JP3681900B2 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘電体層と内部電極層とを交互に積層してなる積層セラミックコンデンサに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、積層セラミックコンデンサとしては、図5に示すように、誘電体層11と内部電極層12とを交互に積層し、内部電極層12の端部を交互にコンデンサ本体13の対向する端面に露出させ、この部分にそれぞれ外部電極を形成することにより、内部電極層12の一端を外部電極に接続していた。
【0003】
このような積層セラミックコンデンサの一般的な製造方法は、例えば、誘電体セラミック粉末を有機バインダーに分散させたセラミックスラリーをシート状に成形してセラミックグリーンシートを作製し、スクリーン印刷法などにより、このセラミックグリーンシートの上に導電性ペーストを塗布し、内部電極パターンを印刷する。
【0004】
そして、この内部電極パターンが印刷されたセラミックグリーンシートを複数積層し、該積層成形体の上下面に内部電極パターンが印刷されていないセラミックグリーンシートを複数枚積み重ねる。こうして得られた積層成形体を内部電極層の一端が端面に露出するようにしてチップ状に切断し、これを焼成し、コンデンサ本体を作製する。
【0005】
そして、コンデンサ本体の端面を研磨して、その端面に内部電極層の端面を露出させ、コンデンサ本体の端面に導電性ペーストを塗布し、これを焼き付けて外部電極を形成し、積層セラミックコンデンサを作製していた。
【0006】
また、他の積層セラミックコンデンサの製造方法として、チップ状に切断された未焼成の積層成形体を焼成する前に、その端部に予め導電性ペーストを塗布し、焼成と同時に導電性ペーストを焼き付けるという製造方法もある。
【0007】
さらに、積層成形体を得る方法も、セラミックグリーンシートを使用する、いわゆるシート法の他に、セラミックペーストと導電性ペーストとを交互に印刷していく、いわゆる印刷法も採用されている。
【0008】
ところで、従来の積層セラミックコンデンサにおける内部電極層12は、図5に示すように、同一厚みとされていた。また、内部電極層12の他端部は、コンデンサ本体13の端面に露出しないように導電性ペーストの塗布面積を考慮し、外部電極と電気的に絶縁されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、積層セラミックコンデンサでは、一般に内部電極層12と誘電体層11との焼成収縮率が異なるため、焼成後においては内部応力が発生し、構造欠陥が発生しやすく、静電容量の温度特性が悪化するという問題があった。そして、近年においては、高容量を達成するために積層数を増加することが行われているが、積層数を増加する程内部応力が大きくなり、構造欠陥が発生したり、静電容量の温度特性の悪化が大きいという問題があった。
【0010】
また、上記積層セラミックコンデンサでは、導電性ペーストの印刷パターンの制御により外部電極との絶縁を確保していたため、印刷の精度による外部電極との短絡を防止するために、印刷パターンの外部電極端と外部電極との間隔を大きく設定する(いわゆる大きなマージン領域を形成する)必要があり、容量が発生する有効電極面積が小さくなり、静電容量が小さくなるという問題があった。
【0011】
本発明は、構造欠陥を抑制し、静電容量の温度特性を向上させることができる積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記問題について鋭意検討した結果、積層セラミックコンデンサの内部電極層の一部あるいは全体の厚みを、その内部電極層の上下に設けられる内部電極層の厚みと異なるように設定することにより、誘電体層と内部電極層との焼成収縮率の差にもかかわらず、積層セラミックコンデンサの内部応力を小さくすることができることを見出し、本発明に至った。
【0013】
即ち、本発明の積層セラミックコンデンサは、誘電体層と内部電極層とを交互に積層してなるコンデンサ本体の両端に一対の外部電極を設けてなり、前記内部電極層の一端が前記外部電極に電気的に接続され、他端が前記外部電極と電気的に絶縁された積層セラミックコンデンサであって、前記内部電極層に層厚部を設けるとともに、該層厚部の厚みが、該層厚部と前記誘電体層を介して対向する位置の内部電極層の厚みよりも厚いものである。
【0014】
ここで、内部電極層の層厚部の厚みが、該層厚部と誘電体層を介して対向する位置の内部電極層の厚みの1.2〜3倍であることが重要であり、また、層厚部は、内部電極層の外部電極に電気的に接続される側に形成されていることが重要であり、さらに、内部電極層の他端部が酸化され、外部電極と電気的に絶縁されていることが望ましい。
【0015】
【作用】
本発明の積層セラミックコンデンサでは、内部電極層に層厚部を設けるとともに、この内部電極層の層厚部の厚みを、該層厚部と誘電体層を介して対向する位置の内部電極の厚みよりも厚くすることにより、誘電体層に作用する応力の方向を分散することができ、誘電体層と内部電極層との焼成収縮率の差にもかかわらず、内部応力が小さくなり、これにより、構造欠陥が少なくなり、静電容量の温度特性を良好にできる。
【0016】
また、内部電極層の層厚部の厚みを、該層厚部と誘電体層を介して対向する位置の内部電極の厚みの1.2〜3倍の厚みとすることにより、内部応力をより小さくできる。
【0017】
さらに、層厚部を、内部電極層の外部電極に電気的に接続される側に形成することにより、さらに内部応力を小さくできるととともに、内部電極層の電流密度が均一になるため、積層セラミックコンデンサの等価直列抵抗を低くすることができ、高周波電流に対する電力損失を小さくすることができる。
【0018】
また、内部電極層の他端部を酸化し、外部電極と電気的に絶縁することにより、印刷パターンの制御によっていわゆる誘電体マージン領域を形成した従来の積層セラミックコンデンサよりも有効電極面積を大きくすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の積層セラミックコンデンサは、図1に示すようにコンデンサ本体1の対向する両端にそれぞれ外部電極2が形成されている。図2は、コンデンサ本体1の断面を示すもので、複数の誘電体層3と複数の内部電極層4とが交互に積層されている。内部電極層4の一端はコンデンサ本体1の両端面に露出し、図示しないが、外部電極2に電気的に接続され、他端が印刷パターンの制御により外部電極2と電気的に絶縁されている。
【0020】
そして、図2に示したように、それぞれの外部電極2に接続される内部電極層4毎に、第1内部電極層4a、第2内部電極層4bとされており、これらの第1内部電極層4a、第2内部電極層4bは交互に形成され、第1内部電極層4aの厚みが第2内部電極層4bの厚みよりも厚く形成されている。つまり、第1内部電極層4aの全体が層厚部とされており、第1内部電極層4aの厚みは、第2内部電極層4bの厚みの3倍の厚みとされている。
【0021】
内部電極層4に用いられる金属としては、パラジウム、ニッケル、銀、銅、またはそれらの合金等があるが、これらのうちでも、安価であるという理由から、ニッケルからなる内部電極材料を用いることが望ましい。内部電極層4中には、金属を主成分とするものであれば良く、金属の他に金属の酸化物やガラス等を含有していても良いが、金属のみからなる場合が最も望ましい。
【0022】
本発明の積層セラミックコンデンサは、例えば、先ず、誘電体層となるグリーンシートを作製することにより得られる。グリーンシートは、例えば、チタン酸バリウムを主成分とし、酸化イットリウム、炭酸マンガンおよび酸化マグネシウムを加えた誘電体粉末に、水および分散剤を加え、ボールミルにて混合粉砕した後、有機バインダーを混合し、得られたスラリーを所定厚みのテープ状に成形することにより得られる。
【0023】
誘電体層の材料としては、チタン酸バリウムを主成分とし、この主成分100モル部に対して、酸化マグネシウムを0.5〜8モル部、炭酸マンガンを0.05〜0.5モル部、酸化イットリウムを0.3〜4モル部添加含有したものを用いることが誘電率などの特性を向上するという点から望ましい。一方、例えば、ニッケル粉末に有機可塑剤を加えた導電性ペーストを作製する。
【0024】
そして、上記グリーンシートの上面に、例えば、スクリーン印刷法により上記導電性ペーストを塗布する。このとき、第1内部電極層4a用の印刷パターンは導電性ペーストを複数回印刷することにより、第2内部電極層4bの印刷パターンよりも厚い導電膜を形成する。この後、導電性ペーストを塗布したグリーンシートを積層する。
【0025】
そして、得られた積層成形体を所定寸法に切断したのち、酸素分圧3×10-8〜3×10-3Pa、温度1150〜1300℃で0.5〜3時間焼成し、次に、酸素分圧1×10-2〜2×104 Pa、温度900〜1150℃で1〜5時間熱処理し、コンデンサ本体を作製する。
【0026】
次に、銅粉末に有機可塑剤を加えたペーストを作製し、このペーストを、前記内部電極層と交互に電気的に接続するようにコンデンサ本体の両端に塗布し、焼き付けることにより外部電極を形成し、本発明の積層セラミックコンデンサを作製する。尚、上記例では、複数回の印刷によって厚みを厚く形成したが、本発明は上記例に限定されるものではない。
【0027】
以上のように構成された積層セラミックコンデンサでは、第1内部電極層4aの全体の厚みを、その上下に設けられる第2内部電極層4bの厚みよりも厚く設定することにより、誘電体層3に加わる応力の方向を分散させることができ、誘電体層3と内部電極層4との焼成収縮率の差にもかかわらず、内部応力が小さくなり、これにより、構造欠陥が少なくなり、静電容量の温度特性を良好にできる。
【0028】
また、上下に設けられた第1内部電極層4aの厚みを、第2内部電極層4bの厚みの3倍の厚みとしたので、内部応力をより小さくでき、構造欠陥がより少なくなり、静電容量の温度特性をより良好にできる。
【0029】
図3は、本発明の積層セラミックコンデンサの他の例を示すもので、この形態では、第1内部電極層4aおよび第2内部電極層4bの外部電極2と接続される側の厚みがそれぞれ厚く形成されている。即ち、第1内部電極層4aの左側半分、第2内部電極層4bの右側半分が層厚部6とされ、その他の部分は層厚部6よりも薄く形成されている。
【0030】
即ち、内部電極層4a、4bの層厚部6と誘電体層3を介して対向する位置の内部電極層4a、4bの厚みは、層厚部6よりも薄く形成され、その厚みの比は1:3とされている。
【0031】
以上のように構成された積層セラミックコンデンサは、上記した製造方法とほぼ同様の製造方法により作製できる。そして、得られた積層セラミックコンデンサについても、上記態様とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、内部電極層4a、4bの外部電極2に接続される側に層厚部6を形成したので、層厚部6において電流密度が均一化し、積層セラミックコンデンサの等価直列抵抗を低くすることができ、高周波電流に対する電力損失を小さくすることができ、高周波用の積層セラミックコンデンサとして好適に利用することができる。
【0032】
図4は、本発明の積層セラミックコンデンサのさらに他の例を示すもので、この形態では、第1内部電極層4aおよび第2内部電極層4bの外部電極2と接続される側の厚みが厚く形成されている。即ち、第1内部電極層4aの左側端部、第2内部電極層4bの右側端部が層厚部6とされ、その他の部分は層厚部6よりも薄く形成されており、第1内部電極層4aの層厚部6以外の部分と第2内部電極層4bの層厚部6以外の部分は同一厚みとされている。
【0033】
そして、本態様では第1内部電極層4aの右側端部、および第2内部電極層4bの左側端部が酸化されて酸化部7が形成され、第1内部電極層4aの右側端部、第2内部電極層4bの左側端部と外部電極2とが電気的に絶縁されている。
【0034】
このような積層セラミックコンデンサは、グリーンシートの上面に、例えば、スクリーン印刷法により上記導電性ペーストを塗布する。このとき、膜厚部6については複数回導電性ペーストを印刷することにより形成する。この後、導電性ペーストを塗布したグリーンシートを積層し、得られた積層成形体を所定寸法に切断したのち焼成し、内部電極層の両端が端面に露出したコンデンサ本体を作製する。
【0035】
次に、酸素分圧1×10-2〜2×104 Pa、温度900〜1150℃で1〜5時間熱処理することにより、第2内部電極層4bの左側端部、および第1内部電極層4aの右側端部が酸化され、第2内部電極層4bの左側端部、第1内部電極層4aの右側端部と外部電極2とが電気的に絶縁される。この後、外部電極2を形成することにより、本発明の積層セラミックコンデンサが得られる。
【0036】
尚、内部電極層4の端部の厚みが薄い部分については酸化されやすいため、上記熱処理により酸化し、外部電極2と絶縁されるが、層厚部6の端面については上記熱処理によっても酸化されにくく、コンデンサ本体1に外部電極2を形成すると、層厚部6と外部電極2とが導通することになる。
【0037】
以上のように構成された積層セラミックコンデンサでも、上記態様とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、層厚部6において電流密度が均一化されるので、積層セラミックコンデンサの等価直列抵抗を低くすることができ、高周波電流に対する電力損失を小さくすることができるとともに、印刷パターンの制御によって誘電体マージン領域を形成した従来の積層セラミックコンデンサよりも有効電極面積を大きくでき、静電容量を大きくすることができる。
【0038】
【実施例】
先ず、チタン酸バリウムを主成分とし、この主成分100モル部に対して、酸化イットリウムを1モル部、酸化マグネシウムを2モル部、酸化マンガンを0.1モル部添加した誘電体粉末に、水及び分散剤を加え、ZrO2 ボールを用いたボールミルにて混合粉砕した後、有機バインダーを混合し、得られたスラリーを厚み13μmのテープ状に成形した。
【0039】
一方、内部電極として、ニッケル粉末に有機可塑剤を加えた導電性ペーストを用意し、上記テープ上にスクリーン印刷法にて形成し、テープを積層した。この際、第2内部電極層4bと第1内部電極層4aの厚みの比率が1:1.2、1:2.0、1:3.0、および1:4.0になるように導電性ペーストを塗布し、印刷パターンを形成した。
【0040】
比較のため、単一の厚みを有する内部電極層を有し、マージン領域を形成した成形体も用意した。
【0041】
得られた成形体を切断したのち、酸素分圧1×10-6Pa、温度1260℃で2時間焼成し、次に、酸素分圧1×101 Pa、温度1000℃で1時間熱処理を行った。次に、焼結体の両端面に銅ペーストを800℃で焼き付け、内部電極層4と電気的に接続する外部電極2を形成し、図2に示すような内部電極層4の厚みが異なる4種類の積層セラミックコンデンサを作製した。また図5に示すような従来の積層セラミックコンデンサを作製した。
【0042】
図2の積層セラミックコンデンサでは、誘電体層3の厚みが9μm、有効誘電体層数が100層、外形寸法が2mm×1.2mm×1.2mm、有効電極面積が0.78mm2 であり、(第1内部電極層4aの厚み、第2内部電極層4bの厚み)が(1.2μm、1.0μm)、(1.6μm、0.8μm)、(1.5μm、0.5μm)、(1.6μm、0.4μm)であった。
【0043】
図5の比較例の積層セラミックコンデンサは、誘電体層11の厚みが9μm、有効誘電体層数100層、外形寸法2mm×1.2mm×1.2mm、有効電極面積0.78mm2 であり、内部電極層12の厚みは1.2μmであった。
【0044】
次にこれらの試料を、LCRメーター4284Aを用いて、周波数1.0kHz、入力信号レベル1.0Vrmsにて+25℃及び+125℃における静電容量を測定した。
【0045】
この結果、内部電極層が全ての層において単一の厚みによって構成されていた図5の比較例の場合、静電容量が0.5μF、+25℃の静電容量に対する125℃の静電容量の変化率は−16%であったのに対して、内部電極層を一層おきに1:1.2〜1:3.0の比率で異なる厚みを持つように形成した図2の積層セラミックコンデンサの場合、+25℃での静電容量はそれぞれ0.5μFであり、静電容量の変化率は−11%、−12%、−13%であった。インピーダンスアナライザ4194Aで測定した透過直列抵抗は87mΩであった。
【0046】
また、膜厚の比を1:4.0の比率で異なる厚みを持つように形成した場合には、静電容量が0.5μF、静電容量の変化率は−14%であった。
【0047】
実施例2
実施例1と同様にして図3に示すように積層セラミックコンデンサを作製した。この際、層厚部6の厚みと対向する内部電極層4の厚みの比を2:1とし、内部電極層4の膜厚部6の占める割合を全長の1/2とした。作製した積層セラミックコンデンサの層厚部6の厚みは1.6μm、対向する内部電極層4の厚みが0.8μmであり、誘電体層3の厚み9μm、有効誘電体層数100層、外形寸法2mm×1.2mm×1.2mm、有効電極面積0.78mm2 であった。
【0048】
このような積層セラミックコンデンサの静電容量が0.5μF、+25℃の静電容量に対する125℃の静電容量の変化率は−11%であり、インピーダンスアナライザ4194Aで測定した等価直列抵抗は64mΩであった。
【0049】
実施例3
実施例1と同様にして図4に示すような積層セラミックコンデンサを作製した。この際、内部電極層4a、4bの他端部を熱処理により酸化し、外部電極2と電気的に絶縁した。
【0050】
この時の層厚部6の厚みは、対向する内部電極層4a、4bの厚みの2倍とし、内部電極層4の層厚部6の占める割合を全長の1/5とした。作製した積層セラミックコンデンサの層厚部6の厚みは1.6μm、対向する内部電極層4の厚みが0.8μmであり、中央部付近の誘電体層3の厚み9μm、有効誘電体層数100層、外形寸法2mm×1.2mm×1.2mm、有効電極面積0.94mm2 であった。
【0051】
このような積層セラミックコンデンサの静電容量が0.6μF、+25℃の静電容量に対する125℃の静電容量の変化率は−11%であり、インピーダンスアナライザ4194Aで測定した等価直列抵抗は70mΩであった。
【0052】
【発明の効果】
本発明の積層セラミックコンデンサは、内部電極層に層厚部を設けるとともに、この層厚部は、前記内部電極層の外部電極に電気的に接続される側に形成されるとともに、前記層厚部の厚みが、この層厚部と誘電体層を介して対向する位置の内部電極層の厚みよりも1.2〜3倍厚く、かつ、前記層厚部と前記誘電体層を介して対向する位置の前記内部電極層の厚みが一様となるように形成したので、誘電体層と内部電極層との焼成収縮率の差にもかかわらず、内部応力が小さくなり、これにより、構造欠陥が少なくなり、静電容量の温度特性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層セラミックコンデンサの側面図である。
【図2】本発明の積層セラミックコンデンサのコンデンサ本体の断面図である。
【図3】本発明の他の積層セラミックコンデンサのコンデンサ本体の断面図である。
【図4】本発明のさらに他の積層セラミックコンデンサのコンデンサ本体の断面図である。
【図5】従来の積層セラミックコンデンサのコンデンサ本体の断面図である。
【符号の説明】
1・・・コンデンサ本体
2・・・外部電極
3・・・誘電体層
4・・・内部電極層
6・・・層厚部
7・・・酸化部

Claims (2)

  1. 誘電体層と内部電極層とを交互に積層してなるコンデンサ本体の両端に一対の外部電極を設けてなり、前記内部電極層の一端が前記外部電極に電気的に接続され、他端が前記外部電極と電気的に絶縁された積層セラミックコンデンサであって、前記内部電極層に層厚部を設けるとともに、該層厚部は、前記内部電極層の前記外部電極に電気的に接続される側に形成されるとともに、前記層厚部の厚みが、該層厚部と前記誘電体層を介して対向する位置の内部電極層の厚みよりも1.2〜3倍厚く、かつ、前記層厚部と前記誘電体層を介して対向する位置の前記内部電極層の厚みが一様であることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 内部電極層の他端部が酸化され、外部電極と電気的に絶縁されていることを特徴とすることを特徴とする請求項記載の積層セラミックコンデンサ。
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