JP3679265B2 - 電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステム - Google Patents

電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、届いた電子メールをユーザ毎に保存しユーザに送信する電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステムに関し、詳しくは、ユーザが通常利用するネットワークを介してメールを送信する場合と、電話回線を介してユーザの携帯通信端末装置に電子メールを送信する場合とがある電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
学校や企業に設けられるネットワークには電子メールサーバが設けられる。ユーザはそれぞれ固有のアカウントを持ち、メールを送信する場合はネットワークに接続されるパーソナルコンピュータなどから送信する。電子メールサーバはこのメールを受信すると、アカウント名に基づいてユーザ毎にメールを保存しておく。そして、ユーザが前記パーソナルコンピュータなどの電子メール受信端末から電子メールサーバに接続し、メールの受信要求を発したとき、電子メールサーバは、受信要求を発したユーザ宛てのメールを電子メール受信端末に送信する。
【0003】
近年の電子メール受信機能を備えた通信端末装置の普及により、ユーザが通常利用している企業内や学校内などのネットワークの電子メールサーバに届いているメールを、電話網を通じて外出先から通信端末装置で受信できるようになった。その実現方法の1つとして以下の方法がある。
【0004】
ユーザが通常利用するネットワークの電子メールサーバ(ここでは第1のメールサーバと呼ぶ)は、上述したように届いたメールをユーザ毎に保存しているが、この第1のメールサーバに対して、ネットワークを介して第1のメールサーバに接続する第2のメールサーバを設ける。第2のメールサーバは第1のメールサーバに接続して第1のメールサーバに届いているメールを全てコピーし、第1のメールサーバと同一のメールを取得する。この第2のメールサーバはデータ通信モデムを持ち、電話網に接続される。したがって、ユーザは通信端末装置を用いて電話網を介して第2のメールサーバに接続してメールを受信することができる。このようにしてユーザは外出先などから電話網を介して第1のメールサーバに届いているメールと同じメールを読むことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた方法では、ユーザが通常利用するネットワークを介して第1のメールサーバからメールを受信した後、通信端末装置を用いて電話回線を介して第2のメールサーバからメールを受信する場合、ネットワークを介して受信したメールを再び受信することになる。これはユーザにとって一度読んだメールを再度読むという手間が生じることになる。
【0006】
また記憶容量が少ない携帯通信端末装置などでは限られた記憶容量を無駄に使うことになる。また第2のメールサーバは第1のメールサーバの持つメールを全てコピーして取得するが、このとき既にコピーしたメールもコピーすることになるので無駄にメールをコピーすることになり、電子メールサーバの効率が悪くなってしまう。
【0007】
本発明の目的は、ネットワークと電話網とを介して電子メールを送信する電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステムにおいて、既に送付したメールを識別し、またサーバの効率を向上することができる電子メールサーバおよび電子メールの管理方法ならびに電子メールシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールサーバにおいて、
ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除する電子メールサーバを第1のメールサーバとする第2のメールサーバとしての動作時に、第1のメールサーバが保存するメールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信するメール識別情報受信手段と、
前記メール識別情報受信手段が前回受信したメール識別情報リストを保存するメール識別情報保存手段と、
前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するメール管理手段と、
を備えることを特徴とする電子メールサーバである。
【0009】
本発明に従えば、ネットワークは複数の電子メール受信端末を有し、このネットワークに電子メールサーバが接続される。さらにこの電子メールサーバは電話網にも接続される。電子メールサーバには、たとえばネットワークを介して電子メールが届けられ、ユーザ毎に届けられた電子メールを保存する。電子メールサーバにはユーザに電子メールを送付する第1メールサーバ第2のメールサーバとが設けられる。
【0010】
ユーザは、たとえばネットワークに接続される電子メール受信端末を用いてネットワークを介して第1のメールサーバに接続し、第1メールサーバから自分宛のメールを送信してもらう。またユーザは、たとえば通信端末装置を用いて電話網を介して第2のメールサーバに接続することができ、第2のメールサーバのメール管理手段から通信端末装置に自分宛のメールを送信してもらい。外部から自分宛のメールを読むことができる。したがって、ユーザがネットワークに接続される電子メール受信端末と、電話網に接続して使用する通信端末装置の2つの端末を利用する場合であっても、どちらの端末からでも自分宛のメールを受信して読むことができる。
【0011】
第1メールサーバはネットワークを介してメールを送付したか否かを記録し、第2メールサーバのメール管理手段は第1メールサーバから受信するメール識別情報リストに基づいて送付する電子メールを管理するので、たとえばネットワークを介して既に送付したメールは、第2メールサーバから削除するなどして、送付するメールを管理する。これによって電話網を介して通信端末装置で電子メールを受信するユーザは既にネットワークを介して読んだメールを受信することがなくなり、通信端末装置の記憶容量を無駄に使うことが防がれる。また前記第2メールサーバのメール管理手段は送付済みのメールを削除するのでなく、送付済みであることを示す情報をメールに付加するように電子メールを管理してもよく、たとえばユーザにはこの送付済みの情報のみを送信し、ユーザから要求があったときのみこの送付済みのメールを送信するように管理してもよい。
【0012】
また本発明の前記メール管理手段は、前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、最新のメール識別情報リストには存在せず、前回受信したメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを既読メールと判別し、保存している前記既読メールと判別した電子メールを削除することを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、第1メールサーバはメール毎に、たとえばID番号などのメールを識別する識別情報を記録する。またメールをネットワークを介して送付する毎に、送付したメールに対応する識別情報を削除する。
【0014】
第2メールサーバのメール管理手段は第1メールサーバに接続して第1メールサーバに保存されるメールをコピーして保存する。このときメール識別情報リストも受信して保存しておき、第1メールサーバに接続する毎に前回接続したときのメール識別情報リストと今回接続したときの最新のメール識別情報リストとを比較する。前回存在し、今回存在しない識別情報に対応するメールは第1メールサーバからネットワークを介してユーザに既に送信したものと判断し、このメールを削除する。これによってユーザが通信端末装置を用いて電話回線を介して第2のメールサーバからメールを受取るとき、第2のメールサーバのメール管理手段は既に送信したメールは送信せず、まだ送信していないメールのみを送信する。これによってユーザは既に読んだメールをもう一度読むといった手間が省かれ、また通信端末装置の記憶容量を無駄に費やすといったことが防がれる。
【0015】
また本発明の前記メール管理手段は、前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、最新のメール識別情報リストには存在せず、前回受信したメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを既読メールと判別し、保存している前記既読メールと判別した電子メールに、既読であることを示す情報を付加することを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、第2のメールサーバのメール管理手段は前回のメール識別情報リストと今回のメール識別情報リストとを比較することによって既にネットワークを介して送信したメールを識別することができ、このメールに送付済みであることを示す情報を付加する。ユーザが電話網を介して第2メールサーバに保存されるメールを受信するとき第2のメールサーバのメール管理手段は前述の送付済みであるメールに対しては、たとえば送付済みであることを示す情報のみを送信する。これによってユーザは同じメールを二度読む手間が省かれる。また、ネットワークを介して送信済みのメールであっても読む必要がある場合にはユーザはこのことを第2のメールサーバのメール管理手段に送信し、メール管理手段はこれに応答して送付済みのメールをユーザに送付するようにしてもよい。これによってユーザは送付済みのメールを受信するか否かを選択することが可能となる。
【0017】
さらに本発明は、複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールサーバとして、第1のメールサーバおよび第2のメールサーバを設け、
第1のメールサーバでは、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除するようにしておき、
第2のメールサーバでは、
第1のメールサーバが保存するメールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信して保存しておき、
最新のメール識別情報リストを受信すると、保存している前回受信したメール識別情報リストと比較し、
前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、
前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存することを特徴とする電子メールの管理方法である。
【0018】
本発明に従えば、複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールサーバとして、第1のメールサーバおよび第2のメールサーバを設ける。第1のメールサーバでは、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除するようにしておくので、識別情報が保存されている電子メールは、ユーザが第1のメールサーバからは読出していないことが判る。第2のメールサーバでは、第1のメールサーバが保存するメールについて、メール識別情報リストを第1のメールサーバから受信して保存しておく。第2のメールサーバが最新のメール識別情報リストを受信すると、保存している前回受信したメール識別情報リストと比較する。比較の結果、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別する。第2のメールサーバは、第1のメールサーバより、新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するので、既読メールを読出すことなく、効率の良い電子メールの閲覧が可能となる。
【0019】
また本発明の前記第1のメールサーバに保存される電子メールは、前記第2のメールサーバが電子メールを送付しても削除されないことを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、通信端末装置から電話網を介して第2のメールサーバからの送付を受けてメールを読むか否かにかかわらず、第1のメールサーバに保存されるメールが削除されたり、情報が付加されるなど書き換えられることはない。したがって、第1のメールサーバにネットワークしか接続されておらず、電子メール受信端末のみにメールを送信する従来の場合と同様に第1のメールサーバはメールの管理を行うことができる。これによって従来と同様に一元的にメールを管理することができ、従来どおりユーザに扱いやすいメールシステムを提供することが可能となる。
【0021】
さらに本発明は、複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールシステムにおいて、
ユーザ宛の電子メールを、各電子メールを識別する識別情報とともに保存し、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除する第1のメールサーバと、
第2のメールサーバであって、
第1のメールサーバが保存する電子メールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信するメール識別情報受信手段と、
前記メール識別情報受信手段が前回受信したメール識別情報リストを保存するメール識別情報保存手段と、
前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するメール管理手段と、
を備える第2のメールサーバとを、
含むことを特徴とする電子メールシステムである。
【0022】
本発明に従えば、電子メールシステムは、複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付するために、第1のメールサーバと第2のメールサーバとを含む。第1のメールサーバは、ユーザ宛の電子メールを、各電子メールを識別する識別情報とともに保存し、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除する。第2のメールサーバは、メール識別情報受信手段と、メール識別情報保存手段と、メール管理手段とを備える。メール識別情報受信手段は、第1のメールサーバが保存するメールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信する。メール識別情報保存手段は、メール識別情報受信手段が前回受信したメール識別情報リストを保存する。メール管理手段は、メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存する。第2のメールサーバは、第1のメールサーバより、新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するので、既読メールを読出すことなく、効率の良い電子メールの閲覧が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態である電子メールサーバ5を用いた電子メールシステム8の構成を示すブロック図である。本発明の電子メールサーバ5は第1のメールサーバ1と第2のメールサーバ2との2つのサーバから構成される。第1のメールサーバ1はLAN(local area network)などのネットワーク6に接続されており、第2のメールサーバ2は前記ネットワーク6を介して第1のメールサーバ1に接続されるとともに、データ通信モデム21を有し、このデータ通信モデム21を介して公衆電話網7に接続される。また、ユーザはそれぞれ固有のアカウントを持つ。第1のメールサーバ1は第1メール管理手段を有し、この第1メール管理手段は第1のメールサーバ1にアカウントを持つユーザ宛のメールを受信し、ユーザ毎にメールを保存するとともに、受信したメールをそれぞれ識別するための識別情報を記録している。ネットワーク6は、たとえば企業内あるいは学校内に設けられ、ユーザは通常このネットワークに接続されるパーソナルコンピュータなどの電子メール受信端末3を利用して第1のメールサーバ1に接続し、第1メール管理手段に保存される自分宛のメールを受信してメールを読むことができる。
【0024】
第2のメールサーバ2は第2メール管理手段を有し、この第2メール管理手段は第1のメールサーバ1に届いたメールのコピーを取得してメール保存部22に保存する。ユーザは、外出先などから通信端末装置4を用いて電話網7を介して第2のメールサーバ2に接続し、第2メール管理手段のメール保存部22に保存される自分宛のメールを受信して読むことができる。このようにしてユーザがネットワーク6に接続される電子メール受信端末3と電話網7を介して電子メールサーバ5に接続する通信端末装置4とを利用する場合、すなわちアカウントを2つの端末3,4で共通に持つ場合、ユーザはどちらの端末3,4からでも自分のアカウント宛のメールを読むことができる。
【0025】
第1のメールサーバ1の第1メール管理手段は、第1のメールサーバ1にアカウントを持つユーザA,B,…宛のメールを保存するとともに、前述したように各メールを識別する識別情報をメール毎に記録する。そして、ネットワークを介してユーザにメールを送信したとき、第1メール管理手段は送付したメールに対応する識別情報を削除する。このようにして、第1メール管理手段はネットワーク6を介してメールを送信したか否かを記録する。
【0026】
第2メール管理手段のメール保存部22は、各ユーザA,B,…毎のメールボックス10A,10B,…を有する。各ユーザのメールボックス10には第1のメールサーバ1に接続してコピーしたメールだけでなく、メール管理リスト、ユーザ情報、および前回接続時のメール識別情報リストが保存される。メール管理リストは、第2のメールサーバ2が有するメールのメール番号(メールを保存しているファイル名)と、その識別情報の組合わせのリストから成る。第2のメールサーバ2の第2メール管理手段は、このメール管理リストを用いてメールを管理する。ユーザ情報は、第1のメールサーバ1に接続する際に必要なアカウント名とパスワードである。また、前回接続時のメール識別情報リストは、前回第1のメールサーバ1に接続した際に、第1メール管理手段に記録される識別情報をコピーして作成したメール識別情報リストである。
【0027】
第2のメールサーバ2の第2メール管理手段の働きは大きく次の2つである。
【0028】
1)ネットワーク6を通じて第1のメールサーバ1に接続し、この第1のメールサーバ1の第1メール管理手段に保存されるメールのコピーを取得し、取得したメールをメール保存部22に保存する。
【0029】
2)データ通信モデム21を通じて第2のメールサーバ2に接続してきた通信端末装置4に対して、第2メールサーバ管理手段のメール保存部22に保存されている前記通信端末装置4のユーザ宛のメールの送信を行う。
【0030】
次に、図2を参照して第2のメールサーバ2の第2メール管理手段が第1のメールサーバ1よりメールのコピーを取得する手順について、既読メールと新着メールのチェック方法を含めて説明する。また、合わせて図3ではメール管理リスト、前回接続時のメール識別情報リスト、最新のメール識別情報リストの例を示し、各状態において、それぞれリストがどのように変化するかを説明する。ただし、ここでは第2のメールサーバ2と第1のメールサーバ1間のメール受信プロトコルがPOP3の場合について説明する。メール受信プロトコルは、POP3以外にIMAP4などがある。また、メールの識別情報には、POP3コマンドのUIDLコマンドにより得られるメールのunique-idを用いる。UIDLコマンドは、クライアントが、POP3サーバに対してメールのunique-idを問合わせるコマンドである。したがって、ここでは第2のメールサーバ2が第1のメールサーバ1に接続した際に、UIDLコマンドを送信することにより、第2のメールサーバ2は、第1のメールサーバ1が有するメールunique-idのリストを得ることができる。
【0031】
まず始めに、第2のメールサーバ2のメール保存部22のメール管理リストおよび前回接続時のメール識別情報リストが図3の状態1であったとする。このとき、ユーザが、通信端末装置4より第2のメールサーバ2に接続し、メール番号1,2のメールを受信したとする。すると第2のメールサーバ2の第2メール管理手段はメール番号1,2のメールを削除し、さらにメール管理リストのメール番号1,2に関する情報を削除してメール管理リストを更新する。(図3状態2)
次に第2のメールサーバ2の第2メール管理手段は、ネットワーク6を通じて第1のメールサーバ1に接続する。この接続のタイミングは、1)ユーザが予め設定した時間に行う、2)ユーザが予め設定した時間間隔で定期的に行う、3)ユーザが読み出し要求を行ったときに行う、などがある。
【0032】
(1)接続が行われると、まず図2に示されるように、まず最初に、第2のメールサーバ2の第2メール管理手段はUSERコマンドでユーザのアカウント名を送信する。このアカウント名と、次に述べるパスワードは、予めメール保存部22のユーザ情報に登録しておき、これを利用する。
【0033】
(2)第1のメールサーバ1の第1メール管理手段は指定されたアカウントを確認する。
【0034】
(3)第2のメールサーバ2の第2メール管理手段はPASSコマンドでパスワードを送信する。
【0035】
(4)第1のメールサーバ1の第1メール管理手段はパスワードによる認証を行う。
【0036】
(5)第2のメールサーバ2の第2メール管理手段はUIDLコマンドを送信し、第1のメールサーバが有するメールunique-idを問合わせる。
【0037】
(6)第1のメールサーバ1の第1メール管理手段は、メールボックスに存在するメールのunique-idのリストを送信する。これにより、第2のメールサーバ2の第2メール管理手段は第1のメールサーバ1のメールボックスに存在するメール1つ1つに割当てられたunique-idのリストを得ることができ、これに基づいてメール識別情報リストを作成する。
【0038】
ここでは、メールの識別情報としてUIDLコマンドにより取得したメールのunique-idを用いているが、それ以外にも、たとえばメールのヘッダ部分を取得し、取得したヘッダより抜出したメールの送信者(メールのヘッダのFrom:の値)とメールの受信日時(メールのヘッダのDate:の値)を組合わせた情報など、メールを識別できる情報であれば何でもよい。
【0039】
以上の処理により、ここでは図3状態3に示す最新のメール識別リストが得られたとする。つまり、これは現在第1のメールサーバ1がid3,id5,id6,id7のunique-idを持つメールを保持していることを表す。
【0040】
(7)次に、今回取得した最新のメール識別リストと第2メール管理手段のメール保存部22に保存している前回接続時のメール識別情報リストとを比較して既読メールと新着メールのチェックを行う。
【0041】
まず最新のメール識別情報リストに含まれておらず、前回接続時のメール識別情報リストには含まれるunique-idを調べる。図3状態3に示す例では、id2,id4がこれに該当する。これは、ユーザが電子メール受信端末3より第1のメールサーバ1に接続し、id2,id4のメールを受信したため、前記メールは第1のメールサーバ1から削除されたことを意味する。したがって、前記メールは既読メールとして第2のメールサーバ2が前記メールを有する場合、これを削除する。
【0042】
図3状態3に示す例では、メール管理リスト2にid2に関する情報がないので、id2のメールは既に第2メールサーバ2の第2メール管理手段より削除されている。したがって、第2のメールサーバ2の第2メール管理手段はメール保存部22に保存されるid4のメールのみを削除し、メール管理リストのid4に関する情報も削除する。(図3状態4)
これにより、ユーザが電子メール受信端末3で受信したメールを再び通信端末装置4で受信することが防がれる。
【0043】
第2のメールサーバ2が既読メールを有する場合、上述したように本実施形態ではメールを削除したが、本発明の他の実施形態として、既読メールのヘッダ、あるいは本文に既読メールであることを知らせる情報を追記してもよい。これによりユーザが再び前記メールを通信端末装置4で受信した場合もこのメールが既読メールであることを容易に認識することが可能となる。
【0044】
次に、逆に最新のメール識別情報リストに含まれており、前回接続時のメール識別リストには含まれていないunique-idを調べる。図3状態4に示す例では、id6,id7がこれに該当する。これは、前記メールは、第1のメールサーバ1が有しているがまだ第2のメールサーバ2には取込まれていないメールであることを意味する。したがって、前記メールを新着メールとして第2のメールサーバ2は第1のメールサーバより前記新着メールだけを取得すればよい。
【0045】
(8)第2のメールサーバ2の第2メール管理手段は、上述した処理で得られた取得するメールのunique-idの番号を指定して、RETRコマンドを送信する。RETRコマンドは、メールサーバに対して、指定した番号のメールのダウンロードを要求するコマンドである。
【0046】
(9)第1のメールサーバ1は指定されたメールの送信を了解し、メールの本体を送信する。
【0047】
取得するメールが複数ある場合は、上述した(8)、(9)の作業を繰返す。
【0048】
図3状態5に示す例では第2のメールサーバ2の第2メール管理手段は第1のメールサーバよりid6,id7のメールを取得し、これをそれぞれメール番号1,2のメールとして保存し、その情報をメール管理リストに追加している。
【0049】
最後に、最新のメール識別情報リストを前回接続時のメール識別情報リストにコピーし、前回接続時のメール識別情報リストを更新し、最新のメール識別情報リストを削除する。(図3状態6)
本実施形態ではメールサーバは第1のメールサーバ1と第2のメールサーバ2の2つから構成されるものとしたが、本発明の他の実施形態として物理的に1つの電子メールサーバに第1メール管理手段と第2メール管理手段とを備える構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ネットワークを介して電子メールを送付したか否かを記録する第1メールサーバから受信するメール識別情報リストに基づいて第2のメールサーバのメール管理手段は送付するメールを管理するので、既読済みのメールを送付するといったことが防がれる。
【0051】
また本発明によれば、第2のメールサーバのメール管理手段は第1のメールサーバに接続する毎に前回接続したときの識別情報と最新の識別情報とを比較することによって既読メールを容易に判別することができ、この既読メールを削除することによってユーザに既読メールを送信するといったことが防がれる。
【0052】
また本発明によれば、メール識別情報リストに基づいて既読メールを識別したとき、この既読メールは送付済みであることを示す情報を付加することによってユーザは既読メールであることを容易に認識することができる。
【0053】
さらに本発明によれば、電子メール識別情報リストに基づいて第2のメールサーバが第1のメールサーバからコピー済みのメールを容易に判断することができるので、これによって既にコピーしたメールを再びコピーするといったことが防がれ、コピー時間を削減し、電子メールサーバを効率よく利用することができる。
【0054】
また本発明によれば、第1メールサーバは第2のメールサーバに依存しないので、従来どおりメールを管理することができる。
【0055】
さらに本発明によれば、電子メールサーバを第1のメールサーバと第2のメールサーバとの2つのサーバによって構成して、効率の良い電子メールシステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である電子メールサーバ5を用いた電子メールシステム8の構成を示すブロック図である。
【図2】第2のメールサーバの第2メール管理手段が第1のメールサーバ1の第1メール管理手段よりメールのコピーを取得する手順を説明する図である。
【図3】メール管理リスト、前回接続時のメール識別情報リストおよび最新のメール識別情報リストの例と、それぞれのリストの各状態における変化の例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のメールサーバ
2 第2のメールサーバ
3 電子メール受信端末
4 通信端末装置
6 ネットワーク
7 電話網
8 電子メールシステム
10 メールボックス
11 データ通信モデム
22 メール保存部

Claims (6)

  1. 複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールサーバにおいて、
    ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除する電子メールサーバを第1のメールサーバとする第2のメールサーバとしての動作時に、第1のメールサーバが保存するメールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信するメール識別情報受信手段と、
    前記メール識別情報受信手段が前回受信したメール識別情報リストを保存するメール識別情報保存手段と、
    前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するメール管理手段と、
    を備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  2. 前記メール管理手段は、前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、最新のメール識別情報リストには存在せず、前回受信したメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを既読メールと判別し、保存している前記既読メールと判別した電子メールを削除することを特徴とする請求項1記載の電子メールサーバ。
  3. 前記メール管理手段は、前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、最新のメール識別情報リストには存在せず、前回受信したメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを既読メールと判別し、保存している前記既読メールと判別した電子メールに、既読であることを示す情報を付加することを特徴とする請求項1記載の電子メールサーバ。
  4. 複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールサーバとして、第1のメールサーバおよび第2のメールサーバを設け、
    第1のメールサーバでは、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除するようにしておき、
    第2のメールサーバでは、
    第1のメールサーバが保存するメールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信して保存しておき、
    最新のメール識別情報リストを受信すると、保存している前回受信したメール識別情報リストと比較し、
    前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、
    前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存することを特徴とする電子メールの管理方法。
  5. 前記第1のメールサーバに保存される電子メールは、前記第2のメールサーバが電子メールを送付しても削除されないことを特徴とする請求項4記載の電子メールの管理方法。
  6. 複数の電子メール受信端末を有するネットワークおよび電話線に接続され、ユーザ毎に電子メールを識別情報とともに保存し、ネットワークおよび電話網を介して要求されるとユーザに電子メールを送付する電子メールシステムにおいて、
    ユーザ宛の電子メールを、各電子メールを識別する識別情報とともに保存し、ユーザに電子メールを送付すると識別情報も削除する第1のメールサーバと、
    第2のメールサーバであって、
    第1のメールサーバが保存する電子メールについて、識別情報のリストであるメール識別情報リストを第1のメールサーバから受信するメール識別情報受信手段と、
    前記メール識別情報受信手段が前回受信したメール識別情報リストを保存するメール識別情報保存手段と、
    前記メール識別情報受信手段が受信した最新のメール識別情報リストと、前記メール識別情報保存手段が有する前回受信したメール識別情報リストとを比較し、前回受信したメール識別情報リストには存在せず、最新のメール識別情報リストには存在する識別情報で識別される電子メールを新着メールと判別し、前記第1のメールサーバより、前記新着メールと判別した電子メールのコピーのみを取得し、保存するメール管理手段と、
    を備える第2のメールサーバとを、
    含むことを特徴とする電子メールシステム。
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