は、圧油を供給または排出するためのものであって、第1継手であるソケットAと第2継手であるプラグBとによって構成される。上記ソケットAの第1ハウジング1と上記プラグBの第2ハウジング2とがほぼ同軸上で向かい合わせに設けられる。
【0011】
上記ソケットAは次のように構成される。
上記の第1ハウジング1は、左右のハウジング部分3・4からなり、これらハウジング部分3・4が複数のボルト5(ここでは1本だけを示している。)によって基台Pに固定される。
上記の左ハウジング部分3の筒孔7に筒状ケース8が軸心方向へ進退自在で保密状に挿入され、その筒状ケース8が、進出手段である進出バネ9によって先端側へ付勢される。なお、符号10・11・12はOリングである。
【0012】
上記の筒状ケース8は、左右のケース部分14・15からなり、その左ケース部分14に右ケース部分15が径方向へ保密移動自在で軸心方向へ移動不能に支持される。符号16はOリングである。上記の左ケース部分14の筒孔17にピストン18が軸心方向へ進退自在で保密状に挿入される。上記の右ケース部分15の筒孔19に摺動筒20が軸心方向へ進退自在で保密状に挿入される。符号21はOリングである。上記の左右の筒孔17・19によって上記の筒状ケース8の筒孔22が構成されている。
【0013】
上記の摺動筒20の筒孔24にガイド部材25が内嵌され、そのガイド部材25に第1閉止部材26が軸心方孔へ進退自在に挿入され、その第1閉止部材26に前記ピストン18が基端側から対面される。上記の第1閉止部材26が後退バネ27によって基端側の閉じ位置へ付勢されるとともに、上記ガイド部材25と前記ピストン18との間に設けた進出バネ28によって上記の摺動筒20が先端側の閉じ位置へ付勢される。その摺動筒20の所定量以上の進出は止め輪29によって阻止される。
【0014】
上記の摺動筒20には、その筒孔24の先端に第1閉止弁座31が形成されるとともに、その閉止弁座31の周囲に封止部材32が設けられる。上記の筒孔24の内部空間が前記Oリング11・12の間に形成した周溝34を経てソケット用給排口35へ連通される。また、前記ピストン18と前記の左ケース部分14の左端壁37との間に作動室38が形成され、その作動室38が前記Oリング10・11の間に形成した周溝39を経て別の給排口40へ連通される。
【0015】
前記の右ハウジング部分4の筒孔42と前記の右ケース部分15との間には、偏心許容筒43が径方向へ移動自在で軸心方向へ移動不能に装着される。その偏心許容筒43の先端部と上記の右ケース部分15の先端部との間にスリーブ44が挿入され、これら両者43・44が押圧バネ45によって離間する方向へ付勢される。上記の偏心許容筒43が複数の調心バネ46によって求心方向へ付勢され、これにより、前記の右ケース部分15の筒孔19が前記の左ケース部分14の筒孔17とほぼ同軸上に位置される。上記の筒状ケース8が前記の進出バネ9によって先端側へ所定量以上進出することは、上記の偏心許容筒43によって阻止されている。
【0016】
上記のソケットAとプラグBとの接続または分離時に上記の筒状ケース8と前記の第2ハウジング2とを連結または連結解除する係合手段51が設けられる。この係合手段51は、上記の右ケース部分15の周壁に設けた複数の貫通孔52と、各貫通孔52に挿入したボール53と、上記の偏心許容筒43の内周面に設けた退入溝54とを備える。上記の複数のボール53が、上記の第2ハウジング2の先端部に設けた周溝55に係合可能とされる。
【0017】
さらに、上記の右ケース部分15の筒孔19の先端には、清掃用圧縮空気の噴出孔57が複数開口される。各噴出孔57は、上記の右ケース部分15の外周面に設けた溝58と前記の偏心許容筒43の溝59及び連通孔60とを順に経てエアーブロー用給気口(図示せず)に連通されている。
【0018】
前記プラグBは次のように構成される。可動台Qに前記の第2ハウジング2が固定され、その第2ハウジング2内に第2閉止部材62が軸心方向へ進退自在に挿入される。その第2閉止部材62が進出バネ63によって先端側の第2閉止弁座64へ付勢される。その第2閉止弁座64の周囲には、前記ソケットAの摺動筒20に対面する押圧部材65が設けられる。その押圧部材65の先端面には、前記の封止部材32に対面する封止面66が形成される。また、上記の第2ハウジング2の基部寄り部内に逆止部材67が軸心方向へ進退自在に挿入され、その逆止部材67が逆止バネ68によって先端側の逆止弁座69へ付勢される。符号70・71はフィルターで、符号72はプラグ用給排口である。
【0019】
上記構成の急速継手は、ソケットAとプラグBとを接続するときには、次のように作動する。
図1の分離状態において、ソケットAへ向けてプラグBを進出させていく。すると、そのソケットAの右ケース部分15内にプラグBの押圧部材65が嵌入していき、前記の噴出孔57からのエアーブローによって前記の封止部材32の先端面と前記の封止面66とが清掃され始める。
【0020】
次いで、図2に示すように、プラグBの封止面66がソケットAの封止部材32に封止接当するとともに、押圧部材65が進出バネ28に抗して摺動筒20及び第1閉止部材26を左向きに退入させ始める。図中の符号Dは筒状ケース8の全ストローク、符号Eは摺動筒20の進退ストローク、符号Fは第1閉止部材26の接当隙間、符号Gは第2閉止部材62の接当隙間である。なお、この状態では、前記の噴出孔57からのエアーブローによって押圧部材65の外周面と周溝55とが清掃され始めている。
【0021】
図3に示すように、上記の摺動筒20及び第1閉止部材26がさらに左向きに退入されて、その第1閉止部材26がピストン18によって受け止められると、上記の押圧部材65が進出バネ28及び後退バネ27に抗して上記の摺動筒20をさらに左向きに退入させるとともに、上記の第1閉止部材26が進出バネ63に抗して第2閉止部材62を右向きに退入させ始める。
【0022】
図4に示すように、上記の摺動筒20がさらに左向きに退入されて筒状ケース8の肩部分8aに接当した時点では、第1閉止部材26から第1閉止弁座31が離間するとともに第2閉止弁座64から第2閉止部材62が離間し、前記の複数のボール53が前記の周溝55に嵌入される。これにより、筒状ケース8と第2ハウジング2とが一体に連結される。この連結状態では、前記の開き位置の第2閉止部材62と前記の閉じ位置の逆止部材67との間には、隙間Hがあけられている。
【0023】
引き続いて、図5に示すように、上記の押圧部材65が前記の進出バネ9に抗して筒状ケース8をストロークMだけ左向きに退入させることにより、上記の複数のボール53の遠心方向への移動が前記の偏心許容筒43(図1参照)によって阻止されて、上記の筒状ケース8と前記の第2ハウジング2とが軸心方向へ相対移動不能に連結される。これにより、ソケットAとプラグBとの接続が完了される。この接続完了状態では、上記の筒状ケース8の左外側には、退入許容隙間Nが残されている。
【0024】
図5中の符号Sは第2ハウジング2の接続ストロークであって、前記の図2の接続開始状態から上記の図5の接続完了状態までのストロークを示している。この接続ストロークSは、図2から図4で説明したように、前記の摺動筒20を筒状ケース8の肩部8aに接当させるために、その摺動筒20の進退ストロークEよりも大きい値に設定されている。また、上記の筒状ケース8の全ストロークD(図2参照)は、図5の接続完了状態において上記の筒状ケース8の左側に前記の隙間Nを設けるために、上記の接続ストロークSから上記の摺動筒20の進退ストロークEを差し引いた値(ここでは前記ストロークM)よりも大きい値に設定されている。
【0025】
上記の接続完了状態において、圧油をソケット用給排口35へ供給すると、その圧油が、第1閉止部材26の外周空間を経て第2閉止部材62の外周空間へ供給され、次いで、逆止部材67を押し開いてプラグ用給排口72へ供給される。この圧油供給時には、第2ハウジング2と筒状ケース8とに、Oリング21の封止部分の内側断面積に加わる油圧力が引き離し力として作用するが、この引き離し力が上記の複数のボール53によって受け止められる。このため、上記の油圧力は、上記の第2ハウジング2と上記の筒状ケース8とへ外力として作用せず、従って、第1ハウジング1へも外力として作用しない。なお、これら各ハウジング1・2へは進出バネ9の付勢力が作用するだけである。
【0026】
上記ソケット用給排口35への圧油の供給によってプラグ用給排口72の圧力が設定圧力に到達すると、上記の逆止部材67が逆止バネ68によって逆止弁座69に閉止接当される。この状態で、上記ソケット用給排口35への圧油の供給を停止する。
【0027】
その後、上記プラグBを右向きに後退させてソケットAから分離させていく。すると、前記の図4に示すように、筒状ケース8が進出バネ9によって右向きに進出されるとともに、前記ボール53が退入溝54に対面して、上記の連結状態が解除可能となる。次いで、図3に示すように、摺動筒20の第1閉止弁座31が第1閉止部材26に閉止接当されるともに、第2閉止部材62が第2閉止弁座64に閉止接当され、これとほぼ同時に、上記ボール53と第2ハウジング2との係合が解除される。その後、図2の状態を経て図1の分離状態へ切り換えられる。このように、ソケット用給排口35への圧油の供給を停止した状態で急速継手が分離されるので、ソケットAの封止部材32とプラグBの封止面66との接続部の周辺から油垂れが起こらない。
【0028】
上記プラグ用給排口72内の圧油を排出する時には、上記プラグBを前記ソケットAへ再び接続操作して前記の図5の接続完了状態へ切換え、次いで、図6に示すように次のように操作する。即ち、ソケットAの別の給排口40へ圧油を供給する。すると、作動室38の油圧力によってピストン18が進退ストロークKだけ右向き移動され、そのピストン18が第1閉止部材26と第2閉止部材62とを順に経て逆止部材67を右向きに押圧する。なお、上記ピストン18の進退ストロークKは、図5中の前記の隙間Hよりも大きい値に設定しておけばよい。上記の逆止部材67が逆止弁座69から離間されることにより、プラグ用給排口72の圧油が、第2閉止部材62の外周空間と第1閉止部材26の外周空間とを順に経てソケット用給排口35から排出される。その後、上記ソケットAからプラグBが再び分離される。
【0029】
上記の実施形態は次の長所が得られる。
摺動筒20に作用する油圧力が両ハウジング1・2へ引き離し力として作用しないので、その分だけ両ハウジング1・2の接続操作時に必要な押圧力が小さくなる。このため、その接続操作用の押圧装置を小形かつ軽量に造れるうえ、各ハウジング1・2を支持するブラケット等の支持部材をも小形かつ軽量に造れる。
【0030】
筒状ケース8が退入操作された場合でもその筒状ケース8の基端外側に退入許容隙間Nを確保できるので、前記の摺動筒20に作用する油圧力が第1ハウジング1や第2ハウジング2に作用することを確実に防止できる。
ソケット用給排口35へ圧油を供給してプラグ用給排口72の圧力を高める時において、そのプラグ用給排口72の圧力が設定圧力に到達すると逆止部材67が自動的に閉じられるので、そのプラグ用給排口72の圧力を一旦高めた後は、ソケット用給排口35への圧力供給を停止した無負荷状態で両継手A・Bを分離できる。このため、その分離時に、摺動筒20の封止部材32と押圧部材65の封止面66との間から圧油が漏れるのを防止できる。
【0031】
上記の実施形態は次のように変更可能である。
上記の急速継手に使用される流体は、圧油に代えて、水等の液体や空気等の気体であってもよい。
第1継手をソケットで構成するとともに第2継手をプラグで構成することに代えて、第1継手をプラグで構成するとともに第2継手をソケットで構成することも可能である。さらに、ソケットを固定側にするとともにプラグを可動側にすることに代えて、そのプラグを固定側にするとともに上記ソケットを可動側に構成してもよい。
上記の急速継手を接続または分離させる操作手段としては、空圧シリンダや油圧シリンダ等のアクチュエータを用いることが好ましいが、小型の急速継手では人力操作で行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、急速継手の分離状態の縦断面図である。
【図2】上記の急速継手の接続開始状態を示す模式図である。
【図3】同上の急速継手に設けた摺動筒が開き始める状態を示す模式図である。
【図4】上記の摺動筒の全開状態を示す模式図である。
【図5】上記の急速継手の接続完了状態を示す模式図である。
【図6】同上の急速継手に設けた逆止部材を強制的に開いた状態を示す模式図である。
【図7】従来例の急速継手の接続完了状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1…第1ハウジング、2…第2ハウジング、18…ピストン、20…摺動筒、26…第1閉止部材、62…第2閉止部材、65…押圧部材、67…逆止部材、A…第1継手(ソケット)、B…第2継手(プラグ)、H…隙間、K…ピストン18の進退ストローク。
Claims (1)
- 第1継手(A)と第2継手(B)とを突き合わせ接続することにより、上記の第2継手(B)の第2ハウジング(2)の先端部に設けた押圧部材(65)が上記の第1継手(A)の第1ハウジング(1)内に設けた摺動筒(20)を開き位置へ退入させるとともに、上記の摺動筒(20)内に挿入した第1閉止部材(26)が上記の第2ハウジング(2)内に挿入した第2閉止部材(62)を開き位置へ押圧可能に構成し、
上記の第2ハウジング(2)の基部寄り部内に、先端側の閉じ位置へ付勢される逆止部材(67)を設けて、その閉じ位置の逆止部材(67)と前記の開き位置の第2閉止部材(62)との間に隙間(H)を設け、
前記の第1ハウジング(1)内にピストン(18)を軸心方向へ進退自在で保密状に挿入するとともに上記ピストン(18)を前記の第1閉止部材(26)に基端側から対面させ、上記ピストン(18)の進退ストローク(K)を前記の隙間(H)よりも大きい値に設定した、ことを特徴とする急速継手。
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