JP3680268B2 - 風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器 - Google Patents
風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、広くは調理器機と調理容器に関するものであり、特に風化珊瑚を利用した加熱調理器機と調理容器に関するものである。就中、調理時に発生する加熱調理器機からの熱を主として利用して、風化珊瑚へのその熱刺激によって風化珊瑚からマイナスイオンを大量に放出せしめ、よってそのマイナスイオンでその調理品の味覚の向上を図る調理器機と調理容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンジやオーブンその他コンロ等の加熱調理器機は、料理の美味の為に調理品への加熱具合だけが考慮されているのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
もちろん、調理品への加熱具合は大変に大事なことではあるが、折角の熱エネルギーを料理の焼き具合のみ等の従来技術のみでなく、マイナスイオンの調理への利用を考慮すると、従来では出すことが不可能であった新たな調理技術がそこから生まれ、その利用が望まれる。
【0004】
珊瑚は、そのままの状態でも常時少量のマイナスイオンを発生し続けている。そして、これに振動、圧力、熱等のいずれかの外的エネルギーを与えることにより、より大量のマイナスイオンを発生させることができる。これを応用した発明である珊瑚を利用した調理器機と調理容器が望まれる。すなわち、この珊瑚から発生した大量のマイナスイオンの働きにより加熱調理された食品が見違えるほど美味になることを目的とした新たな調理器機と調理容器の開発が必要とされている。
【0005】
例えば、従来使用されている電子レンジやガスレンジの調理品を乗せるターンテーブルは、強度のみを保つものが使われていた。しかし、このターンテーブルを珊瑚製品に代えることにより、調理中に発生するマイナスイオンにより調理品がより美味になる。このような調理器具の開発により、新たな料理分野の調理技術の改良に役立つであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器は、以上の問題点を解決するために、加熱調理器機を珊瑚を用いたマイナスイオンを発生する調理器機としたものである。すなわち、珊瑚からのマイナスイオンの発生量増大に関する種々の外的エネルギーの利用の中で、本願発明においては加熱調理器機それ自体が有する熱エネルギーをそのまま利用することに着眼して、マイナスイオン発生の増大のための特別な外的エネルギーの投与手段を必要としない発明としたものである。
【0007】
しかして、風化珊瑚は、その存在状態によって大きく2つに区別できる。その1は、砂のような粒状物であり、その極端に紐かいものが粉状物である。もう一方は、岩石のごとき塊体状のものである。前者は塗料等に混入して塗布状のものにして他の物の表面に塗り付けたり等、そのままでは使用しにくい故に他のものに混入して用いる。そして、後者は、それをスライスしてタイル状にしたり、或いは容器状に加工したりして用いる。
【0008】
以下に、本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の具体的な構成を詳細に記載する。最初に、本発明の請求項1に記載した発明の風化珊瑚利用の加熱調理器機の構成を説明する。この発明は、まず、電子レンジのごとき加熱調理器機本体がある。そして、珊瑚含有耐熱性固着物がある。この珊瑚含有耐熱性固着物は、上記の加熱調理器機本体内の加熱調理部分に設けられたものであり、風化珊瑚の粉や粒が混入され且つ耐熱性の塗料やセメントその他焼成物原料のごとき耐熱性固着物原料を取り込み固化されたものであって、且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させるものである。
【0009】
つぎに、本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の請求項2に記載した発明の風化珊瑚利用の加熱調理器機の構成を説明する。この発明は、まず、電子レンジのごとき加熱調理器機本体がある。そして、風化珊瑚の塊を電子レンジのターンテーブル等に加工した珊瑚塊加工物がある。この風化珊瑚の岩石のごとき塊の珊瑚塊加工物は、上記の加熱調理器機本体内の加熱調理部分に設けられたものであって、且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させるものである。
【0010】
最後に、本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の請求項3に記載した発明の加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の構成を説明する。この発明は、まず、電子レンジのごとき加熱調理器機本体の加熱調理部分に用いられるものであり、風化珊瑚粉粒が耐熱性固着物原料に混入され形成固化されまたは風化珊瑚の岩石のごとき塊から加工形成されたものであって、且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させる風化珊瑚製耐熱性容器から成る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の一般的な実施の形態を述べる。これは、加熱調理器機が持つ熱エネルギーをそのまま使用するもので、この熱エネルギーを珊瑚含有耐熱性固着物または珊瑚塊加工物に投与する。そして、この熱エネルギーに刺激されて発生した大量のマイナスイオンを食事の料理やシフォンケーキ等に作用させるものである。
【0012】
【実施例】
しかして、本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器をその具体的な実施例を用いて添付の図面と共に詳細に述べる。まず、上述し、そして図1に示したように、本願発明は、外的エネルギーの中で加熱調理器機10が持つ熱エネルギーをそのまま使用するものである。そして、この熱エネルギーを、珊瑚加工物20である珊瑚含有耐熱性固着物21または珊瑚塊加工物22(図2参照)に投与するものである。すなわち、電子レンジMの風化珊瑚製のターンテーブルT(図3参照)とかケーキ焼き上げ用のカップ状の風化珊瑚製の容器(ケーキ型)C(図4参照)等にこの熱エネルギーを投与して、その風化珊瑚からマイナスイオンを大量に発生させるのである。そして、このマイナスイオンを調理品30である食事の料理やシフォンケーキCC(図4参照)等に作用させるものである。
【0013】
以下に、その具体的な実施例を述べる。まず、加熱調理器機本体である電子レンジMがある。そして、珊瑚加工物20の一つである珊瑚含有耐熱性固着物21がある。この珊瑚含有耐熱性固着物21は、風化珊瑚粒状物21aまたは風化珊瑚の粉末が混入され且つ耐熱性の塗料やセメントその他焼成物原料のごとき耐熱性固着物原料21bを取り込み固化されたものである。図2のAは、これを陶器状のタイルにした場合の一部省略側面図である。そして、この珊瑚含有耐熱性固着物21は、上記の電子レンジMの加熱調理部分に設けられている。これは具体的には、その珊瑚含有耐熱性固着物21を陶磁器状のタイルにした場合には、そのレンジMの内壁に貼り、陶磁器の電子レンジのターンテーブルTにした場合には、そのターンテーブルの位置である。
【0014】
つぎに、珊瑚加工物20が、珊瑚塊加工物の場合の実施例を述べる。すなわち、風化珊瑚が岩石のごとき塊の場合、その塊をそのまま削って加熱調理用の皿22(図2のBを参照)やケーキ型Cその他電子レンジのターンテーブルT等に加工することができる。もちろん、この風化珊瑚の塊の珊瑚塊加工物22は、上記の加熱調理器機本体内の加熱調理部分に設けられる。
【0015】
しかして、風化珊瑚製耐熱性容器について述べる。この一つは、風化珊瑚粒状物や粉末が陶磁器の原料や耐熱性塗料その他セメントや漆喰等の耐熱性固着物原料21bに混入され形成固化されたものである。また、別なものとしては、風化珊瑚の岩石のごとき塊を彫刻状に削ったり、皿22やケーキ型Cに加工したり、さらにはタイル状にスライスしたりして加工形成されたものから成る。もちろん、これも電子レンジM等の加熱調理部分に用いられるものである。
【0016】
また、オーブンも同様な仕組みで、調理品30の邪魔にならない場所に珊瑚加工物20を内部に入れて使う方法とか珊瑚で鍋を作って使用する方法や料理用の鍋とか窯の中に料理品30と一緒に珊瑚加工物30を入れて料理する方法などがある。特に、オーブンで調理するもので、高温で調理する場合には、遠赤外線の発生により調理品30がもっと美味になる。この味について、例えば、うなぎの蒲焼き、焼き鳥等を炭で焼いたものと電気で焼いたものとの味の違いと同じようなものである。幸にして、珊瑚は食品、食品添加物、カルシウム素材として厚生労働省から認可されたものであるために、食べてもカルシウムの補給になる歴史のある天然素材である。
【0017】
かようにして、風化造礁珊瑚に、振動、熱、圧力を加えると大量のマイナスイオンが発生することを応用して調理器具に珊瑚を使用して、大量のマイナスイオンを発生させて、食品の味を美味しくさせるものである。つまり熱を使う調理器具、例えば電子レンジ、業務用、家庭用オーブンなどで、パン、焼き鳥、ケーキ、焼き芋、焼き餅、煮物、暖め物、お酒のお燗等をする場合熱源のある調理器具の中に珊瑚を入れて置く事により、大量のマイナスイオンが発生して、発生するマイナスイオンによってこれらの食品の味をより向上させる事が出来ると同時に珊瑚からカルシウムをはじめ多くのミネラルが溶出してミネラル分の補給にもつながる。
【0018】
【発明の効果】
本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器は、以上のごとくになしたゆえに、珊瑚から自然に発生される極微量なマイナスイオンではなく、上記の加熱調理器機からの調理用の熱の強力な熱刺激をその風化珊瑚が受けて、マイナスイオンを大量に発生させる。それで、上記の課題を解決して調理品の味を今まで似ないものに向上させた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機と加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器の熱エネルギーが珊瑚に作用し、そのマイナスイオンが調理品に与える図式を表したブロックダイアグラムである。
【図2】本発明にかかる珊瑚加工物の一実施例であって、そのAは側面図であって、そのBは斜視図を示したものである。
【図3】本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機の一実施例の斜視図を示したものである。
【図4】本発明にかかる風化珊瑚利用の加熱調理器機の別の実施例の正面図である。
【符号の説明】
10 加熱調理器機
20 珊瑚加工物
21 珊瑚含有耐熱性固着物
21a 風化珊瑚粒状物
21b 耐熱性固着物原料
22 珊瑚塊加工物
M 電子レンジ
T ターンテーブル
C ケーキ型
Claims (3)
- 電子レンジのごとき加熱調理器機本体、該加熱調理器機本体内の加熱調理部分に設けられたものであり風化珊瑚の粉粒が混入され且つ耐熱性の塗料やセメントその他焼成物原料のごとき耐熱性固着物原料を取り込み固化されたものであって且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させる珊瑚含有耐熱性固着物、より構成されることを特徴とした風化珊瑚利用の加熱調理器機。
- 電子レンジのごとき加熱調理器機本体、該加熱調理器機本体内の加熱調理部分に設けられたものであり風化珊瑚の岩石のごとき塊のものであって且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させる珊瑚塊加工物、より構成されることを特徴とした風化珊瑚利用の加熱調理器機。
- 電子レンジのごとき加熱調理器機本体の加熱調理部分に用いられるものであって風化珊瑚粉粒が耐熱性固着物原料に混入され形成されまたは風化珊瑚の岩石のごとき塊から加工形成されたものであって且つ上記の加熱調理器機からの調理用の熱の熱刺激を受けてマイナスイオンを発生させる風化珊瑚製耐熱性容器、より構成されることを特徴とした加熱調理器機用風化珊瑚製調理容器。
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